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韓国ドラマ「黒い太陽」あらすじと感想、ナムグン・ミンの壮絶な復讐劇

2023-01-31 | 韓ドラ か行、くけこ


韓国ドラマ「黒い太陽」あらすじと感想、最終回。
MBC開局60周年記念作品で総制作費約14億円を投じた超大型作品。
役作りのため肉体改造が話題となったナムグン・ミンが記憶を失った国家情報院の要員を熱演し彼の脇目も振らずに任務に就く姿は怖さを感じるほど強烈なインパクトで迫ってきます。
特に役になりきっているなぁと感じるのは歩き方と鋭い眼差しです。
死んだはずのジヒョク(ナムグン・ミン)が記憶を失ったままの状態で国家情報院に復帰したところから物語は進んでいきますが、見どころは、ジヒョク(ナムグン・ミン)の血まみれの格闘からスリル満点のカーチェイスは今までで最高の迫力ある映像が映し出されています。
また、記憶を失ったままの復讐劇ですが、ジヒョク(ナムグン・ミン)はなぜ記憶を失ったのか?そして、内部の裏切者は誰なのか?1つずつ謎を解いていく段階にドキドキハラハラ引き込まれていきますが、なかなか謎が解けないくらい、国家情報院内部の敵と味方が2転3転とくるくると変わり、なかなか定まらないのです。
更に敵視する同期だったスヨン(パク・ハソン)やジヒョク(ナムグン・ミン)の相棒となるユ・ジェイ(キム・ジウン)も謎の人物で事実を隠している登場人物がたくさん登場します。
その謎の人物の中で唯一女性の上司を演じたト・ジンクス第二次長役のチャン・ヨンナムさんがとても綺麗で貫禄があってカッコ良かったです。今までのチャン・ヨンナムさんとは別人のようなキャストでした。さすが女優さんですね!
またその謎の多い人物の登場から、謎に満ちたストーリー展開がイマイチ分からなくなる時があって、ついて行くのが難しかった部分が多くありました(笑)でも?もしかして、私だけかも・・・?(笑)
とにかく、ミステリアスな男たちの壮絶で非情な戦いのドラマでした。
相棒役のキム・ジウンさんは「わずか1000ウォンの弁護士」でも共演されていますね!
大ヒットした、このドラマも楽しみです!
そして、ナムグン・ミンさん、ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに

1話(ネタバレあり)
国家情報院の要員として最高のエージェントと呼ばれたジヒョク(ナムグン・ミン)は任務の遂行中に死亡する。ところが1年後に密入国者たちが乗っていた船の中でジヒョクが発見されるのです。その密航船の中では強制的に臓器の摘出が行われていたのですが、通報者がいて警察が出動したのです。
またジヒョク(ナムグン・ミン)の身体には長期にわたる拷問の跡があり、記憶を消す薬物が検出され、失踪からの1年の記憶がありませんでした。
何も思い出せないまま孤独と虚しさを感じている時、同期だったスヨン(パク・ハソン)から電話がかかってきます。聞きたいことがたくさんあったけど記憶がないなら無理ねと言い、あんたは自分の目標が先で私たちを同じ同僚、仲間だと思ったことが一度もなかったと告げます・・・
そして、お願いだから今度は一番近くにいる同僚から守ってと約束するのです。
その後、ジヒョク(ナムグン・ミン)は海外情報局のカン局長の指示で犯罪情報統合センターの現場支援チームで働くことになります。
そして、犯罪情報統合センターの上司ハチーム長は以前から対立している人物だったのです。
2話
その後、記憶を失くす前の自分が残した動画のメッセージをみて国家情報院の内部に裏切り者がいることを知り、その者を捜すために記憶を自ら消したというメッセージからジヒョクは一人で動き始めます。上司のト・ジンクス第二次長、カン局長、ハチーム長、そしてスヨン(パク・ハソン)まで疑いの目を向けます。
そして、自分たちが追っていた中国の華陽派から調べはじめます。
ところが1年前にジヒョクたちが追っていた中国の麻薬密売組織の華陽派のナンバー2であるチャンが韓国内で逮捕され、ジヒョクが取り調べを行うことになりますが、チャンはジヒョクのことを知っているようなそぶりを見せます。
その後、警察署を襲撃した華陽派のファン・モスルから警察署内で殺されるチャンです。
その時の映像から見覚えのある顔を発見したジヒョクはその男が中国での情報屋のイ・チュンギルだと思い出しますが、1年前の犯人もあいつだったのか?と疑うジヒョクはまた一人で動き出します。
3話
また一方で、ジヒョク(ナムグン・ミン)のパートナーになったユ・ジェイ(キム・ジウン)は、情報分析室にいる同僚から情報を得て、それをジヒョクに教え、これから行動を共にしたいと持ち掛けます。このユ・ジェイ(キム・ジウン)もワケありな人物で、ジヒョク(ナムグン・ミン)に近づいて来た秘密がありそうです・・・?
そして、ユ・ジェイ(キム・ジウン)の協力を得て、ジヒョクは情報屋のイ・チュンギルに会うことができ、あの中国での1年前のことをたずねます。そしてイ・チュンギルはジヒョクと一緒にいた二人の同僚のうちの一人が情報を流していたようだと話しますが、イ・チュンギルは去っていく時に麻薬を宅配で送っていた送り先をジヒョクの車の中に置いていきます。
ジヒョク(ナムグン・ミン)は韓国にやってきた華陽派のファン・モスルを見つけ出すことに必死になりますが逆にファン・モスルに拉致されてしまいます。
ところが、ジヒョクは華陽派のファン・モスルのアジトを見つけるためにわざと捕まったのです。
4話
また一方で国家情報院のサーバーがハッキングされる事件が発生し、昨年の機密資料だけがハッキングされていました。
ユ・ジェイ(キム・ジウン)は自分が慕っていた1年前に亡くなった技術開発チームのチェ・イルラク課長の息子サンギュンが犯人だと気が付きます。
そんな時、ジヒョク(ナムグン・ミン)は技術開発チームのチェ・イルラク課長が1年前に自殺したことを知るのです。
息子のサンギュンは逃げ回っていますが、やっとユ・ジェイ(キム・ジウン)とチャットで連絡がとれましたが、彼はジヒョク(ナムグン・ミン)に会いたいと知らせてきます。
その後、息子のサンギュンは第1次長側のスヨン(パク・ハソン)に捕まってしまいますが、今度はサーバー全体がハッキングされているのです。
取調室の中で息子のサンギュンは「お前たちは自分たちの失敗を隠すために父さんを殺した」と言い、お前たちの破滅を願っていると強い態度を示します。
国家情報院内部の嘘をどうやって事実とすり替えるのか嫌なほど見てきたサンギュンは「国家のためだと?」ふざけるな!皆、化け物だ!と言い、最後にハン・ジヒョクを呼んでくださいとイ・イナン(イ・ギョンヨン)第一次長に伝えます。
そして、二人だけで話すことになったジヒョクはサンギュンに同じ「共通の敵」を追っているんだから、お前の復讐は俺に任せろと静かに説得します。
サンギュンはまた内緒でジヒョクに電話をかけて、本当は父さんはその人を知っていた、丹東からの連絡を最後に受けた人は・・・ソ・スヨンという人だったと・・・
5話
それを聞いたジヒョクはスヨンが1年前の事件に関わっていると疑い、自分の気持ちを抑えられなかったジヒョクは暴力を振るってしまいます。
スヨンは病気だからとジヒョクを許すのですが、国家情報院内での立場は最悪になるジヒョクです。ところが、スヨン(パク・ハソン)も病気を患っていて、国家情報院の組織の仕事にストレスを感じ、そのせいで鬱とパニック障害になっていて薬を飲んでいることをジヒョクは知ります。
そんな中、スパイ容疑のかかった記者チョン・ギソンを調べるようにスヨン(パク・ハソン)から指示があり、ジェイ(キム・ジウン)は記者チョン・ギソンの出入国記録とチョン・ギソンの従妹の証言の日にちが異なっていて、従妹に直接話を聞こうとしますが、急死したのです。
チョン・ギソンは北に行ってないのと従妹の急死は何か関係があるはずだとスヨンに伝えますが、スヨンはすべて秘密にするようにジェイに言います。すべて国家情報院のチャン・チョンウのせいですかとジェイは問いかけます。
すぐにジェイ(キム・ジウン)が危険にさらされ、ジヒョクはスヨンに電話をかけます。
二人が会っているとき、スヨンが街中で何者かに銃撃されますが、防犯カメラにはジヒョクが撃った嘘の映像が映し出されていたのです。
6話
防犯カメラの映像が証拠となって容疑者として逮捕されたジヒョクですが、「絶対にこの事件には黒幕がいる、再調査をするべきです」と問い詰めるのは、ト・ジンクス(チャン・ヨンナム)第二次長だけでした。
スヨン(パク・ハソン)は意識不明の重体ですが、銃撃された時に「カン局長を信じてはだめ」という言葉をジヒョクに残します。
その後、移動中に逃亡するジヒョクですが、更に一緒にいたカン局長もジヒョクが銃撃したという疑いまでかけられてしまいます。
ジェイ(キム・ジウン)に助けられたジヒョクはジェイが要員になった本当の理由を知り、お互いに信頼関係が生まれてきます。
そんな中、ジェイ(キム・ジウン)のデスクのパソコンに内部プロジェクトの番号が張られてあり、誰かが映像の仕組みのからくりを教えてくれたのです。誰が情報をくれたのでしょうか?
ジェイはスヨンの犯人を捜し出し、ジヒョクに伝えます。ジヒョクは犯人に黒幕は誰なのか問いただしますが、自ら青酸カリを飲んで自害します。
また、記者チョン・ギソンの命を救ったジヒョクとジェイの二人・・・
ところが・・・スヨンを襲撃したという濡れ衣を着せられているジヒョクの真実を証明する防犯カメラ映像の原本をジェイが削除してしまいます。
ここにきて、ジヒョクを裏切るジェイの本当の正体は何者なのでしょうか?



7話
その後、何者かがト・ジンクス(チャン・ヨンナム)第二次長に捏造前の本物の映像を送ってきます。これでスヨン銃撃の犯人という濡れ衣を晴らすことができたジヒョクですが、周りでは重要な秘密を握っていたスヨンが銃撃され死亡、一人生き残ったチャン・チョンウも殺されてしまいます。 一度自分を裏切ったジェイを完全に信用することは出来ませんが、チャン・チョンウ殺害を捜査するためにジェイが必要なジヒョクは協力を求め、二人で動き出します。
ジヒョクは今までのことを整理し、内部事情は部下だったギョンソクを通してスヨンが知り、そこからカン局長の耳に入り、血の金曜日事件は常務会(元国家情報院たち)の仕業だったことが分かり、彼らはお互いを知ることはなく携帯の情報端末器だけで繋がっている組織だったのです。
そして、カン局長と常務会は関係があるのか?
常務会が名簿を流出させたのなら、それは一体何のために?どのような思惑があったのか?
その後、ジヒョクとジェイは常務会のトップのチョン・ピョンイルが入院している病院を探し出すのですが、その病院は謎だらけの建物だったのです。
8話
そして、二人の前に現れた人物は常務会とは関係がない闇の権力者ペク・モサ(ユ・オソン)でした。ペク・モサが二人の前でわざとチョン・ピョンイルを殺します。
ジェイは闇の権力者ペク・モサ(ユ・オソン)が自分の本当の父親かも知れないとカン局長から聞かされますが、確かな証拠はありません・・・
ペク・モサはチャン・チョンウとチョン・ピョンイルの二人を殺すということは常務会に対する一種の警告ではとジヒョクは感じています。そして、最後のメッセージは遠くではなく答えは近くにあるはずだというのです。常務会のトップは国家情報院の中にいるのでしょうか?
そして、事件の責任を取って海外パートのト・ジンクス第二次長が辞任したことにより、イ・イナン(イ・ギョンヨン)第一次長は国内パートを強化し海外パートを縮小しようと院長に伝えます。去っていくト・ジンクス第二次長はジヒョクにカン局長の監視を最後にお願いするのです。
9話
また、ジヒョクは再び過去の自分から送られてきた動画を見て、1年前の事件当時の裏切り者の内通者が同じ同僚だったキム・ドンウクだったことを知ります。そして、キム・ドンウクに指示を出していた黒幕が誰なのかいまだに分っていないのです。
これから1週間後に最後の動画を送るので、その前に同僚を殺したのが誰なのか、その裏切者を必ず捜せと言い、裏切者を見つける前には絶対に動画を見てはいけないと更に忠告します。
そして、ジヒョクはすぐにキム・ドンウクの周囲を調べはじめます。
一方で、ジェイはト・ジンクス第二次長が父を北に送ったと聞き、そのジンクスからジヒョクに携帯を盗聴されていたことを知ります。
自分が利用されていたことに深い怒りを感じたジェイは二人の関係を解消します。
ジヒョクはこのままだと次は敵として会うことになるぞと忠告します。
ところが、この会話をイ・イナン(イ・ギョンヨン)第一次長が盗聴していたのです・・・
そして、イ・イナン第一次長の部下になったジェイは新たな任務に就くのです。
ジヒョクは1年前の事件を調べている中で、中国の華陽派と常務会とペク・モサ(ユ・オソン)の繋がりを見つけますが、ペク・モサから「お前は復讐を考えているようだが、それが死んだ同僚のためなのか、それともお前自身のためなのか、よく考えろ」と意味深な言葉をかけられます。
それによって、復讐の相手が変わってくると言うのです・・・
また、ジェイは父を北に送ったのがイ・イナン第一次長だったことを知り、ジヒョクはもし本当にペク・モサが父親だったらどうする?と問いかけます・・・
そして、裏切者はイ・イナン第一次長だったのです。
10話
最後の動画が送られてきて、1年前に同僚を殺したのは「ハン・ジヒョク、お前だ」という最後の動画を見たことをきっかけに1年前の記憶が戻るジヒョクですが、同僚二人に対する疑惑がまた疑惑を呼び、最後に仕方なくキム・ドンウクを撃ってしまったのがジヒョクだったと知り大きなショックを受けるジヒョクです。
自分が同僚を殺し、依然として内部にはまだ裏切者がいて、その人物が誰だか分るまで何も考えられずに自分は地獄に落ちるように狂っていったのです。そして、その記憶を消すことで今の自分を殺そうとしたのです。
衝撃を受けているジヒョクにジェイは本当の犯人は自分の目的のためにジヒョクたちを利用した上官たちで、ジヒョクではないと慰め、同僚だからジヒョクを信じていると告げます。
その後、カン局長はジヒョクの両親の殺害捜査資料を見せて、子供の時、自分が父親を撃ったと思っていた記憶が、間違った記憶だと知ります。
カン局長は1年前のお前の記憶も一部の記憶だけかもしれない、その先に何があるか分からないが自分のためにも進むんだと説得します。
11話
ところが、ジヒョクはイ・イナン第一次長から、1年前の事件や北のリ・ドンチョル殺害がすべて
ペク・モサの仕業だと聞かされますが、同じ日にイ・イナン第一次長がペク・モサから襲われる事件が発生します。それに気が付いたジヒョクはイ・イナン第一次長を助けに行きますが、これにも仲間たちの裏切りがあり、もう誰が味方で敵か分からなくなる国家情報院の内部です。
そして、ペク・モサが韓国に戻ってきて一体何を企んでいるのか? 自分と同僚の二人とイ・イナン第一次長・・・ 全てがヤツの思惑通りになったと気付いたジヒョクはその最後の探しものがペク・モサだったと改めて知るのです。そして、すべてを阻止しなければいけないと強く心に決めます。
その後、ペク・モサは私の過ちだと言うト・ジンクス第二次長はTFチームを作って、ジヒョクたちと動き出します。
ジヒョクとジェイは1年前に亡くなった国家情報院の技術開発チームのチェ・イルラク課長の息子サンギュンがペク・モサに協力していることを知ります。
ある廃工場がアジトだと分かり、警察の特攻隊と一緒に侵入し、ジヒョクはペク・モサを見つけますが、危険になったジヒョクを助けるためにジェイが駆けつけて「父さん、私よ、覚えてないの?」と言ってペク・モサを銃撃します・・・
12話(最終回)
汝矣島で通信や電子関係が遮断される故障が発生します。
これにより大手銀行が全面的にストップされ、銀行業務が一時停止されました。
ジェイはペク・モサが計画していたのが、銀行のデーターセンターだったことを突きとめます。
そこは国内最大の金融記録があり、今それを消そうとしているのです。
ペク・モサは国家と政府が国を揺るがすことになる銀行のデーターと33人の人質の命のどちらかを優先するのか?それが知りたいと戦いを仕掛けてきます。
ペク・モサは自分は国家に捨てられたと思っているので、今のこの状況に自分を重ねていて、国家が人質を選ばないことを全国民に見せたいのでしょう・・・
そして、このビルに侵入できたジヒョクとジェイの二人がはじめにすることは人質ではなくEMP爆弾がどこに隠されているか探ることでした。
ところが、見つけた爆弾は中身が空で偽物だと分かり、ジヒョクは政府がはじめから人質を選ばないとペク・モサは分かっていたと考えます。
屋上に上がったジヒョクとジェイの二人はト・ジンクス第二次長から作戦変更で人質確保の指示を受けます。
そして、人質がいる場所を見つけ出すのですが、ジェイがペク・モサの中に少しでも父親が残っていることを信じたいと言って、自ら爆弾が仕掛けてある人質の中に加わります。
屋上でペク・モサと二人だけになったジヒョクは「俺がお前のような怪物にならなかった理由はお前の娘の同僚が信じてくれたからだ」と言い、人質が映っている映像を見ながら「あれはお前の娘だ、お前を止めるために自ら捕まったんだ」と言い、隙を見て起爆装置を取り上げますが、すでに爆弾はタイマーで作動するようになっていました・・・
そして、今ジヒョクが持っている起爆装置が爆弾を止める装置だとペク・モサは言います・・・
「押せ、そしたら止まる」と言います・・・
ジヒョクはその言葉に葛藤しますが、最後はペク・モサを信じるのです・・・
5年後、ジェイは引退したト・ジンクスから常務会は偶然出来たものではない、組織の陰のようなものがまた現れないように注意するように念を押されます。
そして、この日、仲間を殺した罪を償ったジヒョクが出所し帰ってきました。
復帰を提案されたジヒョクの新しい人生がまたスタートする映像で幕が下りました・・・

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韓国ドラマ「九尾狐伝 」クミホ伝 、あらすじと感想、妖怪ファンタジー

2022-06-22 | 韓ドラ か行、くけこ

韓国ドラマ「九尾狐伝 」不滅の愛、あらすじと感想、最終回。
イケメン九尾狐が新たなハマり役になったイ・ドンウクさんの「九尾狐伝」です。
今まで九尾狐といえば女性が定番でしたが、本作はイ・ドンウクさんによって、新しい男性九尾狐が誕生しました。
九尾狐の9本のしっぽは現れませんでしたが(笑)茶髪で色白の肌でマッチョな肉体美、住まいは都会のペントハウスでミントチョコアイスが大好きというちょっと怪しげなイケメン九尾狐はイ・ドンウクさんにピッタリでした。
彼の作品の中で、ラブコメドラマ「マイガール」が私の中では常に不動の1位ですが、本作はシーズン2も制作され来年放送予定になるほどの話題性が納得するくらいミステリアスでセクシーなイ・ドンウクさんでした。
物語は現代社会に紛れ込んで悪の妖怪を退治する九尾狐のヨン(イ・ドンウク)がヒロインのチョ・ボアさんと九尾狐と人間による前世から続く禁断のロマンスを演じていきます。
また、ヨン(イ・ドンウク)の腹違いの弟ラン(キム・ボム)による兄ヨンへの歪んだ愛が滅ぼされたはずの妖怪蛟竜(イ・テリ)を蘇らせるのです。
弟ラン(キム・ボム)が兄ヨン(イ・ドンウク)の本当の兄弟愛に気付いたとき、悪の妖怪蛟竜との真実の戦いがはじまります。
キム・ボム君は10年以上前に羽田空港で見かけたときは少年のようでしたが、今回は大人の雰囲気も備わってきて、重要な役割を担っていました。
本作は兄ヨン(イ・ドンウク)と弟ラン(キム・ボム)の深い兄弟愛も注目する1つで、二人の激しいブロマンスに胸が熱くなり、悪の妖怪蛟竜との心理戦や迫力のアクションシーンや切ない愛などが、丹念に骨太に描かれ、私たち視聴者を引き込む要素がふんだんに盛り込まれています。 あっという間に16話が終わってしまいました。。。

