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「韓流☆ダイアリー」ブログ!

韓国ドラマ・韓国映画の
   感想を綴っています・・・

韓国ドラマ「哲仁王后」チョルインワンフ、見どころを紹介

2021-06-04 | 韓ドラ時代劇、た行


斬新な設定の“魂入れ替わり”コメディ時代劇「哲仁王后」チョルインワンフ。
本作は「ただひとつの愛」のシン・ヘソン&「愛の不時着」で大ブレイクしたキム・ジョンヒョン共演の “魂入れ替わり”フュージョン・コメディ時代劇。
虚勢を張ってばかりの男ボンファン(チェ・ジニョク)の魂が、予期せぬ事故で朝鮮時代の王妃キム・ソヨン(シン・ヘソン)の体に入り込み、哲仁王后に生まれ変わったボンファンと、朝鮮時代の第25代王・哲宗(キム・ジョンヒョン)との“魂入れ替わりスキャンダル”が繰り広げられる。
韓国のケーブルテレビ局tvNで最高視聴率17.4%(ニールセン・コリア)という高視聴率を叩き出し、幅広い年齢層の視聴者の心を掴んだ話題作となっている。
時代劇ではあるが、物語の舞台は現代から幕を開ける。最年少で大統領府のシェフとなったオレ様キャラの主人公ボンファンが、不慮の事故から目を覚ますとそこは朝鮮時代。しかもなんと自分が第25代王・哲宗の王妃に選ばれた女性ソヨンの体に入り込んでいた……、というとんでもなく斬新なストーリー。王妃であるソヨン(中身は現代のオレ様男)に翻弄される周囲の人々のドタバタぶりは爆笑必至! そして、ソヨンを演じるシン・ヘソンの“男性憑依”の演技に圧倒されること間違いなしだ。
もちろん王・哲宗とソヨンのロマンスがドラマの一番の見どころ。ソヨンは正室であっても形だけの王妃にすぎず、哲宗には別に愛する初恋の相手がいるが、ソヨンの体にボンファンの魂が宿ったことで恋模様が一変していく。中身は男のはずのソヨンと哲宗の恋の行方がどんなふうに変化していくのか、夫婦関係ではあるが、お互いに体に触れない“ノータッチ夫婦”がどんな結末を迎えるのか……、想像だにしないストーリー展開にきっとハマってしまうはず!



<あらすじ>
常に自信満々で虚勢を張ってばかりの大統領府のシェフ、ボンファン。だが、何者かの罠によって彼の魚料理から釣り針が見つかり、一瞬でどん底に落ちてしまう。自分を追ってくる捜査の手から逃れようとするが、プールに落ちて気を失ってしまうボンファン。目が覚めると、そこは朝鮮時代。なんと彼は明日婚礼を挙げて、朝鮮の王妃になる女性“キム・ソヨン”として目を覚ましてしまう! 婚礼の儀式に続いて、初夜の儀式があることを知ったボンファンは、第25代王・哲宗に自分が男であることを告白するが、全く信じてもらえず……。



このドラマは、いつも自信満々で虚勢を張ってばかりの大統領府のシェフ、ボンファン(チェ・ジニョク扮)の魂が予期せぬ事故で朝鮮時代の王妃キム・ソヨンの体に入りこんでしまう、という斬新な設定の“魂入れ替わり”コメディ時代劇。突如女性の体になってしまい、しかも朝鮮時代にいることを知ったボンファンは、自分が25代王・哲宗の妃であることに驚愕! ソヨン(中身はボンファン)の言動や行動に宮廷内の面々が振り回される様は爆笑必至! さらに、ソヨンと哲宗は夫婦関係ではあるが、お互いに体に触れない“ノータッチ夫婦”というワードが話題を集めた。2人が徐々に距離を縮めていくなかで、実はソヨンと哲宗には過去に深い因縁があることが分かり、ドラマは思いもかけない展開を見せていく。
ドラマの見どころはなんと言っても、中身はボンファンの王妃ソヨンを演じたシン・ヘソンの見事な演技力! 「30だけど17です」「ただひとつの愛」など数々のドラマで主演を演じた彼女が、中身が本当に男のような王妃をリアルかつ可愛らしく演じ、多くの視聴者の支持を獲得。そして相手役となる哲宗を「愛の不時着」で大ブレイクしたキム・ジョンヒョンが好演! おバカなキャラからシリアスなキャラまで、王である哲宗を実に人間らしくユーモラスに表現している。恋愛感情とは違う、この2人の絶妙な関係性にハマること間違いなしだ。 (kstyle)





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「大君(テグン)不滅の恋人」主演3人が語るドラマの見どころ

2019-05-20 | 韓ドラ時代劇、た行

優しい王子だが、愛する女性と国を守るため強く立ち上がる第3大君フィを演じるのは、さわやかなイケメンのユン・シユン。彼が主役を演じた「製パン王キム・タック」は韓国で最高視聴率49.3%という大ヒットを記録した。一方、欲しいものは王座でも愛する女性でも力づくで手に入れようとする第2大君カンは、チュ・サンウクが大人の魅力たっぷりに演じている。また、2人に愛される純粋で芯の強いヒロイン、チャヒョンを演じるのは、「オクニョ 運命の女(ひと)」の主人公を務め、日本でも知名度抜群のチン・セヨン。韓国ドラマ史を彩る様々な名作に出演してきた実力派俳優たちが織りなすラブストーリーは必見だ。

長い歴史を持つ朝鮮王朝の中でも、最も有名な王位を巡る骨肉の争いをモチーフに作られた。15世紀に朝鮮王朝に実在した首陽(スヤン)大君(王子)と、その弟の安平(アンピョン)大君の対立を主軸に、王位と1人の女性をめぐる兄弟の激しい争いと切ないラブストーリーが絶妙なバランスで描かれている。その内容が韓国の視聴者に評価され、最終話では自己最高視聴率を記録し、「名品時代劇」と呼ばれたのは記憶に新しい。

<あらすじ>
朝鮮王朝時代。国王と2人の大君イ・ガンとイ・フィの三兄弟。次男のチニャン大君ことイ・ガンは、幼いころは、病弱な長男の王位継承をおびやかさぬよう宮廷を出され、家族と離れて育った。一方、三男のウンソン大君ことイ・フィは、端正な顔立ちで心優しく、芸術の才能もあり、誰からも愛されていた。次男のイ・ガンは、宮中で育った優秀な弟と比べられ、軽視されることがくやしかった。朝廷の重臣の美しい令嬢チャヒョンは、絵を描くことが大好きなおてんば娘。ある日、花嫁修業を抜け出していたとき、偶然イ・フィと出会い、2人は恋に落ちる。なんと、兄イ・ガンもチャヒョンを気に入るが、彼女が選んだのはイ・フィだった。やがて、国王の病が悪化し、イ・ガンは王位継承者である幼い甥(おい)から王座を奪って、すべてを手に入れようと動き出す。そう、弟の恋人チャヒョンさえも…。命を何度も狙われるようになったイ・フィ。愛するチャヒョンと甥を守るため、兄との闘いを決意するのだった。(kstyle)



ユン・シユンさん ドラマの見どころ
時代劇ではありますが、現代にも通じるラブストーリーでもあるところです。イ・フィとチャヒョンの2人は、多くの危機と苦難に遭遇しながら、克服していこうとします。お互いを守ろうとする若い2人の恋が、大人の愛へと変わってゆくんです。さらにその愛が、周りの人たちを包み込んでいく。恋愛の物語でありながら、若者の成長物語として、お楽しみいただけると思います。
イ・フィはどんな男性
自由を愛する人だと思います。そして火花のような男だと思うんです。恋人や家族、国のために火花を散らして、守ろうとしたり、戦ったりしますから。だから、僕も感情の幅を最大限に広げて、イ・フィという男を演じました。周りの人からも言われたり、自分でもそう思うのですが、僕は情熱的なんですよ。二度とこんな役は来ないだろうと思うぐらい、イ・フィは僕に似ているキャラクターだったんです。だから、自分をそのまま投影して、イ・フィの情熱的な姿や、涙を流す場面を作り上げることができました。



チュ・サンウクさん ドラマの見どころ
ただ1人の女性を兄弟が愛してしまうという、切なくて悲劇ともいえるロマンスが盛り込まれたドラマだと思います。一度見たら最後まで見逃せなくなるほど、とても興味深いドラマです。
(イ・ガン)のモデルになった首陽(スヤン)大君(テグン)を、過去に先輩俳優が完璧な演技で演じられていたので、プレッシャーが大きかったです。それならいっそ、私なりの役作りをしようと、誰かを参考にしたり、気にしたりしないようにしました。久しぶりの時代劇だったので、撮影前に、準備に力を入れました。馬にも乗れなくてはいけませんし、武術シーンも多いですし、声の出し方や演技スタイルも違いますから。イ・ガンは強烈なイメージのキャラクターですので、強い人物を表現するための研究もしましたね。



