「韓流☆ダイアリー」ブログ!

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   感想を綴っています・・・

韓国ドラマ「バッド・アンド・クレイジー」あらすじと感想、痛快アクション

2024-08-03 | 韓ドラ は行、は


韓国ドラマ「バッド・アンド・クレイジー」あらすじと感想、最終回。2021年作品、全12話。
出世のためなら多少の悪事もいとわない野心家のリュ・スヨル(イ・ドンウク)。
元彼女のイ・ヒギョム(ハン・ジウン)警部補から「公私ともに人間のクズ」と強い口調で言われても自分の主張を通す刑事スヨン役に人気俳優のイ・ドンウクさんが演じています。
金もコネも学歴もないリュ・スヨル(イ・ドンウク)は、自分の出世のために権力に忖度する刑事なんですが、なぜか憎めないキャラクターで、突然現れた謎の男K(ウィ・ハジュン)という正義感が強い男に振り回され自分の出世のチャンスを逃がし、なおかつ意に反して二人でタッグを組むことになります(笑)
曲がったことが大嫌いで「正義のヒーロー」を自称する謎の男Kに「イカゲーム」で話題になったウィ・ハジュンさんが登場し、ひょうきんな仕草で笑わせてくれます。
リュ・スヨル(イ・ドンウク)と K(ウィ・ハジュン)が離れられない相棒になっていく様子が中心に描かれていますが、元彼女のイ・ヒギョム(ハン・ジウン)警部補との腐れ縁や更に K(ウィ・ハジュン)との奇妙な三角関係など絶妙なストーリー展開にも注目ですが、本作はときめくロマンスは描かれていませんでした。イ・ドンウクさんなので素敵なラブシーンを連想し期待したのですが・・・(笑)残念すぎます・・・  でも、イ・ドンウク、ウィ・ハジュンの名前を見て視聴したドラマは狙い通りの結果、愉快で痛快なドラマでした。
また、脇を固めるスヨルの家族たちや警察のタイプが違う同僚たちの関係もリュ・スヨル(イ・ドンウク)を中心に面白おかしく描かれていて、警察内部の汚職や麻薬組織の解明など悪の難敵を追っていきますが、アクションシーンは意外と暴力的で激しかったです。
本作の悪役にはスヨルのカウンセリングの先生シン・ジュヒョク役のチョン・ソンイルさんが登場します。ソン・ヘギョさんのドラマ「ザ・グローリー」でも、なかなかの渋いイケオジで気になったのですが本作も傲慢で悪に徹した憎い悪役なんですが、カッコいいイケメンという感じでした・・・
また悪役の中でただ一人だけ女性の悪女を演じたキム・ヒオラさん。悪役の紅一点というのでしょうか?(笑)同じく「ザ・グローリー」でも悪役を演じていましたが、彼女の鋭い眼差しは不気味で怖くて、ひときわ目立つヨン社長(キム・ヒオラ)も強い印象を残しています。
本作は痛快アクションにサスペンスも加わり、衝撃のどんでん返しも期待できる物語ですが、私は前半にKが現れた意味と内容が分かりづらかったのですが、Kが現れた理由は幼少期に辛い過去を持つスヨルが自分を守るために作った、もう1つの人格だったことが分かり、亡くなった父親に対するトラウマからKという人格を作ってしまったのかなぁ~と感じるドラマ「バッド・アンド・クレイジー」でした。
あらすじ(ネタバレあり)
1話
上司からの指示で部下からの信頼が厚いムニャン警察庁の麻薬捜査班のキム・ゲシクチーム長を停職にしたら昇進できると確信していたリュ・スヨル(イ・ドンウク)でしたが、コネがない彼の昇進が流れてしまいます。
「悔しかったら来世はコネのある家に生まれろ」と上司に言われ、「俺みたいな奴は使い捨てですか?」と悔しさがこみ上げてくるリュ・スヨル(イ・ドンウク)。
また一方で、母親のチョン・ユナが失踪した事件を勝手に捜査していた交番勤務のオ・ギョンテ(エン)巡査はムニャン警察庁のト・インボム刑事からいきなり殴る蹴るの暴行を受けます。
ところがト・インボム刑事は国会議員ト・ユゴンの従弟だったのです・・・
そんな時、リュ・スヨル(イ・ドンウク)は国会議員ト・ユゴンから連絡を受けます・・・

2話
何度もリュ・スヨル(イ・ドンウク)の前に現れる謎の男Kは訳もなく突然現れてスヨルに殴りかかってきます。そして、「オ・ギョンテ(エン)巡査に謝れ」と要求してきます・・・
リュ・スヨル(イ・ドンウク)はト・インボム刑事の暴行事件は解決したと思っていましたが、オ・ギョンテ(エン)巡査が殺されそうになり、この事件には大きな秘密が隠されていることを知ります。
その後の捜査でオ・ギョンテ(エン)巡査殺害の事件にト・インボム刑事が絡んでいると感じたリュ・スヨル(イ・ドンウク)ですが、また上司から捜査から手を引くように指示を受けます。
その代わりにリュ・スヨル(イ・ドンウク)は夢に描いたチーム長に昇進するのです。
警察では入院中で意識不明のオ・ギョンテ(エン)巡査が少女の母親のチョン・ユナを殺し、自ら命を絶ったことになっていますが、元彼女イ・ヒギョム(ハン・ジウン)警部補からチョン・ユナとオ・ギョンテ(エン)巡査は失踪前から何の関係もなかったと知らされるリュ・スヨル(イ・ドンウク)・・・ 更に、チョン・ユナは死んだタク・ミンス先輩の情報屋だったと・・・

3話
腐った奴らをやっつけに来た正義のヒーローだとリュ・スヨル(イ・ドンウク)の前で主張する正体不明の男 K(ウィ・ハジュン)はスヨルに善行を強要します(笑)
そして、なぜかスヨルの体の中にKが乗り移り、不正汚職国会議員ト・ユゴンを殴っていたのです(笑)
本当にいかれた奴だと思う正義のヒーローKのせいで、唯一頼れるはずだった国会議員ト・ユゴンの信頼を無くしてしまうのです。
とは言うものの、リュ・スヨル(イ・ドンウク)には国会議員ト・ユゴンが少女の母親のチョン・ユナを殺した映像を持っていたのですが、権力者の前では何の役にも立たない汚職警察なのです。
コネもないリュ・スヨル(イ・ドンウク)は正義感が強い元彼女のイ・ヒギョム(ハン・ジウン)警部補と手を組むことになります。
ところが捜査が進みますが、リュ・スヨル(イ・ドンウク)が真実をつかむほど、今度はスヨルの家族に危険が迫ってくるのです。

4話
国会議員ト・ユゴンに呼び出されたリュ・スヨル(イ・ドンウク)は結局、権力の前にひれ伏すのです。そんな時、「助けて下さい、犯人が分かりました・・・」と病院から脱走したオ・ギョンテ(エン)巡査から電話がかかってきます。しかし、リュ・スヨル(イ・ドンウク)自身は何も解決できないし、
とどのつまり、力のない人間が謝るしかない社会だと実感するのです。
ところが、リュ・スヨル(イ・ドンウク)、オ・ギョンテ(エン)、イ・ヒギョム(ハン・ジウン)警部補たちが1つになった合同作戦で国会議員ト・ユゴンを殺人と麻薬の疑いで逮捕することに成功します。
一方で、ト・ユゴンが所持していた麻薬が最近急速に勢力を伸ばしていますが、新しい組織なためにイ・ヒギョム(ハン・ジウン)警部補たちも捜査が難航しています。
その後、国会議員ト・ユゴンを乗せた護送車が狙われますが、ト・ユゴンを含む護送チームは全員死亡、唯一の生存者はイ・ヒギョム(ハン・ジウン)警部補一人でした・・・
これは、偶然の生存か?それとも理由がある生存か?

5話
一人残ったイ・ヒギョム(ハン・ジウン)警部補に疑惑の目を向ける仲間も現れます。
極秘の移送ルートを知っているのは限られた者だけなので・・・
彼女のヒギョムに好意を寄せるKはリュ・スヨル(イ・ドンウク)にヒギョムさんを助けたらスヨルの前から消えてやると泣き叫び、スヨルは事件の捜査に加わることになります。
Kの出現により、悩んで混乱していたリュ・スヨル(イ・ドンウク)はKの提案を受け入れますが、朝から晩まで一緒にいることで気が重くなり、肝心の時は姿を現さないのです(笑)
そして、捜査が続きますが、イ・ヒギョム(ハン・ジウン)警部補が2度も続けて濡れ衣を着せられたことに疑問を感じるリュ・スヨル(イ・ドンウク)です。
やはり、警察の内部に情報を流している者がいるはずだと確信します。
そんな時、リュ・スヨル(イ・ドンウク)も罠にハマってしまいます・・・

6話
刑務所にいるイ・ヒギョム(ハン・ジウン)警部補を救うためにリュ・スヨル(イ・ドンウク)とK(ウィ・ハジュン)は二人だけで捜査をはじめることにします。悪事を追及していくために、信じられるのは俺とお前だけだ、キム・ゲシクチーム長は狂っている、同僚のジェソンやギョンテは巻き込めないとスヨルはKに伝えます。二人は固い握手を交わし、ようやく息が会うようになった二人は麻薬組織のなかに潜入するのです。
一方で、同僚のジェソンやギョンテたちの証拠集めが成功しイ・ヒギョム(ハン・ジウン)警部補が保釈されました。刑務所にいるイ・ヒギョム(ハン・ジウン)警部補にKはずっとラブレターを書いていたのですが、彼女はリュ・スヨル(イ・ドンウク)が送り主だと思っています(笑)
ヒギョムは保釈後さっそく、拘置所で自分に手を出しナイフで脅すように指示した奴を捕まえるとスヨルに伝えます。
リュ・スヨル(イ・ドンウク)はヒギョムに俺の話をよく聞けと言い、「うちの麻薬犯罪捜査班に黒幕がいる、お前が良く知っている人物、キム・ゲシクチーム長だ」とつらそうに伝えます。
「チーム長が私に濡れ衣を?」・・・ 一番信頼していた人物の名前に衝撃を受けるヒギョム・・・

7話
自分の身を守るためにイ・ヒギョム(ハン・ジウン)警部補を拉致したキム・チーム長。
リュ・スヨル(イ・ドンウク)とKは、ヒギョムを助けようと必死になります。
その後はスヨルとヒギョム、そしてジェソンやギョンテも加わり、麻薬犯罪に関わる捜査を再度開始しますが究明は悪戦苦闘の連続です。
キム・チーム長は麻薬組織のボスであるヨン社長とアンドレイ・カンと手を組んでいるために、巧みな方法を駆使し逃げ切れるのです。
その後、やっとの思いで麻薬組織のアンドレイ・カンを逮捕したリュ・スヨル(イ・ドンウク)でしたが、取り調べはキム・チーム長に取られてしまう有様です。
ところが、キム・チーム長は麻薬組織のボスであるヨン社長から警察が押収した麻薬をヨン社長に返すように要求してきます。
キム・チーム長は警察が押収品を保管してある倉庫に向かいますが、その後をイ・ヒギョム(ハン・ジウン)警部補とリュ・スヨル(イ・ドンウク)が向かうのです・・・



8話
とうとう、リュ・スヨル(イ・ドンウク)とイ・ヒギョム(ハン・ジウン)警部補の手でキム・チーム長を逮捕することができましたが、信じられない逮捕にヒギョムはスヨルの胸の中で泣き崩れます。
キム・チーム長が逮捕されスヨルが取り調べますが、その後、今回の事件のことでスヨルは警察と契約している有名な先生シン・ジュヒョクのカウンセリングを受けることになります。
そして幼少期時代を思い浮かべると火事で父親が死んだ日とその前の6か月の記憶がないスヨル・・・
そのころ、黄色いレインコートを着た一人の若い女性ヨンジュが、私が父を殺したと警察にやってきます・・・
この事件も麻薬が絡んでいて、リュ・スヨル(イ・ドンウク)は上司から新しい部署が決まっていないイ・ヒギョム(ハン・ジウン)と一緒に麻薬事件を全部解決するように指示します。
更に輸送中に脱走した麻薬組織のアンドレイ・カンも必ず捕まえて来いと怒鳴ります。
また、父親殺人事件の容疑者ヨンジュの父親の殺害、ヨンジュの自殺は最初から計画されていたもので、その狙いは自分だとリュ・スヨル(イ・ドンウク)は感じています。

9話
リュ・スヨル(イ・ドンウク)がパソコンを開くと「もうすぐ会うことになる、楽しみにしていろ、ジェヒ」とスヨルの過去を知っている謎のXが呼びかけてきます。
そんな時、スヨルを引き取って育ててくれた優しい継母が認知症になっていたのです。
スヨルは自分の記憶を追い始め、強烈な記憶が父親の殺人だったことで、母から子供のころの話しを詳しく聞きたかったのですが、認知症になった母を見て頭の中が混乱するのです。
そんな母は翌朝、スヨルにもういつまで覚えてられるか分からないから、幼いころ、ここへ来る前の話し、聞きたいこと全部聞いてと話します。
母はうちに来た時も今もあんたを信じている、ずっと信じている、だからあんたも自分を信じてと伝え、そっと手を握ります・・・
また一方で、過去に麻薬流通業者だったチョン・ガンジェが殺害されますが、息子のチョン・ユノに容疑がかかります。ところがソン・ボクジュンが新犯人として逮捕された過去がありました。
また一方で、兄が殺されるという殺人事件が起きます。
兄殺害の容疑者である弟のシム・ジョンフンが逮捕されますが、シム・ジョンフンにはハッキリとしたアリバイがあったのです・・・リュ・スヨル(イ・ドンウク)はこれで終わりではない、また何か始まりそうだと不安を感じています。

10話
キ・ソヨンとシム・ジョンフンはお互いにアリバイを作って、交換殺人を計画していたことをリュ・スヨルが気付きます。
その後、またシム・ジョンフンが殺人を犯そうとしている後を追いかけるリュ・スヨル(イ・ドンウク)はシム・ジョンフンの目を見て過去の自分だったジェヒを思い出すのです。
そして、チョン・ユノが父親を殺したことを知るのです。
その後、Kは自分の最後の姿が血の付いたナイフを持っている姿だったとやり切れない思いをスヨルに訴えかけますが、スヨルはKは人を殺すような奴じゃないと・・・
スヨルとK、二人の記憶を歪曲させて自分自身を疑わせるガスライティングの手法で二人はチョン・ユノに騙されていることを確信します。
そして、同じく自殺したヨンジュ、キ・ソヨンとシム・ジョンフンたちもお互いにアリバイを作って交換殺人を・・・   
そんな時、スヨルの前に顔を隠しチョン・ユノが姿を現します。「待ってろ、俺たちはもうすぐ会うことになる」と薄ら笑いを浮かべ、去っていきます。

11話
リュ・スヨル(イ・ドンウク)はチョン・ユノの正体がスヨルのカウンセリングの先生シン・ジュヒョクだったことが分かり、「おまえこそ変わってない、あのころのままだ、チョン・ユノ」と心の中でつぶやき敵意をむき出しにします。
そして、あいつはイカれた殺人者だとチョン・ユノの正体を暴くためにKと一緒に証拠を探し出すスヨルたちです。
そのころ、シン・ジュヒョクはスヨルの痴呆症を患っている母親に近づいていました。
その後、スヨルはカウンセリングの先生シン・ジュヒョクをガスライティング、犯罪教唆、麻薬の流通、父親の殺人、ソン・ボクジュンの殺害で逮捕します。
シン・ジュヒョクは取調室で「チョン・ユノはKです、あなたのもう1つの人格だ」と真剣に主張しスヨルを困惑させます。

12話(最終回)
スヨルの痴呆症の母をつかってスヨルを殺人犯に仕立てることに成功したシン・ジュヒョク。
逮捕されるスヨルはとっさに銃を抜いてシン・ジュヒョクに向かって発砲しますが、同僚たちに押さえられます。スヨルはその後、精神病院であるムニャン治療監護所に入るのです。
その場所で準備を整えたスヨルとKは、病院を抜け出すことに成功し、スヨルはシン・ジュヒョクがチョン・ユンホであることを明かすために必死になります。
ところが、自分の目的を達成するためにスヨルを陥れる陰謀はあざとく抜け目がない悪のシン・ジュヒョク・・・   スヨルが動けば動くほど、多くの人が傷つき、一歩も二歩も先を行く悪に太刀打ちできないスヨルです。
結局、最後はスヨルが昔住んでいた家で、過去からの悪縁の相手シン・ジュヒョクと最後の戦いに挑むスヨルでした・・・
最後、強大なパワーを発揮したスヨルはシン・ジュヒョクを倒し、気を失いますが、一緒にいたKを捜すスヨルです。
Kは「もう別れの時間だ、クールに別れよう」といいながら、自分の本名はキングだと言い、わざとふざけた態度を取って去っていくのです。スヨルは「K、ありがとう」と子供の頃自分を救ってくれたKのことも思い出し、何度も「ありがとうございます」と繰り返すのです・・・
濡れ衣を晴らしたスヨルは最後まで自分の中にいたKを否定せずに、思い出を懐かしんでいましたが、そこにヒギョム(ハン・ジウン)警部補が現れて、「Kがいないから、これからは私がそばで見守ってあげる」とスヨルを気に掛けるのです。
また一方で、裁判中のシン・ジュヒョクは麻薬組織のボスであるヨン社長から復讐のために思わぬ攻撃を受け、みじめで悲惨な最期を迎えます。
1年後、警察に復帰したスヨルは、Kのおかげで人が変わったように正義感の強い人間に生まれ変わります(笑)
そんな中、政界に進むために裏金を集めているキム・ピョンジュン庁長の不正を知り、絶対に許せないスヨルは警察庁前で庁長を足蹴りするという、Kを真似したアクシデントを起こします。
本作のラストはスッキリ痛快なシーンで幕を閉じました・・・



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韓国ドラマ「配達人 ~終末の救世主~」あらすじと感想、スンホンVSウビン

2023-11-28 | 韓ドラ は行、は

韓国ドラマ「配達人 ~終末の救世主~」あらすじと感想、最終回。
2023年作品、全6話、同名のウェブトゥーンが原作。
韓国ドラマ「配達人 ~終末の救世主~」は、激しい大気汚染で酸素呼吸器なしでは生きられない未来の朝鮮半島を伝説の配達人と難民が、新たな世界を支配するチョンミョン(天命)グループに立ち向かっていく様子を描いた物語です。
伝説の配達人5-8をキム・ウビン、酸素を武器に世の中を支配するチョンミョングループ唯一の後継者リュ・ソクをソン・スンホン、伝説の配達人5-8のような配達人を夢みる難民少年サウォルをカン・ユソク、サウォルの命の恩人で家族のように面倒を見ている軍の情報司令部少佐ソラをイ・ソムが演じています。
大気汚染という厳しい環境の中で、酸素を運ぶ力強い配達人はがっしりした逞しい体格のウビン君がハマリ役でした。とにかく、貧富の差が激しく、悪役のスンホンさんに抵抗する正義感の強いウビン君が超~カッコ良かったし、めっちゃ!強かった~~このウビン君を見たらファンが増えるでしょうネェ!
また、スンホンさんの悪役はどれくらいの悪役なのか?ファンの私には関心が深かったですが、この背景と状況の中ではそれなりに信念を持っている悪役だったと感じました。
しかし、ラストがあまりにもあっけなく簡単すぎる終わり方だったのがちょっと残念でした。
でもイケメンすぎるスンホンさんは悪役でもやっぱりカッコよく見えてしまうのよネェ~(笑)
何といっても麗しい悪役でした・・・(笑)
本作は映像は暗いし、内容も単純で物足りなさを感じるドラマでしたが、大好きなスンホンさんとウビン君を観ながらサラッと6話一気に完走しました。
何か1つ、大きな謎解きのような楽しめるポイントでもあればよかったのに?!