あらすじ(ネタバレあり)
1話
1999年、ジアの家族は狐峠を車で走行中に怪奇現象が起こり、謎の交通事故に遭います。
父と母がいなくなり、生存者は幼いジア一人でした。
幼いジアは事故が夢だと思いますが、ジアの部屋にイ・ヨン(イ・ドンウク)が現れ、今日のことは忘れろ、とジアに言います。
それから21年後、イ・ヨン(イ・ドンウク)はある結婚式場にやってきますが、新婦は九尾狐だったのです。さんざん人を殺しておいて、よく結婚式が挙げられるな?というイ・ヨン(イ・ドンウク)に「私は変わった、人間を好きになって、人を殺すことはしない」と訴えかけますが、それでもお前は今日死ぬと警告します。
殺された新婦の九尾狐はその場で消えていきますが、新郎の記憶の中から私を消してとイ・ヨン(イ・ドンウク)に最後のお願いをします。
そんな時、同じ会場で怪奇番組PDのジア(チョ・ボア)は「この人、どこかで・・・」とつぶやきながら、イ・ヨン(イ・ドンウク)を見つめるのです。
そして、披露宴会場には脱ぎ捨ててあるウエディングドレスだけが残っていました・・・
そのウエディングドレスには韓国固有種の赤毛の狐の毛が付いていたのです。
そして、今回の怪奇事件を調べている番組PDのジア(チョ・ボア)ですが、そこに九尾狐と人間の間に生まれたイ・ラン(キム・ボム)が近づいてきます。
そして、またジア(チョ・ボア)のそばで、怪奇現象が起こり、最初は新婦が消えた結婚式場、2番目は1002番バス、3度目は被害者の女子高生スヨンが入院中の病院で3度もイ・ヨン(イ・ドンウク)に出会います。

2話
イ・ヨン(イ・ドンウク)が人間でないことを知ったジア(チョ・ボア)は21年前の交通事故で自分を救ってくれた九尾狐がイ・ヨンだと知ります。
その時いなくなった両親を捜しているジアは、あなたが唯一の手がかりだと言いますが、イ・ヨンはお前の悲しい過去には全く興味がないと言います。
そのイ・ヨン(イ・ドンウク)は過去に初恋の女性アウムを死なせたことで山神の座を捨てて、今は九尾狐になって妖怪退治をしながら、愛するアウムの生まれ変わりの女性を捜しています。
ジアを助けたのは初恋の女性アウムだと思ったのですが、ジアにはアウムが死ぬときにイ・ヨンがあげた狐玉がなかったのです。神様は意地悪で、新月までに見つけなければ、アウムは死んでしまうので、これからもアウムを捜し続けるイ・ヨンです。

そのイ・ヨン(イ・ドンウク)はジア(チョ・ボア)に両親は死んでいないと知らせてあげます。ジアはすごく感謝していると言って、必ず両親を見つけてみせると希望をもちました。
そして、イ・ヨン(イ・ドンウク)とジア(チョ・ボア)は船に乗って、ある島に向かいます。
それは、船の漁師が人間の頭の頭蓋骨を発見した事件の取材でしたが、なぜか島の人たちはジアの取材を避けるのです。その頭蓋骨は島のソ・ギチャンという漁師の人でしたが、前にも同じような事件が何度もあったのです。
そして、この島にジアの両親も来ていたことが分かります。

3話
沈没した船に乗っていたのは4人ですが、生存者は3人で、亡くなったのが頭蓋骨で見つかったソ・ギチャンです。
そして、生存者たちが次々と謎の事故で命を失っていきます。
この時、亡くなった生存者の家の中で、竜神の絵を発見しますが、普通の竜神の絵とは違い、竜に足がない絵だったのです。
イ・ヨン(イ・ドンウク)は「これは竜ではなく蛇だな」とジア(チョ・ボア)に話します。
また、イ・ラン(キム・ボム)も島にやってきますが、生存者の謎の死がイ・ランの仕業だと分かります。
そして、そのイ・ラン(キム・ボム)はジア(チョ・ボア)に両親を捜すのを手伝うと言いますが、ジアは断ります。やっと仲間になったイ・ヨン(イ・ドンウク)を信じようと思うのです。

イ・ラン(キム・ボム)はジア(チョ・ボア)をこの島で大蛇のいけにえにしようとしていたのです。そして島に住んでいる謎の女から殺されそうになるジア(チョ・ボア)をイ・ヨン(イ・ドンウク)が助けに来ます。
ジアはなぜ私を助けるの?私があなたにとっての何かのヒントを持っているの?・・・でもこれだけは言うわ「9歳の私と30歳の私をたすけてくれて、ありがとう、ヨン」と言って、私もいつか必ずあなたを守ってあげると・・・あの時のアウムと同じ言葉を言います。
そして、翌朝、島の人たちが皆いなくなります・・・

4話
イ・ラン(キム・ボム)は人間と九尾狐の間に生まれ、イ・ヨン(イ・ドンウク)とは異母兄弟です。 自分を救ってくれた兄のイ・ヨン(イ・ドンウク)を慕っていましたが、ヨンが愛するアウムのために山神の座を捨て、自分のことも捨てたヨンが許せずに憎んでいます。
そして、何かとヨンの大事なものを奪いヨンに攻撃してきて、死ぬときは二人一緒だといつも呪い続けています。
イ・ラン(キム・ボム)にとっては、イ・ヨン(イ・ドンウク)が恋人を捜しあて恋に落ち、また悲劇にあう姿が今から楽しみで仕方ないのです。

また一方で翌朝、島の人たちが皆消えてしまいます。
イ・ヨン(イ・ドンウク)は一夜にして無人島か?と冗談を言っていますが、争った跡がないことから拉致ではなさそうです。一体、どこへ行ったのでしょうか?
ヨンはランの仕業だと思っています。そして、いなくなったのは人間だけではなく、あの時、ヨンとアウムを引き裂いた大蛇もいるとか・・・?

また一方で、ソウルの家に帰ったジア(チョ・ボア)はヨン(イ・ドンウク)を「家でご飯を一緒に食べよう」と誘います。
ヨンはヨモギの花束を持っていきますが、ジアはヨンの頭をなでながら「動物は頭をなでると喜ぶのよね」と言いますが、この時ヨンはアウムのことを思いだします。
ジアは「人間は感謝したいとき、食事でもてなすの、2度も助けてもらったのに平凡な食事しかできないけど・・・」と言うと「今の僕には、これが特別だよ」とジアを見つめます。
そして、またアウムと同じ行動をするジアを見て、「両親は見つかるよ、私が助けてあげるから残りの人生は普通に平凡に生きればいい」と慰めます。

5話
ヨン(イ・ドンウク)はジア(チョ・ボア)を守るために神の掟を破ってしまいます。
激しい苦痛の刀山地獄をやっとのおもいで切り抜け、心身共にボロボロの状態で、危険な目にあっているジアを救い出します。
助けに来たヨンは力尽きて倒れてしまい、ジアは私のために死なないでと涙を流します。
ところが、この涙がジアの中にあった狐玉を蘇らせます。
ヨンは「やっと見つけた、私もお前を待っていた」と、アウムの生まれ変わりがジアだということを証明したのです。
ジアはヨンを献身的に看病し、自分の子供の頃の話をヨンに聞かせます。
そこへ、ヨン様、ヨン様と叫びながら、動物病院のク院長がやってきて、泣いています。
二人が知り合いということは・・・(笑)
動物病院のク院長は「ヨン様が神だったころからの忠臣で主治医兼ボディーガードで家政婦も務めています」とジアに挨拶します。
ジアもあなたまで狐だったとはね~と言って、しっぽがあるおしりを見ますが、人間不信になりそうと言ってあきれ返っています(笑)

その後もお互いにそばにいる二人ですがジアはヨンに夢はあるの?と聞くと「人間になりたい」といいます。また、ジアは貧乏でもいいから私の未来に父と母がいることだと答えます。
ヨンはジアのために両親を捜すのですが、あの世にもこの世にも姿がないのです・・・

6話
ヨン(イ・ドンウク)とジア(チョ・ボア)は民俗村に行きます。
そこでヨンは綺麗なピンク色の韓服に着替えたジアを見ると駆け寄りジアにキスをします。
ジアは「あなたがキスした女性は私ですか?それとも亡くなった初恋の人ですか?私ではないのね?私はあなたの過去の幻ではない、今ここではっきりさせて、終わった過去といきるか、そうでなければ私をちゃんと見て」と言って、二人は見つめ合います。
でも、ジアは自分が打ち明けた言葉が恥ずかしいようで少しテレていますが、ヨンはそんなジアが可愛いくて仕方ないのです。

その後、民俗村でヨンの親友に会いますが、ジアの両親が事故に遭ったのはターゲットが両親ではなく、狙ったのは娘だと分かりました。
ジアはなぜ私を狙うのか、分からないと言い、ヨンになぜあなたは私を守るの?と・・・?
ヨンはただ私の犠牲になってほしくないと話します。
また、親友はヨンに「あの女と離れるんだ、少女に乗り移った、王が乗り移っている」と伝えます。

7話 
そしてあの時、アウムのためにヨンが殺したはずの蛟竜が生きていたのです。
蛟竜は井戸からでてどこかに隠れているのですが、実はジアの体の中にいたのです。
ジアがヨンを助けるために民俗村の占い師に狐玉をあげてしまい、そのために蛟竜がジアの中で目覚めてしまったのです。
ヨンはなぜ、またジアの体の中に・・・と悔しがるのですが、それも運命だから・・・
それでも、ヨンは納得できませんが、三途の川の門番奪衣婆(キム・ジョンナン)は神の立場にありながら天に逆らうことはできないとひどい剣幕でヨンを叱り、この件から手を引くように言います。
それでも、ヨンはもしジアに何かあればこの世もあの世もぶち壊すと三途の川の門番タル・ウイバと大喧嘩になります。
また、あの時と同じ悲劇を繰り返すことになりそうで、また二人のうちどちらかが死ぬことになることを恐れているのです・・・
ヨンはすぐにジアの所に行き、当分の間ジアの家で一緒にいると言います。
そして、夢の中で男の子がジアに声をかけてきたけど、どこか懐かしい気分だったという話を聞いて驚いたヨンはずっとジアのそばにいるのです。
翌朝、一緒にご飯も食べて、会社までついてきてジアを見守るヨンです。
夜に二人で映画を観ますが、ジアが「つまらない?」と聞くとヨンはジアを見つめながら「時間が止まってほしいと思うくらい楽しいよ」と答え、手を握るのです。

また一方で、イ・ラン(キム・ボム)は前世が見えるメガネをジア(チョ・ボア)に送ります。
「そのメガネで自分を見ろ、知りたかったことが、そこにある」とメッセージが添えてありました。ジアは鏡の前でメガネをかけてみます・・・ 
そこへ、ヨンがやってきて、「見たのか?、何を見たんだ?」と問いつめます。

8話
イ・ラン(キム・ボム)が送った前世が見えるメガネをかけて鏡を見たジアは、昔、王様だった父に呼び出されますが、蛟竜は父である王様に乗り移っていたのです。
蛟竜は「お前は、はじめから、大蛇の蛟竜に捧げられるいけにえとして生まれた娘なのだ、お前を救おうとして自分の体を差し出したのがお前の父親だ」と言いますが、「山の神のイ・ヨンを連れて来い、そうすれば体を返してやる、そうしなければ、お前の父親はあと数日で死ぬぞ」と言います。
ジアは「山の神は山を離れることができない、だから、私の体を差し出す」と蛟竜を誘い出しますが、そこにヨンが現れて「俺はこの女に何の感情もない、女を餌に騙したのは俺だ」と、ジアの前世である蛟竜になったアウムを剣で刺すヨンの姿が見えたのです。ヨンは「出て来い~~」と怖い顔をして叫びます。
その時、ヨンがジアの家にやってきて、「見たのか?何を見たんだ?」と問いつめます。
ジアは「前世で殺されていた、ヨンが私を殺したわ、最初から蛟竜を捕まえるために、あなたは私をいけにえにしたのね」と大粒の涙を流します。
ところが、ヨンはジアに事実を話さず、言い訳をしませんでした・・・
二人とも胸が痛いはずです・・・
ヨンは「私なんかに気を許すな、そして同じ過ちを繰り返さないで、長生きするんだ」と言って冷たく去っていきます。
でもヨンはジアの家の外で愛する彼女を見守っています。

また、ヨンはランを呼び出し、「蛟竜はどこにいるんだ?」と聞きますが、「俺が話すと思うか」と言います。「ランがそっちを選ぶとは・・・」と話すヨンは子供の頃の話をしながら「もう負けてやる気はないよ、話はそれだけだ」と言って「悪かった、人間の母に捨てられたお前を救ったこと、あの時助けなければ兄弟になることもなかった」と冷たく突き放します。
蛟竜に会いに行ったランは「あなたは兄ヨンのあの女を殺したいようだけど、それは困るんだ、彼女は僕に捧げられたいけにえで僕の花嫁だから」と恐ろしい話を聞きます。

9話
急にヨン(イ・ドンウク)たちの前に人の心の奥底にある闇を食べて生きる、暗闇化け物の妖怪が現れ、ラン(キム・ボム)とジア(チョ・ボア)が危機に陥り、ヨンはランを助けに餓鬼の森に向かいます。
ところが餓鬼の森は、ヨンたちの山の神の能力が通じないところで、二人は大勢の餓鬼の化け物たちから逃げるしかないのですが、餓鬼の森から抜け出す扉がないのです。
ランは餓鬼の化け物から足を噛まれ、毒がまわり熱も出始め、あと1時間でここを出ないと危険な状態ですが、ランは生きることをあきらめるのです。お前はいつもそうだと叱ったヨンはランから聞いた話から、やっと暗闇化け物の妖怪の仕業だと分かり、お前の恐怖がなくなったところに扉があると言って、ランを前の方へ走らせ、助け出します。ランはやっと無事に餓鬼の森から抜け出すことができたのです。

また狐峠で両親に再会する幻想の中にいるジアにヨンから電話がかかってきます。
「ヨンだよ、迎えに行けなくてごめん、よく考えろ、今どこにいてなぜそうなったのか、自分で悟らなければ戻ってこられないよ、戻ってこい、ジア私はずっとお前を待っている」と電話で伝えます。
そのヨンは一人でさまよっています。「これが私の地獄か、ジアのいない果てしない孤独の中で死んでいくこと・・・」とつぶやきながら倒れます。 そこへ「つまらないでしょう、死んだら」と言って、暗闇化け物の妖怪がやってきます。
ヨンは「ジアは戻ったのか?」と聞き、ジアが無事に戻ったことを確認すると急に起き上がり、この場所は山の神で私の縄張りだよと言います。
暗闇化け物の妖怪は「人間を愛する九尾狐、お前はまた自分の手であの女を殺めるだろう」と言いますが、ヨンは「自分の運命を心配したら」と言って、暗闇化け物の妖怪を消してしまいます。
その後、雨に濡れながら立っているジアの前に、赤い傘をさしてヨンが現れます。
ヨンは微笑みながらジアを見つめ、ジアはヨンのところへ走り出します。
「私はあなたを待っていた」というジアにキスをするヨンです。

10話
ヨン(イ・ドンウク)はジア(チョ・ボア)をアウムと自分の物語がはじまり終わった故郷の森に連れて行き、アウムとの過去を話します。
アウムが自分を守ってくれるという言葉に本当は嬉しかったが、「お前に何ができる、人間ごときが・・・二度と森に来るな」と心とは反対の言葉を言ったのです。
ヨンはそれを思い出して「怖かった、無限に生きる自分が人間を愛してしまうことが」と打ち明けます。
ジアは「ありがとう、ヨン、私を忘れずにいてくれて、それからごめんね、こんなに長く待たせて」と打ち明けますが、「お前は私の過去じゃない、しっかりお前を見るよ、アウムじゃなくお前を」と言ってジアを抱きしめます。

また一方でヨン(イ・ドンウク)の手で滅ぼされた蛟竜(イ・テリ)は「やっと舞台が整った、今世でイ・ヨンは彼女を殺せない、元に戻すだけだ、山の神の体を手に入れて彼女を花嫁として迎える」と固い決意と覚悟を持っています。
そして、復讐のためにジアの勤め先であるテレビ局にインターンとして潜り込みます。



11話
ヨン(イ・ドンウク)は蛟竜(イ・テリ)の前に現れ、以前より強くなった蛟竜(イ・テリ)と激しい殴り合いの乱闘をはじめます。
ヨンは「ありもしない未来を夢見るな、それがお前の運命だよ名前すらないんだから」と言いますが、蛟竜(イ・テリ)はヨンに「相変わらず偉そうだな、お前の弟と女そしてあの両親の命まで、すべて僕が握っている、お前の体をよこせば全員助けてやる」と・・・
ところが、ヨンは「断る、お前は約束を破るタイプだから、私はこの手で全員を守って見せる」と強い態度で示します。
ところが、蛟竜(イ・テリ)はその場で、周りの人々が自ら命を絶つような様々な事故を起こし世の中をパニック状態にします。

また、ジア(チョ・ボア)はあの事故の時、両親を連れて行ったのが、ジアのテレビ局の社長だったことが分かります。
ジアとヨンは二人一緒に怒られることを覚悟して、三途の川の門番奪衣婆(キム・ジョンナン)に会いに行きます。
そして、「両親を捜すために千里眼をかりたいのです」と、条件は蛟竜を連れてくると・・・
ジアの体の中にも蛟竜が一部入っていますが、取り出す方法はジアが死ぬか蛟竜が自ら出ていくかで、また同じように苦しむのもヨンの運命なのです。
そして、三途の川の門番奪衣婆(キム・ジョンナン)はジアの両親は「ホオズキ」の中に入っていると教えてくれます。
ホオズキはジアのテレビ局の社長の家にあり、蛟竜(イ・テリ)と一緒に人を殺していることを知るジアです。
ジアのテレビ局の社長と蛟竜(イ・テリ)をヨンとランとジアの3人が騙し、ホオズキを手に入れることが出来ました。
そして、ジアは両親と涙の再会をすることが出来たのです。

12話
ジアの両親は20年後の成長したジアを見て、「大きくなったわね、大きくなったのにまだ泣き虫だ、長い間待たせて本当にごめん」と言います。どんなに会いたかったことでしょう・・・
20年と言う長い時間が経ちましたが、今の両親は長い眠りから覚めたような気分だといいますが一度だけ途中で眠りから覚めて「ジアなぜ助けに来ないんだ?」と書けばジアに会えると言われた綺麗な青年に出会ったと話します。
ジアは「ヨンだわ、ヨンが助けてくれたの、その人は私だけに優しい人で、長い間私を待ってくれて命を懸けて守ってくれる人なの」と話すと、「彼氏なのね、ジアももう大人なのね」と母は嬉しそうですが、父は悲しいと言いますが二人の気持ちは満たされているはずです。
そして、20年ぶりの親子の再会を手伝ったヨンも嬉しそうですが、更に弟のランとも仲直りができ、ランも心から喜んでいます。
ところが蛟竜(イ・テリ)はランを刃物で傷つけ、ヨンを試そうとしています。
ヨンはお前を絶対に捨てない、必ず助けてやると言って、ヨンは自分なりの方法でランを助けようとします。
また、ヨンは蛟竜(イ・テリ)が馬の血が嫌いだと言う弱点を探すのですが・・・

