「韓流☆ダイアリー」ブログ!

韓国ドラマ・韓国映画の
   感想を綴っています・・・

韓国映画「ワンダーランド」あらすじと感想、パク・ボゴム、ペ・スジ

2024-12-14 | 韓国映画、ま~わ行


韓国映画「ワンダーランド」あなたに逢いたくて、あらすじと感想。
仮想現実のテクノロジーを用い、もう話すことができなくなった愛する人との対話をよみがえらせるサービスが実現された世界を舞台に、現実と仮想のはざまで起こるさまざまな人間関係を描く2024年の韓国映画。
死んでしまった人や昏睡状態になってしまった人など、もう話すこともできない愛する人を人工知能をつかって再現し、対話することができる画期的なサービス「ワンダーランド」。
娘に自分の死を隠すためにワンダーランドを利用する母親、ある出来事で意識不明になってしまった恋人とワンダーランドをつかって話す女性、意識不明の状態から目を覚ましたものの、どこかぎこちなさを覚えて困惑する男性など、ワンダーランドを取り巻く人々の愛や希望、悲しみを優しく紡ぎだしていく。
「別れる決心」「ラスト、コーション」などで知られる中国出身の国際派女優タン・ウェイのほか、ペ・スジ、パク・ボゴム、チョン・ユミ、チェ・ウシクらが出演。
監督は「レイトオータム」のキム・テヨン。 映画.com



(感想)
最近、AIは目覚ましい研究結果で驚くようなブームになっていますが、本作は亡くなった人や昏睡状態になってしまった人などをAIを使って再現し、携帯電話でビデオ通話することが可能になるという物語なんですが、私には初めから現実味がなく、これという核心を突く的確な部分がなかったように思いました。
ハッキリあまり意味が分からず理解ができませんでした、おばさんには(笑)
タイトルの「ワンダーランド・あなたに逢いたくて」、それは分かりますが、人は母親から生まれてきて、いつか必ず死を迎えるものだと思いますし、それをあえてAIを使って再現し携帯電話のビデオ通話だけの人にする意味があるのでしょうか?理にかなわないことだと思いますが?
結局、劇中、ママが死んでしまった子供にはAIを使って再現したママは通用しなかったのです。
ママは自分から娘に「ママは死んだの」とハッキリ伝える切ないシーンは見どころの1つです。
また劇中、携帯電話が通話できなくなるシーンがありますが、素晴らしいコンピューターの「ワンダーランド」もシステム障害が発生することもあるんだ?とビックリしました。
冒頭からコン・ユが登場し、スジ、パク・ボゴム、チョン・ユミ、チェ・ウシク、タン・ウェイなど中国語、英語、韓国語のセリフと豪華キャストが終結し、それだけは楽しめる映画です。
そして、近い将来このような新しい時代を開く画期的なサービス「ワンダーランド」を利用する日が来るのでしょうか?


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国映画「LUCK-KEY/ラッキー」あらすじと感想、ユ・ヘジンのコメディー映画

2024-09-17 | 韓国映画、ま~わ行


韓国映画「LUCK-KEY/ラッキー」あらすじと感想、ユ・ヘジンのコメディー映画。
本作の原案となったのは、人気俳優の堺雅人と香川照之の共演で話題となり、大ヒットを記録した内田けんじ監督・脚本の映画「鍵泥棒のメソッド」。日本アカデミー賞を始め、名だたる映画賞を受賞した秀逸なストーリーを元に、韓国映画らしいエクストリームなテイストを加え大胆にアレンジした映画。
主演に、個性派の名優ユ・ヘジンを迎えた大胆なキャスティングも功を奏し、韓国で観客697万人を動員し大ヒットを記録。
さらにコメディジャンルの映画としては、史上最速で観客動員数500万人を突破し、韓国映画史を塗り替える作品となった。
共演に、アイドルグループMBLAQ脱退後は俳優としてキム・ギドク製作の「俳優は俳優だ」などの話題作に出演するイ・ジュン、「技術者たち」のチョ・ユニ、「ザ・グローリー」のイム・ジヨンら若手人気俳優が顔を揃え、“主演:ユ・ヘジン”を華やかに支えている。2017年作品。
<あらすじ>
裏社会で「成功率100%のパーフェクトな殺し屋」として知られる伝説の男・ヒョヌク(ユ・ヘジン)はその日、仕事を片付けた帰りに偶然立ち寄った銭湯で、石鹸を踏み転倒。床に頭を強打し、記憶喪失になってしまう。更に偶然その場に居合わせた売れない貧乏役者のジェソン(イ・ジュン)が、ヒョヌク(ユ・ヘジン)のロッカーの鍵をすり替えてしまったことで、ヒョヌク(ユ・ヘジン)は記憶喪失の売れない役者ジェソン(イ・ジュン)として生きることに。
しかし生来の完璧主義から、真面目に役者としての成功を目指し始めるヒョヌク(ユ・ヘジン)。
一方ジェソン(イ・ジュン)は、殺し屋ヒョヌク(ユ・ヘジン)にかかってきた依頼の電話を取ってしまったことで、とんでもないトラブルに巻き込まれようとしていた…。 (kstyle)



