友人ご夫妻とサンデーランチに出かけた。場所はSouth Croydon駅近く。
久しぶりの好天で気持ちも晴れやか。駅前はごく普通の住宅街で、こんなところに「美味しい」お店があるのか?と少々不安に。
内装もなかなかしゃれていて、期待度up。
まずは、前菜。隣のテーブルを見ながらチョイスした生ハムメロン。以前にも書いたとおりそれほど得意でないが、アスパラガスが売り切れだったので、「ロックフォールチーズ入り」に惹かれて選択。
ロックフォール、美味しい。チーズは後から胃にもたれるので注意しなければならないが。。。
友人(旦那様)の選択、タルタルステーキ。前菜、というよりはメイン並みの量である。
タルタルステーキの上には玉子の殻。中には黄身が入っていた。上にオイルサーディンで蓋。美味しいから、と少し分けていただいた。生の黄身は久しぶりに頂いた。甘味が口に広がり、懐かしさを感じる。
メイン、私の選択はスズキ。皮がパリッと焼けている。こちらで頂くにしては臭みが無い。コルジェットと香草(シソのような)の付け合せも美味。エクストラバージンと思われるオリーブオイルも薫り高い。
友人(奥様)選択のポーク。リンゴのチャツネとの相性が抜群だった、とのこと。
友人(旦那様)選択のカスレ。店名の由来にもなっている。看板料理なのだろう。上に掛かった焦がしたパン粉が美しい!(実際とても美味だったとのこと)
こちらのカスレはトゥールーズ風、との事。鴨のコンフィは入っていたのかしら?私が味見させて頂いた部分は豚フィレ肉のような柔らかいお肉だった。セロリやニンジンといった香味野菜、勿論白いんげん豆、となかなか体にも良さそう。以前東京で頂いたものよりあっさりした印象。
そして、お待ちかね、デザートのお時間!!
奥様と私は2人からというタルトタタンをシェア(2人で+5£)。リンゴは熱々、酸味が立って、生地はさくさく、美味、美味。カラメリゼされた砂糖(&水あめ)が口の中で凝固!暫く、話もできずにもぐもぐと口を動かす奥様と私。
旦那様はクリームブリュレ。これも美味だったとのこと。
追加料金を除いて一人19.5£。これはかなりお値打ち(ロンドン的には-日本円に換算しないでください)。素材も近くにマーケットがある(友人情報)からか、とても新鮮。なんだ、ロンドンにもあるんじゃない、まともな食材。
こういうお店に出会うと、他にも良いお店があるのではないかと期待してしまう食いしん坊の私。