13話
ヨンは600年の時を経て、蛟竜が2匹になったことを知ります。
蛟竜(イ・テリ)とジアの中に住む本物の蛟竜がいたのです。
愛する女性と再び敵となって再会しますが、ジア自身も自分の人生を嘆き悲しんでいるのです。
ジアを島でいけにえに捧げていれば、蛟竜が二つに分かれることはなかったのです。
そして、時が来れば、また1つになるといいますが、それはヨンの体に入る時なのです。
ジアの中に住む蛟竜を殺せばジアが死に、ジアを助ければヨンが死ぬのです。

蛟竜に目覚めた状態のジアから攻撃を受けるヨンはそのまま受けいれますが、ヨンを傷つけていたことに苦しむジアは「私を殺して」と悲しみます。
ヨンは「大丈夫だよ、何もかもうまくいくよ」とジアをそっと抱きしめるのです。
そして、ヨンは、ジアの中にいる蛟竜は今までとは少し違うと感じるのですが、そんなジアの姿を見て胸を痛めたヨンはずっとジアのそばにいようと思うのです。
自分が必ずジアを守り、この戦いの果てにどんなことがあってもジアは生き延びてほしい、それだけでいいとヨンは思っています。

その後、ジアの中にいる蛟竜を捕まえるために「魂を切る木の衣領剣」を準備するヨンですが、
計画の最中に先にジアが蛟竜に変貌しヨンを倒し、「新しい体をくれ」と言いながらヨンの体を奪おうとしますが、その時、蛟竜は自分のうろこをヨンの口の中に入れました。
その瞬間、死んだふりをしていたヨンは、口からうろこを吐き出し「確認したかった、うろこを使っていたのか」と簡単に乗り換えることはできないと蛟竜の弱点をつかみます。
そして、その場で蛟竜のジアは倒れてしまい気を失うのです。

14話
ジアが目覚めて、いつものジアに戻りましたが、こんな姿を見たくないヨンは今すぐにでも蛟竜との闘いを完全に終わらせたいと願っています。
蛟竜(イ・テリ)は、人間たちに危害を加えていきますが、人間が嫌いなわけではなく、ただヨンに死んでほしくてやっていることなのです。
更にもう後戻りはできないと、ヨンを殺すことだけに目標を定めています。
そして、すべての状況が変わることない結末ならば、ヨンは愛するジアのために蛟竜と一緒に死ぬことを選択するのです。

ジアは自分の周りの大切な人たちが死ぬかもしれないという蛟竜(イ・テリ)からの攻撃に、恐ろしさとどうすればいいのか分からない恐怖感に陥っています。
一番の苦悩は自分の手でヨンを殺すという蛟竜になった時の自分です・・・
ジアは鏡の前で手のひらに刃物のを当てて血を出し、蛟竜を呼び出します。
ジアは「私が死んだらお前は何もできない、人間って、守りたいものがあると何でもするの」と言って、自分の中にいる蛟竜を刺激します。

またヨンは蛟竜に「神たちの神、三途の川の主・門番奪衣婆を手に入れろ」といって、門番奪衣婆を裏切り蛟竜と手を組むことを提案します。
条件はジアを放し、ジアの片割れも回収して二度と現れないことです。
この提案を断れば蛟竜は片割れを失いヨンはジアを失うことなので、蛟竜は断ることはないと分かっているヨンと三途の川の門番奪衣婆(キム・ジョンナン)です。
ヨンはジアの中の蛟竜(うろこ)を飲み込んでその片割れも一緒に連れて三途の川に飛び込むつもりなんです。ジアに二度と会えない覚悟で・・・

   

15話
兄のヨンが蛟竜(イ・テリ)と手を組んだと聞いた弟のランはヨンの死を予感します。
ランはヨンを救うためにジアのところの社長にジアを殺すように買収します。
社長はジアに銃を発砲しますが「こんなことしないで」と言ったジアはすぐに蛟竜に変貌し逆に社長を殺してしまいます。

ヨンと蛟竜(イ・テリ)は手を組んで、三途の川の門番奪衣婆(キム・ジョンナン)を倒す計画を立てますが、ヨンが蛟竜(イ・テリ)に門番奪衣婆の千里眼の眼をふさげば勝てると安心させるのです。
とにかく、蛟竜を三途の川に連れて行きたいヨンですが、なぜが事が上手く行き過ぎていると不安な部分もあるヨンです・・・そして、お互いに約束など信じることが出来ない二人です・・・
ヨンは信頼している獣医のシンジュに全てを話し、ジアとランのことをよろしく頼むと打ち明けますがシンジュは「なぜヨン様が・・・」と号泣します。

またジアはランのところへ行って、自分がヨンを襲いそうになったら自分で死ぬつもりだと話しもし私が失敗したら、ランが私を殺してほしいと・・・私たちの目標は同じよ、ヨンを守ることだと言って銃を置いていきます。

また、韓国料理屋タニシ嫁(キム・スジン)が三途の川の門番奪衣婆(キム・ジョンナン)を訪ねてきて、昔息子を助けなかった母であった奪衣婆(キム・ジョンナン)の話をします。
奪衣婆の息子もヨンと同じように恋人を助けてほしいと頭を下げたのですが、その頼みを聞かなかったのです・・・だから今も自分を許せずにいる奪衣婆(キム・ジョンナン)・・・
タニシ嫁(キム・スジン)はヨン様を助けてほしいとビクビクしながら頼みにやって来たのです。 奪衣婆(キム・ジョンナン)は死んでしまった息子に対する心のわだかまりを解き、ヨンをすぐに呼び出します。
「あなたもあの娘も死なずに終わらせてみせる」と言って、「蛟竜がここに来たら、これでジアを斬りなさい、殺すつもりで斬るのよ、そうすれば死ぬ前に蛟竜が中から出てくるから、蛟竜を合体させるのよ、蛟竜が1つになったら、私が石にするから」と言って、剣を渡し、時間通りにジアと蛟竜を連れてくるように説明します。 ヨンは嬉しくて奪衣婆に抱きつきます。
ところが、奪衣婆の前に蛟竜(イ・テリ)が突然現れ、「会いたかったでしょう?母に殺された哀れな子、あなたの息子、生まれ変わる時にこの体を選んだよ、こんな日が来ると思って」と言って、奪衣婆(キム・ジョンナン)の息子ボッキリの姿で、更に山の神の4大宝の月の鏡を持ってやってきました。
その後ヨンが、急いで奪衣婆(キム・ジョンナン)の所に走るとそこには石になった奪衣婆(キム・ジョンナン)がいたのです。
ヨンはジアのうろこを飲み込み蛟竜になって蛟竜(イ・テリ)と闘うことになります。
もう少しで蛟竜になってしまうヨンは人間の姿で死にたいと言い、ランに弱っている自分と蛟竜(イ・テリ)を剣で刺すように言います。
ヨンはジアに愛していると言って、蛟竜と一緒に三途の川に落ちていきます。
ヨンは笑った・・・私を助けて安心しているかのように・・・
まるでハッピーエンドのように・・・最後に愛と言う言葉が聞こえたような気がした・・・

16話(最終回)
「愛している」という言葉を残して、ヨンは蛟竜(イ・テリ)と一緒に三途の川に落ちていきます。蛟竜(イ・テリ)は消滅しますが、ヨンは「私を置いて行かないで」とジアが泣いている声を聞きます。
ジア、どうか私を待たないでくれ、私のために泣かないでくれ、最後にもう一度だけ会いたいと、手を伸ばしますがジアに届くことが出来ませんでした・・・

その後、世間を恐怖に陥れた原因不明の伝染病が、一瞬にして収まったのです。
その家族たちは喜びに包まれ、やっと全てが元どおりになり、普段の生活に戻ることが出来たのです。
また、三途の川の門番奪衣婆(キム・ジョンナン)は「私はまた大切な子を失ってしまった、ヨンを守ることが出来なかったと言い、安らかに眠ったのか心配するのです。
そこへジアが何度も訪ねてきますが、「ヨンは死んだ、もう戻ってこない、この世界にもルールがある、不可能だ」と言ってジアの要求を断るのです。
獣医のシンジュもジアに「ヨン様は承知のうえでジアさんを守るほうを選んだのです」すべて忘れて普通に生きるようにとヨンの気持ちを伝えます。
獣医のシンジュはヨンの指示でヨンを刺して苦しんでいるランにもしっかりしなさいと頭を叩きながら「ヨン様が悲しんでいる、しっかりするんだ、こうしろと頼まれた」と言ってヨンが残した映像を見せるのです。「私は一度もお前を捨ててない・・・だからお前も自分も大切にしろ、私の分まで生きろ」と・・・  ランは泣き崩れます・・・

またジアは願っていればいつか会えるかもしれないと思い、ヨンを記録することにしました。
そして、「九尾狐伝」を作ることをランに伝え、ヨンの知人全員を取材することにします。
はじめにランから、知っていること全部を話してと取材がはじまりますが、ジアとランの二人はヨンからの愛され度数で嫉妬の炎がメラメラと話が盛り上がります(笑)
また獣医のシンジュはユリにプロポーズします。皆に祝福されたシンジュはヨン様がここにいたらどんなにいいか、仲人になってほしかったと涙を流します。

6か月が過ぎ、ついに「九尾狐伝」が完成した日、嘘のようにヨンから便りが届きます。
その日はジアの誕生日で宅配便で真っ白なドレスと手紙が贈られてきたのです。
その後、ジアとランは地獄の十王の一人の占い師に出会い、来世を決める転生が所管だと言い、ヨンを助けるルールは前と同じ一番大切な物と交換することです。
ヨンと会えない可能性もありますが、二人はヨンがどんな形でも戻ってくるなら、やりますと取引します。
ジアは私が一番大切なものはイ・ヨン、ヨンの思い出をあげると言いますが、思い出はいらないお前の残りの命ならいいと言いますが、ジアは分かったと言います。ランは「それじゃヨンがジアを助けた意味がない、ヨンの命を無駄にするのか」と怒ります。
すると、占い師は「ならばお前の命にするか?」とランに問い詰めます。
ランは「いいよ、どうせ盗んだ寿命だ、惜しくもない」と返事をします。
最後の別れに家族になったシンジュたちが駆けつけますが、ランは占い師と共に消えていきます。
そして、雨が降っているある日、ジアの元に刺繍をした赤い傘が届きます。
ジアは雨に濡れながらヨンを捜し、二人は再会をします。
「ヨン、本物なの?夢でもなくて、本物のヨン?」と問い続けるのです。
ヨンは「昔の私じゃない、もう飛べないし、ジアが高いところから落ちても助けられない、何もできないよ」と話すとジアは嬉しそうにヨンに駆け寄ります。
「人間になったんだ、会いたかった、会いたくてたまらなかった、二度と会えないと思うと苦しかった」と我慢していた涙を流しジアを抱きしめます。

その後、ヨンはシンジュのもとを訪れ、二人は嬉しそうに抱き合います。
「皆喜んでいます、皆それぞれの方法でヨン様を待っていました、泣いたり支え合ったりしながら・・・」と話すと、ヨンはランは?と聞き、「しばらくの間たいへんな思いをしていて何かを調べはじめていました、最後は見てません」と答えます。
ヨンは「一人で怖かっただろうに、見かけによらず臆病だから」と言って、ランが残した携帯で最後の映像を見ます。
ランはヨンに「俺だ、俺はもうすぐ死ぬ、ヨンがいたら助けにきてもらえたのに今回ばかりは無理そうだ、だから俺のために泣いたりするなよ、ボタンエビに生まれ変わるからエビは食べるな、ヨンも思いきり不細工に生まれ変わってくれ、でもまた会いたいよ兄さん」と涙を流し、映像を見ていたヨンも号泣します。

その後、人間になったヨンはジアと花吹雪の中、二人で結婚式を挙げます。
二人の門出をかつての森の神を愛する花や木や風が祝福しています。
人間として生きていくことになったヨンですが、ラスト、夜中に「お前が三災か?」と仮面の妖怪に向かって刺繍の赤い傘を振り回し九尾狐に変身するヨンがいます・・・??





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「結婚作詞離婚作曲」あらすじと感想、3組の夫婦と愛人の泥沼対決

2022-03-03 | 韓ドラ か行、くけこ

韓国ドラマ「結婚作詞離婚作曲」あらすじと感想、最終回。
ラジオ番組の制作に携わり、忙しくも充実した日々を送る3人の女性たち。
ところが、それぞれの夫が不倫を・・・ まさか、自分の夫が・・・
この予想外の夫の行動をきっかけに、夫婦愛が崩れ始めていきます。
本作は、3組の夫婦を中心に仕事も家庭もバラ色の人生を送っていた妻たちを襲った想定外の出来事が描かれていきます。

ソンフンさん演じるエリート弁護士が子供をつくらない料理も作らない年上妻から振り回される姿は爆笑で、愛人に子供が出来てやっとパパになれる喜びでワクワクしている様子が逆にいじらしく感じる年下夫のソンフンさんです(笑)

また、病院長役のイ・テゴンさんはロマンチストな妻への愛情表現で大人の男を演じていますが、そんな彼にも若いピチピチした愛人が・・・
もしイ・テゴンさんに愛人がいなければ、彼は完璧な理想の夫像なんですけど・・・(笑)

また、私生活でも離婚されたチョン・ノミンさんとキム・ボヨンさんの共演も大きな話題になりましたが二人が関わるシーンはありませんでした。
劇中、キム・ボヨンさん演じる継母ドンミの不自然で不気味な行動は子どたちの夫婦関係を脅かす異常な継母として登場しますが、ドロドロ感ある劇的な面白さでドラマを引っ張っていく役割は大きかったです。

またチョン・ノミンさん演じる大学教授の夫は離婚へと一気に突っ走っていきますが、そんな父にカッと熱くなったのが母親に同情的な娘のヒャンギ(チョン・ヘウォン)でした。
娘が父に怒りの感情を高ぶらせ説得するシーンは感動的で涙を誘い、観る者の心を動かされる注目のシーンだと思います。

3人の夫が家族を巻き込んで不倫にハマっていく様子が描かれていく本作は、2話でTV CHOSUNドラマ史上最高視聴率の7.178%を、最高は8話の9.656%と高い視聴率を記録したドラマです。
また挿入歌がこの「結婚作詞 離婚作曲」のタイトルにピッタリと心に響くメロディーでした。

◉辛口コメントは最終回の後に加えてあります。

あらすじ(ネタバレあり)
1話
ラジオ局に勤め番組の制作に携わる3人の妻たち。
番組作家のシウン(チョン・スギョン)はいつも家族のことだけを考え自分を犠牲にし、良い妻で母だったはずが、ある日夫のヘリュン(チョン・ノミン)から突然「結婚生活を終わらせたい、お願いだ」と言われ衝撃を受けます。

また、ラジオ局PDのピヨン(パク・チュミ)はシン中央病院の院長の夫ユシン(イ・テゴン)と幸せな家庭を築いていましたが、突然実の母ソヒャン(イ・ヒョチュン)がフィリピンから帰ってきます。
その母とは確執があり「私の家庭や結婚生活に関わらないで」と言って、フィリピンに帰るように冷たく接します。ピヨンは自分の父が1度浮気して事故死しますが、離婚を要求した母がどうしても許せなかったのです。娘のピヨンにはやさしい父で、大好きな父だったからです。
その事実を誠実な夫のユシン(イ・テゴン)に知られ、これから夫が自分に偏見を持つことが怖いのです。

また、元アナウンサーでラジオ番組DJのヘリョン(イ・ガリョン)は年下夫で弁護士のサヒョン(ソンフン)と家事と子供は作らない約束で結婚します。
その夫サヒョンは夢に豚が出てきて、自分が見た夢は胎夢かもしれないと思うのです。
そんな時、ヘリョン(イ・ガリョン)に義母から義父が胎夢の夢をみたと電話があります。

そして、作家のシウン(チョン・スギョン)はPDのピヨン(パク・チュミ)とDJのヘリョン(イ・ガリョン)に夫から別れようと言われたことを二人に話します。

2話
夫のユシン(イ・テゴン)は妻のピヨン(パク・チュミ)に「夫の僕が信じられないのか?僕に隠すなんて、泣きたいときは僕の胸の中で泣きなさい」と優しい声をかけ、共に年を重ねて行こうと抱きしめます。

また、子供のためにも離婚だけは絶対に避けたいシウン(チョン・スギョン)は夫ヘリュン(チョン・ノミン)の気持ちを変えようと努力します。
ところが夫は子供たちには自分から話すから離婚届の書類を準備をするように言います。
妻のシウンは「親の反対を押し切ってやっとの思いで結婚して必死に生きてきたのにこんなふうに捨てられるとは・・・」と衝撃を受けます。
夫に「しばらく別居を・・・離婚は絶対にダメ」といい、子供たちを傷つけることが出来ない妻のシウンです。
夫は離婚の原因は女ではないと嘘を言い、妻のシウンを経済的に幸せにできなかった罪悪感があり、こんな情けない気持ちで生きるのが我慢できなくて辛い、許してくれと言います。
そして、妻シウンは子供たちに離婚の話をしますが、夫はウキウキ気分で女のところへ向かいます。

また、夫サヒョン(ソンフン)の浮気を疑う妻のヘリョン(イ・ガリョン)は連絡なしに夫の弁護士事務所に向かいますが、夫は一人で仕事中でした。
自分の思い過ごしと気付く妻のヘリョンでしたが、その後、夫が携帯を2つ持っていたことの事実にがく然とします。

3話
夫サヒョン(ソンフン)の浮気を許せない妻のヘリョン(イ・ガリョン)は怒が収まらず相手の女を聞き出そうとしますが、誰かは問題じゃないと言って絶対に明かしません。
妻のヘリョン(イ・ガリョン)は女を連れてきたら離婚届に判を押すと言います。

またそんな時、偶然浮気相手の女性3人がひょんなことから知り合いになり自己紹介をし、仲良くなります。こんな偶然はやっぱりドラマなんですが、未練がましく初恋の女性の名前を犬につけているサヒョン(ソンフン)の父パン・ムノも偶然初恋のドンミ(キム・ボヨン)と再会を果たし、人間関係が複雑になってきて、ますます面白くなりそうです。

また、離婚したい夫のヘリュン(チョン・ノミン)は子供たちに説得され、少し心が揺れていますが、どうなることでしょうか?