チン・セヨンさん ドラマの見どころ
最初に台本を読んだときに、甘酸っぱいような純粋な恋が、大人の愛へと変わってゆく過程に、一番心をひかれました。最初、チャヒョンはイ・フィへの感情を恋だとは気づかずにキツいことを言ってしまったりするのですが、それが可愛らしくて純粋なんです。史実にあった首陽(スヤン)大君(テグン)と芸術好きな安平(アンピョン)大君の兄弟の争いをモチーフにして、ドラマでは、弟の大君が絵を好きな女性に出会って恋に落ち、兄とのストーリーが展開していくところも、興味深いと思います。
チャヒョンはとても明るいおてんば娘です。なんでもやってみたくて、親の言うこともあまり聞かない。芯の強い女性だと思います。そんな情熱を表現したかったので、はつらつとした姿を意識しました。笑う時には大きく笑って、お茶目なシーンでは少し大げさなぐらいに演じたんです。時代劇で難しいのは時代考証です。そこを私が間違えたら、見ている人に誤った情報を与えてしまいますから。幸いチャヒョンも(ドラマ『オクニョ 運命の女(ひと)』で演じた)オクニョも架空のキャラクターなので、そうしたプレッシャーはありませんでした。オクニョとはまた違ったチャヒョンという新しい魅力をお届けできると思います。


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韓国ドラマ「テバク」あらすじと感想、野性美あふれるグンちゃん

2017-10-12 | 韓ドラ時代劇、た行

韓国ドラマ「テバク」あらすじと感想、最終回
「ファンジニ」そして「快刀ホンギルドン」から8年ぶりとなる
時代劇で新境地を切り拓いたグンソク君。
今までのビジュアル系のイケメンとは違う荒々しい男らしさが
本作の「テバク」で目新しく新鮮に映っていました。
ワイルドな男になったグンソク君演じるテギルは国王と王女の
長男として生を受けるも6か月で生まれた子供は王の子供だと
認められず息子の命に危険を感じた母は元夫のマングムに
子供を託します。
王家の血をひく王子でありながら、その事実を知らずに賭博師の
父のもとで育ったテギル。
育ての父であるマングムの愛情を一身に受け賭博師として育ちますが
ある日町で見かけたタムソ(イム・ジヨン)に一目ぼれし、
「今日からお前は俺の女だ」と勝手に決めつけるところはオレ様キャラの
グンソク君にピッタリの自信家で偉そうなヤツでした~(笑)

またテギルが生まれた翌年にヨニン君(ヨ・ジング)が生まれます。
身分が低い側室の子と言われながら育ちますが、誰よりも賢く優れて
いるのに、遊び人のように暮らしているのは母親の差し金で、政治に
関心がないように見せれば大臣たちの目をごまかし、いづれは王に
なれるからという考えです。
敵だらけの宮中で孤独に育ったヨニン君(ヨ・ジング)の寂し気な
表情やタムソ(イム・ジヨン)に向ける切ない眼差し、また戦いの中で
魅せる鋭い眼差しと繊細な表現力には驚かされます。
孤独なヨニン君になりきったヨ・ジング君の熱演が際立つ「テバク」
ですが、もう子役の少年のイメージはなく青年に成長した大人の彼に
ビックリです。この先楽しみな俳優さんになりましたね・・・

この二人の王子の母ボクスンのモデルになっているのが、下働きの
身分から第21代王英祖(ヨニン君)の母にまで昇りつめた「トンイ」の
主人公です。
捨てられたテギルはいつか母と呼べる日が訪れるのでしょうか?
本作は王家の血が流れている兄弟を中心に朝鮮王朝の王座をめぐって
さまざまな人間たちの欲望と増悪が絡み合う物語です。
個性豊かなキャラクターたちの登場も本作の大きな見どころで、
二人の王子の数奇な運命を思うままに翻弄するのは優れた頭脳と
策略で王座を狙う悪役のイ・インジャ(チョン・グァンリョル)。
はじめは民のための朝鮮をつくるといって、テギル(チャン・グンソク)
を王にする偉大な大業のために戦うと言っていましたが。結局は
自分の野望をかなえるために王座を狙う反逆者となります。
そんなイ・インジャに対抗する国王の粛宗(スクチョン)役を
チェ・ミンスさんが熱演し、大ベテラン二人の謎めいたカリスマ性と
誰も真似できない独自の演技力は納得するほどの貫禄があります。
またほかにも、テギルに深い愛情を注ぐ勝負師の父(育ての父)と
祖父やお金儲けしか目がない賭博場の女主人ホンメ、テギルの剣術の
師匠となるキム・チェゴンなど人間味あふれるキャラクターたちも
このドラマを引っ張って引き立ててくれます。



第19代王の粛宗(スクチョン)に捨てられたテギル(チャン・グンソク)
は賭博師のペク・マングムに育てられ、成長したテギルは父と一緒に
上京しますが大業の一歩を踏み出すイ・インジャ(チョン・クァンリョル)は
育ててくれた父マングムを殺します。復讐を誓ったテギルは父の仇の
インジャを殺そうとしますが失敗に終わり、仇のインジャは最後に
「お前が大虎になって現れるのを待とう・・・」と言いテギルはインジャ
から追い詰められ崖から落ち危険な状態になります。
強運のテギルは生き帰りますが記憶を亡くし使用人として塩田に
売られてしまうのです。
父の仇を胸に憎しみほど自分自身を強くするものはないテギル・・・
これはテギルを目覚めさせ王にすべく緻密な計略で、これが「お前が大虎に
なって現れるのを待とう・・・」ということの意味なんですね。
やがて少し記憶が戻ったテギルは塩田のアグィ一味に「俺と漢陽に行って
大儲けしないか?」と誘い、都で仇のインジャと再会します。ところが
まだまだ全てにおいてイ・インジャの力に勝てるテギルではありません・・・
インジャによって父の命を奪われたテギルは己の未熟さを痛感し、
武術にすぐれた朝鮮一の剣士キム・チェゴンの弟子になり、復讐する日を
待ちながら過酷な修行を重ねながら剣術と賭博の腕を身につけ、父の
復讐を誓うのです。
また一方、側室の子供で王になれないヨニン君(ヨ・ジング)は遊び人の
ふりをするがその賢さに気付いた粛宗(スクチョン)は王座に就くように
勧めます。ところが兄である世子ユンの目と耳になり兄の刀になることを
誓いますと王座に関心がないことを告げるのです。

後半に入り、テギルは武術の実力も完成し師匠であるキム・チェゴン
(アン・ギルガン)に別れの挨拶をします。
「ありがとうございます。いつか師匠のために命をささげます」と
感謝とこれからの覚悟を誓うテギルです・・・
またヨニン君(ヨ・ジング)も王である粛宗の力添えもあり権力の
中心に立つようになり世子(ヒョヌ)の座を脅かすほどになります。
そしてタムソ(イム・ジヨン)も自分の父を殺した犯人が王ではなく
養父イ・インジャ(チョン・グァンリョル)であることに気づき結局
イ・インジャのそばから離れることになります。
3人はそれぞれ独り立ちをはじめ、新しい運命を迎えることになります。



後半過ぎ、イ・インジャは賭博場を荒らし財力を集めています。
イ・インジャの資金源を絶つためにテギルとヨニン君はお互いに
協力することになりますが二人が兄弟であることはまだ知りません。
そして、王とイ・インジャの激しい攻防戦が続く中、ヨニン君は
母から、テギルはイ・インジャからテギルが王の子供だと知らされます。
母である王妃と再会を果たしたテギルはそっと「オモニ・・・」と
つぶやきます。母は「この悪い母を許して・・・」と言ってテギルの
手を優しく握りながら涙を流します。
テギルは「今はまだ混乱しています。またお目にかかります・・・」と
言って王宮を出ていきますが、テギルは母を許すことが
できるのでしょうか?きっと長い時間が必要になるでしょうね・・・