(感想)
殺し屋のユ・ヘジンさんと売れない役者イ・ジュン君が入れ替わってしまいますが、お二人の視聴者を楽しませてくれるユーモアセンスはバツグンです(笑)
イ・ジュン君が殺し屋のユ・ヘジンさんの部屋で見つけたあの大金、どこかに運ぼうとしていたけど・・・あの後どうなったのかなぁ~?? 
また、特に真面目なシーンも笑ってしまうのがユ・ヘジンさんで、豊かな表現力から笑いのセンスまで彼のコメディーの才能はいつも人とは違う特別なものがあります。ユ・ヘジンさんっていいですよね!!
また、今更ですが、ユ・ヘジンさんのアクションシーンも超~カッコ良かったですよぉ~(笑)
劇中、大根役者と言われるユ・ヘジンさんに爆笑ですが、真面目な彼は自分で演技訓練計画を立てて発声訓練までしていますが、近所から「大声出すな」と苦情が・・・(笑)ホントにコツコツと積み上げていく努力家の俳優になりきっています(笑)
また、ユ・ヘジンさんとラブラブになっていくチョ・ユニさんが清楚でしっかり者の女性救急隊員を演じています。まだイ・ドンゴンさんと結婚前だと思いますが、超~可愛い!!です(笑)
今は離婚されましたが、娘さんがイ・ドンゴンさんにそっくりそのままですネェ・・・
韓流初期のドラマ「パリの恋人」のイ・ドンゴンさんはヒロインのキム・ジョンウンさんが「心が揺らぐほど素敵だった」というように、本当にときめくほどに超~カッコ良かったです・・・(笑)
話が逸れてしまいましたが、本作「LUCK-KEY/ラッキー」は楽しかったです!!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国映画「ワン・デイ 悲しみが消えるまで」キム・ナムギルが霊魂が見える男を

2024-09-03 | 韓国映画、ま~わ行



キム・ナムギル&チョン・ウヒ共演の癒しのラブ・ストーリー映画「ワン・デイ 悲しみが消えるまで」2017年作品。あらすじと感想。
主人公カンス(キム・ナムギル) とカンスにしか姿が見えない幽霊となった女性ミソ(チョン・ウヒ) との出会いから起る不思議な話を描いたファンタジードラマ。
保険外交員のカンスは調査の為、交通事故で2ヶ月間意識不明で回復の見込みが無い視覚障がい者の女性、ミソの元を訪れますが、そんな中、病院内である女性から声をかけられます。
それは意識不明でベッドで寝ているはずのミソだったのです。
「ワン・デイ 悲しみが消えるまで」は昏睡状態に陥った女性の魂を見るようになった男ガンスと、予想しなかった事故で魂になり、世の中を初めて見るようになった女性ミソが出会ったことで繰り広げられる物語を描いた感性溢れるファンタジー映画。
(あらすじ)
最愛の妻ソンファを事故で失い、無気力な日々を過ごす保険会社に勤める男カンス。
ある日、後輩が示談に持ち込めず手を焼いている案件を引き継ぐことになったカンスはその事故の調査の為、被害者が入院する病室を訪れる。
そこには車にはねられ、2ヶ月近く意識不明に陥ってしまっている視覚障がい者の女性ミソがいたのです。
そこで、ミソの様子を見にきたカンスに背後から声をかけるブルーの洋服を着た女性の姿が。
驚くカンスに「私が見えるの?」としきりに尋ねる女性。そこにいたのは、今、目の前で病院のベッドで眠っているはずのミソの姿だった。
ミソはお願いがあるとカンスに付きまとい、嫌々ながらもカンスはミソに付き合うことに。
カンスに明るく接するミソだったが、彼女の事故の裏には悲しい出来事が秘められていた・・・
  (kstyle)