4話
サヒョン(ソンフン)は子供が出来たことを自分の母に告げて、とにかく今は解決策を早く見つけようと母を味方につけようとします。
両親は息子の離婚を何としても阻止したいのですが、母はとうとう頑固な父に子供が出来て5週目に入ったことを知らせます。

また、ユシン(イ・テゴン)の父で名誉院長のギリムと継母ドンミのおしどり夫婦は二人で笑える楽しい映画を観に行きますが、心臓が悪かった父ギリムが突然体調の異変に襲われます。
隣の妻ドンミに必死に助けを求めますが、ドンミはそれを見て知らんぷりをします。
あんなに仲良しだった夫婦なのに、妻ドンミの裏の顔を見たような変わり様に大きな衝撃を受けます。

5話
ユシン(イ・テゴン)は父が倒れたと継母ドンミから電話を受けます。
病院に搬送され、ユシン(イ・テゴン)たちが駆けつけますが、そこには継母ドンミが「私、もう生きていけない」と言って泣き崩れている姿がありました。
そして、その継母ドンミを強く抱きしめる息子のユシン(イ・テゴン)です。
ドンミは葬儀の日も悲しみに暮れる妻を演じ、周囲からも哀れみの同情心を買うのです。
特に息子のユシン(イ・テゴン)は「これからは僕を頼ってほしい、父には劣るけど」と言って継母ドンミの手を握るのです。

また一方で、「耐えるが勝」と心に決めたヘリョン(イ・ガリョン)は「今回は目をつぶる、ただし相手の女に会わせて、そして別れる確約もほしい」と夫のサヒョン(ソンフン)に離婚はしないことを告げます。
そして、ヘリョンは「私の負けよ、産んであげる、子供をつくろう」と言いますが、夫のサヒョンは「実は彼女が妊娠した」と衝撃的な事実を告げます。
翌日、二人で実家を訪れ、ヘリョンは「浮気相手に子供が出来て夫のサヒョンが離婚したいそうですが、義父、義母の考えを知りたいです」と聞きます。

6話
夜に酔っぱらって帰ってきた夫のヘリュン(チョン・ノミン)は「実は、付き合っている人がいる、君以外の女が・・・別の女が僕の心の中にいるんだ」と妻のシウン(チョン・スギョン)に真実を告白します。
シウンは「大学教授たる者が家族を裏切り浮気するなんて、あなたを見損なったわ」と苦しすぎる胸の中を抑えながら「子供たちには絶対に知られないようにして」と言い、親子の関係は決して切ることはできないから今まで通り忠実な父親でいてと忠告します。
ところが、娘のヒャンギは父のヘリュン(チョン・ノミン)が女性と一緒に車に乗っているところを目撃していたのです。

また一方で、妻のピヨン(パク・チュミ)は義母のドンミを優先して支える夫のユシンの様子に不安を募らせるのですが、夫は亡くなった父親に継母ドンミのことを頼まれたと話し、少しホッとしますが、夫のユシンにも女性の影が見えはじめます。

7話
父親に女の人がいたことを知った娘のヒャンギは父親を責めます。
そして、夫から「ヒャンギが知った」と聞かされた母のシウンはどうしようと心配になり涙を流します。
娘のヒャンギは母に「お母さんに感謝するどころか裏切るなんてお父さんが悪い、未練がないならお父さんと別れて」とハッキリ言います。
そして、娘のヒャンギは父に自分の心の内をハッキリと伝え、お父さんは悪い人だと言います。
なんとも、情けない父親の姿を見せてしまったヘリュン(チョン・ノミン)ですが、この家族は子供たちがしっかりしていて母のシウンも安心です。

また、ユシン(イ・テゴン)は継母のドンミを元気づけようと遊園地に誘いますが、そこには偶然ピヨン(パク・チュミ)の母親ソヒョンと孫のジアが遊びに来ていました。

また一方で、ラジオ局ではヘリョン(イ・ガリョン)が突然吐血し病院に搬送されます。
ピヨン(パク・チュミ)はサヒョン(ソンフン)に電話で知らせ駆けつけますが、病院の医師からストレスによる急性十二指腸潰瘍と診断されます。
ヘリョンが突然救急車で病院に運ばれたことで、一気に現実に引き戻されるサヒョン・・・

8話
名誉院長が亡くなる前に「妻のドンミを頼む」と息子のユシンに言い残したことを知っている妻のピヨンですが、それでも夫と継母ドンミの親密ぶりを見過ごすことができない妻のピヨンです。
そして、ピヨンは夫に毎日継母のドンミの所に通うのは大変だから実家に泊まるように、わざと言います。
たしかに、二人の仲は継母と息子という関係ですが、ちょっと異常な関係で、妻のピヨンが怒るのも無理はないと思いますが、夫のユシンは継母のドンミには恩があるんだと言い、亡くなった実の母の話をはじめてするのです。

また、ヘリョン(イ・ガリョン)が急性十二指腸潰瘍と診断され、義父と義母は心配して、お見舞いに来ます。
更にサヒョン(ソンフン)も気持ちを整理して愛人とは別れると言い献身的に看病するのです。

9話
10か月前のユシン(イ・テゴン)とアミ(ソン・ジイン)の出会いが丁寧に描かれていきます。
アミはアメリカ育ちで帰国の飛行機の中で席が隣になり運命の出会いを果たします。
機内で意気投合した二人ですが、帰りはユシンがアミが泊まる家まで送ってあげ、名刺も渡し、とても嬉しそうなユシンです。

また、サヒョン(ソンフン)も体を鍛えるように妻に言われ、スポーツジムを訪れますが、そこで綺麗な魅力的な女性ウォン(イ・ミニョン)に出会い心惹かれる様子が描かれていきます。



10話
ユシン(イ・テゴン)は家に着き、妻には機内で友人と再会し食事して遅くなったと言い、機内では隣の席が空いていたと嘘をつきます。
その後、アミ(ソン・ジイン)から電話があり、二人は食事をしてからお酒を飲みに行きます。

また、ミュージカル女優ガビン(イム・ヘヨン)は講師として招かれた大学で教授のヘリュン(チョン・ノミン)と出会います。
授業内容の確認にきたガビンはちょうどお昼どきだったため、ヘリュンの妻シウンが作ったお弁当を一緒に食べることになりますが、華やかな女優ガビン(イム・ヘヨン)に胸ときめかせるヘリュンの様子も描かれていきます。

また一方で、サヒョン(ソンフン)の母イェジョンは手の節々が痛いと夫のパン・ムノに話しかけますが、それよりも愛犬のドンミの足が腫れていると大騒ぎし自分に無関心の夫に愛想を尽かし、「もう限界」と言って家出します。

11話
サヒョン(ソンフン)はスポーツジムがあるビルの1階の食堂でウォン(イ・ミニョン)と一緒になり、その席で電話番号を交換します。
そして、ウォンはサヒョンより10歳年上だと言い、彼女の謙虚で家庭的な姿にどんどん惹かれていくのです。

また一方で、二人で酔うほど酒を飲んでしまったアミ(ソン・ジイン)の二日酔いを心配したユシン(イ・テゴン)は翌朝、妻が作った朝食を詰めて出勤前にアミの住まいに届けます。
そして、病院の帰りに器を受け取りに来るとアミにメールします。

12話
また、ユシン(イ・テゴン)とピヨン(パク・チュミ)の夫婦関係に混乱をもたらす、もう一人の人物が継母のドンミです。
亡くなった名誉院長の前では献身的な妻を演じていましたが、本当はユシン(イ・テゴン)がいたから後妻に入ったという、許されない禁断の愛が渦巻いています。
夫の名誉院長が亡くなり、今まで抑えていた感情が少しづつ表面化する継母ドンミの不自然で不気味な行動は嫁のピヨン(パク・チュミ)を悩ませるのです。

また一方で、アミ(ソン・ジイン)はある夜、ユシン(イ・テゴン)に愛を告白します。
ところが、ユシンは自分は立場上、正直になれないと伝えますが、アメリカに帰るというアミに戸惑ったりせず僕を信じてほしいとメールを入れます。

また一方で、サヒョンはいつもスポーツジムで肉入りのサラダとごぼう茶をごちそうになるウォン(イ・ミニョン)を夕食に誘います。
お互いに気持ちよく酔いながら話をしている中、ウォンが若くして両親と死別したと言って涙を流し、「ご両親が健在のうちに親孝行しないと後悔しますよ」とサヒョン(ソンフン)に話します。
時間を忘れるくらい楽しい会話をした二人ですが、帰り道サヒョンはウォンのおでこにキスをします。

13話
二人はお酒を飲んで、サヒョン(ソンフン)はウォン(イ・ミニョン)の家で牛肉のお粥をごちそうになります。
そして、目玉焼きも作ってくれるウォンの後姿を見て心が和むサヒョンはこの人を幸せにしてあげたいと思うのです。
サヒョンは彼女に時々僕の人生の相談役になってくださいとお願いします。
そして、僕以外の人とお酒を飲んじゃダメですよと念を押し、ウォンの優しさと妻ヘリョンの自分本位の冷たさをつい比べてしまうサヒョンです。

また一方で、大学教授のヘリュン(チョン・ノミン)は講師になった女優ガビン(イム・ヘヨン)から食事を誘われ、おしゃれをして出かけていきます。
ネットでガビンの公演を見て「こんな細い体のどこからあんなパワフルな歌声がでるのか驚きました?」と彼女に告げ、嬉しそうに話しています。
そして、ここから彼女の華やかなで聡明な魅力にどっぷりハマってしまう大学教授ヘリュン(チョン・ノミン)です。

また一方で、ケーキとワインで一人寂しく誕生日を祝っていたアミのもとへ、ユシン(イ・テゴン)が訪ねてきます。
「今日は誕生日だったのか?」と・・・ 「会いたかったし、恋しかった」と・・・
それを聞いて、アミの方からユシンに抱きついていきます・・・
アミは「私は何も望まない、こうしてたまに会うだけで十分よ、負担に思わないで、別れを望むなら従うから」と・・・

14話
ユシン(イ・テゴン)は「君が犠牲と言うより我慢を強いられるだろう、外泊は出来ないし、病気の時の看病も電話もできない、夕方6時以降は特に、それでも平気か?」とし、「何があっても家庭を捨てろとは言うな」と言います。
アミは「いつも心の片隅に私がいるならそれでいい」と・・・
ユシンも「君と会うのは本気だ」と言いますが、まぁ~これは美味しいとこどりしているユシン(イ・テゴン)のズルさが不愉快ですねぇ~~

また一方で、サヒョン(ソンフン)とウォン(イ・ミニョン)の二人はドライブに行くことになり、湖をみて「いい気晴らしだ」とサヒョンが言うとウォンは「心が洗われます」と・・・
離婚で心に傷を負ったウォンと安らぎを求めるサヒョンはお互いに心が近づいていきサヒョンは僕がそばにいるよとやさしい言葉をかけ彼女を抱きしめます。

また一方で、偶然に怪我したガビン(イム・ヘヨン)を車で病院に連れて行くことになったヘリュン(チョン・ノミン)でしたが、傷が浅くてホッとするヘリュンです。

15話
ガビン(イム・ヘヨン)は公園でヘリュン(チョン・ノミン)の前でヘリュンだけにミュージカルの歌を歌ってあげます。教授のための特別公演です。
ヘリュンは「ブラボー、感動しました」と喜びの拍手をします。

また一方で、サヒョン(ソンフン)はウォン(イ・ミニョン)との関係について考えています。
僕たちは「関係」にとらわれたくない、名もない間柄がいいと言います、それは親子関係や夫婦関係や友達関係とは違う、ただのウォンとサヒョンでいたいと告げます。
関係はいつか壊れます、あなたとはそうなりたくないし、この縁を失いたくないから、一番身近な人になりたいし、いつもそばにいてあげたいと話します。
ウォンは胸がいっぱいになり、嬉しくなります。

また一方で、ガビン(イム・ヘヨン)の部屋で食事会があり、ヘリュン(チョン・ノミン)は彼女の部屋を訪れます。
皆で、この一瞬を楽しもうと乾杯し、ヘリュンは皆のために肉を焼いてあげます。
そして、最後に二人だけになったガビンは昔の恋人からの心の傷を癒すためにヘリュンに「教授、少しだけ抱きしめてくれませんか」とお願いします。

16話(最終回)
人間味があって心を落ち着かせてくれる教授のヘリュン(チョン・ノミン)にだんだん心惹かれていくガビン(イム・ヘヨン)は自分からヘリュンの胸に飛び込んでいき、二人は自然に抱き合うのです。
ところが、ガビンは今学期で講師を辞めたいので後任の講師を探してくださいとヘリュンに言います。
その後、二人は夕食を約束し、その場でガビンは「忘れられない人がいるので、先生を利用してもいいですか?先生がそばにいれば彼を忘れられそうです」と話し、これを話すために講師を辞めたと・・・
ここから二人の不倫関係がはじまります。

また一方で、サヒョン(ソンフン)は母が作った料理を捨てようとする妻ヘリョンと喧嘩になりウォンのところに向かいます。
彼女にいろいろ相談するサヒョンですが、このまま放っておくとますます夫婦間の溝が深まってしまうと注意されます。
ところが、サヒョンは僕たちのこととは関係なく、妻とは別れますとウォンに告げるのですがウォンは私に好意を抱いているのは私のいいところしか知らないからよ、10歳も年上の女性のことが分かるの?と自分をさらけ出すウォンは強く間違っていることを指摘します。
妻と離婚するというサヒョンにウォンは本当の私を知ってから終わらせるのよと言い、二人はこの夜一線を越えて一緒に朝を迎えます。
そして、離婚しようと家に帰ったサヒョンは妻のヘリョンから自分の父が大腸ガンだと昨夜電話があったことを泣きながら話します。

また一方で、完璧な夫を演じているユシン(イ・テゴン)の愛人アミ(ソン・ジイン)の実の母が韓国に戻ってきますが、ここでアミの衝撃的な出生の秘密が明らかになり、シーズン2に続きます。

(辛口コメント)
本作もシーズン2を意識したラストで、中身の薄いハッキリ、スッキリしない結末でした。
最近の韓国ドラマはクオリティーの高いドロドロ系のドラマが大ヒットしているので目の肥えた視聴者を満足させるドラマ作りも非常に難しいと思いますが、本作の煮え切らない主人公たちとなかなか前に進まないストーリー展開にイラっときました。
ところが、シーズン2は自己最高視聴率を記録するほど好評だったようで、現在、韓国ではイ・テゴンさんとソンフンさんと継母役のキム・ボヨンさん3人の重要俳優の降板でシーズン3が放送中です。
この先、この3人の降板が不安の種にならないといいですね。
最後まで同じ人物で見たかったですし降板の理由が謎で、こちらの方も興味があります。

シーズン1を見たお友達は、イ・テゴンさんが目立っていたドラマだと言ってましたが、シーズン2のラストの終わりはあまりにも曖昧過ぎて、視聴者をバカにしていると憤慨していました(笑)
こういう結末もシーズン3を意識したドラマ制作なのかしら・・・?
絶対に次を見たくなりますよね!?






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韓国ドラマ「グッドキャスティング」あらすじと感想、ラブコメ&アクション

2021-07-04 | 韓ドラ か行、くけこ

韓国ドラマ「グッドキャスティング」あらすじと感想、最終回。
コメディ-&ロマンス&アクションと三拍子そろったとても分かりやすい飛んでる女スパイたちの潜入捜査の物語です。
その個性的な女性スパイを演じているのがチェ・ガンヒ、キム・ジヨンといったコミカルな演技が最もハマる本作には欠かせない実力派女優さんたちで、面白くないはずがありません。(笑)でもドジな女性スパイたちの正体がいつバレてしまうか危機一髪の連続でスリルに満ちた心地よい恐怖感はありますよ(笑)
その中でも童顔のチェ・ガンヒさんのとても44歳には見えない派手な痛快なアクションにはビックリです。私がチェ・ガンヒさんに出会ったのはチュ・ジンモさんとキム・ヒソンさんの映画「ワニ&ジュナ」でもう20年前の映画ですが、ジンモさんの大ファンだった私は夢中になって何度も観た映画で、チェ・ガンヒさんというと、この映画を思い出します・・・ちょうど今の季節にピッタリの爽やかで切ないラブロマンス映画なんです・・・

また、もう一人の仲間には心優しく気弱なシングルマザーをユ・イニョンが演じています。今まで悪女役の印象が強い彼女がドジで大人しそうな役柄を独自に好演していて、とても好感が持てました。
また、ツンデレ社長をソフトなイメージのイ・サンヨプが演じ、チェ・ガンヒとのラブロマンスも騒がしくエネルギッシュに描かれていて楽しめます。イ・サンヨプさんはドラマ「平日午後3時の恋人」の不倫相手の教師役がとても良かったです。本作はラブコメですが彼らしい幅広い演技でどこか人の良さがでてしまうような温かな味のある社長役を演じ、15年前の回想シーンではチェ・ガンヒを先生と呼ぶ若々しい雰囲気を出しています。

女性トリオチームは黒幕を捜す任務に就き、お互いに助け合いながら悪の中心へと向かっていきますが、ある時、そんな彼女たちに、ある過去の事実が明かされ3人の間に亀裂が生じます。
女性たちの友情はどうなるのでしょうか?  また3人の女性たちは、一人で娘を育てているシングルマザーや反抗期の娘を抱え主婦業に追われる母など、それぞれに厄介な事情を持つ人間ドラマなども描かれていて共感が持てます。
また、チェ・ガンヒとツンデレ社長のイ・サンヨプ、そして、気弱なシングルマザーのユ・イニョンと韓流スターのイ・ジュニョン、この二組のラブラインも男性陣の一途な愛に心打たれ最後まで飽きさせない魅力的なカップルでした。
特に年上のシングルマザーに恋してしまう韓流スターのイ・ジュニョンの若さゆえの猛アタックが胸キュンキュンで、トキメキ度が高いです(笑)
任務に無我夢中の女性スパイとロマンチストなイケメン男子たちのそれぞれの恋はどうなるのでしょうか?最後までワクワク目が離せない注目のドラマで、本作も続編が期待できる楽しいドラマでした。

あらすじ(ネタバレあり)
①3年前の作戦で失敗した国家情報院要員のチャンミ(チェ・ガンヒ)は、一線から退いていました。その時、共に犯人を追っていた部下のミンソク(ソンヒョク)が命を落とし、その上犯人も逃し、時を同じくしてミンソクの妻で国家情報院デスク勤務のイェウン(ユ・イニョン)は一人で女の子を出産します。
その時、追っていたのは正体不明の産業スパイのマイケル。そして、部下を失なったチャンミ(チェ・ガンヒ)は復讐を誓うのです。
また、夫を殺されたイェウン(ユ・イニョン)も夫の死の真相を明らかにすると強い決意があります。
ある日、イルグァンハイテックの技術が、再びマイケルにより国外に流出するという情報を得て新しい作戦が始まります。
ゴーストと呼ばれているマイケルですが、彼に関わるとみんな命を落とすと言われている悪者で
そこで集められたのがチャンミ(チェ・ガンヒ)、ミスン(キム・ジヨン)、イェウン(ユ・イニョン)の女性3人です。
そして3人を率いるのは国家情報院のチーム長のグァンス(イ・ジョンヒョク)。
彼らは正体を偽装してイルグァンハイテックに潜入し情報を入手することになります。
また、チャンミ(チェ・ガンヒ)と上司のチーム長のグァンス(イ・ジョンヒョク)は昔恋人同士で、チーム長のグァンスの方から別れを告げたという苦い記憶があります(笑)
そんな二人がまた一緒に仕事をすることになりました・・・

②技術の海外流出を防ぐためにイルグァンハイテックに潜入するため中途採用試験を受ける3人。イェウン(ユ・イニョン)は広告企画部に入り、イルグァンハイテックのモデルである韓流スターのウウォンに接近。チャンミ(チェ・ガンヒ)は何度か面接に落ちたあと、やっと社長秘書として合格しますが、それはチャンミがユン社長(イ・サンヨプ)の初恋の人に似ているからという理由だったのです。チャンミはユン社長に接近し社長室から情報を得ようとします。またもう一人、イルグァンハイテックで実権を握っているミョン専務と右腕のタク本部長はとくに目を付けている注意人物です。
ユン社長(イ・サンヨプ)は台湾と交流があり非公式の出張が多いので怪しく、また話題の韓流スターのウウォンは特に中国と台湾で爆発的な人気があり頻繁に台湾に行っていて運び屋として最適な条件を満たしています。ミョン専務たちとこの3人のうちの誰かがマイケルと繋がっていると国家情報院のチーム長グァンス(イ・ジョンヒョク)が言います。
一方ミスン(キム・ジヨン)はどうしてもイルグァンハイテックに合格できず、清掃員として入ります。そして、ここから極秘任務の危険な潜入捜査がはじまります。