その後、王からの命令でテギルとヨニン君はイ・インジャを捕まえ牢獄
することに成功しますが、強運の悪人イ・インジャには切り札があり
簡単に死ぬような男ではありません。
まったく、薄ら笑っているイ・インジャが腹立たしいシーンですが
王は自分を殺そうとしているイ・インジャが無罪放免になったことで
テギルの師匠であったキム・チェゴンを呼び、殺すように命令します。
そしてタムソ(イム・ジヨン)が自らイ・インジャのために命を
捨てるのです。タムソの死はすべて逆賊チョンの仕業です。
タムソを殺されたイ・インジャは大きな悲しみから腹いせに王の
6男ヨルリョン君を殺します。
王が亡くなり世子であるイ・ユンが朝鮮第20代王になり、次に
ヨニン君(ヨ・ジング)が王の世弟に任命されます。
テギルは国王を防衛する別武士として任命を受けますが、「私は
民のために王座は必要ない。自分なりの立場で民のために最善を
尽くす。」と世弟に伝え、何があっても弟を守ると誓います。



終盤、悪人イ・インジャに騙されていることを知らない王(ヒョヌ)は
世弟(ヨ・ジング)と対立するようになります。
そして疑うことを知らない王(ヒョヌ)にテバクは逆賊のチョンと
手を組んだ血判書を見せて悪事を教えるのです。
ずっと信頼していた王(ヒョヌ)は大きな衝撃を受け、イ・インジャに
王宮に二度と来るなと言い、残った大臣たちも追い出します。
そして逆賊となったイ・インジャは逃亡し身を隠します。

やがて、王(ヒョヌ)が亡くなり世弟(ヨ・ジング)が
朝鮮第21代王に就きます。
テギルは世弟(ヨ・ジング)に王(ヒョヌ)が亡くなった理由を
尋ねます。世弟(ヨ・ジング)は「いつも王(ヒョヌ)が好きだった
柿とカニの料理を食べさせたかった」と答えますが、その料理は
王(ヒョヌ)の病気には致命的なものでした・・・
「兄も私を疑っているのか?」と言うとテギルは「私は信じている」と
告げますが、「たとえ両親や兄弟であっても自分に逆らい見下すものは
これ以上許さない」と王(ヨ・ジング)は言葉を荒げるのです。
この時、もうすでに兄でも友でもないと感じるテギルが切なく、
ヨニン君も王になりその重さに必死に耐えて生きていかなければ
ならない人生がなんとも痛々しいのです。

数年が経ち、イ・インジャは昔の仲間や民を集め次々と乱を起こし
その勢いは止まることなく都まで襲撃しそうな勢いです。
キム・チェゴンは王宮を去り、生きていた父や仲間たちと
暮らしているテギルを尋ね、「もう会う時が来た」と伝えに行きます。
そしてテギルは王(ヨ・ジング)に会いに行きます。
イ・インジャは王を追放しミルプン君を王位に就かせようとしています。
イ・インジャとの悪縁を断ち切りたいテギルだと思いますが、
また二人の運命の対決がはじまるのです。
そしてテギルは「皆が知るだろう、イ・インジャの本当の顔を。
王座に就くために手段を選ばず己の野望のために民を犠牲に
することを。」テギルはその宿敵であるイ・インジャの悪行を
阻止し、インジャの反乱軍を崩壊させます。

最終回、テギルと王(ヨ・ジング)は力を合わせイ・インジャの乱を
鎮圧させました。
イ・インジャはやっと捕まり、町の広場で極刑になります。
最後まで「イ・インジャは絶対死なない」と叫びながら
みじめな死を遂げるのでした。

テギルはイ・インジャが死刑になり、父である粛宗(チェ・ミンス)
から受けた刀を王である英祖(ヨ・ジング)に託し都を離れます。
またこの時、自分たちの命を心配した朝廷の大臣たちが、大妃と
グルになって英祖(ヨ・ジング)を毒殺しようとしますが、英祖が
すぐに気が付き反逆は再び押さえましたが、英祖は息子を失う
悲しみを味わうことになります。
そして静かに一人の民として生きるというテギル・・・
王となった弟は兄テギルとの幸せだった過去を振り返りながら
運命の出会いを強く心に刻むのです・・・

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テバク
OST (SBS TVドラマ)
(韓国盤)
「テバク」のサウンドトラック
Loen Entertainment

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韓国ドラマ「朝鮮ガンマン」孤高のヒーロー、あらすじと感想!

2016-03-16 | 韓ドラ時代劇、た行

韓国ドラマ「朝鮮ガンマン」あらすじと感想、最終回
朝鮮末期を舞台に家族の復讐のために銃使いへと成長し、野望のために
銃で人を殺す悪人たちとの対決を中心に切ないラブロマンスも
織り込まれたドラマです。
主演のイ・ジュンギ君とナム・サンミさんはドラマ「犬とオオカミの時間」
以来7年ぶりの共演ですが、このときナム・サンミさんの父親マオを演じた
チェ・ジェソンさんが本作ではイ・ジュンギ君の父親を演じていて、同じ
父親としての役柄の違いを楽しめるドラマになっています。
イ・ジュンギ君は裏と表の顔をもつヒーローを華麗なアクションで熱演し
またナム・サンミさんは好奇心旺盛な女性をハツラツと好演していて
二人はとてもお似合いのカップルでした・・・が・・・
ナム・サンミさんは昨年ご結婚されて子供さんも誕生されましたね~!
今度はお母さん役かな~??

ユンガン(イ・ジュンギ)の父ジナン(チェ・ジェソン)は王様からの
信頼も厚い人物でしたが、開化政策を目指す王と敵対する守旧派の陰謀に
より濡れ衣を着せられ殺されます。
そのため妹のヨナは逆賊の汚名を着せられたままに身を落とし、
ユンガン(イ・ジュンギ)はやっとの思いで逃げ延びた日本で
長谷川半蔵と名をかえ、3年ぶりに復讐のために帰国します。
愛するスイン(ナム・サンミ)と妹ヨナと別れ、新型銃を片手に華麗な
スーツ姿で帰国した半蔵(イ・ジュンギ)の隣には金丸役で大谷亮平さん
の姿がありました。大谷亮平さんもイケメンで素敵ですねぇ!
ジュンギ君は日本語のセリフが多かったですが、大谷亮平さんから
日本語を習ったそうです。良かったですねぇ~!

そして帰国後の半蔵(イ・ジュンギ)のメガネの奥の鋭い眼光には
父親に対する本気の復讐への決意が滲みでています。
もちろんすぐに妹ヨナの安否を心配する半蔵(イ・ジュンギ)ですが
なかなか居所がわからず、愛するスインにも自分がユンガンだという
真実を告げられない切なさは涙を誘います。
また半蔵という商人の顔と密かに父を死に追いやった宿敵を捜す
裏の顔での覆面を身に着けての孤独なヒーローはジュンギ君らしい
悲しげな魅力にあふれていました。





その後、部下であるサンチェの力を借り、やっとユンガン(イ・ジュンギ)
は妹のヨナに会うことができ、ヨナを知り合いのお寺に預けます。
このころ、すでにスイン(ナム・サンミ)や悪役ウォンシン(ユ・オソン)
にユンガンの存在がわかってしまいます。こんな早くに正体がバレて
しまってこれからの復讐が不利になってしまいそう・・・ 心配だわぁ~

何度も冷く突き放したユンガン(イ・ジュンギ)でしたが、去っていく
スインを抱きしめ「本当は会いたかった。忘れられなかった。僕のそばに
いてほしい。」と、やっと正直な心を見せるのです。
早く半蔵ではなく、本当のユンガンとしてスインのそばにいてほしいです。

そして父を殺し、自分も殺されそうになったウォンシン(ユ・オソン)を
捕らえることができたユンガン(イ・ジュンギ)でしたが、ウォンシンの
嘘の自白でユンガンも捕らわれてしまいます。
そして悪人のウォンシンは無罪放免になり、ユンガン(イ・ジュンギ)には
斬首の刑が王様から言い渡されます。
まぁ~いつものことながら悪人を信用してはいけませんよね!
まったく最後の詰めが甘いのよね~~この力の無い王様もそうですが
イラっとするシーンでした!!!
そして無罪になったウォンシン(ユ・オソン)はユンガンに向かって一言
「私が1つ教えてやろう。銃口を向けたら一瞬でも迷ってはならん。」
「迷った瞬間、獲物を逃がしてしまうから・・・」と、きつい忠告を受け
悔しがるユンガンです。
そして、無罪になったウォンシン(ユ・オソン)は守旧派一番の権力者
ジャヨンから「今度このようなことが起きたときは自ら自決するように
と言われ「そのようなことは2度とないでしょう」と頭を下げるウォンシン。





その後、死刑場へ移動中のユンガン(イ・ジュンギ)は王様から助けられ
これから一緒に戦おうと告げられますが、ユンガンは王の頼みを断ります。
驚く王はいつでも待っていると言うのですが、ユンガンは世の中の道理に
合わない理不尽な権力の横暴さをみて信じるものは自分だけだと思って
いるのでしょうね。この世の中を変えない限り正義は通用しないと
考えているはずです!