    


(感想)
冒頭から亡くなった妻の母親役にキム・ヘオクさん、弟役にソンジュン君が登場するのを見て、豪華キャストだなぁ~とビックリ! でも、出番はここだけでした(笑)
キム・ナムギルさんの名前を見て視聴しましたが、全体的に静かに流れる映像と音楽とまるで実在する人物のように映し出されるキム・ナムギルさんのカリスマは圧倒的な存在感がありました。
本作の悲哀のこもる表情は彼の18番、キム・ナムギルファンには見どころ満載のドラマで、このカンスという内向的な役柄はキム・ナムギルさんで正解だったと思います。

愛する妻の死によって心の苦しみから抜け出せないカンス(キム・ナムギル)がミソと出会い少しだけ心が癒されていく物語で、とても地味な作品なんですが、なんというか心にじわじわと響くものがある不思議な感じの映画です。
ただ突然、どうしてカンス(キム・ナムギル)だけに霊が見えるようになったのか疑問で、目の見えないミソが事故に遭い、意識不明のまま体だけは霊になり、今まで見えなかった目が見えはじめたことで、今まで知らなかった現実の世界を見ることができる感動と喜びが描かれていきます。
目の見えないミソにとって、手の感触と匂いだけで感じとることが視覚障がい者の日常の生活だと・・・  

また、被害者のミソは視覚障がい者で天涯孤独という悲しい生い立ちをもつ女性です。
母親に捨てられるのですが、障害者の子供を捨てる鬼のような母親がいるでしょうか?
でも障がい者だから捨てたのでしょうか?
今まで子供を捨てるドラマはたくさんありましたが、ここがとても気になってしまう部分です・・・  
そして、更にラストは賛否両論、妻のこともありミソの気持ちも考えてしまいますが・・・
カンス(キム・ナムギル)の行動に意見が分かれるでしょうネェ・・・





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国映画「ロ・ギワン」あらすじと感想、ソン・ジュンギが脱北者ロ・ギワンを演じる

2024-08-12 | 韓国映画、ま~わ行



韓国映画「ロ・ギワン」あらすじと感想、2024年作品。ソン・ジュンギ。
Netflixを通じて公開された映画「ロ・ギワン」は、人生の最後の希望を抱いてベルギーに到着した脱北者ロ・ギワン(ソン・ジュンギ)と、生きる理由を失った女性マリ(チェ・ソンウン)が互いに惹かれ合っていく姿を描いた作品。
ソン・ジュンギが演じたロ・ギワンは、「生き残るべきだ」という母親の遺言を胸に、自身の名前で、人間らしく生きられる最後の希望である難民として認められるため、1人でベルギーへ向かうのです。
また、マリ(チェ・ソンウン)は、射撃選手でベルギーの国家代表として活躍しますが、病気だった母親の死後、自身の日常が根こそぎ崩れはじめ、ロ・ギワン(ソン・ジュンギ)と出会います。
また、ソン・ジュンギは「ロ・ギワン」への出演を実は6~7年前に一度断っていたと告白。
当時は共感できない部分があったので、あえてお断りしたと話します。
それから数年間、「どうして制作に入らないんだろうと考えていて(断ったことを)とても後悔した」と打ち明けました。
ソン・ジュンギは「それから、ドラマ『財閥家の末息子』の撮影中に、再びこの作品の出演オファーが入ってきた」とし「主演ということには興味がなかった、ただ『これは僕のものだ』と強く思った、この映画は僕の映画だと、それが縁だと思った」と語った。



