「韓流☆ダイアリー」ブログ!

韓国ドラマ・韓国映画の
   感想を綴っています・・・

韓国映画「クロス・ミッション」あらすじと感想、夫は元特殊要員だった…

2024-10-15 | 韓国映画、か行



韓国映画「クロス・ミッション」あらすじと感想、2024年 Netflix映画。
映画「クロス・ミッション」は、射撃の銀メダリスト出身で現職エース刑事である妻のカン・ミソン(ヨム・ジョンア)に、過去を隠して家庭に忠実な専業主夫として生きていく元特殊要員のパク・カンム(ファン・ジョンミン)が、巨大な事件に一緒に巻き込まれることから繰り広げられる物語を描いた娯楽アクション映画。
妻に過去を隠したまま専業主夫として生きる前職元特殊要員のカンム(ファン・ジョンミン)と、夫の秘密を誤解したまま強力犯罪捜査隊のエース刑事ミソン(ヨム・ジョンア)。
そんなカンムの前に、困った状況に置かれた元同僚の後輩ヒジュ(チョン・ヘジン)が彼の前に現れます。
カンムのもう1人の後輩で、ヒジュの夫でもあるジュンサン(キム・ジュホン)が任務中に行方不明になったと言ってきます。カンムは後輩ヒジュ(チョン・ヘジン)の頼みを聞き入れ、再び特殊要員として危険な仕事に就くことになります。
しかし、妻の刑事ミソンには元特殊要員のことを隠していたために、夫とヒジュ(チョン・ヘジン)の仲を疑った妻のミソンは二人の後を追うことになりますが、その後、巨大な事件に巻き込まれることになります。お互いに夫を、妻を救うために動き始めるカンム(ファン・ジョンミン)とミソン(ヨム・ジョンア)・・・
特殊要員から主夫になった男と、夫の過去をまったく知らない刑事の妻。図らずも危険な任務に巻き込まれた2人は、夫婦のきずなが試される大きな試練に直面する。



(感想)
ファン・ジョンミンさん、ヨム・ジョンアさんと共にチョン・ヘジンさんも意外な悪役で活躍するアクション映画です。本作は少しの間公開延期となりましたが、チョン・ヘジンさんの夫イ・ソンギュンさんの訃報による状況が大きかったと思います。
悲しみを乗り越えながら、チョン・ヘジンさんのこれからの女優としての活躍を心から応援したいと思います。
チョン・ヘジンさんといえば、韓流初期のドラマ「ごめん愛してる」でソ・ジソブさんの双子の姉(障害を持つ)を演じた印象が強く心に残っています・・・
本作「クロス・ミッション」は妻に過去の正体を隠して夫婦生活を続けていて、ある時、妻は夫の過去を知ってしまいますが、「私の夫は刑事の妻に過去を隠した大胆なヤツ」と言いながらも「夫を理解できるのは私しかいないでしょう」と理解を示すところは大きな夫婦愛を感じました。
ただ、ファン・ジョンミンさんの専業主夫と元特殊要員のアンマッチをもっとメリハリ強く分かりやすく描いてほしかったです。後半から正体がバレた元特殊要員のファン・ジョンミンさんをもっとカッコよく描いてほしかったのが私の要望です・・・(笑)
また、妻で刑事ミソン(ヨム・ジョンア)の部下たちの一般常識が通じない、どこか外れている刑事たちの行動や会話も爆笑で楽しめます。
笑いあり、アクションあり、夫婦愛あり、普通に楽しめる物語でした。


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韓国映画「キル・ボクスン」あらすじと感想、チョン・ドヨンが殺し屋に

2024-05-02 | 韓国映画、か行


韓国映画「キル・ボクスン」あらすじと感想。
殺人請負業界の伝説の殺し屋であるキル・ボクスン(チョン・ドヨン)が会社との再契約直前、殺すか殺されるかの避けられない対決に巻き込まれる物語を描く同作は、公開からわずか3日で累計視聴時間が1961万時間を記録し、Netflixグローバルトップ10の映画(非英語)部門で1位になった2023年作品。
会社のボス役には名優ソル・ギョングが登場、本作は、チョン・ドヨンのアクションで注目されている。
殺し屋とシングルマザーのキル・ボクスンのジレンマを見事に描くチョン・ドヨンの繊細な演技とアクションが見どころで、ドラマ「イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~」で恋愛ドラマをヒットさせた彼女は、映画「キル・ボクスン」でアクションの演技までこなした。
「作品そのものがチョン・ドヨンの要」などと評価されている。