その後、父の仇であるウォンシン(ユ・オソン)を山中で追い詰めた
ユンガン(イ・ジュンギ)は今度は迷うことなくウォンシンに銃を
撃ちますが、ウォンシンは谷底に落ちていきます。
ところが、心にぽっかりと虚しさが残ったユンガンはお寺にいる妹ヨナ
と愛するスインに会いにいくのです・・・
また逆に父であるウォンシンを殺された娘のヘウォン(チョン・ヘビン)は
父の仇を打つためにユンガンを捜し始めます。
そしてユンガンの次の相手は一番の権力者キム・ジャヨンを狙って
いますがそのキム・ジャヨンの守旧派の動きが活発になるなか、
妹ヨナが官軍たちに追われていなくなります。
やっとの思いでヨナを捜したユンガンとスイン。
スインはユンガンが汚名を晴らせるように、またヨナの身も自由に
なれるように、その方法を捜そうと考えています。
それは最後まで王様と皇后さまを守りジャヨンの悪行を暴くことです。
またユンガンも常に民衆のために働き、満月の夜に現れを助けた
覆面のユンガンは「満月の黒砲手」と 呼ばれるようになります。

そしてユンガンは日本の商人ヤマモトという名前でキム・ジャヨンの
屋敷に会いに行き、朝鮮での鉱山事業を広げたいので力を貸して
ほしいと近づいていきますが、そこには死んだはずのウォンシン
(ユ・オソン)が助けられて眠っていました!
きっと利用するためにジャヨンが助けたと思いますが、なんとも
しぶとい悪役のユ・オソンさんです~(笑)
そしてジャヨンは守旧派たちを自分の屋敷に集めて秘密組織を作り、
王様の推進する開化策を妨害する血判状を作ります。
ところがその夜、ユンガンはその血判状を盗むことに成功し、王様に
血判状を渡し、ジャヨンとその一派をすべて捕らえようとしますが、
またいいところで宮中に逆徒らが襲撃してきます。

そして皇后さまをお守りしているスインのところにウォンシンと
ヘウォンがやってきて、皇后さまを助けにきたと言い、また宮中でも
悪役ジャヨンに一番忠誠を尽くしていたビョンジェが、これからは
殿下の忠臣になりお支えしますと忠誠を誓います。
うぅ?何を企んでいるのでしょうか?
やっぱり予想通り、ジャヨンをはじめ守旧派たちは斬首刑になりますが
ウォンシンとビョンジェは助かり、王様はユンガンにウォンシンと
一緒に余を支えてほしいと言います。すべて朝鮮のためだと言いますが
ユンガンは父を殺し殿下の意思に従った学者たちを殺した者となぜ手を
組もうとするのですが?と、こんな醜い者に頼ろうとする王の気持ちを
理解できないユンガンなのです。まったく隣で薄ら笑っているウォンシン
を見ているとイライラするほどムカつきます!
これでは王の信頼も完全になくなりますね。
やっと父の汚名が晴れたというのに、悔しさで王命に逆らい
去っていくユンガンですが、必ずウォンシンに罪を償わせると心に
誓うのです。またユンガンの戦いがはじまりますが、本作も終盤なので
今度は罪にならない賢明で適切な方法があるといいですね。
視聴者も疲れますので・・・(笑)



その後、次々と「満月の黒砲手」となってウォンシンを追い詰めていく
ユンガンですが、その争いと銃撃のなかでユンガンを助けるために
駆け付けた金丸(大谷亮平)はユンガンをかばい銃に撃たれます。
体を張ってユンガンを守り抜いた金丸は、自分を抱きしめて泣き叫ぶ
ユンガンに「また会いましょう」という言葉を残して息を引き取ります。
最後までユンガンとの義理を守った大谷亮平さんが超カッコ良かったです!
きっと女性ファンが増えると思いますよ~(笑)

ユンガンは裏切ったヤマモトに手下を連れて日本に帰れと言い、
ウォンシンには俺を殺したければお前が直接かかってこいと言います。
ところが日本人がたくさん死んだことで外交上ユンガンを捕らえる
王からの命令が出てウォンシンが勇んでやってきます。
ユンガンとスインは追手から逃げますが、ユンガンは傷を負いオギョン
が助けにきます。そしてスインはユンガンのために母の反対を
押し切って宮女になる覚悟を決めます。
二人は平和と民衆のための平等を求める「新しい朝鮮」を作るために
同じ方向を向いて闘っていきます。

本作も悪役を演じたユ・オソンさんの不気味で冷たい視線は視聴者に
緊張感を与えます。最近視聴したジェジュン君の「スパイ」でも
卑劣で冷血漢な人物を演じていましたが、悪としてのカリスマは
視聴者を強く引き付ける圧倒的な存在感がありますね!
また同じく娘ヘウォンを演じたチョン・ヘビンさんの美しさと
カリスマ性も父親に負けないくらい輝いていました。
特にユンガンへの愛が憎しみに変わりなんの戸惑いもなく敵意を
抱く姿は強い女性を感じます。
チョン・ヘビンさんは時代劇が似合いますね!
ところが、そんなヘウォン(チョン・ヘビン)は誤って
父ウォンシンの銃に撃たれ亡くなります。
ヘウォンは父の胸の中で「昔の貧しかったころが良かった気がする」
と涙を流し息を引き取ります・・・

最終回、
ユンガンとスインは自分たちが作った新しい朝鮮で一緒に
暮らすことを約束します。
長い時間がかかりましたが、ユンガンはスインが自分のもとに
戻ってきたことをとても喜んでいます。
また街では民衆たちも皆平等になったことに歓喜の声を上げて
います。

ところが日本軍の力を借りてより良い国を作ろうとするオギョンに
対し、あくまで自分たちの力で新しい国を作ろうと反対するユンガン。
もちろん民衆も黙っていません。
そして宮中では皇后が清の軍を呼び、新しい政変をやめさせようとし、
日本軍はあっさり退くのです。
清軍の力が強く、どうすることも出来ないオギョンは「政変に失敗した」
と言って日本に逃げようとしますが、ユンガンはそれに猛反対します。

結局、政変は失敗に終わりました・・・
追われる身となった、
ユンガンとスインとホギョンはスインの母に別れを告げます。
母は「生きていればきっとどこかで会えるはず・・・」と・・・

ウォンシン(ユ・オソン)は逃げるユンガンを捕らえようと必死に
なっています。「この手で奴の命を絶ってやる」と・・・

ユンガンとスインとホギョンの3人は一緒に逃げるのですが、
ホギョンが二人の犠牲となって命を落とします・・・
スインに対する一途な愛とこの時代に庶子として生きた男の
偉大な生き様がとても切なかったです。

そして、これが最後になるユンガンとウォンシンの宿命の戦いが
やってきます。長い悪縁でしたがウォンシンは「今日ですべてを
終わらそう」と二人は銃を構えますが、ユンガンの銃弾がウォンシンの
足と肩に当たり倒れます。早く殺せというウォンシンにユンガンは
許すと言って結局最後まで撃つことはできなかったのです・・・ 
ところがウォンシンは自らピストルで自害します・・・
そしてユンガンはすべてが終わったかのように妹のヨナと
愛するスインを抱きしめるのです。

数年後、ユンガンはまた「満月の黒砲手」として民衆のために
活躍しています・・・
きっとユンガンが朝鮮の未来を変えてくれることでしょう・・・

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朝鮮ガンマン
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「チャン・オクチョン」ユ・アイン、若き王の一途な愛!あらすじと感想!

2014-08-21 | 韓ドラ時代劇、た行



韓国ドラマ「チャン・オクチョン」あらすじ、感想、相関図

キム・テヒさんとユ・アイン君主演のロマンス時代劇「チャン・オクチョン」。
針仕事の才能を活かし宮廷に入り、のちの19代王粛宗(ユ・アイン)と再会し、
粛宗の側室となったチャン・オクチョン(キム・テヒ)。
波乱万丈の生涯が数多く描かれたチャン・ヒビンことチャン・オクチョンを
朝鮮時代初のファッションデザイナーという設定で、これまでとは違った
女性を描き出しています。

本作は朝鮮中期、南人派と西人派が熾烈な争いを繰り広げる中、その渦中に
身を投じることを余儀なくされたオクチョン(キム・テヒ)と、のちの
19代王粛宗(スクチョン、ユ・アイン)の悲しく切ない恋を中心に、彼らを
取り巻く人々の野望や陰謀、女の戦いなどがドラマチックに描かれています。

特にユ・アイン君が演じた王様は今まで演じられた王様とは違い、周りの
重臣たちにも決してひるまない自分の意見をしっかり持ったカリスマ性
あふれる魅力的な粛宗でした。

オクチョンを守るためにすべてをかける若き王も恋に悩む一人の
純粋な青年・・・
運命に翻弄され宮廷をも揺るがした若き王の一途な愛に注目です!