③社長室に忍び込みパソコンのUSBを盗むチャンミ(チェ・ガンヒ)。
ユン社長(イ・サンヨプ)は社長秘書として来たジャンミが昔自分の家庭教師で初恋のチャンミに思えてならないのです。チャンミはユン社長のことを思い出しつつも、人違いですとユン社長に言います。
また、ミョン専務と右腕のタク本部長はユン会長の血縁をを消すためにユン社長(イ・サンヨプ)を社長の座から引きずり下ろす計画を立てています。
一方、研究所のオク所長は、ミョン専務に言われたとおりに2次研究資料をコピーし渡す準備をしています。それを止めるために研究所に忍び込んだミスン(キム・ジヨン)は、逃げ口の通気口に挟まり出られなくなってしまい、チャンミとイェウンが助けに行きますが毎度ヒヤッと身が縮む思いです(笑)

④また同じくユン社長(イ・サンヨプ)もミョン専務と右腕のタク本部長を怪しいと感じています。またチャンミもマイケルと同じブランドの青いスカーフをしているタク本部長をマイケルだと疑い、チャンミはタク本部長を調べようとしています。ところが、タク本部長は社長秘書として来たチャンミが国家情報院の要員だと知ってしまいます。
またタク本部長は韓流スターのウウォンのマネージャーのチョルウンに運び屋を指示していたのです。チョルウンはお金のために2次研究資料の入ったチップを持って台湾で取り引きをすることになっていましたが、チップを持って逃げてしまいます。
そんな時、広告契約のことで韓流スターのウウォンを訪ねたイェウン(ユ・イニョン)は、逃げたマネージャーのチョルウンと間違われた韓流スターのウウォンと一緒にタク本部長の手下の女性秘書に捕まってしまいます。
そこへチャンミとスミンが助けに行きますがいつもギリギリのところで助かるのです(笑)



⑤タク本部長の女性秘書を捕まえたチャンミは彼女から、マネージャーのチョルウンが持って逃げたのは時計に入れたチップだと知ります。チーム長のグァンス(イ・ジョンヒョク)らは、そのチップが海外に出るのを止める作戦を開始します。
韓流スターのウウォンは脳しんとうでしばらく意識が戻らず、直前の記憶も失っていましたが、撮影現場スタッフになったイェウン(ユ・イニョン)が台湾でのイベントに同行することになります。
チャンミとミスン、そしてチーム長のグァンスはチップを盗んだマネージャーのチョルウンを追って台湾行きの飛行機に乗りますが、そこにはチョルウンが乗ることを知らないタク本部長がいました。裏切ったのは国家情報院のソ局長の仕業だったのです。
チーム長のグァンス(イ・ジョンヒョク)の上司で国家情報院のソ局長とミョン専務と右腕のタク本部長の3人は3年前のある事件に絡んでいたのです。
お互いに権力志向が強い上司の野心家たちが手を組むことで、秘密の潜入捜査はすべて筒抜け状態。部下のチーム長のグァンス(イ・ジョンヒョク)たちの行く先は厳しいものになりますね。

⑥タク本部長が飛行機に乗っていることに気づいたチャンミらは、タク本部長よりも先にチョルウンからチップを奪い取らないといけません。チャンミがタク本部長と格闘している間に、グァンスがチョルウンからチップを奪い身柄を捕まえます。そしてチョルウンから台北でワン・カイという人物にブツを渡す約束だったことを聞き出します。
タク本部長の失敗によりミョン専務はオク所長に「今後はお前が動け」と指示を出します。
オク所長は「邪魔な国家情報院の奴らをすべて消してやる」と強気な姿勢を見せます。
その後、韓国に来たワン・カイから連絡があり、物流センターで取引する約束をし、その場で悪のワン・カイたちを取り押さえる作戦を立てます。

⑦ワン・カイたちとの乱闘で、どうにか爆弾の危機から逃れたチャンミとミスンとイェウン。チーム長のグァンスは作戦の情報が外部に漏れているとソ局長に報告をします。
ところが、ソ局長は以前も裏切りの噂のあったチャンミのせいではないかと匂わせるのですが、局長のグァンスは「それは違う」と分かっています。
タク本部長に飛行機のことを教えたソ局長は、それがバレることを恐れ始めるのです。
また、チャンミはこの作戦からユン社長と韓流スターのウウォンの二人を容疑者から外すと言いますが、ミスンがチャンミをなぜ?と言ってからかいます(笑)
一方、爆弾の事故にあい、死との恐怖感からチョルウンは精神が不安定となり証言を得ることが出来なくなります。
またその時の事故でチャンミも怪我をしますが、彼女が国家情報院だと知らないユン社長は、大好きだった初恋の人に似ている彼女を心から心配します。
そして、チャンミが秘書を辞めてしまうのではないかと気になって仕方ないのです。
ところが、そんなユン社長は一度政略結婚をしていて、バツイチだったのです。

⑧研究所のオク所長にマイケルから連絡が入り待ち合わせのホテルに向かいますが、国家情報院にバレたからまた連絡するとソ局長からメールが入ります。
オク所長とマイケルのつながりを探すために、ミスンは再びオク所長の研究所に忍び込んで携帯のデータをハッキングすることに成功し、マイケルの番号を見つけます。
ところが、その番号は国家情報院のソ局長に繋がっていたのです。
更に、逆に防止ツールによる細工をしていたオク所長は、逆ハッキングをしてイェウンやミスン、チャンミの顔を知ることになり、ここからの作戦がすべてオク所長に分かってしまいます。
一方、ある情報を入手したユン社長のピョン秘書は台湾へ行くことになります。そこではユン社長の父である会長時代の部下に会い、ミョン専務が裏帳簿を持っていたことを知ります。
ユン社長の父は亡くなる直前に裏帳簿の存在を知り、そのせいでミョン専務と対立し、その直後に交通事故で亡くなったのです。
すべて、ミョン専務の裏帳簿の中に理由があるようです・・・
またユン社長の非公式のスケジュールにはチャンミが同行することになりますがその車には数台の車が尾行していました。チャンミの行動を知りたい者たちによる仕業です。
そして、今回の尾行でチャンミは自分を殺そうとしている人物がソ局長だと知るのです。

⑨イェウンは突然「娘に会いたいだろう」というメッセージと共に、娘のソヒが拉致されます。そしてソヒを返す代わりに国家情報院の要員たちの動きを謎の電話の主に教えるように指示されます。
同じころ、捕らえられたチョルウンが自殺したというニュースが流れますが、それは自殺ではなくて、口封じの殺しでした。
チーム長のグァンスらはソ局長の動きを不信に思いますが、今は何の証拠もないため、チョルウンを殺した犯人を追うことに力を注ぎます。
ところが皆が全力で集中している時、突然ソ局長が産業保安3チームを解散すると決め、憤慨する要因たち。
そのこともあり、チャンミはソ局長になぜ私を尾行したのか皆の前で質問しますが、そこは抜かりの無い巧みな話術で負けてしまうチャンミです。
「ユン社長とチャンミが昔恋人だった」と言われ、チーム長のグァンスは「ソ局長を一発殴るつもりが2発やられたな、いつも最後の最後でダメにする」と言われます。
そんな時、タク本部長からチャンミに電話がかかってきます。「チョルウンを殺しに行ったら別の奴が殺していた」と動画を送ってきて「ミョン専務の金庫にある帳簿を持ってこい、犯人のマイケルを捕まえたいだろ、面白いことにお前のそばにいるぞ、知りたければ帳簿を持ってこい」と衝撃の言葉を発します。チャンミは頭の中が混乱しますが、最終的な狙いは自分たちだと考え、犯人の一人はソ局長だと確信します。

⑩ミョン専務が隠し持っている帳簿がカギだと知ったチャンミは、それを盗みに専務室に入ることを決めます。しかし、専務室には特別なロックシステムがあり、簡単には中に入れません。中に入るためには特別なセンサーが必要だと知ったチャンミ、ミスン、イェウンの3人はある作戦を立ててミョン専務のセンサーを手に入れるのです。
チーム長のグァンスに「失敗したらお前の人生を抹消されるぞ」と注意を受けますが「生き残れるのはソ局長か私のどっちかよ」と3年前の復讐を懸けているチャンミです。
また同じころ、ユン社長のピョン秘書も、同じ帳簿を盗むためにミョン専務室に入る計画を立てていました。ピョン秘書は親のいない自分を留学までさせて育ててくれた恩を返したいのです。
そして、暗闇のミョン専務室で鉢合わせするピョン秘書とチャンミは乱闘になりお互いに傷を受けますが帳簿はピョン秘書が持ち帰りましたが、それは偽物でした。そこへミョン専務がやってきて、明るくなった部屋でチャンミはミョン専務と出会ってしまいます。ユン社長が呼ばれ、立場が悪くなったユン社長はチャンミを守るためにNANDフラッシュの研究権限をミョン専務に取られてしまいます。
また一方で、マネージャーのチョルウンの自殺は韓流スターのウウォンのせいだというニュースが流れ、スキャンダルでイメージがガタ落ち、ウウォンは精神的に追い込まれるのです。
そして、今度は会社からの命令で契約解除に行くイェウンです。

⑪謎の男と専務室で鉢合わせしたチャンミは、その男がピョン秘書だと気づき、ピョン秘書も相手がペク・ジャンミ秘書ではないかと気づき、身元を調べることにします。
またやっとのことで帳簿を手に入れたチャンミたちですが、実はイェウンはある男にチャンミたち要員の動きを報告するよう脅迫されていました。しかしどうしてもチームのみんなを裏切ることができないイェウンはチーム長のグァンスに相談します。
その後、脅迫されていた男が誰なのか突き止めますが、まさかソ局長が裏切者だったことに大きなショックを受けるのですが、問題はソ局長よりまだ上がいるということなのです。
チャンミの正体を知ったピョン秘書はユン社長のためにチャンミを会社から追い出します。
ユン社長もチャンミが愛する初恋の彼女だったことを知り複雑な心境です。

⑫チャンミはソ局長の上の次長クム・ドンソクから内部の裏切者を捜すように指示され、マイケルを捕まえる作戦に合流していたのです。そして、チャンミらはついに国家情報院内部で裏切り行為をしていたのはソ局長だと突き止めます。
そのころイェウンは、3年前にフィアンセのミンソクが命を落とした作戦のチーム長がチャンミだったと知り衝撃を受けます。チャンミは同じようにイェウンをこれ以上危険にさらしたくありません。チャンミは自分も死ぬ覚悟でタク本部長が撮った動画と引き換えにミョン専務の帳簿を渡すという取り引きのため、1人でタク本部長に会いに行きます。
ところがそこに怪しい人物が現れ、タク本部長が殺され、動画を奪われチャンミは銃で撃たれて重症です。 単独行動をしたチャンミを泣きながら叱るミスンたち・・・
そして、ハッキングしていた人物がオク所長だと分かります。
また一方、ユン社長はピョン秘書からチャンミが国家情報院の要員で銃で撃たれて今病院にいることを聞き、急いで駆けつけます。集中治療室で対面したユン社長は「もう絶対に離さない」と心に決めます。

⑬国家情報院で取り調べを受けていたソ局長は食事の出前に毒を盛られ毒殺されます。ソ局長はミョン専務たちの悪事を知っている証拠を持っているため命を狙われています。ミョン専務は自分を邪魔する者は容赦なく殺す悪の男です。
また、一命を取りとめたチャンミは、その男の手にMの入れ墨があるのを見て、マイケルとの関連を疑うのです。
その後、ミョン専務を追っていたチャンミたちとユン社長たちは合流しようと話になります。そこで皆が集合し揃った顔ぶれを見てユン社長は「国家情報院から、何人がうちの会社に?」とあっけにとられます(笑)
そして、「情報を共有しましょう、僕たちが助けになるかも」と話しだします。



⑭オク所長の3次研究が1週間以内に終わるので、技術が流出する前にミョン専務を捕えたいチャンミたちです。
そして、驚くことに・・・実はソ局長は生きていました。そしてミョン専務をおびき出すおとりとなると自ら提案して、チャンミたちはミョン専務を捕まえることに成功します。しかし、ソ局長は何者かが連れ去り、その場から姿を消してしまいます。これはソ局長の計画ですが、誰に連れ去られたのか分からないチャンミらは、チョルウンを殺した「ホワイト洗濯」が関わっていることを突き止めるのです。
また、ピョン秘書も「ホワイト洗濯」がユン社長の父親の死にも関わっていると知っていて、「ホワイト洗濯」の数人が組織として動いているのです。
また一方、韓流スターのウウォンに国家情報院の要員だということがバレてしまったイェウン。
それでもイェウンをそばに置きたいウウォンは「ばらすぞ」と言って、いろいろな条件をつけて好きになってしまったイェウンを縛り付けます。子持ちのバツイチがバレたときの彼のリアクションはどうなんでしょうか??(笑)

⑮また、チャンミはずっと引っかかっていたマイケルが口ずさんでいた歌のヒントを見つけ、研究所で確認します。 なんと、マイケルの正体はオク所長だったのです。
その後、出国手続き寸前でマイケルに殺されたソ局長の遺体が空港で見つかります。死ぬ直前ソ局長が残した「ホンコン・・・」というメッセージからチャンミはついに3年前に消えたマイケルの痕跡を残す証拠品の携帯を手に入れます。ソ局長が3年も隠していた証拠品で、マイケルやミョン専務の悪事も録音されています。これでミョン専務は送検されます。
また、イルグァンハイテックの技術流出の噂が世間に出回り株価が暴落し、世論は批判的です。
元妻のシム社長が手を回し、緊急役員会でユン社長の解任を決議することになりました。
チャンミのために口を開かないユン社長は解任され、後任にシム社長が就きました。
ユン社長はチャンミに「明日、検察に出頭する、自分から行くことにした、でも1つ約束してくれ、僕が戻るまで待っててほしい」と言い、チャンミは彼の手を握り「約束するわ」と真剣に告げます。
また一方、韓流スターのウウォンは勇気をもって愛の告白をしますが、イェウンの答えはノー。俺が好きなった責任を取れとわめくのですが、結局振られてしまいます。

最終回、
国際手配されたマイケルは国外に出ることが難しくなり、3次チップの受け渡しはワン・カイが済州島に入国して行うことになったのです。その情報を得たチャンミらは、済州島で、ある作戦を実行するのですが、相手のワン・カイらに正体がバレてしまいます。ミスンとイェウンが捕まり、チャンミは前回のお返しと言って爆弾を用意しました。3人は危機一髪の状況でその場を脱出しワン・カイらは逮捕されます。
ところがマイケルにワン・カイが捕まったことが知れてしまいます。
同じころ、ユン社長の身を案じたピョン秘書は単身、済州島に乗り込みマイケルの車を尾行しています。二人は島の廃校で乱闘になりますが、マイケルはピョン秘書の正体を知っていました。
ピョン秘書はマイケルに銃で撃たれ、そこにチャンミが助けに来ますがピョン秘書は早く捕まえに行け、今逃がしたら永遠に捕まえられないと必死に伝えます・・・
チャンミは3年前のあの時と全く同じ状況に迷うのです・・・
車で逃げるマイケルに銃を向けるチャンミ・・・
そこへチーム長たちの応援もありマイケルを捕まえることができますが、ピョン秘書は息を引き取ります。解剖の結果、胃の中からは大事なチップが出てきたのです。それはユン社長の無実を証明したかった大事なチップなのです。そのピョン秘書も普通の人間ではなかったようです。
ユン社長もピョン秘書が済州島にいると聞き、すぐに駆けつけ、「僕は父とピョン秘書を殺した奴らを絶対に許せない、情報を共有しましょう」とチーム長たちに話します。

その後、ミョン専務は重い罪に罰せられ、誹謗中傷を受けた韓流スターのウウォンはマネージャーの死が他殺だと明らかになり、悪質な投稿に対し法的措置を取ると発表。
その勢いでイェウンの家の前で彼女を待っていたウウォンは彼女の娘のソヒと遭遇しますが、それでも俺と付き合えと言って二人はラブラブになります。

また元妻のシム社長は昔ユン社長が自分を助けてくれたことを最近知り、就任前に辞退を発表し、ユン社長が復帰します。
チャンミはペク・ジャンミの名前でユン社長に辞職届を出します。
「最後まで冷たいなぁ」というユン社長は「15年前に決心した、偶然でも会えたら、もう絶対に手を離さない」と言って強引にキスをします(笑)
そこにまた国家情報院から電話があり、出動要請があります。彼はそれでもかまわないと・・・

数か月が経ち、刑務所から脱走しようと計画していたマイケルは脱走中に姿を消していたタク本部長に殺されます。マイケルは上からの指示で殺されたようです。
「ホワイト洗濯」の情報を得たチャンミは久しぶりにスミン、イェウン、そしてチーム長から局長になったグァンスと合流します。「ホワイト洗濯」の正体が明かされないまま、また同じメンバーの「グッドキャスティング」で新たな任務がはじまります。 おわり







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韓国ドラマ「偶然見つけたハル」あらすじと感想、空想ラブロマンス

2021-01-30 | 韓ドラ か行、くけこ

韓国ドラマ「偶然見つけたハル」あらすじと感想、最終回。
ドラマ「偶然見つけたハル」は、女子高生ウン・ダノ(キム・ヘユン)がすでに決められた漫画「秘密」という本の世界に逆らって愛を変えようとする脇役たちの本格学園ロマンスで、韓国で大ヒットしたウェブ漫画を抜群のシンクロ率で演じる若手俳優たちの活躍を描いたドラマです。女子高生ウン・ダノ(キム・ヘユン)のために自分を捧げるハル(ロウン)の美しくも切ない姿が描かれイケメン過ぎるロウンのキラキラぶりは最高です!

またミンホ君の花男にあったF4のようなA3(アメイジング3)というセレブなイケメン男子学生も登場し、胸キュンポイント満載のラブストーリーに最後の最後までハラハラドキドキの連続です! ハル役のロウン君も超~イケメンですが、このA3の中のナムジュ役のキム・ヨンデ君は韓国ではカン・ドンウォンさんに似ていると評判になっているそうで、こちらのキム・ヨンデ君のキラキラぶりも負けていません。これから大ブレイクしそうな注目度が高い一人でしょう。
また美しい映像美やドラマとマッチする挿入歌、そして新しい発想のストーリー展開など1話からどっぷりのめり込んでいくこと間違いありません。自由と初恋を懸けて奮闘する漫画の中の脇役たちはすでに決められたシナリオを覆すことができるのでしょうか?