チョン・ドヨンは、ナ・ヨンソクプロデューサーのYouTubeコンテンツ「チャンネル十五夜」に出演し、「『キル・ボクスン』のアクションで難しい点はあったか?」という質問に「体力的な限界もあったし、人々の偏見もあったと思う」と答えた。
それと共に「私が披露するアクションや、女性のアクションへの期待はあまりないと思ったので、その偏見を破りたくて、さらに激しくした。体が痛くても『それでもやり遂げなければならない』と思って歯を食いしばってやった」と語り、期待を高めた。





(感想)
チョン・ドヨンさんが思春期の15歳の娘を持つシングルマザーの殺し屋に扮した話題作「キル・ボクスン」は暗殺のプロであるボクスン(チョン・ドヨン)が殺人請負会社との再契約を前に避けることのできない戦いに巻き込まれていく映画で、会社のボス役には名優ソル・ギョングさんがボクスン(チョン・ドヨン)を手放したくない男を切なく演じています。
ここは身動きが取れない深い愛のジレンマを感じてしまうソル・ギョングさんでした・・・

また、冒頭から日本人のヤクザ役にファン・ジョンミンさんが登場しますが、彼の関西弁にガッカリというか、どっと笑いが込みあげてきます(笑)ここは日本人の役者さんを出演させた方が良かったと思いました(笑)ファン・ジョンミンさんの登場は冒頭のここだけでした・・・

女性が殺し屋の設定という映画は面白いと思いますが、殺し屋とシングルマザーの二重生活は、やはり無理がありますよね。
思春期の一人娘との関係に悩む母は娘から衝撃的な告白を聞くことになりますが、娘もまた母に
「お母さんのお仕事は国家情報院なの?」と娘から問いかけられるのが印象的でした(笑)
そして終盤になり、この母娘はお互いのショッキングな秘密を受け入れるところが凄いと思いました。やはり同じ仲間のような似た者母娘だったのですね!
この母親役はチョン・ドヨンさんにピッタリハマっていて、彼女の作品は韓流初期から数多く視聴してきましたが、やはり本作のインパクトのある女殺し屋は彼女以外には考えられない設定だと思いました。
乱闘シーンも多く、アクションシーンも派手ですが、ストーリー展開はまぁ~普通かなぁ~?!
女性が主人公の殺し屋なので女性の視聴者も見やすい映画だと思います。



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韓国映画「交渉~極限境界線 救出までの18日間」ヒョンビン&ファン・ジョンミン

2024-02-11 | 韓国映画、か行


韓国映画「交渉~極限境界線 救出までの18日間」あらすじと感想。
ファン・ジョンミン&ヒョンビン主演!人質になった韓国人たちを助けるためアフガニスタンに向かった外交官と現地の国家情報院要員の物語。2023年作品。
(あらすじ)
紛争地域アフガニスタンで韓国人たちがタリバンに拉致されるという最悪の事件が発生する。
交渉の専門家ではあるが、アフガニスタンは初めての外交官ジェホ(ファン・ジョンミン)が現地に向かい、国家情報院要員のデシク(ヒョンビン)に会う。
原則がはっきりしている外交官と現地の事情に精通した国家情報院要員。
立場も方法も違うが、2人は人質を生かさなければという目標のため共に奮闘する。
殺害期限が近づき、交渉相手、条件などが変わる状況で、交渉が成功する可能性は徐々に低くなっていくのだが…。
2007年タリバン韓国人拉致事件に基づいた作品でアメリカはアフガニスタンのタリバン政権に戦争を宣言し、多くの国がテロとの戦いに参戦し韓国も数百人という戦闘部隊を派兵したのです。
政権を失ったタリバンは自爆攻撃や外国人拉致など極端すぎるテロを絶えず行ってきました。
2007年、旅行制限されているアフガニスタンに同じ教会に通う韓国信者たちが短期宣教で入り、23人がタリバンに拉致されます。
タリバンの要求は韓国兵の撤収と刑務所に収監中のタリバン兵の釈放でした。
それが叶わない場合は、人質を全員処刑すると声明を出します。
そして、アフガニスタン側が会見を行いますが、タリバン兵の釈放要求にはどのような展開になっても釈放することはないと発言します。
そして、タリバンの本当の要求がタリバン兵の釈放ではないと知る交渉官ジェホ(ファン・ジョンミン)。 そして、人質交渉に怪しい人物が接触してきます・・・



刻一刻とタイムリミットが迫る中、人質救出の交渉役として派遣されたエリート外交官に、韓国を代表する俳優ファン・ジョンミンさんが極限状態にあっても決して諦めない交渉人を存在感たっぷりに演じています。
また、本作でもワイルドなアクションで戦うヒョンビンさんが厳しい生き残りをかけた現地の国家情報院要員を冷静に演じていました。
主演二人のピリピリした雰囲気にドキドキハラハラと緊張感が走りますが、そんな二人に通訳役のカシム(カン・ギヨン)のコミカルなキャラが二人の対立を和らげてくれます(笑)
私生活でも仲の良いファン・ジョンミンさんとビョンビンさんの息の合った演技に注目です!
また、劇中、過激なイスラム教徒がいる場所に同じ教会に通う韓国信者たちが宣教に入り、拉致されるのですが、これって極端に無茶なことですよね。
でも、韓国って儒教の国なのに、なんで対照的なキリスト教の信者が多くなったのでしょうか?
そこをもっと詳しく描いても面白かったと思いましたし、ヒョンビンさんの国家情報院要員だった過去も更に詳しく描いていたら、もっと分かりやすいストーリーになったと思います。