(感想)
前半はベルギーに渡ったロ・ギワン(ソン・ジュンギ)が難民として認められるために必死に生きていく物語ですが、日本人からみると現在日本の難民認定も厳しい現状なので、内心は複雑な思いで見ていました。ロ・ギワン役のソン・ジュンギ君は北のなまりのしゃべり方をしたり、ルックスもあか抜けない今までの彼とは全く別の本作でしか見られない目新しい顔がありました。
脱北者が難民として認められることの困難で厳しい環境がスクリーンいっぱいに写し出されますが・・・
でもこの役はもう~絶対にソン・ジュンギ君でなきゃダメという、心にグッとくる感じはなく、相応の圧倒的な存在感も見られなかったと思いました。
後半、マリ役のチェ・ソンウンちゃんとベルギーで運命の恋に巡り合うのですが、やっとたどり着いた過酷な地で、怪しい連中と仕事をしているマリとすぐに恋に落ちるでしょうか?
でも、マリ役のチェ・ソンウンちゃんはちょっとした仕草がパク・シネちゃんに似ていて、演技など好感が持てる女優さんだと思いました。
また、脇を固めるベテラン女優さんでロ・ギワン(ソン・ジュンギ)の母親を演じたキム・ソンリョンさんはいつも都会的なセンスで楽しませてくれますが、本作はノーメイクで北の強靭な母親を演じていてビックリしました。キム・ソンリョンさんが一番印象に残ったかも~(笑)
また本作は難民を中心に描かれているものなのか?それとも二人のラブストーリーが中心なのか?とはいえ、究極のラブストーリーが描かれているわけでもなく、とても中途半端なストーリー展開と物語も意外性がなく単純な物語でした。
ソン・ジュンギ君は映画「ロ・ギワン」について、「本作は癒やし系の映画」として紹介したいと語っていました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国映画「ラブリセット 30日後、離婚します」あらすじと感想、ラブコメディー

2024-07-22 | 韓国映画、ま~わ行

韓国映画「ラブリセット 30日後、離婚します」あらすじと感想。
韓国で2023年韓国ラブコメ映画の興行収入No.1! 観客動員数200万人を超える大ヒットを記録した映画で、本作は、離婚を30日後に控えた夫婦が、交通事故で二人も同時に記憶を失ったことで繰り広げられるラブコメディー。
知的でイケメンだがどんくさいノ・ジョンヨルと誰もが羨む家柄とキャリアはあるが破天荒なホン・ナラ。映画のような大恋愛の末に結婚をしたが、お互いの価値観の違いに耐え切れなくなり、二人は遂に離婚を決意する。
裁判所の調停で熟慮期間を経た30日後に離婚することが決まるが、その帰り道に交通事故に遭い記憶喪失に!愛した記憶も憎しみ合った記憶も全てがキレイに消え去った二人は、家族や友人を巻き込み記憶を取り戻そうとするが……。果たしてこの夫婦、一体どうなる?

主演は2019年放送の「椿の花咲く頃」で韓国のゴールデン・グローブ賞とも呼ばれる「百想芸術大賞」のテレビ部門男性最優秀演技賞を受賞、更に世界中で大ブームを巻き起こしたNetflixのオリジナルドラマ「イカゲーム」続編への出演も決定している人気俳優のカン・ハヌルと、キュートな魅力で日本でも多くのファンを持つ実力派女優のチョン・ソミン。
2015年公開の映画「二十歳」以来、8年ぶりに二人が再び顔を合わせ、テンポの良い掛け合いと今までにない振り切った演技で離婚寸前の夫婦役を好演。また、カン・ハヌルは本作で「第10回韓国映画制作家協会賞」の主演男優賞を受賞するなど、本国で高い評価を得ている。



(感想)
離婚裁判の帰りに交通事故に遭った夫ジョンヨル(カン・ハヌル)と妻ナラ(チョン・ソミン)。
二人は記憶を失くしたまま病室で目が覚めますが、心配している家族に「皆さん、どなたですか?」とあっけらかんと問いかける夫のジョンヨル(カン・ハヌル)に爆笑。
その後、病室で二人は夫婦だったと看護師さんから聞かされますが、ジョンヨルはナラ(チョン・ソミン)を見て「可愛い」結婚は正解だったと喜ぶ姿が印象的ですが、妻のナラは「え~~~!クソ」とつぶやき、全く反対の感情をむき出しにするのです・・・(笑)
結局、医師の判断で早く記憶を取り戻すために離婚するまで一緒に住むことになります・・・
お互いに犬猿の仲の両親たちは記憶が戻る努力はするといいますが、記憶が戻ったら必ず離婚するという約束をします。特にナラの母は早く離婚させようと模索しています(笑)
事故前の夫ジョンヨル(カン・ハヌル)と妻ナラ(チョン・ソミン)の夫婦喧嘩はリアルで現実味があり、何と言っても二人のバランスの取れたケミカップルは最高!
またお互いの家族たちも個性とコメディー色の強い俳優さんたちが揃い、全てにおいて韓国映画という雰囲気が感じられ目を楽しませてくれます。
私は特にナラ(チョン・ソミン)の母親を演じたチョ・ミンスさんのコミカルな演技と全てに勝る母の大きな愛に感動しました。結局ナラの母親が二人のキーポイントになっていたと思いました。
本作は記憶喪失になって改めて夫婦の愛に気付く過程がコミカルに描かれていく面白い物語です・・・
後半、先に夫ジョンヨル(カン・ハヌル)の記憶が戻るのですが・・・
妻ナラ(チョン・ソミン)の記憶が戻ったら二人はどうなるのでしょうか・・・??
でも?? 本当は彼女の記憶もすでに戻っているのでは・・・??
私はそんなふうに感じてしまったのですが・・・??
皆さんはどう思いましたか??