1話 (あらすじ)ネタバレあり
彗星が地球に衝突した40年前、大陸のほとんどが海に沈み、朝鮮半島も砂漠と化しました。
わずか1%の生存者のために新たな発明と秩序が必要になったのです。
そして、空気は汚染され、鉱物を酸素に変える「エアーコア」が発明されます。
人々にはQRコードが付けられ、一般、特別、コアとする3つの階級に分けられたのですが、選ばれなかった者は「難民」として惨めに暮らすしかありません。
難民は酸素と食料を求め「ハンター」となり、略奪を繰り返すのです。
「配達人」は生命を維持する酸素と生活必需品を届ける仕事ですが、ハンターの攻撃をかわし、時間を厳守して配達しなければなりません。
そのため、強い者だけがなれるので人々は配達人になることを夢見るのです。
特にQRコードのない難民の唯一の希望は配達人になることなのです。
その中でも、配達人5-8(キム・ウビン)は困っている人を助けてくれる英雄で人々の希望の星でもあります。
一方、チョンミョンのリュ・ソク(ソン・スンホン)は新たにA区域に「エアロード」を建設中ですが、政府の口出しを嫌がっています。更に情報司令部に対しても内部の公開を拒むのです。
また一方で、突然、何者かに襲撃される難民少年サウォル(カン・ユソク)と情報司令部少佐ソラ(イ・ソム)の妹スラ。

2話
二人は襲撃されますが、そこに配達人5-8(キム・ウビン)が助けに入り、意識がある難民少年サウォル(カン・ユソク)を連れて行きます。
そして、目が覚めた難民少年サウォルはスラが死んだことを聞き、罪悪感で心を痛めますが、仲間のところに帰るように姉のソラは伝えます。
その後、自暴自棄になった難民少年サウォルは希望も捨てなげやりな行動をとって仲間たちを悲しくさせます。
また一方で、移住計画がありA地区で難民に現場作業員を募集します。彼らには1年間酸素と食料が提供されるのです。その移住計画はチョンミョングループと政府で争っているのです。
また、何かを企んでいるチョンミョングループ代表リュ・ソク(ソン・スンホン)は部下に指示して一般地区と難民を拉致して、人体実験を行っています。それを手助けしている配達人5-7は苦しくて、辞めたいと代表リュ・ソク(ソン・スンホン)に主張するのですが・・・
ところが次々と若者たちが拉致され危険を感じた配達人5-8(キム・ウビン)は連れ去られたアジトを捜しあてます。その後、自殺しようする配達人5-7を見つけた配達人5-8(キム・ウビン)に「人体実験・・・」という言葉を残し、5-7は亡くなります。

3話
チョンミョングループでは父親が息子のリュ・ソク(ソン・スンホン)にデモや殺人事件が起きている、一体何が起こっているんだ?と正確に冷静に今を築いた善良な父は問い詰めますが、息子は「チョンミョンは父さんのものですが、私を認め日が必ず来る」と言い返します。
一方で、難民のサウォル(カン・ユソク)は「配達人、選抜大会」があるのを知り、生きたいと思うようになります。そして、この過酷な選抜大会で「優勝する方法を教えくれ」と配達人5-8(キム・ウビン)に問いかけるのですが、方法はない自分で証明しろと冷たい言葉が返ってきます。
また、配達人5-8(キム・ウビン)は配達人たち10人をトレーニング室に呼んで、連れ去られ人々はチョンミョンによって人体実験されていると話します。
更に突然変異の身体を持つ者がターゲットになり狙われているが、まさに難民のサウォル(カン・ユソク)がその一人だと言います。
そこへ情報司令部少佐ソラ(イ・ソム)がやってきて、配達人5-7の死は他殺で体の中に時限爆弾が仕込まれていたと恐ろしい事実を伝え、用心してくださいと配達人5-8(キム・ウビン)は彼女に念を押します。
その後、チョンミョングループの配達人を選ぶ予選受付がはじまり、最終的に勝者のただ一人が配達人になることが出来ます。
難民サウォル(カン・ユソク)は配達人5-8(キム・ウビン)から厳しい訓練を受けるのです。



4話
運よく決勝に進出した難民サウォル(カン・ユソク)ですが、難民と言うことでサウォルに対する関心が高いのです。サウォルも変な自信だけはあるのですが、結局、優勝するのです。
一方、情報司令部少佐ソラ(イ・ソム)を訪ねたチョンミョングループ代表リュ・ソク(ソン・スンホン)は、移住計画において、区域別の簡単な居住者数のデーターではなく、一人一人の知能、身体能力、職業、前科、生体データーの個人データーが欲しいと話します。少佐ソラは「許可なく渡せません」と言いますが、「あなたは我々の移住計画に反対ですか?」と・・・
少佐ソラは「移住は公平なものですか?」と聞き返します・・・
「新しい環境に見合う人を選び、チョンミョングループが築いたものの恩恵にあずかる相応の代価だと思いますが」と言うリュ・ソク(ソン・スンホン)に「選ぶということは公平になり得ません」と静かに説明しますが、移住計画はチョンミョングループの案で決まるのでしょうか?
配達人5-8(キム・ウビン)たちも心配しています。
ところが、リュ・ソク(ソン・スンホン)の父リュ会長が難民を含む全てが移住する政府案に同意したのです。

5話
チョンミョングループ代表リュ・ソク(ソン・スンホン)は配達人を選ぶ決勝の日に、難民たちが暮らす区域に爆弾を仕掛けますが、一瞬にして目の前が灰になり多くの犠牲者がでました。
難民の区域を完全に破壊し、移住計画から難民を除外しようとしているのです。
配達人5-8(キム・ウビン)は今度は自分たちが仕掛け、リュ・ソク(ソン・スンホン)を倒す計画を立てるのです。そして、リュ・ソクを捕まえると言う配達人5-8です・・・
彼の望みは、リュ・ソクのいない世界なのです・・・
はじめに、リュ・ソクの側近であるオ常務を誘い出すのに成功します。
一方で、配達人を選ぶ選抜大会で優勝した難民サウォル(カン・ユソク)は自分の身体が特殊な突然変異だったことを知りますが、リュ・ソク(ソン・スンホン)もそれを知り感情的な高ぶりをみせるのです。
難民サウォル(カン・ユソク)は配達人5-7と呼ばれることになり、家もできました。
その後、リュ・ソク(ソン・スンホン)がわざと空気を汚染させていることを知った配達人5-8。空気が良くなると酸素がいらなくなり、リュ・ソクが権力を失うからです。

6話(最終回)
若者の拉致と難民区域の爆破と意図的な空気汚染をやっているリュ・ソク(ソン・スンホン)が許せない配達人5-8(キム・ウビン)はリュ・ソクを射殺しようとしますが、オ常務が裏切ります。
リュ・ソクはチョンミョングループなしに生きていけないくせにと怒りをあらわに激怒し、突然変異の配達人5-7を残して、あとは全員射殺するように部下たちに指示を出します。
そんな時、酸素供給および配達システムと住居移住計画を政府に一するというう共同合意書を大統領とリュ・ソク(ソン・スンホン)の父リュ会長が交わします。
腹を立てたリュ・ソク(ソン・スンホン)はその場で保安法違反で逮捕されるはずでしたが、なんとそばにいた国防長官がリュ会長を射殺します。
すぐにリュ・ソク(ソン・スンホン)は「要人を暗殺しようとした配達人たちを国防部と協力して必ず全員検挙します」と発表します。
一方で、一般区域の移住のために身体検査がおこなわれますが、ワクチン接種をした人々が伝染病にかかってしまい亡くなるケースが続いていますが、これもリュ・ソク(ソン・スンホン)の仕業だったのです。
身体検査会場に向かった難民サウォル(カン・ユソク)はチョンミョンに捕まってしまい、配達人5-8(キム・ウビン)たちはサウォルを助けに向かい、最後はリュ・ソク(ソン・スンホン)と配達人5-8(キム・ウビン)は一騎打ちになりますが、リュ・ソクは自爆します。
そして、国防長官は国家反逆罪で逮捕されます。
最後に大統領は、国民全員が差別のない生活を送れるように努力しますとスピーチします。
 終わり

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韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」あらすじと感想、倍返しに愉快痛快

2022-01-20 | 韓ドラ は行、は


韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」あらすじと感想、最終回。
イタリアマフィアの顧問弁護士であるヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)は、自分がソウルのビルの地下に埋めた金塊を求めて母国である韓国に戻ってきます。
ところがその情報を得た韓国の悪徳企業バベルグループがヴィンチェンツォの前に割り込み妨害してきます。
弁護士、検事、医者、警察、マスコミなど全てを支配している巨悪のバベルグループを相手にイタリアマフィアの流儀で悪をもって悪を倒していく姿は痛快そのものです。
そして、やられたらやり返すソン・ジュンギのライターをカチャカチャと鳴らしながらのイタリアマフィア式倍返しは超カッコ良かったです。
また、ヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)を助けようとするビルの住人たちも個性派俳優が勢揃いし、復讐劇なのにコミカルな部分も大いに楽しめ、巨悪のバベルや殺し屋たちの争いの中にも熱い人間ドラマが描かれ、クスっと笑えるシーンもたくさんあり、絶対にあり得ない物語なんですが、ビルの住人たちの見事な活躍ぶりも痛快で晴れ晴れした気分になります(笑)
特に本作で、敵から相棒に変化していくヒロインで今最も注目株のチョン・ヨビンのコメディキャラと高い演技力に好感が持てました。ヴィンチェンツォとの二人のロマンスにも注目です。

また、本作の悪役の一人を2PMのテギョンが扮し、恐ろしいほど卑劣な悪を演じています。
義弟のクァク・ドンヨンとの生い立ちも絡んでくる悲しい運命が更に視聴者の心に残り、驚くようなカリスマ性を発揮していました。
その悪役のテギョン君、撮影現場では冗談好きなムードメーカーだったようです(笑)

実は反日スターのソン・ジュンギは苦手な俳優さんでした。
反日女優ソン・ヘギョと共演した「太陽の末裔」もはじめから反日カップルとして意識して見ていたので少しも感動するところもなく、なぜこの作品が高視聴率なのか疑問でした?
あれから、ソン・ヘギョと離婚し何年か過ぎましたが、本作のソン・ジュンギは彼の代表作になるほど価値のあるキャラクターだと思いました。
ソン・ジュンギの独自のカラーがまさにヴィンチェンツォに重なるほど絶妙にマッチしていたと思います。これからの活躍に更に期待したいと思います。

あらすじ(ネタバレあり)
1話
イタリアのローマでマフィアの顧問弁護士を務めるヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)は父と呼ぶボスが亡くなり、女性と子供だけは守れというボスの言葉を守らなかった息子の後継者に「お前はボスの資格がない」と言い残し、韓国行きの飛行機に乗ります。
そして、ヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)が向かった先は古い雑居ビルの「クムガプラザ」。
5年前に中国の大富豪から依頼されて、この雑居ビル「クムガプラザ」の地下に15トンの金塊を隠していたのです。
ビルオーナーのチョ社長とビジネスパートナーを組み、再開発を口実にビルを取り壊し金塊を持ち出そうと計画しますが、再開発反対の先頭に立つ会長のホン弁護士がビルの3階にいて、おまけに住人たちもクセのある者ばかりです。さらに金塊が隠してある地下の上の階はお寺が入り、僧侶の下に金塊が眠っているのです(笑)
そんな中、一帯を地上げしている財閥のバベルグループが荒っぽい手段を使ってビルを買収しようとし、チョ社長は脅迫されて契約書にサインをしてしまいます。
その財閥のバベルグループと癒着しているのが韓国最大のウサン法律事務所でお金のために強い者には服従し、弱い者は徹底的に潰すような悪徳法律事務所です。

2話
騒ぎを起こしたバベルグループのパク社長をヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)がカッコよく叩きのめすのですが、再開発反対のホン弁護士は怪しいヴィンチェンツォに「人に迷惑をかけるな」と言い、バベルグループも娘チャヨン(チョン・ヨビン)弁護士がいるウサン法律事務所もクズだと言って激しく怒ります。ホン弁護士とウサン法律事務所にいる娘のチャヨンはなぜか親子の仲が悪く、性格は正反対の父と娘です。
ヴィンチェンツォはホン弁護士に「俺を信じなくていい、俺はこのビルを取り戻します」と言って、苦笑いします。
実は中国の大富豪は1年前に突然亡くなり、金塊を知っているのはヴィンチェンツォとチョ社長の二人だけになりました。
その後、ヴィンチェンツォはホン弁護士の事務所を訪れて、「バベルグループの資料を見せてほしい、私を信じてチャンスをください」と話します。
行動を共にするようになった二人ですが、ホン弁護士から「バベル建設はいつも告知後1週間で住人を追い出し、建物を壊すことで残っている住人を脅している」と聞かされます。
そんな時、娘チャヨン(チョン・ヨビン)がやってきて、明日の午後11時にビルの取り壊しがはじまるので入居者を退避させるように言います。
攻撃を止める方法を考えるヴィンチェンツォですが、同じ時間にイタリア大使を呼んで盛大にワインパーティーをビルの前の空き地で開くことを考えたのです。
その後もバベルはヴィンチェンツォからの脅しがあり撤去を遅らせています。

3話
ところが、チャヨン(チョン・ヨビン)は自分のお金を使ってまで強制撤去を止めるヴィンチェンツォの本当の目的は何なのか?気になって仕方ありません。
また、ビルの住人たちは今回のパーティー開催に自腹を切ったヴィンチェンツォを信頼するようになります。

バベルの悪事を暴こうとしているヴィンチェンツォはホン弁護士にバベル製薬の新薬の主成分に麻薬性の成分が材料に入っていることを伝えます。
専門家は一般の鎮痛剤の成分だと言いますが、バベル側が組織ぐるみで嘘の報告をしていたのです。もし、販売されれば麻薬が出回るのと同じことで、麻薬性鎮痛剤依存者たちが増えて大変なことになります。
ホン弁護士は何としても止めなければと必死になります。
ところが、ヴィンチェンツォはホン弁護士に「バベル製薬による薬の販売計画は裏工作の活動、巨額のリベート、不当な裁判、それ自体がすべて韓国式の暗黙の協定です。」叶う相手では無いと・・・
ヴィンチェンツォはホン弁護士に「それなら、この事件から手を引くべきでは」と適切なアドバイスをします。
ホン弁護士はすでにこの事件の本質を知っていて、逃走した研究員のミンチョルから真実を聞き出しバベル製薬がおこなった不正実験についても全て知っていたのです。
あまりにも危険なことだと知っているホン弁護士は自分一人でバベル製薬を止めようとしていたのです。
そんな時、ホン弁護士に病院から電話あり、オ・ギョンジャという受刑者の女性に会いに行きますが、ヴィンチェンツォを一緒に誘います。
ホン弁護士はオ・ギョンジャが捨てた子供がヴィンチェンツォだと分かっていました。

また一方で、バベル製薬の新薬開発チームの職員14名全員が研修に来ていた別荘でガス爆発があり死亡する事件が発生します。
ニュースを見ていたホン弁護士は「嘘だろ、冗談じゃない」と激しい怒りをぶつけます。
また、この事件を知り、インターン弁護士のジュヌ(テギョン)はチャヨン(チョン・ヨビン)に「バベル製薬の裁判を降りませんか?」とチャヨンを心配します。
次々と関わっていく人が死んでいくのでチャヨンが危険だと神経質になっています。
バベルグループのチャン会長が上のボスから直接指示された事件ですが、逃げた研究員一人のせいで14名が犠牲になりましたが、そのボスとは何者なんでしょうか?