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韓国映画「ガール・コップス」あらすじと感想、アクションコメディ

2023-12-16 | 韓国映画、か行

悪に立ち向かう女性警官たちの奮闘を描いたアクションコメディ、2019年作品。
出演は映画「高速道路家族」のラ・ミラン、ドラマ「ドクターキムサム」のイ・ソンギョン、「少女時代」のスヨン、ドラマ「君の声が聞こえる」のユン・サンヒョン、そして今注目の人気俳優でドラマ「イカゲーム」「シスターズ」のウィ・ハジュン、そして特別出演にハ・ジョンウ、ソン・ドンイルなど、豪華な俳優陣が登場します。ウィ・ハジュンは悪役でした・・・
(あらすじ)
警察の女性刑事機動隊で活躍していたミヨン(ラ・ミラン)は、結婚と出産をきっかけに、市民の苦情を扱う相談窓口の部署に異動になります。息子と無職の夫(ユン・サンヒョン)を抱えながらも平穏な日々を過ごしていたのですが、義妹である熱血刑事ジヘ(イ・ソンギョン)がトラブルを起こした末に同じ課に配属されたことで、状況は一変します。
犬猿の仲の2人は、家でも職場でも衝突を繰り返していますが、そんなある日、アダルト動画サイトに動画を拡散すると脅された若い女性ソジンが相談窓口に訪れるのです。
このようなデジタル性犯罪事件の捜査に無関心な警察側に対して、怒りが込み上げてきた元刑事のミヨン(ラ・ミラン)は眠っていた捜査本能が目覚め、事件を解決しようと義妹ジヘ(イ・ソンギョン)と手を組むことになり非公式で捜査をはじめます・・・



冒頭から黒の革ジャンを着ているラ・ミランさんがチンピラたちと格闘するアクションが超~カッコ良かったです。
そんな警察で大活躍をしているミヨン(ラ・ミラン)に検事になる予定のチョ・ジチョル(ユン・サンヒョン)が「愛しています」と告白し、結婚するのです。
このダメ夫を演じているイケメンで無職のユン・サンヒョンさんが妻ミヨン(ラ・ミラン)にも妹ジヘ(イ・ソンギョン)にもクズ扱いされている姿が実にリアルで笑いを誘います。
出番は少しですがユン・サンヒョンさんらしいコミカルさと人のいい優しさがにじみ出ていました。
また、結婚後にミヨン(ラ・ミラン)は大活躍した刑事から市民の苦情を扱う相談窓口に事務官として異動になりますが、そのギャップには思わず笑ってしまいます。
そして、そこに犬猿の仲である問題を起こした義妹ジヘが配属になるのですが、二人とも職場では行き場所がなく事件解決に手を組むことになるのです。
この二人に調子がいい同僚でハッカーのジャンミ(スヨン)が加わった女性どうしの掛け合いもリアルで楽しかったです(笑)
二人の大胆な捜査が進んでいきますが、コメディーなのでドキドキ感は全く感じられない、よくある犯罪組織を追って行くドラマなんですが、二人の男相手のアクションシーンは応援したくなります。
劇中、一番印象に残っているのはハッカーのスヨンちゃんがサイバーダウンさせてBTSのチケットを取ったことと、イ・ソンギョンちゃんのFBIのタトゥーかなぁ~?!(笑)
悪を懲らしめるラストは爽快でスッキリ気分を味わえる娯楽映画です!


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韓国映画「コンクリート・ユートピア」あらすじと感想、ビョンホン&パク・ソジュン