劇中、女子高生のキム・ヘユンは、裕福な家庭の一人娘で先天的な心臓病を持つウン・ダノ役を、また秘密を持った男子生徒の脇役「13番」をロウンが演じています。二人は自分たちが少女漫画の中のキャラクターという事実を知った後、作品の中の世界の秘密を暴き、自分たちの人生を取り戻すための冒険を始めます。
またそれだけでなく本作はフレッシュで若手のイケメンが勢揃いしA3演じるギョン役のイ・ジェウク、ドファ役のチョン・ゴンジュ、ナムジュ役のキム・ヨンデなど、若手俳優たちの演技にも注目です。シャープなビジュアルとクールな雰囲気を誇るイ・ジェウクは、ウン・ダノ役キム・ヘユンの婚約者で嫌味たっぷな男を完璧に演じ、ウン・ダノをめぐって脇役の13番ロウンと妙な三角関係がはじまりドラマに緊張感が走ります。
また一方、前向きで愛らしいキャラクターで漫画の中のヒロインの女子高生ジュダ(ナウン)と、完璧なビジュアルと成績も喧嘩の強さまでも優れた主役A3ナムジュ(キム・ヨンデ)の格差ある恋愛関係も興味深い恋愛要素のひとつで、ここに同じA3ドファ(チョン・ゴンジュ)まで加わり、ジュダの心を揺さぶっていきます。

誰かを好きになるのは主役も脇役も平等なのですが、漫画の世界ではエキストラたち脇役は愛も自分たちが努力しないと手に入らないのです。でも人を好きになる気持ちは作家にも止められないのですね!本作はそんなドラマで、先が予測できないラブラインって好奇心を刺激しますね! 久しぶりに胸キュンキュンの学園ドラマに出会いました。



あらすじ(ネタバレあり)  
①心臓に持病がありますが、明るい社長令嬢の女子高生ウン・ダノ(キム・ヘユン)には片想いしている親が決めた婚約者A3のギョン(イ・ジェウク)がいます。そして、婚約者ギョン(イ・ジェウク)の父親の事業はダノの家にかかっているので、ギョンの家族はダノを利用するのです。ところがダノの日常生活に異変が起こり幻覚や記憶を失ったり未来を予知できるようになるのです。
そんな時、学校の謎の学食調理人のミチェ(イ・テリ)から伝えられた衝撃の事実は、自我を持ったダノは漫画の世界で生きていることを知ります。そして、作家が描いた通りに物事が進行する漫画の世界「ステージ」と自我を持った登場人物たちが自由に動ける作家が描いていない場面や空間「シャドウ」が存在する、二つの世界があることを学食調理人ミチェから教えてもらいます。また記憶がなくなるのは漫画の場面が変わったせいだとか・・・ バカバカしいと思っていたダノはようやく自分が漫画の世界の登場人物になったことを受け入れることに・・・

②そして、よくある漫画のヒロインらしく、学校のイケメン男子A3に思いを寄せられていると思い込んでいたダノ。しかし、A3の№1でありこの漫画の男性主人公であるナムジュ(キム・ヨンデ)の愛を一身に受けるヒロインはダノがいつも窮地を救ってあげている地味な女子生徒のジュダ(ナウン)だったのです。
さらに衝撃なことに、ダノはその他のエキストラの脇役でナムジュとジュダの仲をくっつける恋のキューピット役だったのです。おまけに漫画の世界の外のシャドウでは婚約者のギョンを好きでないのに漫画の中で片想いしているギョンから傷つくような言葉を常に言われ惨めになるダノです・・・(笑)
そこでダノは「傷だらけの設定なんて、クソ食らえ、作家から必ず取り返してみせる、私の人生は私のものよ」と何とかして作者のストーリーを変え自分の思いのままに人生を生きようと思い立って行動を移すのですが、そんな中、ダノの運命を変えられそうな謎の男子生徒が現れ、作者の設定とは異なる出来事が起こり、そのきっかけとなる手に傷がある男子生徒を必死で捜し出すダノです。

③やっとの思いで彼を見つけますが存在感がなく彼は名前も持っていない「出席番号13番」で、出番がほとんどないエキストラだったのです。何度見つけて話しかけても、ダノを覚えていない様子の「13番」。それでもダノは諦めず、彼を見つけては話しかけるのでした。
そんな時、A3のドファ(チョン・ゴンジュ)にもダノと同じ自我が現れ、自分が漫画の世界にいることを知り、学食調理人ミチェとダノに僕にも信じられるように説明してくれと言います。そして漫画「秘密」の本を見せられるドファでした・・・(笑)また自分の心臓病が悪化していることを知ったダノは更に全てを変えて自分の人生を変えようと強く心に誓います。

④嫌われているギョンに「病人は家で静かにしてろ」と怒鳴られるダノ。その姿を見て「生きたい」と願っているダノの気持ちを知った13番。
そして、修学旅行のペアのナイトトレッキングでダノは作家の作ったストーリー通りにギョンとペアになり、はぐれて迷子になります。漫画ではそんなダノをギョンが探しに来るストーリーのはずが、現れたのは13番の彼だったのです。
ここで初めてストーリーが変わっていました。13番が案内してくれた蛍が舞う美しい水辺で、ダノは彼に「ハル」という名前を付けるのです。でもまたシーンが変わると、ハル(ロウン)はダノのことを忘れるようでした。そして、学食調理人ミチェは「名前がない者が名前を持ち、動き始めるとすべてが壊れる」とダノに教えます。

⑤手に傷があるハル(ロウン)は自分は誰なんだろうと思っています。ハルはダノをどこから記憶して、自分の心がどこに向かっているのか分からないけど僕の始まりはダノからだったと告げます。そしてハルにも自我が生まれます。
そしてダノはどういう訳かギョンに婚約破棄を言います。ダノやハルなど最近不思議に思うことが多くなったギョンは少し戸惑っています。またドファと一緒に自我が生まれたハルに漫画の世界のルールの物語の中がステージで物語の外がシャドウだと教えられ幸せいっぱいになるダノ。そんなダノに、学食調理人ミチェは「ステージを変えるとこの世界が壊れてしまう」と再度警告するのですがダノは聞かないのです。
ミチェはハルに「ステージをめちゃくちゃにするとハルの手の傷の痛みがひどくなるからダノを止めろ、それがハルの存在理由だ」と厳しく伝えます。
そんな中、ナムジュが誕生パーティーでジュダとの交際宣言をするストーリーが見えてしまったダノでしたが当日ドファがジュダに先に「好きだ」と告白したことから、ステージが変わり、なんとダノに関心がなかったはずのギョンが皆の前でダノとの交際宣言をする内容に変わってしまったのです。

⑥ギョンがダノと交際宣言をするストーリーに変わってしまったステージ。学食調理人ミチェはハルに、ステージを変え続けたらハルの存在が消えてしまうと警告しますが、ハルの気持ちは変わらずに僕はダノについて行くと言います。やはりハルの姿が消えてしまい、新しく13番の男子生徒がハルの机に座っていました。

⑦いつも自分を助けて救ってくれたハルが突然消えてしまい必死でハルを捜すダノ。しかし、誰一人ハルのことを覚えていなかったのです。ハルが消えたのは自分がステージを変えたせいだと悲しみに暮れるダノ。
そんな時なんとギョンに自我が芽生え、漫画「秘密」を見ながら今までのダノの心の変化に納得するのです。そんなダノに、ギョンはハルの代わりにステージを変える手伝いをするよと言います。ところが急にハルが現れ、ハルは漫画「秘密」に「ハル、テニス部でギョンを慕っている」という人物紹介欄にキャスティングされていたのです。
ハルはすべの記憶を無くし戻ってきました。ハルはステージにまで登場し、知らないふりをしているのか?本当に知らないのか?変わるのは誰かの設定なのか?誰かの物語なのか?学食調理人ミチェも疑問に思っています。またギョンはダノに「お前の本当の望みはなんだ?エキストラ脱出か、長く生きることか、それともハルか?おまえの運命を変えられるのは俺だ、手伝ってやるよ、本気だ」と伝えます。

⑧まるで親友のようにいつもギョンのそばにいるハル。ダノは記憶を無くしたハルの冷たい態度がつらくて耐えられないのです。でも何度も図書室で出会うダノが気になっているハル。
一方ステージではナムジュが校内放送で、誕生パーティーで発表するはずだったジュダとの交際を宣言します。それを聞いたダノとドファは、ステージを変えても結局作家の作った通りに進むストーリーに自分たちの無力さを痛感するのです。

⑨ステージを変えたことを後悔して涙を流すダノの前に、やっと記憶を取り戻したハルが現れ「今度は僕が君の話を変える。
ごめん、遅くなって、もうどこにも行かない」と言ってそっと抱きしめます。ハルとダノは二人だけの楽しい時間を過ごしていますが、急にハルの目の前に漫画「秘密」とは違う漫画「凌霄花(ヌンソファ)」のシーンが現れ、戸惑うのです。
一方、本当はダノが好きだったギョンは、「シャドウ」になるとハルのことで頭がいっぱいになるダノに、「ステージ」でのダノが本物であってほしいとつぶやくのです。
そしてダノをめぐりハルとギョンは喧嘩になりギョンは「俺とダノの物語から出て行ってくれ」と強く怒りますが、ハルは「作家がまだ描いてないページがある」と言います。
また、もう1つの漫画「凌霄花(ヌンソファ)」でもハルとギョンはダノを巡って恋敵だったのです・・・

⑩ハルは、「ハルの始まりは漫画「秘密」ではない」と言った学食調理人ミチェの言葉を思い出します。ミチェはまた同じ悲劇が起こるかもしれないと思い漫画「凌霄花(ヌンソファ)」の本を急いで燃やします。
ギョンは、ミチェが燃やした漫画「凌霄花(ヌンソファ)」の数ページをひょんなことから見つけ、ストーリーの一部を知るのです。
またドファからギョンはダノとの交際宣言をしたのは、ハルがステージを変えたからだと聞かされますが、なぜハルにだけできるのか? 学食調理人ミチェはなんの役割も責任もないエキストラだからできたのかも?でも作家が意図したことはどんな形でも必ず起こることだとギョンに言います。
また一方、ジュダはナムジュの母から屈辱的な言葉を言われ、ナムジュに「私とあなたは何の関係でもない」と言います。
またダノは体調が悪化し入院が長引いていますが、ダノはハルに会いたくて仕方ありません。もちろんハルも恋しくて一人涙を流す日々が続きます。
ダノは作家に決められた自分の人生が変わらないのなら、与えられた時間だけはハルと過ごしたいと病院を抜け出して会いに行きます。




⑪やっと会えたダノにハルは「会いたかった、好きだ、好きなんだ」という言葉で自分の思いを伝えます。物語の外でも幸せな二人なんです。
美しい星空が大好きというダノを見ていて、ハルは漫画「凌霄花(ヌンソファ)」の記憶が少しずつよみがえってきます。
そして「凌霄花」でも星が見たいと言っていたダノのことやギョン大君の忠実な腹心だった自分のことを思い出します。更に「凌霄花」でもダノはギョンの婚約者だったダノのためにステージを変えようとしたことも知り場面が浮かぶたびに胸が痛く不安で悲しい感情が湧いてくるのです・・・

⑫学校の美術室に暗幕でハルが作ってくれた美しい「星空」の光に感動するダノは「私の願いを覚えていてくれてありがとう」と心から感謝を伝えます。
一方ギョンは、「凌霄花」でダノが婚約破棄宣言をするのを見て、この「秘密」の世界でも同じことが起こると知り不安になりますが案の定ハルが運命を変えてくれます。
そんな中、漫画「秘密」のメインたちにも変化が起こってきます。ドファはジュダが大好きで大切に思っていますがナムジュとジュダを応援すると言いますが、ジュダはドファに「あなたに応援されたくない」と意味深な言葉を言います・・・ ジュダは変わろうとしています・・・

⑬前作の「凌霄花(ヌンソファ)」でも、ハルとギョンはダノを巡りドロドロの三角関係だったことと更にダノが死んでしまったことを思い出したハル・・・ 学食調理人ミチェから「秘密」の世界でも同じことが繰り返され、彼女の死は止められない、静かに残りの時間を過ごせと言われ不安でいっぱいになります。
ミチェは「ダノの死を変えても、結局そこに関わった他の誰かも最後はよくない結果をもたらし、ダノだけが変わるわけではない」と忠告します。そしてミチェも、「凌霄花(ヌンソファ)」で運命を変えようとして大切な女性スヒャンを殺された自分のことを思い出すのです。ミチェは王様で大君のギョンのせいで女官だったスヒャンを失っていたのです。
ところがミチェの前に転校生の女子生徒としてスヒャンが現れます。 

⑭ダノの心臓は悪化し医者から手術を強く勧められています。ハルはダノの死を阻止するため、再びステージを変え、手術をしないようにします。
ギョンはダノが健康になってホッとしますが、前作の「凌霄花」でダノの死にハルが関わっていることを知っているため、ハルが変えたステージが逆にダノを死に向かわせるのではないかと不安になるのです。ギョンもまたダノを心から愛していますが彼女への届かぬ愛がつらく悲しい運命です・・・
ダノは「ハルのせいじゃなく私が決めたことなの、ハルを想うことも物語を変えることも」とギョンに伝えますが、ギョンは「ハルを信じるな、ハルがダノを殺す」と言って、前作の漫画「凌霄花」の残ったページをダノに渡します。
ギョンはハルに「お前が変えなければダノは手術を受けて治っていた、すべて繰り返される世界、こんな設定でも耐えてるのはダノのおかげだ、ダノが危うくなる前にもうやめろ」と強く言います。
そして、ハルは「凌霄花」で大君のギョンの命令でダノを刀で斬り、手の傷はその時にできたものだったのです。ところがその後、ギョンがダノを刀で斬るときにそれを止めたときにできた傷だと分かります。ハルは、僕たちが変えた時間がダノを傷つけていたらと思うと、どうしたらいいか分からずに悩んでいた時、完治したはずのダノが深刻な病状で入院します。

⑮ステージで死ぬと漫画から存在が消えますが、シャドウで死ぬと自我が消えるのです。すべての記憶を失い、物語の中で設定どおりに動く人物になります。
シャドウで亡くなったダノは、自我が消えハルとの記憶をすべて失って学校に戻ってきました。悲しみに打ちのめされるハル・・・ そしてハルはミチェから漫画「秘密」の終わりが近いことを知らされるのです。
ハルはギョンに本当は知ってたんだろう、ダノを殺したのは僕じゃなくお前だということ、今回は違う展開になる、ダノの設定が変わったから、本当のダノを取り戻すと言います
そしてハルはダノと学校で出会う度、必死に話しかけます。
ハルの自我が消えたときダノが必死で話しかけてくれた時のように何度も何度もあきらめずに話しかけるのです。一方ギョンは、ステージで自分に一途なダノが嬉しいけど、本当の愛じゃないと知っているため複雑な気分です・・・そしてギョンはハルとダノを自分で計画して会わせてあげるのです。本当はいい奴だったギョンです。
また一方、A3№1のナムジュは自分が会長の子供ではないと自ら発表します。ナムジュのホッとしたような笑顔を見たことないと皆が言うのです。
ジュダはドファに「あなたと違ってナムジュは私がいないと幸せになれない、あなたは本当に守護天使だった、ありがとう」と伝えます。結局、ドファは振られてしまったのですね・・・ ナムジュの愛の方が強かったみたいです・・・



最終話、
ギョンのおかげで、ダノは自我を取り戻しハルとの記憶もすべて思い出します。お互いに「そばにいてくれてありがとう」という感謝の気持ちを伝えるハルとダノです。
ダノは「やっと戻ってこれた、お互いに自我を無くしたけど作家に負けなかった、私たちは再会して運命を切り開いたのよ、すごいことだよね」とハルに言います・・・
ハルはギョンにダノが思い出すのを手伝ってくれてありがとうとお礼をいいます。それぞれ自分たちの居場所を見つけたようです・・・
ところがハルの制服の名札からハルの文字が消えていくのです・・・
ハルは自分に残された時間を想像すると怖くて恐ろしくなりますが、ダノのことを考えれば頑張れそうな気がします。ダノとの時間は永遠だから、ダノがくれた気持ちは漫画が終わってもきっと消えないでしょう・・・
そして、ハルが星を見せてくれた美術室が消えるのを見たハルは、作家がこの世界を消し始め、人物や物など1つ1ついらないものを整理していることに気づきます。
学食調理人ミチェはハルとギョンを呼び出し、「前作ではいろいろないざこざがあったが、この世界が終わればそれまでだ。これ以上腹を立てたり憎むのはやめよう」と和解の握手をします。
そのミチェは転校生のスヒョンと親しくなり、今度はきっと、お互いに見守り続けることでしょう・・・
「ダノとハル」のダノの新しいやりたいことリストを見たハルは、一つずつ叶えてあげたいと思っています。その中に「20歳の10月10日、300歳の木の下で会う」というリストが残っています。その後、ブラックホールのようなものが図書館に現れ、ハルはダノを連れて逃げますが、すべての場所が暗闇になりハルだけが消えていきました・・・
1年後、最後のページはスリ高校卒業式。
ナムジュはA3の名誉にかけて俺たち3人はずっと一緒だと宣言し熱い友情を分かち合います(笑)
ダノはこの日に高校の約束の木の下で「記憶に残る贈り物になりますように」というハルがスケッチした手帳を見つけ、ページをめくりながら涙がとまりません・・・
ダノは大学生になり、また新しい漫画の作品の世界がはじまります。
ダノは大学の校内で「美術展示会、日程10月10日」というポスターと隣にダノとハルに似た二人が描かれている絵を見つけ運命を感じるのです。そして大学にも樹齢300年の木があることを知ったダノは、そこに向かい、やっとハルに再会します。「会いたかった」というハルにダノも「会いたかった、ハル」と二人は泣きながら抱き合うのです。
新しい作品でハルとダノが出会い幸せな結末を迎えました。

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韓国ドラマ「コンビニのセッピョル」あらすじと感想、チ・チャンウク

2021-01-21 | 韓ドラ か行、くけこ
韓国ドラマ「コンビニのセッピョル」あらすじと感想、最終回。
「コンビニのセッピョル」は、イケメン店長デヒョン(チ・チャンウク)が運営するコンビニに、セッピョル(キム・ユジョン)がアルバイトとして入ってきてから繰り広げられる物語が描れたドタバタラブコメディーです。
人気ウェブ漫画「24時のイタズラな彼女」をドラマ化した本作はチ・チャンウク&キム・ユジョンという、まさに漫画から飛び出してきたようなビジュアルの二人が恋模様を繰り広げていきます。
悪を退治する喧嘩が強いちょいワルなキム・ユジョンちゃんにスカッと爽快な気分になり、セッピョル(キム・ユジョン)に振り回されるチ・チャンウク君の良い人キャラも可愛い魅力満載で彼にピッタリのキャラクターだと思いました。
コンビニを舞台に二人に関わる家族や友人や知人など個性あふれる脇役のキャラクターも登場し、今や生活の1部となったコンビニのエピソードや若者たちの夢や恋愛模様など、見る者に温かな感動と笑いを届けてくれる物語です。
才色兼備のキャリアウーマンという恋人がいたデヒョン(チ・チャンウク)がどんな経緯で飛んでいるセッピョル(キム・ユジョン)に惹かれていくのか大いに注目です!また、大人の魅力のト・サンウさんや最近ドラマ「パフューム」に出演された、えくぼが可愛いキム・ミンギュ君など気になるイケメンが主演二人に加わりストーリーは思わぬ展開に・・・ 
はじめは大きな事件や騒動もなく、ごく平凡な日常生活の物語に乗れませんでしたが、だんだん共感するポイントも多くなり後半から急激に物語が盛り上がり、気が付くと最終回になっていたという、そんなドラマでした(笑)韓国ではそれなりの視聴率で、チ・チャンウクファンは必見のドラマでしょう!