4話
ウサン法律事務所のチェ弁護士(キム・ヨジン)は、逃げた研究員ミンチョルがホン弁護士と連絡を取っていたことを知り、研究員ミンチョルを襲って殺します。
同じころ、ホン弁護士とヴィンチェンツォがお店でお酒を飲んでいるとトラックが突っ込んできて、事故に遭います。
その事故現場にホン弁護士の娘チャヨンが現れ、二人は救急搬送されますが、父であるホン弁護士は亡くなり、ヴィンチェンツォは奇跡的に助かりました。
ところが、亡くなったホン弁護士に弁護士法違反及び偽証教唆があったことが明らかになったというニュースが流れます。
その報道を見て、勝ち誇った笑みを浮かべるウサン法律事務所のチェ弁護士(キム・ヨジン)。
その後、すぐにバベル製薬の新薬が承認され発売されることになりました。
また、ビルの住人達は正義感が強いホン弁護士の力になれなかったことを悔やみますが、たくさんの人々から「ホン弁護士ありがとう」という声が届きます。
そして、10日が過ぎますが、娘のチャヨンは事故が偶然だと思えないし、亡くなると同時に悪徳弁護士の汚名を着せられて、自身の心の整理が出来ないのです。
そんな時、頼りにしていたヴィンチェンツォが病室で目を覚まします。

その後、チャヨンはウサン法律事務所を辞めて、亡くなった父の藁法律事務所を引き継ぐことにします。そして、ビルの住人たちにこれからは不正に立ち向かう正義の弁護士として温かい心で皆さんを包みこみますと宣言します。
ところがチャヨンはヴィンチェンツォから「ハベルとウサンには勝てないと分かっているはずだ、勝ち目のない戦場では諦めも肝心だ」と言われてしまいますが、この意味を一番痛感しているのはチャヨンなんです。
そのチャヨンは「あなたのビル「クムガプラザ」を一緒に取り戻しましょう」と提案し、二人で手を組むことにします。

そして、面会に行った運転手から聞き出した指示役の男ピョ部長に会いに行きますが、ホン弁護士と研究員の殺害を指示したのがウサン法律事務所のチェ弁護士(キム・ヨジン)だと吐きました。
そして、ヴィンチェンツォはホン弁護士と研究員の名誉を回復するように彼女を脅し、次にバベル製薬の原料貯蔵庫を燃やしてしまいます。
火事の知らせを受けて駆け付けたチャン会長ですが、その後に黒幕のボスが登場しますが、その男がなんと、ウサンのインターン弁護士ジュヌだったのです。
えぇ~テギョン君が悪役とはビックリでした・・・

5話
ホン弁護士を慕っていた人々の協力でバベル製薬の原料貯蔵庫に火をつけて燃やしたヴィンチェンツォとチャヨンの二人はバベルとウサンに大きな打撃を与えました。
そして次の目標はバベルの子会社のバベル化学です。
バベルのことをよく知っているチャヨンの情報から株操作が最も得意な子会社で今度は法と裁判で制裁する計画を立てます。
まず、チャン会長に近づいたヴィンチェンツォはチャン会長がボスではないと気が付きます。

ヴィンチェンツォとチャヨン、そして事務長のジュソンは、バベル化学が開発中のBLSDという化学物質は毒性がありアメリカでは禁止されている有毒物質で、すでに被害者は全部で42名でそのうち死者は9名、全員血液の疾患で死因は白血病だと分かります。
被害者たちのソ・ヒョヌ弁護士はうさんくさい人物でウサンと話を合わせ被害者たちにずっと示談を勧めています。
病院側もカルテを捏造し訴訟をやめさせるやぶ医者、マスコミもバベルの記事を優先的にするテチャン日報のチョン編集局長など、悪徳企業、やぶ医者、ゴミ記者、最低な弁護士が最強のチームを作っているので誰も勝てるはずがありません。
ヴィンチェンツォとチャヨンはいきなりソ・ヒョヌ弁護士の所に行き訴訟代理人を降りろと言い脅迫します。

また一方、火事でバベルの株価が下がり、ジュヌ(テギョン)はチャン会長にテチャン日報の記者とバベル化学へ行き開発中のBLSDが完了したと発表するように指示します。
ところが皆の前で研究員のイ・ウヨンが血を吐いて倒れてしまい、マスコミへの発表は失敗に終わりました。
イ・ウヨンはビルのチェシン住職の友人で、ビルの住人たちにとっては同じ家族同然のような人だったのです。
ヴィンチェンツォとチャヨンはイ・ウヨンも開発中のBLSDの被害者だと住人たちに知らせ、真実を知ったビルの住人たちは悪質なバベル化学を潰そうとするヴィンチェンツォとチャヨンに、協力するのです。
被害者からの弁護士解任書をソ・ヒョヌ弁護士に渡し、訴訟代理を引き受けることになったヴィンチェンツォとチャヨンは、ウサン法律事務所へ行き、宣戦布告をします。
恐ろしいチェ弁護士(キム・ヨジン)と戦うことになるチャヨンですがヴィンチェンツォはチャヨンに「悪党のやり方を教えてやる」と・・・
またその場にいたジュヌ(テギョン)も二人の後姿を見ながら「先輩、もう容赦しないよ」と悪質なボスの顔を見せるのです。



6話
バベル化学労働災害事件の法廷がはじまります。
しかし、訴訟代理になったばかりでチャヨンたちには証拠が不足しているために、ヴィンチェンツォは裁判を延期させる作戦を立て時間を稼ごうとします。
チャヨンがパニック症状を起こしたり、停電にもなり、最後は法廷内にスズメバチを飛ばし、やっと続行不可能になり裁判は1週間延期されることになりました。
 
本格的な準備をはじめますが、ウサン側がこちらの証人を買収したりする可能性が大きいと判断して、その作戦も考えます。
それはウサン側の証人の敵を捜すことでした。相手の証人を挑発するなんて想定外のことで、敵の敵を捜し始めます。
そして、延期された裁判がはじまりますが、なんとこちらの証人はヴィンチェンツォだったのです。
そんな中、ジュヌ(テギョン)はウサンのハン代表とチェ弁護士にバベルグループの真のオーナーは「この私、チャン・ジュヌだ」と真実を話します。
思いがけない告白に慌てふためくハン代表に比べ、チェ弁護士の冷静な態度が恐ろしい・・・

7話
法廷に証人として姿を現したヴィンチェンツォは証人でもあり、本件に関連した暴行事件の加害者でもあります。
ヴィンチェンツォは、バベル化学研究開発チームの飲み会が行われている中華料理店でわざと暴行事件を起こし、バベル化学研究開発部長の携帯電話を奪います。
その中に事件を隠蔽し被害者たちを脅迫した明確な証拠があると携帯電話を出します。
次にへムン病院のキル院長の隠ぺいを暴くために専門医の証人を要請すると述べます。
そこにへムン病院のキル院長の妻でソンウォン大学小児がんセンター長が法廷に登場し、周囲を驚かせます。
ヴィンチェンツォとチャヨンは、敵の敵を味方につけようとする作戦でへムン病院のキル院長の妻に近づき、夫が不倫して財産まで引き出していることを知らせ、離婚のときは財産が有利になるように離婚訴訟を引きうけると約束します。
キル院長の妻は法廷で夫の悪行をバラし、夫と乱闘になります(笑)
バベル化学との法廷闘争で勝利したヴィンチェンツォはチャヨンに「5年かかるところが2週間で終わった、お疲れさま」と言って、喜び合います。

またジュヌ(テギョン)は弟のチャン会長のハンソを呼び出し、過ちを認めBLSDを破棄して関係者を罰し、労災補償も約束すると記者会見をするように言います。
形だけの会長でもベストを尽くせと嫌味を言うジュヌです。
ジュヌはハン代表たちにも「チャヨンからすべてを奪え、金や資格、その他すべて、ヴィンチェンツォは俺に任せろ」と・・・

また一方で、ビルの住人たちは、ある人物から120億ウォンの金塊がこのビルの中に隠されていることを聞かされます。寺の住職はただの噂でしょうといいますが、この人物は証拠である金塊の写真が写っている携帯も持っています・・・ さぁ~ヴィンチェンツォはどうするのでしょうか(笑)
この日、11時から住人たちとの立ち退きの会議がありますが、そこへヤクザたちもやって来たことから、住人たちは、絶対にこのビルから出て行かないと言います(笑)
困り果てるヴィンチェンツォですが・・・そんな時、警察がやってきて、背任と横領、弁護士法違反などの容疑でチャヨンが緊急逮捕されます。
この状況は深刻でヴィンチェンツォはどのように助けるのでしょうか?

ヴィンチェンツォは地検長の買収に失敗したチェ弁護士の所に行き、私が解決するのでチャヨンを釈放するように言います。

8話
「退去危機のビルの入居者たちがチンピラに立ち向かう」というネットが拡がり、住人たちの活躍が大人気になり、バベルは恥さらしになっています。更に資金源を失って危機に直面しています。
チェ弁護士は資金問題を解決する方法として韓国で一番の信用を誇るシングァン銀行との投資を進めるのです。
チェ弁護士はシングァン銀行のファン頭取の知られては困る過去の秘密を知っていたのです。
悪質企業のバベルにシングァン銀行が投資をするはずがないと思っていたチャヨンは何かあると調査をはじめるとファン頭取に関係する事件があったのです。
ファン頭取はDVで何度も告訴されています、それも相手は全部男性。それを検事だったチェ弁護士とハン代表が手を組んで不起訴にしていたのです。
チャヨンはファン頭取の心を引こうとヴィンチェンツォに近づくように言います(笑)
嫌がるヴィンチェンツォは仕方なくチャヨンの案に従いますが、予想通りヴィンチェンツォに夢中になるファン頭取は、母オ・ギョンジャ事件の秘密までも明かしたのです。
母オ・ギョンジャがセクハラを受け会長を押し倒した時、妻のソ会長はそれをすべて見ていて救急車を呼ばなかったのです。シングァン銀行を手に入れようと夫を見殺しにしたのです。

また、ヴィンチェンツォの実の母オ・ギョンジャ受刑者をシングァン銀行のファン頭取が訪ねてきます。再審をするとかバカげたことを言わないようにと言って余生の生活費と葬式代を置いていきます。ファン頭取はオ・ギョンジャにセクハラをして死んだファン・ドクベの息子だったのです。

ファン頭取は、ヴィンチェンツォに言われた通りバベルとの融資協定を取り消します。
ところが、チェ弁護士が先にファン頭取の実の母ソ会長を脅迫して融資協定調印式を進めていたのです。失敗に終わったヴィンチェンツォたちでしたが、ファン頭取には罰を与えることができました。

9話
チャヨンはバベルの影のボスを捜しだすことに集中したいと思っています。
会社が傾けば現れそうなのに、どうすればおびき出せるのか考えています。
「うっかり残した痕跡を探せばいい」とヴィンチェンツォはアドバイスします。

また一方で、へムン病院のキル院長がウサンとの契約を破棄し検察に保護を要請したことをウサンが知ります。担当検事は南東部地検のチョン・イングクでジュヌの父が会長だった頃、バベルの捜査を担当した堅物の検事です。
そこへ、キル院長からジュヌのところに電話があり「会長にお願いがあります。私を殺さないこと、会長の顔を知っているのは私だけですから、次に3千万ドルを振り込んでくれ、入金確認後出国するので、もし断ったら会長の正体と父親がしたことを検事に話す」と脅迫します。

また、チャヨンたちはチャン会長の兄ハンソクについて調べはじめます。
英語名はヘンリー・チャン、15年前に渡米して以来、帰国していない、美大を出て画家になり今は所在不明です。
そのチャン会長の兄ジュヌは急に荒々しく人を傷つけ暴力的になりますが、それでもチェ弁護士はついて行きますとハッキリ言葉にします。

その夜、チャヨンもヴィンチェンツォも家で襲われるはずでしたが、チャヨンはヴィンチェンツォが助けに来て無事でしたが、恐怖で一人になれなくてヴィンチェンツォの家に泊まることになります。
そして朝二人は、南東部地検のソ部長が殺されたことを知ります。
またすぐにキル院長とバベル製薬被害者遺族たちが殺されます。


10話
バベル製薬実験死亡者の遺族たちが車の中で死亡する事件が発生します。
チャヨンは、彼らは自殺ではないと警察に主張しますが、警察は他殺の状況証拠がないので解剖も捜査もしないと言います。こうやって事件は片付けられたのです。
悔しすぎるチャヨンは遺族の遺体の前で目を真っ赤に涙を浮かべ「泣くのはこれきり」と言いますが、ヴィンチェンツォは「罪悪感を抱くよりも、どうすべきか考えよう」と力づけるのです。
更に「裁くのは俺だ、俺は悪とだけ闘ってきたがこの4人は悪党と無縁の人たちだ、彼らを殺した奴らに必ずツケを払わせる、これは正義ではなく俺のルールの問題だ、復讐を成功させるために冷静になろう」とチャヨンに言います。

本当のボスを早く見つけて、その場で殺すというヴィンチェンツォは「止めるなよ、でも人を殺さないというルールを破ることになる」と言い、チャヨンも「ルール破りが必要な時もある」と言って二人は復讐に向かっていきます。

ヴィンチェンツォはウサンに買収された警察官二人を捕まえて、再捜査するように言い、終わったら警察を辞めるように約束させます。
そして、警察官二人がもらったお金は寄付することに・・・
事件の記録を受け取ったヴィンチェンツォたちは映像を解析して、4人を失神させて車に練炭を置いたことが分かりました。
殺し屋たちと本当のボスを早く見つけることにビルの住人たちも協力してくれます。

また、バベルのボスをさがしているヴィンチェンツォにパートナーのチョ社長は「差し出がましいようですが、今は金を取り出す方が先だと思いますが、寺さえ追い出せばすぐに解決できます、何かためらう理由が?」と聞きますが、「何とかします、もう少し辛抱を」と答えますが、チョ社長に何か考えがあるようです。
また、ビルの住人たちも金塊を狙っているようで、これはひともんちゃくありそうな金塊探しになりそうです(笑)

一方、ヴィンチェンツォの家にいるチャヨンにジュヌから「ウサンに関する情報があるからいますぐ会おう」と電話があり二人は会いますが、事務長からヴィンチェンツォがヤン洞のトンネルで殺し屋たちに狙われ危険だと電話があり、急いでトンネルに駆けつけます。
チャヨンは「パートナーなら危険も共有するべきでしょう、ひどすぎる」と言い涙を見せますがヴィンチェンツォは「真のボスが分かった」と言って、一緒に走ってきたジュヌの顔を見ます。

11話
するとヴィンチェンツォは、「真のボスは兄のチャン・ハンソクだ」と言って、殺し屋が持っていた携帯で真の会長に電話をかけますが、ジュヌのもう一つの携帯が振動します。焦るジュヌですが誰も気が付かずに危機を免れます。
ヴィンチェンツォたちは殺し屋たちを車に乗せガスを充満させ、今までの悪事をすべて告白し「チャン・ハンソク会長の命令に従っただけです」と言い、会長が国内にいることも自供します。

ヴィンチェンツォは一人で病気のオ・ギョンジャを訪ねます。
「28年前にも肺がんを患ったと医師から聞きました、その時、家族は?」と聞くと
「いましたよ、息子が、だけど余命宣告を受けたので養子に出しました、遠くに、」
ヴィンチェンツォは「息子を捨てた罪悪感で罪をかぶっているとホン先生から聞きました・・・
息子は元気だろうから罪悪感など抱かずに早く治してください、いいですね」と言って、母を優しく見つめるのです。

また、ウサンでは「何か対策を立てるべきでは?」とチェ弁護士が問いますが、ジュヌは「ご心配なく、相手は俺にたどり着かない」、「それではヴィンチェンツォの扱いを変えては?単純に彼がマフィアだという事実を利用するんです」と作戦を変えていきます。

またヴィンチェンツォたちは殺し屋の携帯でボスのチャン・ハンソクに電話した時の通信記録からヤン洞のトンネル付近にいたことが判明します。自分たちのそばにいたなんて、一体どこに隠れていたのかとイライラしている時、南東部地検の国際犯罪チームからヴィンチェンツォがマフィアだと逮捕されます。
ところが、ビルの住人のアン君が国際安保情報院のアン・ギソクとして、ヴィンチェンツォを引き取りにやってきます。国家安全保障上の監視対象としてですが、アン君がこれからヴィンチェンツォたちに協力して本当のボスを捜すと約束します。どんどん仲間が増えて大家族になっていきますがビルの住人たちはヴィンチェンツォがマフィアで強い味方が出来たと大喜びです。
そんな中、ヴィンチェンツォはビルの住人たちから、このビルに金塊があるから協力してほしいと相談され、愕然とします(笑)

12話
ヴィンチェンツォはイタリアでの自分をウサンが調べていると聞き、その人物を捜している時に
ジュヌ(テギョン)が本当の会長チャン・ハンソクだと知り、すぐにチャヨンにも伝えます。

ヴィンチェンツォはジュヌの家に向かい、銃を向けますが、ジュヌは「早く殺せ、マフィア野郎め」と激しい怒りを見せます。
ところが、そこへ、運悪くチョン・イングク検事たちがやってきます。
ヴィンチェンツォが、「この人がバベル化学会長のチャン・ハンソクだ」と言いますが、ジュヌは「私はチャン・ハンソクではありません」と芝居をしながら泣き叫ぶのです。