2023-11-25 | 韓国映画、か行

韓国映画「コンクリート・ユートピア」あらすじと感想。
2023年韓国で大ヒットした映画「コンクリート・ユートピア」は、大地震により廃墟となったソウルで、唯一残った皇宮(ファングン)マンションに生存者が集まることから始まる物語を描いたパニック映画。
オム監督は、災難そのものより災難に見舞われた人々の心理に焦点を合わせたと伝えた。彼は「見る人によってそれぞれ違う人物に焦点を合わせることができると思います。
ヨンタク(イ・ビョンホン)、ミンソン(パク・ソジュン)、ミョンファ(パク・ボヨン)、ドギュン(キム・ドユン)など多様な人物の中で、誰に感情移入するかがこの映画を見る楽しさではないかと思います」と語った。
また、大災害のあと唯一残ったマンションを背景に、狂気を身にまとい、顔に傷を負いながらも何か覚悟を決めたような険しい目線をこちらに向けるイ・ビョンホン演じるヨンタクをはじめ、パク・ソジュン演じるミンソンとパク・ボヨン演じる妻・ミョンファの姿。
ソウルで唯一残ったファングンマンションで住民代表に選ばれた冴えない男・ヨンタク。
閉鎖的な環境で生存危機が続くなか、ヨンタクの支配力が強まったとき、予期せぬ争いが生じる。そこで明らかになるヨンタクの正体とは……。
荒廃した世界で繰り広げられる鬼気迫る物語に期待が高まるビジュアルとなっている。
(あらすじ)
世界を襲った未曾有の大災害により一瞬で廃墟と化したソウル。唯一崩落しなかったマンションは、生存者たちで溢れかえっていた。無法地帯となったいま、マンション内でも不法侵入や殺傷、放火が発生。危機を感じた住民たちは主導者を立て、居住者以外を追放し、住民のためのルールを作って“ユートピア”を築き上げることに。
住民代表となったのは、902号室のヨンタク(イ・ビョンホン)。職業不明で冴えないその男は、権力者として君臨したことで次第に狂気を露わにする。そんなヨンタクに傾倒していくミンソン(パク・ソジュン)と不信感を抱く妻のミョンファ(パク・ボヨン)。
極限の状況下でヨンタクの支配が頂点に達したとき、思いもよらない争いが勃発する。そこで明らかになった、その男の本性。果たして男の正体とは……。
 (kstyle)

     

大地震で一瞬にして廃墟となったソウル。すべての建物が倒れたなか、たった1か所、皇宮(ファングン)マンションだけがそのままでした。うわさを聞いて周りの生存者たちがマンションに押しかけて来るのですが、入居者たちは危険と不安を感じはじめ、新しく住民代表となったヨンタク(イ・ビョンホン)と新たな規則を作り、投票の結果、外部の人間たちを追い出すことになりました。入居者たちにとっては安全で平和なユートピア皇宮マンションだったのですが、入居者たちの間でも徐々に予想外の争いが起こり始めます。
閉鎖的な環境の中で死ぬか生きるかという生存危機が続く中、住民代表となったヨンタク役のイ・ビョンホンさんの狂気じみた鋭い目つきは他を圧倒するカリスマ性を発揮し、まさにこの役はイ・ビョンホンでなければダメというリアリティーあふれる人間像を演じていました。
前作の映画「非常宣言」に続き本作でもサバイバルもので出演されていますが、目を楽しませてくれるイ・ビョンホンという俳優はなにを演じても完璧で、身に備わる貫禄は素晴らしい名演ぶりを発揮していました。
続いて、家族を守ろうと努力する入居者で公務員のミンソン役のパク・ソジュンさんは、住民代表となったヨンタク(イ・ビョンホン)の考えや今の環境に翻弄されながら優柔不断な部分が見え隠れし、心の中で、もがいている様子が私たち視聴者に強く伝わってきて共感を呼びます。
決して、カッコいい役ではなかったですが、誰もが「もし自分が同じような切羽詰まった環境におかれたら・・・」と感じる物語でした。
妻役のパク・ボヨンさんはそんな夫ミンソン(パク・ソジュン)に疑問を投げかけながらも自分の信念を曲げることなく進んでいきますが、この状況かで彼女の親切でいい人過ぎる態度にイライラするのも確かなことなんです。
また、私はこの二人パク・ソジュン&パク・ボヨンの自然と生まれる夫婦愛がもっと時間をかけて大切に描かれていてもいいのでは?と感じました。せっかく、夫婦役を演じているのだから、二人の絡みがもっと見たかったです。
そして、終盤、明らかになった住民代表ヨンタク(イ・ビョンホン)の正体とは・・・?





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韓国映画「高速道路家族」あらすじと感想、チョン・イル主演のパラサイティック