また一方、ヒロインのオクチョン(キム・テヒ)を巡り恋敵を演じる
イ・サンヨブさんやジェヒ君の秘かな片思いも切なく描かれていて
ずっとそばで見守り続ける二人の愛に胸が熱くなります。
期待していたジェヒ君は13話から登場しますが、出番が少なかったのが
とても残念でした。

そして終盤、最終話、
下働きの針子から、粛宗の側室へと上り詰めたチェ淑媛(KARA スンヨン)。
王の側室の位で一番低い階級のチェ淑媛(KARA スンヨン)がオクチョンを
罠にハメ最後は命まで奪う陰謀を画策します。
最後はこんな力のない小娘の手にかかって簡単に毒薬を飲んで死んでしまう
なんて・・・ちょっとここの部分だけはあまりに安易に作られていて
納得がいかないラストでした。
イニョン王妃(ホン・スヒョン)も病死し、オクチョンも毒薬を飲んで
最期を迎えたなら、せめて一人残ったチェ淑媛(KARA スンヨン)の
その後をもう少し描いてほしかったです!
今まで威厳ある王様を演じたユ・アイン君の印象も下がってしまった気分
で非常にもったいないラストでした!
これは、あくまで私個人の意見です・・・(笑)

でも~ユ・アイン君の少年のような純粋さとカリスマ性を併せ持つ
威厳ある王は超~カッコ良かったです! ウットリです!
またユ・アイン君のファンが増えるでしょうねぇ~!
 

★ 相関図




私が一番好きなシーンは、ユ・アイン君がキム・テヒさんにバックハグを
して、永遠の愛を誓う場面です。





「あなたが恋焦がれて待っている相手が私だったらだめなのか?」と
告げる粛宗(ユ・アイン)にオクチョンは驚き逃げるように後ろを
向きますが、すぐに粛宗(ユ・アイン)は後ろから抱きしめ、
「これ以上、私に背を向けて去らないでほしい。お願いだ。」
「二人の距離は私が縮めていくので・・・一歩づつ一歩づつ、焦らず、また
 ぐずぐずしないように、ゆっくりそなたに近づいていこうと思う。」
「内禁衛将ではない男として、本当の宮中の粛宗として!」と
オクチョンに愛の告白をします。

オクチョンは「それなら、今殿下が取ったこの手をいつまでも放さないと
 約束できますか?」
粛宗は「約束する。粛宗として。王としての約束だ」と言いながら
オクチョンの手をしっかり握り、
オクチョンも「殿下、私もこの手を決して放しません」と
心から愛を告白します・・・


 ★「チャン・オクチョン」のユ・アイン君



 

「チャン・オクチョン」は、キム・テヒではないユ・アインが輝くドラマ!

ドラマは主人公であるチャン・オクチョンを中心にストーリーが展開している。
下女として生まれ、ファッションデザイナーの夢を追い求めながら粛宗に出会い
愛に落ちるチャン・オクチョンのストーリーがメインだ。
しかし、芸歴12年にもかかわらずキム・テヒの下手な演技は、新しい
チャン・オクチョンに何の魅力も感じられない。

その代わりにユ・アインは、自身が務める全く新しいキャラクターである
粛宗を完璧に演じこなし、「チャン・オクチョン」の一等功臣と言われている。
彼が演じた粛宗は、KBS 2TVドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」での
男らしい桀驁(コロ)と似たキャラクターだが、ここに王ならではの重々しい
カリスマが加わり、より成長した男の姿を披露している。

特にソン・ドンイル、イ・ヒョジョンなど貫禄のある俳優たちと共演する
シーンで、ユ・アインの魅力は一層光彩を放っている。
彼は幼い頃から王座を任され、不安感を抱いているが、これをばれないように
と頑張る、気が強くても内面は弱い粛宗を、はっきりとした口調と強烈な
眼差しで表現している。

このようなユ・アインの成熟した演技力は、6歳年上のキム・テヒを始め、
ホン・スヒョン、キム・ハウンなど年上の女優たちとの演技においても
全く不自然ではない。相手役の女優たちとの安定した共演に、メロードラマに
相応しいハンサムな彼の顔も一役買っている。

「チャン・オクチョン」の放送序盤から芸能関係者は、キム・テヒと
ユ・アインについて“おばさんと甥”のように見えると否定的な反応を示した。
しかし、ドラマ放送が開始するとユ・アインは、成熟した演技力でこのような
憂慮を払拭し、視聴者はイ・スン(ユ・アイン)の魅力に惹きつけられている。
キム・テヒは、ぎこちない演技で酷評に苦しめられている一方、ユ・アインは
印象的な演技力で新しい粛宗を完璧に演じながら「チャン・オクチョン」で
活躍している。  記事・(Kstyle)より

 



  ここから、最終回のネタバレあり!

「チャン・オクチョン」は、斬新な試みと残念な歩みが共存する作品だ。
このドラマは、チャン・オクチョン(張禧嬪)が朝鮮時代最初の
ファッションデザイナーだったという設定をもとに、女性としての人生と
夢を再認識する予定でスタートした。
実際劇の序盤は洋服を作るデザイナーという職業で新しくアプローチした
チャン・オクチョンが、これまでのチャン・オクチョンと大きな差別化
ポイントをもっていたのは事実だ。
制作関係者も針房(宮の針仕事を担当する部署)の女官だった
チャン・オクチョンの生涯に注目する予定だとした。

しかし、仕事と愛において身分のために苦労したチャン・オクチョンが、
ついに欲望を抱き悪女に一変することで、デザイナーという職業は静かに
埋もれてしまい、批判も受けた。
しかし、チャン・オクチョンを初め粛宗(スクジョン)、仁顯(イニョン)王后、
チェ・ムスリなど既存の登場人物を再解釈した面は注目に値した。

第23話でチャン・オクチョン(キム・テヒ)は、チェ淑媛(スグォン:王の側室の
位で一番低い階級、KARA スンヨン)により呪いと嫉妬の罪を着せられ、
どのような形で賜薬(サヤク:毒薬)を受け死に至るか注目された。
フュージョン時代劇なので、ラストの結末も従来とは違ってほしいという反応も
あるほど、皆知っている物語だが、その最後の締めくくりに関心が集まる。

そして最終話、新しい張禧嬪(チャン・ヒビン)の姿を期待したが、結局、
描けないまま幕を閉じた。

最終回では、チャン・オクチョン(キム・テヒ)が最期を迎える姿が描かれた。
チャン・オクチョンは神堂を作り、仁顯(イニョン)王后(ホン・スヒョン)を
呪いをかけたという疑いで、粛宗(ユ・アイン)に毒薬を盛られた。

これは今まで8回もリメイクされた従来の張禧嬪と同じだった。
もちろんチャン・オクチョンの悪行の目的が粛宗に対する愛だったということは
異なるが、ドラマの中で表現された愛はチャン・オクチョンの悪行に
説得力を与えるためのものだった。

低い身分から禧嬪の地位までのし上がった女の人生について見ると
「チャン・オクチョン」のストーリは今までの張禧嬪の話と同じであった。
賤民(最下層の階級の身分)で南人(ナミン:朝鮮時代の政治派閥の一つ)出身の
チャン・オクチョンに反対する西人(ソイン:朝鮮時代の政治派閥の一つ)出身
の大妃キム氏(キム・ソンギョン)と仁顯王后の対立、つまり女性たちの
政治的な戦いがドラマのほとんどを占めていた。

当初「チャン・オクチョン」は歴史の中で悪女として記録された張禧嬪を
異なる観点で再解釈した期待作だった。
この作品では張禧嬪を優しい女、愛のために生きる女、ファッションに対して
情熱を持っている女として描くという斬新なコンセプトだったからだ。

そのため、今までドラマで疎外されていた東平君(トンピョングン、イ・サンヨブ)
と新しい人物であるヒョン・チス(ジェヒ)がドラマの中心になって粛宗と共に
多様は愛の姿を見せる計画だった。
またチャン・オクチョンがファッションショーを開催するシーンや軍服を作る
シーン、宮廷で服を作る場所である針房(チムバン)に入るシーンも
ファッションデザイナーとして新しい張禧嬪の姿に対する期待感を高めた。