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国映画「モラルセンス ~君はご主人様~」あらすじと感想

2024-04-06 | 韓国映画、ま~わ行


Netflix 韓国映画「モラルセンス ~君はご主人様~」あらすじと感想。
何もかも完璧だが人には言えないユニークな嗜好を持つジフ(イ・ジュニョン)と、ひょんなことから彼の秘密を知ることになった有能な広報チームの女性社員ジウ(少女時代 ソヒョン)の、ハラハラした社内恋愛を描いた映画。
偶然秘密を共有し、ジウ(少女時代 ソヒョン)がジフ(イ・ジュニョン)の「ご主人様」になる「支配と服従の関係」の後、2人の社内でのワクワクする瞬間が大きく盛り込まれています。
現実から離れ、お互いの好みや感情を共有し、それぞれの想像の中で描いてきたファンタジーを実現していく姿、他とは一味違う甘い瞬間は、彼らが本当に感情を共有する恋人関係に発展するのかという視聴者の好奇心を刺激します。
現実とファンタジー、日常と特別な関係を行き来し、下手でもギリギリお互いに近付くジウとジフの姿を描く恋愛映画「モラルセンス」。
ソヒョンとイ・ジュニョン、2人の魅力的な俳優のイメージチェンジと彼らが披露するケミ(ケミストリー、相手との相性)が見る人の胸をときめかせることが期待される映画です。
(あらすじ)
秘密を共有する同僚同士が、合意のうえで結んだ誰にも言えないパートナー契約。
プレイを通して深まる2人の関係は、痛くて、気持ちよくて、やめられない。
出演:ソヒョン、イ・ジュニョン、ともにアイドル出身のソヒョン(「プライバシー戦争」)とイ・ジュニョン(「D.P. -脱走兵追跡官-」)が共演するラブコメ映画。

     

タイトルとは違い刺激的な感覚は全くない可愛くてピュアな主人公のお二人でした。
はじめはソヒョンちゃんのイメージチェンジを図った映画なのかと思いましたが、彼女は今まで通り清潔感があふれ出ていました(笑)お二人とも爽やかなカップルです!
まぁ~ 世の中にはこういう変わった趣味の人がいるんだなぁ~と感じるラブコメディードラマでしたが、イ・ジュニョン君の犬の物マネが上手すぎて思いのほか驚きました。
このシーンはしっかり注目してほしいです(笑)
また、この二人の関係が会社にバレて大騒動になるのですが、なんで会話が録音されていたのでしょうか?疑問?でしたが、後で謎が解けます(笑)
どこにでもワケありのスパイがいるんです(笑)
登場人物も少なく、製作費もかかってない映画ですが、たまにはこのようなラブコメ映画も視聴アリかなぁ~というような愉快で楽しい映画でした・・・


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国映画「もしかしたら私たちは別れたかもしれない」あらすじと感想