2023-09-07 | 韓国映画、か行



韓国映画「高速道路家族」あらすじと感想。
第27回釜山国際映画祭で、「パラサイト 半地下の家族」に次ぐ大傑作と称された、チョン・イルとラ・ミランのW主演映画「高速道路家族」。2022年の作品。
同作は、ホームレス一家と裕福な訳あり夫婦、2つの家族の偶然の出逢いが火種となるパラサイティック・スリラー。第27回釜山国際映画祭で「『パラサイト 半地下の家族』に次ぐ大傑作」「ユーモア、サスペンス、アクション……映画のすべてが詰まった衝撃作」と称され、本国の公開でも、観客・批評家の熱狂を呼び、スマッシュヒットを記録した話題作だ。
(あらすじ)
テントで寝て、夜空の月を照明として暮らすギウ(チョン・イル)と3人の家族。彼らは、高速道路のサービスエリアを転々とし、再び遭遇することのない訪問者に2万ウォンを借りながら食いつないでいる。
ある日、すでにお金を借りたことのあるヨンソン(ラ・ミラン)と別のサービスエリアで再び遭遇してしまう。不審に思ったヨンソンはギウを警察に届け出ることに。ヨンソンは残されたギウの妻ジスク(キム・スルギ)と子供2人を放っておけず、家へ連れて帰り一緒に暮らすことに。
何不自由のない生活を送るジスクと子供たち。そんな家族をギウは取り戻そうとするが、相反する2つの家族の出逢いがとんでもない結末を迎える。 (kstyle)




高速道路のサービスエリアで生活しているギウ(チョン・イル)の家族。
はじめは、サービスエリアにテントを張って楽しそうな雰囲気でしたが、実は人の良いギウは騙されて、ヤンピョン洞の再開発詐欺事件の横領と詐欺の疑いで指名手配されていたのです。
話題になった半地下の「パラサイト」と比較されているようですが、本作は高速道路のサービスエリアが生活の場所になっているので本当にお金がない、切羽詰まった状況です。
「パラサイト 半地下の家族」に次ぐ大傑作というコメントには騙されないように半地下の「パラサイト」とは全く関係がない物語で、結局、お金もなく更に指名手配されていたので高速道路のサービスエリアを転々としていたことが分かりました。
本作はドラマ中心に活躍してきたチョン・イルさんが今までに演じたことのない衝撃的なホームレス家族のダメ父親を演じていますが、この父親ギウの生き方や行動に皆が影響されていく過程が描かれていきます。
警察から逃走した父親ギウが「俺頑張るよ、家族だろ」と、もう一度、家族一緒に暮らしたいと妻ジスク(キム・スルギ)に泣いてすがりつく姿はグッときますが、「お願いだから私たちから離れて」と手を合わせ必死に「ここにいたい」と懇願する妻の姿も納得します(笑)
また妻のジスク(キム・スルギ)と子供たちを引き取って自分のお店のリサイクルショップで住まわせるヨンソン(ラ・ミラン)にも心に大きな傷があり、その心の弱さからなかなか抜け出せないのです。
そのラ・ミランさんの子供たちへの愛情が視聴者の心を引き付けますが、家族たちに同情し結果的に家族を父親から引き離してしまうヨンソン(ラ・ミラン)です・・・
でも子役の子供たち2人がとても可愛くて演技が上手でした。
本作は地味な物語で、結局、血のつながりを求める家族愛なのか、血縁がなくても大切な家族もあるという、広い範囲を示す家族愛について考えさせられる映画でした。
子供は家族愛を受けて一心に育ちますから・・・


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韓国映画「共助2:インターナショナル」ヒョンビンが北のエリート刑事

2023-06-10 | 韓国映画、か行


韓国映画「共助2:インターナショナル」あらすじと感想。
ヒョンビンが映画「コンフィデンシャル/共助」に続き、続編「共助2:インターナショナル」でより一層強力になった魅力の北朝鮮のエリート刑事リム・チョルリョンになって帰ってくる。
同作は南北初の非公式共助捜査という新鮮な設定と、ヒョンビンとユ・ヘジンの愉快なケミ(ケミストリー、相手との相性)で、観客動員数781万人を超える大ヒットを記録した「コンフィデンシャル/共助」の続編。
グローバル犯罪組織を捕まえるために、再び出会った北朝鮮の刑事リム・チョルリョン(ヒョンビン)と韓国の刑事カン・ジンテ(ユ・ヘジン)、そして海外派のFBIジャック(ダニエル・ヘニー)の予測不可の三角共助捜査を描く。

北朝鮮のエリート刑事リム・チョルリョン(ヒョンビン)は、新しい任務を持って韓国に来て、ジンテ(ユ・ヘジン)とFBIジャック(ダニエル・ヘニー)とともに三角共助を率いる人物だ。
ヒョンビンは「すべての面でアップグレードしたチョルリョンの姿をお見せしようと努力しました」と明かし、期待を高めた。
彼は以前より韓国生活に慣れた姿はもちろん、打撃感のあるアクションから、ユ・ヘジンとダニエル・ヘニーとの親密な捜査ブロマンス(男同士の友情)ケミまで、多彩な魅力を披露する。
演出を務めるイ・ソクフン監督は「ヒョンビンは撮影に対する準備が非常に徹底しており、プロフェッショナルな俳優だ。キャラクターと現場に対する悩みも、驚くほどディテールだった」と絶賛した。 (kstyle)