しかしチャン・オクチョンが入宮すると同時に東平君とヒョン・チスの代わりに
女たちが宮内で戦いを始めた。これに針房に入ったチャン・オクチョンが
承恩を受け就善堂(チソンダン)に行ったため、ファッションデザイナーという
コンセプトも弱くなった。そのため、針房でチャン・オクチョンの良き指導者
として活躍する予定だったチョン尚宮(チャン・ヨンナム)とチャン・オクチョン
のライバルであるザギョン(ジユ)もいつの間にかその姿を消えてしまった。

もちろんこのように企画意図が変わったことには、完全に違う張禧嬪に対して
視聴者たちが異質感を覚え、視聴率に影響を与えたからである。
しかし「チャン・オクチョン」の中の張禧嬪は、従来の作品とは異なり、
チャン・オクチョンという名前で呼ばれ続けた。これはチャン・オクチョンが
8回もリメイクされた張禧嬪ではなく、完全に新しい姿として記憶されることを
望んだ制作陣の意図だったと思われる。

このような制作陣の根気で当初の企画意図通りに進めれば、視聴者たちは
嫉妬するチャン・オクチョンの代わりに、3人の男から愛される恋愛ドラマ中の
女性の姿や、ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」のチャングムのように
自身の才能を生かし誰にも認められる女の姿を見ることができたかもしれない。
新しい張禧嬪の追求したが、結局同じコンセプトで幕を閉じた9回目の
張禧嬪が残念に思われる。  記事(kstyle)より。










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韓国ドラマ「天命」イ・ドンウクが命の限り娘を守り抜く父親に・・・ 

2014-04-30 | 韓ドラ時代劇、た行



除隊後の復帰作「女の香り」で病を患うヒロインを支える青年ジウクを
魅力的に演じたイ・ドンウクが、本作「天命」では優しい眼差しに信念の
光を宿し、娘を命がけで守る医官チェ・ウォンを熱演!

医官チェ・ウォン(イ・ドンウク)は優秀な医官ですが、出世には目もくれず
病を患う愛娘ラン(キム・ユビン)の治療に専念していました。

王位継承を巡り、常に継母の分定王后(パク・ジヨン)に命を狙われている
世子イ・ホ「のちの仁祖インジョ」(イム・スロン/2AM)は医官ウォン
(イ・ドンウク)を信頼し、担当医官になるように依頼するが、ウォンは
受け入れようとしませんでした。
(継母の分定王后(パク・ジヨン)は自分の子供を王にしようと画策します。)

世子イ・ホ役の2AMイム・スロン君はインタビューで、2012年映画「26年」の
出演後、「天命」に出演した理由について「世子イ・ホ役はコネで
キャスティングされたわけではない。シノプシス(ドラマやステージなど作品の
あらすじ)を読んで、僕が出演したくてオーディションを受けた。今の僕なら
きっと演じられるキャラクターだと思った」と率直な気持ちを語ったそうです!

そのイム・スロン君が出演された、映画「26年」は、
Twitterユーザーが選んだ「2012年の私の最高の韓国映画」として選ばれ、
2012年の私の最高の韓国映画」を聞くアンケート調査を
公式Twitterを通じて行い、その結果「26年」が1位に選ばれました。
「26年」に続いて、2位には「建築学概論」、3位は「王になった男」、4位は
「南営洞1985」、5位は「悪いやつら」、6位は「嘆きのピエタ」、7位は
「僕の妻のすべて」、8位は「私のオオカミ少年」、同率9位には「二つの扉」
と「2度の結婚式と1度の葬式」がランクイン。
この記事を見て、是非、映画「26年」が観たくなりました~!





そして世子の主治医が殺害され、その容疑をかけられたウォン(イ・ドンウク)
は追われる身となります・・・

王朝の後継者争いに巻き込まれ、殺人の濡れ衣を着せられた医官ウォンが
病の娘のために逃亡する姿がスリリングに描かれていきますが、はじめて
父親を演じたイ・ドンウクssiと子役のキム・ウビンちゃんは
本当の親子のように息がピッタリで、撮影中はイ・ドンウクssiのことを
パパと呼んでいたそうです~(笑)

医官ウォンの人間性や温かい心、そして天才的な医師としての姿を隠さなければ
いけないことと、また娘のランを抱きかかえて逃げ回るシーンは本当に
大変そうでした。
特に娘と会えなくなり治療もしてあげられない悲しみと苦悩は
辛かったと思います。
ドラマで親子の愛や家族愛を経験できたイ・ドンウクssi、
もう~いつでも素敵なパパになれそうですね! (笑)


♪ このドラマでもJYJジュンス君が歌った「天命」のOST「愚かな想い」が
  切なく表現され、視聴者たちに主人公の切ない気持ちがしっかり
  伝わってきます!
  本当に、いつもジュンス君の声はドラマに役立っていますねぇ~♪
  
  もうすぐ、ジュンス君の日本でのコンサートです!
  韓国放送中の時代劇「奇皇后」のOSTも素敵ですが、ドラマの歌も歌って
  くれるのかしら・・・?
  さぁ~ これからジュンスの歌を聴いて予習しないとねぇ~(笑)))))

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【日本盤】
ドラマ「天命」オリジナル・サウンド・トラック
IMX

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チャングムが活躍した中宗の時代、
皇太子(のちの仁宗)暗殺計画をモチーフに、繰り広げられる逃亡劇。
濡れ衣を着せられたある宮廷医官が、逃げる本当の理由とは?
イ・ドンウク 時代劇初主演!
病の娘を救うため、才能を隠し逃亡する天才医官を熱演。
そして、ソン・ジヒョが医女を熱演。
皇太子役には時代劇初出演の2AM イム・スロン!
ZE:Aドンジュンが美少年刺客役で出演!

更に、ウォンの病気の娘を演じる子役キム・ユビンの存在感が、
観る者の涙を誘う

イ・ドンウク演じる医官ウォンと、ソン・ジヒョが演じるチャングムに
憧れる医女、ダインとの愛、追跡する相手の妹との関係に芽生えた、
義禁府の役人ジョンファン(ソン・ジョンホ)の愛、
それぞれの男女の愛の行方が、過酷な時代背景の中で丁寧に描かれている。

天命 あらすじ
内医院の医官チェ・ウォン(イ・ドンウク)は腕は最高だが、
仕事はさぼってばかりでやる気なし。
実は、男手ひとつで、娘ラン(キム・ユビン)の病気を治そうと
奔走していた。
ある日、中宗が危篤で危険な状態に。文定王后とソユン派は
世子イ・ホ(スロン)の毒殺を計画し、イ・ホの主治医である
ミン・ドセンに毒殺を命ずるが…。
その頃イ・ホは、信頼をよせるウォンに東宮殿の担当医官になれと
命ずるが、ウォンはそれを無視。
そしてランの病気の治療法が書かれた書を手に入れるため禁書庫に
侵入するのだが…。

天命 キャスト
イ・ドンウク (チェ・ウォン役)優秀な医官だが、病気の娘の治療に
専念するため無能のフリをしている。
王の担当医になることを命じられるが受け入れようとしない。
そんな矢先、娘の治療法が書かれた書物を盗もうと王宮の書庫に
忍び込んだところ事件に巻き込まれ、殺人の濡れ衣を着せられてしまう。

ソン・ジヒョ (ホン・ダイン役)チャングムを尊敬し、憧れている医女。
一見いい加減に見えるウォンに反発を覚えていたのだが…。

イム・スロン (イ・ホ役)後に王(仁宗)となる人物。
徳が高く、人望も厚い人物だが、それゆえ常に周囲に命を狙われている。

ソン・ジョンホ (イ・ジョンファン役)義禁府(警察)の役人。
ウォンをしつこく追い回す。
女好きな一面もあるが、ある女性に一途な想いを寄せるようになる。


父と娘の愛情だけでなく、
「天命」の中のロマンチックで初々しかったカップルたち!
★ここから(ネタバレ)あり!