チョン・イングク検事は、ヴィンチェンツォをずっと捜査していたようです。
ヴィンチェンツォとジュヌは連行されますが、ジュヌはすぐに解放されます。
チャヨンはヴィンチェンツォに会いに行く途中でジュヌに会いますが、いきなり頬に平手打ちを2回くらわします。
驚いたふりをするジュヌは「先輩、何かの間違いです」とシラを切るのです。
チャヨンは「あんたは無実の人たちを殺した、今だって、罪の意識は全くない、あんたは人間以下よ、生きている価値はないの分かった」と激しく非難します。

ヴィンチェンツォはチャヨンにジュヌを殺す計画を変更すると言い、彼は自分の存在がバレることを恐れ、大事なバベルが倒されることも恐れているので、どちらも味わってもらうと言い、まずはジュヌ自身に存在を暴露させようと考えています。
そして、チョン・イングク検事を利用すると・・・

ところが、そんな中、ビルの住人たち全員がこのビルに金塊があると知れわたってしまいます。
もちろん、仲間のチャヨンや事務長まで知ってしまい、自分たちにも分け前があると聞かされ、「こんなことが起きるなんて!?信じられない」と、捜査どころではない、話はとんでもない方向に進んでいきそうです(笑)

また一方で、数年前に情報院が政財界や検察の不正を集めたファイルを作りますが、それをギロチンファイルと言います。
そのファイルが中国の組織の北龍会のハッカーたちにファイルを跡形もなく抜き取られてしまいます。
その北龍会のボスが秘密資金と一緒にファイルを韓国に隠しましたが1年前に心臓麻痺で死亡します。
そのボスの名前はワン・シャオリン。金塊をビルの地下に隠したボスだったのです。
また、バベルは情報院に毎月2億ウォンも収めていたので、そのファイルが公開されると大きな打撃を受けます。
また、そんな時、チョ社長が、競馬や株などに手を出して300億が必要になったとヴィンチェンツォに相談するのです。

また一方で、別荘に身を隠しているジュヌは弟のハンソと近くの森に狩猟に出かけますが、弟のハンソから撃たれてしまい病院に搬送されます。
ヴィンチェンツォに情報が入り、事故で撃たれたことになっていますが、詳細はわかりません。
事故でないとしたら、戦争がはじまったということです。
無事に目を覚ましたジュヌはバベルタワー競売の場に現れ、議員や自治体のリーダー、地検長などの権力者の前で、バベルグループの長男でチャン会長の兄のチャン・ハンソクがこれからバベルを先導しますと正体を明かします。更に「弟よ今までお疲れ様」と言って恐怖を与えます。



13話
ビルのお寺の地下に入ったヴィンチェンツォは信じていたチョ社長に裏切られ、ギロチンファイルを巡って決闘を繰り広げます。なんとチョ社長は国際安保情報院の諜報員情報院の正体を隠し、消えたギロチンファイルを見つけるために中国のワン・シャオリンに近づいたのです。
ヴィンチェンツォには偶然出会い、チョ社長はイタリアで助けてもらったことがあります。
そのチョ社長は始めから情報院にギロチンファイルを渡す気がない裏切者で、他と大きな取引をするつもりでした。チョ社長は案外怖い人だったのです。

ところが、その時、団体旅行に行かせたビルの住人たちが戻ってきたのです。
チャヨンから連絡をもらったヴィンチェンツォとチョ社長は急いで地下に通じる扉を閉めますがその時一緒に扉を開ける認識装置まで地下に閉じ込めてしまい、今度こそビルを壊さないと金塊を取り出すことは出来なくなりました。
それでも、ヴィンチェンツォはチョ社長に今回だけは許すと言います・・・

また一方、ジュヌはバベルタワー競売の場に現れ、自分がバベルの真の会長だと明らかにし、バベルグループに問題が起きれば、地検、マスコミ、国会議員、情報機関を自分の手に入れ、味方につけます。
ところが、ギロチンファイルのことを知ったジュヌは気が動転し慌てます。
そのファイルはバベルに相当の打撃を与え、味方の権力者たちの悪行も半分以上が載っています。
ジュヌはすぐにハン代表にギロチンファイルを見つけるように指示します。

また、ヴィンチェンツォとチャヨンは、チョン・イングク検事とバベルを倒すために協力することになりますが、それでも、いつもバベルのチェ弁護士の方が一枚上手なんです。
ヴィンチェンツォとチャヨンは二人なりの方法でジュヌを刺激し攻撃していきます。

14話
ヴィンチェンツォとチャヨンは敵によそ見をさせて、その隙を見て違うところを狙う方法を考えます。それは労働組合潰しの件ではジュヌを捕えられない、身代わりを立てるはずだから、そこで、実際は別のビジョン企画チームのデータを入手してペーパーカンパニーの証拠をつかむことにします。

また一方、ジュヌは弟のハンソに「本当に兄のことを思うならば、ペーパーカンパニー、脱税、不正取引、これくらいの罪をかぶれ」と話し、大きな犠牲を要求します。
不安になった弟のハンソはハン代表を呼び出し、「頼みがある、ヴィンチェンツォに早めに合いたい」と言い、ハン代表はヴィンチェンツォに電話し会うことになります。
弟のハンソは「兄と一緒に俺も倒したいのか?そうでないなら兄だけにしろ、俺が手伝ってやるから、俺とバベルにかまうな」と真剣に話します。
ヴィンチェンツォは「結構だ、帰れ、俺は家族の裏切りを利用しない、お前ら兄弟の争いは自分で何とかしろ、よその家族の裏切りを利用すれば自分の家族に裏切られる、覚えとけ」と言って帰っていきます。

ビルに着いたヴィンチェンツォはビルの住人のソ院長から、驚くような相談を受けます。
実は「秘密の地下の部屋のシステムは私がつくりました。認識装置もセキュリティーも作ったのは私です、私は元ハッカーのシステムプログラマーです」、「作業員が殺されたと聞いてすぐに逃げました、運よくワンの部下に見つからずにすんだのです」、「部屋の中の金塊を一緒に取り出しましょう」、「ワンは死んだし、ここを退去させられたら終わり、方法を間違えればビルは壊れる」と、話します。
金塊に関わる人物が次々と秘密を告白しますが、どうなるのでしょうか?金塊は? (笑)

15話
チェ弁護士はイタリアのマフィアのパオロからヴィンチェンツォの素顔を聞き出していました。
マフィアのパオロが送り込んだ殺し屋と屋上で乱闘になるヴィンチェンツォは危うく銃で殺されそうになりますが、その時、鳩の群れが殺し屋たちに向かってきます。
隙をついてヴィンチェンツォが銃を奪い逆襲し、危機を逃れました。
インザーギ(鳩)とその仲間たちが助けてくれたのです。

ヴィンチェンツォは、殺し屋の携帯電話の通話記録にチェ弁護士の番号を見つけます。
殺し屋たちが死んだ写真を送ると、また失敗か、なかなか死なないヤツだなとまた大きなダメージを受けるジュヌたちです。
そんな中、ジュヌが逮捕されますが、翌日の記者会見でチョン・イングク検事はヴィンチェンツォたちを裏切り、本日をもってバベルの全嫌疑を取り下げ捜査を終結させる予定ですと自身の非を認める発言をしたのです。ジュヌと大きな取引をした検事・・・
またまた、どんでん返しの記者会見で、やっぱり最後は権力に降伏するしかないのです。
と思っていましたが、チョン・イングク検事も自分の昇進のためにヴィンチェンツォを利用していたのです。

チャヨンは「ただじゃおかない、必ずやりかえす」と言いますが、冷静なヴィンチェンツォは「おれはこんなこと慣れているだけだ、感情的になると不利だよ、慎重になろう」といいます。
結局、自分たちでやるしかないのです。
ヴィンチェンツォは「全てを手に入れたら殺してやる」とチョン・イングク検事を脅しに行きます。
その後、ヴィンチェンツォは自分がギロチンファイルを持っていることをチャヨンと事務長に知らせ、3人で中身を確認します。
そして、今回のターゲットはバベルとテチャン日報。まずは2社が潰し合うように闘わせるようにします。
テチャン日報のオ社長は真実だけを扱う会社に変わり、バベルの不正をニュースにし、更にジュヌの過去の悪行も公開します。

ところが、チェ弁護士とジュヌはギロチンファイルと金塊をヴィンチェンツォが持っているのではと予測します。ジュヌはとことんヴィンチェンツォに攻撃を仕掛けていきます。
更に、受刑者の母オ・ギョンジャがヴィンチェンツォの実の母だと調べました。

16話
ヴィンチェンツォがテチャン日報のオ社長殺人容疑で逮捕されますが、刑事たちに反撃して、その場を逃げ切ります。
チャヨンに「オ社長を操ったことがバレたようだ、無実を証明する」と電話をかけますが、すぐにビルの住人たちの協力で真犯人3人を警察に突き出します。住人たちの見事な活躍ぶりも痛快で晴れ晴れした気分になります。

また、ジュヌはビル「クムガプラザ」を見ながら、記憶に残すと写真を撮ります。
その後、ビルがガス漏れになり火をつけガス爆発を起こすつもりでしたが、誰かが消防に通報したのです。ところが、なんと通報者はバベルの弟ハンソだったのです。
ガス爆発に失敗したジュヌとチェ弁護士は今度はヴィンチェンツォの母を殺すために病室に殺し屋を送ります。この時は間に合わずに母オ・ギョンジャは首を絞められ殺されてしまいます。
ヴィンチェンツォは僕が戻るまで母のそばにいてほしいとチャヨンにに頼みます。

17話
母親を殺されたヴィンチェンツォは、怒りに身を震わせながらジュヌたちのところへ向かいます。「ビビるな、今日は殺さない、苦痛の無い死は祝福だ、お前たちに2つ与える、死よりつらい
羞恥心と苦痛をじわじわと感じる死を」と強く警告し、はじめにジュヌの耳を銃で撃ちます。

母の遺体のそばに戻ったヴィンチェンツォは「母さん、母さん、母さん」と抑えきれない感情に涙を流します。
30年ぶりの再会は母に死を至らせただけだった、俺と会わなければもっと生きられたのに、結局この先、俺が生きるところは後悔と言う地獄だ・・・
「違う、あなたはお母様に永遠の幸せを贈ったの、お母様も与えてくれたでしょう」と話すチャヨンの前で男泣きします・・・

また、ビルの住人たちも、「私たちはクムガファミリーよ」と言って、ヴィンチェンツォを励まし、みんなで力を合わせてバベルと闘う覚悟です!
そして、権力者たちが集まるバベルタワーの分譲権パーティーが失敗するように計画を立て、皆がバベルとの関係を断つように仕組み、許認可を無効にします。

ハン代表はヴィンチェンツォたちの攻撃を防ぐために更に上の力を借りて自分は地検長になりバベルの会長を弟のハンソに戻します。

18話
弟のハンソに呼ばれたヴィンチェンツォが二人で会っていると、国際警察のインターポールがやってきます。ヴィンチェンツォを逮捕して本国へ送還すると。
その時ハンソの銃で肩を撃たれたヴィンチェンツォは倒れます。
インターポールがそばに行くと倒れたヴィンチェンツォは起き上がって反撃をみせますがすべてハンソから聞いていてインターポールがやってくることを知っていました。
ヴィンチェンツォはインターポールにパオロが議員や長官に賄賂を贈った証拠のファイルを渡し、韓国の警察にも不正のファイルを渡します。
そしてハンソが疑われないように彼の腕にも銃を撃ち、彼は入院します。
インターポールを呼んでいたジュヌとハン代表に疑われずにどうにか切り抜けたハンソです。

また、ジュヌはヴィンチェンツォから指示された者(ビルの住人たち)に何度も襲われ、殺されそうになり、それを心配するハン代表は一番安全な場所である拘置所に入ることを勧めます(笑)
ジュヌは捕まるのがイヤで今まで正体を隠していたのに、拘置所は絶対に嫌だと言いますが、仕方なく拘置所に入るジュヌです。そしてヴィンチェンツォはジュヌに面会に行きます。
「お前を囚人にしたのは俺だよ、俺がお前を生かす理由はお前はネズミだからだ、これが本当の俺だ、食い尽くす前にもてあそぶ堀の中のお前にバベルタワーが崩れるのを見せてやるよ」と言って帰っていきます。



19話
大統領候補パク議員の右腕キム秘書がビルの住人であるソ院長がハッカーだったと知り、チンピラたちと脅して寺の地下に入りますが、金塊はありませんでした。なぜでしょうか?
そして、住人たちと乱闘になりますが、住人たちの方が強い強い~ なんと、皆さんそれなりの競技者のチャンピオンだったのです(笑)
また、金塊ですが、寺の住職たちに地下のことがバレてしまい、ヴィンチェンツォはハッカーのソ院長と地下室を開けて、少しづつ金塊をチャヨンの家の別の建物に移したのです。

また一方で南東部地裁は大統領候補パク議員側がバベルタワーの訴訟で暴露されるのを恐れ裁判を中止しようとしています。ヴィンチェンツォたちも相手に合わせて低俗で卑劣にいこうとギロチンファイルを使います。
法廷ではバベルグループの違法行為によるクムガプラザの損害賠償を請求する裁判がはじまり、再びチャヨンとチェ弁護士が激しくぶつかります。
証人席についたヴィンチェンツォは、証拠として映像を提出しますと言ってジュヌの自宅で開かれた賄賂の隠密会合とバベルタワー分譲権パーティーの映像を証拠として流します。
バベルタワー事件は世間に大きな衝撃を与え、検察、警察、国会、マスコミ、地域団体にまで及ぶ不正に市民は驚きを隠せません。
そして、クムガプラザに対するバベルグループの所有権は抹消登記手続きに入ることになりました。
また、弟のハンソは会社を正しく運営し本当に会長らしくなっていきます。
また手を組もうというハン代表(今は地検長)に俺はヴィンチェンツォと手を組むと言い、あなたとは格が違うと・・・

またヴィンチェンツォは裁判を中止し自分にわざと逆らったチョン・イングク検事から処理していきます。今から残りの悪も一人ずつ片付けるというヴィンチェンツォ・・・

そして、チャヨンと一緒に次の計画を進めていくのです。
ところが、チェ弁護士はジュヌを拘置所から出す方法を考えていて、大統領候補パク議員の右腕キム秘書を訪ね、ジュヌを出してほしいとお願いします。
そして、自分は脱税ほう助、殺人教唆の容疑で逮捕されますがジュヌは誰にも知られずにそっと釈放されました。
チェ弁護士の計らいで拘置所を出たジュヌはチャヨンとハンソを拉致し、ヴィンチェンツォを呼び出します。
ジュヌはハンソにヴィンチェンツォを殺すように命令しますが、ハンソはジュヌに襲い掛かります。ところが隙を見てジュヌはヴィンチェンツォに銃を撃ちますが、それをチャヨンがかばい、チャヨンが銃で撃たれ血を流して倒れます。

20話 最終回
ジュヌはチャヨンを撃ってしまいますが、それでも足りずヴィンチェンツォを撃とうとします。
その時弟のハンソは兄ジュヌの銃を体で受け止めて「いいかげんにしろ、お前は絶対に生まれるべきではなかった、クズ野郎」と言った瞬間、弟のハンソに向かって銃を撃ち逃走します。

倒れたハンソはヴィンチェンツォに 「生まれて初めて・・・誰かの役に立てた・・・兄貴、後は頼みます、ありがとう本当にありがとうございました」と言い残し息を引き取ります。

銃に撃たれたチャヨンをベットのそばで見守るヴィンチェンツォ。
チャヨンは「私は一緒に闘って撃たれただけ、あなたは悪くない、だから心配せずにすべて終わらせて、でも今日でお別れね、すべて終わったら私には連絡せずにすぐに韓国を離れて、分かった」とヴィンチェンツォを優しく見つめるのです。

翌日の新聞にはチャン・ハンソク会長、弟の副会長を殺害、弁護士を殺人未遂と大きく報道され指名手配されます。

次にヴィンチェンツォはハン代表(今は地検長)を利用して拘置所にいるチェ弁護士を外に出します。そして「出所おめでとう、今日が命日になる」と電話します。
更にハン代表(今は地検長)は記者の前でチェ弁護士がすべて独断で動いていたと責任を転嫁します。
それを見ていたジュヌは激しく怒り、その場で殺し屋に刺され、結局ハン代表(今は地検長)はジュヌに殺されたのです。
ハン代表(今は地検長)の殺害に驚くヴィンチェンツォですが、すぐに切り替えてチェ弁護士の所に向かい、チェ弁護士を倉庫に監禁してじわじわと苦痛を与え殺していきます。

更にビルの住人たちは港にいたジュヌを捕まえることに成功し、ヴィンチェンツォにジュヌを渡します。「なぜ居場所が分かった?」というジュヌに「お前の弟のおかげだ」ジュヌの時計に追跡装置を付けたのがハンソだったのです。弟の判断は正しかったと・・・
ジュヌもまたじわじわと想像以上の苦痛を感じる拷問で最後を迎える事態に驚愕するのです。
そして、「弟に会ったら謝れ」と最後の言葉を残し、ジュヌの腕時計をはずし持っていきます。

1年後、チャヨンはビルの住人たちと「カサノ・クムガ・ファミリー」を結成し、開発の再開を訴えるキム・ソグ室長の出馬を阻止しようとします。

情報院の局長になったアン・ギソクは1年も消息不明のヴィンチェンツォを捜しています。
チョ社長も情報院の国際犯罪対策局に復帰になりました。

その後、韓国・イタリア修好記念美術展で再会したヴィンチェンツォとチャヨン。
使節団に紛れて入国できたというヴィンチェンツォはマルタ近くの無人島を買ったので招待すると言います。君の部屋もあるよと・・・
「会いたかった」と言うチャヨンに「僕も・・・島でずっとあなたのことを考えていた」と言って、チャヨンにキスをします。
「悪党はとにかくしぶとい、愛することさえも」なんて、ヴィンチェンツォのキザなセリフで幕を閉じました。  おわり