(あらすじ)
韓国に隠れたグローバル犯罪組織を捕まえるため、新たな共助捜査に投入された北朝鮮の刑事リム・チョルリョン(ヒョンビン)。
捜査中のミスでサイバー捜査隊に移動させられた韓国の刑事カン・ジンテ(ユ・ヘジン)は広域捜査隊への復帰に向け、みんなが避けるチョルリョンのパートナーを自ら引き受ける。
こうして再び共助することになったチョルリョンとジンテ。
また、チョルリョンと再会したミニョン(ユナ)の気持ちも燃え上がる中、チョルリョンとジンテは相変らず互いの内心を疑いながらも、共助捜査を広げていく。
ついに犯罪組織のリーダー、チャン・ミョンジュン(チン・ソンギュ)の隠れ場所を捜し出そうとした途端、米国からやって来たFBI所属のジャック(ダニエル・ヘニー)が彼らの前に現れるのだが…。

  


本作は、グローバル犯罪組織を捕まえるために再会した北朝鮮の刑事リム・チョルリョン(ヒョンビン)と韓国の刑事カン・ジンテ(ユ・ヘジン)、そして新たに合流したアメリカのFBIのジャック(ダニエル・ヘニー)まで、それぞれの目的で集まった刑事たちの予測不可能な協力捜査を描いた映画で、クールなカリスマ漂うヒョンビンが超~カッコ良かったです!
韓国の警察は北のチョルリョン(ヒョンビン)が麻薬商の悪チャン・ミョンジュン(チン・ソンギュ)一人を捕まえに来たとは思っていません。別の目的もあると・・・
それぞれ心の中を隠している南と北2人の駆け引きにも注目ですが、今回から合流したアメリカのFBIダニエル・ヘニーの登場と、さらに激しさが増したアクションとコミカルな演技と、バランスの取れた内容になっていると思いました。
特に韓国の刑事カン・ジンテ(ユ・ヘジン)の義妹役ユナちゃんの仕事で韓国に来たヒョンビンに「私に会いに来たのねぇ~」のセリフには爆笑でした・・・
その後もユナちゃんはヒョンビン、ダニエル・ヘニーさんとの「三角関係」も明朗快活に元気よく表現していて、捜査にも積極的に参加していました。
更に、カン・ジンテ(ユ・ヘジン)の家族たちも面白くて目を楽しませてくれて、嫁に気を使っている夫のユ・ヘジンさんのコミカルな演技が大ウケで、なんというか、シンプルに面白かったです(笑)
そのユ・ヘジンさんと人気スターヒョンビンの共演ならこの時点でそれなりのヒットが予測できますし、更に脚本が良ければ大ヒットして本作の続編2の満足度も間違いないでしょう!
二人の凸凹コンビはテンポのいい絶妙の演技でみる者の心を引き付けますし、何と言っても味のある俳優ユ・ヘジンさんの存在感を強く感じました。
絶対に期待を裏切らない俳優ユ・ヘジンさんですが、元彼女があの美しいトップ女優のキム・ヘスさんだったというのも驚きなんです(笑)3年くらい恋人関係だったとか・・・
お二人はその後もお互いに応援を送り合う姿が何度も話題になっていますが、見ていて気持ちがいいサッパリした大人のお二人ですね!
本作に戻りまして(笑)アクションシーンの激しい刑事ものの映画ですがそれ以外はほのぼのとした疲れない映画でした。


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韓国映画「コインロッカーの女」あらすじと感想、キム・ヘス&キム・ゴウン

2023-02-07 | 韓国映画、か行


韓国映画「コインロッカーの女」あらすじと感想。
キム・ヘス、キム・ゴウン、パク・ボゴム、コ・ギョンピョなど豪華なキャストが熱演。
地下鉄駅のコインロッカーに、へその緒がついたままの赤子が捨てられていたのをある路上生活者が見つけ、10番ロッカーで見つかったので、赤子は10という意味のイリョンと名付けられた。
その後、路上生活者を取り締まっていた刑事がイリョンを、仁川のチャイナタウンで闇金業を営み裏家業の者から母さん(キム・ヘス)と呼ばれる女のもとに自分の借金の代わりに連れて行きます。
やがて成長したイリョン(キム・ゴウン)は母さん(キム・ヘス)の右腕となり、自分が生きるために借金の取り立て、臓器売買など何でもするようになった。
ある日、父親が残した多額の借金を背負う青年パク・ソッキョン(パク・ボゴム)のもとに取り立てに行ったイリョン(キム・ゴウン)は、何度か会うたびに彼の明るく純粋で前向きな人柄に惹かれていくのです。
しかし父親が失踪し借金の返済の目途がつかず、母さんはイリョンに、ソッキョンの臓器を売るために彼を殺すよう命じます。
ここから、家族として育った仲間たちは母さん(キム・ヘス)とイリョン(キム・ゴウン)のせいで予想外の仲間割れに展開し無残な最期を迎えることになります・・・



