「韓流☆ダイアリー」ブログ!

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韓国ドラマ「悪魔なカノジョは裁判官」あらすじと感想、法廷ファンタジー

2025-02-15 | 韓ドラ あ行、あ



韓国ドラマ「悪魔なカノジョは裁判官」あらすじと感想、最終回。2024年作品、全14話。
本作は、エリート裁判官の体に憑依した悪魔のカン・ビンナ(パク・シネ)が人間界で、恋愛禁止の掟を破り、誠実な熱血刑事ハン・ダオン(キム・ジェヨン)と恋に落ちるのですが、それでも悪の犯罪者への処罰はスカッと爽快に仕返しするアクション法廷ファンタジードラマです。
簡単なあらすじとして、地獄から来た悪魔のシネちゃん(カン・ビンナ)は、人間界で10人の悪質な犯罪者を地獄に引きずり戻す使命を受け、エリート裁判官カン・ビンナに憑依し、人間界に送り込まれます。シネちゃんのエリート裁判官カン・ビンナは、実はわざと軽い判決を下し、世間からは非難を受けますが、その犯罪者が日常生活に戻ったあとに殺害し地獄に引きずり込むという、突拍子もない悪魔的な裁判で彼らを裁いていくのです。(この悪魔の裁判が今までにない他とは違う面白い物語だと思います。)
ところが、ある事件をきっかけに熱血刑事ハン・ダオン(キム・ジェヨン)に出会い、彼に想いを寄せるようになり事態は一転します。シネちゃんは悪魔のバエル様(シン・ソンロク)からの命令を無事に完遂できるのでしょうか?それとも恋をした熱血刑事ハン・ダオン(キム・ジェヨン)のために自分自身を投げ出すのでしょうか? ここが大きな注目です・・・
自分の感情だけでなく相手の幸せも大切に想う悪魔と人間の愛の重さは難しいですね。
今、NHKの「チコちゃんに叱られる」を見ながら感想を書いていますが、番組で「失恋すると海が見たくなるのはなぜ?」という内容で。。。 
人は失恋すると一人で静かな海に行くことが多いですよね。
それは、海はお母さんのお腹の中に似ているからだそうです。
海とお母さんの胎内は似ていると・・・ きっと、波の音に安心感を求めて海に行くのかな?
あぁ~ そうなんだと驚きましたが、大きな青い空と広い海を見ていると自分の失恋なんて、小さなものですよね。 歌の歌詞にも「さようなら」を大きな海に捨てに来たというような感じの歌詞がよくありますよね(笑)
ビンナとダオンの愛を語っていて話が失恋になってしまいましたが(笑)劇中、シネちゃんは、血も涙もない冷酷な悪魔なんですが、どこか憎めない魅惑的なキャラクターを熱演しています。缶コーラーが大好きなところは見ていてホッとしますが、裁判官なのに派手なファッションで赤いスポーツカーにカッコよく乗っています(笑)そういえば、昔の韓国ドラマは高級スポーツカーというと、必ず青い色の車が登場しますが、なんで青色何だろう?といつも思っていましたが最近はカラフルになりましたネェ~(笑)
また、悪魔のカン・ビンナが想いを寄せる熱血刑事ハン・ダオンには、ドラマ「月水金火木土」のキム・ジェヨン君が純粋で誠実な熱血刑事を好演しています。お二人は年も近いですねぇ~
そんな悪魔のシネちゃんと熱血刑事のキム・ジェヨン君が織りなす風変わりなラブストーリーに注目です!
また、もう一人、悪魔のバエル様を演じるシン・ソンロクさんはあの濃い系のお顔が、まさに悪魔の親分という感じでピッタリで貫禄がありました。 
そして、最終話は「シーズン2」を予感するようなラストでした・・・

あらすじ(ネタバレあり)
1話
地獄でミスを犯した殺人地獄の裁判官ユースティティアは、人間界で事故に遭った裁判官カン・ビンナの体に憑依し、人間界で自らの罪を反省しない10人の殺人者を審判し、地獄に送る任務を与えられます。その期限は1年間、裁判官カン・ビンナとして生き、任務を完遂する指示を受けるのですが、万が一実行できなければ命はないと告げられます・・・
その後、憑依した裁判官ビンナ(パク・シネ)は、ある裁判で女性ミンジョンに暴力をふるう卑劣な被告人ムン・ジョンジュンに軽い判決の罰金刑を言い渡すのです・・・
真実を明かして悪人を罰するのが裁判官の仕事だと言う裁判官ビンナ(パク・シネ)を訪ねた刑事ダオン(キム・ジェヨン)は、被告人ムン・ジョンジュンの悪の真実を伝えたにもかかわらず、軽い罰金刑を言い渡した裁判官ビンナ(パク・シネ)に怒りを感じます。
一方で、周りの者たちはカン裁判官(パク・シネ)は事故の後遺症で記憶があやふやで、前のカン裁判官とは別人になっていると噂しています。

2話
軽い罰金刑で釈放された後にまたムン・ジョンジュンは彼女のミンジョンに暴力をふるい、また事件を起こしますが、逃亡の恐れがないという理由で逮捕状が却下されます。
その後、ビンナ(パク・シネ)はムン・ジョンジュンを呼び出し、彼女なりの地獄の裁判をはじめます。
翌日、ムン・ジョンジュンの死体が発見されますが、額には不思議な烙印があったのです・・・
地獄の裁判で罪を認めないヤツには被害者の苦痛を数倍にして味わわせて、罪人の命を奪い地獄に送ることが使命だという悪魔のビンナ(パク・シネ)・・・
まだ、この先、地獄の裁判が9人も残っていますが、悪い奴は警察署にもいると実務官マンド(キム・イングォン)に言われ、刑事ダオン(キム・ジェヨン)を利用して情報を得ようとします。ビンナ(パク・シネ)はさっそく刑事ダオン(キム・ジェヨン)を訪ね、お酒で酔わせて、まだ解決していない犯罪者の名前を聞き出そうとしますが、酔った刑事ダオンは自分の秘密をビンナ(パク・シネ)に話してしまいます・・・

3話
刑事ダオン(キム・ジェヨン)の秘密の過去を知り、ニヤリと微笑むビンナ(パク・シネ)は酔っていた刑事ダオン(キム・ジェヨン)の言葉を誤解し、ダオンに向かって地獄の光る短剣を刺してしまいます・・・
そこへ、バエル様 (シン・ソンロク)が現れ「その者は、罪人ではない、謝った審判であるために生き返るであろう」そして、ビンナ(パク・シネ)は代償を払うことになり、命じられた10人から20人の罪人を処罰することになりました・・・
一方で、刑事ダオン(キム・ジェヨン)は裁判官ビンナ(パク・シネ)が何者なのか?気になって仕方ありません・・・  ダオンは自分が悪魔だという裁判官ビンナ(パク・シネ)の正体と自分を殺した理由を突き止めるとビンナに強い態度で訴えかけます。
その後、ダオン(キム・ジェヨン)はビンナ(パク・シネ)のそばを離れずに一緒に捜査をはじめるのです。

4話
バエル様 (シン・ソンロク)は人間界で任務遂行中に人間の感情を抱き恋に落ちたら死より耐え難い苦痛を与えると悪魔たちに伝えますが、悪魔のビンナ(パク・シネ)は最近、刑事ダオン(キム・ジェヨン)を見ると心臓が高鳴ってドキドキして、なんとなく元気がありません。
一方、夫のユ・ヒョンスを殺害しても反省せず、子供のジホまで虐待している継母のペ・ジャヨンの悪行に対し再び地獄の裁判をはじめるビンナ(パク・シネ)でしたが、継母のペ・ジャヨンはお金が欲しくて前夫も殺したと自供します。ビンナはお前が犯した罪を味わいなさい、それが地獄のルールなのと死んだ者たちと同じ苦痛を与えていきます。
ペ・ジャヨンの死体を警察署前に置いたビンナは刑事ダオン(キム・ジェヨン)からの電話を待っているようです・・・
翌日、ビンナ(パク・シネ)は国会議員のチョン・ジェゴルに食事を招待され家に行きますが、そこには元婚約者の長男チョン・テギュ(イ・ギュハン)もいましたが事故前のことを何も覚えていないビンナです。



5話
今までの連続殺人事件の容疑者としてビンナを疑っている刑事ダオン(キム・ジェヨン)はビンナの向かいに引っ越してきます。
ところが、引っ越してきた刑事ダオン(キム・ジェヨン)を見たとたんに気分が悪くなって急に倒れてしまうビンナです。病院で医師からどこも悪くないと言われ、最近外部からの強い刺激を受けたのでは?と・・・ダオンのせいだと感じているビンナです。
ある日、ダオンはビンナを尾行していましたが、ビンナがあるビルの料理教室に入っていきました。そこは悪魔の秘密の集会「サタンを追う会」だったのですが、ひょんなことからダオンも悪魔ポピーとしてその集会に参加することになったのです(笑)そして、「サタンを追う会」の会長から「サタンの情報はないか?」と問いかけられます(笑)はじめての参加で分からないと言うと、会長は26年前に悪魔のサタンが宝を持ち逃げした話を長々と説明するのです。
それより、料理教室に、こんな大勢の悪魔たちがいることに驚いているダオンです(笑)

6話
ある日、他に例のないような残酷な一家殺害事件が発生します。夫のヤン・スンビンが妻と子供たちを殺害したのです。ところが夫のヤン・スンビンには記憶喪失と多重人格の症状が現れているために裁判官ビンナ(パク・シネ)は法廷で被告人に精神鑑定を依頼するのです。
殺人者のヤン・スンビンは病院送りになり、深夜に病室を訪れたビンナは地獄の裁判をはじめようとしますが、なんと病室に隠れていた刑事ダオン(キム・ジェヨン)に邪魔をされ二人は対立することになります。
その後、ダオンがヤン・スンビンが殺人者だという確実な音声ファイルの証拠をみつけますが、それでも、裁判官ビンナ(パク・シネ)は無罪を主張します・・・
3人も人を殺しておいて無罪だなんてと周りはビンナに非難の声をあげます。
その後、ヤン・スンビンが乗っていた護送車が爆発してヤン・スンビンが連れ去られます。

7話
早朝5時に全身に刺し傷があるヤン・スンビンの遺体が発見され、他の被害者と同じく額に烙印が押されてありました。殺人事件が続く警察は過去に12人を殺した連続殺人鬼のJが戻ってきたことを直感するのです。
一方、裁判官ビンナ(パク・シネ)はヤン・スンビンを無罪にしたことでネットでたたかれソウル中部地裁から追放せよと世間は非難の声を上げます。
また一方で、刑事ダオン(キム・ジェヨン)は殺された両親を知っているというおばあさんからビンナと一緒にいたらどちらかが必ず死ぬから、すぐにここから去りなさいと伝え二度とビンナに会ってはいけないと強く釘を刺すのです。
カン・ビンナはどんな悪魔なのか?冷酷な時もあれば誰よりも優しい時もあるのです。
生きるか死ぬかの選択を迫られたダオンはおばあさんの前で言葉を失い混乱します・・・

8話
捜査中にJ連続殺人事件と思われる犯人に遭遇したキム・ソヨン(キム・ヘファ)班長が失踪します。現場にはソヨンの血痕が残されていたのです。ソヨンとは家族のように接している刑事ダオン(キム・ジェヨン)は衝撃が大きすぎて動揺を隠しきれません。
ビンナはダオンを心配していますが、そんな時、J連続殺人事件の生存者がハン・ダオンで一人生き残った子供だったことを先輩悪魔と呼ばれているアロン(キム・アヨン)から聞かされ、「嫌な気分ですか?」と嫌味な言葉で問いかけられます。
ビンナの相棒で実務官マンド(キム・イングォン)は、アロンは絶対にサタンだと思うとビンナに強く言い切るのですが・・・果たして・・・??
一方、裁判官ビンナ(パク・シネ)は権力と金に物を言わせ思いのままに生きているKOフードのチェ・ウォンジュン代表の地獄の裁判をはじめます。人を見下すような最低な人間チェ・ウォンジュン代表と被害者を拉致した暴力団も一緒に地獄に送ると息巻いていますが、ダオンは今回もビンナが殺人を犯すと確信しています。
そして、地獄の裁判が終わりかけたときに刑事ダオン(キム・ジェヨン)が現れます・・・

9話
家族のように慕っていたキム・ソヨン(キム・ヘファ)班長が拉致されて、遺体となって発見されました。ダオン(キム・ジェヨン)の悲しみ苦しみは計り知れないものでしょう・・・
ダオンはビンナにJ連続殺人犯を殺してほしい、そいつを殺してくれ、悪魔ならできるだろうと言って、俺と手を組もうと人が変わったように豹変します。
更にダオンはビンナに俺が犯人を殺したら、あんたが俺を地獄に送れ、喜んで命を差し出すと泣き叫ぶとビンナはその約束絶対に守ってよと伝えてから、なぜか涙を流す自分に驚くのです。
また一方で、今度は天使のおばあさんが現れビンナに「これからのダオンを守れるのは悪魔のビンナだけだ」と伝えに来ます。ダオンが殺人を決心した以上、天使の力でダオンは、もう守れないと言うのです。
そんな中、ノボン署のキム・ソヨン警視を殺害した犯人は連続殺人犯Jだと判明し、25年ぶりに現れて現職の警官を殺害し衝撃を与えているニュースが流れます。

10話
下層階級の悪魔ヴェナート(先輩悪魔アロン)がバエル様(シン・ソンロク)を呼び出し、ユースティティア様(ビンナ)を邪魔する人間を殺してくださいと告げ、名前はハン・ダオンだと伝えます。
そんな中、刑事のチャン・ムンジェがダオン(キム・ジェヨン)の警察署に配属になりますが、彼は刑事チャン・ムンジェの体に帰依した地獄からやってきた悪魔だったのです。
一方で、裁判官ビンナ(パク・シネ)は麻薬や他にも大事故を起こしたチョン・ソノにまた軽い刑を言い渡しますが、連続殺人犯Jの疑いもあり今回の悪魔の裁判はすこし慎重になるビンナです。
記者ともめた裁判官ビンナ(パク・シネ)は停職1か月の処分を受けます。
ビンナと実務官マンド(キム・イングォン)とダオンの3人は連続殺人犯Jの捜査を続けていますが、もしかして、サタンがJの中に入り殺人を繰り返しているのかもしれないとビンナは考えますが、刑事のダオンは説明はありがたいが言っていることが分からずに受け入れ難い話ですと戸惑っています。

11話
ダオンの家族もキム・ソヨン(キム・ヘファ)班長も大家さんの家族もJに殺されたことが分かり、復讐のためにダオンは地獄に行くと言いますが、ビンナは「私が必ずJを見つけて殺す」とダオンに言い、危険が迫ったダオンに、これからは私だけを信じて、私があなたを守ると告白します。
人間を愛し悪魔のタブーとしての禁忌を破ったビンナはバエル様(シン・ソンロク)から全ての能力を奪われ、人間として生きて罪を償うように命令されます。
しかしそれでも、ビンナは連続殺人犯Jの正体を見つけるために国会議員チョン・ジェゴルの家に向かい「お父様、息子さんを私にください」と丁寧なあいさつをします。
そして、私は元婚約者の長男チョン・テギュ(イ・ギュハン)ではなく、次男のチョン・ソノと結婚すると言い、その後、チョン・ジェゴルの家にある秘密の部屋を見つけるのですが、次男のチョン・ソノはJでなくサタンでもなかったのです。



12話
父親の国会議員チョン・ジェゴルか長男チョン・テギュのどちらかがJだと確信するビンナ。
サタンを見つけたビンナはバエル様(シン・ソンロク)から能力を戻してもらいサタンを捕まえると約束します。すぐにビンナは次男のチョン・ソノの悪魔の裁判をはじめますが、ソノが乗っていた車は燃え上がり、そばには「父親と兄貴に殺された」というメモが残っていました。
父親チョン・ジェゴルと長男チョン・テギュの二人は取り調べを受けますが、父親が私が殺しましたと明かし、DNA鑑定前に葬儀をすると言います。
その後、車の遺体はチョン・ソノではなく鑑識結果、10年前に消えた指名手配犯だと警察で分かります。そんな時、本物のチョン・ソノが証拠の斧を持って自首してきました。
そして、Jが誰なのか早く見つけるためにソノが凶器の斧を持って自首した情報を流します。
父親のチョン・ジェゴルか長男チョン・テギュか、真実が明らかになります。
また、サタンが持ち逃げした宝カエルムが隠されていた場所も明らかになります。

13話
事の始まりは、26年前に婚外子だった長男チョン・テギュが実の父チョン・ジェゴルを殺害したことがきっかけでした。連続殺人犯Jの正体は長男チョン・テギュだったのです。
チョン・テギュは仁川の港から逃亡しますが、先にビンナから連絡を受けていた刑事ダオン(キム・ジェヨン)が船に乗っていて殴り合いになり、ダオンは「25年間待っていた」と言うと「キム・ソヨンと同じことを言うのか」とダオンを挑発してきます。
ダオンはJ連続殺人事件の真犯人チョン・テギュを殺さずに逮捕するのです。
ついにJ連続殺人事件の殺人犯チョン・テギュの裁判がはじまりますが、公正な判決が下されるか裁判官ビンナ(パク・シネ)に対する非難がすでに高まっています。
バエル様(シン・ソンロク)からの最後の任務と裁判官としての大きな責任のあいだで運命の分かれ道に立たされたビンナは裁判を延期します。
そのころ、裁判の証人だった次男のチョン・ソノが刑務所内で襲われる事件が発生します。
その後の裁判で・・・裁判官ビンナ(パク・シネ)が下した判決は・・・

14話(最終回)
ビンナは少しずつ気になり始めて、最後はあなたを守りたくなって、あなたを泣かせる人を許せなくて私が幸せにしてあげたかったけど、約束を守ることが出来なくなったとダオンに伝えます。ビンナは愛していると言ってから「さようなら」とダオンに告げます・・・
そして、バエル様(シン・ソンロク)に逆らったビンナは悪魔として生き、後継者になる資格を失います。
ビンナはバエル様に裁判官として正しい判決を下しましたと告げ、自ら死を選びました・・・
ところが、そこに天使のおばあさんである神の使者ガブリエルがやってきて、神は再びビンナに生命を与えた、神の命に従いなさいと二人の前で発言します。
一方、刑務所から脱走したJ連続殺人事件の殺人犯チョン・テギュは逃走を手伝った者を殺し、また悪事を犯します。
生き返ったビンナは逃走中の殺人犯チョン・テギュを彼の別荘に向かうように仕向けます。
ビンナは反省をしないテギュに最後の悪魔の裁判をはじめます。
J連続殺人事件の殺人犯チョン・テギュは地獄へと落ちていきます。
翌朝、自身の別荘で変死体で発見されたニュースが報道されます。
一方、バエル様は立派に任務をやり遂げたビンナに即刻 地獄に帰還し私に忠誠を尽くせと指示しますが、そのかわりに3年間の休暇をもらったビンナです。
ビンナは落ち込むハン・ダオン(キム・ジェヨン)に私は永遠を約束することはできないけれど、二人のために3年間は幸せになってほしいとお願いします。
2年後、J連続殺人事件の殺人犯チョン・テギュに死刑宣告したカン・ビンナ裁判官がソウル中部地裁に復帰します・・・
そんな中、バエル様(シン・ソンロク)が突然やってきて、「面白い話がある、残りの1年で罪人10人を処罰し地獄に送れば、おまえを人間にする」と言うのです・・・
バエル様の伝言に悩みながら、ダオン(キム・ジェヨン)からの意見も聞き入れ、不安と苦悩の日々を送る地獄から来た悪魔のカン・ビンナ裁判官です・・・  
本作も「シーズン2」を予感するようなラストでした・・・



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韓国ドラマ「アイランド」あらすじと感想、キム・ナムギル 済州島の妖怪伝説

2024-03-17 | 韓ドラ あ行、あ


韓国ドラマ「アイランド」あらすじと感想、最終回。
昔、タムナというすべてが調和した平穏な地上がありました。
しかし、そんな平和な時代は長く続かず、神様と鬼が一緒に存在する混乱の世の中がやって来たのです。これを哀れに思ったある神が情炎鬼を封印するために火山を爆発させますが、その時に残った島が済州島になります。
それから時が流れ、眠っていた鬼たちが目覚め、この世が再び危険な状態に陥ることになりました。これを防ぐには新たな救世主を見つけなければなりません。
「アイランド」は前世から続く因縁と世の中を破壊する悪の鬼に対抗して戦う同じ運命を持った人たちを描いた物語です。同名の漫画が原作。全12話、2023年作品。

キム・ナムギル、ソンジュン、チャウヌ、とくれば見ないわけがない出演者たちですが、ソンジュン君の出番が5話からとちょっと遅い登場で、その後はキム・ナムギルVSソンジュンという激しい乱闘シーンが続く激しいバトルはそれぞれの特徴ある能力が現れていて興味をそそられます。半人半妖の二人が互角に渡り合う激しい戦いは迫力満点の一番の注目シーンでしょう!
その常に戦っている妖怪のキム・ナムギルさんですが、手がアップになるシーンを見ると、指の先まで女性のように美しかったのにビックリ!(笑)さすがに俳優さん、常にケアしているんですね! ちょっと妖怪なのに気になったもので・・・(笑)

また若手のチャウヌ君の登場はベテラン俳優のキム・ナムギル、ソンジュンに負けないくらいの素晴らしい演技力に驚かされます。
ヒロインのミホ(イ・ダヒ)を「ヌナ」と呼ぶ声にはドキッとし(笑)ミホ(イ・ダヒ)を守るために剣を抜いて戦う姿も決まっていて、こんなイケメンから「姉さん」なんて呼ばれてみたいほどのジェラシーを感じます・・・(笑)
またチャウヌ君は耳にたくさんピアスをしているのも今風の神父さんなんですが(笑)このピアスはあとでワケありのピアスだったことが判明して納得しました。
そして、チャウヌ君は激しい戦いの中、血だらけになっても泥だらけになっても全てがイケメンで文句なしのビジュアルに、いつも感じていることですが、ご両親のお顔を是非一度拝見したいものです・・・本当に!

ただ、本作の視聴が終わった後に「韓国の反日教授と俳優キム・ナムギルが、三一節(独立運動記念日)を迎えるに当たり意気投合した」という記事をみて、この反日ビジネス活動家と手を組んだキム・ナムギルさんにガッカリしました。
韓国では論文盗作や横領容疑で訴えられた韓国の反日教授ソ・ギョンドクは自分の名誉挽回のために反日を利用して反日ビジネス活動家として、多く登場しています。
最近も日本が嫌いなのに来日したようですが、本当にめんどくさい反日ビジネス活動家です。
でも、韓国人の反日感情が高まる「三一節(独立運動記念日)」の祝日の日、韓国人の日本旅行者が過去最高だったそうです。 これが現実なんですが・・・???

◉「キム・ナムギルも旭日旗の反日教授と一緒になって日本を攻撃」こちらの記事をチェック!

あらすじ(ネタバレあり)
1話
大韓グループ唯一の後継者であるウォン・ミホ(イ・ダヒ)はトラブルを起こし、騒動のほとぼりが冷めるまで済州島で待つことになります。
ところが、到着早々得体のしれない悪鬼に襲われるミホ(イ・ダヒ)。
それは、済州島に大昔から害を及ぼす情炎鬼だったのです。
そこにパッと現れた封魔師で半人半妖の男バン(キム・ナムギル)が救いますが、翌日も同じく情炎鬼がミホ(イ・ダヒ)の前に現れ、またバン(キム・ナムギル)が救い出すのです。
また劇中、バン(キム・ナムギル)とグンタク(ソンジュン)は子供の時、情炎鬼の血が体の中に入り、半分が人間、半分が妖怪となり人間でなくなったのです。

2話
世界が再び危険な状態に陥る危機に直面しますが、その救世主が大韓グループ唯一の後継者であるウォン・ミホ(イ・ダヒ)だったのです。
ミホは再度、情炎鬼に襲われますが、また救ってくれたのが半人半妖の男バン(キム・ナムギル)だったのです。そして警察が来て悪魔と妖怪の話をしますが笑って無視されるのです。
ミホはソウルに帰りたいとチャン執事に話し空港に向かいますが、すでに保護命令が出ていました。前と同じように再びその空港でも襲われるミホ(イ・ダヒ)です・・・
そのころ、ミホ(イ・ダヒ)を守りながら目覚めさせるためにバチカンから凄腕の若い除霊司祭ヨハン(チャウヌ)が韓国にやってきます。

3話
幾度も情炎鬼に襲われているミホ(イ・ダヒ)はその時決まって助けてくれるバン(キム・ナムギル)にボディガードをお願いし、翌朝、バン(キム・ナムギル)をチャン執事に紹介しますがバンは昔神父だったチャン執事を助けたことがあったのです。
また、ミホ(イ・ダヒ)は済州島の高校の教師になりますが、彼氏から暴行を受け脅されている生徒のスリョンが昔から済州島の弱い女性たちの恨みを晴らしてくれると伝わる済州島の神霊ベンジューレ様の神樹にやってきます。
そのころ、チャン執事は除霊司祭ヨハン(チャウヌ)を甥だと嘘をつきミホ(イ・ダヒ)の別荘で一緒に暮らし始めることになります。
バン(キム・ナムギル)とミホとヨハン(チャウヌ)はミホの家で顔を合わせることになります。

4話
済州島のベンジューレの森の中でミホ(イ・ダヒ)とヨハン(チャウヌ)は迷子になりますが、突然二人の前に恐ろしい妖怪の姿をした高校生のスリョン(チョン・スビン)が「復讐する」と言いながら現れ、二人を攻撃しますが、そこにバン(キム・ナムギル)が助けに入ります。
バンはスリョンの復讐したいという見返りの因果関係だと言い、子供だけど自分から選んだことだとミホに話します。
ところが、これもすべてスリョンをおとりにミホをおびき寄せる情炎鬼の仕業だったのです。
その後、バン(キム・ナムギル)は長きに渡ってバンとともに済州島を見守ってきたクム・ベクチュ(コ・ドゥシム)に神霊ベンジューレ様も情炎鬼になってしまったと伝えます。
そして、バン(キム・ナムギル)もヨハン(チャウヌ)も救世主であるミホが力を出しはじめ、近いうちに目覚めると感じています。

5話
バンが本当に危険な人物なのか? ヨハン(チャウヌ)は半人半妖の男バン(キム・ナムギル)の本当の正体を突き止めるために、情炎鬼の本性を暴こうとしてバンをわざと刺激します。
バンとヨハンは攻撃し合い、そこに偶然ミホがやってきて情炎鬼の目をしたバンを見つけてしまい、バンが今度はミホの方に飛びかかろうとしますが、その瞬間バンは自分の腕に剣を刺しミホを守って、消えていきます。
それを心配したミホはバンの携帯のGPSを使って捜しに行くのですが、バンはお前を殺さないという自信がないからもう帰れと強く念を押すのです。
そのころ、済州島の森でハイキングを楽しむ人たちの臓器を狙った殺人事件が発生し、大きなニュースとなり、悲惨な連続殺人事件がいろいろな場所でも起こりはじめます。
そして、バンの前に同じ半人半妖で昔バンと兄弟のように育ったグンタク(ソンジュン)が姿を現すのです。

6話
子供の頃に離れ離れになった兄のような存在だったチャニ(チェ・テジュン)を見つけることができたヨハン(チャウヌ)は会いに行きます。これからは二人でずっと一緒にいようと約束する二人でしたが、すでにチャニ(チェ・テジュン)はミホを殺すためにグンタク(ソンジュン)から情炎鬼に変えられていて、その夜にミホを襲うのですが、バン(キム・ナムギル)がまた助けに入ります。その後、チャニ(チェ・テジュン)を自分の手で殺すしかなかったヨハン・・・
同じころ、バン(キム・ナムギル)もまた昔兄弟のように育った半人半妖のグンタク(ソンジュン)と再会しますが、彼の力が恐ろしいほど強くなっていたのです。
ミホを助けるバンに駆け寄り、「ミホを守れば守るほどバンの力は弱くなるなんて笑えるだろう、俺の手で殺されるか俺の手をとるか次に会うまでに考えておけ」と言い残し去っていきます。バンを捜していたミホはバンから前世にウォンジョン様という信女だったという転生の秘密をついに聞かされることになります。



7話
信女としてのウォンジョンに目覚めたミホ。
昔からこの世の悪鬼を結界石で封印していましたがその結界石が壊れて情炎鬼がこの世に出たためにウォンジョンとして結界石を直すことを決めたミホです。
また一方で、大昔に済州島で悪の情炎鬼が蔓延していた時、 子供のバン(キム・ナムギル)とグンタク(ソンジュン)の二人は情炎鬼に対抗できる僧侶としてお寺で厳しい訓練を受けていましたが、同じく子供のウォンジョン様も自身を向上させる修行を受けていたのです。
ある日、3人は寺を抜け出しますが、ウォンジョン様が腕に怪我をしてしまい、結局元の場所に戻ることになりますが、ウォンジョン様は自分のせいで二人が今まで以上の苦痛を味わっていることの罪の意識に苦しむのです。
バン(キム・ナムギル)とグンタク(ソンジュン)は大人になり、悪の情炎鬼を命令通り退治していましたが、ウォンジョン様(イ・ダヒ)がやっと結界を完成するとバンとグンタクの二人は必要ないと殺そうとします。ウォンジョン様(イ・ダヒ)に騙されたと思い込んでいるグンタクはウォンジョン様(イ・ダヒ)を殺そうと・・・

8話
親友だったスジンが済州島を去っていき、もう誰も失いたくないと思ったミホ(イ・ダヒ)は、クム・ベクチュ(コ・ドゥシム)の元でウォンジョン様の力を取り戻す厳しい修練を積むことになりました。
ミホ(イ・ダヒ)はクム・ベクチュ様の家に住むことになり、バン(キム・ナムギル)とヨハン(チャウヌ)の二人もついて行きますが、ミホの修行の邪魔にならないようにそっと見守ることしかできません。
ある日、ミホ(イ・ダヒ)が一人でいるところにグンタク(ソンジュン)が情炎鬼の黒い煙と共にそっとやってきますが、その気配を感じるクム・ベクチュ(コ・ドゥシム)とバン(キム・ナムギル)の二人です・・・
そのグンタク(ソンジュン)は白い謎の教団の仲間だったことが分かり、お互いにウォンジョン様の殺害を企んでいる事実が明らかになります。

9話
グンタク(ソンジュン)とクム・ベクチュ(コ・ドゥシム)とヨムジの関係がイマイチ理解に苦しみましたが、ここでグンタクと小学生だったヨムジの衝撃な出会いがあったのです。
一方、グンタク(ソンジュン)の気配を感じてミホを助けにいったバンは樹木のそばで浮遊しているミホを見つけます。ほんの一瞬だけど記憶を見たというミホはじっとバンを見つめます。
その夜、クム・ベクチュ(コ・ドゥシム)はバンにミホに心を許すな、記憶が戻ったら彼女はミホではなくウォンジョン様として生きなければならないと忠告します。
バンはその言葉通りにミホと距離を置くつもりです。
また一方で、強い恨みを持つグンタク(ソンジュン)が放った妖怪のグスンセのせいで、高校の生徒たちが次々と自殺すると言う事件が発生します。
はじめは屋上からスリョンが飛び降り自殺し、ミホも妖怪のグスンセによって危険な目に遭い、ミホを苦しめるには十分な大事件です。

10話
昔、二人が監禁された洞窟でグンタク(ソンジュン)はバン(キム・ナムギル)に、おまえは、またウォンジョンを殺すと断言しますが、お前を封印したウォンジョンが怖いだけだろうとバンは言い返し、二人は再び激しい乱闘になります。
一方、昔から済州島にいる人を自殺に追い込む妖怪グスンセが、寝ているミホにチャン執事の本当の姿と秘密を教えるのです。悲しむミホは私をウォンジョン様にするために意図的に近づいたのかと問いかけますが、ペトロ神父が私の本当の名前ですと答え、情炎鬼からタムナを守ることが使命だとミホに伝えます・・・
この時ミホの過去の記憶は蘇りますが、ウォンジョン様としての力は戻らず、その姿をみたグンタク(ソンジュン)は彼女のせいで今まで苦労してきた恨みから殺そうとしますが、バンがそれに気づき、また二人は激しい戦いをはじめます。
その時、グンタク(ソンジュン)はミホが発した光を見て大きな力を感じたのです。

11話
アジトに戻ったグンタク(ソンジュン)はミホを殺せなかった苛立ちからアジトの人々を殺していきます。ヨムジはクム・ベクチュ(コ・ドゥシム)に「おばあちゃんどこでもいいから逃げて」と泣きながら伝えますが、クム・ベクチュはヨムジのことをすべて知っていたのです・・・
クム・ベクチュは生きるべき道に迷っているヨムジを正しく守れなかったことを後悔していたのです・・・クム・ベクチュはグンタク(ソンジュン)のアジトで情炎鬼を封印した全てのドルハルバンの場所を教えた後で胸を刺されます。
それを察したバンが駆けつけますが、クム・ベクチュは「あの時、バンとグンタクから目をそらした罪を今受けているけど残されたお前たちが心配だ」とつぶやきながら息を引き取ります。
また一方で、ミホはあともう少しで結界が張れるという時にバンは「もうしなくていい、ミホが消えるのがいやだ」と言い、ミホの修行を止めに入ります。
その後、バンはクム・ベクチュからミホがウォンジョン様の力を得るにはバンかミホの二人のうちどちらかが犠牲にならなければ達成することはないと知らされたのです・・・

12話(最終回)
グンタク(ソンジュン)との激しい戦いで傷を負ったヨハン(チャウヌ)をあなたの尊厳は私の命で取り戻しますと強い祈りを込めるチャン執事。
そして、チャン執事は聖水を入れた銀の弾丸でミホに襲い掛かる情炎鬼を次々と倒していきますが、そこにグンタク(ソンジュン)が「今すぐに殺してやる」とやってきます。
更にバンが現れ、ミホはバンに私が結界が張れるように見守っていてほしいと告げミホは祭祀場へと向かいます。
バンやチャン執事や目を覚ましたヨハン(チャウヌ)も加わり、次々と現れる情炎鬼からミホを守るために、ここから大波乱の戦いがはじまります。
バンはあとからミホのいる祭祀場へ向かいミホを抱きしめます。「もう休みたい、だから最後にお願いする、俺を休ませてくれ」と言って、ミホに自分の身体の中にある欠片を与えます。
情炎鬼の姿になったバンは戦いの場所に戻りグンタク(ソンジュン)に「因果律を断ち切る唯一の方法はお前と俺の消滅だ、俺たちは消えるべきだ」と言って、二人は最後の戦いでお互いを剣で刺した時にミホが遂に結界を張ることに成功します。
結局、犠牲になったのはミホではなくバンだったのです・・・
1年後、ソウルに戻ったミホは会長に就任しますが、自分の部屋で常に気に掛ける気持ちから、バンの名前を呼んでいます・・・
また済州島のヨンジに白の謎の教団が近づいてきます。
これによって済州島の僧侶が隠しておいた白の謎の教団の短剣を探して剣を抜くと大きく大地が揺れ動きます・・・
ミホは部屋に飾ってあったバンの短剣が揺れはじめたことで、再び人類の危機が迫ってくることを感じ、バチカンに戻ったヨハン(チャウヌ)に電話をします・・・
果たして、バンは戻って来るのでしょうか?
最終話のラストは次の新たなシーズン3を予感するような結末でした。






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韓国ドラマ「アゲイン・マイ・ライフ」あらすじと感想、イ・ジュンギが検事役に

2023-10-08 | 韓ドラ あ行、あ

韓国ドラマ「アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~」あらすじと感想、最終回。
法と正義があれば全ての悪を一人でも裁けると信じている熱血検事のヒウ(イ・ジュンギ)は、巨悪の大物チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)を捕まえる寸前で無念にも彼の手下に殺されてしまいます。彼に足りなかったことは信頼できる仲間がいなかったのです。
ところが死の淵で出会った冥土の使いの死神から悪のチョ・テソプを捕まえて、この世にも地獄があると知らせ罪を償わせることを条件に二度目の人生を与えられるのです。
「地獄を見せてやる」とリベンジを誓い15年前の学生時代から人生をやり直すことになったヒウ(イ・ジュンギ)は、過去の人生の経験を基に二度と同じ間違いを犯さないように今回は綿密な計画を立て、完璧な復讐を誓うのです。そして、今回は過去に出会わなかった同じ思いの仲間たちと協力をしながら悪のチョ・テソプに立ち向かっていくのです。
2022年作品、最高視聴率13.7%、大ヒットドラマ、全16話。
冒頭から主人公の検事だったヒウ(イ・ジュンギ)が殺害されるというストーリー展開からはじまり、一度死んだ人間が死神によって蘇り15年前の学生時代に戻ります。
ここからまた猛勉強して検事になり、助け合う仲間や財力なども手に入れて、過去に自分を陥れた悪の政治家チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)に復讐していく姿が心地よく、痛快でスッキリします。やっぱり、どんな役を演じても、彼はカッコいいし、イ・ジュンギ十八番のアクションや険しい表情で復讐を試みる眼差しや学生時代の可愛い姿など全てにシビれます(笑)
過去は孤独だったヒウ(イ・ジュンギ)に新たな人生で出会う友人たちがどんな影響を与えていくのか注目ですが、彼が生まれ変わり未来を知っていることも強みなので、過去の悲劇を阻止しながら、より強くなって蘇った熱血検事のヒウ(イ・ジュンギ)や脇を固める個性の強い共演者たちの集結に最後まで目が離せません。
感情や欲望が渦巻くようなドロドロ感はあまり感じられない見やすい復讐ドラマになっていますが、多くのドラマで敵役で登場するイケオジの権力者イ・ギョンヨンさんの傲慢さは本作でも期待通りです。劇中、「この国のトップは私で、その下に大統領がいる」という悪の権力者イ・ギョンヨンさんのセリフが印象的でした。
本当に完成度の高い世界観をもった面白いドラマで飽きることなく16話があっという間に終わってしまいましたが、でも、本作はラブストーリーが無かったけど、まぁ~いいかなぁ~(笑)
ラストは「シーズン2」を予感するような結末で、私は超~嬉しいです!!