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韓国ドラマ「花道だけ歩きましょう」あらすじと感想、様々な家族の愛

2021-03-19 | 韓ドラ は行、は

韓国ドラマ「花道だけ歩きましょう~恋の花が咲きました~」あらすじと感想、最終回。
本作は、どんな困難にも決して負けない主婦のヨウォン(チェ・ユンソ)、何事にも楽観的ですが心臓病を抱えている養護施設出身の元弁護士のチョンドン(ソル・ジョンファン)、同じ養護施設出身の野心家のジフン(シム・ジホ)、トラブルメーカーの財閥令嬢スジ(チョン・ユミン)の4人が人生を切り開いていくサクセス・ラブストーリーです。
男性陣のジフン役のシム・ジホさんの冷静沈着な大人の男がクールで包容力があって、悪役なんですが悪に成りきれない姿がとても良かったです。またヒロインと絡むチョンドン役のソル・ジョンファンさんはなぜかいつも自信に満ちているところがあり、そんなところがポジティブな生き方につながっているのでしょう。ソル・ジョンファンさんだから嫌味がなく爽やかに感じました。
そして、夫が亡くなり新しい人生を歩むことになった主婦のヨウォン、そしてヨウォンの夫の心臓を移植し新しい人生を歩む元弁護士のチョンドン。そんな2人が運命的に出会い繰り広げる予測不可能なロマンスに胸がときめきますが、新しい恋に対するヒロインの迷いも丁寧に描かれていて、波乱万丈な人生を決して家族や人のせいにしない人の良いヨウォン役はチェ・ユンソさんにピッタリの役でした。彼女、「ルビーの指輪」のイ・ソヨンさんにそっくりですね。
また、ヨウォン(チェ・ユンソ)が嫁いだナム家には「4兄弟スンドゥブ」食堂を運営する絶対的存在である頑固ですが心優しい姑と、トラブルメーカーな夫の義兄で長男イルナム、ガミガミと口うるさい義姉で長女のジヨン、除隊したイケメン末っ子の義弟で三男のイナムたちが嫁のヨウォンを悩ませるのです。そんな個性的な家族のために尽くしてきたヨウォンの姿に共感し、苦難を乗り越えながらも一念発起し自分の人生を歩もうと懸命に努力するヨウォンを応援したくなるようなドラマです。
家族とは何か?・・・実はナム家の4兄弟姉は夫のドンウだけが実の子供でした・・・
血の繋がりを超えた縁をテーマに家族の愛やハプニングの数々など様々な家族の形が描かれています。また主人公たちの兄弟の絡まった恋愛ストーリーも随所に盛り込まれていて視聴者を飽きさせない先が楽しみなドラマで、韓国では視聴率22%を超えた大ヒットした長編ドラマです。
はじめはストーリーも単純でなんとなく筋書きも見えてしまうような意外性はありませんが、中盤から主人公たちのラブラインを中心にますます騒動もプラスされ物語は盛り上がっていきます(笑)愛憎劇のようなドロドロ感はなく、ナム家の偉大な母に感動する観やすいドラマでした。



あらすじ(ネタバレあり)
大学時代、夫のドンウはヨウォンの尊敬する先輩で彼の正義感と真面目さに魅かれ結婚しますが、結婚の条件は家事をしながら食堂「4兄弟スンドゥブ」の仕事を覚えることでした。結婚後は夫の家族の世話をしながら忙しく暮らしてきましたが、やっとの思いでヨウォンは家族3人だけで暮らせるマンションを探し仮契約します。ところが何年も稼いできたマイホーム資金を夫はヨウォンに内緒で義兄で長男イルナムの借金返済に使ってしまいます。二人は喧嘩になりますが、その時夫に仕事の電話がかかってきてすぐに家を出るのですが、その夜、夫のドンウは突然交通事故でこの世を去ります。
1年後、姑は嫁のヨウォンに実家に帰るように言いますが婚家に残ったヨウォン。その後、姑を説得して「ハナ飲料」のネーミング募集に応募し当選したヨウォンは主婦インターンとして入社することになります。ところが、そこの上司が何度も最悪の出会いをして、こじれた関係のチョンドン(ソル・ジョンファン)だったのです。おまけに専業主婦として生きてきたヨウォンは社会生活になかなか馴染めず毎日失敗だらけ・・・チョンドンはヨウォンに絶えずガミガミと注意をします(笑)さらに彼はヨウォンの家の近くに住んでいるので食堂「4兄弟スンドゥブ」にもご飯を食べに来ます。会社でも家でも常に顔を合わせるようになったヨウォンとチョンドン・・・
はじめは最悪の出会いをし、常にもめごとばかりでハプニングの連続でしたが、ふと気が付くとチョンドンはヨウォンに惹かれはじめていました。
その後、ヨウォンが発案した黒糖豆乳が商品化されることになり、だんだん会社で必要な人になってきます。
しかし、ヨウォンの夫の交通事故には「ハナ飲料」が関係していて、その時亡くなった夫の心臓をチョンドン(ソル・ジョンファン)が心臓移植し、その時、手術費の支援を受けた「ハナ飲料」に就職したチョンドンです。
その「ハナ飲料」で二人は親しくなり、チョンドンが彼女に好意を持つようになりますが、そんな時、ヨウォンに子供がいたことを知ります。そして夫が1年前に事故で亡くなったことも・・・
ところがチョンドンは、ヨウォンを見るだけで心臓がドキドキして、ヨウォンが男性と話しているだけで嫉妬し冷たく当たるのです(笑)でもなんとなく、お互いに意識していることがバレバレの二人です(笑)

また一方、すぐに問題を起こす遊び好きでわがままなハナ飲料の一人娘スジ(チョン・ユミン)は父親である社長からMBAの資格を取るためにアメリカの大学に行かされますが韓国に戻って、また問題を起こします。そんな時かならず救ってくれるのがハナ飲料の本部長であるジフン(シム・ジホ)。それもハナ飲料の社長でスジの父からの命令でジフンの役目なのです。おまけにポップアーティストになるから父である社長を説得してほしいと頼み、スジは自分のスタジオを作ってもらいます。そんな彼女にとってジフンはただ便利な人なんです。毎回毎回フォローするジフンが気の毒で超わがままな彼女には腹が立ちますが、ジフンは彼女に愛情があるのでしょうか?ジフンも野心家ではありますが意外といい人なんです・・・
社長である父はジフンを信頼しているので娘のスジとの結婚を望んでいますが、母親は施設育ちのジフンとの結婚は大反対です。
また、スジもジフンよりチョンドンの方に興味を持ちはじめます。またスジのスタジオでアシスタントとして働いているのが、なんとチョンドンの妹ソナでした。またソナは兄のチョンドンとジフンと同じ施設で育ち小さいころからジフンが大好きなので、こちらのラブラインも複雑に絡んでいきそうです(笑)ただジフンはソナのことを妹と思っています・・・

そんな時ヨウォンが発案した黒糖豆乳のパッケージをスジとコラボすることになり、スジはチョンドンたちチームと組むことになりスジはヨウォンに嫌がらせ行為ばかりします。こんな自己中で最低な女見たことありませんが(笑)親も親で子供を溺愛するだけで皆同類な家族です。
観ているこちらの方が不愉快になるほどムカついてきます(笑)ホント!嫌な女なんですが、本作で唯一の悪役なので彼女の悪行が物語を引っ張っていきます(笑)
スジは積極的にチョンドンに近づきますが、そんな時チョンドンはヨウォンに告白しますが、あっけなく断られてしまいます・・・まだ早かった告白でした・・・
その後も心臓移植したチョンドンは疲れが出るとすぐに倒れてしまいます。スジはヨウォンに「あんたは死を招くのよ、チョンドンに関わらないで、犠牲者はあんたの旦那一人で十分よ、あんたがいると不吉なの」とむごい言葉を平気で言います。
ところが、ヨウォンも勇気をもってチョンドンと青信号に向かって歩きだしたいと告白します。
チョンドンは「以前から時々ヨウォンさんを見ると胸がドキドキうずくのです」と言うと「私もです」と・・・ここから二人はラブラブになりますが、これから先多くの困難が待ち受けていることでしょう・・・一つずつ一つずつ乗り越えて二人なら、いばらの道も歩けますねぇ!
と思っていたら、やはり嫁として、まだ夫が亡くなって1年です、家族のことを考えるとヨウォンは自分一人だけの幸せは無理だと感じ、チョンドンに別れを告げます・・・ ところが、チョンドンは「僕は君なしで生きていけない」と絶対にあきらめないと伝えますが、チョンドンの愛を受け入れることができないヨウォンが可哀そう・・・

また一方、ナム家では、三男イナム(ナ・ジョンチャン)は自動車整備の学校に通っているはずがバイクで宅配便の仕事をしていることを隠しています。そんな三男イナムはヨウォンの妹ヨジュと同じ職場です。ヨジュはイナムが好きなんですが、イナムはチョンドンの妹ソナに片想いしています。更にヨジュとソナは同級生で学生時代にヨジュがソナをいじめていてソナはそれがトラウマになって、いまだに克服できずに気持ちの整理がついていません。こちらの複雑に絡む三角関係の行方からも目が離せません。更に長女ジヨンの夫が会社を解雇されナム家で一緒に住むことになりました。姑はそうなったら苦労するのはヨウォンなのでとても心配しています。
また、長男イルナムにはベトナムで事業のために仕方なく結婚した女性チャンがいました。その彼女がイルナムを捜しに韓国にやってきました。そして、偶然「4兄弟スンドゥブ」の食堂で働くことになります。
また、読み書きができないヨウォンの姑にチョンドンはドリルを買って字を教えてあげています。姑は家族に教わるのはなぜか気が引けて字が読めないことを黙っていますが、ヨウォンに「婚家から出て行かないのも、こんな私が心配だからなのね。ありがとう」とヨウォンの手を取って涙ながらにお礼を言います。こんな素敵な姑と嫁の関係を描いた韓国ドラマは珍しいことです(笑)きっと姑は孫ボラムの大好きな絵本を読んであげたいのでしょうね。
おばあちゃん、がんばれ!!
ところが、そんな時に姑は亡くなった息子ドンウの引っ越し資金を使ったのが長男イルナムだったことをはじめて知ります。事故の日、ドンウはそのお金のせいでヨウォンと喧嘩になり、そのまま出勤して事故に遭い、ヨウォンは喧嘩したままドンウを死なせてどれほど悔やんだか知っているので、姑はつらくて泣き崩れます。そして、すぐにヨウォンも真実を知り大きなショックを受けます。



後半、ヨウォンの父親に怪しい綺麗な女性ユンが近づいてきますが、あっという間に家に入り込んで父親にお金を工面してほしいと頼みます。騙されているとも知らない父親はデレデレで情けない父親なんです(笑)本当に男って美人に弱いのよね~

また一方、ジフンはスジに結婚しようと指輪を用意しプロポーズしますが、スジは「友情の証にこの指輪をもらう、まだあなたの愛は受け入れられない」と・・・そして「それでも私のそばにいて」とわがままを言っていますが、ジフンの愛は本物です・・・チョンドンの愛をつかめないスジはジフンまで去っていったら耐えられないのです・・・ 普通に、こんな女のどこがいいの??と、ムカついてきます(笑)そして、今度は父親にチョンドンが好きだから彼と付き合えるように手伝ってほしいと頼むのです。もちろん、チョンドンの心は動きません。

そして、姑と嫁の大きな事件が起こります。ヨウォンは好きな男性がいて別れたという問題で姑との間に亀裂が入り、家を追い出されます。姑はそうしないとヨウォンがここを離れないから心を鬼にして追い出したのです。過去を振り返らずやり直してほしいとの思いで仕方のないことです。これも姑の愛情です。ところが実家に戻ったヨウォンにまた騒動が起きて、父親の怪しい綺麗な女性ユンが家の保証金と父親のタクシー免許と車も売り払い、妹が留学のために貯めたお金も全部持って逃げていきました。詐欺にあった父親は何もできずにただ呆然と立ちつくしています。小さなアパートに引っ越したヨウォンたちですが、更にスジからまた嫌がらせを受けて会社まで辞めることになります。

ヨウォンを最後まで守ってあげられなかったチョンドンはその後苦労するヨウォンの姿をみて「そばにいさせてほしい」と伝えるのですが、ヨウォンはそれをハッキリ断ります。
そんな時、アパートで小火を出し、大家から追い出されたヨウォンたちは、結局、元の婚家に家族全員で戻ることになり、ヨウォンはまた「4兄弟スンドゥブ」の食堂で働くことになります。道端で寝るところを姑に助けられて本当に良かったです。
その後もチョンドンはヨウォンが気になって仕方ありませんが、遠くから見守るしかない辛い寂しい日々がずっと続きます。
また、あらゆる手段を使ってチョンドンとヨウォンを離そうと画策するスジですが、チョンドンのひたすら愛する姿をみて勝ち目がないと分かったスジはジフンと結婚することになります。まったく今までの悪質ないじめはなんだったの??もう~信じられない(笑)
そのスジの家で新婚生活を送ることになりますが、なんと詐欺にあった怪しい綺麗な女性ユンが家政婦としてやってきました。ところが婿としてやってきたジフンを見て驚くのです。ジフンは昔施設に置いたままにした自分の本当の子供だったのです。母のユンはそばにいるだけで幸せなようです。子供のジフンを育てられなかった分、今度はジフンの孫だけは立派に育てたいと思っています。

また一方、ハナ飲料は事業拡大のために地下水が豊富な土地を探し購入していますが、その中に姑の亡くなった夫名義の土地で江原道平昌が重要視されていたのです。姑は借金だけ残して逝った夫に土地なんかないと思っていたので、ハナ飲料のジフンが50億ウォンで売ってほしいと言ってきたことにビックリします。 
ナム家の子供たちはできるだけじらして値をあげようと企み、お金が入る前から浮かれて、テレビや電化製品など無駄遣いし困ったものです。そんな子供たちに姑はきつく𠮟るのです。
そんな時、ヨウォンは夫ドンウの遺品の中から「外国産原料、偽装、必ず暴いて見せる、ハナ飲料」と書かれた手帳を見つけ、夫がハナ飲料を取材していたことを知り、そのことが妙に頭から離れないのです。夫のためにそれを確認しようと少し前にジフンから連絡をもらった土地の件に関わる炭酸水特別チームで正社員として復職することを決めます。また、スジは炭酸水プロジェクトの土地がヨウォンの姑のものだと知り、もし土地が買えないとプロジェクトが失敗になると知ります。ということは、ヨウォンがスジの上に立ったということです。
そして、ヨウォンの炭酸水特別チームとチョンドンのチームが統合することになりますが、別れた二人は気まずい雰囲気で仕事をすることになります。

また一方、ヨウォンはいろいろ調べていくうちに夫の最後の記者としての取材にジフンが関わっていることを不思議に思い、ジフンに「ナム・ドンウ記者をご存じですか?」と尋ねます。そして、ジフンはナム・ドンウ記者の妻がヨウォンだとこの時知るのです。

また姑はお金に目がくらんだ愚かな長男イルナムと長女ジヨンにむかって「絶対に土地は売らない」と激しく激怒します。大金が入り子供たちが働くなることが心配な姑なんです。
ところが、何度も土地のことで喧嘩になり、母の味方をする三男のイナムに長男のイルナムは「血縁でもないお前が笑わせるな」と言い長女のジヨンは「あんたはもらい子なの」と真実を言ってしまいます。イナムは「僕は父さんの子じゃないの?」と言って家を出ていきます。
母は「あんたたちは人でなしよ、謝っても許されることじゃない」と言って心を痛めるのです。
実は長男イルナムと長女ジヨンは前の夫の連れ子ですが三男のイナムは夫の友人の子供で、もらい子だったのです。



その後、炭酸水特別チーム全員が土地がある江原道平昌の説明会に出張になりチョンドンが倉庫で怪我をし入院したことで、ヨウォンとの仲が再度急接近します。二人はやっと素直な気持ちでお付き合いすることになります。超~ラブラブに(笑)それを知った姑も家族を呼んで二人を応援するように言います。

また一方、ジフンは家政婦のユンが実の母だと分かり、「子供を捨てた人間に親の資格はない」と言って、早く家から出ていくように厳しく伝えます。更にヨウォンの家族を騙して詐欺を働いていたことも知りショックを受けます。またスジも家政婦のユンがジフンの実の母だと二人の会話を聞いて知ってしまいますが、意外にもスジはジフンの母をいろいろな面でかばってあげます。

またナム家では、働かないで土地のお金だけを当てにしている長男イルナムとベトナムから来たチャンの間に心臓が悪い息子がいたことをイルナムは知り、「息子がいると知ってもあなたは変わらないでしょう?」というチャンの言葉に大きな衝撃を受けます。
ところが、この日から長男イルナムは真剣に働き人が変わったように真面目になります(笑)
そして心臓が悪い息子チュオンも韓国にやってきます。