(ネタバレありの感想)
韓国の裏社会が描かれた韓国ノワールが女優のキム・ヘスさんとキム・ゴウンさん中心に重々しく描かれていき、二人のタバコを吸うシーンが非常に多かったです。
劇中、母さん(キム・ヘス)はイリョン(キム・ゴウン)が自分の後任だと感じ、特別な思いと愛情を表現するのですが、その言葉が「あなたがどれだけ使えるか証明してみろ」とやる気や自信や打たれ強さを引き出していくのです。
是非、この映画のカリスマ女優キム・ヘスさんを見てほしいと思います。
女ボスの貫禄は半端ではありません。
ところが、パク・ソッキョン(パク・ボゴム)との出会いがあり、イリョンが花柄のワンピースを着たことで、母さん(キム・ヘス)とイリョン(キム・ゴウン)の人生が狂い始めるのですが、やっぱり恋する女性は綺麗な姿を見せたいと思うのは自然なことなんですよねぇ・・・

また、殺しの道具が銃ではなく刃物という血生臭いリアルなシーンもあり、特に借金の取り立ての臓器売買が多く出てきましたが、でも想像していたよりも普通のよくある映画でした。
また、イリョン(キム・ゴウン)が惹かれていく青年パク・ソッキョン役のパク・ボゴム君はそのまま素に近い彼が映っていて品行方正な爽やかな青年役が決まってました。
また同じ家族、そして仲間のお兄さんがイリョン(キム・ゴウン)に対して妹以上の感情があったのですが、それが彼女に伝わらなかったことが強く印象に残りました・・・






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韓国映画「コレクターズ」盗掘、あらすじと感想、痛快犯罪アクション

2023-01-25 | 韓国映画、か行

韓国映画「コレクターズ」盗掘、あらすじと感想。ソウルに眠る宝刀を盗み出せ。
イ・ジェフンを主演に、首都ソウルのど真ん中にある朝鮮王の墳墓“宣陵(ソルルン)”から宝刀を盗み出そうとする盗掘団を描く。韓国で大ヒットした痛快犯罪アクション。
映画「建築学概論」ドラマ「模範タクシー」のイ・ジェフンが、天才的な盗掘師の主人公を好演した痛快ケイパー(泥棒)ムービー。
古墳壁画を専門に狙う、自称“韓国のインディ・ジョーンズ”や、伝説の穴掘り盗掘師“シャベルマン”など、腕に自慢の盗掘プロフェッショナルたちがチームを組み、大胆不敵なお宝盗掘作戦を決行する。 個性的な面々の時にコミカルな掛け合い、ソウルの中心部で着々と計画を進めるプロの手腕が見どころ。共演は「王宮の夜鬼」などのチョ・ウジン、ドラマ「ただ1つの愛」や時代劇「チョルインワンフ」のシン・ヘソンなど。 (2021年作品)

歴史ある寺から金銅仏像を盗み出した天才盗掘師ドング(イ・ジェフン)は、古美術界のエリートキュレーター、ユン室長(シン・ヘソン)に目を付けられる。
彼女のボスのチン会長は、表に出せない古美術品のコレクターだった。
会長の命を受け、自称“韓国のインディ・ジョーンズ”ジョーンズ博士(チョ・ウジン)と組んで高句麗古墳壁画を盗み出したドング(イ・ジェフン)。
信頼を得た彼らは、今度はソウルの中心部にある宣陵(ソルルン)から宝刀“李成桂の刀”を盗掘する大胆な計画を進めることに。(wowow)



映画「盗掘」は、生まれながらの天才盗掘屋カン・ドング(イ・ジェフン)が、その道の専門家たちと共に、土の中に隠されているお宝を掘り出す物語を描いた映画です。
土の味だけでも宝物を探し当てる、生まれながらの天才盗掘屋カン・ドング役を演じるイ・ジェフンは多彩で幅広い演技を披露し、ユーモラスでセンスある行動はもちろん、時にはセクシーさも加わり、とてもカッコ良かったです。
最高のチームプレイで刺激的な盗掘をするというタイトルなんですが、意外と簡単にトンネルの穴を掘って盗んでしまうという、チョッピリ物足りない単純な物語でした。
何か、大きな謎解きの1つでもあれば、ドキドキハラハラ感があったのでは・・・??
また、ところどころで日本に対する韓国人の悪の心情が露骨に表れていて、とても気になる映画でした。 韓国ではそれなりにヒットしたようなので、続編がつくられるのでしょうか??







