イェーテボリ、三度。今回はGustavoがモーツァルトのC-minorミサを振るので。
コペンハーゲンから3時間半電車に揺られてイェーテボリに。夕方近くになって、お天気がとても良くなってきた。
宿泊しているホテル近くの教会。街は丁度新緑が出揃い、美しい季節である。
夕方のイェーテボリ-と言っても、既に21時を過ぎている。北欧の初夏は本当に日が長い。
面白いことに、この街の「流行」(?)は水兵服姿で街に繰り出すことらしい。彼らは昔の日本の暴走族よろしく、改造車やちょっと高級系の車に乗って街を走り抜け、バーに屯している。
最初はGustavoがこの街のオーケストラの主席指揮者をしている、という以外、何の興味もなかったイェーテボリだが、なぜこの小さな街が非常に高い文化水準を保っているのか、とても不思議になってきた。
2010-2011はGustavoがマラ6やブラ1(この日は先日Wigmore Hallで気に入ったクラリネット奏者Martin Frostとの競演もあり)を振るので、また戻ってくるに違いない。折角だから、街の歴史、文化史をちょっと紐解いてみようか、などと思う今日この頃である。