病に冒された民の治療を“天命”と受け止め…イ
・ドンウク&ソン・ジヒョ

お互いへの感情を表に出すことができず、胸を焦がしていたチェ・ウォン
(イ・ドンウク)とホン・ダイン(ソン・ジヒョ)が、愛の実を結んだ。
二人はウォンの娘であるラン(キム・ユビン)と温かい家庭を作った。
二人は宮殿から離れ、病気の民を治療することを天命として受け止め、
暮らすようになった。

ダインは自分を育ててくれた養父(イ・ヒド)が皇太子イ・ホ(2AM スロン)を
廃位させようとする勳舊波(フングパ:朝鮮時代の官僚勢力の一つ)と
文定(ムンジョン)王妃(パク・ジヨン)の計略に加担しいていたということで、
簡単にはウォンを選べない状況だった。
ダインは父親を見捨てたという罪悪感から涙を流したが、正義、
そして愛を選んだ。





悪縁から必然へ…ソン・ジョンホ&カン・ビョル

義禁府(ウィグムブ:大罪人の取り調べを行った官庁)都事のイ・ジョンファン
(ソン・ジョンホ)とチェ・ウヨン(カン・ビョル)は悪縁で始まったが、
必然で終わった。
ウヨンはミン・ドセン(チェ・フィリップ)を殺害したと誤解され、義禁府に
追われていたウォンの実妹であったために、ジョンファンの監視を受けた。
しかし、ジョンファンはウォンが真犯人ではないという真実を知り、彼の
逃走を手伝い、拷問を受けていたウヨンを助けた。
その後二人は急速に親しくなり、お互いへの愛を育んだ。

ウヨンは鴆鳥の毒をつけたムミョン(ZE:A ドンジュン)の刀に切られ、
生死の岐路に立たされたジョンファンを見ながら苦しんだ。
涙を流していたウヨンはジョンファンに近づき、突然キスをした。
ウォンの医術で完治したジョンファンはウヨンと結婚し、子供を授かり、
幸せな家庭を作った。





心痛む片思い…クォン・ヒョンサン&ユン・ジニ

イム・コクジョン(クォン・ヒョンサン)は最初からソベクだけを一途に
見つめていた。
フクソク村の盗賊団の頭の右腕を務め、愛する女性ソベクの隣で彼女を
献身的に守った。
しかし、ソベクがウォンに恋心を抱いてから、コクジョンは胸を焦がし始めた。
ウォンに告白するソベクを見たコクジョンは、ソベクを連れ出し「これ以上
我慢できない。僕たちも結ばれよう」と迫力のある告白をした。

しかし、ソベクは受け止めてくれなかった。
その後ムミョンの襲撃を受けたソベクは後遺症でウォンに関する記憶を失った。
そんな彼女を見ながら人々は残念がったが、むしろソベクとコクジョンの
恋の成就には一役買った。
父コチル(イ・ウォンジョン)とソベク、コクジョンはウォンの元を離れた。
(kstyle)





★ イ・ドンウクssi



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韓国ドラマで学ぶ韓国の歴史
2014年版 (キネ旬ムック)
キネマ旬報社

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韓国ドラマ「大祚榮(テジョヨン)」高句麗滅亡後、渤海を建国する大祚榮の一代記

2013-12-11 | 韓ドラ時代劇、た行


韓国ドラマ「大祚榮(テジョヨン)」2007年下半期、韓国の時代劇視聴率No.1。
高句麗の流れを受け継ぎ、渤海を建国した大祚榮(テジョヨン)。
彼の一代記を描いた本作は、中国の広大な風景をバックに、韓国ドラマ史上
最高の歴史スペクタクルドラマとして完成した時代劇。
主演は韓国時代劇「海神-HESHIN-」のチェ・スジョン。
莫大な制 作費をかけ、英雄たちの権力闘争、高句麗と唐の戦闘シーン、
ラブストーリーとたくさんの要素が詰め込まれた大型時代劇!

テジョヨン(チェ・スジョン)
素早い決断力と的確な判断、大義のためならあらゆる犠牲も辞さずどんなことにも
命がけ で挑む真の英雄。高句麗の滅亡期に生まれ戦乱の中で、強いカリスマと
卓越したリーダー シップにより高句麗の遊民を唐から脱出させ遼東を統一し
新しい国をつくることになる。





イ・ヘゴ(チョン・ボソク)
高句麗5符貴族中の一つである符氏家の長男だが、高句麗滅亡の戦乱に巻き込まれ
契丹族の長のアサナイ(イ・ジンチュン)により育てられ、契丹族最高の勇士ヤスイ
として成長する。 そして、本当の兄妹のように育ったアサナイの娘チョリンを
愛するようになる。高句麗滅亡で輝 かしい功を立てソ・リンギの手下に入るが、
チョリンの心だけは自分の物にならず大祚榮に 奪われてしまう。
しかし、チョリンに対する思いを捨てずに彼女が生んだ大祚榮の息子を本当 の
息子のように育てる。北方の覇権をめぐり大祚榮と最後まで対立する。





ソル・イングィ(イ・ドクフ)
645年安市城の戦いの時、唐の武官ユ・グナンの部隊は城門から出た高句麗軍に
包囲され 壊滅の危機に瀕していた。この時、無名の兵の一人が怪しい装いで現れ
高句麗の将軍を殺 し、唐軍を助けたが、その時の彼はまだ幼かった。
この唐の兵がまさに絳州龍門で生まれたソ・リンギだ。無名の兵から一躍英雄と
なった彼は高句麗滅亡の後、平壤城の安東都護 府を引きついて高句麗統治を
始める。
その後、20万の高句麗遊民を唐へ送るなど遼東の高 句麗抗唐勢力の挑発に
乗り出す。
そして、抗唐勢力の核心となった大祚榮が国を作る過程 で、彼と波乱万丈な
戦いを繰り広げることになる。





チョリン(パク・イェジン)
大祚榮の初恋の相手であり悲恋の恋人
大祚榮が契丹族に捕らわれた時、部族長の娘であるチョリンを人質にして
逃げようとする。 その過程で愛を感じとった二人…そして遼東をめぐり大祚榮と
対立したヤスイ(イ・ヘゴ)が愛し た女。しかし、幼い時から自分を愛し続けていた
イ・ヘゴにチョリンは兄以上の感情を持てない。 自然の中で育ちたくましく野生的な
チョリンは、部族を捨て命もいとわず大祚榮と共に生きよ うとする。
そして、寶臧王の姪スギョンが現れてから大祚榮をめぐり葛藤・対立する。





スギョン(ホン・スヒョン)
大祚榮の正室。 犠牲で見せる真の愛
常に遠くから大祚榮に対する恋心を抱いてきたスギョン。策略により平壤城に
閉じ込められた 大祚榮を寶臧王の姪として助ける。何事にも積極的で快活な
チョリンとは違い、スギョンの愛 は慎重で思慮深い。後に大仲象に従って
トンモサン(東牟山)へ帰ったスギョンは、王室の掟 を破り百姓とともに生きる。
その後、高句麗復興の夢が断たれ絶望状態で東牟山へ戻って きた大祚榮は、
スギョンを通じて勇気を取り戻す。大祚榮をめぐりチョリンと対立する。





(ストーリー)
渤海国を建国した英雄テジョヨンの一代記。
時は7世紀後半、唐は高句麗の攻略を進め、高句麗は戦乱の地となった。
テジョヨンは、唐の軍隊に囲まれて孤立している父を救うため飛び込んでいくが
契丹族の襲撃を受けてしまう。
その危機を救ったのは部族の長の娘チョリンだった。
テジョヨンはチョリンと触れ合ううちにお互いに愛を感じ始める。
チョリンの幼馴染であるイ・ヘゴはチョリン に恋心を抱くが、チョリンは
イ・ヘゴには兄以上の感情を持つことができない。
イ・ヘゴは後に、テジョヨンの前に立ち はだかることになる。
テジョヨンは、分裂の危機にある高句麗を救うべく、平壌城に赴くが、
監獄に閉じ込められてしまう。
王の姪スギョンはテジョヨンを監獄から救い出し、テジョヨンのために
尽くすようになる。
ついに高句麗は滅亡し、唐の将軍ソ・リンギは、唐に対抗する勢力を
攻めはじめる。
やがてテジョヨンとソ・リンギは高句麗を巡って激しい戦いを始めるのだった。


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時代劇ドラマに登場した若い王様たち!図解、早分かり!

2013-10-03 | 韓ドラ時代劇、た行

「図解、早分かり」
時代劇ドラマに登場した若い王様たち!

ミンホ君の「神医」で高麗王を演じた、リュ・ドクファンさん(26歳)
以外と若い俳優さんだったので驚きました! 

私は撮影中、7kも痩せてしまったという、ユ・アイン君の
時代劇ドラマ「チャン・オクチョン」が楽しみです!
下の写真のような深く切ないアイン君のラブストーリーが
早く見たい!    ドキドキ! 



 「チャン・オクチョン」のキム・テヒさんとユ・アイン君



 「神医」のミンホ君とリュ・ドクファンさん ↓




「図解、早分かり」 ↓ (朝鮮日報日本語版)





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韓国ドラマで学ぶ韓国の歴史
2014年版 (キネ旬ムック)
キネマ旬報社


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韓国ドラマ「太陽を抱く月」キム・スヒョン、チョン・イル、あらすじと感想!