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韓国映画「群盗」ハ・ジョンウとカン・ドンウォンの正反対の魅力

2022-11-01 | 韓国映画、か行


映画「群盗:民乱の時代」あらすじと感想。
悪徳官僚が世を支配し、貧しき民を救うため命をかけて立ち上がったのは、誇り高き「群盗」
世の中を痛快に覆す義賊たちのアクション時代劇。
そして、カン・ドンウォンが美しすぎる悪役で新境地を開いた2015年の話題作。
出演は豪華キャストでハ・ジョンウ、カン・ドンウォン、イ・ギョンヨン、イ・ソンミン、チョ・ジヌン、マ・ドンソク。
(あらすじ)
悪徳官僚が世を支配し、貧しい民衆は搾取と弾圧に苦しめられていた1862年。極貧にあえぐトルムチ(ハ・ジョンウ)は、富豪の剣豪ユン(カン・ドンウォン)からある仕事を受けたことから最愛の家族を失ってしまう。やがて誇り高き義賊のもとに身を寄せたトルムチは、復讐のため変貌を遂げていく。理想の世を築こう民たちが立ち上がり、トルムチはユンとの勝負に挑む!
本作はハ・ジョンウとカン・ドンウォンの正反対の魅力が話題になり、民の血と汗を搾取し、富を蓄積する民の敵、その頂点に立っているチョ・ユンと、賤民よりも下の階級に属する牛白丁、出身から正反対の二人の対比はルックスと武器からもはっきりと表れている。
ハ・ジョンウとカン・ドンウォンが演じたトルムチとチョ・ユンは、避けられない強烈な対立構図の下、両極端に立っているキャラクターの魅力で観客を魅了する。

とにかく、豪華なキャストで2015年の映画なのでチョ・ジヌンさんやマ・ドンソクさんも若いです(笑)また、ハン・イェリさんがハ・ジョンウさんの妹役で出演されていましたが、彼女は今も変わらない容姿でぜんぜん違和感ありませんでした。
また、カン・ドンウォンさんが美しすぎる悪役で冷酷さが際だっているのですが、悪役なのに腹立たしくないのが不思議・・・(笑)
やっぱり、イケメンはお得ですよね、彼寄りに観てしまうから(笑)
更に剣さばきがお見事で、強すぎる武官でした。彼は陰のある危うい感じがお似合いです。
ハ・ジョンウさんは、はじめのころはなんか弱々しい感じでしたが、智異山の盗賊団チュソルに入って名前をトチに変えてから目力も鋭くなりカッコよくなってきて、目を楽しませてくれます。
ストーリーはごく普通なんですが、ラスト民衆が立ち上るところはやっぱり胸が熱くなりますね。ただ、智異山の盗賊団チュソルのアジトをイ・ギョンヨンさんが教えてしまったのはなぜ?と視聴者は賛否両論あると思いますが、最後まで心に引っかかりました・・・



↓(ネタバレありのあらすじ)
・ユンは遊郭の芸妓の子として生まれ、8歳の時初めて父親の顔を見ることになるのです。
 ユンの父親は先王の時代に莫大な財を築いた悪徳官吏チョ・ウォンスクだった。
・庶子ユンの登場で娘ばかり4人を産んだウォンスクの本妻は危機を感じる一方で、ウォンスクは   後継ぎが出来たことだけを喜んでいたが、その後、本妻が男の子ソインを産みます。
・後継ぎから、つまはじき者へと転落したユン(カン・ドンウォン)は11歳にして人生の諸行無常を悟るのです。
・そのむなしさは言葉にできない怒りと敵対心に変わり悪夢のような歳月をユンは耐え忍ぶのですが、ユンはソインを殺そうとします。
ところが幼いユンの意志ではないと考えた本妻はユンの母を殺します。ユンは11歳で暗闇での幽閉という過酷な罰を受けます。
・その後、成長し官職に就いたユンは弟ソインが事件に巻き込まれ亡くなったことを聞きます。
そして、弟ソインの妻が身ごもっていることを知り殺そうとしますが、その仕事をユンから騙されて引き受けた、と畜人のトルムチ(ハ・ジョンウ)は大事な家族を失うのです。
・殺されそうになったトルムチは智異山の盗賊団チュソルに助けられます。
群盗と呼ばれた彼らは世の中に絶望し、卑劣で強欲な権力者を嫌っていますが、群盗になれるのは選ばれし者だけだったのです。
・金持ちの財を奪い、貧しい者に分け与え、弱者の味方になり強者と戦う、今日からトルムチ(ハ・ジョンウ)も盗賊団チュソルの仲間たちと志を同じくするのです。
そして、名前をトチとし、盗賊団チュソルの期待の星となります。
・また一方で、ユン(カン・ドンウォン)も羅州の新領主ソン・ヨンギルに取り入って、父親を超える三南地方一の大富豪となります。
・汚い手を使って民から土地と米を取り上げたユン(カン・ドンウォン)と戦う盗賊団チュソル。 いよいよ、トチ(ハ・ジョンウ)がユンに会う時が来たのです。







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