2024-03-21 | 韓国映画、ま~わ行

イ・ドンフィ&チョン・ウンチェ主演、韓国映画「もしかしたら私たちは別れたかもしれない」あらすじと感想、2023年作品。
2023年2月に韓国で公開され、男女のリアルな本音を描き共感を呼んだ映画。
主演を務めたのは、「エクストリーム・ジョブ」や「幼い依頼人」をはじめ個性豊かな演技でジャンルを問わず圧倒的な存在感を放ち、今年でデビュー10年目を迎えるイ・ドンフィ。私生活と恋愛の両方に怠慢な公務員浪人生のジュノ役を担い、持ち前のコミカルな演技でどこか憎めない、ダメ男ぶりを見事に体現。
そんな恋人ジュノを支えるために美術の道を諦め、就職して生計を担うアヨン役に「へウォンの恋愛日記」など、ホン・サンス監督作品でもお馴染みの、圧倒的な品格と優雅さを持ち合わせた雰囲気が魅力的なチョン・ウンチェ。夢と現実、愛と別れの間で葛藤する30代女性の心理を繊細に表現し、作品に深みを与えている。
リアルなエピソードと味わい深いセリフ、洗練された映像美に実力派俳優たちの熱演が加わり、恋と別れを経験したすべての人へ共感をもたらす大人のラブストーリーがここに誕生した。
「私たちいつ別れた?」「1年ぐらい前?」と衝撃的なセリフで始まり、「君が別れようと言わせた」「あなたの口で言ったのよ」と不本意なケンカ別れの後に残る感情と男女のリアルな本音まで。果たして愛する人が知らない人になるまでに必要な時間とは……。
<あらすじ>
美大で出会い、親友から恋人になったジュノ(イ・ドンフィ)とアヨン(チョン・ウンチェ)は、人生の大部分を共に過ごしてきた。周りから見れば2人の関係が次の段階に進むのは時間の問題だった。30代を迎え、公務員浪人生のジュノを支えるため、有望視されていた美術の道を諦め、不動産会社に就職して生計を担うアヨン。彼女は、試験勉強もろくにせずバイトや遊びに明け暮れるジュノの怠慢さにとうとう我慢の限界が達し、その場の勢いで2人はケンカ別れをしてしまう。
お互いを忘れるべく、アヨンは自分のキャリアを追求し、ジュノは友人のもとで働き始める中、それぞれに新たな出会いが訪れるが……。  (kstyle)



恋愛って疲れる・・・というような、よくある何気ない大人のラブストーリーが描かれていますが、やっぱり女性にとっては煮え切らない男との関係にイライラしてしまうのがよく分かる物語でした。
アヨン(チョン・ウンチェ)にとっては周りの友達が結婚していて皆んな幸せそうなのに私だけひとりぼっちという焦りがリアルで私は30代を迎えた彼女に共感できました。
強いて言うなら・・・大好きな絵をあきらめてまで、つくす男だったのでしょうか?

お付き合いが長い分、なかなか別れられない彼女なんですが、女ごころが分からない不器用なダメ男に引っかかってしまった男運のない美人のアヨン(チョン・ウンチェ)さんにも、一人のダメ男の閉ざされた人生からキッパリと別れる勇気が必要だったのでは・・・

人との出会いは常に偶然であり、突然起きるもので、そのチャンスを確実なものにすることなのです・・・今なら、まだ運命が微笑んでくれるような出会いがあるはずなんですが・・・
ラストはこんな終わりかたなんだ・・・   
というような、かすかな余韻が残るようなtheendでした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国映画「私の愛、私の花嫁」あらすじと感想、チョ・ジョンソク&シン・ミナ

2023-10-30 | 韓国映画、ま~わ行

韓国映画「私の愛、私の花嫁」あらすじと感想。
1990年に公開され韓国でロマンティックコメディというジャンルを浸透させたメガヒット映画「私の愛、私の花嫁」が24年の時を経てキャストも新たに今の時代を反映した形で生まれ変わった、2014年の作品です。 本作はチョ・ジョンソク&シン・ミナのビジュアル・カップルも話題に!
長い期間、愛し合って結婚したにもかかわらず、次第に互いの些細な言葉使いや行動に我慢出来なくなる苛立ちや嫉妬など、男女関係で誰もが一度は経験したであろう感情の変化をリアル且つ愉快に描き出し、赤裸々でありながらも現実的なセリフには自然にうなずかされること間違いなし。
このように結婚の現実と苦悩を描きながらも、ささやかな日常こそが本当の幸せであり、結婚とは新たな恋の始まりであることを気づかせてくれる暖かなメッセージが盛り込まれている。

     


愛し合って結婚した二人でも、いざ一緒に暮らすとお互いの価値観の違いが見えてくるのです。夢のような甘い新婚生活なんて一瞬なんですネェ~~(笑)
チョ・ジョンソクさんとシン・ミナさん二人の息の合った掛け合いは爆笑で長く付き合っている過程で起きるエピソードや喧嘩がリアルで「結婚あるある」どおりに進むところはついついクスッと笑ってしまいます。
また、二人の大家さんやキャラの濃い友人たちの登場でコミカルな展開が更に面白く繰り広げられていきます。
劇中、チョ・ジョンソクさんが友人たちを急に家に連れてきます。
シン・ミナさんはキッチンでいろいろ準備をしていますが、いつキレてしまうのかドキドキ感が伝わってきて面白かったです。
更に急にシン・ミナさんが歌うことになるのですが、夫のチョ・ジョンソクさんは妻は音痴だから人前で歌えないと友人たちに話します。
ところが、妻のシン・ミナさんが私歌いますと言って、グンちゃんとカン・ジファンさんのドラマ「怪盗ホンギルドン」のOSTを歌うのですが、これが本当に音痴でもう爆笑でした。
あそこまで演じるシン・ミナさんに拍手を贈りたくなるほどの歌唱で、私は是非、このシーンのシン・ミナさんを見てほしいと思いました(笑)
私はこの日、改めて、ドラマ「怪盗ホンギルドン」のOSTを聴き直しましたよ~~(笑)
物語はまぁ~よくあるラブコメでしたが・・・
終盤になり「女性の初恋は一度だけではなくて・・・」と話しはじめる、大家さん役のラ・ミランさんのアドバイスがとても感動的で良かったです!




