月の瓶詰~ブログ版~

こぼれゆく時の欠片を瓶詰に。

「GANTZ PERFECT ANSWER」感想。

2011-04-24 11:51:16 | モノガタリ
はじめに。
こういう作品が、予定どおり公開されたことに感謝します。
もしかして延期もあるかな…と思っていました。


さて。
前作でも「ここまでやりますか!?」と驚いた訳ですが。
目じゃないです。
一般人を巻き込んで、撃つわ斬るわ爆破するわ…。
普通の作品だったら踏みとどまるところを、あっさり越えていきます。
凄絶の一言。
よくぞここまで…。


結末について。
玄野くんだったらそういう答えを出すだろう、という予感はありました。
ありましたが…、「計ちゃん、そりゃないよ」と思ってしまいました。
物語の到達点としては納得できます。
そうするしかないということも、分かります。
でも、空洞を抱えた多恵ちゃんはどうするんだよう。

たとえ記憶は消えても、心はきっと、おぼえてる。
高瀬綾さんの『くるみと七人のこびとたち』や
浅田次郎さんの『地下鉄に乗って』が頭の中をぐるぐる…。


まだしばらく気持ちの整理がつきません(^^;
地上波放送は望むべくもないので、DVDを買うことになりそうです。