実は本作の初回を視聴した後に、このドラマってソン・ジュンギ君が演じたドラマ「財閥家の末息子」と二度目の人生を生き返るところが全く同じで似ていると感じました。
私は先に「財閥家の末息子」を視聴しましたが、韓国ではイ・ジュンギ君の「アゲイン・マイ・ライフ」の方が先に放送になっていたのですね。
この二作品はどちらも主人公が無念の死を遂げたのちに生まれ変わり、自分を死に追いやった権力者を相手に復讐劇を繰り広げるという姿が描かれていて、同じく未来に起こる事件などが先に把握できるという最大の強みがあるところも似ていました。
作品ごとに強烈な存在感を残す、イ・ジュンギVSソン・ジュンギの高視聴率だったこの2つの作品を見比べてみるのも、お勧めです。 2作品とも超~良かったです!


◉韓国ドラマ「財閥家の末息子」あらすじと感想、最終回。二度目の人生は復讐者!

あらすじ(ネタバレあり)
1話
常に真実だけを追及する正義感あふれる検事キム・ヒウ(イ・ジュンギ)。ところが巨漢に立ち向かう検事キム・ヒウ(イ・ジュンギ)とは逆にソウル中央地検検事長すら悪の政治家チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)に媚びへつらうような人物ばかりです。そして、検事長は部下のキム・ヒウ(イ・ジュンギ)に「おまえは政治家チョ・テソプがどんな人間かまだ知らない」とつぶやきます・・・
その悪の政治家チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)は大統領まで自分の味方につけて指示をだすような権力者で「この韓国にはチョ・テソプがいて、大統領がいる」と自信に満ち溢れています。
そんな悪の政治家チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)を正義感あふれる検事キム・ヒウ(イ・ジュンギ)は「おじさん」と呼び、更に「クズやろう」と被疑者チョ・テソプの取り調べをするのです。チョ・テソプは検事キム・ヒウ(イ・ジュンギ)に「どんなカードを出すか楽しみだ、がっかりさせないように」と言い、「力のない正義が役立つと思うか?」と自信たっぷりの態度をみせます。そして、検事キム・ヒウ(イ・ジュンギ)は悪のチョ・テソプ(イ・ギョンヨン)の手下の殺し屋ドクターKに殺されます。

2話
正義感はあるけど仲間がいなかった検事キム・ヒウ(イ・ジュンギ)は力を発揮できずに殺されますが、死の淵で冥土の使いの死神に出会い、悪のテソプを捕まえて、この世にも地獄があることを見せてやり、罪を償わせることを条件に2度目の人生を与えられるのです。そして、今度はゆっくり準備して完璧に練り上げなさいと忠告されます。
二度目の人生は高校生からはじまり、家には愛する両親がいて、過去にひき逃げ事故に遭い、亡くなった両親を守ることができたのです。
そして、過去のひき逃げ事故を起こした人物が政治家チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)の息子チョ・ヒョンソクだったことが分かり警察の記録の捏造と隠蔽があったことも分かり、疑問だった1つの謎が解けました。まさしく、悪の政治家チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)の力だったのです。
ところが生き返ったキム・ヒウ(イ・ジュンギ)は両親を守り、チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)は事故で息子を亡くし、運命が大きく変わってしまいます。
また、キム・ヒウ(イ・ジュンギ)の人生は順調に進み、弁護士カン・ミンソクの事務所でアルバイトすることになり、とうとう一浪して韓国大学法学科に合格します。
そして、過去を替えたキム・ヒウ(イ・ジュンギ)は大学で、イ・ミンス先輩(チョン・サンフン)やキム・ヒア(キム・ジウン)と出会います。

3話
キム・ヒウ(イ・ジュンギ)を助けてくれた大学の友人であるキム・ギュリ(ホン・ビラ)の父親が倒れ会社が倒産し家が競売にかけられます。そんな時、不動産競売の神と呼ばれるウ・ヨンス(イ・スンジェ)と出会ったキム・ヒウ(イ・ジュンギ)は競売の秘法を教えてほしいと頼みますが、一言「地図をみろ」とヒントをもらいます。そして、弟子になったヒウはキム・ギュリの家を落札することに成功します。何も知らないギュリは無事に大学に通えるようになります。
また、一方で優秀なキム・ヒウ(イ・ジュンギ)は韓国大学法学部の秘密クラブの一員として、部長検事のチャン・イルヒョンと部下のチェ・ガンジン(キム・ジヌ)に誘われます。そこは誰にも知られていない私組織で自分たちが作った上り坂を順番に共有しながら歩いていく組織になっています。これまでの法務部長官、検察総長、最高裁判長など最高の席に就いた者はすべて秘密クラブの者だったのです。
キム・ヒウ(イ・ジュンギ)はそこの席で不動産競売の神ウ・ヨンス(イ・スンジェ)を一発で潰すという話を聞き、ウ・ヨンスが持っている物件が再開発されることを知ります。
キム・ヒウ(イ・ジュンギ)は師匠であるウ・ヨンスを守るために、すぐにすべての物件を処分するようにすすめます。
キム・ヒウは師匠であるウ・ヨンスから「君に投資する、思いっきり使って目標のチョンハグループを手にしてみろ」と言って、大金が入った通帳を渡されます。

4話
キム・ヒウ(イ・ジュンギ)は韓国大学で開かれたチョ・テソプ議員の講演を聴きに行きますがそこでチョ・テソプの側近として働く冥土の使いの死神ハン・ジヒョン(チャ・ジュヨン)を見つけ驚きます。死神がチョ・テソプの秘書?と思いながらも「ありがとうございます、約束は必ず守ります」と挨拶するヒウです。
また一方でキム・ヒア(キム・ジウン)を尾行している者ともみ合いになったキム・ヒウ(イ・ジュンギ)はヒアがチョンハグループの一人娘だったことを知り、これは何かの縁だろうかと考えるのですが、チョンハはチョ・テソプの裏金を作る会社だったので、もし自分の勘が当たっていればキム・ヒア(キム・ジウン)は味方になってくれるかもしれないと考えます。
一方で、先輩のイ・ミンス(チョン・サンフン)はハハトークを開発した友人のムン・ソンファンをキム・ヒウ(イ・ジュンギ)に会わせます。
ハハトークの技術を盗もうとするチョンハテレコムやジェイルテレコムが必死になっていることを知ったキム・ヒウ(イ・ジュンギ)は未来の出来事を知っているために独占権を早く手に入れるために特許登録を急ぐのですが、ヒウはなぜかチョンハグループの一人娘だったキム・ヒア(キム・ジウン)にムン・ソンファンが開発したハハトークの書類を見せるのです。
また、逆に部長検事のチャン・イルヒョンも利用します。

5話
政治家チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)に殺され、今二度目の人生を復讐のために生きているキム・ヒウ(イ・ジュンギ)は新たな仲間たちと知り合い順調に進行しています。
ただ、未来を知っているヒウにもどうすることもできない事もあるのです。
一方、不良少女だったキム・ハンミ(キム・ジェギョン)はキム・ヒウ(イ・ジュンギ)と出会い、勉強を教えてもらい漢江大学の放送学科に合格します。
キム・ヒウ(イ・ジュンギ)はハンミに感謝は記者になった時に返せと言います。
また、学生のパク・サンマンの父親の友人殺しの冤罪事件を早く解決しようとするキム・ヒウ(イ・ジュンギ)はまた部長検事のチャン・イルヒョンを利用して、冤罪事件の父親の無実を証明します。優秀な息子のパク・サンマンは韓国大コンピューター工学科に合格します。
一方、キム・ヒウ(イ・ジュンギ)が入隊することになり、本人は2回も行くのが寂しいと言うのです・・・そして、今、大切な人たちと未来を変えていることを実感しています。
7年が経ち、キム・ヒウ(イ・ジュンギ)は検事としてキムサン支庁に赴任します。
チョン・ソクジュ支庁長は研修院を首席で卒業したそんな人物がなぜ田舎町に来たのか?と問いかけますが、ヒウは「支庁長をソウルにお連れします」と答えます。ヒウは自らキムサン支庁を選んだのです。
キム・ヒウ(イ・ジュンギ)はキムサン支庁で起こった過去の事件について調べ始めます。
そして、一人で不法賭博をしているお店に乗り込んでいきます。

6話
冤罪事件で父親の無実を証明したキム・ヒウを息子のパク・サンマンが訪ねてきて、「父を救ってくださった恩を返しにきました、これからキム・ヒウ先輩の右腕になります」と感謝を伝えます。その後、パク・サンマンは恩義のあるヒウをそばで助ける協力者になるのです。
また、過去にチョン・ソクジュ支庁長はソウルにいたキム・ヒウ(イ・ジュンギ)に「私が地方を転々としながら集めた資料です」と言い、役に立つか分かりませんが不正を集めた資料を置いてすぐに帰ってしまった過去がありました。その資料の中にはチョ・テソプ(イ・ギョンヨン)の手下の不正内容も含まれていたのです。
ヒウたちが小さな田舎町のキムサン支庁で警察、議員、市長などの地元公務員らと暴力団の癒着について捜査をはじめると、麻薬取引や人身売買についての疑惑も浮かび上がってきました。
ヒウは記者になったキム・ハンミ(キム・ジェギョン)に情報を提供し、ニュースが流れます。
そして、ソウル中央地検のキム・ソクフン次長に今回の事件を引き渡すヒウです。
検事総長候補と言われながら、まだ目立った大きな実績がないキム・ソクフン次長に手柄を渡し、チョン・ソクジュ支庁長と先輩のチ・ソンホ検事と自分の3人をソウルに呼んでもらえるように提案するつもりです。



7話
暴力団の犯罪組織を一斉検挙したキム・ヒウ(イ・ジュンギ)は記者会見を開き、はじめは不法賭博を発見したが、人身売買や麻薬関連があることが捜査を通して判明し、地域の公務員との癒着関係も明らかになったと発表します。
その後、計画通り、ヒウはチョン・ソクジュ支庁長と先輩のチ・ソンホ検事とソウルへ移動します。
キム・ソクフン検事長の信頼を得たキム・ヒウ(イ・ジュンギ)はとうとう秘密クラブの会合に呼ばれ、大韓民国の権力者たちの頂点にいるチョ・テソプ(イ・ギョンヨン)と対面することになります。そして、ヒウはチョ・テソプと個人面談することになりますが、チョ・テソプはヒウを大変気に入ります。
一方、女子大生殺人事件の医学生の容疑者イ・ジュソクはぬれ衣を着せられます。
そして、世間が容疑者イ・ジュソクを非難するように仕向ける部長検事のチャン・イルヒョン。それは未来電子の裏金資金の件でチョン社長を世間の目からそらすためだったのです。
それをそばで見ていたキム・ヒウ(イ・ジュンギ)はお前もすぐに社会的に抹殺してやると最低な男チャン・イルヒョンを心の中でにらみつけます。

8話
世間の怒りがおさまらない女子大生殺人事件の担当検事チャン・イルヒョンは未来電子の事件から世間の目をそらし、上からの評価を得ようと証拠不十分の医学生の容疑者イ・ジュソクを無理やり犯人に仕立てようとします。今回のこの事件はチョ・テソプ(イ・ギョンヨン)も注目しているから最後まで気を抜かずにしっかり進めるようにとキム・ソクフン検事長からも電話があります。
ところがそれを許せないキム・ヒウ(イ・ジュンギ)は、はじめにピアニストで芸術団体の理事長であるソン・ジンミと検事チャン・イルヒョンの熱愛写真を記者のキム・ハンミ(キム・ジェギョン)に渡します。あっという間に「ピアニストのソン・ジンミと検事チャン・イルヒョンが恋に落ちる」と報道されるのです。
次に東部地検のキム・ギュリ(ホン・ビラ)検事に捜査を依頼し、弁護は友人のソンホに協力を求めます。裁判がはじまり、検察側と弁護側がお互いに主張し合うなか、真犯人が検挙されたことが判明し本件の控訴は取り消しになります。
すぐに「東部地検のキム・ギュリ検事、女子大生殺人事件の新犯人を逮捕」という「速報」が流れます。検事チャン・イルヒョンが無実の医学生イ・ジュソクを犯人に仕立て上げたことが公になり、記者たちに追われ、未来電子の裏金事件隠ぺいも公になります。
その後、ピアニストのソン・ジンミの芸術団体の不正を暴いていきます。

9話
キム・ソクフン検事長はチェ・ガンジン検事(キム・ジヌ)を呼び、今回の検察の不祥事に検事のチャン・イルヒョンではなく、いつどんな野心をみせるか分からない、目障りなチョン・ソクジュを切るように伝えます。
すでにキム・ヒウ(イ・ジュンギ)には検事チャン・イルヒョンを捕まえろと指示を出していますが、彼を捕まえる意志などないキム・ソクフン検事長です。
その後、ソン・ジンミの芸術財団の不正入学、脱税、横領と不正が発覚し、ソン・ジンミの家宅捜査を執行します。その時、検事チャン・イルヒョンも収賄の疑いで逮捕されます。
キム・ヒウ(イ・ジュンギ)は緊急記者会見を開き、検事チャン・イルヒョンが賄賂を受け取った証拠やソン・ジンミの芸術財団から頼まれて不正入試の事実を意図的にもみ消した疑いがあることなど記者に伝えます。
そして、今度の捜査は検察内部の不正を根こそぎ取るためにソウル中央地検キム・ソクフン検事長の特別な指示で処理したと記者たちに伝えます。

10話
悪の政治家チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)に歯向かって抵抗できるのは、悪のテソプの影響を受けない同じ議員であるファン・ジニョン(ファン・ドングン)しかいないと思ったキム・ヒウ(イ・ジュンギ)はテソプの不正を暴くための資料をファン・ジニョンに渡し、国会で議員たちに投げかけてほしいとお願いします。
ファン・ジニョン(ファン・ドングン)はそんなことをしたら韓国という国が止まってしまうぞとヒウに問いかけます。議員のファン・ジニョンは人事聴聞会の席で高官子息の兵役逃れを犯した者や同じく有名人、高官家族の麻薬法違反、また性接待などについて質問し、リストに記載されている実名を読み上げていきます。人事聴聞会の席は大混乱になり、ファン・ジニョンの発言がネットを通して猛スピードで拡散しています。
ところが、チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)はすでに国民の目を騙し、メディアさえも自分の方向に向けていきます。ファン・ジニョンはヒウに君の力ではどんなにあがいてもチョ・テソプには勝てないと話します・・・

11話
チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)はわざとチョンハグループのキム会長が危篤だと言うニュースをメディアに流し、病室にやってきます。そして、自分の思い通りになる長男を後継者として選ぶようにキム会長に迫ってきます。そこに一番信頼している娘のキム・ヒア(キム・ジウン)がやってきて、「今度は何を要求されたの?」と父に心配そうに聞きます。
その後もチョ・テソプ(イ・ギョンヨン)のチョンハグループ キム会長に対する攻撃は強くなるばかりです。そこでキム会長は、チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)に会いに行き、過去の不正の件を突きつけ、政治との癒着は自分の代で終わらせたいとハッキリ伝えます。
そして、チョンハグループの後継者は娘のキム・ヒア(キム・ジウン)だと言い、自分の持ち株を急いで娘のヒア名義に替えるのです。
その夜、自分の思い通りに事が進まないチョ・テソプ(イ・ギョンヨン)はチョンハ病院の院長を使ってチョンハグループ キム会長を殺します。
翌朝、キム会長が亡くなったことをテレビのニュースで知ったキム・ヒウ(イ・ジュンギ)は「僕のせいで、未来が変わってしまった」と感じるのです。
葬儀の日、キム・ヒウはキム・ヒア(キム・ジウン)に「一人じゃ無理だろう、チョンハグループを手伝うよ」と言って、近いうちに会おうと話します。
ところが、ヒアは自分の側近に「ヒウを調べてみて」全て洗いざらい調べるように指示します。
その後、チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)とキム・ソクフン検事長の関係に亀裂が生じ始めます。
キム・ヒウたちはキム・ソクフン検事長を捕まえる準備をします。

12話
死神のハン・ジヒョンがヒウを生き返らせたのですが、自分たちは敵なのか味方なのか、まだ分かっていないヒウです。更にハン・ジヒョンを調べても何も出てこないのです。
そして、ヒウはそのハン・ジヒョンがいる政治家チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)の屋敷を訪れ、「キム・ソクフン検事長を捕まえます」と伝えに行きます。
ヒウはチョ・テソプとキム・ソクフン検事長の関係を壊す計画を立てているのです。
また、キム・ソクフン検事長はチョ・テソプ(イ・ギョンヨン)の裏金関係のパンド銀行の不正を暴くようにキム・ヒウ(イ・ジュンギ)に指示を出しますが、その不正に自分の息子のキム・ヨンイルが関わっていたことを知り衝撃を受けます。
東部地検はJQ建設のキム・ヨンイルを不法融資と横領で連行しますが、チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)はタイミングが悪いからキム・ヨンイルを釈放させようとします。
チョ・テソプはパンド銀行とJQ建設などの事件をみて、誰かが自分より先に、先手を打っているように感じているのです。チョ・テソプはキム・ソクフン検事長に次期検察総長には君がなりなさいと言い、息子の問題は心配するな私に任せろと話します。

13話
JQ建設の捜査に関わった東部地検の検事ク・スンヒョクはチョ・テソプ(イ・ギョンヨン)の手下の殺し屋ドクターKに殺されそうになりますが、それを知ったキム・ヒウ(イ・ジュンギ)が駆けつけ、間一髪のすれすれのところで検事ク・スンヒョクは助かります。
一度殺されたヒウは失敗は繰り返さないと言いながらドクターKと乱闘になりますが、やはり相手のドクターKは強く負けそうだったのですが、パク・サンマンがやってきて助かるのです。
ヒウは検事キム・ギュリと検事ク・スンヒョクの身の危険を感じ、この事件から手を引けと言い、僕を信じてほしい、必ず僕が片付けると伝えます。
すぐにチョ・テソプ(イ・ギョンヨン)を訪ねたヒウはキム・ヨンイルを釈放すると伝えますが、チョ・テソプから君が引きずり降ろそうとしたキム・ソクフン検事長が次期検事総長になるだろうが問題ないか?と声をかけますが、ヒウはチョ・テソプ議員の選択なら信じますと答えます。
チョ・テソプはいつも問題を持ってくる奴らとは違いヒウはいつも答えを持ってくると言い、気に入っているのですが、ヒウの本当の心の中が読めない分、心配でもあるのです。
一方、キム・ソクフン検事長はヒウに「東部地検のユン・ジョンギルを捕まえてこい」と指示を出します。

14話
今度こそは次期総長任命を前に落馬させようとするキム・ヒウ(イ・ジュンギ)。
もう絶対に逃げ道はないとチョン・ソクジュと先輩のチ・ソンホ検事に伝えるヒウです。
そんな時、次期総長任命を目前にしたキム・ソクフン検事長の職権乱用をファン・ジニョン議員(ファン・ドングン)が告発、また東部地検のキム・ギュリ検事がキム・ソクフン検事長の妻の脱税を告発、そして最後に、キム・ハンミ記者による婚外子暴露が決定打になり失脚させられます。チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)はキム・ソクフン検事長にすぐに戻って検事らしくけじめをつけろと伝え、キム・ヒウ(イ・ジュンギ)にキム・ソクフン検事長をすぐに捕まえろと指示を出します。ヒウは職権乱用の容疑でキム・ソクフン検事長を緊急逮捕します。
ヒウが取り調べをしますが、キム・ソクフン検事長は素直に罪を認めます。
キム・ヒウ(イ・ジュンギ)はチョ・テソプの右腕キム・ソクフンの首を切り、次はチョ・テソプの資金源であるパク・テホの首を切るつもりです。
その後、チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)はチョン・ソクジュを次期検事長に決めるのですが、彼はなぜ?私が?と問いかけます。
そして、チョ・テソプの次の標的はチョンハグループのキム・ヒア(キム・ジウン)です。

15話
チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)からの薦めで中央地検の検事長になったチョン・ソクジュはヒウを容疑者キム・ソクフンの捜査から外し移動まで指示します。
更にチ・ソンホ検事には検事を辞めるように言い、急に態度を変えてきます。
ところが、チョン・ソクジュはヒウの性格を心配して自分が犠牲になるつもりだったのです。
ヒウたちが犯罪と戦う間はこの検事長の席を守り抜くと約束するチョン・ソクジュは「戦え、そして必ず勝て」とヒウに勇気を与えます。
そしてヒウはチョ・テソプの仲間であるパク・テホを捕まえるために捜査中ですが、すでにチョ・テソプ(イ・ギョンヨン)の手下の殺し屋ドクターKがパク・テホを殺すために向かっていたのですがヒウが先に助けだし、安全な検察に連行します。
また一方で、投資家のパク・サンマン代表がJQ建設を買収し新任の代表になります。
それを知ったチョ・テソプはパク・サンマン代表を調査し、味方につけようと呼び出しますが、そこに現れたのはヒウだったのです。その場で宣戦布告するヒウです・・・私はあなたを絶対に捕まえると・・・
同じとき、パク・サンマンはチョ・テソプの手下の殺し屋ドクターKにビルから突き落とされてしまいます。
そして、ヒウの仲間の検事たちは皆地方に飛ばされ、ヒウは徹底的に一人になってしまったのです。

16話(最終回)
キム・ヒウ(イ・ジュンギ)にアメリカ研修の指示がでますが、ヒウは従いますとチョン・ソクジュ検事長に伝え、更に出発の前にチョ・テソプの右腕キム室長をもぎ取りますと話します。
ヒウはキム室長の悪事を暴きますが、最後までチョ・テソプに忠実なキム室長はビルの屋上から投身自殺します。
その後、ヒウはチョン・ソクジュ検事長に辞職願を出し、チョ・テソプ議員と同じ選挙区から立候補することにします。
そして、テレビ公開討論会でハン室長がチョ・テソプの過去の犯罪を暴露し窮地に追い込まれるチョ・テソプですが、更に二人の暴露によって政界も揺らいでいます。
検察と警察が合同捜査を繰り広げているなか、以前としてチョ・テソプ議員の行方が不明なままですが、彼と推定される変死体がテミョン近郊の海岸で発見されます。
DNA鑑定の分析ではチョ・テソプと確認されましたが、ヒウは本当にチョ・テソプなのか?疑問があり、全員捕まえたのに何だかスッキリしない最後なのです・・・
また国会議員となったヒウは皆のまえで、キム・ヒア(キム・ジウン)とはこれから真剣に付き合い始めると交際宣言をします。
そして、後半にはヒウによって刑務所送りにされた者たちが、別の巨悪の権力者チャ弁護士(イ・ギュハン)に助けられ登場し衝撃が走ります。
なぜ?私たちを集めたのか問いかけると今チョン・イルヨン会長(ペ・ジョンオク)が来られると言うのです。そして、チョン・イルヨン会長はチョ・テソプ元議員が作った秘密クラブを私が復活させると言うのです・・・
キム・ヒウ(イ・ジュンギ)は「消さなくてはいけないクズがまだ依然として存在する」とつぶやきラストを迎え「シーズン2」を予感するような結末でした・・・






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韓国ドラマ「悪の心を読む者たち」あらすじと感想、心理サスペンス

2023-01-07 | 韓ドラ あ行、あ



韓国ドラマ「悪の心を読む者たち」あらすじと感想、最終回。
韓国で初めてプロファイラーになった人物が描かれていく本格心理サスペンスドラマ。
物語は1998年ごろ、動機なき殺人事件が多発する中、警察に犯罪行動分析チームが作られ、そのメンバーに抜擢された韓国初のプロファイラーになった人物をキム・ナムギルさんが熱演。
本作のキム・ナムギルさんは久々に陰のある男を演じていますが、抑え気味の演技と全体的にセリフが少ないのでその分、目の演技が目立っていてクールさの中に光る熱い眼差しに引き寄せられます。目の演技と言っても鋭いシャープさではない繊細な感じのデリケートさで、特に被害者家族に向ける心温かい思いやりのある感情演技に魅せられます。
また、キム・ナムギルさんの相棒役には映画「エクストリーム・ジョブ」で強烈な個性を放ったチン・ソンギュさんがよき理解者として心優しい分析チーム長を演じ、女優キム・ソジンさんも刑事役として加わり重要な役割でドラマを盛り上げています。女優キム・ソジンさんの悪事を追及する女性刑事役がとてもカッコ良かったです。
物語の2000年ごろは防犯カメラの設置も少なく捜査も混乱していた時代に凶悪犯の心を分析し犯罪パターンを研究して「プロファイリング報告書」を地道に黙々と作り上げていくプロファイラーが丁寧に描かれていて、その時代の世相が反映されているところも見どころの1つです。
また、よくある警察の犯罪者たちを扱ったドラマですが、本作は劇中の事件も実在する凶悪犯罪が題材になっていて、犯人役の恐ろし気な不気味さにはゾッとしますが、とても分かりやすいストーリー展開になっていて見やすかったです。
また、警察を扱ったドラマにしてはお決まりの悪役の上層部がいなかったことが珍しかったです(笑)
本作の自己最高視聴率は8.3%で、キム・ナムギルさんの大ヒットドラマ「熱血司祭」の22%にはだいぶ及びませんが、この手のジャンルが好きな人にはお勧めのドラマです。ただ本作も警察がテーマなのでラブラインは全くありませんでした。

あらすじ(ネタバレあり)
1話・2話
1975年5月、ハヨン(キム・ナムギル)は子供の頃、遊園地の池でボートから転落し、その池の底に真っ赤なワンピースを着た女性の遺体を発見します。
それがトラウマになっていたのですが、それから時が流れ1998年、東部警察署の刑事になったハヨン(キム・ナムギル)は当時10ヶ月に及び、12人の若い女性が赤い帽子の男に性的暴行を加えられ、金品を奪うという事件の犯人を追っていましたが事件の捜査は進まずに難航していました。
その後、ハヨン(キム・ナムギル)は赤い帽子を装った模倣犯を捕まえるのですが、このことで更に捜査が混線していきます。
そんな中、ソウル市内の住宅でチェ・ファヨンという女性が殺害されて全裸で放置される事件が発生します。そして、容疑者として恋人で元ヤクザのパン・ギフンが逮捕されます。
刑事のハヨン(キム・ナムギル)は誰よりも被害者の心に寄り添う妥協を許さない捜査をするために警察の仲間たちから、つまはじきにされていますが、一方でそんなハヨンを評価しているのが、ソウル地方警察庁鑑識係長のクク・ヨンス(チン・ソンギュ)です。
彼は今回の事件に危機感を覚え、捜査にプロファイラーを置く、犯罪行動分析チームの設置を訴え上司に働きかけるのです。
1999年8月、ハヨン(キム・ナムギル)は刑務所に収容された犯人の「赤い帽子」ことヤン・ヨンチョルの面会にいきます。
そして、犯人のヤン・ヨンチョルは、チェ・ファヨン殺人事件の犯人は恋人のパン・ギフンではないと話し、自分は犯罪者の目を見ただけで犯人かどうか分ると言います。そして、真犯人は性的トラウマがあり女性を全裸にするという特殊性の悪い癖のある者だと打ち明けます。
どんなに緻密に計画を立てていても習性っていうのは必ず出てしまうと・・・
そんな時、またソウル市内の住宅でウォン・マルスクという女性の遺体が発見されますが、被害者の遺体はチェ・ファヨンの時と同じで全裸でしたが性的暴行の痕跡はありませんでした。
ハヨン(キム・ナムギル)は、今回のウォン・マルスク事件とチェ・ファヨン事件は同一犯の仕業ではないかとみて、パン・ギフンを犯人として捕まえた直属の上司であるパク・デウン強力班長に真犯人捜しを訴えかけますが、パク・デウン強力班長は有無を言わせない高圧的な態度で反論のひまも与えません。二人は険悪な雰囲気になります。
それでもハヨン(キム・ナムギル)は犯人の「赤い帽子」ことヤン・ヨンチョルの面会に何度も足を運び犯人の心理を読み取ろうとするのです。
そんな時、ある男が未成年者のチョ・カンムを連れて東部署にやってきます。男は、その未成年者チョ・カンムが自分の家の鍵をこじ開け侵入しようとしたと激しく訴えかけます。
そして、ハヨン(キム・ナムギル)がチョ・カンムを取り調べます・・・
ハヨンは犯人であるチョ・カンムもヤン・ヨンチョルも親に対する恨みがとても強いことを知るのです・・・