◉韓国ドラマ「ワンザウーマン」あらすじと感想、最終回。イ・ハニが一人二役!

◉韓国ドラマ「ヒョンジェは美しい」前半・後半、あらすじと感想、最終回。3兄弟の結婚事情

◉韓国ドラマ「アゲイン・マイライフ」あらすじと感想、最終回。イ・ジュンギの2度目の人生

◉韓国ドラマ「今から、ショータイム」あらすじと感想、最終回。パク・ヘジンのラブコメ!

◉韓国ドラマ「財閥家の末息子」あらすじと感想、最終回。二度目の人生は復讐者!

◉韓国ドラマ「わかっていても」あらすじと感想、最終回。好きが止まらない!

◉韓国ドラマ「ペントハウス3」あらすじと感想、最終回。ついに完結のシーズン3

◉韓国ドラマ「黄金の仮面」あらすじと感想、最終回。財閥の愛憎劇!

◉韓国ドラマ「赤い袖先」あらすじと感想、最終回。王朝ラブロマンス!



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国映画「ワンナイト・カップル」あらすじと感想、ロマンチックラブコメディ

2023-10-13 | 韓国映画、ま~わ行


韓国映画「ワンナイト・カップル」あらすじと感想。ロマンチックコメディ。
各自の元恋人の結婚式場で出会ったジョンフン(ユン・ゲサン)とシフ(ハン・イェリ)。酒を飲み、苦痛を分かち合う2人は体まで交わす劇的な一夜を送ってしまう。しかし、このままでは終らない。シフはコーヒークーポン10回を使うまで、即ちあと9回だけ寝ようと唐突な提案をし、恋愛に疲れた2人の不思議な交際がスタートする。しかし、クーポンのスタンプが増えるほど2人の気持ちは微妙になり、シフの元彼氏ジュンソク(パク・ピョンウン)は彼女の傍に付いてまわり、ジョンフンの気分を害する。2015年作品。

韓国映画「劇的な一夜」はそれぞれの恋人に振られた2人の男女が一夜限りの相手として出会い、本当の恋に目覚めていくロマンチックコメディ。俳優ユン・ゲサンが、表面上は限りなくクールなふりをするが実は元恋人を忘れられない“かっこ悪い恋愛の負け犬”ジョンフン役を、女優ハン・イェリが、生まれて初めて男性ジョンフンとのワンナイトを通じて、体が先に反応する新しい恋愛に目覚める“駆け引き下手”のサフ役を演じた。 (ワウコリア)

     

主演のハン・イェリさんは、はじめてユチョンの映画「海にかかる霧」で知りましたが、韓国女優さんには珍しい一重まぶたの地味な女性だったのが強く印象に残っています。
その後、「緑豆の花」やグンちゃんの「スイッチ」など視聴しましたが、作品ごとに強烈な存在感を残す素敵な女優さんですね。
現在はこのような感じの女優さんが大活躍されていますが、本作のキャラもハン・イェリさんだから、目立った悪趣味にならなくて良かったと思いました。
劇中、料理家のハン・イェリさんが暮らす部屋が、観葉植物やハーブなどでいっぱいに飾られていて、おしゃれな彼女の部屋を見る限り、彼女の品の良さと清潔感を感じるのです。
また、ユン・ゲサンさんはいろいろな作品を見てきましたが、本作の素朴すぎて何事も逃げるタイプのダメ男を演じ、決してカッコ良くはなかったけど、こんなキャラも彼らしく演じていて良かったです。
ごく普通の物語なんですが、飽きることなく最後まで二人の自然体の演技にハマってしまいました。たまには、こういう感じの映画もアリかなと思う作品でコーヒースタンプ 10個のルールの演出が特に面白かったです。突然の恋愛ってドキドキしますよね!