その後、ヨウォンの会社での行動を見ていて、ヨウォンが会社に復帰したのは元夫ナム・ドンウ記者が最後に暴こうとしたハナ飲料の不正を捜すためにだったと分かります。チョンドンはナム記者が追っていた真実を二人で一緒に明かそうと言います。
ヨウォンは夫の手帳の中から今度はUSBを見つけ、爽快ケンポナシの産地偽装に関する記事と最初に情報提供したのがケンポナシ納入業者のテヨン社パク社長だったと知ります。
ところが先手を打ってハナ飲料の社長が過ちを認めて責任を取ると言ってきました。
その後、ヨウォンは会社の駐車場でテヨン社パク社長とジフンが争っているところに遭遇し、夫が死んだのはハナ飲料のせいだと知ります。ヨウォンは夫のドンウが無念の死を遂げたのならジフンだろうと社長だろうと必ず責任を取らせてみせると強く心に誓い、ヨウォンとチョンドンの二人は証拠を集めはじめます。そして、ヨウォンは夫の形見の中からペン型の録音機をみつけ、夫は事故後にジフンに助けを求めていたことを知ります。ヨウォンは決して許さない、その身勝手さと偽善に対する報いを刑務所で受けてもらうと涙を流します。ヨウォンは退職届を出します。
その後、妊娠した妻スジを置いて、ジフンは自ら警察に自首します。すべてジフンに責任を押し付けた義父である社長は娘のスジに離婚すように言います。そして、息子が裏切られるかもしれないと感じた実母ユンは書斎に盗聴器を仕掛けました。そして、「これからは子供のために生き方を変えるつもりです」とスジは母ユンから取り上げたその盗聴器をチョンドンに渡します。自分には荷が重すぎると・・・スジは父を止められるのはチョンドンしかいないと思ったのでしょう。スジも子供が授かりすっかり良い人になっていきました。
ところが、その夜チョンドンは何者かに襲われ、意識不明の状態になります。チョンドンは心臓の提供者がヨウォンの夫だと知り、申し訳ない気持ちで心が痛み、また同じくヨウォンもどうしたらいいのかチョンドンの気持ちを待っていたのですが、目覚めたチョンドンは「亡くなったドンウさんにヨウォンさんとボラムのところに行けと言われました」とヨウォンに告げます・・・
亡くなったドンウがチョンドンの背中を押してくれたのですね。
そして、その後、スジの父は殺人教唆、粉飾決済、産地偽造などの容疑で逮捕されます。

最終回、チョンドンは「ヨウォンさんの夫、ボラムの父親になる前に皆さんと家族になりたい」とナム家の母に話してナム家で一緒に住むことになります。
チョンドンはナム家の母に「僕を息子にしてください」と言い、母は「そばにいてずっと見守ってあげる」と二人は嬉しそうに手を取り合い優しい涙を流すのです。
ナム家では家族の皆が少しずつお金を出し合い長男イルナムの息子チュオンも手術を受けることになります。イルナムは「ありがとう、お母さん」と言い、いつもオバサンと呼んでいたことを「俺が悪かった」と後悔するのです。
1年後、スジとスジの母は小さな家に引っ越しましたが、スジは元気な男の子を産み、ジフンの母とも仲良く暮らしています。
また、チョンドンは国選弁護士に、ヨウォンは事務長として毎日忙しく仕事をしています。
僕たちが歩む道は時に険しい、それでも、あなたと共に歩む道が私の幸せの道・・・
そして、二人に赤ちゃんが授かり、幸せなhappyendを迎えました。







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韓国ドラマ「パフューム」あらすじと感想、奇跡のラブロマンス

2020-09-30 | 韓ドラ は行、は

韓国ドラマ「パフューム」あらすじと感想、最終回。2019年作品、全16話。
性格は明るくスタイルは抜群で、モデルになる夢を持っていたミン・ジェヒ。ところが結婚後ストレスから激太り、おまけに夫の浮気に悩まされる毎日!
そんなある日、自殺するつもりが突然届いた謎の香水を振りかけると若かったころのスリムな姿に戻っていたのです(笑)名脇役で有名なハ・ジェスクさんが変身前のぽっちゃり女子ジェヒを演じ、変身後のスタイル抜群のモデル役イェリンにはコ・ウォニさんが登場。
二人一役で突然の奇跡に戸惑いながらも巡ってきたこのチャンスを必死に掴もうとするヒロインを好演!今までもダイエットや整形で美しく変身する作品はたくさんありましたが、香水とは・・・驚きです・・・(笑)また変身後のイェリンと最悪な出会いをしロマンスに発展するファッションデザイナーのイド役には鋭い目で冷酷な役を演じたらピカイチのシン・ソンロクさんが扮し、役柄も本人もかなりの個性派キャラですが(笑)本作は今までのイメージチェンジを図った初めてのラブコメです!
そのシン・ソンロクさん演じるイドは過去のトラウマからいろいろなアレルギーを患っていて繊細過ぎるイドと秘密を抱えるイェリン二人の関係が中心になって描かれていきます。
更にイドを憎み復讐を狙っている韓流スターのミンソク(キム・ミンギュ)やイドの元恋人のジナ(チャ・イェリョン)も加わり予想外の展開に物語は進んでいきます。この韓流スターのミンソク役のキム・ミンギュ君26歳がかなりのイケメン(笑)そろそろ主演級の俳優さんになるのでしょうか?次回作が楽しみです!
本作は女性が夢見る人生逆転のシンデレラストーリーとなるのでしょうか?ヒロインのジェヒが香水を使い切るまでのタイムリミットは1年。そしてその香水の効き目は12時間ですぐに元のぽっちゃり体系に戻ってしまうので、毎回ヒヤヒヤものです(笑)バレずにその残された時間内にジェヒはモデルの夢を叶えることができるのでしょうか?彼女を応援したくなるドラマです!

あらすじ(ネタバレあり)
夢を諦め結婚後、夫と家族のために生きてきたジェヒ(ハ・ジェスク)。出産後、体重が100キロを超えると夫に浮気され人生に絶望したジェヒは、夫を殺し自殺を図ろうとします。そんなジェヒの元に突然、宅配便の老人から小包が届き、中には香水が入っていました。
何気なく香水をつけたジェヒはスタイル抜群の過去の自分に変身します。その後、洋服店に行ったジェヒは偶然、天才ファッションデザイナーのイド(シン・ソンロク)に出会いそこでファッションショーのステージに立つことになります。
イドのファッションショーの後、自宅に戻ろうとしたジェヒでしたが、なんと夫のテジュンが愛人と一緒に家に入っていくところを目撃します。家に帰ることも出来ず外で過ごしていましたが、なんと香水の効果が切れて元のぽっちゃり体系に・・・ジェヒはもう一度香水を振りかけてイドの元を訪れ「どうか仕事をください」とお願いする彼女にイドは嫌々ながら家政婦として雇うことにします。
奇跡の香水の力で人生をやり直すチャンスを得たジェヒは、イェリンと名前を替えイドの家で家政婦として働くことになりました。完璧に家事をこなすイェリン(コ・ウォニ)に気難しい性格のイドも次第に心を許していくのです。
またそんな時イェリン(コ・ウォニ)は香水の効き目が12時間であることを知り、その香水はあと1年分だけ残っています。事務所に入ったイェリンは残された1年でモデルの夢を叶えるために努力を続けますが、同じくモデル志望の中に自分の娘のジンギョンもいます。
やはり母娘なんですね!目指すところは似ています。またイドはなぜかそんなイェリン(コ・ウォニ)が気になって仕方ありません。イェリンも前からイドの優雅なドレスを見ながら別世界の物みたいでそれを着れば自分も同じ世界に行ける気がする強い憧れがありました。お互いに惹かれあうところがあったのです・・・ところがイドの家で秘書のジュニョンに太っている姿を見られてしまったジェヒは、仕方なく自分の正体を秘書に打ち明けます。
もちろん秘書のジュニョンも訳がわからず、その時突然の告白に動揺したジュニョンは誤って大事な香水を落としてしまい中身が半分になってしまいます。これで香水の効果は半年になってしまったのです・・・また、その香水の奇跡はイェリンにしか起こらないのですが、でも一体どうしてイェリンの所に香水が届いたのでしょうか?不思議なことです・・・??
また一方、韓流スターのミンソク(キム・ミンギュ)はモデル事務所の理事ジナ(チャ・イェリョン)に「また、付き合おう」と告白しますが、ジナの心はずっとイドに向かっていて、徐々に変わっていくイドの行動に焦りを感じているジナです。
そんな時、韓流スターのミンソクとジナの不倫報道を隠すため、ミンソクの事務所はわざとイェリンとの熱愛報道を流したためにファンたちは大騒ぎになります。事情を知ったイェリンはピンチに陥ったミンソクを助けるためミンソクと交際しているカップルを演じるのです。イェリンにとってはファンだった大スターミンソクですが、本気になった彼に説教するところは母親のようです(笑)その二人の関係に嫉妬するイドですが、なぜここまでイドはイェリンに執着するのか?それはイェリンがある女性に似ているからなんです・・・ 
そんな中、世界コレクションに参加するため若手デザイナーのオーディションを受けるイェリンですが、すべて落ちてしまいます。それをイェリンを愛し始めた大スターミンソクが助けようとしますが「死ぬ前に一度だけでも自分で何かを成し遂げたいから私を助けないで」とイェリンは断ります。
後半、イドは子供のころ、ミン・ジェヒに湖で溺れているところを助けてもらったことがあります。イドは「今度は僕が助けるよ、絶対に忘れない、たとえどんな姿になっても、どこにいようと必ず見つけ出す」とジェヒと約束します。現在のイドは初恋の相手に似ているイェリンが気になって仕方ないのですね!
その後、イドとイェリンの間に性接待疑惑が浮上し、記者会見を開くことになったイドは記者たちに二人の関係を聞かれ「彼女を愛しています」と答えますが、この会見でイドとミンソクが兄弟だったことが発覚します。これには私もビックリでした(笑)次の日の新聞には「ミン・イェリンの本当の恋人はどっち?兄弟の乱、史上最悪のスキャンダル」と大きな見出しが・・・そして三角関係騒動に巻き込まれてしまったイェリンです。
ミンソクはイェリンを渡さないと宣戦布告し、イェリンがいるイドの家に引っ越してきます(笑)



なぜかお互いを憎み合う兄弟。彼らは同じ女性を好きになってしまったのです。不安と嫉妬と増悪は兄弟の溝を更に深めていきます。
恋のライバルになった兄弟は一歩も引けない争いがはじまります。ところがそこに彼女の元夫も絡んできて、もう大騒ぎのストーリー展開になってきました(笑)果たしてこの愛の終着駅はどうなるのでしょうか?と思っていた時、イェリンが妻のジェヒだと確信する夫のテジュンはモデルのイェリンの控室に忍び込み香水を奪っていきます。
香水をなくしてしまったイェリンは妻のジェヒの姿のままイドと対面してしまいます。イドは初恋の相手ジェヒに「大丈夫なのか?こんな人生で、本当にいいのか?」と話しかけます。ジェヒは「なんでイドが私のことを?知っているの?」「あんまりだ、分からないのか?」と・・・
そこへ夫のテジュンが現れ、今度は香水を巡ってテジュンともみ合いになります。間一髪のところでイドに助けられ、イェリンの姿に戻り難を逃れるのです。
一方、ミンソクはイェリンがジェヒかもしれないという思いに悩み苦しむのです。そんな中、イドはジェヒとイェリンと二人の女性の間で揺れ動く自分の気持ちに困惑するのです・・・(まだ同一人物だとは知らない)
そして、ついにぽっちゃりジェヒへ一世一代の愛の告白をしたイドでしたが、ジェヒはイドのためを思い冷たく突き放すのです。
一方、香水の力で変身を繰り返していたイェリンの体についに異変が起きはじめます。そして極楽運輸という差出人から香水の秘密を探ろうと香水を届けたある老人を捜し始めたイェリンと秘書のジュニョンはついに老人を見つけ出すことに成功します。ところが家族はその老人が認知症だと言います。
そんな中、撮影中に危険な目にあったモデル仲間を助けたイェリンが怪我をしたことでイェリンとイドの仲が急接近しラブラブになり、イドは僕のそばにずっといてほしいと告白します。ところがイェリンが夫のテジュンに連れ去られるところを娘のジンギョンが目撃し、イドに連絡します。
イドはイェリンを助け出しますが、その時イェリンはジェヒに変わってしまい、ついにイェリンの秘密を知ってしまうのです。イドはあまりにも非科学的すぎる光景に困惑しますが(笑)、ジェヒが生き延びるために奇跡の香水を見つけ出そうと奮闘するのです。そんな中、すでに夫と離婚したジェヒと暮らしているイドは突然倒れて意識不明になってしまったジェヒを看病します。ジェヒを見守るイドは奇跡の香水について20年前のある事実を思い出します。その香水は昔、奇跡の香水工房でイドがジェヒのために作った香水だったのです。それが20年経ってジェヒの元に届いたのです。
最終回、残りの香水でイェリンの姿に戻った彼女はイェリンの姿で世界コレクションのショー当日を迎えます。しかし、そこに夫のテジュンが現れ、大事な香水を割られてしまうのです。
幸い香水をつけた直後だったため2人の夢であったショーは無事に成功します。ところが12時間たって香水の効力を失ったジェヒは、突然、姿を消してしまうのです。
イドはジェヒを必死に捜しますが、ジェヒはなぜか?香水工房に来ていました。そこには例の老人がいて「実は私は人間の生を助けるシステムのようなものです」と言います。そして「自殺は大罪だが運命の相手に会えなかったことが気の毒で機会を与えることにした。遅くなったがソ・イドさんからの香水を届け出会うべき相手と出会ったのです。この半年で君は随分変わった。もう一人で立ち上がれる。これから堂々と運命を切り開きなさい」とジェヒに伝えます。そして時間がかかりましたが愛し合っている二人は再会をします。イドはモデルのイェリンにもぽっちゃりなジェヒにもピッタリの指輪だと言って自分がデザインした指輪を贈ります。

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韓国ドラマ「ハンムラビ法廷」のエル、役作りへの努力を語る

2019-09-11 | 韓ドラ は行、は

韓国ドラマ「ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~」
あらすじとエル役作りへのコメント。
INFINITE エルとドラマ「花郎<ファラン>」Araが夢の共演を
果たした2019年最高の胸キュン・リーガル・ラブコメディドラマ。
<見どころ>
・エルが、成績が良すぎてソウル大法学部に入り判事になったという
 エリート役を好演!
・同名の原作となった小説の作家であるムン・ユソク判事が実際に
 台本を執筆した
・タイプが全く違う2人の判事、エルとAra。最初は理解できないが、
 だんだん相手の存在が気になって仕方なくなり、2人の心が
 接近していく様子は、胸キュン必至。
・どこにでも、誰にでもありそうな題材で、見る人の共感を
 100%得ること間違いナシ!
<あらすじ>
判事としての第一歩を歩み始めたパク・チャオルム(Ara)。初出勤した日に偶然再会したのは、高校時代の先輩イム・バルン(エル)だった。彼と同じ法院民事第44部に配属されたチャオルムは、高校時代と打って変わって、中途半端な善意よりも原理原則が最優先の超エリート判事バルンの姿を目にすることになり……。正義感が強く「強い者に強く弱い者に弱い裁判所」を夢見る理想主義のチャオルムと、原則主義者バルン、そして世間の重みを知る現実主義の部長判事ハン・セサン(ソン・ドンイル)。個性豊かな3人の判事が、法を執行する前の悩みやその重さについて本気でぶつかり合いながらも理解を深め、事件解決に突き進む――!



エルが本作の役作りについて語りました。
――バルン判事を演じて感じたことは?
エル:僕が思うに判事というのは、外見からくるイメージとは違って、心を使う職業です。ドラマのプロモーション映像にこんなセリフが出てきます。「法服を着たら表情は消すべきだ。でも心まで消すべきじゃない」。
このセリフは本当に、判事役を演じる僕の心に響きました。見た目は不愛想なバルンが法壇の上から判決を下す時、顔には出さなくても心の中では当事者に共感を覚えている、そういったことについて、このドラマでは多くのことを学べたと思います。
――脚本を執筆したムン・ユソク判事と話したことは?
エル:ムン判事とは台本の読み合わせもしましたし、実際に裁判所にも会いに行きました。そこで、僕が演じた右陪席判事(※法廷で裁判長の右に座る判事。裁判長に次ぐキャリアがなる。左に座る左陪席判事は若手が多い)の方々の仕事も見せてもらいましたし、法廷での普段の姿や裁判中の様子も観察しました。
台本があがると、ムン判事と連絡を取って、この部分はどう演じたらいいですかと演技の相談もしましたね。そのせいか、「君はイム・バルン、そのものだよ」とムン判事から褒めていただいたこともありました。少しでも原作に近づけるよう、努力してイム・バルンを演じました。
――見どころをお教えください。
エル:最初は対立していたバルンとチャオルムが、影響を受け合いながら一緒に成長していく過程が見所です。それから作品中のセリフを引用して言います。「僕たちは笑って撮影を終えられました」。(※第5話に「我々は笑って撤収できます」というセリフがある)
監督をはじめ多くのスタッフ、俳優の方から、多くのことを学べました。事前制作でいい出会いもあり、幸せな現場だったと思います。ぜひ皆さんもこのドラマに関心をもち、ご覧いただけたらと思っています。どうぞよろしくお願いします。


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「バッドガイズ2」あらすじと感想、男たちの痛快アクション

2019-08-14 | 韓ドラ は行、は


韓国ドラマ「バッドガイズ2」悪の都市、あらすじと感想、最終話
2017年作品、全16話、2014年にパク・ヘジン、キム・サンジュンらが
出演し大ヒット名作ドラマ「バッドガイズ―悪い奴ら」の第2弾!
前作と同じく舞台はソウォン市ですが、まったく異なるストーリーが
展開されていきます。更に出演者にはパク・チュンフン、チュ・ジンモ、
ヤン・イクチュンという韓国映画界を代表する名優たちが大集結し
物語をよりパワーアップした痛快アクションドラマに作り上げて
います。私の大好きなジンモさん出演ドラマですが、同じ名前の
チュ・ジンモさんもソウォン地検長イ・ミョンドク役で出演されて
いますのでお間違いのないように!(笑)
物語はお金と権力で特権階級に堂々と居座っている悪い奴らを
懲らしめるという悪を悪で懲罰する痛快アクションドラマです。
悪の財閥がお金で検察や警察を仕切り、そこにやくざが出てくる
まぁ~よくある韓国のやくざ映画のような乱闘シーンが多い
荒っぽいドラマで女性好みの作品ではないですね・・・多分・・・
ただ、パク・チュンフン、チュ・ジンモ、ヤン・イクチュンという
名高い俳優たちが演じる劇中の屈折した役柄は強烈な存在感を残し、
本作も心に残る名場面が数多くありました。
さすが、身に備わる貫禄は素晴らしい俳優さんたちです!
また、私生活で6月に結婚式を挙げたジンモさんですが、本作で
共演されたパク・チュンフンさんも式に列席されインスタに
写真をアップされていましたね! (笑)
後輩想いの素晴らしいパク・チュンフンさんです!!