3話・4話
似たような犯罪パターンを研究して資料化しておけば、きっと助けになると言う鑑識係長のクク・ヨンス(チン・ソンギュ)の前向きな熱い思いから新たに発足した犯罪行動分析チームがスタートしますが部屋は地下倉庫でチームも3人という寂しいスタートです。
クク・ヨンス(チン・ソンギュ)は犯罪行動分析のチーム長、統計分析官チョン・ウジュ(リョウン)も加わり、ハヨン(キム・ナムギル)は犯罪行動分析官として、チーム長クク・ヨンスと刑務所で服役囚たちの面談を行っていきます。そして、犯罪者たちの心理を研究して資料を作っていくのです。
そんな中、チャンイ洞で幼児バラバラ殺人事件が発生し、ソウル地方警察庁の機動捜査隊が事件を担当することになりました。そして警察にはイ・スヒョン5歳の女の子の失踪届が提出されていました。
この事件に犯罪行動分析チームも入れてほしいと捜査情報の共有を求めますが、拒否されてしまいます。機動捜査隊からは犯罪心理だとかいう気の遠くなるような作業に協力する暇はないと断られてしまいます。
ハヨン(キム・ナムギル)はもう一度刑務所に行き、面談したバラバラ殺人犯チャン・ドゥクホの話から犯人像を解き明かしていきます。
ハヨン(キム・ナムギル)は幼児バラバラ殺人犯のチョ・ヒョンギルの家を突き止め、機動捜査隊ユン・テグ(キム・ソジン)に連絡します。
合流した二人でしたが殺人犯のチョ・ヒョンギルはすでに逃走した後でした。
ハヨンはまだ見つかっていない被害者の指がどこかに遺棄されているはずだと確信し、警察は付近を大々的に捜査しますが犯人宅の近くから見つかった指は8本だけでした。遺体はあと2本の指だけ見つかっていないのです。
ハヨン(キム・ナムギル)は残りもきっとあるはずだと言い、警察は近くの下水路から川の中、石の下、林の中まで隈なく捜しはじめます。
その後、犯人と被害幼児の指紋が採取されましたが、犯人の右の親指、人差し指、小指の3つだけ指紋が見つかるという奇妙な事実が報告されました。
ハヨンは変なつかみ方をする人物なのか、それとも指が2本ないのか・・・?
そして、機動捜査隊は犯人が勤めていた精肉店を訪ね、お給料の時に渡した小切手の使用先から
コンビニを突きとめ急いで向かいます。
ところが、犯人のチョ・ヒョンギルが偶然コンビニに現れ、緊急逮捕されますが、犯人は指が2本なかったのです。
ハヨン(キム・ナムギル)とチーム長クク・ヨンスの二人は犯人チョ・ヒョンギルの取り調べを行いますが、謝ってはいるけど謝る相手が誰だか分からないと言う犯人に憤りと哀れみを感じるのです。

5話・6話
幼児バラバラ事件の殺人犯チョ・ヒョンギルの心理分析を行うためにハヨン(キム・ナムギル)とチーム長クク・ヨンスは刑務所を訪れます。
犯人のチョ・ヒョンギルはよりによってあそこの公園で僕の目についたのがいけないと言い運が悪かったと、犯行動機を少女のせいにするのです。
その後、犯罪行動分析チームは上司のペク・ジュンシク(イ・デヨン)刑事課長とホ・ギルピョ(キム・ウォネ)機動捜査隊隊長のお陰で3年が経ち、2002年になりましたが、相変わらずハヨン(キム・ナムギル)とチーム長クク・ヨンスは刑務所に行き、犯人たちの犯罪に対する心理の聞き取り調査を続けています。
そして2003年、かつてのハヨン(キム・ナムギル)と機動捜査隊ユン・テグ(キム・ソジン)の上司で二人とも不仲で衝突していたキム・ボンシクが機動捜査隊1係長として赴任してきます。
そんな中、機動捜査隊ユン・テグ(キム・ソジン)は韓国大学のハン・ソクフン教授が2週間前に自宅で夫婦共に殺害された事件の捜査を任されます。
内密なのに、記者が嗅ぎまわっていることで、マスコミに洩れないように迅速に捜査するように指示がでます。ところが、また同じ手口の事件が発生し、連続殺人事件となります。
ソウル地方警察庁内部では、機動捜査隊と犯罪行動分析チームの関係が悪化し摩擦が生じています。機動捜査隊1係長キム・ボンシクは分析チームの現場立ち入りを禁じてほしいと言いますが、ペク・ジュンシク(イ・デヨン)刑事課長は「分った、しかし奴らが自主的に調査するのまでは止められない」と忠告します。
そんな時、また高級住宅地で60代の女性が殺害される新たな事件が起こります。
その後、機動捜査隊ユン・テグ(キム・ソジン)は防犯カメラから犯人の後姿を見つけますが、ハヨンは次の犯行と警察の捜査時間を稼ぐために公開捜査を進めます。
しかし、捜査はなかなか思うように前に進みません。



7話・8話
ハヨンたちは地道にコツコツとプロファイリング報告書を作り、犯罪行動分析チームも4年目になりましたが、高級住宅地連続殺人事件はいまだに未解決のままです。
そしてある晩、若い女性が自宅の玄関前で中年の男に何度もレザー用ナイフで刺され重傷を負う殺人未遂事件が発生します。
その後もまた若い女性が男に刺される事件が発生し、ハヨンは今年はじめに同じような西南部連続殺傷事件が2件あったことを捜査日報から思い出し捜査をはじめます。
また、機動捜査隊ユン・テグたちもこの事件の捜査をはじめますが、高級住宅地連続殺人事件の容疑者とこの刺傷事件の容疑者の体格が小柄だということが似ていて、手口を変えた犯行ではないかとにらんでいますが、ハヨンは違う人物だと主張します。
そして、また若い女性が男に刺される事件が発生しますが、今度は包丁で刺され死亡する殺人事件に発展しました。
そして、その後、風俗店女性拉致事件の容疑者としてク・ヨンチュンが逮捕されますが、彼が高級住宅地連続殺人事件の容疑者だったことがわかります。
ところが機動捜査隊1係長キム・ボンシクの取り調べを受けた容疑者ク・ヨンチュンがその後トイレに行くと言ってトイレの窓から逃走し、キム・ボンシクと機動捜査隊ユン・テグは犯人に逃げられてしまいます。
後を追いかけるユン・テグは容疑者ク・ヨンチュンともみ合いになり、刃物で刺されてしまいますが、そこにハヨンが駆けつけてユン・テグを救います。
取調室で容疑者ク・ヨンチュンは18人殺して、女性11人の遺体を山の中に遺棄したと供述しますが、あとになって嘘だと言って供述を覆し、お前みたいな下っ端とは話にならない上司を連れて来いと言ってバカにした態度を取ります。
次にペク・ジュンシク(イ・デヨン)刑事課長が取調室に入りますが、ハヨンが容疑者ク・ヨンチュンの操作方法を説明します。
その後、刑務所に面会に行ったハヨンは殺人が仕事だという犯人のク・ヨンチュンの優越感と喜びに満ちた顔を見て、犯罪行動分析チームの仕事に就いた辛さを感じ涙を見せます。

9話・10話
ク・ヨンチュンによる連続殺人事件は世間に大きな衝撃と恐怖をもたらしましたが犯人逮捕後、警察の内部も新しい捜査方法を受け入れる必要があると感じています。
そして、犯罪行動分析チームは、仲間の統計分析官ウジュの友人のチェ記者のインタビューを受けますが、この分析チームの紹介記事が大きな反響を呼び、21世紀捜査改革の土台となるソウル地方警察庁犯罪行動分析チームとして、ハヨン(キム・ナムギル)はプロファイラーとして注目を浴びることになります。
その後、機動捜査隊と分析チームは西南部連続殺傷事件の犯人を追って捜査が続きますが、ハヨンが犯人になりきる方法で犯人の心理と行動を分析する姿を見てクク・ヨンス(チン・ソンギュ)はハヨンに今の自分がどんな顔をしているか、そのやり方は危険すぎると心配するのです。
そして西南部連続殺傷事件の犯人は今度は部屋に侵入し若い女性の頭を傷つけ放火して逃げる事件が発生します。
また別の日にアパートに強盗が入り、そこの親子に取り押さえられる事件が発生し警察でハヨンが取り調べをしますが、その犯人が西南部連続殺傷事件の容疑者ナム・ギテで自分のことを知っていたのです。
ハヨンは容疑者ナム・ギテの心をつかみ、西南部連続殺傷事件の容疑者であることを自白させるのですが、平気な顔してたくさん人を殺したいから長生きしたかったという容疑者の言葉に身を震わせ怒りを感じるのです。そして、ハヨン(キム・ナムギル)は精神的に心が病んでいきます。
どうしようもない辛い出来事に逃げ出したくなるハヨンは車を走らせ事故に遭ってしまいます。幸い命は助かりますが集中治療室で様子をみることになります。

第11話
交通事故を起こしたハヨン(キム・ナムギル)は病院に搬送され無事に手術を受けますが、ハヨンを犯罪行動分析チームに誘ったチーム長クク・ヨンスは罪悪感を感じるのです。
そんな中、今度は女性の失踪事件が相次いで発生します。その2件の失踪者がカラオケの従業員ですが、捜査は一向に進まず、事件の関連性を見つけるためにパク・デウン刑事はハヨンを呼んでほしいと刑事課長ホ・ギルピョに頼みます。
また一方でハヨンの事故は神経が麻痺するほど重症で今はリハビリを受けている状態ですが、そこに刑事のユン・テグ(キム・ソジン)たちがお見舞いにきますが、ハヨンは「もう警察に戻る気はない」と明かします。
そんなある日、ハヨンは、自分が担当した事件の被害者の母親と病院内で再会し、「私たちのような人の力になってください、これ以上自分たちのように大切な人を失うことがないように」と励ましと勇気づけられる言葉をかけられ涙を流します。
退院の日、ハヨンは直接 犯罪行動分析チームの事務所に帰り仕事復帰します。
そして、いまだに誰も発見されていない女性連続失踪事件の捜査に今まで通り加わるのです。
その後、被害者の女子大生のカードで犯人がお金を引き出します。

第12話(最終話)
機動捜査チームとハヨンたちは防犯カメラの映像から容疑者の車を割り出し、犯人はウ・ホスン38歳の男と特定します。
ユン・テグ(キム・ソジン)とナム・イルヨンは容疑者が勤めているマッサージ店に向かい、アリバイを聞き出しますが、ウ・ホスンは落ち着きを払った態度で恋人とディナーをしていたと答えるのです。
任意同行を求めますが今日は仕事が忙しく疲れているから明日警察に出向くと言いますが、家に帰った容疑者ウ・ホスンは自分の車に火を放ち証拠隠滅を図り、翌日誰かが車に火をつけたと警察のユン・テグ(キム・ソジン)に電話してきます。
ところが、ハヨンにとっては予測通りのことで、これがきっかけとなり家宅捜査令状が取れ、容疑者ウ・ホスンは緊急逮捕され、プロファイリング報告書もまた役に立ったのです。
ハヨン(キム・ナムギル)とチーム長クク・ヨンスは自信ありげにシラを切る容疑者ウ・ホスンの取り調べで彼の愛する11歳の息子の話をして、父親が連続殺人事件の犯人と知ったらどう思うか・・・?と繰り返し問い詰め、アリバイを崩していくのです・・・
ところが、彼には保険金詐欺疑惑もあり、簡単には自白しない容疑者ウ・ホスンです。
そんな中、ウ・ホスンのジャンバーから血痕が見つかり山で発見された死体と一致すると連絡が入り、更に燃えた車の中から口紅が見つかったと報告されます。
容疑者ウ・ホスンはユン・テグ(キム・ソジン)に自白すると伝えます。
ユン・テグはどんな話でも聞く準備が出来ていると静かに話し自白を引き出す作戦に出ます。
そして、韓国ではじめてプロファイラーとなったハヨンの活躍で、犯罪行動分析チームが認められ、新たに第1期生の任命式が開催されました。
ラスト、ハヨン(キム・ナムギル)は「科学は日々発展していて、この世に完全犯罪はありません。だから必ず犯人は捕まるだろう」と伝えます・・・ 終わり






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韓国ドラマ「愛のクァベギ」あらすじと感想、ねじれた愛のプレッツェル

2022-12-13 | 韓ドラ あ行、あ


韓国ドラマ「愛のクァベギ」愛のプレッツェル、あらすじと感想、最終回。
主演はハスキーボイスが特徴なT-ARAのウンジョンとフレッシュな注目株俳優のキム・ジニョプさんで、二人を中心にラブラインが描かれていきます。
タイトルの「クァベキ」は韓国で定番のおやつのねじれた揚げドーナツのことで、そのタイトル通り、お互いの両親の嘘や友人たちの嘘の騙し合いのせいで二人の関係がねじれてしまい、すれ違っていく様子が描かれていく想像を絶する切ないホームドラマです。
嘘が多いですが、激しいドロドロ感はなく、運命に見捨てられた切ない部分も明るく描かれていて、このくらいの方が見やすいかなぁと感じる非現実的なマクチャンドラマです。
また、男性主人公のハル(キム・ジニョプ)も「もう迷わない君は俺が守る」と言いながらも、優柔不断な部分も多く、早く真実を話せばいいのにとイライラすることも多いですが、ここが刺激的なあり得ない韓国ドラマっぽいところなのでジタバタせずにグッとこらえブレーキをかけながら視聴しましょう(笑)
そして、ハル(キム・ジニョプ)とソリ(ウンジョン)がそれぞれ傷つきながらも悲しみを背負って生きていく姿が健気に映っていました。
また悪役というか、ハル(キム・ジニョプ)やソリ(ウンジョン)の友人たちの嘘で二人の関係が急展開し影を落とすことになりますが、その友人たちのギョンジュン役にはチャン・セヒョンさん、ユナ役はソン・ソンユンさんが登場し、常に自分勝手極まりない無神経な友人たちを嫌味たっぷりに演じています。
その若手に対して、ハル(キム・ジニョプ)やソリ(ウンジョン)の両親たちも大きなカギを握り、親同士の歪んだ関係はハル(キム・ジニョプ)やソリ(ウンジョン)たちにも大きな影響を与え、それぞれの心の中にも重い亀裂が入っていきます。
ベテラン勢も大活躍のドラマで、若手とベテランの複雑に絡み合う人間関係がとてもバランスよく描かれていました。
友人たちの嘘、親たちの嘘、そしてハル(キム・ジニョプ)の出生の秘密が衝撃的に描かれ、ハルとソリはどのような人生を歩むことになるのでしょうか?
ハルに関わる謎の人物の登場で更に波乱を迎えるストーリー展開に注目です!

あらすじ(ネタバレあり)
1話・2話
クァベギのオンラインショッピングモールを自ら起業したソリ(ウンジョン)とハル(キム・ジニョプ)。訳あって幼い頃から彼女の家で育ったハル(キム・ジニョプ)は、大企業を辞めて技術責任者としてソリをサポートするのですが、ハルと起業したことを親には内緒にしているソリです。なぜか?ソリの父グァンナム(ユン・ダフン)はハルを嫌い避けています。
ところが会社を作ったものの資金がなく困っている二人です。
そんな中、会社トンバンを経営しているソリの父グァンナム(ユン・ダフン)がニューヨークから帰国します。
起業に反対する父のグァンナムは、ソリに留学を勧め、更に祖父からは、チェ会長の孫と見合いをするように言われます。
また、ハル(キム・ジニョプ)は母親のヒオク(ファン・シネ)に捨てられ、親友だったソリ(ウンジョン)の母親オクヒ(シム・ヘジン)に育てられたのです。
ところが、ソリ(ウンジョン)の父親グァンナム(ユン・ダフン)とハル(キム・ジニョプ)の母親のヒオク(ファン・シネ)はいい仲で、ソリ(ウンジョン)の母親オクヒは二人の関係を何も知りません。
そんな時、オクヒとヒオクの同級生のミジャ(オ・ヨンシル)がヒオクとグァンナムが仲良く腕を組んで一緒にいるところを目撃します。

3話・4話
ハルの母親ヒオク(ファン・シネ)はミジャに私は離婚してアメリカから帰ってきたの、息子のハルにも会わないつもりだったのに、オクヒ(シム・ヘジン)が電話かけてきたと話をいろいろ誤魔化します。
そして、ミジャからオクヒ(シム・ヘジン)とグァンナム(ユン・ダフン)は今も熱々夫婦でオクヒは優雅に暮らしていると聞かされ嫉妬するヒオク(ファン・シネ)です。
その後、ヒオク(ファン・シネ)とグァンナム(ユン・ダフン)の証拠をつかんだミジャ(オ・ヨンシル)は彼女を責めますが、ヒオクの方が一枚上手で悪知恵が働く悪女でした・・・
また一方でハル(キム・ジニョプ)は信頼できる先輩から、とてもいい条件でシリコンバレー行きを誘われますが、クァベキに全てを懸けると言って断るのです。
また、ソリ(ウンジョン)は内緒で母から資金を借りるために、仕方なくお見合いをしますが、それをハルが知ってしまい、その後、仕事のことで大喧嘩する二人です。
更に仕事仲間のユナ(ソン・ソンユン)がハルの母親に電話をかけて、シリコンバレー行きを誘われていることを話してしまいます。

5話・6話
ソリ(ウンジョン)はハル(キム・ジニョプ)に「私の道に引き込んだのは間違っていた、お互いに自分たちの道を行こう、クァベギはやめよう」と話します。
ソリはこれで私たちはお終りなの?・・・僕たちはまだ何もはじめてないと・・・
心の中でつぶやく二人です・・・
また一方で、ヒオク(ファン・シネ)とグァンナム(ユン・ダフン)の浮気を知ったミジャの夫ドンマン(ユ・テウン)は息子のギョンジュン(チャン・セヒョン)をトンバンに就職させてほしいと言って脅します。
そんな時、グァンナム(ユン・ダフン)の携帯に「火をつけておいたけどいつ来る?」とメールが受信されたのを妻のオクヒが見つけ、何かある?と不自然だった夫を疑います。
やっぱり、間違いなく夫は浮気していると確信する妻のオクヒです・・・
翌日、オクヒはヒオク(ファン・シネ)が泊っている高級ホテルの部屋に行きますが、そこになんと夫のグァンナム(ユン・ダフン)もやってきます。
夫は部屋のチャイムを何度も鳴らしますが、ヒオクがドアを開けないので「男がいるんでしょう?だから開けられないの?」と聞きます。

7話・8話
ヒオクの彼が自分の夫とは知らないオクヒは「とにかく誰かと付き合う前に私に紹介してね」と念を押す人がいいオクヒです。
結局、夫の浮気を知らないのはオクヒ(シム・ヘジン)だけなんです・・・
また一方で一日中ゲームばかりしている息子のギョンジュン(チャン・セヒョン)がトンバンに就職出来て嬉しい母のミジャですが、まだ息子がグァンナム(ユン・ダフン)の運転手だと知らない夫婦です。
また、グァンナムはハル(キム・ジニョプ)とソリ(ウンジョン)が一緒にクァベギを起業したことを知り、ソリには近づくなと言ったはずだと叱り、ハルを殴ります。
ところがハルは「僕の問題に口を出さないでください、なぜ僕を目の敵にするんですか?僕のことがそんなに嫌いですか?」と聞き返しますが、「ああ、もう一度言う、ソリの前から消えろ」と念を押します。
そして、グァンナムは運転手になったギョンジュン(チャン・セヒョン)に「今日、俺がハルに会ったことは誰にも言うんじゃない」と指示します。
そのギョンジュンはグァンナムとヒオク(ファン・シネ)の浮気を知ってしまいます。
また一方で、クァベギでは、ハルが作った資料が素晴らしかったとネクストから投資の話が舞い込み、10億ウォンというお金の投資を受けることになりました。

9話・10話
ハルはこれからずっとソリのそばにいると告白したことで、ユナは完全に振られてしまいました。ハルとソリの仲を知ったソリの母オクヒは夫のグァンナムがハルのことを毛嫌いしているので、どうすればいいのか困惑しますが母オクヒは二人を応援します。
そして、祖父母に頭下げて二人の交際を許して下さいとお願いします。
また相変わらずヒオク(ファン・シネ)の男を捜し出しているオクヒ(シム・ヘジン)に対してビクビクしているヒオクは自首して楽になりたいと言ってグァンナムと喧嘩になります。
そばでグァンナムは困り果てていますが、ヒオクはグァンナムが用意してくれたマンションの住所をオクヒに教えようとしますが、その時違う場所でギョンジュン(チャン・セヒョン)がハルの携帯を使ってヒオクの居場所を教えてしまいます。
ところが、一番はじめにやって来たのがミジャ(オ・ヨンシル)でした(笑)
ヒオクがこのマンションをもらったことを知ったミジャは、バレるまで黙っていたらオクヒと絶縁することになるし、だからと言って暴露したら息子のギョンジュンが会社を追われてしまうし不安な気持ちで夜も眠れません。

11話・12話
とうとう、夫グァンナム(ユン・ダフン)とヒオク(ファン・シネ)の仲を知ってしまったオクヒ(シム・ヘジン)は悔しさから涙を流しますが、一人でお酒を飲みに行きます・・・
そして、お店のママは夫グァンナムが離婚したヒオクと浮気するのは同情からよと慰めます。
その日は夫グァンナムも妻のオクヒも家に帰ってきませんでした・・・
一緒に暮らしている祖父母たちはソリのことで夫婦喧嘩したと思っています(笑)
家に帰ったオクヒをミジャが訪ねてきて、騙していたことを謝りますが、オクヒは我慢できないほど腹を立てています。
その後、オクヒはヒオクを訪ね、縁を切りたいと話し、殴りたい気持ちをやっと抑えて、殴る価値もない、私の手が痛いだけとヒオクに話しお金を渡します。
そんな時、ハルとソリは二人で旅行に出かけ、楽しい時間を過ごします。
ところがユナとギョンジュンが後を追いかける時、ハルの母とソリの父が浮気しているので二人は絶対に結ばれないとユナがギョンジュンから聞いて衝撃な真実を知ってしまいます。

13話・14話
夫の本音を聞きたい妻のオクヒ(シム・ヘジン)は夫にお酒を飲ませて、なぜ私と結婚したの?弟たちの面倒で大学に行けなかったから可哀そうで私と結婚したの?と強い態度で問いかけます(笑)そして、ヒオクとはどうするの?ヒオクはあなたを共有しようってバカなことを言っていると言いますが、夫のグァンナムもお前さえよければ同じ考えだと言います。
死にたいの?二人とも正気じゃないと・・・そしてすぐに別れなさいと強い口調で忠告します。
ヒオクはハルとソリが愛し合っていると言い、反対する夫のグァンナムに親同士が浮気しているからダメだと言えばいいの?とあきれ返るのです。
また一方で、ハルとソリが泊まる場所を突きとめたユナとギョンジュンは家で問題が起きたからソリにすぐに家に帰るように言いますが、結局4人で泊まることになります。ハルとソリはそっと夜中に二人で抜け出します。
また、ミジャはヒオク(ファン・シネ)をもう一度訪ねて、ハルとソリが愛し合っているから、息子のためにも不倫はやめなさいと説教します。

15話・16話
一緒に暮らしている祖父母がハルとソリの結婚を認めてくれましたが、今になってオクヒ(シム・ヘジン)は二人は結婚できません・・・と話します。更に理由は夫のグァンナムに直接聞いてほしいと言ってため息をつくオクヒです。
また一方でクァベギの投資契約の日にソリの父グァンナムは「ソリはトンバンの後継者なのでクァベギに専念できない」と相手の代表に話します。
今回はクァベギの投資を撤回すると代表から話があり、投資契約を父から阻止された二人です。
自分の夢を踏みにじった父にトンバンの後継者にならないとハッキリ伝えるソリです。
ソリは家を出ますが、そんな時でも夫のグァンナムはヒオク(ファン・シネ)の家にいたことが分かり、怒り狂う妻のオクヒです。
ソリはハルのところに向かい二人で結婚しようと言って抱き合いますが、そこにユナがやってきて、あんたたちは結婚できないと警告します。
そして、ユナはソリのお父さんとハルのお母さんが不倫しているから結婚できないと真実を伝えるのです。
すぐにソリはハルのお母さんのマンションに向かいますが、そこから出てくる父を見つけます。
そして、無責任な父の行動にやり場のない憤りを感じます・・・
また、ハルも母のヒオクにソリとは絶対に別れないとハッキリ言い切ります。

17話・18話
自分は不倫を続けながら娘のソリには別れろなんて、誰もあなたのことを信じないと言う妻のオクヒは明日ヒオクと別れなさいと言い、そうしなければ離婚するという意味に受け止めると強い態度のオクヒです。
翌日ヒオクを訪ねるグァンナムですが、雰囲気を察したヒオクは自分の方から別れましょうと告げます。
ヒオクごめんよ俺を許してくれと言い、二人はワインを飲んで綺麗に別れることにしますが、家に帰ったグァンナムは息ができないくらい辛いと妻のオクヒに泣きながら伝える最低な夫です(笑) そんな中、ヒオクをヨンアム高校時代の不良同級生パク・ギテが訪ねてきて、ハルは誰の子供だと言ってきました。俺の子だろう?そうなんだなと言うパク・ギテにバカバカしい、ふざけないでと言うヒオクはハルの父親はグァンナムよと言います・・・
パク・ギテはグァンナムに会いにトンバンを訪ねてきます・・・

19話・20話
グァンナムはヒオク(ファン・シネ)にハルはパク・ギテの子供なのか?と、問い詰めます。
ヒオクは自分の子だと知ったらハルからお金をせびり取るから、とっさに父親はグァンナムだと嘘を言ったと説明します。あんな男にハルの人生を壊されたくないと・・・
そのハルはソリと結婚して来月渡米する計画を立てています。
ソリは彼との生活にときめきながらも大好きな母を思うと心配でたまらないのです。
でも、母にだけは祝福してほしいと願っているソリですが、二人は式を挙げないで幸せそうな結婚写真を撮ります。
そんな時、パク・ギテがいきなりやってきて、ハルの父親がグァンナムだとオクヒ(シム・ヘジン)に教えます・・・
寝込んでいる妻のオクヒに夫のグァンナムは「ハルはパク・ギテの子供だ、俺の子供ではない」と信じるように言います。
また一方で、実はギョンジュン(チャン・セヒョン)は投資で大金を稼いでいましたが、親に内緒にしていたのがバレてしまい、結局、親のピザ店開業資金になります。
更に付き合っている彼女シン・ドヒがソリの祖父母の訪問看護師とも知らず、いいところのお嬢様と勘違いしてプロポーズするのです・・・
でも、きっと、いつかバレる日が来るのでしょうねぇ~(笑)

21話・22話
ヒオク(ファン・シネ)の部屋でDNA鑑定書を見たオクヒ(シム・ヘジン)はハルが夫のグァンナム(ユン・ダフン)の子供だと確認します。そして、ヒオクもこれはグァンナム(ユン・ダフン)の提案で偽物で嘘だと言わないのです。これで、グァンナム(ユン・ダフン)への愛情が消えていくオクヒです。
そんな時、娘のソリから「明日婚姻届けを出しに行く」とメールがあり、急いでハルを訪ねる母のオクヒ(シム・ヘジン)です。
あなたの父親を教えてあげる、今日知ったの、あなたの母ヒオクから聞いたと・・・
「ソリの父親、グァンナムがあなたの父親なの、本当よ、あなたとソリは兄妹よ」と優しく伝えます・・・
ハルは母のヒオクに、なんで死ぬよりつらい苦しみを与えるんだ、なぜ僕を苦しめるんだと泣き崩れますが母のヒオクは顔色一つ変えない冷酷な母でした・・・
翌日、オクヒは祖父母に呼ばれ、ソリの結婚を反対する理由を聞かれますが、夫のグァンナムが私の親友でハルの母親と浮気していたことだけを伝えます・・・

23話・24話
ハルがアメリカに黙って一人で行ったことをユナから聞いたソリは母に「ハルに何を言ったの?彼に何をしたの?」と問い続けます。
また離婚したいという夫婦に祖父母たちは離婚は絶対に許さないと言い、もし離婚するなら私たちが死んだ後にしてちょうだいと祖母が言います。
また一方で、ギョンジュンの両親たちはお店を開店しますが、ギョンジュンと訪問看護師のシン・ドヒはお互いの素性が分かってしまい、計算高い二人は別れることになりました。
また一方で、アメリカに行ったことになっているハルはスクーターにひかれ足を骨折してユナの家にいました。そして、そのユナは実は・・・ハルの友人のチョルグの子供を妊娠していたのです・・・
そこに、ソリとユナの父親が訪ねてきて、机の上に置いてあった母子手帳をみつけ、父親は誰だと怒鳴りつけます。ハルは自分が父親ですと嘘をつくのですが父親は我慢できずにハルを殴ります。その光景をみて一番ショックを受けているのはソリでしょう・・・
ハルはソリを諦めさせるためにユナと結婚すると・・・
ユナはハルたちが分かれた原因が知りたくてギョンジュンを呼び出し、ハルの父親がソリの父親だったことを知ります。
そんな時、ユナの父親が「お宅の息子がユナを妊娠させた」とヒオクを訪ねてきます・・・

25話・26話
ハルから電話を受けたギョンジュンは自殺しようとするソリを助けに行きます。
ギョンジュンは「ソリは俺に任せて、お前はユナを気遣ってやれ」とハルにメールします。
ソリは「もう死なない、生きて苦しめてやる、私を苦しめた人たちに復讐してやる」とつぶやき、ギョンジュンに結婚しようと言いますが、あなたを愛することはないと・・・
ソリはハルにユナと赤ん坊と3人で幸せになって、私はギョンジュンと結婚するとハッキリ伝えます。 ところが、そんな時、ソリがハルの子供を妊娠し、ソリはギョンジュンにやっぱり結婚できないと言われますが、同じとき、ギョンジュンはユナのお腹の子がハルの子ではないことを知ります。
いろいろ話が複雑になってきましたが、更に祖父がとうとう、ハルがグァンナムの子供だと知ってしまい、大きな騒動へと繋がっていきます。
また、ソリの母オクヒはヒオクにハルがグァンナムの子供だと言わない条件で、夫をあげるわ、結婚しなさいと伝えます。ヒオクもそれに同意し「ありがとう」とすっかりその気になっていますが、オクヒは「能天気な女」と言って怒りを抑えています。
また一方で、パク・ギテから脅迫されているギョンジュンは彼を調べますが、いろいろな詐欺罪で指名手配中だったのです。なめられていると知ったギョンジュンは覚悟しろと言って何か考えがあるようです。

27話・28話
訪問看護師のシン・ドヒが祖父にソリがハルの子供を妊娠したことを話したと知ったギョンジュンですが、更に祖父はハルがグァンナムの子供だとギョンジュンから聞きます。
祖父は息子グァンナムの会社に行き、ハルはお前の子供なのか?そうなら、私が死んだら遺産は全てハルに譲ると言いますが祖父は誰よりも血縁を大事にする息子がなぜ?入籍を拒むのか不思議な祖父です・・・
そして、祖父は息子のグァンナムとハルのDNA鑑定をギョンジュンに頼むのですが、検査結果は不一致でした。ギョンジュンは今さら違うなんて言えないし、どうなっているのか混乱している
ギョンジュンはハルの母親のヒオクを訪ねます・・・
そこで、嘘のDNA鑑定をヒオクからもらい祖父に見せるのです。
ところが、DNA鑑定をギョンジュンがすり替えたことを知った訪問看護師のシン・ドヒです。
そんな時、祖父が急に亡くなります・・・

29話・30話
オクヒは祖父が亡くなった病院のベットの下から遺書を見つけますが、この遺書は時が来たら公開します、それまで私が保管しますと心の中でつぶやきます。
葬儀会場ではオクヒとグァンナムとヒオクの3人が並び、私が次の妻ですと堂々としている彼女に何もいえないグァンナムです。
そこへパク・ギテが乗り込んできて、グァンナムなんかのどこがよくて並んで立っているんだ、あんな悪党のどこがいいのか教えてくれと言って大声を出します。
また、ソリは子供のためにギョンジュンを選び、ギョンジュンはお金のためにソリと結婚することになります。お互いに悲しい選択ですが今はそれしか考えられない二人ですがギョンジュンはソリの正直な態度に惨めさを感じています。
また、ユナはギョンジュンからハルはグァンナムの子供ではなかった、俺はソリと結婚してソリの子供を育てるからユナは予定通りハルと渡米しろと言います。俺たちさえ口を閉ざせば愛する人と結ばれると・・・