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国映画「モガディシュ 脱出までの14日間」あらすじと感想、チョ・インソン

2023-04-23 | 韓国映画、ま~わ行


韓国映画「モガディシュ 脱出までの14日間」あらすじと感想。
実話に基づいて製作された本作は、ソマリア内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員たちが、生死をかけてお互い協力を得ながら脱出を試みる衝撃の人間ドラマだ。
1991年にソマリアの内戦が激化し、反乱軍が首都のモガディシュを制圧。空港は封鎖され、通信網が断たれる中、命の危険にさらされた外国人たちは、生死をかけて脱出しようとした。
2021年にアフガニスタン政府が崩壊し、タリバンが政権復活を果たした時や、ウクライナの緊張状態と同様の状況だ。つまり、いつどこで、誰に起こってもおかしくない。

だが、その中に“脱出劇の真実”を公には語れなかった人々がいた。ソマリアに駐在していた韓国大使とその家族たちだ。いったいどんな運命のいたずらか、激しく敵対していた北朝鮮の大使たちと、脱出への死闘を共にすることになったのだ。近年になってようやく事件の顛末が公表され、知られざる事実への丹念なリサーチが行われ、映画化が実現した。

完成した作品が2021年7月に韓国で公開されると、コロナ禍にもかかわらず観客が押し寄せ、最終的には興行収入30億円を突破、2021年度の韓国映画No.1大ヒットとなった。さらに、メディアや評論家からも高く評価され、韓国の栄えある映画賞を次々と受賞、第94回アカデミー賞(R)国際長編映画賞部門の韓国代表作品にも選ばれた。
(あらすじ)
1990年、ソウル五輪で大成功を収め勢いづく韓国政府は国連への加盟を目指し、多数の投票権を持つアフリカ諸国へのロビー活動に励んでいた。ソマリアの首都モガディシュで韓国大使を務めるハンは、現地政府の上層部に何とか取り入ろうとしている。一方、韓国より20年も早くアフリカ諸国との外交を始めていた北朝鮮のリム大使も国連加盟のために奔走し、両国間の妨害工作や情報操作はエスカレートしていく。そんな中、ソマリアの現政権に不満を持つ反乱軍による内戦が激化。暴徒に大使館を追われた北朝鮮のリム大使は、絶対に相容れない韓国大使館に助けを求める決意をする。果たして、ハン大使は彼らを受け入れるのか、全員で生きて脱出することができるのか、そしてその方法は……? (kstyle)



ソマリアで内戦が起こり、現地に残された韓国と北朝鮮の外交官家族がお互いの感情を捨て協力しあい脱出を試みる映画で、この人間ドラマが実話だと言うことに驚きを感じました。
今年の4月にアフリカのスーダンでも同じような内戦の武力衝突で民間人に多数の犠牲者が出ていると連日報道されています。
本当にタリバンやウクライナやスーダンなどの緊張状態と同じような状況で、いつどこで、誰に起こってもおかしくない世の中になってきました。
スーダンでの一日も早い「日本人退避」を急いでほしいと思います。
本作は内戦の武力衝突の大規模なロケーションなどに圧倒されますが、撮影は西アフリカのモロッコでのオールロケを実施し内戦当時の状況を克明に再現したそうです。
でも、幼い子供たちが平気で銃をもって戦う姿には心が痛み、たまらなく辛い気持ちになりました。
また劇中、北朝鮮の大使館は暴徒に襲撃され車や食料や金品を取られ、仕方なく敵視している韓国大使館まで逃げますが、韓国側は今更?何を企んでいるのか?と信用していません。
ところが、北朝鮮も同じような考えなので、お互いの緊張感が視聴者にも伝わってきて、後半からこの二国間のピリピリとする張り詰めたシーンに注目です。
また韓国カン参事官役のチョ・インソンさんが大げさなほどタバコを吸うシーンが多かったのが印象に残りましたが、この緊張感の中「生きる」という究極の心理状況を強調したかったのかなぁ?
また韓国ハン大使役のキム・ユンソクさんとチョ・インソンさんは初共演。
韓国を代表する個性的なキム・ユンソクさん、チョ・インソンさんのキャラクター演技から目が離せませんが、特に名優キム・ユンソクさん特有のユニークな演技がとても良かったです。







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする