Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

エリザベート王妃国際コンクール@Brussels

2008-05-22 21:15:53 | コンサート

2008521日。Palais des Beaux-Arts de Bruxelles。

Dsc01082

Lim Changhan (Korea)

Jules Massenet : Ce breuvage pourrait me donner un tel reve

Giuseppe Verdi : O carlo ascolta

Charles Gounod : Oh sainte medaille

Gioashino Rossini : Sois immobile

Maurice Ravel : Chanson romanesque

Guiseppe Verdi : Per me giunto

Elizabeth Bailey (UK)

Vincenzo Bellini : Eccomi in lieta vesta

Gaetano Donizetti : Ah! Tardai troppo

Walfgang Amadeus Mozart : Et incarnates est

Leonard Bernstein : Glitter and be gay

Szabolcs Brickner (Hungary)

Gustav Mahler : Regelge ? Um Mitternacht

Benjamin Britten : Royaute

Giacomo Meyerbeer : Pays merveilleux

Giuseppe Verdi : O, figli

Pyotr Tchaikovsky : Kuda, Kuda

エリザベート王妃国際音楽コンクール、今年は声楽部門。Final初日を聴いた。

舞台-コンクール特有なのだろうか。オケも緊張している風(指揮は大野和士)。これだけ多様な曲を弾かなければならないのは気の毒だ。ショパンコンクール等で同じピアノ協奏曲を繰り返し弾かされるのと、どちらがイヤだろう?

Finalist達-このdemandingなことで知られるコンクールでは、選ばれるまでFinalのリスト(何を歌うのか(弾くのか))を知らないらしい。それを1週間で準備して、舞台では続けざまに気持ちを切り替えながら歌わ(弾か)なければならない。各々きちんと自分の特徴(長所)を引き出す曲をLastに選曲していて感心。

聴衆-すごい。プログラムに結構皆メモっている!素晴らしい演奏にはブラボーを惜しまない。

ARTEというTV会社がライブ放送をしていた(http://www.cmireb.be/fr/p/2/8/15/72/televisie.htmlこのサイトからvideo/liveの視聴可)。休憩時間に見たら、なぜピアノやヴァイオリンに強い日本人がFinalに一人も残らず、韓国人が強いのか(今回Final2人の韓国人が入っている)?という議論をしていた。解説者は、日本人は技術には優れているが(=歌は技術だけじゃない←他の楽器もそうだと思うけれど?)。。。教育システムも違って、韓国ではかなり早いうちから海外で研鑽を積むものが多い、みたいな事を言っていた。業界に関する知識がないのでコメントできないが、そうなのだろうか?

「王妃」と冠されている通り、ファビオラ王妃もご臨席。偶然到着が同じタイミングだった。ドレスと共布の大変美しい碧いシルクのスカーフをされていらした。会社の重役の女性と雰囲気が似ている。とても素敵な方だった。