あらすじ(ネタバレあり)
大手コンビニ企業を辞めて加盟店のコンビニを運営しているデヒョン(チ・チャンウク)。
フレンドリーなビジュアルで楽しさ溢れるコミカルな演技を熱演する一方、甘いマスクでイケメンオーラが爆発(笑)そんな温かい心を持つデヒョンのもとに、元不良だったセッピョル(キム・ユジョン)が夜間のアルバイトとして雇われることになります。
現在のセッピョルは不良時代の過去は精算し社会のため正義のために生きています(笑)とにかく喧嘩が強く男勝りのカッコいいセッピョル(キム・ユジョン)。
でもセッピョルはデヒョン(チ・チャンウク)が大好きでコンビニのアルバイトの面接を受け働くことになり、猛アタックするセッピョル。ところがデヒョン(チ・チャンウク)にはすでに財閥のお嬢様で才色兼備なキャリアウーマンのヨンジュ(ハン・ソナ)という恋人がいますが、ヨンジュの財閥の母がデヒョン(チ・チャンウク)との交際を反対します。格差がありすぎな恋なんです。
また、セッピョルの友達からセッピョルがデヒョン(チ・チャンウク)のことを好きだと聞いて少し意識するデヒョン。恋人のヨンジュ(ハン・ソナ)は可愛いセッピョル(キム・ユジョン)が気になって仕方ありません。
そしてヨンジュは二人の仲を邪魔しないでとセッピョルに言いに行きます。そのためセッピョルはデヒョンにバイトを辞めると言います。
その後、マンボク不動産詐欺にあい家を追い出されたセッピョルはバイクで配達の仕事をしますが失敗をしてすぐに首になります。
セッピョルはデヒョン(チ・チャンウク)の母に可愛がってもらっていたので家に来るように言われ泊まることに。このデヒョンのお母さんは人情味溢れる良い人で、きっとデヒョンの性格はお母さん似なのでしょう(笑)ただ、大きな声でガミガミ文句を言って余計なことを先走るところが欠点なんです(笑)でも素敵な親子で、このお母さんの人としての感銘を受ける言葉1つ1つがジンと心に響きます。
また彼女のヨンジュは母の反対など最近デヒョンとの関係に疲れを感じています。ヨンジュをずっと想い続けている本社取締役のスンジュン(ト・サンウ)は「僕が君を取り戻すから」と何度もアタックしますが、とうとうヨンジュはスンジュンの愛に応えることにします。
結局、ヨンジュは親の反対もありデヒョンに「あなたに似合う人と付き合って、私は似合わない」と別れを告げます。デヒョンのその時の「えぇっ?何?」と言う彼女を呼び止めることも出来ない身動きが取れないチ・チャンウク君がとても切なかったです。
またおまけに大株主のヨンジュの母がデヒョンの母が生命保険外交員をしていることを調べ巨額な保険に入ってあげ、デヒョンの父親を運転手として雇います。
もちろん父も母も何も知りません。これをデヒョンや両親が知ったらまた大きな衝撃を受けるでしょうねぇ・・・
そして保険クイーンになった母。そしてネクタイは嫌いだと言って運転手をやめてきた父。父は少しも嬉しくない母とお酒を交わし二人で泣きながらいたわりあっています。この夫婦愛を感じるシーンは涙を誘い特に母親役のキム・ソニョンさんのプライドをかけた心の葛藤が交差する悔し涙の演技に心動かされます。
セッピョルはデヒョンが彼女ヨンジュと別れたことを知り、悲しんでいる彼を捜しに行きます。
ここからデヒョンとセッピョルの仲が急接近・・・

またセッピョルはアイドルになると言って家を出たきり連絡がつかない妹ウンビョルを心配して幼なじみで俳優のカン・ジウク(キム・ミンギュ)に相談します。その人気スターのジウクは昔からセッピョルが大好きでいつか愛を告白したいと思っていて、その機会を探しています。
ジウクは「室長がアイドル事務所の出身だから調べてもらうよ」と約束します。そして家がなくなったセッピョルにジウクの家で暮らすように言います。ところが事務所が許すはずありません・・・ジウクの愛は届くのでしょうか?二人から愛される羨ましいセッピョルです!
そして終盤、今度はデヒョンとジウクとセッピョルの三角関係が勃発します。
セッピョルの猛アタックでデヒョンの心も動き二人は良い関係になっていきます。そしてセッピョルは「高卒認定試験」を受けるために猛勉強します。

   

終盤過ぎ、妹のウンビョルがデビューしたことで不良グループが変な写真を撮ってお金をせびりにきます。その代わりにセッピョルが殴られますが不良グループたちはアイドルになったウンビョルの動画とセッピョルの乱闘シーンの動画をネットに流し大騒ぎになります。
心配したデヒョンは「正直なのが一番だ。逃げたり隠れたりしないでただ正直でいよう。僕がそばにいるから何も恐れるな」と元気づけ、そっと抱きしめます。
セッピョルは記者のエンターキャッチのファンに会い真実の証拠をみせて正しい記事を掲載してもらい、ウンビョルは復帰します。
また一方、デヒョンが会社を辞めたのはヨンジュのせいだったと知ったヨンジュはデヒョンを忘れることができずに会長にデヒョンを本社のアドバイザーとして戻すように頼みますがデヒョンはそれを断ります。ところがセッピョルに背中を押され本社に戻る決心をしますが何かとデヒョンに会いに来るヨンジュです・・・

また一方、セッピョルの心をつかめずにハリウッドに行くという俳優のジウクを「友達でいてくれてありがとう」と言って抱きしめるセッピョル。イケメンスターも振られるんですね!ちょっともったいない気分です(笑)
また本社のアドバイザーとなったデヒョンは忙しくなり、デヒョンのコンビニを本社の直営店にする話が出ています。ヨンジュはセッピョルに「コンビニの経営はいつでもできるけど本社のアドバイザーは違うの、彼の夢が叶うチャンスなの」と言い、デヒョンを本社の仕事だけするように仕向けます。
そしてヨンジュは副店長になったセッピョルをコンビニから追い出す計画を立てます。ところがデヒョンは「お前が僕にとって大切な人だって分かったよ」と言って赤いチューリップの花束で愛の告白をします。
また一方、漫画作家のダルシクも会えば喧嘩ばかりする犬猿の仲だったクムビとラブラブになります。人の縁とは不思議なもので運命って本当にあるんですね(笑)

最終回、セッピョルはデヒョンの母がヨンジュとの交際を望んでいることを知り、その母を悲しませたくなくてデヒョンの元を去っていき、地方の田舎のお花畑の園芸農家で働くことに。
ところが、その大きな園芸農家が偶然にも漫画作家ダルシクの実家だったのです。
すぐに連絡を受けたデヒョンがやってきます。
デヒョンは「君と僕はここで終わりではなく、今からが始まりだ。だから、もう気を楽にして君が戻ってくるのを待つ。そのとき僕の告白に対する答えも聞くから」と言って笑顔で帰っていきます。
その後、デヒョンはヨンジュに会い「僕はアドバイザーを辞任します。元の場所に戻りたいので
直営店であるコンビニを、加盟店に戻すようにお願いします」と言って辞表を渡します。
その後、デヒョンへの愛が届かなかったヨンジュはアメリカに旅立ちます。
またアドバイザーを辞めたデヒョンに母は「父さんや母さんみたいになってもいいの?」と聞きますが、デヒョンは「どうしていけない?僕は二人みたいになりたい、いつも喧嘩しても結局お互いを思いやる、なくてはならない存在。ぼくはそれが一番幸せなことで大切なことだと思っている」と言います。
父と母は「私たちが生きてきた人生、間違っていなかったね」と言って心から息子の言葉を喜ぶのです。母は父に「3人目を産もう」と冗談を言いますが父は震えています(笑)
コンビニに戻ったデヒョンは一人で休まず働き続けています。
デヒョンはコンビニのドアが開く時のベルの音にも神経を尖らせながらセッピョルの帰りを待っているのです。
またセッピョルの元に高校卒業検定試験の合格証明書がデヒョンの家に送られたメールが送信されてきて、それを取りに行くセッピョル・・・
そしてセッピョルはデヒョンがいるコンビニに向かいます。二人は本当に会いたかったと言ってお互いの愛情を確認し、熱く抱き合うのです。
漫画作家のダルシクとクムビもウェブ漫画の最終話を終え、次の作品を計画。その作品は、ユニークな飛んでるコンビニのアルバイトと、イケメン店長の24時間ロマンスを描く「コンビニのセッピョル」というタイトルでした(笑)
また母のブニは保険会社の長期勤続賞をもらい夫から大きな花束をプレゼントされ、妹のウンビョルもアイドルとして活動をスタートし全員が幸せなハッピーエンドとなりました。







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韓国ドラマ「皇后の品格」あらすじと感想、架空の皇室が舞台

2019-10-28 | 韓ドラ か行、くけこ
韓国ドラマ「皇后の品格」あらすじと感想、最終回
2019年作品、全26話
現代の架空の皇室を舞台に描くラブサスペンスで、
久しぶりに韓国ドラマの人気要素である恐ろしい姑の太后様が
登場するドロドロの刺激的なドラマでした~(笑)
でも、疲れることのない見やすいドラマで韓国では高視聴率を
記録したドラマです。
裏切りや陰謀が渦巻く宮中を中心に予想を超える展開が
目白押しで一度観始めたらハマること間違いありません。
たまにはドロドロもいいかナァと感じる非常に興味深い
面白いドラマでした。超~お勧めドラマです。
(あらすじ・ネタバレあり)
大韓帝国の皇帝ヒョク(シン・ソンロク)は国民からの信頼と
尊敬を集めていますが、その裏で夜遊びに明け暮れるなど
別の顔を持っています。ある夜、秘書のユラ(イ・エリヤ)と
密会し泥酔した上にひき逃げ事件を起こしてしまいます。
皇帝ヒョク(シン・ソンロク)はそのアリバイ作りのために
ミュージカル女優のサニー(チャン・ナラ)に近づきますが、
サニーは皇帝ファンだったので、もう~ウキウキ気分です。
その一方、その事故で母を殺された息子のナ・ワンシクは整形で
容姿を変え名前もチョン・ウビン(チェ・ジニョク)と変え
復讐するために皇室警護員として宮中に入り込みます。
また皇帝ヒョクの秘書ユラ(イ・エリヤ)は、母を殺された
息子ナ・ワンシクの恋人で殺された母はユラのことを本当の
娘のように育てていました。なのにユラは恋人のワンシクを
裏切って皇帝ヒョク(シン・ソンロク)と結婚するために
必死になっている悪女です。
皇帝ヒョクもユラとの結婚を望んでいるようですが、事件を隠し
自分たちの地位を守るためにヒョクはサニーと結婚します。
皇帝ヒョクの母親のカン太后は秘書のユラを嫌っているので
サニーとの結婚は大賛成です。おまけにすぐに捨てるのだから
サニーがふさわしいと考えています。
その後、嫁vs姑の壮絶なバトルの幕が切って落とされます。(笑)
またこの皇帝ヒョクの母親カン太后は自分の身を守るために
息子のヒョクを利用し嫁たちを殺すような悪魔のような女です。
ヒョクも悪人ですが、こんな恐ろしい母を持ったヒョクに
哀れみを感じてしまう時もあり、ふと朝鮮王朝の時代劇を
見ているような感覚になります(笑)



ところが二人の結婚式はとても綺麗な伝統美あふれる素敵な
式なのにいきなり花嫁のゴンドラが傾きサニーは落ちて
怪我をしますが、それを助けたのが皇室警護員のウビン
(チェ・ジニョク)でした。ウビンは自分の正体を宮中にいる
恋人のユラに黙っていて、その時がきたら話すつもりでしたが、
なんとウビン(チェ・ジニョク)は皇帝ヒョクとユラの仲を
知ってしまいます。そして母の死にユラが関わっていたことも
知り、最悪の裏切りに大きな衝撃を受けます。
またサニーも夫の皇帝ヒョクと秘書ユラの関係を知り自分は
ヒョクから愛されていないことを知るのです。その後ユラたち
二人の攻撃が激しくなり、サニーを早く宮中から追い出そうと
命がけで向かってきます。

皇室警護員として宮中に入り母の命を奪った皇帝ヒョクに
近づき復讐の機会を狙っているウビン(チェ・ジニョク)。
想像を絶するような怒涛のストーリー展開にあっと驚きますが
すきをねらって、じっくり復讐の機会を狙っている姿は
クールでドキドキ、ハラハラします。
「皇帝は何をしてもいい。皇帝だから」この言葉にウビンは
かなり強い怒りを感じるのです。
そしてサニーとの運命的な出会いがイケメンのウビン
(チェ・ジニョク)をどのように変えていくのか注目です!
また一方、いろいろな悪事や悪行を働く皇帝ヒョクを演じる
シン・ソンロク。
最近視聴したドラマ「リターン」でも腹立だしいほどの悪役で
財閥の御曹司を演じ、他を圧倒する存在感を見せてくれましたが
本作でもその存在感は健在で怖いほどの目力が不気味・・・
そして、ウビン(チェ・ジニョク)と同じくサニーとの
出会いで彼がどのように変わっていくのか?ここの部分も注目!
二人の男性陣の演技対決も見どころの1つですが、ラスト、
驚きの結末まで目が離せません・・・



また、皇帝ヒョクの母親カン太后やユラとの女の戦いも激しく
なりますが、サニーは亡くなった祖母上の意思を継いで
皇帝ヒョクの前妻ソヒョン皇后の死の真相とヒョクの殺人教唆
ヒョクとユラの関係、祖母上の死について真実を明かし、皇室が
どういうところか国民に暴露するつもりです。
そしてウビンとサニーはヒョクとユラが共通の敵なので
情報交換しながら助け合っていきます。
ところが、アリ様(ヒョクと元皇室秘書室長の間にできた子供)の
母親ガンヒ(ユン・ソイ)がヒョクの母親カン太后の弱みを握り
ヒョクの弟である皇太弟ユンを廃位して、アリを「皇太女」に
してほしいと脅します。
ここから悪女がまた一人加わりサニーは忙しくなりますね(笑)
私、ユン・ソイさんの悪役初めて見ました。以外でした・・・
終盤、皇帝ヒョクが妻サニーのことを好きになりはじめ(笑)
ここからウビン、サニー、ヒョクの三角関係が始まり、ヒョクは
今度は母のカン太后から妻のサニーを守って見せると言いサニーの
味方になったヒョクは母と敵対関係になります。
そんな時、サニーはウビンが余命3か月の命だということを知り
悲しく心が痛みます。そしてウビンの分まで気合を入れて
頑張ろうと思っているはず・・・
ところが・・・ またまた驚きの展開に・・・
皇帝ヒョクとの結婚に必死になっていたユラでしたが、本当は
皇室に恨みがあってヒョクに近づいたことが分かりました。
(ユラの子供の父親が失踪したことに疑問があったのです)
ユラはサニーと手を組みアリを皇太女にするというガンヒと
戦うことになります。
結局、ソヒョン皇后を殺したガンヒはカン太后と組んでいますが
カン太后はガンヒがソヒョン皇后を殺したことをずっと知って
いたのに黙っていたのは、ヒョクを殺人者にして罪悪感を与え
自分の思うようにヒョクを操るためだったのです。
本当に恐ろしい母です。わが子に罪を着せるなんて。
そして、正義感の強い皇太弟のユンを殺すようにガンヒに
指示するのです。
これでは朝鮮王朝の時代劇と変わらないですよね(笑)
終盤過ぎ、サニーはヒョクの即位10周年の記念式の日に皇室を
つぶす計画を立てますが、スパイによってヒョクとカン太后に
知られてしまいます。当日会場には爆弾が仕掛けられますが
その爆弾を抱え込むように死んでいったナ・ワンシク(ウビン)。
皇帝ヒョクは「お前に代わって私がすべてを終わらせる」と
言います。
最終回、
カン太后は自分の息子のヒョクをナ・ワンシク(ウビン)と
勘違いしてヒョクを銃で撃ち殺してしまいます。
そして、カン太后とガンヒは逮捕されます。
ラスト、サニーが皇室廃止を成し遂げるシーンが流れ
「皇后の品格」は終了しました。
本作は急な撮影延長でナ・ワンシク(ウビン)役の
チェ・ジニョクさんが、爆弾を抱えて亡くなり、途中降板
しましたが、延長がなければサニー役のチャン・ナラさんと
happyendだったのかしら・・・??
チェ・ジニョクさんの最後の死がちょっと残念・・・















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韓国ドラマ「恋するパッケージツアー」あらすじと感想

2019-01-11 | 韓ドラ か行、くけこ


韓国ドラマ「恋するパッケージツアー」あらすじと感想、最終回
2017年作品、全12話
思わず旅に出たくなるようなドラマで、完全事前制作だけあり
パリ、モンサンミッシェル、サンマロ、オンフルールなど
フランスの各地の観光名所の素晴らしい映像美も見る価値が
あり、旅行好きにはたまらないドラマです。1つ不思議だったのは
撮影時周りに観光客が一人もいないシーンがいくつもあり、
世界的な観光スポットなのにいつ撮影をしたのかなぁ?と、
何故かずっと頭に引っかかっていました。(笑)

本作はフランスのパッケージツアーに参加した4組、喧嘩ばかり
している熟年夫婦、交際7年目のマンネリカップル、歳の離れた
愛人疑惑?の二人、そして一人参加のマル(ジョン・ヨンファ)
という皆クセのあるツアー客とイ・ヨニ演じるツアーガイドの
ソソがフランスの名所を巡りながら物語は流れていきます。
そしてツアーが進むにつれ、距離感がだんだん近くなっていく
ソソ(イ・ヨニ)と一人参加のマル(ジョン・ヨンファ)。
また他のツアー客も自分たちが抱える悩みや想いが徐々に
明らかになっていきます。



そんなツアー中に謎の男から追われるソソ(イ・ヨニ)を
マル(ジョン・ヨンファ)が助けますが、なんとその男は
ソソの弟でした。ソソには大きな秘密があり、昔駆け落ちして
モンサンミッシェルで結婚式を挙げた過去がありますが、
すぐに彼と別れた手前、家族に合わせる顔がなく罪を犯した
人のように一人でパリにいます・・・
また一人参加のマル(ジョン・ヨンファ)も恋人と会社に
裏切られる、真面目で不器用でちょっと天然キャラが入った
青年をキュートに演じています。
そんな二人は恋愛で負ったお互いの心の傷を慰めあって
いくうちに友情以上の感情が芽生えていきます。
本作のヨンファ君はこのマル役は「ありのままの自分です」と
語っていますが、彼の新たな一面が見られる胸キュンキュンの
魅力が炸裂しています!(笑)

旅という非日常の世界という空間は心が研ぎ澄まされ、
自分自身が冷静になれるものです。
ソソとマルもそれゆえに真実の愛を見つけることができたのでしょう!
モンサンミッシェルの天使の足元で恋がはじまり、恋人の島で
愛を確認したり、二人の熱いラブシーンなど憧れのロマンチックな
シチュエーションはお見事です。(笑)





また一方、歳の離れた愛人疑惑の二人はなんと親子だったのです。
父親の再婚を巡り娘としてどう受け止めたらいいのか悩む姿を
父親役のリュ・スンスさんが子供を第一に考えるやさしい父親で
登場!とても好感がもてる父親像でした。
その父親が娘にあの人は「いい母親になりそうだから」と
いいますが、娘は「いい娘にはなれない」と・・・
でもこれって、今の娘の本音だとおもいますが、その娘も母に
なろうとする人に「父を選んでくれてありがとう」とパリ旅行の
動画を送るのです。これもまた優しい気の利いた計らいですね!