600億ウォンの横領背任の疑いがある悪のチョ会長の逮捕状が
証拠不十分で棄却されました。
ウ検事(パク・チュンフン)はミョンドゥク地検長から、
ソウォン市一の悪徳企業家であるチョ会長を逮捕するように
命令を受けます。
そしてその悪の会長を捕まえるチームの仲間は自分で探すという
条件を出します。
悪を悪で懲罰しようとするウ検事(パク・チュンフン)は、昔東方派の
やくざで今は市場で小さな食堂を営む喧嘩が強いホ店長(チュ・ジンモ)、
また癖のある刑事のソンチョル(ヤン・イクチュン)、ソウォン地検に
移動したばかりの検事のジンピョン(キム・ムヨル)、最後に合流する
ガンジュ(ジス)たちを集め始めます。
悪のチョ会長を捕まえるために皆はチョ会長の賄賂関係の
証拠を探すため危険な仕事をすることになりますが、前半は検事の
ジンピョン(キム・ムヨル)の登場が多く、一見真面目で普通の
ジンピョンですが、なぜウ検事(パク・チュンフン)が彼を仲間に
引きずり込んだのか彼の過去とそこに隠された謎が次々と
明かされていき、彼に関心が集まります。
はじめこの役はカン・ハヌル君に決まっていましたが、急に入隊発表が
あり降板になりました。私は大好きなジンモさんとカン・ハヌル君
二人の共演を楽しみにしていたのでとても残念でした。
本作はジンモさんの出番も少なかったし2倍寂しかった・・・
でもジンモさんが自分自身を取り戻そうと悪と戦う力強い男は
ジンモさん独自のカリスマ性が魅力的で超~カッコよかったです(笑)
またその検事のジンピョン役のキム・ムヨルさんですが、彼が演じる
心の傷を背負っている男の悲しみが細やかに描かれていて彼の
気迫ある演技に夢中になるほどの高い演技力に感心します。 
ところが残念なことに後半過ぎ事故で亡くなってしまいます。
またウ検事(パク・チュンフン)は悪のチョ会長の指示で仲間の
女性のピルスンと捜査官までも殺されてしまうのです。
仲間たちが次々と亡くなっていくウ検事(パク・チュンフン)の
つらい心情が痛いほど伝わってきますが、彼らのためにも
悪い奴らを早く懲らしめてほしいですね!

またその悪徳企業家のチョ会長はお金と権力で市議会議員や判事や
警察まで自分で操っている男です。
そして自分を捕まえたければ「次から真実を明かす奴より、捏造する奴を、
そして自分よりも一歩早く動ける奴で、自分より悪いことをしてきた奴
もっと悪いことをしそうな奴を連れてこい」とウ検事に言います。
法、秩序、正義では悪は捕まえられないということです。
悪のチョ会長こそが法を支配する人間なんですから。
きっと彼は正義なんて見たことないでしょう。
ところが、悪のチョ会長の賄賂関係の証拠を探し続けていた時、実は
命令を出していたミョンドゥク地検長がチョ会長とウ検事の間に立ち
二人を戦わせていたことが分かります。
ミョンドゥク地検長はチョ会長と組むふりをしてチョ会長と同じく
悪の市長を一気に捕まえて自分の手柄にしようと考えていたのです。
その後も刑事のソンチョルやガンジュ(ジス)も罠にハマり、ウ検事や
ホ店長(チュ・ジンモ)は助けに行くのですが、犠牲や危険はつきもの、
そう簡単にはいきません。まぁ~いつもの通り警察側にはスパイがいて
イライラします(笑)



後半過ぎ、この世界は誰が味方で敵なのか?誰も信じることが
できません。
またいつ自分が殺されるのか結局、刑務所に入ったほうが安全かもと、
汚い仕事を引き受けていたやくざたちが自分一人の罪になることを
恐れてウ検事に逮捕されます。
最後までチョ会長を助けるペ市長ですが、見返りにもう一度
当選するように手伝ってほしいと頼みます。ところが再開発の不正が
暴かれ次の選挙で市長になるのが危うくなった市長。
そこへアメリカから政治顧問の仕事をしているペ市長の姉の娘
セギョンがやってきます。このペ市長の姉は市長である弟を利用して
利益を上げようとするような悪女です。
でもなんで、ここでペ市長の姉の娘のセギョンが登場するのか意味が
分かりませんが(笑)ただただあっけにとられてしまい、今までの
物語の流れの印象がど~んと一気に下がった気分になりました(笑)
都合の良いストーリー展開だなぁ??と思ってしまった・・・
またここで悪役が姉と娘の二人増えることに・・・
政治顧問の仕事をしている娘のセギョンはチョ会長に指示を出し
チョ会長は仕方なく再開発から手を引くことを世間に発表します。
そして、その日にチョ会長の部下だったキム専務が自殺しすべて、
自分がやったことだと遺書を残します。
そのキム専務を殺せと指示をしたのはセギョンで、キム専務を
殺したやくざをつかい今度はキム専務を殺した犯人を追っていた
刑事のソンチョルまで殺してしまいます。
ところがペ市長たちの再開発不正に関する会話を盗聴していた
ソンチョルは自分が殺される前にそのメモリーカードを口の中に
飲み込みます。
ソンチョルは自分が死んだあと解剖の時に体の中から証拠が
発見されることを考えていたのです。
最終回、
それでも最後まで悪のチョ会長は「私を捕まえられない!積み上げて
きたものがある!金は簡単には倒れない!」と言います。
ところが金で結んだ縁は簡単に倒れ、誰も助けてはくれないのです。
そして、再開発に絡む秘密の録音が発見され世間は驚きの波紋を
呼んでいます。検察庁はチョ会長、ペ市長をはじめとする関連人物を
召喚すると発表!
海外に逃げようとするセギョンも空港で逮捕されました。
事件がまとまり、最後に残ったウ検事(パク・チュンフン)、
ホ店長(チュ・ジンモ)、ガンジュ(ジス)の3人は、
ソンチョルのお墓を訪れます。
そこでウ検事は二人に「また仕事があったら手伝ってくれるだろう?」
と微笑みます・・・
悪の都市は消滅しましたが「バッドガイズ」の活躍はまた次の
新たなスタートを予感します!







◉韓国ドラマ「わかっていても」あらすじと感想、最終回。好きが止まらない!

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韓国ドラマ「ハベクの新婦」神様の恋、あらすじと感想

2018-08-20 | 韓ドラ は行、は


韓国ドラマ「ハベクの新婦」あらすじと感想、最終回
2017年作品、全16話
父親から捨てられたと思っているソア(シン・セギョン)は精神科の
病院を経営しながら休む間もなく働いています。
そんなある日、ソアの前にハベク(ナム・ジュヒョク)と名乗る青年が
現れ、自分は水国の神様であり時期王になる跡取りであると自分の
身分を告げます。
そして後継ぎの認証に必要な神石を集めるために人間界に来たことと
ソア(シン・セギョン)は代々神に仕える運命であることを教えます。
正直、意味が分からないソア(シン・セギョン)ですが、いきなり
「目覚めよ」とキスをしてきたハベク(ナム・ジュヒョク)に戸惑い
怒りますが、その日からソアの周りで不思議な現象が起こり、やっぱり
自分とハベクは何かで結ばれていることに納得はしたものの、神様で
あるハベクが人間界で生きていくにはあまりにも世間に無知で(笑)
常識がなく、すべてに万能な神様とは違って、一緒につきあって
いくのも疲れてしまうありさまです(笑)
おまけに、水国の大司祭からなぜ王になるための神石を人間界に
置いたのか?
その答えを見つけるように宿題を言い渡されたのに、肝心の神様の
神力を人間界に来て無くしてしまったハベクです
また人間界で神石を持っている神界三国の守護神であるムラ(クリスタル)、
ビリョム(コンミョン)、ジュドンたち3人もなんと神石を無くして
いたのです。(笑)それをハベクには内緒にしていますが、いずれ
バレるときがくるでしょう・・・
そして、
「これは運命だ!」と言う水国の神様ハベク(ナム・ジュヒョク)の
人間とかけ離れた価値観を持つ神様との日々は人間界の女性ソア
(シン・セギョン)にとっては戸惑うことばかり・・・
それでも一緒に暮らすうちに少しずつ心は通い合っていきますが、正直
神様との恋は前途多難! ロマンチックなのかそれとも迷惑なのか?
はたして・・・神様との恋って、うまくいくのでしょうか?(笑)

今最も旬で話題作「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」で第13皇子を
演じたナム・ジュヒョク君。
涼しげな顔立ちと抜群のスタイルは本作の神様役を演じるには
ピッタリの役柄だと思いました。
まったく、神様のくせに弱い姿も見せちゃって、ホント!
思わずときめいてしまう可愛い神様です・・・
またトップ女優シン・セギョンさんとの共演は年下ツンデレ王子の
愛の表現がメッチャ可愛くて、彼にとってとても大きな励みと自信に
つながった共演だったと思います。主演を演じるまでに成長した彼の
今後が超~楽しみです。



また、なにかとトラブルを起こしながらも、ハベクとソアの心の
距離は次第と近づいていきますが、ハベクが捜している神石を持つ
水国の神ムラ(クリスタル)はずっと前からハベクに片思いしており
二人の仲がおもしろくありません。
人間界で女優として活躍する水国の神ムラ(クリスタル)は人間の
ソアにばかり関心を持つハベクが憎たらしいのです。なぜ神の自分を
見てくれないのか腹立たしいのでしょうね。
でもムラを心から愛する天国の神ビリョム(コンミョン)がいます。
ビリョム(コンミョン)はちょっと身勝手なところがあり、なにかと
トラブルを起こしますが、ムラへの愛は本物です。
でもこの二人、神石を無くしています(笑)

また一方、人間であるソアとの立場の違いがあまりに大きいハベクの
ライバルにソアが所有する土地の売買を巡るトラブルでソアと出会う
リアンリゾートの代表であるシン社長(イム・ジュファン)が登場。
ソアを愛するようになり、神様のハベクより人間同士恋に落ちる方が
現実的のようですが、なんとシン社長にも秘密が・・・
それは・・・シン社長が人間と神の間にできた子供で神力をもって
いるので人間と呼ぶのも違っています。
なので、誰からも歓迎されない存在なので正体を隠して生きています。
その神力を良いことに使ってくれればいいのですが、ハベクはそれを
心配しています。
でも、シン社長(イム・ジュファン)はソアのために良い人間に
なろうと努力するはずです。
だって、シン社長もこの人間界で、はじめて抱いた切実な欲望が
ソアだったのです。そして彼は正々堂々とソアの愛を得る
つもりでいます。
本作のイム・ジュファンさんは半人半神という難しい役柄ですが
細やかな心の心理や顔の表情など、彼独自の迫真の演技は
素晴らしかったです。
私は個人的にイム・ジュファンさんの主演ドラマ「タムナ」が
大好きです。この時のジュファンさんのツンデレも最高でした(笑〉



とうとう、ビリョム(第一の神石)とムラ(第二の神石)とジュドン
(第三の神石)3つの神石が揃いハベクは王になるために人間界を
去ることになりソアに熱い熱いキスをします。
一人残されたソアは心の痛みを紛らわすために仕事の量を増やし
ハベクのことを考えないようにしています。
ところが一度戻ったハベクでしたが、また新たな任務を受けて
人間界に下りてきました・・・でも、そんなのどうでもいいことで
ハベクはソアときちんと別れるためにきちんと愛したいと思い、
戻って来たと言います。



最終回、
ハベクがソアのお父さんを見つけたと彼女に話します。
お父さんは昔ソアが川に身を投げた川の底に眠っていたと・・・
あの日、お父さんが韓国に戻った日、お母さんの知らせを聞いて
お墓に向かう途中に願いを叶えるジュドンの紋章を拾います。
お父さんの願いはソアに会うことで、あの日ソアが川に身を投げる
直前お父さんは紋章の力に導かれ川に飛び込むソアを見て自分も
飛び込みソアを助け自分が死んでいったのです。
娘を守った父でしたが・・・・
父に捨てられたと思っていたソア・・・
そして、父に会いたいという願いを叶えてあげられなかった
ハベクはソアのために悲しい涙を流します。

そしてハベクは自分が水国へ帰るための神力をソアのために使い
川の底にいるソアの父に会わせてあげようとします。
それはハベクの命が消滅するということです・・・
自分の命と引き換えにソアの願いをかなえてあげるハベク・・・

ソアはハベクが神力を失うと水国に戻ることができず、ハベクの
命が消滅してしまうことを知り、もちろん反対します。
ところが、ハベクはソアをきつく抱きしめキスをしながら神力を
ソアに与えます。ソアは強く拒否しますが、すでに神力が
ソアの体に移され、二人は川の中へと泳いでいきます。
結局ソアは、父の遺体を川底から収拾して地上に埋葬します。

ソアは召使の紋章があることを思い出し、その紋章を使いハベクが
水国に戻ることができるようにと願いをかけようとします。
その時、水国の大司祭が現れてハベクが
「なぜ神石が人間界にあるのか」に対する答えを見つけると、
任務を全うしたことになるため、水国に戻ることができると
教えてくれます。
ソアはその代わりに、紋章に「ハベクとここで私が死ぬまで
一緒に暮らせるようにしてほしい」という願いをかけます。

そしてハベクは水国に戻って王になる即位式を延期し、再び
人間界に戻ってソアのそばで暮らしはじめ、
すべて、happyEndで終わりました・・・















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韓国ドラマ「花遊記」悟空はいい奴?あらすじと感想

2018-06-04 | 韓ドラ は行、は

韓国ドラマ「花遊記・ファユキ」あらすじと感想、最終回
ドラマ「君たちは包囲された」でタッグを組んだチャ・スンウォンとの
再共演を果たしたイ・スンギの除隊後の復帰作です。
題材は有名な「西遊記」をモチーフにした物語で、正体を隠した
妖怪たちが、それぞれのキャラクターに溶け込んで魅力的に
描かれています。
特に孫悟空(イ・スンギ)と三蔵法師(オ・ヨンソ)の愛を繋ぐ緊箍児
(きんこじ・孫悟空の頭の金の輪・ここでは腕にするブレスレット)が
重要なアイテムとして使われていて、二人の愛の行方に注目です。

幼い頃から妖怪が見えるソンミ(オ・ヨンソ)は偶然出会った牛魔王
(チャ・スンウォン)からあるモノを取ってきてほしいと頼まれ五行山へ
行くことに。ところがそこには500年もの長い間封印された孫悟空
(イ・スンギ)が閉じ込められていました。ソンミは「ここから出して
くれたら君を一生守ってあげる」と言ってくれた孫悟空の言葉を信じ
彼を助けるのですが、ずる賢い孫悟空はソンミを裏切り逃げて
しまいます。
それから25年後、ソンミは自分の能力を使っていわくつき物件の
不動産屋を運営しながら自分を騙して消えた孫悟空を密かに探し
続けています。
そんな彼女の前に再び孫悟空が現れますが、彼の狙いはソンミの血。
ソンミは孫悟空の封印を解いたせいで妖怪が飲めば強い力を得られる
という三蔵法師の血とその使命を受けついてしまったのです。
ところが三蔵法師からは蓮華の香りがするといい、その蓮華の花の
匂いが悪鬼を呼び、次々と三蔵法師の血がほしい妖怪たちに
狙われるのです。
そして3話でグンちゃんが登場します(笑)
牛魔王(チャ・スンウォン)のところには三蔵法師を一緒に食べよう
と妖怪たちからのたくさんの電話がかかってきます。
その時、黄金の羽根を誇る孔雀の妖怪(チャン・グンソク)が現れ
僕にも一口食べさせてくれと言います
牛魔王は「海外で撮影中だったのでは?」と質問しますが、孔雀は
「ドバイで追撃シーンを撮影している時に来た。本当に一口だけ
食べて帰る」と迫ってきます。
牛魔王は「孔雀(チャン・グンソク)、三蔵法師を料理して食べる
気はない」と話します。
孔雀(チャン・グンソク)は、「1人で食べるのか? 魔王、1人で
食べて骨だけはほしい。最近妖力が落ちて羽根に艶がないから」と
愚痴をこぼしますが、牛魔王はマスカットのキャンディーを渡し
「これを食べて帰れ」と断ります。グンちゃん残念でした。
この時、チャ・スンウォンさんがグンちゃんに渡すマスカットの
キャンディーが下の写真です。東京の新大久保で売っていました。