31話・32話
5年後、ソリはチョルグと一緒にクァベギを続けていて今は代表ですが、またネクストに化粧品の投資をお願いに行きますが、断られてしまいます。
そのソリはお金持ちの父親と絶縁してギョンジュンの家に住んでいて、姑のミジャは楽出来ると思っていた息子の結婚でしたが、嫁に気を使い孫の世話までさせられて疲れ果てています(笑)
そして、ギョンジュンは毎晩会社からの帰りが遅いのです。
ところが、ギョンジュンには訪問看護師だったシン・ドヒとのあいだにもう1つ家庭があり、ウォンビョルという自分の子供もいました。
また一方で、出所したパク・ギテはギョンジュンの父ドンマンのお店に行きますが、ハルがグァンナムの息子だとドンマンが知らなかったのが、どうにも腑に落ちないのです・・・
パク・ギテはネットでハルがスティーブン・リーと名前を変えてアメリカで大成功した起業家になっていたことを知ります。
「グァンナムは父親じゃない」というメールを見たハルは帰国してパク・ギテに会いに行きます。ハルにとって実父など誰でもいい、グァンナムが自分の父親かを知りたいだけなのです。
ハルは自分でDNA鑑定をしますが、グァンナムは父親ではなかったのです・・・
また、行方が分からなかったオクヒがソリの息子ハンビョルの幼稚園で見かけたミジャはオクヒが罪人のような暮らしをしていると言い、それを知った元夫グァンナムは心苦しく思うのです。
ドンマンはハルは実の息子じゃないとオクヒに伝えろと話します。

    

33話・34話
5年ぶりにソリの前に姿を見せた母オクヒはあの時二人を引き裂いたのは私だけど後悔はしていない、本当はあなたたちは兄弟なの、ハルは父さんの子供なの・・・と真実を話します。
5年目の命日に祖父との約束を果たそうとハルを戸籍に入れると話すとソリは息子のハンビョルを考え、ダメよと真剣に話します。
また、ハルは酔った姿で祖父の命日に現れ、これからはグァンナムをお父さんと呼びますと言います。そこにオクヒがやってきてソリとハルが兄妹だと言います、ソリもやってきて、それは違う、絶対に違うと言い切ります。
父と話し合ったソリはやはりトンバンに入り、実家で暮らすようになります。
結局、祖父の遺志を明かせなかったオクヒですが、その後、ハルとオクヒは遺言状のことで会いますが、ハルは帰国してからDNA鑑定をした結果をオクヒに見せます。
不一致のDNA鑑定書を見たオクヒは誰かが嘘の報告をしたってこと?誰が?なぜこんなことを?
ハルは全てを突きとめますから、その時まで秘密にして下さいと話します。

35話・36話
グァンナムのところが再開発している地区に住んでいるオクヒ(シム・ヘジン)を見つけた元夫のグァンナムは財産があるのになぜここに住んでいるのかと問いかけます。
そして、ハルは絶対に籍に入れないと言います。
また、ハルの態度を不思議に思ったギョンジュンですが、ハルは父親が分かった以上堂々と財産をもらえる権利があると主張します。
また一方で、ソリは実家に戻りますが、息子のハンビョルが転園した幼稚園で、訪問看護師のシン・ドヒ親子とバッタリ再会します。ドヒ親子も同じ日に転園してきたのです。
訪問看護師のシン・ドヒはソリの夫のギョンジュンが自分たちを捨てるようで不安だったと言います。
また、ハルはソリの実家の真向いの家に引っ越してきますが、家の前にいるソリの息子ハンビョルをそっと見つめています・・・
また、ハルはオクヒにソリと和解してくださいと頼みます。
オクヒは娘のソリに今回ハルが帰国してハルが父さんの子供ではないことが分かり、父さんとヒオクが皆を騙したからハルは復讐のために息子になり、嘘をついて借りを返すと言っていると話します。
オクヒもまた腹が立って悔しくて耐えられないから、少しの間ハルの家で暮らし、復讐しようと思っているので母さんを止めないでと話します。
また、ソリもクァベキの投資の話をすべて潰していたのが父だったことを知り、ソリはハルの会社だとは知らずに今度シュガーの投資を受けることにします。

37話・38話
オクヒは亡くなった祖父の遺言書を持って祖母に会いに行き、ハルはグァンナムの子供ですと伝えます。祖母は「可哀そうに私の孫だったとは・・・」と言って、涙を流します。
祖母はハルに会いに行き、何があってもハルを戸籍に入れるからね、いいわね、と言いますが、ハルは「おばあさん、話があります」と言います・・・
家に帰った祖母は、家族全員を集め、ハルを戸籍に入れると打ち明けます。
そして、グァンナムとハルの親子鑑定をすると話します。
また、ハルは偶然再会したソリに自分の復讐はグァンナムと母ヒオクを別れさせて、二人の仲を引き裂くことだ、やられた分やり返すだけだと説明します。僕たちがされたように・・・
また、今回のグァンナムとハルの親子鑑定で頭を悩ませている者が多く(笑)それぞれが自分の立場を守ろうと必死です。
ユナはギョンジュンに前の時と同じようにすればいいとアドバイスします。
ギョンジュンはハルの母ヒオクに偽造した親子鑑定に協力すると話したときに、パク・ギテがハルの実の父だと知り、パク・ギテに会いに行きます。

39話・40話
偽造した親子鑑定を見た祖母は今すぐにハルを戸籍に入れなさいと言い、グァンナムとハルは役所に向かいますが、グァンナムは「すまない、お前は俺の息子じゃない」と明かします。
そして、理由は母親から聞けと・・・
ハルは母にみんなの前で自白して謝罪しろ、そしてグァンナムおじさんと別れるんだと話します。 祖母にもこの家から出ていけと言われますが、ヒオクは反省するどころか絶対にグァンナムと別れないと開き直っています。
また一方で臨時株主総会があり、そこで新理事が選任されますが経営権を守るためにオクヒの株が必要になりグァンナムは会いに行きますが、そこでオクヒにお店をやらせてあげると言います。
また、そのトンバンの株主総会でスティーブン・リーが新理事になりますが、彼の正体はハルだったのです。
また一方で訪問看護師のシン・ドヒが働き始めましたが、なんとギョンジュンと同じ場所だったのです。更に一緒に帰ろうと言って、ギョンジュンを混乱させるのです(笑)

41話・42話
トンバンの理事になったハルは会社にいる母のところに行き、養育費のお金を返します。母はいらないと言いますが、僕の人生に干渉してほしくないからと言います。
そして、母が関わっている療養所の事業に関与させてもらうからと話します。
そのヒオクはいまだに家を出ていきません。グァンナムは自分の母の祖母にハルの父親がチンピラだから自分が嘘をついて父親になったことを母に話しますが、母はヒオクと別れてオクヒと復縁しなさいと言います。
また、オクヒは「金鶏チムタク」のお店を開店させます。
ソリたち家族も集まり、ユナのお父さんもお店に食べに来てくれます。
そして、グァンナムも貴重なワインを持って嬉しそうにやってきます。
また、ソリは自分はクァベギを続けるので、後継者は夫のギョンジュンにしてほしいと父に話しますが、「あいつはダメだ、そんな器じゃない」と言って頭を抱えるのです。
そして、ハルはトンバンの財務資料を検討しています。それを知ったグァンナムはギョンジュンを呼び出し、今後はお前が後継者だ、そのつもりでしっかり行動しろと指示します。

43話・44話
グァンナムは戦略企画本部の本部長にギョンジュンを就かせ、後継者に決めました。
ハルはそれに賛成しますが、そのうちギョンジュンは必ずミスをするので、その時それを問題にして会長のグァンナムを退任させるつもりです。
ギョンジュンはグァンナムに呼ばれ、理事会の結果お前が後継者になったが理事たちはみんなお前を信用していない、ハルがお前を推して理事たちを説得したと聞かされます。
会長のグァンナムの考えはソリの息子ハンビョルが大きくなるまでギョンジュンに頑張ってほしと願っているのです。
また、ハルのことを不思議に思ったギョンジュンはハルを訪ねますが「ソリに頼まれた、ソリを大事にしろ」と念を押されます。
また、ユナの家では、子供のお誕生日会でユナ、ソリ、元訪問看護師シン・ドヒの3人がお茶をしていましたが、そこにハルとギョンジュンの二人がやってきます。
シン・ドヒを見た、ギョンジュンは俺をもてあそぶつもりだなと言いながらも、シン・ドヒのビルや家が欲しいという要求を叶えるから、今後ふざけたマネをするなと注意します。

45話・46話
子供がほしいユナにハルはアメリカにいる時に手術をして、もう子供は作れないと打ち明けます。そして自分の子供ができたらセッピョルを愛せなくなりそうでこわいと・・・
それでもユナはハルの子供を産みたかったと言います・・・
また一方で、ミジャ夫婦は焼肉店で夫婦だけで食事をしていましたが、なんとそこに息子のギョンジュンがやってきました。
そのギョンジュン見てパパと呼ぶ子供がいたのです・・・
まさか、息子のギョンジュンに隠し子がいたなんてと両親はショックを受けますが、ハンビョルとウォンビョルが同い年というのは最初から愛人を囲っていたの?と両親はどうかしているとひどい剣幕で怒ります。バレる前に別れないと何もかもおしまいになってしまうと・・・
また一方で、クァベキに投資したのがハルだったことをユナから聞かされたソリにハルは誤解するな価値があると思ったから投資したと話します。
そして、よそ見をせずにちゃんと前を見るんだと励ますのです。
ユナから誤解されたソリは、夫のギョンジュンにあなたの実家に戻ろうと相談します・・・

47話・48話
ハルがクァベキの投資者だったことでユナのイライラは止まらないのです。
きっとハルの心がいまだにソリに向かっているのが心配なのでしょう・・・
そして、ユナは私をクァベキの理事に推薦してほしいと言います。
その後、新理事としてユナがクァベキにやってきて、今後会社のことは全て私に相談してと言います。ソリは絶対に衝突するので前途多難ですが、チョルグ先輩はユナが来たことが嬉しそうです。
また一方でヒオクは夫のグァンナムがオクヒのお店金鶏チムタクに頻繁に通っていることが面白くないのです。女の嫉妬は感情が爆発して恐ろしいくらいめんどうですねぇ~(笑)
オクヒは夫婦で順番にやってきて、営業の邪魔をしないでとヒオクに釘を刺します。
そのオクヒは今度は祖母に呼ばれ、ヒオクに殺されそうで眠れないからこの家に3か月だけ一緒に住んでほしいと頼まれ承諾することにします(笑)
ヒオクは私を追い出す魂胆みたいだけど、私は絶対に出て行かないと夫のグァンナムに強い態度で示します。
また、グァンナムはギョンジュンに計画していた買収計画をハルのせいで遅らせることになり遊ばせていた現金をどこかに投資することになりそうだと話します。

49話・50話
家政婦さんが3日間休みをとり、オクヒが朝の食事の支度をしますが、グァンナムの大好きな豆腐煮込みを作り、ハンビョルの好きなおかずも作ります。
皆が食事をしているところにやっとヒオクが起きてきて「ここで何をしているの?」と言いますが、祖母が「朝食を作ってくれた人に礼も言わずに何のマネ?」と言って、あんたが出て行けばすべて丸く収まると言います。結局最後にグァンナムが出ていくと・・・(笑)
また一方で、夫ギョンジュンの携帯にまた同じ「ウォンスター」という人からメールが入ります。ソリはそっとそのメールを開けますが、ソリやユナやシン・ドヒ親子が写っている写真だったのです。
ソリは夫ギョンジュンの後を尾行しますが、彼はシン・ドヒと会っていたのです。
そして、二人の会話を聞き、自分が裏切られていたことを知ります・・・
また一方で、ハルはユナに「セッピョルの本当の父親が誰か分からないのか?」と問いただします。気になるからと言いますが「今まで一度も聞いたことがなかったのに、どうして?」とユナが聞き返しますが、突然父親が現れることもあるかと思ってと・・・不安な気持ちを伝えるのです。まさか、違うよな・・・とハルがつぶやきます・・・

51話・52話
「ソリのことは愛してない、金のためだ、他人の子供を育てるバカがいるか、俺は必ずトンバンを手に入れる、それにはソリが必要だ」というギョンジュンの言葉に全部ウソだったと知るソリ・・・
また、ミジャ夫婦はシン・ドヒの家を訪ね「ギョンジュンと別れてくれ、ダメなものはダメだ」と言いますが、シン・ドヒは「ギョンジュンがしたことをソリさんに知らせます」と脅してきます。
ソリは母オクヒに「父さんと離婚して後悔してない?」と聞きますが「夫婦は信頼が崩れたらそれでおしまいなの」と答えが返ってきます。
ソリは夫のギョンジュンに「離婚しましょう、自分の子供のウォンビョルと暮らせばいい」と言って頬を叩きます。もう、あなたへの罪悪感は捨てる、息子の元に行きなさい、父のグァンナムに引きずり出される前に自分から出て行ってと・・・
翌日ギョンジュンはシン・ドヒに君のせいで俺は終わった、二度と顔を見せるな、すべて君の責任だと話している姿をユナが見つけます。
ギョンジュンはユナにドヒは5年前に俺がしたことを知っている、ハンビョルの父親も、だからこうなった、俺だって悔しくてたまらないと言って、でも離婚だけは絶対にしないと言います・・・
ギョンジュンとユナは5年前に二人が兄妹じゃないと知っていて言わなかったし、ソリがハルの子供を妊娠したことも、わざと黙っていた仲で、共犯者なのです・・・
その後、ギョンジュンは離婚できない解決法を見つけたと・・・

53話・54話
ギョンジュンの父親ドンマンはこっちには弁解の余地もないと言い、母親のミジャはソリがいるのになんて愚かな息子なの幸運を捨てるなんてと悔しがります。
ソリは僕と離婚はしないという息子のギョンジュンに父親のドンマンはまったく図々しい奴だと言い、許されると思うか?と自分の息子に呆れかえるのです。
ソリがギョンジュンと離婚できない理由は?ソリの弱みは?一体何なのかと首をひねる両親です。
そしてギョンジュンはソリにハンビョルが誰の子供か証明してやる、そしたらハンビョルとセッピョルも兄妹になるな、とソリを脅します。
その後、ハルも皆の様子に気が付き何かあると思いはじめ、ソリにどうした?何があった?と問い詰めますが、ソリはただ自分で解決するしかないとハルに伝えます。全くイライラする二人ですが、ギョンジュンもユナもシン・ドヒも自分勝手極まりない無神経な友人たちです。
ハルはギョンジュンのことを一部始終を監視して調べはじめます。

55話・56話
父のグァンナムは娘のソリに何か心配事でもあるのか?と聞いてきますが、ソリは後継者をギョンジュンからハルに変えてほしいとお願いします。
自分からギョンジュンの名前を出しておいてソリのやつ急にどうしたのだろうか?と不思議思いますが、その話をそっとギョンジュンが盗み聞きしていました。
また一方でハルはギョンジュンを呼び出し「お前の様子が怪しいから尾行した」と言ってこの野郎よくもソリを裏切ったなと何発も殴ります。
子供まで作って愛人を囲うとは正気とは思えないとカンカンになってブチギレ、離婚するように言います。
また一方で、グァンナムがソジンエフの株を大量に買っていましたが、株価が下がり続けています。ところがギョンジュンは買い増ししたほうがいいのではとグァンナムに伝えます。
そして、会長の指示だと言って現金も引き出します。
ギョンジュンのせいで、損失は倍になってしまいます。

57話・58話
ある日、ソリはハルの血液型がO型なのに、子供のセッピョルがAB型だったことを知り、昔のことが頭に浮かんできます。ユナが嘘をついた?と・・・
また、母のオクヒは婿のギョンジュンを訪ね、ソリが離婚を言い出したのはきっと理由があるはず、今は離婚しないといっているけど、理由は何なの?と問いかけます。
ところが婿のギョンジュンは理由はハルだとまた嘘をつきます。
その時会社で元訪問看護師のシン・ドヒとバッタリ再会する母のオクヒはヒオクの療養所センターで一緒に働いていることを知ります。
そして、そのシン・ドヒと今度はミジャのピザ店でバッタリ会うのです。
なぜか気になる母のオクヒは婿のギョンジュンを尾行し、シン・ドヒと子供のウォンビョルと3人でいるところを目撃し、衝撃を受けます。
母のオクヒは家に帰ってきたソリに「ごめんね、悪かったわ、可哀そうに、母さんがあなたを守ってあげる」と言ってそっと抱きしめます。
また一方でユナはハルに「あなたがセッピョルの実父じゃないとソリが知った」と話します。
ユナはあなたの子じゃないことが世間に明かされそうで怖いと言います・・・
そして、翌日ソリを訪ねたユナとの会話を聞いてしまったチョルグ先輩・・・

59話・60話
ギョンジュンとシン・ドヒを呼び出した母のオクヒは今すぐソリと離婚しなさいと言いますが逆切れしたギョンジュンはソリに電話して「離婚したらハンビョルを守れない」と言い、義父に知られる前に義母を止めろと強い態度にでます。
その後、ヒオク、オクヒ、ミジャの3人がオクヒのお店に集まって、離婚話しで大喧嘩になり大騒ぎになりますが、グァンナムが知らないだけなんです。でもグァンナムが知ったら、ドンマンは半殺しにされるだろうと心配しています。
ミジャは人質のために子供のハンビョルを自分の家に連れてきます。
今度はハルの母ヒオクを訪ねたギョンジュンは同じ仲間ですよねと言ってヒオクを脅します。
また一方でユナはチョルグ先輩に呼ばれますが、話すことはありません、二度と連絡しないでくださいとメールを返します。
チョルグ先輩はセッピョルが自分の子供だったことを知り、悩んでいます。

61話・62話
ギョンジュンのせいで、大きな損失を出したトンバンの代表であるグァンナムはハルから代表解任の代わりに後継者指名の撤回で手を打ちますと言われます。
その後継者指名のギョンジュンは全権を委ねられたと偽り、お金を使い込んでいました。
グァンナムもギョンジュンが会長になったら会社がつぶれるから後継者指名の撤回が良かったかもと思っています。
切羽詰まったギョンジュンはハルのところに行き、セッピョルはお前の子供じゃない、ユナもセッピョルも傷つくだろう、だからこれ以上俺を追い詰めるなと強い態度を見せます。
ところが、ミジャが子供のハンビョルを自分の家に連れていったことに我慢できない母のオクヒはとうとう元夫のグァンナムにギョンジュンには愛人と隠し子がいると伝えます・・・
ショックで耐えきれないグァンナムはギョンジュンを捕まえて殴り、父親のドンマンに「今から俺たちは他人だ、離婚の手続きをする、離婚届に判を押させろ」と念を押しますが、それでも怒りが収まらないグァンナムです。

63話・64話
ギョンジュンはソリの会社を訪ね、離婚するならハンビョルの実父を公表すると言いますが、ソリはどうぞ好きにしたらご自由に、もうあなたに振り回されない、私も遺書に書いてあった代理人があなただったと公表するから好きにしてと強気です・・・
追い込まれているギョンジュンはまたヒオクのところに行き、余計なことを言ったら、ハルがパク・ギテの子供だと公表すると言って脅すのです。
次はグァンナムのところに行き、株価の暴落はハルの策略で、セッピョルはハルの本当の子供ではないと話し、グァンナムの心を揺さぶります。
また一方でハルはソリの子供ハンビョルから渡された封筒の中をみると赤ちゃんの超音波検査写真が入っていました。
写真の裏を見ると「ハルさんと私の子よ、ソリより」と書かれた文字があったのです。
そして、ソリがギョンジュンと離婚できない理由がハンビョルを守るためだと言った意味がやっと分かったのです。
ハルはソリを呼んで、ハンビョルは僕の子供か?と言って超音波検査写真を見せます。
そして、ハルはそっとソリを抱きしめるのです。



65話・66話
「僕がパパの子供だよ」って知らせるためにハンビョルが超音波検査写真を持ってきてくれた、だから僕たちは運命で結ばれているんだとハルはいいますが、あなたには家族がある、バカな事考えないでとソリは言います・・・
そんな時、今度はセッピョルがチョルグ先輩の子供だと知り、大きなショックを受け、ユナに先輩が可哀そうだろと怒鳴ります。ハルとチョルグ先輩との仲を知っていながら・・・
そして、君の一番の過ちは僕を騙したことだと言い、みんなしてなぜ僕を苦しめるんだと涙を流します。
また一方で離婚したら親権を譲らないと大騒ぎしていたミジャは孫ハンビョルの実の父親がハルだと知り気絶してしまいます。
そして、バットを持ったドンマンはグァンナムをトンバンの屋上に呼び出しますが、そこにギョンジュンがやってきて父を止めます。ミジャは一番嫌いなヒオクを会社のロビーに呼び出し皆の前で恥をかかせ大騒ぎになります。
その息子ギョンジュンはグァンナムに資金を調達するから会社に復帰させてほしいと脅しています。

67話・68話
ギョンジュンは会長グァンナム致命的な弱みを握っているから絶対に復帰できると両親のドンマンとミジャに話します。だから悔しくても少しだけ我慢してくれと・・・
ギョンジュンが復帰したことに疑問をもつハルは彼をまた監視します。
そんな中、ソリの子供の父親がハルだとはじめからユナもギョンジュンも知っていたことをハルが知ります。ギョンジュンはユナにハルに全てを知られた時の対処法を考えるように言います。
また、ハルは会いたいとソリにメールします。来なければ家にいくぞと言って呼び出します。
ハルは二人だけでとことん飲もうと言ってグラスを渡し、死ぬまでずっと謝り続けるから僕を許してくれと頼みます。
そして、5年前ソリがハルの子供を妊娠したこともハルとソリが兄妹じゃないことも知っていて黙っていたことをソリも知り、ユナとギョンジュンの二人を決して許してはいけない思うハルは、僕ともう一度やり直そうとソリに伝えます。
もう二度とあなたを奪われたりしないとソリも同じ気持ちになります・・・

69話・70話
家に帰ったハルはユナに君とは別れる、君とは暮らせない、離婚しようと伝えます。
ひどすぎると言うユナに5年も僕をだましておいて鳥肌が立つと言い、ハンビョルが僕の子供だと知りながら、よくも騙したなと怒鳴ります。
またソリも寝ている息子のハンビョルに本当のパパを取り戻してあげると言い、ユナを許せない気持ちでいます。
また一方で、ギョンジュンは株の損失で、そのミスを埋めるために今度はハルと手を組んでいるネクストのユン代表に「私はオ会長とソリに利用されて捨てられたから復讐したい」と言って自分の味方につけます。
そして、ギョンジュンはグァンナムにハルを理事の座から解任するように言い、ユナは父にシュガーの代表の座からハルを引きずり下ろすように言います。
ユナはソリのクァベギを潰すつもりです。
その後、ハルとソリの関係を中心に家族関係がギクシャクし、ソリはとうとう母のオクヒにハンビョルの実の父がハルだと話します。

71話・72話
ソリの母オクヒはハルにハンビョルの実の父親だったなんて驚いたでしょう、ユナは恐ろしい女だわ、これからは好きにしなさいと励ますのです。
ところが、ユナは父に頼んでクァベギを潰すことしか頭にありません。
また一方で、ネクストのユン代表のお陰でハルが解任され、ギョンジュンが新しく新理事に就任されました。ハルはグァンナムになぜ僕をそんなに嫌うのですか?後悔しますよと言って部屋を出ていきます。
すぐにソリが父グァンナムを訪ね、ハルが父を心配していたことを知らせ、ハンビョルの実の父親がハルだと告げます・・・
すべて自分が悪かった、救いようのない人間だと言って、父のグァンナムは孫のハンビョルをすまなそうに抱きしめます。

73話・74話
グァンナムのトンバンが倒産したと勘違いしているヒオクはグァンナムからお金をもらってアメリカに行くと言います。
ヒオクの息子ハルがハンビョルの父親だったことをグァンナムはなかなか伝えることができません。それは、知ればかなりのショックを受けると思い心配しているのです。
また一方でユナの父はシュガー代表であるハルを解任し、クァベキへの投資金も回収することにしました。ユナの父はユナを捨ててソリとやり直すハルが許せないのです。
また、クァベキのチョルグ先輩はハルを呼び出し、どうなっているんだと聞き返しますが、ハンビョルは自分の子供で、5年前のユナの悪事を話します。
そして、クァベキへは個人として投資するとハルが伝え、投資金の件は解決します。
そんな時、グァンナムとオクヒがよりを戻すと聞き腹が立ったヒオクがハルの家で暮らすと言ってやってきますが、ユナは味方が出来て嬉しそうです。
ところが、とうとう仕方なくオクヒはヒオクに「あなたの孫はハンビョルよ、ハルの子供よ、だからグァンナムがあなたと別れたの、セッピョルはハルの子供ではない」と真実を伝えます。

75話・76話
ハルの母ヒオクは私のせいでごめんなさいとつぶやいてビルの屋上に行きますが、ハルからユナを引き離すためにハルの家に戻ります。
また一方でネクストのユン代表とギョンジュンが親しそうに歩いている姿を見たハルはギョンジュンがユン代表と組んだことを知ります。
でも、ユン代表はなぜギョンジュンと手を組んだのかハルはユン代表に会いに行きますが、君が私に従わないからだ、ギョンジュンの方が君よりグァンナムに深い恨みを抱いていると聞かされます。
その後、ヒオクの後任の療養所の新理事長にギョンジュンが愛人のシン・ドヒを推薦します。
グァンナムはギョンジュンたちにトンバンを奪われると青ざめ、恐怖で立ちすくむのですが、ハルがトンバンを守るためにやってきて、療養所の新理事長に就きます。
悔しがるギョンジュンはハルの実の父親パク・ギテを療養所に連れて行き、ハルに会わせ、今すぐ療養所を出ていけと言います。

77話・78話
支払いはトンバンが用意したと言ってギョンジュンがハルの実の父パク・ギテを療養所に連れてきました。パク・ギテはドンマンの息子ギョンジュンはなぜ俺に優しいんだろうと不思議に思っています。
ギョンジュンはハルに電話をかけて療養所からすぐに出ていくように言います。
また、ソリにもトンバンの会長になったら離婚してやるから、そのつもりでいろと脅すのです。
そして、必ずオ家を破産させてやると・・・
また一方でハルからユナを引き離すためにハルの家に戻ったヒオクはセッピョルの実の父親チョルグ先輩にセッピョルを預けたり、夕食を一緒に食べたりしてユナを追い詰めていきます。
ところが、クァベキに大量注文が入り、皆で喜ぶのですが、それが詐欺だったことが分かります。犯人を捕まえようとしますが、ソリはユナの犯行だと感づいています。
ソリはチョルグ先輩に絶対に犯人を許さないでとハッキリ伝えます。

79話・80話
ギョンジュンはパク・ギテにハルが息子だと教えます。そして父のパク・ギテは大喜びです。
これからお金目当てでまとわりつくでしょう。
そのギョンジュンの今までの悪事をグァンナムは父親のドンマンに涙を流しながら伝えるのです。家に帰ったドンマンは俺たちが子供の育て方を誤ったようだ、全て親である俺の責任だと言って妻のミジャに泣きながら話します。
また一方でクァベキの事件は警察が詐欺として受理してくれました。
ソリは誰が犯人だとしても必ず捕まえるとチョルグ先輩に伝えますが、彼は暗い顔をして不安になっています。結局、ユナが入金することで解決しました。ソリはお買い上げありがとうございました、とユナに電話をします。
また、そんな時、ヒオクの一言でユナの父親に全てが分かってしまい、悪い嫁から息子のハルを守りに来たとハルの家に来た理由を話すのです。ユナの父はかなりのショックを受けています。

81話・82話
父のパク・ギテはさっそくハルの会社にお金をたかりに来ました。
100億ウォンを要求する最低な父はグァンナムとも再会します。
グァンナムは何があってもあいつとは関わるな、お前の人生が台無しになるとハルに言い、パク・ギテが現れたのはギョンジュンのせいだと知ります。
その後、パク・ギテはヒオクを訪ねてきて、ハルの家はどこだと聞きます。
ヒオクもハルも絶対に家に入れるなとユナに言いますが、ユナはわざとパク・ギテを家に入れてジュースを出してあげます。
また一方でユナの父親はチョルグ先輩を呼び出し、「お前の娘のセッピョルとユナの責任を取れ、イヤなのか?」と責め立てます。「責任を取ります、そうします、お義父さん」と嬉しそうなチョルグ先輩です。
また一方でシン・ドヒと子供のウォンビョルはギョンジュンの実家であるドンマンとミジャの家で暮らすことになりました。もちろんギョンジュンは大反対でどうしても会長になるとバカなことを言っています。

83話・84話
幼稚園で父親参観があります。
シン・ドヒは「ギョンジュンを呼ぶ」、「ハンビョルには実父がいる」とユナに言います。ソリは「ギョンジュンはウォンビョルの父親として来ればいい、私はその日、幼稚園を休ませる、だから心配しないで好きにすればいい」とユナとシン・ドヒに答えます。
その件もあり、ハルはソリにハンビョルに僕が本当の父親だと話そうと思うと言い、セッピョルにも父親を取り戻してやりたい、実父と住まわせてやるのがセッピョルにしてやれる最善策だと思うと話します。
更にハルは「ありがとう、ハンビョルを産んでくれて感謝している、もう二度と苦しめない」とソリに打ち明けた言葉を、息子のハンビョルが全部聞いていたのです。
ハルは自分がハンビョルの父親だよ、ごめん、許してくれ、と言ってハンビョルを抱きしめます。3人が本当の親子になった日でした・・・
たしかに大人の都合で子供に隠し事をするのはよくないというソリの祖母の言葉もうなずけます。

85話・86話
子供のハンビョルもハルが実の父だと知り、後はソリとハルが結婚するだけなんですが、ユナもギョンジュンも離婚しないと言っています。ソリは離婚訴訟を起こすつもりでいます。そして、シン・ドヒに証言を頼みますが・・・
また、ソリとハルを別れさせるというハルの父パク・ギテはユナに活動費が欲しいと言って大金を要求しますが、ユナは化粧品を大量に買ったから今はお金がないと言い、100万ウォンとクァベキで買った化粧品1本を渡します。
その後、ユナは「クァベキのオ・ソリ代表の二重生活、悪女の本性を暴きます」と、匿名でネットに書き込みします。
その後、記事は拡散され、世間は大騒ぎになり、ソリのクァベキにも記者たちがやってきて、ギョンジュンのところにも記者たちがやってきます。
また、ギョンジュンもパク・ギテを呼び出し、裁判に使うのでソリとハルの確実な写真を撮ってほしいと言ってお金を渡します。

87話・88話
今度は「オ・ソリ代表の噂を暴露した女は誰?」という記事がネットで拡散されますが、それを流したのがユナに愛人だとバカにされたシン・ドヒで、更に彼女はギョンジュンとは別れますと母のミジャに置手紙を置いて家を出て行きました。
また、壊れていくユナを見てチョルグ先輩は僕はセッピョルの父親だからこれからは積極的に関わっていくとユナに意見します。
また、ギョンジュンに見放されたパク・ギテは次の金づるを求めてグァンナムの家にまたやってきます。そして、孫のハンビョルに私が本当のおじいちゃんだと話します。
そして、ハンビョルが相続したお金を要求するのです。
腹を立てたハルの母ヒオクは私が100億ウォン用意するから連絡を待つようにパク・ギテに話します。

89話・90話
ソリの母オクヒは、ヒオクがどうしてパク・ギテの子供を産んだのか、ずっと気になって、不思議に思っていました。ところがパク・ギテがオクヒのお店に来て真実を知り、私のためにヒオクが犠牲になったとひどく悲しむのです。
また母のヒオクは「私が働いてた部屋でハルが働く姿がみたかったの、ソリとハンビョルと幸せに暮らしなさい」とハルの部屋を訪ねハルの顔を見つめながら優しく話しかけます。
ヒオクは今度、幼稚園に行き、孫のハンビョルを抱きしめ、そばにいたソリに「ハルを愛してくれてありがとう、今までごめんね」と優しい言葉を残して、パク・ギテに会いに行きます。
ヒオクはパク・ギテに私の夢を知っている?あなたを殺して私も死ぬことだと言って、ヒオクはパク・ギテと毒入りコーヒーを飲みますが、二人は死ななかったのです。
その後、ヒオクを人質にパク・ギテからハルに100億ウォンの要求があります。

91話・92話
金塊を用意してパク・ギテに渡しましたが、そのアジトをハルとソリが捜し出します。
早く警察に知らせればいいのにとイライライしますが、ハルがパク・ギテを殴って、母のヒオクも金塊も無事に戻ってきました。
また一方で、会社からなかなかハルを追い出せないギョンジュンは今までの横領を理由にネクストのユン代表から理事を解任されます。そんな時、ギョンジュンに「助けてくれ」とパク・ギテから電話があります。
パク・ギテは自分が雇ったチンピラを殺してしまい、その殺人をハルに被せようとしてギョンジュンを呼び出しました。ギョンジュンは一旦は断りますが、弱みを握られているために仕方なくパク・ギテに協力することになります。
ギョンジュンはソリを呼び出し、ある人から動画が送られてきたと言ってある動画をみせます・・・ そして、ハルの父親のパク・ギテが死んだと言います・・・

93話・94話
その動画はハルが父親のパク・ギテを殴っている動画でした。
ソリは警察に届ければいいと言いますが、ギョンジュンは提供者の目的は逮捕ではなく金だ、金を渡せば映像を消去すると言い、提供者が求める金と俺の会長就任の2つの条件をのめば、この動画は破棄するとギョンジュンはソリに言います。
また、ソリも単純な女で、ハルを殺人者に出来ないと母のオクヒに頼んでギョンジュンにお金を渡します。ギョンジュンはパク・ギテに一旦お金を渡しますが、人を雇ってそのお金をギョンジュンが奪いパク・ギテを殺すように指示します。
また、ソリはハルに父親のパク・ギテが死んだことを話し、お金も渡したことを話します。
ギョンジュンはグァンナムにソリとはすでに合意済で、拒んだら入手した動画を警察に渡しますと脅します。そして、次期会長に選任してほしいと話します。
ところが、ハルが事件を調査した結果、パク・ギテが生きていることが分かりました。
また、ギョンジュンが嘘をついたことになりますが、父親のグァンナムは会長就任と引き換えにソリとの離婚と親権の問題を解決しようとします。