また、喧嘩ばかりの熟年夫婦のカップルも妻がガンを患って
いることを夫に言わずにいますが、ある日夫は妻の病気を
知ってしまい、妻の喜ぶ顔が見たくてパリ旅行を計画します。
はじめはわがままですぐに怒る夫に笑ってしまうシーンが
多いですが、後半すぎからは夫婦の長い人生において
夫婦だけしか分からない心の中が描かれていて涙が止まらない
シーンもあります。たしかに表面だけでは知ることのできない
夫婦の愛ってありますよね・・・最後はホロリとします。

最終回、フランスツアーも無地に終わりました。
交際7年目の彼女とツアーに参加したギョンジェ(チェ・ウシク)。
何事も長続きしない彼はマンネリ化気味の彼女を喜ばせようと
ツアーに参加しますが、旅行中に仕事仲間の先輩から騙されて
3,000万ウォンの借金ができてしまい絶望のどん底に落ちます。
どんどん自信を無くしこの世の終わりかと思っていたところ
最後に「一発逆転なんて夢見るな」というノートを売ろうと
思いつくのですが、なんと出版社のほうから声がかかりお金が
入ってくることに。ちょっと出来すぎたストーリーですが(笑)
まぁ~いいかなぁ(笑)

またパリで愛を育てたソソはマルと「出会う運命だったのかも」
と自分の心が引き寄せられる大きな力を感じます!
だから離れていてもまたいつか会えるはず・・・
マルもまた、ソソに「結局、また、あなたと会うと思います。」
「僕たちはそういう運命だから」という言葉を残し
二人は離れることに・・・
そしてマルは会社で不正を見つけますが、逆に会社から
濡れ衣を着せられ訴えられることに。
マルは会社の不正を見つけるためにアフリカに証拠を
探しにいきます。
そして帰りはパリ経由で帰ってくるときに、偶然空港で韓国に
帰国するソソと「モンサンミッシェル」の掲示板の前で
運命的な再会をしHappyEndを迎えました。



フランスのツアーを舞台にいろいろな愛の形を描いた
笑って泣ける作品でしたが、人々の人生が色濃く
描かれていて「人は幸せのために旅に出る」という
言葉が心に響きます。
人は心の持ち方が最も大切なんですね。
また、ソソとマルの若い二人は旅という解放感も
プラスされ運命という流れのままに大切な愛を
育ててきました。
愛は時々すれ違うこともありますが、
これもまた、二人の愛を強くするのです。
これって、一種憧れのラブストーリーですね!
羨ましい限りです(笑)








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韓国ドラマ「黒騎士」あらすじと感想、最終回、キム・レウォン

2018-09-22 | 韓ドラ か行、くけこ

韓国ドラマ「黒騎士」あらすじと感想、最終回
2018年作品、全20話
キム・レウォン&シン・セギョンというトップスターの共演でも
注目が集まり同時間帯視聴率1位を独走!
前世から続く男女の激しい愛と過酷な運命が描かれたドラマ
ですが、劇中幻想的な雰囲気が漂う美しい映像は見る価値が
あります。
また最近特に大人の色気を増したキム・レウォンさんの一途な愛に
胸が熱くなりますが、ヒロインのシン・セギョンさんも美しくも
憂いある表情で観る者の心を引き付けます。
また物語の鍵を握る重要人物シャロンをソ・ジヘさんが「不老不死」
というその役になり切って意欲的に演じています。

幼いころに両親を亡くしたヘラ(シン・セギョン)は旅行会社に
務めていますが、最近信頼していた恋人のジフンが詐欺師で
あることが分かり別れることに。
更に一緒に住んでいる叔母スッキがお金を使い込み住んでいる家まで
失ってしまいます。人生に絶望したヘラは薬を飲んで自殺をはかろうと
しますが、その瞬間幻覚が現れ、幸せだった子供のころの記憶が蘇り、
昔、シャロン洋装店で赤いコートを仕立てたことを思い出します。
なぜかそのコートに希望を感じたヘラは記憶を頼りにシャロン洋装店を
見つけ、オーナーのシャロン(ソ・ジヘ)からコートを受け取ります。
きっとヘラは死にたかったけど、このコートを着たらまた幸せになれると
思ったのでしょう。ところがコートを渡されたヘラはシャロン(ソ・ジヘ)
から「あなたの人生を交換しましょう」と言われ、これから洋服も作って
あげるし幸せにしてくれると言われます。
その後、本当に良いことが次々と起こり、ヘラはスロベニアへの出張が
決まります。
そしてその異国の地で実業家となったスホ(キム・レウォン)と
運命的な出会いを果たします。
スホはやっと捜していたヘラと出会い、韓国で家を失ったヘラと
叔母を自分が所有するゲストハウスに一緒に住むように段取りします。

また昔、スホ(キム・レウォン)は化学博士だった父と母を亡くし、
ヘラの父に引き取られヘラとは兄妹のように育ちますが、ヘラの
父はスホをただ利用していただけでした。それを知りショックを
受けたスホは黙ってヘラの家を出ていくのです。
でもスホはヘラとの昔の約束を守るために毎年スロベニアの古城で
ヘラを待ち続けていたのです。



また朝鮮時代、ソリン(ソ・ジヘ)は使用人のブニ(シン・セギョン)の
顔に焼きごてを当てやけどを負わせ、夫のミョンソ(キム・レウォン)
とブニが愛し合っていることに嫉妬し、二人を殺した罪を背負って
います。また現世でシャロンの面倒を見ているベッキもまた、前世で
新しい夫人に子供が生まれたことを知り、子供を取り換えると言う
大きな罪を犯しています。
夫のミョンソ(キム・レウォン)と使用人のブニ(シン・セギョン)は
ソリン(ソ・ジヘ)から家に火をつけられ燃えあげる炎の中で二人は
死んでいくのですが、その時ブニはソリンに「永遠に九泉をさまよう
鬼神になれ」という恨みの言葉を残して死んでいきます。
そして、人でも化け物でもない存在になったシャロンとベッキは
その罪として「不老不死」の身となり200年以上も生き続けて
いるのです。そして、現世でまたも3人の悪縁は続くことになります。

そして、スロベニアで運命的な出会いをしたスホ(キム・レウォン)と
ヘラ(シン・セギョン)は愛し合うようになりますが、ベッキは
「ついに運命が動き出した」とつぶやき・・・
「二人の邪魔をしないで」とシャロンに諭すのですが、シャロンは
「二人に恨みをはらす」と言い現世でも嫉妬心に燃え、三角関係は
激しくなるばかりです!

またスホは男に振られ用心深いヘラに「君は変な男しか知らないから
いまだに僕を警戒している。過去は気にしないし、君を守る自信もある」
と説得するように話をします。なんともグッとくる愛の言葉ですね。
この時はシン・セギョンさんになりたいと思うシーンでした(笑)
このシーンは9話かなぁ~~  二人はラブラブになりますが、
性格の悪いシャロンが嫉妬してヘラに悪事を働きますが、その時、
シャロンとベッキの体に「九泉の鬼」という文字の入れ墨が
刻まれるようになります。これは殺されたブニ(シン・セギョン)の
恨みのこもった怨念でしょうか・・・・・
その後、スホ(キム・レウォン)とヘラ(シン・セギョン)は結婚を
約束するのですが、シャロンはスホに「私は昔あなたの妻だった」と
告げます。そしてその日からスホに幻覚が現れ、昔の朝鮮時代の
ブニ(シン・セギョン)とソリン(ソ・ジヘ)が見えるようになり
スホの愛を得ることができないシャロンは悔しさからスホの胸を
刀で刺してしまいます。そしてその日からスホの体に変化が現れます。
それは、昔のブニの愛がこめられた指輪をまぜて作った刀で刺された
スホは大きな力を持つようになり傷口もふさがりすぐにもとに戻って
しまいました。もしかして不老不死になったのでしょうか???



本作も外国の美しいスロベニアの壮大な風景も素晴らしかった
ですがソウルのロケ地である北村の情緒あふれる景観も素敵でした。
時代を感じる黒い屋根瓦の重厚さに息をのむほどの美しい北村は、
私のイチオシの観光スポットですが、ここ何年とソウル旅行から
遠ざかっています・・・
本作は昔の韓屋を残そうとするスホ(キム・レウォン)とスホの
ビジネスの邪魔をする悪役のチョルミンの街の再開発と対立します。
ところがスホの土地の工事現場からヘラの父の遺体が見つかります。
スホは欲深いチョルミンに「あなたの財産を奪い自分の父やヘラの
父を殺した罰を必ず受けさせる!」と言います。
本作はすぐにチョルミンの悪事がバレてしまう物語で、恐ろしいほどの
復讐劇やドロドロ感はまったくなく、普通に視聴できるストーリー展開
だったのが疲れることなく良かったです(笑)

終盤、車に細工されたスホはブレーキがきかずに事故が起きますが
怪我1つなく無事でした。そしてその後、スホの殺人未遂で悪役の
チョルミンが緊急逮捕され、スホの父親が亡くなった研究所火災事件の
放火とヘラの父親の殺害、他にも横領や脱税などの容疑でも調査が
はじまることになりました。
最終回、シャロンの悪事は進む一方ですが、そのたびに、だんだん
体に変化が現れ髪は白髪になっておばあさんになってきました。
ベッキはずっと見守ってきたシャロンに投げ飛ばされて死んで
いきますが、スホに「二人にはずっと一緒にいてほしい」と最後の
言葉を残していきます。
またチョルミンの息子のゴンは「父親の悪事を止めたい。今まで
父親が何をしたか、全部警察に話してこい」と恋人のヨンミに
言います。そして、「僕のためだと思って」と・・・
また叔母が実は私はヘラの本当の叔母ではないと告白します・・・
そして死のうと思った叔母を助けてくれたベッキから子供の世話を
してほしいと頼まれたと話し、ベッキは前世で子供を取り換える
罪を犯したので、二人で一人ずつ世話をしましょうと頼まれたと
話します。
またベッキは叔母の子供を取り換えたと言いますが、私は最後まで
誰と誰の子供を取り換えたのか?ちょっと分かりにくいストーリー
でした・・・??
そして、ヘラにシャロンから最後の洋服が届きますが、それを
スホが燃やします。するとシャロンの体もだんだんと燃えて
消えていきました。
夫婦になったスホとヘラですが、昔ブニの願いを込めた指輪が
刀となってスホを助け、永遠に生き続ける力が働きましたが
スホがヘラと別れたら元に戻る可能性が残っています・・・
この選択は二人に任せるしかありませんが、二人は一緒にいる
ことを望みました。
ところが、いつまでも若いスホに対してだんだんおばあさんに
なっていくヘラ・・・
数年後、二人は遠い田舎町で暮らすようになりますが、二人は
昔出会った思い出の地スロベニアの古城に向かいます・・・
そしてその地で静かに息を引き取るヘラでした・・・
                      (おわり)



200年以上続く前世からの激しい三角関係と数奇な出会いが描かれた
またしても・・・時空を超えての愛にテンションが下がり、気分が
滅入ってしまうドラマでした。。。。。(笑)
もう~何度も何度も同じような時空を超えてのドラマを見てきた
せいか、ガッカリというか!意気消沈! ガーン!
また、どうして時空を超えてという同じようなドラマに
キム・レウォンさんも出演したのかワケが分かりません(笑)
ちょっと、コン・ユの「トッケビ」と似ている部分があり、かなり
意識してる感じが見え見えでした。
またヒロインのシン・セギョンさんも前作の「ハベクの新婦」で
神様と恋をするファンタジードラマに出演されたばかりなのに
今回も同じように何百年も生き続けている幽霊のような想像を
織り込んだ作り話のようなドラマに出演されたのか、こちらも
疑問でした。。。?? 韓国ではヒットされたようですが、
きっと二大スター出演だから??それしかないでしょう?(笑)
そして本作はこのお二人の間に割り込んでくるシャロン演じる
ソ・ジヘさんの悪女っぷりがお見事で、元夫から一度も愛される
ことなく200年以上も生きてきた女の執念を見事に熱演されて
いました。
昔の政略結婚とはいえ、逆の立場になるとかわいそうな女性
だったと思います・・・

そして最終回ですが、スホとヘラが数十年夫婦でいるわけですが
女性のヘラだけが年を取っておばあさんになっていき、周りからは
スホのお姉さんや母親とまで間違われるほど釣り合いがとれない
二人になったわけです。
こうなると二人に笑顔などなく、このような人生の終わり方で
二人は幸せだったのか疑問です?!
ましてヘラの死後、スホは若いままでどうするのでしょうか?
ヘラが生まれ変わるのを待つのでしょうか?
私は普通に二人のhappyEndを見たかったです(笑)





    





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韓国ドラマ「クリミナル・マインド」あらすじと感想、イ・ジュンギ

2018-09-19 | 韓ドラ か行、くけこ


韓国ドラマ「クリミナル・マインド」あらすじと感想、最終回
2017年作品、全20話
「クリミナル・マインド」は米ドラマ「クリミナル・マインド」の
韓国版であり、犯罪者の立場で彼らの心理を読み取るプロファイリングを
使い、いろいろな難事件を解決していく犯罪心理捜査劇です。
主演は時代劇のイメージが強いイ・ジュンギ君ですが、久しぶりに現代劇に
登場し、抜群の捜査能力と高度なアクションを披露してくれました。
本作のNCI捜査員役のイ・ジュンギ君は深みのある演技で適役だったと
思います。
そのイ・ジュンギ君の相手役にはドラマ「グッドドクター」の
ムン・チェウォンさんが、ツンとした勝ち気な女性を嫌味なくさっぱりと
演じています。
二人の間に恋愛感情はどうなのかなぁ?と探りを入れたくなりますが(笑)
イ・ジュンギ君が彼女を見つめる眼差しは優しく感じましたが・・・
本作にはラブロマンスは1つもありませんでした(笑)   
でも二人が難事件を解決していく姿はドキドキハラハラの連続です。
また本作はチーム長のギヒョン(ソン・ヒョンジュ)中心に
NCI分析チームの仲間たちの名演技と多彩な才能と見どころが一体化され
犯人を捕まえるために身を投じるNCIチームメンバーたちの活躍や
仲間意識が素敵に描かれ、趣向こらされたストーリー展開は
とても面白く感動的でした。
特に冷静で理性的なNCIチーム長ギヒョン役のソン・ヒョンジュさんは、
特有の貫禄ある演技で物語の中心となる要をしっかり固めています。
またハッカーとして右に出る者のない腕を持つユソンさんが演じる
ナナ・ファン役もベテランの風格と高い演技力が存在感を増しています。
また犯人として登場する悪役の俳優さんの腹立たしいくらいの不快感は
見る者の楽しさを倍増し、完成度の高いドラマになっています。

ソウルで爆弾テロが発生。NCI行動分析チーム長のギヒョン
(ソン・ヒョンジュ)は爆弾を解除するために容疑者のプロファイルを
分析しますが、上層部はそれを聞かずに判断し失敗に終わります。
そしてヒョンジュン(イ・ジュンギ)は目の前で同僚を亡くします。
1年後若い女性を狙う連続殺人事件が発生し、爆弾テロ事件で責任を感じ
休職していたギヒョン(ソン・ヒョンジュ)は復帰します
その後、プロファイルという手法に不信感を感じていたヒョンジュン
(イ・ジュンギ)でしたが、1年前の爆弾テロがチーム長のギヒョンの
せいでなく他の上司の間違った判断のせいで爆発したことを知り、
ヒョンジュンもチームの一員として事件を追うことになります。
次々と連続殺人事件が起こり、炭疽菌テロ、児童拉致事件、
二重人格の殺人者、無差別殺人など毎回様々な犯罪事件をスピード感
あふれる展開で描き、ケーブルドラマ史上最高額の製作費をかけたと
いう本作は映画のような世界観に引き込まれていきます。
とにかく、犯人を捕まえるために身を投じるNCIチームメンバーたちの
鋭い分析プロファイリングはすごいです!!



次々と殺人事件が起こる中、たくさんのヒット作品に出演されている
イム・スヒョンさんが犯人役で登場する事件があります。
2015年からはじまった連続殺人事件、未解決の3件には共通点があり
遺体の発見者が被害者の両親。
ところが今回は遺体ではなく女性が映った動画でした。
娘が拷問され殴られ苦しむ姿は遺体より辛いはずです。
そして犯人の狙いは母親に苦痛を与えることでした。
NCI分析チームは犯人を突き止め、家を訪ねると妻のソン・ユギョン
(イム・スヒョン)が出てきます。
彼女もまた暴行を受けたように体中傷だらけになっています。
ところが妻のユギョン(イム・スヒョン)は自分も被害者のふりを
しているだけで、事件のすべての計画は妻のユギョン(イム・スヒョン)
で彼女が本当の真犯人だったのです。
早く被害者を救わなければならない一刻を争うときですが、妻の
ユギョンは車で逃走します。
そんな時、ユギョン(イム・スヒョン)が子供のころ継父から
暴行されたことが分かります。
つらい地獄のような状況の中、一番信じていた母から「なにもなかった
すべて私の嘘でした」と警察でむりやり言わされたのです。
母に裏切られた子供の心の傷はそのまま大人になって犯行の動機に
繋がっていったのですね。
そして、ユギョン(イム・スヒョン)が逮捕された日、母は
「ごめんね。私が悪かったわ」と泣きながら謝罪します。
報道陣の前で彼女はそれまでマスクで顔を隠していましたが急にマスクを
取って顔を表に出します・・・
そしてなにか言いたそうなそぶりを見せるのですが・・・
このシーンが妙に印象に強く残ります・・・
もっと早くに誰かが彼女に手に差し伸べていたら、こんなむごい事件は
起こらなかったと思いますが、私はすべて母の愛が一番大事だったと
感じる事件でした。本作は意外と性犯罪の事件も多く描かれていて
母親が絡んだ幼い時のトラウマが犯行を起こす心的原因になることが
多いと感じるドラマでした。

またある日、ヒョンジュン(イ・ジュンギ)が殺人容疑で逮捕される
事件が発生します
この事件の裏に、ヒョンジュンには事故に合い寝たきりになった兄が
いますが、昔ヒョンジュンが17歳の時に関わったナドゥル川事件の
犯人が兄ではないかとヒョンジュンはずっと悩んでいました。
そして、この事件が未解決のままである理由は警察の内部に協力者が
いて事件をねつ造した共犯がいたのです。
そして兄の事故も裏があると・・・
ところがすべての事件に力を貸した共犯者は、ヒョンジュンの
アシスタントとして信じてきたオ・ジョンテ警官でした。
当時、オ・ジョンテ警官には難病を患っている娘がいて経済的に大変な
時期だったのです。結局彼は仕方なく事件を隠蔽することを選ぶ罪を
犯してしまいました。オ・ジョンテ警官は全てを知ったヒョンジュンに
「申し訳ない。お前が警官になったと聞いた時、恐ろしくなった」と
胸の内を打ち明け自分も自殺するのです。
大きな衝撃を受けるヒョンジュンでしたが4年ぶりに事件が解決し、
やっと、自分の故郷の美しい景色がゆっくりと目に入るヒョンジュン
だったと思います



終盤、無差別殺人事件やモデルハウス殺人事件、女子大生性暴行事件
などが続き、事件の最後となる最終回です。
リッパー(キム・ウォンへ)が脱獄して数か月犯行が止まって
いましたが、殺人事件が発生し犯人は新聞広告を通して日時と場所を
告知していました。
ペク・サン(キム・ヨンチョル)がリッパーによって人質にとらわれた中、
NCI分析チームは所轄署のチェ刑事の犯行を突き止めます。
チェ刑事は自分の復讐のために婚約者だったハン・ジウォンの殺害を
リッパーの事件として協力したのです。
そしてヒョンジュンとギヒョンはリッパーの潜伏先である精神病院を
突き止めるのですが、その病院内に二人を閉じ込め、殺人ゲームを
リッパーが始めます。
リッパーは「ペク局長はすでに始末した」とギヒョンを攻撃し
ヒョンジュンにも挑発する言葉を並べるリッパーに、怒りを
抑えられなかったヒョンジュンは煙の中でそのまま銃を撃ちます。
結局リッパーは、そのまま息を引き取り「クリミナル・マインド」が
エンディングを迎えました。
事件現場では犯人を捕まえるために警察側は冷静に行動しますが、
その正しい警察側にもそれぞれ抱える事情や立場が隠されていて
お互いに隠したい傷が1つ2つあるということを痛切に感じ、
人間の弱さとして訴えてくるものをしみじみと感じるドラマでした・・・


(kstyle)より ↓
「クリミナル・マインド」は、スピード感のある展開と、作品に
のめり込ませる俳優たちの名演技、五感を刺激する多彩な見どころが
3拍子をなし、一本の映画を見ているかのような印象を与えた。
「クリミナル・マインド」の制作陣は「イ・ジュンギはヒョンジュン
そのものだと言っても過言ではない。いつも情熱的で最善を尽くす姿から、
不義を見ると我慢することができない行動まで似ていて、視聴者たちが
よりドラマに集中することができるように引っ張ってくれるだろう。
彼の体と心を惜しまなかった熱演に、多くの応援と拍手を送ってほしい」
と話した。










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