その後牛魔王(チャ・スンウォン)は三蔵法師を守るために
孫悟空(イ・スンギ)に緊箍児(きんこじ)をつけさせ三蔵法師を
守ろうとします。ふつう「孫悟空」は頭に緊箍児をはめて
痛みを与えて従わせてきましたが、三蔵法師が渡した緊箍児は
新しい型のブレスレットで体ではなく心を縛るもので緊箍児が
もたらす力は「愛」だったのです。(笑)
緊箍児(きんこじ)をつけた孫悟空は三蔵法師を守る愛の奴隷に
なってしまいました・・・
でも孫悟空がこのブレスレットの緊箍児(きんこじ)をつけなければ
ならない過程が実によく作られていてそのストーリーのひらめきに
感心します。



昔、子供だったソンミは五行山にいた孫悟空を解放したせいで三蔵法師に
なってしまい、妖怪たちはその三蔵法師の血を飲むと大きな力が湧いて
くると知り次々と妖怪たちが襲ってきます。それを孫悟空が守護者と
なって救ってくれるのですが、すべて彼女を守ることは緊箍児(きんこじ)
のせいなので早く三蔵法師がいなくなればいいと思っています・・・
そして、孫悟空はいい奴なのか?それとも悪い奴なのか?彼の態度を
見ていると「どっちなの?」とずっと考えてしまいます。(笑)
自分の封印を解いてくれた三蔵法師(オ・ヨンソ)は恩人なのに
孫悟空は傲慢でオレ様的なところがあって性格は最悪です!
でも弟分の沙悟浄や冬将軍とは仲が良くて慕われています(笑)
これからだんだんと彼の良さがわかってくるでしょう・・・
そして後半から牛魔王(チャ・スンウォン)の策略で愛で相手を
しばりつける緊箍児(きんこじ)をつけられてから二人の関係が一転。
守るだけの相手だったのですが、それも次第に変化していき心から
愛する人に変わっていきます・・・
本作はこうして妖怪たちを退治することと二人のラブラインが描かれた
ただそれだけのドラマで正直なところ延々として進まないドラマ展開に
イライラし、煮え切らない主人公にがっかりで期待外れなドラマでした。
この西遊記という題材が大きすぎて、逆に物語の進行を邪魔する障害に
なったのでは・・・??
それに加え、本作にはイラっとするような最強の悪役も登場する
ことなく、すぐに退治できる妖怪が出てくるだけです。
唯一ゾンビ少女アサニョと政界進出を狙っているカン・デソンが
悪役として登場しますが視聴者がドキドキハラハラするには今一歩
足りない存在感の薄い悪役でした。
また、辛口コメントになってしまいましたが、これはあくまで私の
感想です。スンギ君ファン、チャさんファン、ホンギ君ファンには
必見のドラマだと思います。



また一方、孫悟空(イ・スンギ)と暮らしている牛魔王
(チャ・スンウォン)はある人物が転生した先を知るために仙人を
目指しているので悪事を働くことができません(笑)
本当は三蔵法師(オ・ヨンソ)の血がほしいと思いますが我慢する姿は
爆笑ものでそれにちょっかいだすのがいつも孫悟空(イ・スンギ)
なんです(笑)喧嘩ばかりしている二人なんですが、その関係は深く
とても奇妙な間柄です。二人の息の合った掛け合いは見どころの
1つですが、次第に明かされていく真実にも注目!
いつ見てもチャ・スンウォンさんは貫禄があって素敵ですね・・・
チャ・スンウォンさんのラブコメドラマ「シティホール」、
「最高の愛」は私の中で名高い名作です~!!(笑)
もう一度見たいお勧めのドラマです!!
そして最後に猪八戒役のホンギ君ですが、まさに豚の妖怪役は
彼そのものでハマり役です(笑)牛魔王の事務所に所属するスター役
ですがお調子者ですが世話好きのところもあり、結構情報通で
役に立つ存在です(笑)とにかくホンギ君は見ていて可愛い~~
ホンギ君ファンのお友達は出番が少ないとぼやいていましたが
私はそれなりに活躍していたと思います。




(kstyle)より19話、最終回のあらすじ
第19話では孫悟空(イ・スンギ)と一晩を過ごす三蔵法師(オ・ヨンソ)
の姿が描かれた。
この日、三蔵法師は孫悟空を心から忘れることができず、結局彼を訪ねた。
孫悟空もまた、愛を告白する三蔵法師を受け入れ、2人はお互いの
気持ちを確認し、初夜を過ごした。
三蔵法師は続けて「愛している」と告白し、最初から自分の心を
話さなかったことを後悔した。

最終回、
孫悟空(イ・スンギ)が、死んだ三蔵法師(オ・ヨンソ)を探すために、
冥界に旅立つ姿で幕を下ろした。
黒龍との対決で全身が傷つき、記憶まで失った孫悟空は水帘洞(スリョムドン)
に自らを閉じ込めてしまった。天界に戻らず、でたらめに暮らしている孫悟空。
このため、天界では死んだ三蔵法師に、孫悟空の緊箍児を外してあげなさいと
命じた。ただし、時間はたった1日。
それでは三蔵法師は孫悟空に会い、自身が緊箍児を外しに来たと言った。
しかし記憶を失った孫悟空は三蔵法師のことを思い出せず、雑霊だと思った。
しかし三蔵法師は緊箍児をはめて、孫悟空をとても愛するようになったと
話した。自身が緊箍児を働かせたと言い、それなら一度働かせてみろという
孫悟空の言葉に、彼女は彼の唇にキスした。

彼女の話を聞いて水帘洞から出てきた孫悟空。彼は三蔵法師の家を訪れ、
そこで三蔵法師との思い出を少しずつ思い出した。彼は彼女とよく行った
場所に行きながら、もうちょっと調べなきゃと言った。すると三蔵法師と
孫悟空は、辛いトッポギを食べに言った。三蔵法師は孫悟空と一緒に時間を
過ごしながら、幸せな表情を見せた。孫悟空は彼女ではなく、自身の方から
彼女をたくさん愛したということを思い出した。否定する三蔵法師に、
彼は緊箍児を外してみよと言った。しかしすでに孫悟空が外して、
はめ直した緊箍児は、三蔵法師の手では外すことができなかった。

アサニョ(イ・セヨン)は自身が悪霊だったことを知った。
そしてますます腐っていく体を燃やして欲しいと、猪八戒(イ・ホンギ)
のところを訪れた。猪八戒はアサニョを燃やしてあげた。
彼女は、お金持ちが君のことが好きだったと言っていたと知らせながら
消えた。

牛魔王(チャ・スンウォン)も、恋しがっていた息子と対面した。
彼は小間物売りの店に行って、小間物売りの孫が自身の息子であることに
気づいた。彼はホン・ヘアという名前で生きている息子を見て、
何とも言えない表情を隠せなかった。

この日、孫悟空は三蔵法師との思い出を全て思い出した。
彼女が冥界に行く前に、二人は緊箍児がなくてもお互いを愛している
ことを確認した。続いて孫悟空は、自身の目を三蔵法師に与え、
彼女がどこにいても自身は彼女を探し出すと話した。
三蔵法師を探すために冥界に旅立つ孫悟空の姿が流れ、二人の愛が
冥界でも続くことを暗示した。

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韓国ドラマ
「花遊記 」ファユキ
OST (tvN TVドラマ)
Loen Entertainment

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コメント (2)
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「ハッピー・レストラン~家和萬事成~」あらすじと感想、最終回

2017-07-25 | 韓ドラ は行、は


韓国ドラマ「ハッピー・レストラン~家和萬事成~」
あらすじと感想、最終回
共演されたキム・ソヨンさんとイ・サンウさんがドラマ終了後に
交際宣言をし、今年晴れて結婚された記念のドラマです。
おめでとうございます。
二人のリアルなラブシーンはドキドキしますが、息の合った演技は
やっぱり~~と思えるほどラブラブモードに包まれていました~(笑)
本作は小さなお店からチャイナタウン最大の中華レストラン「家和萬事成」
を起こしたケチで頑固な主人サムボン(キム・ヨンチョル)の家族を舞台に
繰り広げられる家族の愛と絆を描いた物語です。
一家に次々と巻き起こる騒動や事件などを時に笑い、時に泣き、家族皆で
乗り越えていく姿は見ている私たちも心が温かくなります。

「家和萬事成」の主人で父親のポン・サムボン(キム・ヨンチョル)には
双子の兄マノ(チャン・インソブ)と双子の妹ヘリョン(キム・ソヨン)と
またその下に妹ヘウォンがいます。
ある日、ポン家に兄マノ(チャン・インソブ)と元従業員だったセリとの
間に隠し子が発覚します。マノの妻ミスン(キム・ジホ)はいつもいつも
出来の悪いダメ夫の世話とつらいお店の調理場と家族の世話をしながら
中華レストラン「家和萬事成」の味を守ってきました。
毎日、なりふり構わず働いてきたマノの妻ミスンにとって隠し子と言う
裏切りは彼女を失意のどん底に落とします。
ところがポン家で愛人のセリと子供のウリが一緒に住むことになります(笑)
そうなると父親のポン・サムボンはウリが死んだ弟に似ていると言って
孫のウリをかわいがるようになります。
マノの妻ミスンは義父サムボンの「あの子(ウリ)は孫でもなんでもない」
と言う言葉をずっと信じていましたが、ここにきて騙されていたことに
気が付きます。そして耐えきれないミスンはマノと離婚に・・・

ミスンは妹同然だったセリが夫の子供を産んで押しかけてきても離婚
しようともせずに耐えてきましたが「もう~夫の姉さん役はこりごり、
二人そろって恥知らずで図々しくて人間以下だ」と怒り狂っています。
同じ女性としてミスンの気持ちも十分わかりますよね~本当にここまで
やれば立派、夫マノの尻拭いで一生終わるのは人生がもったいないですよ。
そしてサムボンも結局は苦労した嫁のミスンより出来の悪い息子のマノを
取るのです。血のつながりを大切にするサムボンだから、いざとなったら
息子を見捨てられないのでしょう・・・
それにしても自分の兄弟(叔父・叔母)を大事にする兄弟愛は度が
過ぎるほどで兄弟たちも平然とそれに甘えている姿をみて妻スンニョの
愚痴も納得するし当たり前のこと。
そして、ミスンは二人の子供も取られ無一文で家を追い出されます・・・
まったく、ひどい親子ですよね。絶対に天罰が下りそう・・・
そしてそれと同時に、サムボンの妻であるスンニョ母さんがストライキを
起こします。スンニョ母さんも嫁のミスンと一緒に毎日忙しく働いて
きました。ゆいつ嫁であるミスンに優しく接するのはスンニョ母さん
だけです。やっぱり、同じ嫁だからですね。

その後、このスンニョ母さんが笑のツボで攻めてきます~(笑)
いきなり、夫のサムボンに反抗してお姫様みたいなピンクのベットを
買ってきて皆を笑わせます。意外とスンニョ母さん、少女趣味だった
のね~~(爆笑)またサムボンと戦うためにボクシングまで習って
ストレス解消してましたが、これがまた様になっていてボクシングの
スパーリングが上手なんです~笑っちゃいました!!
ホント!スンニョ母さんを見ているとスッキリ爽快気分になります。



その後、なんと、ポン家を追い出されたミスンが「家和萬事成」の
真向かいに中華料理店を開店します。
夫とサムボンに復讐するために来たのでしょうか、いや子供たちに
会えるように近くに引っ越してきたと思います。
近所では長年苦労したあげく追い出されたポン家の元嫁が「家和萬事成」
に戦いを挑みに来たと噂になっています~(笑)
綺麗に変身した元嫁のミスンのお店は順調に売り上げが伸び、美人
カリスマシェフと口コミで大人気になります。
そんな時、セリが連れてきた孫のウリが息子マノの子供でないことが
判明されます・・・ おぉ~これはまたひと騒動起きそう~(笑)

サムボンの妻スンニョ母さんは「よその子を育てるために嫁のミスンを
追い出した!これからどうするの?」と怒り狂っていますが、セリが
ウリを置いて出ていきます。まったく、サムボンも「俺の亡くなった
末の弟に似ている」と言って喜んでいたのに・・・何がポン家の孫
なのよね~~(笑)呆れて言葉もないほど開いた口が塞がらないわ(笑)
そんなスンニョ母さんは終盤すべてを投げ出しミスンと一緒に
暮らすように・・・(笑)
元夫のマノも自分の過ちにがく然としていますが、美しく綺麗に変身
した元妻ミスンにまた頼ろうと復縁を迫るどうしようもないダメ男です。
また終盤、まったく態度を変えない頑固一徹なサムボンが味覚障害を
患い、ミスンとの料理対決に負けたサムボンが家出をします。



また一方、サムボンの娘ヘリョン(キム・シヨン)は有名な
韓服デザイナーの姑と有能な夫ヒョンギ(イ・ピルモ)と暮らして
いますが、その夫は姑の秘書であるイ室長と不倫関係を続け、
姑からは「あなたが至らないせいだ」と言われいつも謝っている
ヘリョンです。二人には5年前に子供を交通事故で亡くした辛い過去
があり、姑には目の仇にされ夫との関係も冷え切っています。
その姑は二人を別れさせようと必死ですが、夫のヒョンギはまだ
未練があるようです。
そんな時長い外国生活から帰国したジゴン(イ・サンウ)は昔自分が
執刀し亡くなった子供の母ヘリョンと出会い、彼女の優しく強い人柄に
惹かれていきます。愛してはいけない人だと分かっていながらも強く
心惹かれ愛してしまった罪悪感に悩むジゴンです。
でもジゴンは思い切って「何度もあなたを好きになるまいとしたけど
気が付くとあなただけを見ています。あなたを好きになってすみません。
愛してほしいわけではなく、あなたが幸せならそれだけでいい。」と
告白します。もちろん、ジゴンはヘリョンに執刀医だったことを
知られるのを恐れています。どこまで隠せるのでしょうか・・・



その後、ヘリョン(キム・ソヨン)は家を出て夫ヒョンギ(イ・ピルモ)と
離婚しますが、ヒョンギはジゴン(イ・サンウ)が子供の執刀医だった
ことを知りますが、ジゴンと幸せそうなヘリョンを見て、それを
言えないヒョンギ(イ・ピルモ)。意外と優しい元夫ですが、きっと
家庭を顧みず、自分の子供の事故の原因を作ったという罪の意識が
あると思います。このヒョンギ役のイ・ピルモさんは後半から今までの
キャラクターが一変して変わっていくのに注目です。
本作は前半クールで冷徹な男性を演じていますが、とてもお似合いで
カッコよかったです。後半から未練がましいウジウジした態度に
ムカつきますが、この憎たらしさはイ・ピルモさんの高い演技力だと
思いました。そのヒョンギ(イ・ピルモ)は後半過ぎに脳腫瘍になり
余命宣告を受けるのです。

ヘリョン(キム・ソヨン)とジゴン(イ・サンウ)は父サムボンから
結婚の許しを得ますが、それを邪魔する元夫のヒョンギ(イ・ピルモ)と
韓服デザイナーの姑。さんざんヘリョンに冷たく当たっていた姑も
自分の子供を守るために今度は帰ってきてほしいなんて筋違いも
いいところ!まったく道理から外れているわぁぁ~
そして、ヘリョン(キム・ソヨン)とジゴン(イ・サンウ)は
二人だけでひっそりと結婚式を挙げます。
ところがとうとうヘリョンがジゴンの秘密を知ってしまい、一番
愛してはいけない人を愛してしまったと後悔し泣き叫ぶのです。
ジゴンは彼女を離したくなくて騙してしまったけど、私はジゴンの
口から真実を話した方がよかったと何度も何度も思いました。
きっと、ジゴンを恨んで憎んで心がズタズタに傷ついたはずですが
ジゴンの「だたひたすらに助けたかっただけ」という本当の気持ちを
知ったヘリョンは少し心が落ち着いたようです。
そしてヘリョンは元夫ヒョンギの看病のためにヒョンギの家に
戻りますが、元夫のヒョンギはヘリョンの心がジゴンにあることを
知っています。
それでも、病気になったことでやっと夫婦らしい生活を送れることに
感謝している元夫のヒョンギ。
矛盾があり皮肉ですが小さな幸せを感じ取ることができた貴重な
時間でした。
またあの傲慢だった韓服デザイナーの姑もヘリョンに謝罪するのです。
この姑役のソ・イスクさんは現在放送中の「奇皇后」でタナシルリの
尚宮を演じていますが、韓国ではパク・クネ元大統領のソックリさん
としても有名なんだそうです。でも今となっては嬉しくないかなぁ?
演技派で役柄を固定しない女優さんで、私は大好きな女優さんです!
本作の韓服デザイナー役も驚くほどのカリスマ性を発揮して意地悪な
姑を演じていましたが、もう~絶賛です!(笑)

最終回、元夫のヒョンギは母と一緒にオーロラを見に二人だけで
旅行に出かけますが、そのままヒョンギは旅立ちました・・・

そしてあの頑固だった父のサムボンがミスンに今までのことを
謝罪し、ミスンもお店に戻ってきます。
そしてお店で結婚式がはじまりますが、なんとその結婚式は
頑固だった父サムボンと妻スンニョの式でした~(笑)
最後までスンニョ母さんにはビックリ仰天ですが、サムボンの
「あなたが私の全財産です。愛しています。」の言葉も爆笑
でしたが、スンニョ母さんのウエディングドレスとティアラも
可愛かったです。ブーケトスでお花を受け取ったヘリョンの
結婚も近いのでは・・・

本作の恋人役がきっかけで結婚されたキム・ソヨンさんと
イ・サンウさん、おめでとうございます!
でも・・・今・・・ふと感じたのですが、
イ・サンウさんがもしイ・ピルモさん演じるヒョンギ役
だったら結婚したのかなぁぁ~~?? (笑)











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