95話・96話
祖母はグァンナムが会長の座をギョンジュンに奪われたのが悔しくて、死んだ夫が知ったらどんなに悲しむかと泣いています。ずっと家にいるグァンナムの姿を見たくないのです。
また、ギョンジュンの両親は壊れていく息子のギョンジュンをみてシン・ドヒにウォンビョルのために別れるように言います。シン・ドヒも子供のウォンビョルがギョンジュンのようになったら困ると言って別れを決心します。そして、療養所を辞めると・・・
また一方で、チョルグ先輩はユナにソリが離婚したのでハルを自由にしてほしいと言い、更に
僕のところに来いとは言わないから、僕はただセッピョルの仲がいいおじさんでいたいだけでそれ以上は望まないと話します。
ところが、ユナの態度がだんだん変わっていくのです・・・
ユナはソリにハルを奪ってごめんなさいと謝罪します。

97話・98話
ユナはハルに別れよう、離婚しましょうと話し、離婚届をハルに渡します。
ソリの元に行ってと泣きそうな顔をして渡します。
ハルはユナに君もどうか幸せになってくれと本心で伝えます。
また一方で、誰も自分のことを祝ってくれないギョンジュンは息子のウォンビョルに会いに行きます。そこにシン・ドヒがやってきて、お母さんが家に帰るように言っていると言います。
ミジャとドンマンは息子のギョンジュンにパク・ギテが生きていて韓国にいると言って、自首をすすめるのです。そしてギョンジュンは両親に退職届を出してから警察に行って自首すると言います。ところがギョンジュンは急に気が変わって自首しなかったのです。
また、グァンナムとソリはハルにトンバンを継いでほしいと思っています。ハルほどの人材はいないとソリは言い、ハルも考えてみると答えます。

99話・100話
ハルがトンバンの会長に就任しました。ソリの父親グァンナムも安心して身を引くことができます。祖母も亡くなった夫も喜んでいると言って、胸のつかえがとれたようです。
そんな時、グァンナムの家とハルのところに刑事がやってきて、殺人事件が起こり、遺体はパク・ギテの服をきていたので、どうかご理解の元、捜査にご協力願いますと説明します。
そんな時、幼稚園の前でソリはギョンジュンと出会います。
そして、ギョンジュンがパク・ギテを殺そうとしたことを知り、怖くて自首できないことを知ります。
また一方でシン・ドヒは療養所を辞めると言いますが、ハルが事業拡大のため人材が必要なので辞められは困りますと言ってドヒを引き止めます。ドヒはハルに感謝します。

101話・102話
ハルとソリは二人で役所に結婚届を出しにいきます。
やっと願いが叶った瞬間がやってきて、後は家族だけで式を挙げるだけです。
ユナはハルにごめんなさい、私との悪い記憶は忘れてと言って、家を出ていきます。
そんな時、ユナの娘のセッピョルが「私の本当のパパは誰?ワンちゃんのおじさん?」と聞いてきます。ユナは「セッピョルはすべて知っていたのね」と胸を痛めます・・・
ハルとソリの結婚式の当日は家族だけでお祝いするはずでしたが、ソリの子供のハンビョルが自分の友達のウォンビョルとセッピョルに招待状を渡したために久しぶりに皆が集まり、母親たちは今日は喧嘩しないで休戦よと言い、子供の心は大人みたいに汚れてないのよと笑います。
ユナもセッピョルと父親と笑顔で参加することになり、ソリの結婚式でチョルグ先輩から愛していますと告白されるユナです。
ところが、そのお祝いの席に酔っぱらったパク・ギテが現れ、大事件が起きます。

103話(最終回)
2年後、ギョンジュンが刑務所から出所して、家族の元に帰ってきました。
母ミジャの手料理を食べながら、家族の食卓は穏やかな雰囲気に包まれていました。
また、ユナは金浦に喫茶店を開店し人気のお店になっています。
ユナはチョルグ先輩と結婚し今お腹に赤ちゃんもいますが、相変わらずわがままな性格はなおりませんねぇ(笑)
また、アメリカで暮らしていたハルの母ヒオクも戻ってきて、その後、皆の家族が久しぶりに集まって賑やかな食事会をします。
ハンビョルとウォンビョルとセッピョルの3人の子供たちの友情は相変わらず厚く固い友情を見せつけ、父グァンナムは「また集まってワインを飲むとは思わなかった」と言って、ハルとソリの結婚式の話題で大人たちは盛り上がり、爆笑の宴会になりました。 
そして、グァンナムはみんなの愛のために乾杯をします。
ソリは「幸せよ、明日また何が起こるか分からないけど、今はとても幸せよ」と言って、ハルとソリのクァベキのように絡んだ関係が元に戻り、happyendを迎えました。




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「赤い靴」韓国ドラマ、前半・後半、ドロドロ愛憎劇、あらすじと感想、最終回

2022-06-03 | 韓ドラ あ行、あ

韓国ドラマ「赤い靴」あらすじと感想、最終回。後半51話~100話
前半はこちらをチェック→韓国ドラマ「赤い靴」前半、1話~50話、あらすじと感想。

自分の夢のために、夫と子供たちを捨てた母親とその母親に復讐を仕掛ける娘の壮絶な愛憎劇ストーリーが展開されていきます。
後半から、ヒロインのジェンマを巡り兄弟で三角関係に発展しますが、兄の人間関係を重視する大人の対応も俳優パク・ユンジェさんらしく、弟ヒョンソクの暴走もヤンチャな弟らしい特徴が感じられますが、兄弟二人の誰にも負けない深い愛が切なすぎるほど痛々しいです・・・
とにかく、行動的な弟役のシン・ジョンユンさんから目が離せません。

ただ、復讐劇が中心に描かれているので胸キュン的なラブラインは少なかったように思います。
後半過ぎ、悪事を働く会長の先妻の子供が登場し、ジェンマの復讐に加わる仲間が増え、次の新たなスタートがはじまり、面白さが増してくるのと同時に終盤ヒロインのアッと驚くような出生の秘密が明らかになり、ドキドキ感も更に増してきます。

絶対にありえない展開をみせるマクチャンドラマで、名女優チェ・ミョンギルさんの母と娘だからこそ引き起こす情愛や憎しみなど驚くような展開が続きますが、その壮絶な愛憎劇の中にも終盤は許し合える母娘になってほしいと願う趣の深いドラマになっていました。

あらすじ(ネタバレあり)後半、51話~100話(最終回)
51話
探偵事務所から電話を受けたジェンマは22年前に事故を起こしたクォン社長の車がある建物へ向かいます。
そして、鑑識の結果、父親のシャツと車についた血液が一致します。
これで父親をひき逃げした犯人がクォン社長だったと分かります。
家に帰ったジェンマは胸が張り裂けそうなほどの苦しみを感じながら号泣するのです。
そして、母のヒギョンに「ジノに会いたい弟のジノに会いたい」と泣きながら電話するジェンマです。

52話
クォン社長が車がある建物に入っていく写真が送られてきます。
クォン社長は妻のヒギョンに君の仕業か?と問い詰めますが、「昔から犯人だと知っているのに
こんな面倒なことはしないわ」と言って、他の誰かも知っているようねと・・・

ジェンマは時効が過ぎているけど、あいつらに罰を与えるにはどうすれば?それと間違いなくテギルおじさんも事故に関係があると思い、テギルの携帯でクォン社長に電話します・・・

ジェンマはテギルに「おじさんは全て知っていた、パパを殺したのはクォン社長だと、必死に犯人を捜す私の横で黙っていたのね、なぜ?」と大きな声を張り上げます。
そして、パパが死んだのに他言しない代わりにお金をもらうなんて、そんなの人間のすることじゃないと・・・
するとそばにいた母のオクキョンは私が悪いのあの時はゴヌクの手術費が必要だったのと泣きながら明かします。
ジェンマは「私とジノを育てたのも罪悪感を拭うためだったのね、罰が当たらないように」と言いクォン社長よりもあなたたちの方がもっとひどい全員共犯だわと叫んで家を出ていきます。

53話
チェ社長はヘビンに東大門の韓服のお店を紹介しますが別のお店ではダメですか?というヘビンに着飾るより内面を磨かないとダメだと言い、結納はすべて省いて生活もチェ社長宅から始めるように言います。
家族は一緒に暮らしながらお互いの絆を深めるものよと更にヘビンには厳しい言葉です。
また、チェ社長の祖母の家で暮らすことになったジェンマは祖母からギソクとの結婚を許してもらいました。

また一方で、ジェンマはオクキョンの友人ソニから、あのひき逃げ事故の時クォン社長の車に母のヒギョンも一緒に乗っていたことを知り、また母から裏切られたジェンマはただただ茫然とします。

54話
「クォン社長、血の付いた車は無事ですか?」というメールが何度も届き、クォン社長は発信者を突きとめようとしています。
ところが、写真の事やメールのことを知っている妻のヒギョンが怪しいと思いはじめます。

また、社内ではヘビンの兄でジュヒョンというクォン社長の前妻の息子が帰国すると噂になり、彼はクォン社長と血のつながりはありませんが、ヘビンとの後継者争いがはじまりそうだと話題になっています。

また、ジェンマは警察のオ刑事に犯人はローラグループのクォン社長ですと伝え、状況証拠や証言などが入っている封筒を渡します。
ところが、報告はしましたが、先手を打たれ、これ以上捜査が出来なくなったと電話があります。

55話
チェ社長の家でヘビン家族との食事会があります。
ジェンマが作った料理をクォン社長が美味しいと言ってくれますが、そのクォン社長をホークで刺そうとしたジェンマをギソクが皆に分からないように止めます。
二人で2階の部屋に行き、ジェンマははじめてギソクに父を殺したのがクォン社長だと話し、証拠もあるし隠してた車も発見して車から血痕を採取して父のシャツの血液と一致したと、そして、その車には母も乗っていた・・・
時効が過ぎたけど再捜査を警察に頼んだけど捜査に圧力をかけていると全てを話します。
そして、私は理解も助けもいらないから、この話に口を出さないでと強く伝えます。

56話
クォン社長の妹スヨンの誕生日を家族の者は誰一人覚えていませんでした。
ところが、ジェンマだけがスヨンの誕生日を祝って、お花とケーキを届け、二人はお酒を飲みに行きます。
酔いつぶれたスヨンを家まで送っていきますが、母のヒギョンは早く私の家から出て行ってとジェンマを追い払います。
ジェンマはスヨンさんから面白い話を聞いたと言って、亡くなったお姑さんが最後に残した言葉「嫁がご飯に毒を盛り私を殺した」と・・・日記にも書いてあるそうですよと伝えます。

57話
夜中にクォン社長の家に強盗が入り警察が捜査にやってきます。
犯人逮捕に全力を尽くしますという警察ですが、これはどうみてもプロの犯行で金品が狙いではないので、十分に気を付けるようにと言います。
クォン社長は私を殺そうと?それとも妻のヒギョンが狙いなのか? 一体誰が? 
母のヒギョンは人を雇ったジェンマの仕業だと見抜いています。

そのヒギョンは姑の日記が気になって仕方ありません。
一日遅れでスヨンの誕生日プレゼントを持って部屋に行き、日記を見せるように迫るのです。

また一方で、地下の駐車場でクォン社長が襲われますが、ボディーガードに助けられます。
そしてすぐに、監視カメラを確認して警察に連絡をするのです。

結局、2回も失敗したことでジェンマは「プロでしょう?一体何をやってるのよ」と怒りをぶつけます。
ジェンマは父親の写真を見ながら、何があってもパパの恨みを晴らすから・・・ とつぶやきますが、逆に「やめなさい、ジェンマ、許すんだ、忘れなさい・・・」と復讐を止める父の声が聞こえてきます・・・

58話
私は悪い人間になった、殺人をもくろむ悪魔になった、純粋なギソクさんとはつきあえないと心の中でそう感じています。
ジェンマは「私たち別れましょう、ごめんね」とギソクに電話をします。
そして、二人で写した写真を消して、指輪も返します。

また、ジェンマとヒョンソクが海外バイヤーの要望で釜山に出張に行くことになります。
ジェンマは「思い知るがいい、ミン・ヒギョン、あなたにとって一番大切なヘビンを悲惨なくらい壊してやる」とつぶやき、二人で飲んでいる時ヒョンソクのビールに睡眠薬を入れ、誘惑します。

59話
ジェンマはヒョンソクと一緒に部屋にいる動画をヘビンに送ります。
悪いけど結婚は諦めて、あなたではなく私が結婚すると悪意を持って伝えます。
翌朝、部屋に入ってきたヘビンは二人をみて狂ったようにジェンマに殴りかかろうとしますが、ヒョンソクはジェンマさんは悪くない俺と話そうと言ってヘビンを止めます。
最後までジェンマをかばうヒョンソクに泣き崩れるヘビン・・・

家に帰ったヘビンは部屋中のものを投げつけて「胸がとても苦しいの、締め付けられて死にそう」と母のヒギョンに泣きつくのです。
母のヒギョンはジェンマの家に向かいます・・・

60話
ジェンマはヒョンソクに「誤解しないで、私は酔った勢いじゃなかった、だから謝らないで」と誘惑するような言葉を言います。
また、ヘビンは「許してあげる」と言います、ヒョンソクは「今は時間がほしい、混乱している、とりあえず結婚を延期してほしい」と頼みます。
そして、ヒョンソクは退職届をヒギョンに渡します。

ヘビンはギソクを訪ね、すべてを話しますが、ギソクは二人を信じていると言い、何か理由があったはずだ、心配するようなことは何もないはずだと言います。
ところが、ヒョンソクの口から「ジェンマさんも俺のことが好きだ、ヘビンとは結婚しない、ジェンマさんと俺を認めてくれ」と衝撃的な言葉を聞かされます。

61話
祖母のチェ社長もなぜ結婚しないと言うのか?ヒョンソクがまた私を苦しめると言ってひどく怒っていますが、それよりもあんなに穏やかだったギソクの怒りも祖母以上のものがあります。
ところが、ジェンマは最初からギソクよりも弟ヒョンソクが好きだったとギソクに面と向かって打ち明けるのですが、復讐が何なんだ、自分の人生を壊してまでするべきことか?何が残るんだ?と問い詰めます。

更にヒョンソクはクォン社長を訪ね、ヘビンを愛してないので結婚を破談にしますとハッキリ伝えますが、憤慨するクォン社長はチェ社長に守られた役立たずめと言って殴りつけます。

また、ヘビンはジェンマを会社の非常階段に呼び出し、「お姉さんでしょう、知っていたわ」と言いますが、「私に妹はいない、二度と呼ばないで、あなたは妹じゃない、殺人犯の娘よ、かの有名なクォン会長、あなたの父親は人を殺したの、私の父を殺したの、車にはあなたの母ミン・ヒギョンも乗っていたの、不倫中の男女が私の父をひき逃げしたのよ」と怖い顔で怒鳴ります。
それを聞いたヘビンは動揺し、階段から転げ落ちてしまいます。

62話
母のヒギョンは娘のヘビンが全て知ってしまったことに「違うの、私はいなかった」と嘘を言いますが、ジェンマの家でママの写真を見たし、だからジェンマが復讐をしてるんでしょうとヘビンは母に聞き返します。

母のヒギョンはジェンマの家に乗り込んでいきますが、ジェンマが弟のジノの部屋を見せて、医者になって母に会いに行くと言って一生懸命勉強して毎晩母親を思いながら人知れず泣いた部屋だと泣きながら教えます。
母のヒギョンはふとママ、ママと呼ぶジノの幼いころの声が聞こえてきます。
家に帰ったヒギョンは夫のクォン会長と過去の二人の関係について口論になりますが、娘のヘビンがあなたの過去を知ったと教えます。そして、これが俺に対する復讐なのか?と大きな衝撃を受けます。

また、やつれた顔をしてヘビンが祖母のチェ社長を訪ねてきます。
助けてください、どうかヒョンソクを説得してください、ジェンマが誘惑したと言いますが、ヒョンソクは俺がジェンマを愛しているんだ、何と言われてもヘビンとは結婚しないと祖母に堅い胸の内を話します。

63話
ジェンマの友人ユギョンは破談にするためにギソクの弟ヒョンソクを誘惑し、ギソクを裏切って捨てるなんてひどすぎると言い、裏切られた気持ちになるのです。
また、祖母のチェ社長も命よりも大切な孫二人をもてあそんだとひどく腹を立てます。

また、クォン会長はヒョンソクからギソクの前妻を雇い詐欺を働いたことや、プールでジェンマを殺そうとしたことなどを聞き、ヒギョンとヘビンを外国へ行かせようとしますが、ヘビンは父の事件のせいで結婚できなかったと逆に怒り憎んでいます。
ヒギョンはすべて会社のためと言い、チェ社長と親戚になれば資金の心配がなくなると思ってやったことだと言い張ります。
クォン会長は、なぜ?ジェンマをそれほど恐れるんだ?その理由を言えと聞き返します。
そんな時、解雇されたジェンマは会社の社内掲示板にヒギョンとヘビンの今までの不正を書き綴るのです。

64話
ギソクは弟のヒョンソクを復讐に利用していることをやめるんだと言い、ミン社長との関係やひき逃げ事件もすべて公表するように言いますが、ジェンマは復讐が出来て幸せだと言い張ります。
もうここまで来てしまったジェンマは引き返すことも出来ずにだた涙が溢れてきて、母オクキョンのお店の前で泣き崩れています・・・
そして、次にクォン会長にテギルにもらった誓約書を受け取った時の会話の録音テープを送るジェンマです。
その夜、テギルはクォン会長が雇った者に捕まります。久しぶりだなぁ・・・と・・・
録音テープを聞いたよ、当時の私の声は若くてカッコ良くて、嬉しかった、だが録音したのが間違いだと言って、暴力を振るい、ジナの居場所を聞き出します。

65話
テギルはクォン会長に「ジナは関係ない、幼いころに養子になり海外に行った」と言いますが、「お前とジナはグルだろ?事故の再捜査を依頼し、私の車を捜し出し写真を送りつけてきた、今度は録音テープで脅迫するとは、私は約束を守らないヤツが一番嫌いだ・・・」と言って、ジナの居場所を聞き出すのです。
そして、ジェンマは変装してやってきますが、正体がバレるギリギリのところでギソクが警察とやってきます。
すぐに逃げ去ったクォン会長ですが、現場に手作りの靴のペンダントが落ちていて、それがジェンマの物だと分かり、そういえばテギルの姪がジェンマだったと思い出すクォン会長です。

また一方で、ドレスの仮縫いに行くと言うヘビンに母のヒギョンはヒョンソクとは破談になったと言いますが、「どうして?彼を奪う気?あんたが彼を誘惑したのね?」と意味が分からないことを言い、母の首を絞めるのです。家にいたスヨンが一体何をしているの?と言って止めに入ります。 ヘビンは急性ストレス障害になり安静が必要になりました。

66話
ヒョンソクが花束を持ってジェンマを訪ねてきます。
近いうちに友達とスタジオを立ち上げると言い、結婚して君を養うために稼がないと、先に婚姻届けを出して一緒に住むのはどう?と言いますが母が反対すると言うジェンマはなるべく早くに結婚式を挙げましょうと答えます。

その後、ジェンマはクォン会長が私をジナだと気付いたことを知ります。
そして、クォン会長は妻のヒギョンにジェンマは君の娘だろうと言い、二人は大喧嘩になります。
ジェンマはクォン会長に一人で来るように呼び出し、昔の事故の話などをしますが、それをヘビンが聞いていました。
ヘビンも知るべきだとジェンマが呼んでいたのです。
クォン会長はヘビンに手を出すとは身の程知らずめと怒りがおさまりません。

67話
ヒョンソクは知り合いの教会にジェンマを連れて行き、プロポーズします。
ジェンマは「はい、結婚するわ」と返事をして指輪をプレゼントされますが、ふとギソクを思い出すジェンマです。
いくら復讐とはいえ、関係ないヒョンソクを利用するのは、やっぱり人間として一番大切なことを失いかけているジェンマだと思います。
ギソクも正気か?人の道を外れていると叱り、祖母のチェ社長も裏切られたと憤慨しています。

またジェンマの友人ユギョンもジェンマが誰の娘でなぜヒョンソクを選んだか知ったらどうするの?と言いますが、ギソクは言えない、ミン社長もヘビンも言うはずがない、隠したい秘密が多いからと・・・
何が正しいのか分からなくなり、祝福するのか応援すべきか・・・ただ心配で不安なユギョンです。

68話
クォン会長の妹で老人ホームを経営しているスヨンは恋人のテギルを家に呼び、食事をしながら家族に紹介することになります。
そして、スヨンが「兄さん、ヒギョンさん、私の彼氏を紹介するわ」と、やって来た彼氏がテギルだったのです。
二人の驚いた様子に、スヨンはどうしたの? クォン会長は、なぜお前がここに? ヘビンはパパとママの知り合い?どういう関係なの?と聞き返します。
スヨンは「ジェンマさんの叔父さんなの」とヘビンに答えますが、食事の席は悲惨な光景になり、テギルはスヨンがクォン会長の妹だったとはじめて知り、ひどく動揺します。
そして、ヒギョンは自分たちに都合のいい話をスヨンにしますが、スヨンは何かがあると思い、ジェンマに会いたいと電話をかけます。
またギソクは、スヨンとテギルの仲を知っていたジェンマになぜテギルにスヨンはクォン会長の妹だと知らせないのかひどく腹を立てるのです。



69話
クォン会長は娘のヘビンを別荘に閉じ込めようとしますが、ヒョンソクがいるチェ社長の家に逃げ込んできます。そして、数日だけでもここにいさせてほしいとチェ社長にお願いします。
ヘビンはヒョンソクにジェンマから愛していると言われたことがあるの?と、ないに決まっている、ジェンマはあなたを一度も愛してないし嘘で言える言葉ではないから、ジェンマには復讐心しかないのよ、目を覚ますことねと言われ、不安な気持ちになります。
その後、ヒョンソクは祖母のチェ社長から家を出るように言われ、ヒョンソクはジェンマの家に向かいます。
ジェンマの母オクキョンはヒョンソクに娘婿になる人が突然、兄からその弟に変わるなんて、そんな話がありますか?正気の沙汰じゃない、人には守るべき最低限の道理があると教えます。
本当にこんな生き方はよくないし、絶対にありえない話です・・・
その母オクキョンはジェンマを止めてほしいとギソクを訪ねますが、事故の真実を知っているギソクは「あの時、警察で証言していたらこんなことにならなかった、今ごろジェンマの心配を、復讐はあなたのせいです、もうジェンマは止められません」と逆に攻められる母でした。

また、ジェンマはスヨンと会いますが結婚まで進むと思わなかったから傷つけたくなかったと話します。そして、スヨンさんの家族は隠し事だらけですからと・・・

70話
警察で事故の再調査がはじまるとジェンマに連絡がありました。
そんな時、クォン会長から父の納骨堂で会いたいと電話があります。
クォン会長は謝罪しますが、ジェンマはこれからが始まりだと言います。
今度はひざまずいて「ヘビンの問題が解決したら潔く自首して今までの罪をきちんと償います」と伝えますが、ジェンマは予想だにできない出来事に驚きます。
自首する約束は必ず守ってくださいと、それですべて解決しますと伝えます。
ところが、納骨堂からの帰りにジェンマがトラックに引かれそうになりますが、それを母のオクキョンがかばって助けます。

71話
ヒョンソクと別れることが出来ないヘビンは全部ママのせいよ、ママがジェンマを捨てなければ、彼を誘惑しなかったはずよ、ママの責任よと怒鳴るのですが、その言葉をヒョンソクが聞いていて不思議そうな顔をします。

また、集中治療室にいる母オクキョンにジェンマは母さん、私が悪かった、どうか許して、寝てないで目を覚ましてよ、と泣きながら謝ります。
ジェンマはクォン会長宅を訪れ「人殺し、私の父に続いて母まで殺す気、次は私なの?」と怒鳴りつけますが、シラを切るクォン会長です。
その後、母のオクキョンはジェンマを心配しながら息を引き取ります。
葬儀場にクォン会長とヒギョンが来ますが、ジェンマは人殺し、人殺しと泣き叫びます。
ヒギョンはあなたが殺したのねと夫のクォン会長に言い、次は完璧な後始末を、ボロが出ないようにと恐ろしいほどの母です。
その時、テギルを捜しに葬儀場に来たスヨンは、兄のクォン会長とテギルの昔の事故の会話を聞いてしまい、兄に22年前、ジェンマさんのお父さんを殺したのね、兄さんがひき逃げしたことをすべて知っていると明かします。

72話
亡くなったオクキョンの息子ゴヌクに警察から電話があり犯人が捕まったが飲酒運転だと言うのです。クォン会長たちが手を回した犯人に違いないとジェンマは確信しています。

また一方で、先妻の子供ジュヒョンが予定を早めて帰国し、マーケティング部の本部長として今日から出勤します。上の階に部屋を用意してますが、同じ場所で働く方が効率的だと言って、前にヒョンソクが使っていた机を使うようになります。
また、自分がスカウトした来週から出勤予定のチーム長の席を頼むと言います。
ヒギョンは私たちを追い出してローラを手に入れるためにジュヒョンが帰国したと確信します。
そして、娘のヘビンにしっかりするようにきつく言います。

またジュヒョンとスヨンは仲がいい様子で、ジュヒョンは昔から家で自分の世話をしてくれたホン・チョルス執事を家に連れてきます。

73話
ヒギョンの部下のヨチーム長がずっとジュヒョンにローラ社の書類関係を送っていたことが分かります。
どのような関係なのか気になりますが、ジュヒョンはギソクとも先輩後輩の間柄でした。

家でヒギョンはジュヒョンに株を買い集めて私を蹴落とそうとしているみたいだけど、ローラ社は私のものよ手を出さないでと言いますが、ジュヒョンは正確に言えば祖父のものですよ、つまりは母のものであり僕のものです、母の息子である僕の使命ですと戦いを挑むような言葉で刺激してきます。
そして、なんとジュヒョンはチーム長にジェンマを連れて来たのです。
ヘビンはジュヒョンは私たちをバカにしている、すぐにジェンマをクビにするように言ってほしいと母に頼みますが、ジュヒョンは今まで多くの問題を起こしたのは継母のヒギョンとヘビンだと言います。ジェンマの投稿文をインターネットで読み、手強い相手のようなのでクールに彼女を呼び戻してローラ社を正そうと思ったと・・・
更に来週、ホン・チョルスさんが理事に就任することも伝えます。

また一方でジュヒョンはジェンマに僕の母はグループの株と経営権を相続させた、会社は本来僕のものだ、だから取り戻したい、そしてジェンマさんがお父様の死の真相を突きとめたように僕も母の死の真実を知りたいと思っていると伝えます。
ジェンマはスヨンさんがおばあ様の日記があるといってました、お母様の死の真相が書かれているかもしれませんと教えてあげます。

74話
ジェンマはギソクから真実を知らずに利用される弟を見たくないと言われ、夜遅くにヒョンソクを呼び出します。会えて嬉しいと言うヒョンソクに私の実母はローラ社のミン社長なの、復讐するためにローラに入社して、ヘビンからヒョンソクさんを奪ったの、他に方法がなかった、私が生きてきた理由だから、あの人たちは私の父をひき逃げして事実を知った私を殺そうともしたし私の養母もクォン会長が殺したの、そんな極悪人を許せない、私は彼らに罰を与える、必ず復讐する、ごめん心から謝るわ、ヘビンを傷つけるのが一番の復讐だった、本当にごめんなさいと泣きながら伝えます・・・

ヒョンソクは結婚できない、知ってしまったのに無理だ、したくない、絶対に結婚はしないぞと泣きながら伝えます。そして、その真実を兄のギソクも知っていたことに腹を立てますが、ジェンマの心が兄にあることは分っていたのです。
ところが・・・それでも、ヒョンソクはジェンマと結婚するとギソクに伝えます。

75話
ローラ社のマーケティング部では本部長のジュヒョンを中心に、より良いものを作り出すために積極的なマーケティングを行っています。そのために企画案を皆から提出するように指示が出ますが、課長のヘビンはオドオドして働く気があるのか?とジュヒョンから叱られます。
ジェンマは部下になったヘビンに新しい戦略の計画作成をお願いねと言いますが、なぜ私が?と言います。あなたは私の部下なのよ、前にあなたに言われたわ、上司の指示には従うべきだとねと強い態度に出ます。
更に、ヒョンソクが結婚式の招待状を持って、ローラのヒギョンを訪ね、式場で待っています、お義母さんと言い、ヒギョンもヘビンも衝撃が大きくて言葉もでません。

ヒョンソクはジェンマに予定どおりに結婚する、復讐に俺を利用してくれ、俺を愛してなくてもいいんだ、これから愛されるように努力するからと言って、結婚しよう、できるだろうと・・・
そして、祖母のチェ社長は二人に、遺言書を書き直しヒョンソクには財産をあげないと言い、もう会うこともないけど、この家の敷居を二度とまたがないでと強い態度で示します。

76話
お酒に酔ったヘビンは正気をなくしジェンマの家で大暴れして、クォン会長が連れ戻しに来ます。 家に帰って妻のヒギョンにヘビンをアメリカに連れて行くように言いますが、ジュヒョンに会社を奪われるからダメだと言います。
夫はチェ社長のお金が目当てで結婚を急がせた君のせいだろう、娘が病気なら面倒を見るべきだ、それでも母親か?と問い続けるのですが、妻は母である前に私はローラの社長なの、父親のあなたが面倒見ればいいと・・・私が長官になっても強気な態度にでるの?・・・と・・・

また、ヘビンは世界に一着しかないウエディングドレスを着て、朝からはしゃいでいます。
家族はどうしたの?という顔で驚きますが、母のヒギョンはヘビンのほほを叩きます。
ドレスを脱ぎたくないと怒鳴るヘビンは正気じゃいられないと家中歩き回り、どう見ても精神的に病んでいる姿を見せはじめます。
主治医のキム先生は精神科を受診するようにすすめますが、母のヒギョンはそれを拒みます。

77話
ヒョンソクとジェンマの結婚式の当日、誓いの言葉を述べる時がやってきました。
ところが、新郎のヒョンソクは「ここは俺が立つ場所ではない」と心に言い聞かせ、ジェンマにごめんと言って、笑顔で教会を出ていきます。
家に帰ったヒョンソクは祖母のチェ社長に「おばあちゃん、放浪癖は直らないみたいだ、今夜すぐにスペインに行く」と言って、結婚しなかったことを祖母が知ります。
兄のギソクは弟のヒョンソクに「すまない」と言い、弟は「ジェンマさんを好きだった気持ちは本物だけど、兄さんの恋人だから余計に奪いたかった」と兄さんに勝ちたかった本音をぶつけます。
ジェンマもヒョンソクを復讐に巻き込むべきではなかったと後悔していたので、これで本当に良かったと胸のつかえをおろすことが出来ました。
そして、ヒョンソクから「ドイツのフランクフルトに着いたよ」とメールがあり、復讐なんて、つまらないことは君に似合わない、不幸を幸せに変えられるのは自分だけだと送ってきたメールにうんうんとうなづくジェンマです。そして、ギソクとも別れを告げるジェンマです。

また一方でジュヒョンは亡くなった母の担当看護師キム・ウニと連絡が取れます。
週末ごとにヒギョンがアワビ粥を持ってきて、ビタミン剤をまぜて食べさせていたことが分かります。それが毒に間違いないと確信したジュヒョンは母はヒギョンに殺されたと・・・

78話
ソン議員がヒギョンに女性家族部の長官に推薦すると言いますが、正式な会見があり、ヒギョンが長官内定になったと発表がありました。
ジュヒョンはおめでとうと言いますが、聴聞会のほかにも審査がありますから、これから、うまくいくといいですねと嫌味を言います。
また、ジェンマもヒギョンに復帰の報告に来ますが、ヒギョンの悪事が聴聞会を通るのか脅します。この時、ヒギョンの机の上に大金の札束と金塊が置いてあるのを見つけます。
そして、金庫を隠す扉の絵画が少しずれているのも見つけるのです。
その後、ヒギョンのいない留守を見計らって、部屋に忍び込み、金庫の中から日記帳を見つけるジェンマです。
部屋に戻ったヒギョンは金庫の中の日記帳がなくなっているのを見つけ、部下のヨチーム長を疑い呼び出しますが、そこにジュヒョンが助けにやってきます。

79話
家政婦さんから、ヘビンの様子がおかしいと電話を受けた父のクォン会長はひどく心配しますが、母のヒギョンは自分のことで精一杯で、逆に夫に今回の聴聞会のことで助けてほしいとお願いしてきますが、今は、お互いに利用するだけの相手になっているのが現状です。
クォン会長は聴聞会に関する書類を進めていますが、下手すると自分も打撃を受ける可能性もありますが、それでも構わないと言い、社長を解任して離婚するためのリスクは覚悟の上だと薄ら笑いをしています。

また一方で、ジュヒョンはギソクのチキン店にジェンマと一緒に行き、ローラ社のことで、祖母のチェ社長に合わせてほしいと頼みに行きます。
ギソクはジェンマにジュヒョン先輩は信頼できる人物だよと教えてくれます。
ジェンマは自分が盗んだ日記帳をジュヒョンに渡します。