2013-01-11 | 韓ドラ時代劇、た行

韓国ドラマ「太陽を抱く月」    2012年   全20話

      キム・スヒョン、チョン・イル、ハン・ガイン

若き王と巫女が織りなす切ない愛の宮中ラブロマンス!
この時代劇は鎧を付けた鬼気迫る合戦のシーンが1つもなくて、最後まで
「切ない愛」を描いた究極のラブストーリーです!

子供のころ宮中で出会った王子フォンと少女ヨヌ。
2人は運命に導かれるように恋に落ちるが、婚礼を目前にヨヌが原因不明の病に
かかり、宮中を追い出され命を落とします・・・
ところがその陰には、朝廷の権力争いによる陰謀の影が・・・。

6話まで子役たちの光る演技が話題になりましたが、ヨヌ役には「イルジメ」、
「トンイ」でお馴染みのキム・ユジュンちゃんが熱演、フォン役のヨ・ジング君も
すっかり大人になってヨヌへのまっすぐな恋心を好演!
引き離されるヨヌ(キム・ユジュン)に向かって
「私の妻だ、勝手に実家に帰すな~~~」と泣き叫ぶ二人の別れのシーンが切なく
これから二人の過酷な運命がはじまる悲しい1シーンでした・・・





8年後若き王となったフォン(キム・スヒョン)は、ヨヌを忘れられず心を
閉ざしていた。
しかし、死んだはずのヨヌ(ハン・ガイン)は、過去の記憶をすべて失い巫女と
なってフォンの前に現れたのです。
ヨヌ(ハン・ガイン)は自分のことを巫女ウォルだといい、フォン
(キム・スヒョン)はヨヌの死に疑問を抱き始めます。
そして王世子妃ヨヌの死にまつわるミステリーな事件を新たに再捜査し
解決していくことになるのです。

運命の愛に導かれていく王フォンとヨヌですが、王フォン(キム・スヒョン)の
異母兄弟である兄ヤンミョン(チョン・イル)もまたヨヌ(ハン・ガイン)に
想いを寄せていていつも遠くから見守る悲しい運命を持った男を演じています。
チョン・イル君のセリフに「来世では私が妻にします。来世では必ず私が
守ります。」と
ヨヌを助けることが出来なかった弟フォン(キム・スヒョン)に対する怒りと
悲しみが伝わってくるこの言葉に胸が痛くなります。

同じ父親でフォンより2つ上の兄ですが、序列によって跡継ぎの婚約者となった
ヨヌを胸に刻まなければならない悲運のヤンミョン(チョン・イル)。
そして最後は、一国の王である弟フォンに愛する女を託さなければならない
ヤンミョンの悲劇の結末が一番胸が痛く、このドラマの最大の見せ場となりました。

実際にはチョン・イル君とキム・スヒョン君は同じ歳なんです! 
チョン・イル君の方がたくさんの作品に出演されているせいか、大人っぽく
見えますね~!
イル君の時代劇「美賊イルジメ伝」も良い作品ですよぉ~~!

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また本作で時代劇に初挑戦したキム・スヒョン君ですが、お手本とする俳優さんは
誰かとの質問に若い王様という点からソン・ジュンギ君の名前を挙げたそうです。
(ソン・ジュンギ君は「根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~」で世宗、
李祹(イ・ド)役を演じていました。)
そしてキム・スヒョン君とチョン・イル君など男性陣は子役俳優と無理なく
バトンタッチし、それぞれカリスマあふれる王と心に痛みを秘めたヤンミョンを
上手に演じていたと思います。
本当にキム・スヒョン君の王様はカッコよく、チョン・イル君の寂しげな眼差しと
またそれと反する目力には圧倒されました。  
「太陽を抱く月」、良かったですよぉ~~~(*^^)v








舞台は朝鮮王朝の架空の王の時代。
設定を完全なフィクションにすることで、史実に縛られずにロマンスや陰謀を
ドラマチックに描いている。
また、ミステリアスな巫女や呪術の世界や、美しい初恋の始まりのシーンなど、
CGや小物、カメラワークなどを駆使したファンタジー的表現を巧みに使い、
これまでの歴史ドラマにはない新感覚の物語が繰り広げられる。

一途な愛に突き動かされ、運命を変えていく人々から目が離せない。
死や記憶喪失に阻まれても運命の愛に導かれていくフォンとヨヌ。
世継ぎの弟のためにすべてをあきらめながらも、ヨヌへの思いだけは
断ち切れないフォンの兄、陽明君(ヤンミョングン)。
恋愛だけでなく親子や友人などのそれぞれの強い愛と絆のドラマに
引き込まれていく。








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韓国ドラマ 「チュノ~推奴~」チャン・ヒョク、オ・ジホ、イ・ダヘ

2011-10-27 | 韓ドラ時代劇、た行


韓国ドラマ「チュノ~推奴~」             2010年 24話

  チャン・ヒョク、オ・ジホ、イ・ダヘ、イ・ジョンヒョク、
キム・ジソク、ハン・ジョンス


人が人であり続けるために、ある者はすべてを奪った者への
復讐を糧に生き・・・
ある者は共に未来を誓った主君の忠義の糧に生きる・・・

時代の矛盾に己の身1つで立ち向かった男たちの物語「チュノ~推奴~」   

今までの時代劇とは違い庶民の様子が活き活きと
描かれた時代劇ですが、人間の価値を
貨幣として扱われる人々が存在した(ヌヒ)の
様子が描かれた物語です。

(ヌヒ)とは朝鮮時代中期の身分制度最下層に
生きた奴隷のことです。

人間でありながら人間ではなかった彼らを物として
売り買いすることはもちもん
時に物として扱い捨てることも出来た時代・・・
そして人生を生きることを許されず、それを望むことが
罪となった(ヌヒ)・・・

願いを胸に多くの(ヌヒ)は逃亡を試みるが、
そんな逃亡(ヌヒ)を追跡し
懸賞金を狙うハンターたちがいます。
その逃亡(ヌヒ)を追跡するハンターの名を
「チュノ~推奴~」といいます。


このドラマのチャン・ヒョクssiはチュノとしての非情さと
その反面一人の女性を一途に
愛する隠された恋心も織り込まれ、彼女(イ・ダヘ)への
届かね愛がとても切なく
描かれていました。

彼の無愛想ですが情が厚い部分は彼の人生すべてで
自分の生きる存在を失わないための
愛だったように感じます。
このドラマのチャン・ヒョクssiはスピード感あふれる
アクションや顔の表情目の動きが
すべてがチュノ(推奴)そのものでした。

また今回時代劇初挑戦のオ・ジホssiですが、
今までのコメディキャラから大変身、
忠義心あふれる武将役を無理なく演じ
演技派俳優の貫録を見せてくれました。
相変わらずやさしい微笑みとえくぼはそのままですが、
時代劇が初めてとは思えない
刀さばきは見事でした!!

そして男の友情で結ばれている仲間たちの存在も
このドラマを大いに盛り上げる役割を
果たしていますが、私が一番驚愕したのは
テハ(オ・ジホ)を執拗に追いかける冷血な
武士(イ・ジョンヒョク)が生きるために
不本意な結婚をせざるを得なかったことと
最終話でその妻に泣きながら駆け寄る姿に男の
悲しい弱さを見たようで心が痛かったです。
本当に感動のシーンでした。















に転落した朝鮮最高の武将、を追う狩人の推奴、
その2人を愛した女の壮大な歴史劇。
裕福な両班 <ヤンバン:貴族階級> の家に生まれた
テギル(チャン・ヒョク)は召使で <ヌヒ:奴隷> の
オンニョン(イ・ダヘ)と密かに愛をはぐくんでいた。
しかし、の身分に我慢できなくなったオンニョンの兄、
クンノムが火を放ち、オンニョンを連れ逃亡する。

そして8年が経つ中、テギルはオンニョンを捜すうちに
を追う推奴〈チュノ〉になっていた。
一方、かつて朝鮮最高の武将と言われた
テハ(オ・ジホ)は友人の裏切りによりに。
そして、ある日、丙子胡乱の際に清国に人質として捕えられ
苦労を共にした昭顕世子(第1王子)からの手紙が届く。
それを見たテハは昭顕世子の息子ソッキョンを朝廷の
陰謀から守るために逃亡となることを決意。
テハはテギルに追われることになるが、同じく逃亡中のテギルの
初恋の相手オンニョンはヘウォンと名を変え、
テハと行動を共にすることになるのだが・・・ (ASIATV)









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