80話
ジェンマは母のヒギョンにあんたは政治家になる資格がない、腐りきったソン議員も一緒にね、泥棒よりも最低で横暴なクズたちに国を任せられないと言って、証拠の一部の映像を見せ、辞退しなければ証拠の映像をバラすと言います。
はたして、ヒギョンは長官候補を辞退するでしょうか?
ジェンマは愛するギソクに電話して、すべてが終わったら会いましょうと言って電話をすぐに切ります。

そんな時、ヒギョンはヨチーム長にジェンマの携帯を盗んで持ってくるように命令します。
ヒギョンはこれでもうバラすことは出来ないわねとジェンマに言いますが、携帯電話が1台だけだと思っているの、今頃私が送った動画を見ているはずだわ・・・と・・・
そして、ヒギョンにソン議員から電話がかかってきます・・・
これで、ヒギョンは辞退するしか道はありません。

81話
ヒギョンはジェンマのせいで、ジェンマさえいなければ女性家族部の長官になれたはずなのにと悔しい思いを夫のクォン会長に告げます。そして、ジェンマに罰を与えると・・・
ところが、そのヒギョンが過労から倒れてしまい、会社の株も急落し緊急株主総会も開かれることになりました。
ジュヒョンはクォン会長に父さんがここで決定を下せば状況は変わります、社長を解任して靴事業を廃止し、ミン社長の持ち株を手放すことにして、協議離婚で法的な他人になるのが得策ですと話します。父さんのリスクも最小限に減らせますよと・・・

ヒギョンはチェ社長を訪ね、助けてください、非がないのに解雇され廃業に追い込まれそうで、退任させられそうなんです。私を救えるのはチェ社長だけなんですと泣きつきます。
チェ社長から投資を得られたヒギョンはジェンマもジュヒョンもボロボロにしてやると強気に出ます。

82話
ヒギョンはジェンマを呼び出し、あんたは靴事業からは異動したけどローラグループの社員よね、チェ社長が靴事業に投資してくれるけど、条件がジェンマをローラから追い出すことなの、退職金を弾むから黙って辞めてほしいと言います。
ジェンマは欲望は捨てて、家でヘビンの面倒を見てればいいのに、私が辞める時はローラが潰れた時だからと言います。

ジェンマはクォン会長が雇った殺し屋に捕まり頭を強く打つ怪我をしますが、ギソクが助けにきます。ジェンマは頭を強く打って大量に出血し手術していますが、助かるかどうか分からない状態です。

83話
ジェンマの手術は無事に成功します。
しばらくギソクはそばで看病しますが、また急変し再手術が必要になりました。

ギソクはジェンマが狙われていたことをジュヒョンから聞き、ヒギョンに会いに行き、ジェンマはあなたの娘ですよと言いますが、私の娘ではないと冷たい言葉が返ってきます。

またジュヒョンがジェンマの病室にいくとそこにはヒギョンとクォン会長が来ていました。
ジュヒョンはここには来ない方がいいですよ、誤解されますよ、父さんと言い、ジェンマさんは僕の味方ですからと言います。
そして、ギソクにジェンマさんを一人にするな、今ミン社長と父さんが来ていたと話します。

84話
ジュヒョンはギソクにジェンマさんが僕の恋人になる、何だよ気に入らない?怒りがこみ上げるのか?と言って、ジェンマを守るための芝居なんです。

また、ジェンマが会社に復帰することになりました。ヘビンが欠勤しているので同僚たちは喜んでいます。
ジュヒョンも無理しないで仕事してと言いますが、ジェンマを呼んで、君を会社に残すために恋人関係になろうといいます、ジェンマさんは否定しない程度でいいからと提案します。
そして、誤解を与えないようにギソクには話してあるからと伝えます。
僕の成功は、君の復讐にも役立つはずだからと・・・
そして、ジュヒョンはヒギョンにジェンマと交際している、結婚も考えていると話します。

85話
ヒギョンはジェンマが入院している時、血液型が夫と同じ珍しいO型のRhマイナスだったために
もしかしたら、ジェンマはクォン会長の娘なの・・・?? 不安と驚きを隠せないヒギョン・・・
また、再度、DNA鑑定をお願いするヒギョンです。

また、ジェンマはヘビンに会いにいきます。
ヘビンは会社に行きたいと言っていますが、具合が悪いから行くなと止められていることを話します。いつものヘビンと違う彼女を見てジェンマは涙しながらごめんねと謝ります。
その病気のヘビンを仕事が忙しいと言って面倒見ない母ヒギョンに夫は母親の役目を果たせと怒ります。
また、テギルとまだ交際しているスヨンは家族から大反対されて家出しますが、なんとジェンマの家に来ました。

86話
DNA鑑定の結果、ジェンマは夫のクォン会長の子供だったことが分かりました。
ジェンマはあなたの子供よ、どうしようと涙を流すヒギョンですが、これは永遠に秘密にすると決めて、私が墓場まで持っていくとつぶやきます。

また一方でジェンマの家に来たスヨンはジェンマから父を殺したのも母を殺したのも私を殺そうとしたのもスヨンさんの兄のクォン会長だと聞かされ泣き崩れるスヨンですが、何となく分かっていたとテギルに話します。
ジェンマはそれでもここの家にいてください、追い出すと私が悪者になるからと言います。

また、スヨンはジュヒョンの母が昔私のことをよく面倒見てくれたのとジュヒョンに話します。
だから、スヨンが僕にやさしくしてくれるんだとジュヒョンは思っています。



87話
クォン会長宅の食事の時に、ジュヒョンが父のクォン会長に「父さんはあばあさんの日記を知ってますか?」と聞きます。「その日記には赤裸々な告白が書いてあるとか?」と・・・

ジュヒョンの部屋でクォン会長はどういう意味だ?と言い、ジュヒョンは「実はお母さんの死因を調べています、他殺かもしれないので」と・・・  まさか、そんなはずはないというクォン会長にヒギョンの日記を見せます。
そして、母さんにもおばあさんにも白い粉をお粥に入れた話をします・・・すべて偶然ですか?
「悪い女がお粥に毒を盛った」とおばあさんは何度も言ってたそうですと・・・
クォン会長は「ありえないことをほざくな」と大声で怒鳴ります。

また、スヨンはヒギョンから大きなスーツケース2つ持たされて、完全に家から追い出されてしまいます。 心配するテギルは迎えに行くから、仕事場の老人ホームで待っているように言いますが、そこへ、「聞きたいことがある」と兄のクォン会長がやってきます

88話
クォン会長は妹のスヨンから兄さんがしたことには目をつぶれる、でも、もしヒギョンがママを殺したなら私は許さない、真実を明かして罰を受けさせる、絶対に許さない」と声を張り上げる妹を見て、疑問が大きく膨らんできます。
ところが、クォン会長はジュヒョンに妻を人殺しに仕立てるな、我慢にも限界がある、ヒギョンをローラの社長から降ろすのが狙いだろうが、離婚届を出すまでは私の妻でありお前の継母だと意外な言葉が返ってきます。

また一方で、チェ社長が養子にしていた子供を捜すために依頼していたコ・ワンシクから久しぶりに電話があり、子供は名前を変えていたために時間がかかり、名前はキム・ジョングクと言い手首の火傷もはっきりあったと言います。
ところが子供はすでに亡くなっていて、他の家族も一家が離散しているためにまだ分からず、もう少し時間をいただければお調べしますと言うのです。
そして、施設で保管されていた書類のコピーを渡されます。
写真を見た祖母は間違いなく子供のミョンジュンだと泣き崩れます。

また一方で、ライバル社のルル製靴から新しい靴がマスコミ発表されました。
これはローラ社が新作として発表する靴をジェンマたちが先に仕掛けたものです。
ヒギョンは新製品に大金をつぎ込んだために、誰がこんなことを?犯人を捜し出さないと、これは偶然じゃない、誰かがルル製靴にデザインを流出させたと言います。
ヒギョンは誰の仕業?ジェンマ?ジュヒョン?ほかにいない・・・
そして、専門家に盗聴器を調べるように指示します。

89話
盗聴器が見つかり、警察を呼ぶようにヒギョンは言いますが、クォン会長は警察を呼んでどうする、かえって事態が大きくなり会社のイメージが傷つく可能性があると言いますが、ヒギョンはこれがチャンスよ、ジェンマとジュヒョンを同時に消すから黙って見てればいいと・・・
ところが、何の証拠もつかめないヒギョンは新作の発売イベントを中止することになりました。

ヒギョンは事前に連絡せずにギソクを訪ねます。
そして、ジェンマとやり直すのよ、ジュヒョンから引き離して、死ぬほど愛しているのでしょう、取り返しなさいと強い口調で言いますがギソクも負けずに、黙れ、口出しするな、出ていけとやり返します。

また一方で、会社の会長室と自宅の書斎から更に盗聴器が見つかり、ジュヒョンを呼び出します。クォン会長とヒギョンはジュヒョンが仕掛けたのか?と聞きます。

90話
祖母のチェ社長に依頼していたコ・ワンシクから電話がかかってきました。
家族が見つかったと言いますが、ミン・ヒギョン社長をご存じですか?と言われ、捜していた子供ミョンジュンの妻がローラのミン・ヒギョン社長だと言うのです。
そして、子供が、キム・ジェンマだと・・・
祖母はあの子が私の孫娘だったなんて、しかも命の恩人だったのに何も知らずにいたと胸を痛めるのです・・・
そんな時、ヘビンがやってきて、「秘密をおしえてあげる、ジェンマは私の姉なの、ママが前夫との間に産んだ子よ、ママに捨てられて復讐を決心したの、パパに父親を殺されたと言って、私の結婚まで破談にしたし、ママもそのせいでジェンマを殺そうとしたみたい・・・」と全てを知ってしまう祖母です・・・

またローラでは盗作疑惑で説明も聞かずに取引先から注文をすべて取り消すと連絡が入ります。

91話
ジュヒョンはクォン会長に覚悟してください、僕の母は無念の死を遂げました、その真相を必ず明らかにします、父さんの母、おばあさんがなぜ死んだのか知っていますか?死んだ理由を知ったら許せないはずです、いくら継母のヒギョンを愛していてもと厳しい言葉を言われるのです。

また、ジェンマの母の事故の裁判が11時から開始されますが、被告人がまだ来てないと、刑事から電話がありました。
そして、すぐに母をトラックでひいた被告人は拘置所で死んでいるのが発見されたと知らせが入ります。自殺と聞きましたが、どうも怪しいですと・・・
その前に被告人から10億と言う大金の要求がクォン会長にあったのです。
口封じのために殺されたのです。
会長室でジェンマと争っている姿を見たヒギョンは夫に、品位ある行動をしてよ、私が恥ずかしいわ、お金を出し惜しんだ結果がこのザマよ、みっともないと・・・

92話
祖母のチェ社長がローラにやってきて、靴事業を詐欺罪で訴えると言います。
今から弁護士に会って訴訟の準備をするつもりだと言いますが、クォン会長が、わざわざ訴訟を起こし時間と金を無駄にするのですか?ご要望に添えるようにしますと言います。
望みを何でも聞くと言うなら、私の願いはミン社長がローラの社長を退任することよ、と・・・
その言葉に荒れ狂うヒギョンは会社内でジェンマを捜し、最低の女、これが狙いなの?あんたのせいよ、私からローラを奪ったと叫びながらジェンマを押し倒します。
ジュヒョンが助けに入りますが、社員たちもそばでビックリしています。

ヒギョンは泣いている場合ではないとチェ社長を訪ねますが、すでにチェ社長はヒギョンの過去を知っていました。それでもヒギョンは前夫キム・ジョングクをチェ社長が捨てたでしょうと逆に非難します。

93話
資金繰りが厳しくなったローラにクォン会長は妻のヒギョンに社長を退けと言いますが、決して辞めないと言います。
そして、ヒギョンはジュヒョンにもローラは私のものよと言いますが、長く居座る権力者に求められるのは美しい幕引きですと皮肉を言われます。

翌日、ミン社長は辞任という形で公式に決定されました。
ジュヒョンはジェンマに満足した?と聞きますが、まだまだ不十分です、人殺したちが裁かれるまで復讐は終わりませんと答えるのです。

社長就任式で次の社長にジュヒョンが紹介されました。
そのジュヒョンは挨拶で、抱負は社内サイトに書きましたと伝え、これからローラ社を共に引っ張っていく共同代表を紹介すると言って、キム・ジェンマの名前を発表します。
ジェンマは赤い靴を履いて壇上に上がり、ローラ社共同代表のキム・ジェンマですと挨拶します。

94話
社長になったジェンマをギソクが訪ねてきます。
社長の資格は十分だと言いますが、まだ実力不足よ、急に頼まれて引き受けたけど戸惑っているし不安もある、でも一生懸命に頑張ると伝えます。
そうだな、できるよ、と言うギソクの優しさに包まれた笑顔が最高に素敵でした。

また一方で、ヒギョンが社長室から去っていった後に遺伝子検査の書類が部屋に落ちていて、クォン会長とジェンマの親子関係を知ってしまいます。
ありえない、ジェンマが父さんの実娘なんて・・・

また、ヒギョンは管理室の映像から、犯人がヨチーム長だったことを知り、家に呼び出します。
頬を殴り、あなたがデザインを流出させた、そうでしょう、一体なぜ?答えなさいと怒鳴ります。裏切られたヒギョンのショックはひどく大きいです。

95話
ジュヒョンはギソクにジェンマをどれだけ知っている?と問いかけますが、ジェンマのほとんどを知っているつもりだと答えるギソクにジェンマは数奇な運命を背負っている、大事にしろ、知らない方が身のためだ・・・とジュヒョンも酔いながら話します。

また、祖母のチェ社長は子供ミョンジュン(ジェンマの父)の納骨堂でなぜ先に逝ってしまったのと涙を流します。
そして、ジェンマに可哀そうな子、父の代わりに恨みを晴らそうとあの悪魔たちと独りで戦っていたのね、私はまったく知らなかったと・・・つぶやきます・・・
そして、これからは自分が母親に代わって見守っていこうと思うのです。

また一方で、クォン会長の誕生日に家に行ったジェンマは、そこでジュヒョンとジェンマの結婚が芝居だったことがバレてしまいます。
妻のヒギョンは夫に私が社長を降りて、今度狙っているのはあなた一人よ、あなたが標的だわ、気を引き締めてと話します。

96話
ジュヒョンは理事会に会長の解任案を提出しましたとクォン会長に伝えます。
株主たちが会長の経営方針を問題視していますと株主の意向を伝えるのですが、お前は私には勝てないと、ものすごい剣幕です。

また、ヒギョンは社長の席が諦められず、ソン議員と密会して大金を渡します。
そして、ソン議員は党の女性政策議員の席を用意すると言います。
その動画を撮影していたジェンマは放送局にその動画を送ります。
そして、すぐに二人の賄賂を受け取る映像がテレビで流れるのです。
ジェンマは復讐もあともう少しとつぶやきますが、そんな時クォン会長がやってきて、君は私には勝てない、君は終わりで私ははじまりだ、復讐は復讐を呼ぶと悪意の気持ちが頂点に達しています。

97話
クォン会長はお酒ばかり飲んでいる妻ヒギョンに僕が君の道を開いてやる、ジェンマを永遠に消し去ってあげる、それでいいだろう、今まで殺さずにいたのは君の娘だからだ・・・と
その後、ジェンマにKSBC放送局から取材の申し込みが入りますが、それはクォン会長が仕組んだものでした。
取材場所にはクォン会長が手下を連れてやってきます。
そこでジェンマは刃物で刺されてしまいます。
そんな時、クォン会長に妻のヒギョンから電話があり、「ジェンマはあなたの娘よ、ジェンマの父親はあなたよ、すべて事実よ、あなたの実の娘なの」と・・・
倒れているジェンマを見て、呆然とするクォン会長です。
病院に運ばれたジェンマですが、O型Rhマイナスの珍しい血液だったジェンマは父と同じ血液型なことが幸いして峠を越えました。

98話
祖母のチェ社長はクォン会長のせいでジェンマが重体だとソニおばさんから聞いて、前もジェンマを殺そうとしたことも聞いてしまいます。
あいつらは人間じゃなくてケダモノよと胸を痛めるのです。
そして、祖母のチェ社長の持っているローラグループの手形を今すぐ全部現金化するのです。
支払い能力のないローラは大変なことになります。
靴事業もマットレス事業も、ローラグループは倒産に追い込まれます。

祖母のチェ社長はクォン会長を呼び出します。
今までの資金提供を感謝するクォン会長にあなたがひき逃げしたキム・ジョングクは生き別れた私の息子よと衝撃な話を聞かされます・・・
そして最後に、自首して全てを自白し、罪を償えばローラだけは助けると・・・

クォン会長はジュヒョンに辞表を出したことを告げますが、ただミン社長が横領した件や自分の悪事が問題だ、しばらく苦戦するだろうがおまえなら乗り越えられると肩をたたきます。

99話
クォン会長は妻のヒギョンにローラを育てるために今まで数多くの悪行を重ねた、僕は愚かだ、娘だと気付かずジェンマを殺そうとした、それも2回も、自首をすることだけがローラを救いジェンマに許しを請える唯一の方法だと言いますが、それでも最後まで自首を止めようとする妻のヒギョンです・・・
クォン会長は家族にメッセージを残し、一人静かに警察署に向かいます。

ジェンマは無事に退院しますが、経営困難なローラを社長として何があっても救う覚悟でいます。そして、ギソクに会いに行き、いつもそばにいてくれてありがとうと、ただそれだけ伝えて帰っていきます。
ギソクは何か言いたそうでしたが、きっと祖母からジェンマの父親が捜していた子供のミョンジュンでギソクの叔父さんに当たる人だったと聞かされ、大きな胸のつかえとなって何も言えなかったのだと思います。運命を恨むギソクです・・・

100話(最終回)
ジェンマに話があると母のヒギョンはローラ社にやってきます。
私は一度もキム・ジョングクを愛したことがない、キム・ジョングクの子は弟のジノだけ、あんたの父親はあの男じゃなくて、クォン・ヒョクサンよ、と教えます・・・
憎らしい子ね・・・ だけど、生きていてくれて、ありがとう・・・と最後に伝えます。

母のヒギョンはギソクに、ジェンマをお願いねと電話をかけます。
ギソクは大丈夫だ、話は聞いたと言って強くジェンマを抱きしめます。
そして、ジェンマは父のクォン・ヒョクサンに面会に行きます。
父は、あの時ヒギョンを捨てなければよかった、そうすればこんな形で会うこともなかったね、来てくれてありがとう、許してくれ、と最後まで自分の娘とは言わない父でした・・・

また一方でおばあさんの日記を見つけたスヨンはすぐにジュヒョンに届けますが、日記にはヒギョンが献身的にジュヒョンの母やおばあさんを世話していたことが綴られていました。

10年後、留学先から戻ったジェンマは一人で暮らしながら手作りの靴を作っている母ヒギョンを訪ねます。母は事故のせいで車イス生活を送っているのです。
ジェンマは、許してほしいと言って、自分がデザインした赤い靴をプレゼントしますが、もう赤い靴は二度と履かないと・・・ やっと、心が穏やかになった母です・・・
もう来ないでちょうだい、自分の道を進むのよ、過去を振り返らずにとジェンマに言います。 ジェンマも元気でね、オンマと言って去っていきます・・・





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韓国ドラマ「赤い靴」あらすじと感想、愛と憎しみの超ドロドロ復讐劇

2022-05-03 | 韓ドラ あ行、あ



韓国ドラマ「赤い靴」あらすじと感想、最終回。
自分の野心のために夫と幼い子どもたちを捨てた母ヒギョン(チェ・ミョンギル)とその母を憎み復讐に走る娘ジェンマ(ソ・イヒョン)の愛憎劇です。
本作も絶対にありえないマクチャンドラマで財閥や複雑な家族環境に家族構成、交通事故に復讐といった愛憎劇要素の醍醐味がふんだんに描かれています(笑)
何といっても、「優雅な母娘」で主演を務めた圧倒的存在感を放つチェ・ミョンギルさんなら視聴者の期待も高く絶対にハマること必至です。
本作も自身の欲望のために家族をも捨てる強欲で非情な母親を優雅で気高く演じています。
毎回登場するセレブファッションは豪華で素敵でベテラン女優の貫禄を見せつけるほどです。

また、その母親に復讐心を隠し持つ娘ジェンマ役をソ・イヒョンさんが演じ、時には復讐の化身に時には涙の女王に変身して彼女らしい娘ジェンマを魅せてくれます。
家族をすてた母との対立は常に緊張感を高め、何度も危険な目に遭いますが最後まで自分の復讐と言う信念を曲げず自分一人で向かっていく姿と彼女の復讐は見ていて痛快です。

また一途にジェンマを愛し続けるギソク役にはお馴染みのパク・ユンジェさんが祖母想いの優しい男性を演じています。
でも彼って、なんか明白な特性がないというか、煮え切らないところを感じる部分がイライラするんです(笑)もういい大人なのに・・・(笑)という感じの役でした。
また脇を固める俳優さんたちも個性派揃いでギソクの弟にシン・ジョンユンさん、ジェンマに嫉妬を燃やす義妹役にチョン・ユミンさんが好演し本作を盛り上げています。
また、母親代わりで育ててくれたオクキョンとその友人のソニのやかましい声が騒々しいですが、韓国のアジュンマという感じがよく出ていて笑えます(笑)
韓国では20%近い高視聴率を記録したドロドロ系のドラマですが、安定感のある俳優陣がさまざまな事情や罪を抱え人生を生きなければならない様子が描かれ、復讐に燃えるソ・イヒョンさんを中心とした王道の愛憎劇です。
でも、、、本作は、コップで水をかけ合うシーンが多かったです~(笑)

あらすじ(ネタバレあり)
1話
1999年の夏、小さな靴店「ジナの靴屋さん」を営む夫と娘のジナと息子のジノと暮らしているヒギョン(チェ・ミョンギル)は昔の恋人で百貨店のクォン社長(ソヌ・ジェドク)の靴会社「ベルテ」から注文を受け、自分がデザインした靴が日本で大人気になります。
その後、デザインの契約をするまでになりますが、嫉妬する夫は大反対します。
また一方でクォン社長の妻は若くして認知症になり精神病も患っていました。

2話
妻が元恋人と稼いだお金に頼って暮らすなんてまっぴらだと言い、夫は妻のヒギョン(チェ・ミョンギル)に暴力を振るいます。
また一方で「君の願いはすべて叶えてあげる」という昔の恋人で百貨店のクォン社長(ソヌ・ジェドク)からの求愛に揺れ動くヒギョン。
ところが、「出て行け」と酔っている夫から追い出されるヒギョン(チェ・ミョンギル)はその時体調が悪く熱がありました。
雨の中、行く当てもないヒギョンは泣きながらクォン社長(ソヌ・ジェドク)に電話し、そのまま倒れてしまいます。
クォン社長はヒギョンを捜し出して自分の車に乗せますが、おなじく妻のヒギョンを捜していた夫をクォン社長は車ではねてしまい、その現場を逃げ出すのです。
その時、ヒギョンの夫がひき逃げされるところを見ていた、市場でコーヒーを販売しているオクキョンとオクキョンの弟テギルはその現場に落ちていた証拠の免許証を見つけます。
そのオクキョンは自分の子供ゴヌクの心臓手術の費用が必要でした・・・

3話
ヒギョン(チェ・ミョンギル)はクォン社長(ソヌ・ジェドク)に「戻って警察に連絡をしましょう」と言いますが、クォン社長は「人生がおしまいになる、あれは猫を引いたんだ、死んだ人はは知らない人だった」と嘘を言いますが、ヒギョンは「車にひかれたのは私の旦那だった」と心の中でつぶやきます。
クォン社長は高熱でもうろうとしているヒギョンを自分の家に連れて行き看病するのです。

その後、病院で息を引き取ったヒギョンの夫。
そばには、子供のジナとジノ、そしてオクキョンとオクキョンの弟テギルの姿がありました。
オクキョンは子供たちにパパは交通事故に遭ったと話します。

4話
クォン社長の妻はもともと病気で子供もいました。
その事実を隠して結婚させたのがクォン社長の母でした。
母はたった一人の息子を金で売ったのです。自分の欲望のために。
クォン社長は母に「ヒギョンと結婚して子供をもうけます」とハッキリ伝えます。
この事実を知ったヒギョンも母に「結婚式直前に破談されたのが悔しくて、今回私から近づきました。今からでも幸せになるつもりです」と強い意志を示すのです。
そして、ヒギョンは自分の夢のためにあっさり家族を捨てて、元恋人だったクォン社長と再婚します。

そんな時、クォン社長はオクキョンの弟テギルから電話を受け、大金を要求されます。
オクキョンは自分の子供ゴヌクを救ってもらった恩のかわりにジナとジノを育てるのです。

5話
月日が経ち、ジナ(ソ・イヒョン)は名前をジェンマに替えて靴のデザインの勉強をしながら暮らしていましたが、自分のデザインを靴メーカーの「ローラ」に盗まれてしまいます。
「ローラ」は母親のヒギョンが立ち上げ成功している会社でした。
また、弟のジノはホジョンソウル病院で医者として働いていましたが、ある事件がきっかけで怪我をし、集中治療室にいます。
ジノは姉のジェンマ(ソ・イヒョン)に「ママに会いたい、ママに会いたい」と涙を流す姿を見て、母親に会いに行きますが、話に応じてもらえませんでした。

6話
急に病状が悪化した弟のジノは病院で息を引き取ります。
ジェンマ(ソ・イヒョン)は父と弟を亡くし、身も心も憔悴しきっています。
育ててくれた母のオクキョンは「ジノのことは忘れなさい、つらくてもこれが現実なの」と叱ります。
でも・・・「誰のせいでもないけど、運が悪すぎるわ」と、涙する母のオクキョンです。

韓国の靴業界をリードしてきた「ローラ」のミン・ヒギョン社長はテレビ出演するほど、女性の憧れです。
でも、いくら野心が強くても自分の子供のジナとジノが心配にならないのでしょうか?更に夫のチェ社長も子供に会うなと冷酷な言葉を示す、悪魔のような夫婦です。

7話
自分のデザインを盗まれたことを知ったジェンマ(ソ・イヒョン)は会社に向かいますが、そこでクォン社長をパパと呼ぶ娘のヘビンに出会います。

また、ジェンマ(ソ・イヒョン)は友人のユギョンの紹介でユン・ギソク(パク・ユンジェ)のお店ヤンサンに就職します。
そんな時、ユン・ギソク(パク・ユンジェ)の祖母で貸金業をしているチェ社長と出会うのです。
祖母のチェ社長は芯の強いしっかりした娘だとジェンマ(ソ・イヒョン)を気に入ります。
そのチェ社長は透析をするくらい体調が悪く、移植をしないと助からないと医者から言われています。

8話
ジェンマ(ソ・イヒョン)は亡くなった弟ジノの学費のことで借金取りに追われています。
職場まで借金取りがきて、ジェンマを殴ろうとしますが、それを社長のユン・ギソク(パク・ユンジェ)が助けるのです。
何もかも一人で苦労しているジェンマ(ソ・イヒョン)が不憫です。

また一方、お店にソン議員とヒギョン(チェ・ミョンギル)と夫のクォン社長(ソヌ・ジェドク)がやってきて3人はVIP席に案内されます。
その席で妻のヒギョン(チェ・ミョンギル)は夫を国会議員にして下さいとソン議員に頼みます。
そして、その会話をジェンマ(ソ・イヒョン)が録音します。

9話
借金取りに臓器を売るように迫られているジェンマ(ソ・イヒョン)は、切羽詰まっている社長のユン・ギソク(パク・ユンジェ)から、臓器を売るなら祖母に売ってほしいと言われ驚くのですが、翌日ギソクから「申し訳ない、焦るあまりに口走ってしまった、許してほしい」と謝罪し、お金が必要なら給料の前払いをすると伝えます。
何度も借金取りから怖い目に遭ったジェンマ(ソ・イヒョン)はこれから新しい人生を歩むと心に決め、社長のユン・ギソク(パク・ユンジェ)の祖母チェ社長に臓器移植をすることにします。
そして、祖母チェ社長を助けるために戸籍を変えて養女になります。

また一方で、ヒギョン(チェ・ミョンギル)はソン議員に「嘘と芝居が政治家の仕事でしょう?」と言って、夫のクォン社長を候補から外して自分を代わりに推薦するように頼みこみ、大金を渡します。
結局、ヒギョン(チェ・ミョンギル)は自分が国会議員になりたかったのです。
その後、夫婦の間に微妙な溝ができます。

10話
社長のユン・ギソク(パク・ユンジェ)のヤンチャな弟ヒョンソクが外国から帰国し、ジェンマ(ソ・イヒョン)と最悪の出会いをします。
その弟ヒョンソクはヒギョン(チェ・ミョンギル)の娘ヘビンと恋人関係にあります。
その二人の関係をジェンマ(ソ・イヒョン)が知ることになります。

また、無償で臓器移植したことに疑問を感じる育ての母オクキョンと友人のソニはヤンサンの社長のユン・ギソク(パク・ユンジェ)を訪ねるのです。

11話
育ての母オクキョンと友人のソニは今度は祖母のチェ社長の自宅を訪ね、見返りがほしいと大暴れします。
祖母のチェ社長は孫のギソク(パク・ユンジェ)にジェンマ(ソ・イヒョン)に話があるから家に連れてくるように言います。
チェ社長はジェンマにお金を渡し、これでお母さんにお店でも開くように言います。そして、儲かったらお金を返すようにと言い、お金を貸してくれました。

また一方で、事業を拡大したヒギョン(チェ・ミョンギル)は手形返済の期限が迫り、会社の資金繰りのことで頭がいっぱいです。
チェ社長からもお金を借りているヒギョン(チェ・ミョンギル)は娘のヘビンとチェ社長の孫ヒョンソクの結婚を急ぎたいのです。

12話
祖母のチェ社長から「一緒に暮らしたい」と言われたジェンマ(ソ・イヒョン)は新しく始めるためにチェ社長の家で暮らすことになります。

はじめに運転手のソ・テギルを紹介されますが、ジェンマは育ての母オクキョンの弟のテギルを見て驚きます。
その夜、ヒギョン(チェ・ミョンギル)の家族が食事に来ますが、テギルはクォン会長を見てさっさとその場を逃げるのです。
また、ジェンマも実の母が目の前に現れて心の動揺を隠せません。
「パパを裏切った罪、私とジノを捨てた罪、私が必ず償わせてみせる」と心に誓います。

13話
朝、ジェンマは運転手のテギルに「テギル伯父さんでしょ?私はジナよ」と声をかけます。
テギルは突然の予期せぬ再会に驚愕しますが、テギルはジェンマに絶対に姉さんには知らせるなと念を押します。
ところが姉のオクキョンたちにバレてしまい、またひと騒動はじまりますが、テギルは今度はギソクのお店ヤンサンでコックとして働くことになります。

また、ジェンマはデザイン学校に通っていますが、靴以外にもトータルデザインがしたいと言って、祖母のチェ社長に「ローラ」に入社したいのでミン社長に頼んでほしいとお願いします。
ジェンマとヒョンソクの二人は同時に「ローラ」に入社し、同じチームで仕事することになります。

14話
初出勤祝いにギソク(パク・ユンジェ)はジェンマにステーキをご馳走します。
ところがそのお店にヒョンソクとヘビンがやってきて、ヘビンはジェンマにバカにした言葉を浴びせます。
ところがそれに我慢できなかったジェンマはヘビンにコップの水をかけるのです。

その後、また会社ではジェンマのデザインをヒギョン(チェ・ミョンギル)が盗み、ヘビンが作ったことになり、悔しがるジェンマです。
そして、ジェンマは社内掲示板に「盗作デザインで新製品を発売したミン社長を告発します」
「ミン社長は犯罪者です」「数多くのデザインを盗作し自社製品として販売しました」「今回の新製品も盗作ですが、表向きは娘のクォン課長の作品です」「ミン社長の責任です」・・・
と書き込みます。
ヘビンは恥ずかしすぎて会社にいられないと平静を失い混乱します。



15話
ジェンマは夜に忘れ物をしたからと言ってローラに行き、社長室でヒギョン(チェ・ミョンギル)の携帯電話を盗んできます。
その携帯にはソン議員がヒギョンを推薦する内容の会話がありました。
ところが、携帯をなくしたヒギョンはジェンマを疑い監視カメラの映像を見ると言いますが、ヒョンソクがすり替えてくれて助かるのです。

また一方で、ギソクは最近ヤンサンのお店が面白くなってきました。
お客様が喜んでくれると励みになるのです。
そして、ギソクとジェンマの距離がだんだん近くなっていきます。

16話
デザインの盗作疑惑がニュースになりヒギョン(チェ・ミョンギル)の周りが騒がしくなり、記者たちもローラの会社まで押しかけてきます。
更に各店舗から商品の返品が相次いでいます。

その後、ジェンマが亡くなった弟の靴を頼んだお店でヒギョンとジェンマが鉢合わせします。
お店のオーナーとヒギョンの会話からデザインを盗んでいたことをハッキリ聞き、ヒギョンがジェンマの正体を聞き出そうとしていることも知ります。
その夜熱を出したジェンマのお見舞いにヒギョンがやってきて、寝ているジェンマの隙を見て、タンスの中にあった弟の靴を持ち去っていくのです。

17話
すべて、ジェンマの仕業だと知ったヒギョン(チェ・ミョンギル)はあの子が私を奈落に落とす気だと考えます。
会社でジェンマを呼び出したヒギョンはお金で解決しようとしますが、ジェンマは「人の部屋に侵入して盗みまでするんですね」と言い、愚かだというヒギョンに正々堂々と戦うことを示します。
ヒギョンはジェンマの身の回りを調べはじめます。
その結果、ジェンマが自分の子供のジナだと分かり、オクキョンが育てて、今チェ社長の養子になったことを知り大きな衝撃を受けます。
ジナは私が母親だということを知っていた・・・と・・・

18話
母のヒギョンは意識的にジェンマを避けるようになります。
ヒギョンは育ててくれたオクキョンを訪ねるのですが、感謝の言葉どころか、なぜ余計なことをしたと言って怒鳴るのです。
「痛い目に遭う前にジナが会社を辞めるようにして」とひどい言葉を言って去っていきます。

そして、母と娘として、やっと名乗ることが出来ましたが、母は「お互いさまね、私を母と思ってないように私も娘だと思ってないから」と冷たい言葉が返ってきます。
悲しく寂しいジェンマは一人泣き崩れているところに、ヒョンソクが慰めにやってきます。
ジョンソクはジェンマが気になって仕方ないようですが、ジェンマの心が兄のギソクにあることは分っています。
これからの展開が気になるところです

19話
その後、ソン議員の工作でヒギョンが女性企業家賞を受賞します。
ところが、ソン議員に収賄疑惑が発覚します。
候補者選出に関する数億規模の収賄疑惑で警察が捜査に乗り出し、ソン議員も検察に出頭要請される見込みです。

そんな時、ヒギョンの携帯にソン議員との音声テープが届きます。
そして、帰り道ジェンマはひったくりに遭い、携帯の入ったバックを奪われてしまいますがヒギョンの仕業です。
ところがヒギョンはその携帯のUSBを失くしてしまいます。
そして、今度はキム・ジナの名前で録音機が届きます。
母に対する復讐は徐々にエスカレートし、抑えきれない怒りと憎しみが爆発します。

20話
夫のクォン会長は「ソン議員が供述すれば僕たちは共倒れだ、だから外国へ出国しろ」と言いますが、ヒギョンは「できない、行かないわ」と言って自分のローラを守ろうとします。

また、ヒギョンはジェンマをそっと呼び出して、今までのことを謝りますが、結局は録音テープを渡してほしいということを知ったジェンマは「あんたの猿芝居に騙されると?嘘で固めた人生を公表してやる」と言って去ろうとします。
ヒギョンはジェンマにワインの瓶を投げつけ、火事になった建物に娘を置き去りにしてその場を逃げていきます。

21話
ジェンマの後を追っていたギソクは火事になった建物の中からジェンマを救い出します。
二人は病院で手当てを受けますが、ジェンマは入院することになりました。

ジェンマを残して帰宅した母のヒギョンは「死んだかしら、そう、死んだほうがいい」とつぶやく恐ろしい女です。
ところが、ジェンマが入院したことを聞き、病室を訪れた母のヒギョン・・・

その後、目が覚めたジェンマは「私を殺そうとした」と泣き叫ぶのです。
育ての母オクキョンもギソクも変わり果てたジェンマをみて何があったのか心配になります。

22話
火災現場から一人の遺体が発見され、ジェンマは放火と死体遺棄で緊急逮捕されます。
ワナにはめられたジェンマですが、殺そうとしたうえに殺人罪までかぶせ、ここまで悪質な母親がいるでしょうか。
ジェンマは母親を絶対に許すことができないでしょう。
警察もジェンマの供述を信じてくれません。
誰もが我が子を殺す母親などいないと思っていますから。

23話
ジェンマから家にあるUSBを預かってほしいと頼まれた友人のユギョンはそのUSBを放送局に持っていかないで、ヒギョンに送ります。
それは釈放の方が先だと考えたからです。
その後、証拠不十分でジェンマは釈放されます。
会社に戻ったジェンマはヒギョンに「これからあなたのものを少しずつ奪っていくので、奪われたくなければ死ぬ気で守ることね」と話すのですが、ヒギョンのほうから「甘く見ないで、次は跡形もなく消してやる」と恐ろしい言葉が返ってきます。

24話
ジェンマ宛に警察署から出頭要請書が届き、祖母のチェ社長が心配しますが、ギソクは一人で行ったペンションで火事になったと言って、本当のことは話しませんでした。
その事件ですが、死体は身元不明で死因は火事ではなかったので、ジェンマとは無関係だったことが判明しました。

久しぶりに笑顔になったジェンマを見てギソクは笑顔が素敵だと言い抱きしめキスをします。
それをヒョンソクが見てしまいますが、ヒョンソクは兄のギソクに「俺もジェンマが好きだ」と真剣に話し、ギソクを困らせますが・・・
直ぐに冗談だよと言って、二人は笑います。でも・・・ヒョンソクの本心は・・・

25話
仁川の倉庫に出庫確認の出張に来たジェンマとヒョンソクはシステムの不具合で入り口が開かなくなり閉じ込められてしまいます。
そんな中、ヒョンソクはジェンマに「兄貴ギソクと別れろ、くだらない愛で兄貴を揺さぶるな、
お互いのためだ」と言い、二人は大喧嘩になります。

その後、ヒョンソクは恋人のヘビンに押し切られ婚約することになります。
祖母のチェ社長はギソクのお店ヤンサンで婚約式を行うと伝えます。

26話
ヤンサンでの婚約式で、ジェンマはあの事件日ヒギョンが落としたルビーのブローチをして参加しました。
その後、指輪の交換がはじまりますが、新婦ヘビンの指輪がなくなっていたのです。

その後、ヤンサンの入り口前でジェンマとヒギョンの話を聞いてしまったギソクは、家に帰ってからジェンマに「ミン会長が君の実母なのか?」と聞きます。
「そうよ、私を産んだ女、弟と私を捨ててクォン会長と結婚した女」・・・

ギソクの頭の中は混乱していますが、結局傷つくのはジェンマなので復讐なんてやめてほしいのです。ジェンマを愛するギソクもつらすぎる真実です。

27話
ギソクはミン社長に会いに行き、「ジェンマはあなたの娘ですか?」と尋ねます。
驚いていたミン社長は「そうよ、娘なの、何度も謝ったけど許してくれないの」とギソクにも嘘を話します。更に娘のヘビンが結婚するのに問題を起こすかもしれないので、どうかジェンマを説得してほしいと涙を流して演技をします。そして、秘密を守ってほしいと・・・
本当にジェンマに対して冷酷無残で薄情な母親です。

今度はヒョンソクたちの結婚でミン会長の家に家族が呼ばれます。
ジェンマはパパと私と弟を捨てて手に入れた家がこの豪邸なんだ・・・と
そして、捨てられた子供が血の涙を流す間、ヘビンはお姫様のように生きていた・・・

ジェンマを心配するギソクは許して幸せに生きて行こうと言いますが、ジェンマは私たちはお互いの気持ちを分かっていない、「あなただって離婚したのに前妻と連絡を取っていて彼女のせいで退職したと、愛して傷つけられて人間不信になったと・・・だから私のことも信じられなかったでしょ・・・」と・・・  私たちはお互いを愛していない・・・

28話
実家に戻るというジェンマに祖母は「これからどこにいてもあなたは私の娘も同然よ、分かるわね」とやさしい言葉をかけてくれます。
その祖母もジェンマとギソクの結婚は反対だけど家からいなくなるのは寂しいと・・・
結局、人間って、自分勝手でわがままなものなんです。

また一方で、最近ジェンマが娘のヘビンと仲良くなり、夫のクォン社長とも仕事を通して信頼関係が生まれ、ヒギョンはイライラが止まらず心穏やかではありません。
更に自分の靴事業の方も縮小されて苛立ちが増すばかりです。

また一方で実家に戻ったジェンマはオクキョンの弟テギルの部屋で封筒に入った誓約書を見つけます。
そこには「3千万ウォンと引き換えに他言しない」1999年6月21日・・・と書かれてありました。

29話
ジェンマはテギルに「その誓約書はパパと関係あるの?」と問い詰めますが、むきになって「何の関係もない」というテギルに不信感をつのらせます。
テギルは「母さんと呼んでいた育ての母が父親の事故の目撃者で犯人を脅迫して代金を受け取っていることがバレたらジェンマは正気でいられなくなる」と、姉のオクキョンに何を聞かれても最後までしらを切りとおせと話します。

そのころ、ジェンマはソニから「たしかにテギルは突然羽振りがよくなっていた、テギルが家を出たのはオクキョンの積立金からゴヌクの手術費を残して逃げたと言って怪しかった」と言います。オクキョンは積立などしてなかったからと・・・

また一方で、ジェンマは警察署に行きますが、もう当時の資料も捜査記録も残っておらず、時効が成立しているので犯人を捕まえても法的に処罰することは出来ないと言われます。
たまたま、警察の後輩を訪ねていたクォン社長はその話を聞き、ひどく驚くのです。

30話
警察署でジェンマに似た女性を見かけたクォン会長は確かめるつもりでジェンマを呼び出しますが、そこにヒギョンがやってきて二人の関係を誤解します。
嫉妬したヒギョンはいきなり夫クォン社長の頬を殴り、二人の間は険悪な雰囲気になります。

ヒギョンは育ての親のオクキョンの所に行き、ジェンマを会社から辞めさせてほしいと泣きながらお願いします。
そして、助けてくれたらお礼はするのでいくらほしいですか?というヒギョンに「頭がおかしいわ、出て行って、顔も見たくない、バカ女は消えて」と怒鳴って追い帰します。
そして、今度はギソクにジェンマに会社を辞めるように言ってほしいとお願いするのです。

そんな時、ジェンマに警察から電話があり、ひき逃げ事件の記録が1枚だけ見つかり、目撃者の欄にソ・オクキョンとソ・テギルの記載があったと聞かされます。

ギソクはジェンマに、お願いだから全部忘れて僕のそばにいてほしい、そして遠くに行って二人で幸せに暮らそうと告白するのですが、彼女は分っているでしょう、それはできないと一人で復讐をやり遂げるつもりです。

31話
ジェンマは育ての母に「パパの事故の目撃者はお母さんとテギルおじさんなんでしょう?なんで言ってくれなかったの」と問い詰めますが「8歳のあなたに言えなかった、犯人も捕まってないし」と泣きながら話します。
結局、クォン社長が犯人でお金をもらったことは黙っているのですね。
ジェンマは必ず真実を解明してパパを殺した犯人を必ず捕まえてやると心に誓います。

また一方で夫婦喧嘩が絶えないクォン会長とヒギョンの二人ですが、妻のヒギョンはどうやって謝ればいい?と問いかけますが、夫のクォン社長はその必要はない、夫を殴った妻と一緒に暮らせる夫がいると思うか?と言って、妻を殴り返します。
そして、離婚の準備をしろと言う夫に私は国会議員になりたいから離婚は出来ないと・・
どこまで汚れた欲望にかられているのでしょうか・・・
もう一度妻を殴った夫のクォン社長は調子に乗るな今度だけは許してあげると念を押します。

32話
突然、ジェンマが外出中の時に家にヘビンが訪ねてきて、ジェンマの部屋で待っているといいます。
さっそく、ジェンマの机の中を開けて何かを探っている様子ですが、写真を見つけたヘビンは自分の母親が写っている写真を見て驚きます。
家に帰ってヘビンは母にジェンマさんの家にママの写真があったと問いかけますが、見間違えたのよ私のはずがない」と言います。
納得がいかないヘビンはオクキョンのお店に行きますが、そこでソニから「あなたの母親は極悪人なの、幼い子供2人を捨ててあなたの父親と逃げた、成功して有名になったと偉そうだけど、我が子は捨てて汚い過去を隠す人間なのよ」と明かします。
ヘビンは母の所に行き、母を抱きしめます。
そして「私が守るわママ、心配しないで」と心の中でつぶやきます。

33話
発注する数を間違えたジェンマが解雇されることになりそうです。
それは、ヘビンがジェンマを追い出すために仕組んだことです。
ジェンマはクォン社長に談判し自宅待機を解いてもらいます。
みんなヘビンの仕業だと思っているのです。

久しぶりに祖母のチェ社長の家に寄ったジェンマは生きていれば失敗はだれにでもある、それをチャンスと受け取るかどうかは自分次第、ジェンマならチャンスに変えられる、そのチャンスをどう生かすかが重要だと教わります。

34話
一人ヤンサンのお店で酔うまで飲んでいるヘビン。
お酒に頼りたくなるほど、辛く苦しく怖かったのでしょう。
翌日ヘビンはジェンマに謝りますが、「許すかどうかは私が判断する、でも謝るだけ母親よりマシね」と告げるジェンマです。

快眠マットレスの新製品の説明の本番前に急に体調を崩したヒギョンに代わってヘビンが生放送をすることになりました。ところが本番中に照明器具が上から落ちるのをジェンマがマットレスで止めます。
生放送中に事故が発生した奇跡のマットレスが番組最多の販売数を記録したのです。
その後、ヒギョンではなく、ジェンマへの取材依頼が多くなるのですが、ヒギョンが今後の取材を断るように秘書に言います。

35話
飲み友達ができて嬉しいというクォン社長はジェンマに「私がなぜ君が好きだかわかるか?ヒギョンに似ているからだ、二人はとても似ている、毒気を秘めた粘り強さ、それが魅力なんだ」と笑いながら話します。

翌朝、クォン社長はヒギョンに「すでに君は僕の女じゃない、都合よく助け合うだけのただの同業者だ」と伝えるのです。

36話
若者4人で別荘に旅行にきましたが、ヒョンソクとジェンマに嫉妬するヘビンは「生放送の事故は自作自演で私を助けるふりでしょう、パパの気を引くためにわざと誘惑したでしょう」とねたみの感情を爆発させます。
ジェンマは私の全てを邪魔する女だと憎み、ヘビンはプールでジェンマに殺されそうになったと嘘をついて大騒ぎします。
本当はヘビンのほうがジェンマを殺そうとしたのです。
結局、父のクォン社長に発注数の書き換えも今回のプールの件も全部ヘビンのでっち上げだと分かってしまいます。

37話
ヘビンはヒョンソクとジェンマが親しそうに写っている写真をギソクの携帯に送りますが、それを見たギソクは弟のヒョンソクを殴ります。
ジェンマを深く愛し始めたギソクの嫉妬から、それが嘘だと分かっていても我慢できなかったのです。

また、ヘビンの父のクォン社長は娘のヘビンに「判断ミスだった、実力がないのに入社させたのが間違いだった」と責め、辞表出すように言います。
ますます、ジェンマに対する憎しみと嫉妬が増していくヘビンです。

また、ヒギョンのミスでローラの新製品に対する反応が最悪の事態になっています。
クォン社長は解決策を考えろ、これ以上はかばえないとヒギョンを問い詰めます。
社員たちもヒギョンの陰口を言うようになりました・・・

38話
夫から「君はすでに靴業界のカリスマではない、裏でいわれているぞ、ミン・ヒギョンも落ちぶれたもんだ」と厳しい言葉を言われたヒギョンは泣き崩れます。

インタビューを受けたジェンマは雑誌に載ります。
母のヒギョンは本当に最低の女ギツネだわ、と言って、雑誌のジェンマの写真を破ります。

復讐にギソクを巻き込みたくないというジェンマに僕が君を守るよと言って、プロポーズするギソクは大きなダイヤの指輪を贈ります。
家に帰ったギソクは祖母にジェンマとの結婚を報告しますが、ジェンマは違う、ジェンマと結婚しても私は幸せになれないと祖母はギソクに話します。

  

39話
ヘビンはジェンマの指輪を盗んで屋上から投げ捨ててしまいます。
ジェンマとヒョンソクは急いで屋上に行きますが、ヘビンが指輪を捨てた後でした。

また一方で、ヒギョンはジェンマを陥れる録音テープを持って祖母のチェ社長の家を訪れますが、ジェンマに裏切られたと思った祖母は倒れてしまいます。
翌朝、ジェンマはお粥を作って祖母を訪ねますが、祖母は激怒してお粥を投げつけるのです。

40話
「二度と私の前に現れないでちょうだい」と言う祖母に「あの録音テープは編集されたものです」と言いますが、祖母の怒りは収まらずジェンマを追い出します。

ジェンマはヘビンに「卑劣なこのやり方、あの母にしてこの娘だわ、残酷なやり方がそっくり、一度目は見逃すけど、二度目は許さない、次は容赦しないし情けもかけないわ、血の雨を降らせてやる、覚悟しなさい」と釘を刺すのです。

また一方で、ヒギョンのローラを廃止しようと夫と理事たちが動きはじめます。
ヒギョンは夫に内緒で夫のローラマットレスの決算書を持ってこさせ、夫の事業の邪魔をしようとしています。

41話
ひざまずいて何度も謝罪するジェンマはとうとう倒れてしまいます。
祖母もジェンマではなくヒギョンの言葉を信じるなんて、よほどジェンマに対して悔しさがあったようです。
その後、どうにか誤解は解けたようですが、祖母は年寄りの頼みを聞いてほしい、ジェンマのほうからギソクを諦めてほしいと頼みに来ます。
一人泣き崩れるジェンマです。

また一方で、理事会がはじまり、靴事業の廃止について審議が行われます。
そんな時にヒギョンの策略で夫のローラマットレスに税務調査が入ります。
ヒギョンがソン議員にお願いしたのです。

42話
ギソクとジェンマの愛が強く、祖母も二人の結婚を認めるしかないようです。
二人の結婚に大反対するヒギョンとヘビン親娘は苛立ちを隠せません。
ヘビンはヒョンソクに二人で外国に行って暮らそうと言いますが、ヒョンソクはその気はないとハッキリ伝えます。
そして、今までの悪行を許してきたけど、今回の録音はひどい、俺も人間だ次はただじゃおかないから、これは警告だぞと注意します。

また一方で、ヒギョンはコ・ウンチョという人物を捜すように依頼します。
そしてすぐにヒギョンの前にハデな女性が現れ、コ・ウンチョだと言います。

43話
ヒギョンが捜していた女性コ・ウンチョはギソクの前妻でした。
浮気をしてお金を出せと脅迫し、大学には悪い噂を流し退職に追いやった悪い女です。
そのコ・ウンチョが子供を連れて、祖母のチェ社長の家にやってきました。
子供とギソクとやり直したいと・・・
すべて、ヒギョンがお金で雇って送り込んだのです。
そして、そのコ・ウンチョはジェンマを雑誌の取材だと嘘をついて呼び出します。

44話
ジェンマは前妻のコ・ウンチョとギソクの新しいお店で会います。
コ・ウンチョは今ギソクの家で子供と一緒に住んでいて、おばあさんも子供を喜んでくれているから、ジェンマに身を引いてほしいと頼みます。
ジェンマは「神様、ひどすぎます、なぜ私をこんな目に、幸せになれませんか?普通の幸せがほしいだけです」と心の中で救いを求めます・・・

その後、ジェンマはコ・ウンチョに何を言われても諦めません、子供はそだてられないなら私とギソクで育てますと言い、ギソクを信じているジェンマです。

45話
祖母はコ・ウンチョが連れてきた子供イジェが可愛くて仕方ありません。
ヒギョンが血液検査をすり替え偽造したためにイジェはギソクと実子判定がでました。
コ・ウンチョにヒギョンはジェンマを追い出しギソクとよりを戻したら、もっとお金をあげると条件をつけます。
また、祖母はコ・ウンチョとイジェをこの家から追い出すことは出来ないと言います。
祖母はジェンマを呼んで、子供イジェのためにも、諦めて身を引いてほしいと説得します。

46話
検査結果を怪しく思ったヒョンソクが確かめるとヒギョンが手を回したことが分かりました。
ヒョンソクはヒギョンの部屋を訪ねますが、祖母のチェ社長には話さないでほしいと言います。
体調が悪いのでショックを受けてると大変だからと・・・都合のいいことをいうヒギョン・・・

ヒョンソクは兄のギソクの所に行き、血液検査が偽造だったことを知らせます。
そのことを祖母に知らせますが、祖母は信じてくれずにジェンマを責めるのです。
翌日、ジェンマは会社でコ・ウンチョに再会し、「いいこと教えてあげる、ミン社長からお金をもらったの、ギソクとの結婚を破談にする条件で」と聞かされます。
ジェンマはこれからどうしよう??・・・と・・・

また一方でクォン社長の妹スヨンの老人ホームオープン記念パーティーでバッタリ、クォン社長とテギルは鉢合わせします。
そしてあの日の誓約書を返すようにテギルを脅します。
テギルはスヨンに好意を持ち、毎日妹スヨンの老人ホームに会いに行きアタックしています。

47話
スヨンの老人ホームで今度はテギルとヒギョンが再会します。
テギルは「あんたの夫をクォン社長がひいた車にあんたも乗っていただろ、俺と姉が目撃している、ひき逃げ殺人犯だろ」と言います。
ヒギョンは「それをネタに脅迫してお金を受け取ったのね、今夫が要求しているものは何?お金をあげる」と言い、すべてお金で処理しようとします。
そして、ヒギョンは夫が誓約書を捜していることを知り、弱みをつかむのです。

そして、資金繰りに困っているヒギョンは義妹スヨンにお金を貸してほしいとお願いします。
ところがスヨンも老人ホームをオープンしたばかりで無一文だと言い、兄かチェ社長に頼んだらと冷たい態度です。
仕方なくヒギョンはもう一度、投資提案書を持ってチェ社長に会いに行きますが、仕事と結婚は別で公私混同はしない祖母です。

48話
テギルとクォン社長がチキン店で会っていることを知ったジェンマ。
なぜ?二人が会っているのか?どうしてもそれを知りたいのです。
テギルはクォン社長に姪だとジェンマのことを言います。

そして、とうとうクォン社長と妻のヒギョンはあのひき逃げ事件の真相を語ることになります。
あなたが殺したのは私の夫だった、私が知らないとでも?現夫が前夫を殺した犯人とは・・・
そういうヒギョンも共犯者なのです・・・ ズルい女だと・・・ 二人は大喧嘩をします。

49話
祖母はジェンマを家に呼び、ヒギョンから投資を持ちかけられた靴のデザインを見せられます。
そして、売れる可能性があるか意見を聞きたいと冷静に評価してほしいと言います。
そのデザインはヒギョンとヘビンが描いたデザインでしたがジェンマはクールな意見を述べます。
投資を断った祖母の家にヘビンがやってきて、再度投資のお願いをします。
祖母はまだ早い、もっと勉強が必要だと言い、ジェンマの意見で投資をしないのではなく他のモーガンズの話を聞いて決めたことだと言います。
ヘビンは「ひどすぎる、家族になるのになぜ協力してくれないの?」とヒョンソクを責めます。

50話
ジェンマは警察の事件担当者からクォン社長がこの事件にすごく関心を持っていると聞かされ、何のために?と疑問を持ちます。
寝ている母のオクキョンを起こし事件の様子を問い詰めますが何も知らないと言うのです。
絶対に母もおじさんのテギルも何かを目撃したはずだと確信しますがなぜ?黙っているの?と
不信感を抱きます。
ジェンマは22年前に事故を起こしたクォン社長の車を探すために探偵事務所に依頼をします。
車は父親がひき逃げにあった日に盗難届が出されていて、もうすでに登録抹消されていました。
廃車か、どこかに隠している可能性もあると聞かされます。

また一方で資金繰りに困ったヒギョンは勝手にビルを売る手続きをしますが、夫のクォン社長にバレてしまいます。ところがそのビルにクォン社長の事故した車が隠されていたのです。

その後、クォン社長に「血の付いた車は無事ですか?」というメールが届きます。
一体誰が? ソ・テギルか?

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「愛はビューティフル、人生はワンダフル」あらすじと感想、確かな幸せ探し

2021-11-11 | 韓ドラ あ行、あ



韓国ドラマ「愛はビューティフル、人生はワンダフル」あらすじと感想、最終回。
心に傷を抱えた主人公を中心に幸せは小さいくらいがちょうどいいと感じる確かな幸せを探すファミリードラマです。
学校でいじめられ、家では優秀な姉に劣等感を感じている主人公の高校生チョンア(ソル・イナ)。
彼女は自ら死を選択しますが、ネットで知り合った男子高校生との同伴自殺に失敗し、想定外の出来事が起こります。
そのチョンアを演じるのはドラマ初主演のソル・イナさんで、事件後そのつらい経験から警察官を目指し、生きる勇気を取り戻した健気なソル・イナさんに「がんばれ~」と毎回応援したくなるドラマです。
ところがそんな娘を犯罪者にしまいと、チョンア(ソル・イナ)の母は重大な嘘をついてしまい、後にこの嘘が娘たちの人生に大きな壁をつくり、家族関係や恋人たちのラブストーリーは複雑に絡み、視聴者を飽きさせない絶妙なストーリーに発展していきます。
また、チョンア(ソル・イナ)と複雑な縁で出会う、御曹司ジュンフィにキム・ジェヨンさんが扮し、お互いに惹かれ合いながらも、運命に翻弄される彼の繊細な感情表現が魅力的に映っていました。けっしてイケメンではありませんがだんだん気になっていく存在です。
また一方、もう一組のラブラインにチョンアの姉ソラ役のチョ・ユニさんが玉の輿婚を希望するアナウンサーとして登場し、夫ジヌ(オ・ミンソク)とシェフ役のテラン(ユン・バク)の間で揺れる人妻をリアルに好演しています。
また愛人もいる夫役のオ・ミンソクさんの妻ソラ(チョ・ユニ)に対する一途な愛も感情むき出しで疲れるのですが、それでも憎めないオ・ミンソクさんには爆笑で、本作を引っ張っていく役割は大きかったです(笑)
本作は、1つの死をきっかけに、この二組のラブラインを中心に崩壊していく家族が再び家族の絆と大きな愛を取り戻していくドラマです。
また後半過ぎから本作の鍵を握るひき逃げ犯カン・シウォル役のイ・テソンさんが登場しますが
危険な香りがたまらない気になるイケメンさんで、これからの活躍が楽しみな俳優さんです。
イ・テソンさんは二人いますが若手の俳優さんの方ですね!

また、脇を固めるベテラン俳優さんたちも幅広いジャンルで活躍されている俳優さんたちが登場し、我が子を愛する感情を優しく温かなタッチで演じています。
皆さん個性の強いクセのある方ばかりなので、楽しさは倍増し物語を一層盛り上げてくれます。
ドロドロ感はなく、韓国で高視聴率だったワケが納得するドラマです!

ただ、本作で長女ソラを演じたチョ・ユニさんが、ドラマ終了後の2020年5月にイ・ドンゴンさんと離婚されました。
スピード婚から3年で離婚されましたが、何かあったのでしょうか?という感じでずっと視聴していた感じでした。イ・ドンゴンさんと言えば、甘いマスクと紳士的オーラがキラキラして韓流初期ごろ「パリの恋人」や「ガラスの華」、「スマイルアゲイン」など他、夢中になって観ていましたが、なんとなく残念な離婚でした・・・
ドラマと同じく、自分らしい幸せを早く見つけてほしいですね!

あらすじ(ネタバレあり)
1~10
2009年の高3の夏、チョンア(ソル・イナ)は、学校でのいじめに悩まされ自殺を決意しますが、チョンアとネットで知り合い一緒に自殺をする約束をした男子高生のジュンギョムも人には言えないある秘密を抱えていたのです。
二人は待ち合わせをしますが、その途中でチョンアは一緒に自殺をする男子高生ジュンギョムの軍人の兄と偶然出会い、一目惚れします。
そして、初めて会った二人はその夜一緒に死ぬはずでしたが、男子高生ジュンギョムはチョンアを残して一人で川で入水自殺をします。
チョンア(ソル・イナ)の母ヨンエ(キム・ミスク)はすぐに駆けつけて二人の衝撃的なシーンを目の前にしますが、娘チョンアが生きていることだけに感謝します。
 
娘を自殺幇助犯にしたくない母は娘のチョンアに「不慮の事故だった、自殺より事故の方がマシよ、自殺だと知れば親は生きていけない」と娘を説得し、チョンアを助けるためにジュンギョムが死んだことにする母ヨンエ(キム・ミスク)です。
ところが、相手の母親は最高裁判所の判事の仕事をしています。チョンア(ソル・イナ)が何か隠していることはすぐに直感で分かります。そして、「何を隠しているの、言いなさい」と問い詰めます。息子がなぜ死んだのか真実が知りたい母のホン・ユラ判事です。
母のホン・ユラ判事は息子ジュンギョムの「剖検」を要請します。心の片隅に何か疑わしいことがあるのでしょうか?母のホン・ユラ判事は自殺ではないことを確認したいのです。
ところが、周りの記者たちが騒ぎ出します。母のホン・ユラ判事は息子ジュンギョムが車でおばあさんをを引いてひき逃げしたこと知っていて、息子の罪を隠しているのですが、息子がそのことで悩んでいることも察していました。母は今回の事件の「剖検」を取りやめ、捜査を終結させてほしいと警察に頼みます。
いつも見守ってると約束して自殺したジュンギョム・・・こうして、事件は終わりを迎えましたが、チョンアは残された者の悲しみと苦しみがやっと分かったようです・・・
その後、ジュンギョムの葬儀でチョンアはジュンギョムの母の妹でインターマーケットのホン・ファヨン会長からひどい仕打ちを受けるのです。
その後、自殺したジュンギョムは当日に兄のジュンフィ(キム・ジェヨン)に手紙を書いていたことが分かりますが兄は弟の死に疑問を感じています。
どうして、弟が死を選んだのか?それが分からないと見送ることができない兄です・・・

また一方、チョンアの姉でアナウンサーのソラ(チョ・ユニ)は財閥に嫁ぐためにアナウンサーになったという、玉の輿婚を狙っている女性です。
朝早く清潭洞(チョンダムドン)にある、フィットネスクラブに通い、財閥の御曹司を捜していますが、そんなソラとフィットネスクラブで遭遇した財閥インターマーケットのジヌ(オ・ミンソク)が彼女に関心を寄せてきます。
ところが、息子命で自分勝手なジヌ(オ・ミンソク)の母親ファヨン(パク・ヘミ)が、ソラ(チョ・ユニ)を嫌うのです。
その母は、他のアナウンサーは合格でもあんたは不合格で私が猛反対してやるとソラに言います。
その後、ジヌ(オ・ミンソク)からの猛アタックでプロポーズされるソラですが、ジヌの母は「キム・ソラはジュンギョムを殺した子の姉よ、うちの嫁にはできない」とジヌに言います。
もちろん、ソラの家でも大騒動です・・・

2018年の秋、警察官を目指すために猛勉強中のチョンア(ソル・イナ)は7年間試験に落ち続けています(笑)
姉のソラ(チョ・ユニ)は財閥のジヌ(オ・ミンソク)と結婚しますが、今は人気のインフルエンサーとして活躍しています。
それは、家族と縁を切って結婚したソラが自分の元気な姿を母に見せるためなんだと思います。
ソラは愛されて結婚しましたが、ソラは夫を愛していません。結局すべては財産目的なんですが、夫の母親からは「あんたに財産はあげない」と言われ続けています。

11~20
ソラ(チョ・ユニ)と夫ジヌの結婚生活も時が経つにつれ、二人の間の溝が大きくなっていきます。そんな中、夫のジヌと秘書のヘランが愛人関係になり、二人は不倫旅行中に事故に遭い病院に搬送されます。
事故の知らせを受け病院に駆けつけたソラはそこに同じスーツケースが2つあるのを見て夫ジヌの裏切りを知り大きな衝撃を受けます。まさか、夫が浮気をと・・・
また同じく事故の知らせを受け病院にやってきた秘書ヘランの兄テラン(ユン・バク)と出会いますが、この出会いがその後、ソラの運命を大きく変えていくのです。
その後、二人は昏睡状態が続きますが、二人の携帯が見つかり、ジヌの母はこれで真実が分かるとソラに皮肉な態度を露骨にみせます。
病院では相変わらずジヌの母に責められ、秘書ヘランの兄テラン(ユン・バク)とは何かと喧嘩ばかりの毎日でしたが、ヘランの兄テランはソラが元気になるように愚痴などの話を聞いてあげるのです。そのヘランの兄テランは偶然にもインターマーケットの地下でレストランを運営しています。
更にジヌの母は嫁には何1つ渡さないと言い、カードを取り上げ、ジヌ名義の株や不動産を自分の名義に変えようとしています。
そして、とうとうジヌの母から離婚するように言われるソラです。
ジヌの母は「静かに離婚してくれればいい、あんたは自分の家族を捨てた、この家に嫁ぐために自分の両親や妹まで捨てた人間でしょう、だからあんたが嫌いなの、息子のそばにいると鳥肌が立つのよ、この9年間」とハッキリ言います。
結局、「亡くなった男子高生ジュンギョムはチョンアを助けるために溺れて死んでしまった」というソラとチョンアの母ヨンエ(キム・ミスク)がついた嘘のために、ソラは自分の家族を隠して結婚していたのです。
まさか、ソラの妹がチョンアだとはホン・ユラ判事は知りません・・・
でも、すべてが分かってしまうのも時間の問題です・・・

また一方で、ひょんな出会いをしたチョンア(ソル・イナ)と亡くなった男子高生ジュンギョムの兄ジュンフィ(キム・ジェヨン)。
そして、ジュンフィがインターマーケットの平社員だと思っているチョンア。
二人の会話からチョンアの友人ペク・リムがインターマーケットのジヌ(オ・ミンソク)と交通事故を起こした相手だったことをジュンフィが知ってしまいます。

また一方、ソラ、チョンア、ヨナの母ヨンエ(キム・ミスク)は過去の栄光にこだわり続け働こうとしない夫に代わって家計を支えていますが、病院で子宮筋腫と診断され子宮の摘出手術をするように医師から言われています。
そんな母もソラの夫の入院を知り、心を痛めるのですが、更に娘のソラが義母からひどい扱いを受けていたことも知るのです。
そんな中、病院でソラとジュンフィ(キム・ジェヨン)の母のホン・ユラ判事とソラの母の3人が偶然出会ってしまいますが、ソラとソラの母は他人のふりをします。

また、チョンア(ソル・イナ)はジュンフィ(キム・ジェヨン)に話があると電話をかけ、インターマーケットのジヌ(オ・ミンソク)の交通事故がペク・リムの居眠り運転で処理されてしまうのがおかしいと話します。
その後、事故現場に行ったチョンアはそこでジュンフィ(キム・ジェヨン)と出会います。
真実が歪んだら人生も歪むという真実のために現場にきたジュンフィ。
ジュンフィは事故現場でジヌのスポーツカーの破片を見つけるのです。

21~30
息子ジヌの交通事故をソラの妹チョンアが引っかき回し何かを探っていることに腹をたてるジヌの母はソラに「あんたは妹を、妹はジュンフィを動かして、ジュンフィはジヌを狙っている」と叱るのです。
ところが、ソラも負けていません、「私も妹もお義母さんと同じ船に乗った者同士です、9年間も妹チョンアのことで叔母さん(ジュンフィの母のホン・ユラ判事)をだましました、私たちはグルです」と強気な態度を見せます。
また一方、ジヌの母はソラの妹チョンアに事故の加害者はペク・リムだと言って大金を渡します。
そんな中、ジュンフィはジヌの母の会長室に呼ばれますが「事故はジヌさんの過失でしょう、隠さないでほしい、被害者と加害者を換えないでください、ジヌさんがこんなマネをすること望んでいるとおもいますか?事実をねじ曲げて他人に罪を着せて、ジヌさんが目覚めたら何て言うか?元に戻って」とお願いします。更にジヌの母がチョンアにお金を渡して味方につけたことも知り大きなショックを受けます。

そんなソラは今度は息子を亡くしたホン・ユラ判事がチョンアのことを気にかけ力になりたいと言い始め、戸惑います。更にソラはホン・ユラ判事の息子ジュンフィからも「妹さんがいますか?」と問い詰められるのです。
そのチョンアは改めて自分の人生をやり直そうと9年ぶりに下宿先から家に戻ってきます。
妹のヨナは嬉しくてソラ姉さんも戻って来るといいなぁ~なんて言って、母に叱られています。
ところが、いつもテラン(ユン・バク)が持ってくるお弁当が母ヨンエが作ったものだと知ったソラは本当は家に帰りたかったと言って、テランに引っ越した先の家に連れて行ってもらいます。久しぶりに家族5人が集まり、会話はぎこちないですが皆嬉しそうです。

一方病院では、事故に遭った秘書のムン・ヘランだけが目を覚まします。
ジヌの母は「どういう関係なの?」と病室を訪れますが、ヘランは「私だけが愛しています」と母に告げます。
そして、ジヌの病室に勝手に入り「ジヌさん愛してます」と妻のソラに皮肉な態度をとる秘書のヘランにはビックリです。こんな常識のない女だったなんて驚きました。そして、ヘランを病室に入れたのはジヌの母でした。
ジヌの母は秘書のヘランにペク・リクの方が過失だと嘘の証言をさせたのです。
ソラとチョンアは証拠の録音を持って、ヘランとジヌの母に会いに行きますが、そこでヘランを見たチョンアは驚きます。ヘランはチョンアの同級生でヘランからいじめを受けていたのです。
その後、証拠の映像を見つけたヘランたちの父のムン警察官とジュンフィのおかげでペク・リクの罪が晴れます。チョンアはジュンフィに「本当にありがとう、私はあなたに会えてよかったわ」と電話をします。もう会う機会もなくなってしまうので・・・
でも、ジュンフィはまさか自分が捜している「赤毛のアン」の本の女性がチョンアだとはまだ知りません・・・
そして、今回の事故のことで、ジュンフィは責任を取って海外支社に行くことをジヌの母と約束します。

31~40
ジュンフィは海外支社に行くことになりますが、チョンアはあの日電車の中で出会った軍人さんがジュンフィだと分かったのです。
チョンアは偶然というより運命みたいなものを感じるのですが、ジュンフィはこれが最後だと言って、「赤毛のアン」の本を返します。
海外支社に行くジュンフィは「いい警察官になって、元気でいろ」と言って、二人はお別れの握手をします。
また一方、ソラは母ヨンエから、、秘書のヘランが学生時代チョンアをいじめていたことを知り、「悪縁にも程がある、チョンアだけでは足りず私まで苦しめるなんて」と言って悲しむのです。

また、ジュンフィはテニスのヨナをスカウトするために今後5年間の育成計画書と後援契約書を持ってヨナの家に行きますが、そこで家族写真を見て驚きます。そこにはチョンアもソラも写っていたのです。
ジュンフィはチョンアに「一体、何を隠している」と怒鳴ります。
チョンアは「あの日死のうと思ったの、初めて会う人と一緒に死ぬ気だった、なのに一人で先に死んでしまった、助けに飛び込んだ時は既に・・・ 母たちのことを考えて、私を救おうとして死んだと嘘をついてしまった、彼の母も自分の母も守りたかった、そして、姉がその家に嫁ぐことになって、家族と縁を切るのが結婚の条件だった、姉は毎日つらい思いで生きている、亡くなった彼の母と兄は何も知らない、その二人には最後まで知らずにいてほしい」とすべてを話しますが、まさかその兄がジュンフィだとはチョンアも想像できないでしょう・・・

また、ソラの母ヨンエが秘書ヘランがジヌの愛人だと分かり激怒します。ソラを家に連れて帰ろうとしますが、ソラは今帰ったら義母とヘランの思う壺だといって、もう少し待ってほしいと言います。
そんな中、兄のテランとソラはヘランを通じて急接近し、お互いに友達になるのです。

また、チョンアは晴れて警察官試験に合格し、家族たちは大喜びです!
特に専業主夫をしているお父さんは嬉しそうです(笑)

また、ジヌの母から脅されて、離婚を迫られたソラ。
その後、ジヌは目を覚まします。
離婚したソラは小さな放送局でラジオ番組の仕事をはじめました。
でも、どこに行ってもインターマーケットの元妻として見られることで世間の関心が怖いソラです。
1年ぶりに目を覚ましたジヌはソラと会いますが、あまりにも庶民的な姿に変わってしまったソラを見て驚きます。叔母(ジュンフィの母)はどうしてソラが離れて行ったのかソラから直接聞きなさいと言います。
ジヌはソラから「私はあなたの母親に離婚させられた、他に私に話すことはないの?私からは言いたくない、あなたから直接聞きたいの、話す準備ができたら連絡して」と言って病室を出ていきます。
ジヌは母に「なぜ、ソラを追い出した、何の権利で僕の妻をバツイチにした、離婚するかどうかは僕が決めることだ、なぜ僕の人生を勝手にきめるんだ」と言って母を怒鳴りつけます。
ジヌはソラの家にいろいろな贈り物を贈りますが、それに怒った母ヨンエはジヌの病室にやってきて「娘をこれ以上傷つけるのはやめて、良心はあるの、あの子は9年ぶりに手ぶらで帰ってきた、プライドの高い娘のソラが・・・あんたの母がうちの娘を紙くず扱いした、ソラは嫌気がさして慰謝料ゼロで出てきたわ、夫が秘書と搬送されたのもショックなのに、毎日二人の姿を見させられるソラの心境は?考えただけで腹が立つ、だからこれからはもう絶対に連絡しないで」と念を押します。
ジヌはソラに会いたくて家に向かいますが、ソラがテランと仲良く公園を散歩しているところを見て、嫉妬します。
ところが、ジヌとテランが会社で遭遇し、テランが秘書ヘランの兄だと知ります。更に地下のレストランをテランが運営していることもはじめて知り驚くのです。
ジヌは兄テランのレストランに来て、「ソラは僕の妻です」と言います。
そして、ソラにも「もう1度やり直したい」と・・・
ジヌは秘書のヘランにも「僕にはソラしかいない」とハッキリ伝えます。

また一方で韓国に帰ってきたジュンフィは警察官になったチョンアと1年ぶりに再会します。
チョンアは喜びますが、ジュンフィはイマイチ乗り気ではないのです。でもお茶する仲になりましょうというチョンアの言葉にそうしようと答えるジュンフィです。
そんなある日ジュンフィはチョンアとペク・リクと3人でお酒を飲んだ時、チョンアとペク・リクの仲の良さに嫉妬し、チョンアに「キム・チョンアさん、僕たち付き合おう」と告白し、二人は恋人同士になります。

そして、警察官になったチョンアの前にいろいろな事件や騒動が起こりますが、必死で交番勤務をこなしているチョンアの頑張りや仕事にきりきりまいする周りの人間模様も楽しく描かれていて心が温まります。
また一方で、家の家事をしていた主夫の父ヨンウンが一人部屋でラジオを聴きながら泣いています。ソラは父を見て家族で冗談で話していたうつ病ではないかと心配します。



41~50
急接近していくソラとテランの二人を見て、テランの妹ヘランは「話にならない、ダメよ、あの女だけはダメよ」と不安な気持ちになります。
そんな中、テランは「僕はドキドキする、僕はソラが好きだ」とはじめて告白しますが、「私も好きよ」とソラもこたえます。
でもテランは9年間夫婦だった元夫ジヌに対するソラの態度が気になって仕方ありません・・・
テランは複雑になることは避けたいのですが、自分が進んでもいいのか?ここで止まるべきなのか、ソラに決めてほしいと思っています。

また一方、元夫ジヌの猛アタックも積極的に攻めてきます。
必ずソラを連れ戻すと言って・・・
そんなジヌはソラを見ると胸がトキメキ、争うのも嬉しくて仕方ないのですが、ソラは「私も同じならいいけど、あなたにときめかない、ごめん」と話します。

ある日、テランのレストランでキムチ作りをしていたソラは二人でこうしているとドキドキするとテランに言います。テランは「もう苦しめない、一緒にやろう、元夫ときちんと別れることを・・・」とやさしく伝えます。
ところが、この二人を元夫のジヌが見ていたのです。
ジヌはソラが苦しんだ分だけ、ソラとテランを見守るしかないのでしょうか?
また、テランはソラに疲れたら妹のヘランに頼り、妻だったソラが恋しくなったらヘランに背を向けて終りにし、ヘランを利用しただけのジヌが許せないのです。複雑な三角関係がはじまりますが、ジヌの心はソラに一途に向かっていき、何かとソラにちょっかいを出してきます(笑)

また、チョンアの家族はチョンアの彼氏がインターマーケットの社員のジュンフィだと分かり、家族たちが歓迎します。
この先、ジュンフィの母がホン・ユラ判事で自殺したジュンギョムの兄だと分かった時の衝撃が心配になります。
そんな時ジヌがジュンフィとチョンアの仲を知ってしまい、叔母(ホン・ユラ判事)が知った時のショックを考えるとおかしくなりそうだとジュンフィに言います。
また、三女のヨナはジュニア大会で優勝する有望な選手でインターマーケットが莫大な契約金で育ている選手です。
ソラ、チョンア、ヨナと子供たちがすべてインターマーケットに関わっているのも悪縁というか運命なんですね!

そんな時、ソラがチョンアの彼氏がジュンフィだと知り、彼を喫茶店に呼び出します。
ソラは「あなたたちの交際がうまくいかないことは分るでしょう、私は家族と縁を切るのが結婚の条件だったの、なぜジヌさんが私にそんな要求をしたのか、分かるから、でもあなたは分ってないわ、私がどう生きてきたか、いつも罪人で気の休まる日がなかったし、いろいろな人を傷つけた、特に一番傷つけたのはチョンアよ、だから気持ちが深まる前に整理してほしい、少し付き合って別れてほしい」と言います。ジュンフィも「分かりました」とつらい顔を見せます。

ジュンフィはチョンアに「君のことが嫌いになった、君のことを好きになれない」と言いながら彼女を抱きしめます。
チョンアは「分かったわ、私の片想いのままで、それでいい?私はあなたが好きだから」と言います。
ジュンフィは「君のやりたいことを全部やろう」と言いますが、この後別れるつもりなのでしょう・・・ 切ない二人ですね・・・

また一方で、ソラは朝のラジオ番組が終わった後、別の局で交通事故に遭ったアナウンサーの代りに朝の番組「さわやかな朝」を1週間任されることになりました。
サイトの反応もすごく、検索数も増えていて、父親はこれは絶好の機会だと喜んでいます。

51~60
10年ぶりのテレビ復帰で不安だったソラですが、世間はソラのことが気になるみたいで反応がすごいことになっています。
心が弾んでいるソラはテランのレストランに駆けつけますが、彼から「僕たち、少しだけ離れて過ごしてみる?」と言われます・・・  それは・・・
テランは父から「人を選んで好きにはなれないが、ソラに対する想いは愛か?欲だしエゴだ」と言われ、ソラ自身も二人の関係が家族に分かった時の怖さがあります。更に元夫のジヌから「僕たちには夫婦の歴史があり、ソラは心の整理がついていないし、僕がやり直したいがテランが邪魔している」と説得され悩んでいるテランです。

ソラは自分を助けて守ってくれたテランが好きだと言いますが、テランはジヌときちんと別れたいとしている二人の邪魔をしているような気がする、ジヌはテランのせいで意地になっているしソラはジヌに言うべき話をテランにして逃げてくる場所があるから、まともにジヌにぶつかっていくことが出来ないのです。
テランはそんな二人に挟まれていることが嫌で、テランとジヌの間にソラがいることも嫌なんです。テランは「二人で解決しろ、それが先だ」と優しく伝えます。

ところが、元夫のジヌが、ソラに意地悪をし、局に「キム・ソラを切れ」と言い、他からも遮断するよう仕向けます。でもなぜ?こんな意地悪するのかなぁぁ?

また一方で、クリスマスが誕生日のチョンアはジュンフィと車で海に行きます。ジュンフィはこれを最後の思い出に別れるつもりですが、チョンアといると自分が誰なのか忘れしまいそうなくらい彼女を好きになっています。
朝になり、ジュンフィはチョンアに別れを告げます・・・
ところが、家に帰ったジュンフィは母(ホン・ユラ判事)にチョンアのことがバレてしまい、母は「話にならない」と激怒します。

また一方で、警察官になったチョンアはバイク事故を起こしたカン・シウォルに出会います。彼は19歳の時に暴行に窃盗、引き逃げをした前科があります。ところがこのカン・シウォルはホン・ユラ判事が後援してきた子なのです。
今回の事故は自分の過失ではないとカン・シウォルは言っています。

また、テランはソラに「店を閉めようと思う」と言います。
ソラは「私の目の前から勝手に消えないで、なんでも話せるここが好きなの」と言いますが、テランは「君のお母さんに会い、チョンアと妹ヘランのことを聞いてショックを受けた、重要なのはチョンアとお母さんを傷つけないことだ、僕らは無理みたいだ、君が僕を捨てろ、お互いに家族は捨てられない」・・・ それを聞いたソラは悲しすぎて泣きじゃくるのです。
そして、そんなソラを抱きしめるジヌです・・・

ところが、ソラのテレビ番組がインターマーケットのせいで中止になったことに怒り狂ったソラの父は会長のところに乗り込んでいきます。そこでソラの離婚はジヌの浮気だったことをはじめて聞かされジヌを殴るのですが、それでも怒りが収まらない父です。
そのジヌはソラに「1か月だけ付き合おう、そうやって、やり直そう」言います。
ソラも「分かったわ、1ヶ月だけよ、後悔がないように」と・・・

また、チョンアの母もチョンアの恋人ジュンフィが自殺したジュンギョムの兄で母がホン・ユラ判事だと知りがく然とします。ホン・ユラ判事から「息子の命を奪っておいてひどすぎる、恩をあだで返すの、あんな子のために失った命が惜しい」と言われた言葉にチョンアの母は、「あんな子?誰が救ったと?チョンアは何の借りもありません、息子さんが自ら選択したんです」と言葉を返すのです。

そんな中、バイク事故を起こしたカン・シウォルがチョンアを訪ねてきて、「俺は暴行も窃盗もしたけどひき逃げはしてない、悔しくて我慢できない、真犯人を捜してくれ、俺に罪を着せたやつをキム巡査が捕まえてくれ」と言われ、ホン・ユラ判事を訪ねるチョンア。
「ひき逃げ事件は自分じゃない」誰かに罪を着せられたと言っているとホン・ユラ判事に話しまが「そんな話を信じるなんて」と強い口調でチョンアに返してくる判事です。

そして、その日、チョンアはとうとうジュンフィの母がホン・ユラ判事だと分かり、ジュンフィが「君を思うのも見るのも僕には苦痛だ」といった言葉の意味が分かったのです・・・
チョンアは真実を確認するためにホン・ユラ判事とジュンフィが住んでいる家に向かいます。
二人が一緒にいる姿を見たチョンアは別れる決心をします・・・

61~70
また一方で、ジヌのしつこさに疲れたソラの母は「そんなに好きなら交際しなさい」とあきれかえります。ジヌはルンルン気分ですが、ソラは1か月後に答えがでるのでしょうか?

また、カン・シウォルに頼まれた事件をチョンアは同じ交番に勤めるムン隊長(テランとヘランの父)に調べてもらいますが、すでに捜査資料が破棄されていたのです。
当時の担当弁護士が事件記録の写しを持っているかもしれないと言います。
その事件の記事は「10代の少年、無免許でひき逃げ」被害者は80代の女性でした。
チョンアはカン・シウォルに弁護士の名前を思い出すように言い、事件記録を見れば通報者も見つけられると言います。そして、被害者の80代の女性の名前がパク・クッスンだったのです。

チョンアを心配するジュンフィは、なぜ母が後援しているカン・シウォルに会うんだとチョンアに聞きます。チョンアは「濡れ衣を晴らしてほしい」と言われたと話します。そして、亡くなったジュンギョムが死ぬ前に口にしたのが、カン・シウォル、パク・クッスンという名前で自分は怪物で自分が食った人たちだと言っていたと話します。
また、母のホン・ユラ判事は亡くなった息子ジュンギョムが自殺だったことを知り、チョンアを責めるのです。チョンアはジュンフィにジュンギョムがあなたに送った手紙を見て母のホン・ユラ判事がすべてを知ったと話します。チョンアとジュンフィはお互いに涙を流しながら抱き合うのです。

母のホン・ユラ判事はジュンフィに「正義なんてない、私がそう信じたかっただけ、人を救って逝ったんだと、それに残された人は生きないと、私には守るべき息子がもう一人いるから・・・
ジュンギョムの話はもうしないで」と伝えます。
翌日、ジュンフィは母のホン・ユラ判事の知人である神父さんに会い、カン・シウォルという人物について話を聞きますが母はジュンギョムの事故直後にカン・シウォルを後援していたのです。
その神父さんは同じ日カン・シウォルにも会い、後援者が留学させてくれると伝えます。
そして、カン・シウォルは探していた双子の妹と写っている写真を受け取ります。
また、そのカン・シウォルはチョンアにひき逃げ事件の判決文を裁判所でもらい渡しますが、
カン・シウォルは車両の窃盗はやったがひき逃げはやってない、俺じゃないと言います。
判決文の中を確認するチョンアはその中にホン・ユラの供述書という文章を見つけ驚くのです・・・ということは、ジュンギョムがひき逃げを?  母のホン・ユラ判事がその罪をカン・シウォルに着せて後援してたの? もし本当なら信じられない・・・なんてことを・・・衝撃を受けるチョンアです・・・ カン・シウォルはチョンアに当時のチャン・ユジン弁護士と供述したホン・ユラという人物を捜しだすと言います。 
カン・シウォルはホン・ユラという人物を調べますが、最高裁判事で妹がインターマーケットの会長だったことが分かります。またジュンフィも同じ会社だったことが分かりインターマーケットに向かいますが、そこでジュンフィに出会い、カン・シウォルの人生を壊した奴を一緒に手助けすると言います。
ところが、すでに母のホン・ユラ判事はチャン・ユジン弁護士を買収していました。
事件資料を持っていき、カン・シウォルが来ても知らないと言うようにいいます。 

また一方で、ソラは午後の番組「キム・ソラの四時四季」を担当することになり、母のヨンエも喜んでいます。
その母ヨンエの働かない夫も麻辣鍋の店でバイトすることになりますが、そこにはカン・シウォルも同時に店員として働くことになりました。 



71~80
チョンアの罪を問おうとしている母のホン・ユラ判事に対して息子のジュンフィはチョンアを一人にできないし一緒に苦しんで二人で乗り越えたいと言います。
難しいことですが二人で力の限りを尽くして解決してほしいものです。
そして、ジュンフィは僕を信じろとチョンアに言います。
ところが母のホン・ユラ判事は二人が楽しそうに食事してる姿を目撃し気に入らないのです。
チョンアに辞表出すように言います。自殺未遂、自殺ほう助、証拠隠滅、偽証、あんたには警察官の資格がないと・・・
また、ジュンフィは、カン・シウォルのひき逃げ事件の目撃者が母のホン・ユラ判事だと知ります。
その後、ホン・ユラ判事がカン・シウォルを訪ねてきます。
カン・シウォルは後援者?それとも目撃者?とホン・ユラ判事に尋ねると「濡れ衣を晴らすために来たの、再審できるように私が手伝うので、一緒に真犯人を捜しましょう、私が役に立つはずだから」と言います。そして、部屋にいれてほしいと言い、親しくなりたいようです。

カン・シウォルはチョンアを呼び出し、「ホン・ユラ判事が家に来た、事件当日に現場を通りがかり倒れている人を見て通報したと言っていた」と話します。
チョンアは心の中がモヤモヤしていますが、ホン・ユラ判事が再審を手伝ってくれるというのでそれは良かったと思います。
また、ホン・ユラ判事の妹で会長のファヨンは何か怪しいカン・シウォルを調べはじめ10年前の事件のチャン・ユジン弁護士を呼び出し、当時の様子を聞き出します。
脅されたチャン・ユジン弁護士は「当時ホン・ユラ判事が裁判を早く終わらせるように言い、被害者が死ぬ前に認めれば刑が軽くなると言ったのにカン・シウォルが認めずに重刑が宣告され、その時の事件資料を判事が数日前に持っていきました」と言います。

また、ホン・ユラ判事が交番にやってきたために、チョンアの過去がすべて明るみになり、チョンアの懲戒委員会が開かれることになりました。父親のムン隊長からそれを聞かされたテランはソラに電話をかけます。時効も過ぎたし父も警告程度で終わるはずだと言っているが気を付けた方がいい、もし世間に知られたら大騒ぎになるからと言い、妹のヘランのことを謝ります。
兄のテランも悩んでいて、ソラを避ける以外に何ができるというのか、ソラを好きになるのも僕には罪なんだ、僕は大切なものを諦めた、ヘランが僕の妹じゃなければといつも考えていることをソラは知ります。
ソラにとってテランは家族を取り戻させて、人生を救ってくれた大切な人なんです。
ところが、そんな中、警察官が昔自殺の謀議をしたというチョンアの記事が出てしまいます。ジヌの母ファヨンは秘書のヘランにチャ室長にこの記事の内容を詳しく調べるように伝えます。

またジュンフィの純粋な愛がチョンアに届き、「僕が君に心を許したことは人生を託したってことだから、責任をもってくれ」と言います。ふたりはこれから一緒に乗り越え一緒に耐えていくことを約束します。

その後、ムン隊長から受け取った捜査資料を見たチョンアはホン・ユラ判事を訪ねて行きます。
「ジュンギョムがひき逃げを?死ぬ前に人を取って食う怪物になってしまった、カン・シウォル、パク・クッスン、母まで、だから真実を話してください」とホン・ユラ判事に言いますが、「あなたの話は信じられない、今度はジュンフィまで取って食うの?この話はジュンフィにはしないで」と言います。
そんな時、チョンアは自分の記事がネットに流れたことを知ります。
心配したジュンフィはチョンアを連れて記者たちから守ります。

急きょ、チョンアの懲戒委員会が開かれることになりますが、世間はチョンアに厳しい意見ばかりです。
チョンアの善意や義人証の賞状などで世論を換えようとするジュンフィは反論記事を出すのです。 そして、チョンアに停職1か月の処分が決まります。

81~90
母のファヨンと喧嘩したジヌはソラの家に居候しています。
ソラの母はいつ帰すの?私が言おうか?と言いますが、ソラは私が今日帰すわと言います。
その日の朝は母がワラビ入りのユッケジュンを作りましたが、ジヌはワラビが嫌いなのに「お義母さんが作った料理は一口も残さずに食べよう」と言って嫌いなワラビを食べ、ソラの家族たちをいろいろな面で気遣っています。
そんなジヌに甘いソラはどんな気持ちでジヌを家に泊めているのでしょうか・・・?
でも、ソラの父はジヌが家にやってきて夜一緒にお酒を飲むのが楽しくてとっても嬉しそうです(笑)
またジヌの家では母がジヌを怒らせるためにヘランを家に入れてジヌの部屋を使わせていますがまさかヘランがソラの家にいるとは想像もつかないでしょう(笑)
そのヘランは兄テランの説得にも応じず家に帰らないと言います。
兄のテランは妹のヘランは家に帰らないと言うし、ジヌはソラの家に泊まったと言うし、頭に来たテランはソラとプラトニックラブをはじめると宣言します(笑)

また一方で、カン・シウォルの再審請求には確証か真犯人が必要と弁護士に言われます。
あとは事件記録があればいいのですが、そのムン隊長から受け取った事件記録をチョンアはカン・シウォルに渡さず、密かに一人で事件を調べていたのです。
そして、パク・クッスンの納骨堂で、チョンアとジュンフィは遭遇します。

ジュンフィも自分なりに事件のことと母のことを調べ、弟のジュンギョムが事故を起こしたことを知り、何度もパク・クッスンの納骨堂を弟が訪れていたことを知ります。
ジュンフィは弟が自殺した理由が今なら分かる気がするとチョンアに言います。
更に「母のホン・ユラ判事は知っているのかな?どこまで知ってるか、話すべきだろ?チョンアどうすればいい?」と問いかけます・・・ チョンアは心配でたまりません・・・
ジュンフィはなかなか母に言いだせないでいるのです・・・
その母のホン・ユラ判事は最高裁長官候補になります。

そして、とうとう母のホン・ユラ判事に「母さんとジュンギョムのどっちが事故を?、母さん僕の質問に答えてくれ、頼む」と強く問いかけます。

そして、「ジュンギョムは死んでしまった、真実を明かせる人は他にいない、僕の推測通りなら、カン・シウォルの人生は今からでも救える、母さんにしかできないことだろ?」と・・・
母は自分の大切なものだけを守り抜くとジュンフィに言います。

また一方でジヌの母がソラの母に「今、家には秘書のムン・ヘランがいて、ソラのベットで寝ている」と嫌味を言いにきます。
それに腹を立てたソラの母はジヌに「ムン・ヘランがどんな人間か知っているの、チョンアをしつこくイジメた校内暴力の加害者よ、チョンアはあの女のせいで19歳の時に命を絶とうとしたの」と話します。
ジヌはチョンアに「何もかもすべて、ありがとう」と感謝の言葉を伝えます・・・
そして、胸を痛め申し訳ない気持ちでいっぱいのジヌはソラの家を出て、会社で寝泊まりすることに・・・
ジヌは母のファヨンにもヘランの過去を話しますが、母は「純粋なふりをして、そんな過去を隠して、うちの嫁になる気だったのか」と許せないのですが、これからは彼女を利用しようとします。
また、カン・シウォルも気に入らないジヌの母ファヨンは彼を刑務所に入れようとします。罠をかけられたカン・シウォルはファヨンのキム運転手を殴ってしまい、警察に逮捕されます。
警察署に面会に行ったチョンアはそこでカン・シウォルから捜していた妹がムン・ヘランだと聞かされ驚きます。ここまで悪縁が続くとは・・・
ジュンフィはカン・シウォルのことでファヨンに会いに行き「こんなこと会長がやることか?」と軽蔑します。「母のホン・ユラ判事の耳に入る前に終わらせないなら、僕も黙ってない、株主総会で問う」と話します。
また、チョンアはヘランに「カン・シウォルはあなたの兄よ、あなたは実の兄を犯罪者にしようとしている、手遅れになる前にあんたの手で救いなさい」と話すのです。
カン・シウォルはジュンフィの助けで示談が成立し解放されました。



91~100(最終回)
カン・シウォルと妹だったヘランは話をしますが、ヘランは「前科者の兄はいらない、私の兄はテラン兄さんだけよ、これからも他人として暮らしましょう」と冷たい言葉を言います。
そのヘランは「私は最後まで行く、私の選択はジヌの家」と堅い意志でジヌの家に帰っていきますがジヌの母ファヨンに「うちの嫁には出来ない、ただ秘書として置いておく」とあっけなく言われます。

その後、ジュンフィはジヌの母ファヨンを訪ね、「運転手に暴行を教唆し、秘書に指示して人を解雇させ嘘の証言をした、今回は見過ごせないから株式総会前に辞職を」と言い、あるいは警察署に行くか、2つに1つだと言います。
またファヨンはジュンフィからヘランの兄がカン・シウォルだと聞き、秘書のヘランを家から追い出します。

また一方、ソラの家に時計を忘れたジヌをソラが訪ねます。ジヌは「最後に一度だけデートしよう」と言いますが、ソラは「これ以上未練が残るだけよ、ありがとう、私なんかを一途に愛してくれて、とても感謝してるし、応えられなくてごめんなさい、あなたを許したから、もう謝らなくていい」と言いますが、ジヌは「許しても僕はダメなのか?」と、ソラは「お義母さんと暮らす自信がない、うちの家族をまた傷つけたくない」と言います。ジヌは黙っていますが、とうとう去っていったソラに対して「どうしよう」とつぶやきます・・・
気苦労が多い御曹司のジヌですが、それでもあの自分勝手な母を捨てることができない、いい奴なんです。この悲しげで、もの思いに沈んだジヌの横顔が心にグッと刺さる切ないシーンでした。

そんな中、インターマーケット会長のパワハラという記事が再びニュースになります。
そして、ジヌは株主総会の前に母を辞任させるとジュンフィに言います。
記者の前でジヌは「経営者が高慢でした、これからは低姿勢で役員や社員だけでなく、国民に仕える企業になります」と謝罪します。

また、一方で母のホン・ユラ判事は自殺したジュンギョムがこんなに苦しんでいたことを知らずに一人で寂しく耐えていたことに涙します。ジュンギョムにしたことが結局死に追いやったと後悔するのです。あの日二人で警察に行っていればと・・・
そして、母のホン・ユラ判事は最高裁長官候補を辞退するのです。

また、カン・シウォルは追い出されたヘランを自分のアパートに連れてきて、「目を覚ませ、お前も大事な人たちを捨てただろ、何度も捨てられたお前を引き取って育てて愛してくれて、兄や弟を作ってくれた父親を裏切っただろ、甘えるな」と叱ります。
そのカン・シウォルはムン隊長の家のヘランの部屋で居候しますが、ムン隊長にもう一人息子が出そうな雰囲気です。

また、母のホン・ユラ判事は真実を明かす条件にジュンフィにロンドンに行ってほしいと言います。すぐにジュンフィはチョンアに一緒に来てほしいと言いますが、彼女からそれって、プロポーズと言われ、あたふたするジュンフィです。
そして、母のホン・ユラ判事は最高裁長官候補を辞退し、判事まで辞めることにします。
母はチョンアに「あなたが被害者なのに、生き残っただけなのに、悪いことをしたわ」と謝ります。そして、「一緒にジュンフィとロンドンに行ってくれる?」とお願いします。

そんな時、カン・シウォルは妹のヘランから、チョンア、ホン・ユラ判事、ジュンフィと皆がグルになって再審を遅らせていると聞かされます。
カン・シウォルはホン・ユラ判事に会いに行きます。
事実を全部話すというホン・ユラ判事から「長男に外国へ行くように言って息子が発ったら真実を話すつもりだった、再審で私が証言して濡れ衣を晴らそうと、その時までカン・シウォルと仲良くしたかった・・・ごめんなさい、悪いことをしたわ・・・信じないかもしれないけど守ってやりたかった・・・ チョンアもジュンフィも私が真実を明かすことを待ってくれてる」と謝罪しますが、「ふざけるな」というカン・シウォルはバイクに乗ってチョンアの家に向かい、家の前にいたジュンフィにバイクで突っ込んでいきますが、なぜかハンドルを切るカン・シウォルです。
ジュンフィは向かってくるカン・シウォルのバイクを避けなかったのです。
カン・シウォルはバイクごと倒れてしまい病院に搬送されます。 
カン・シウォルはホン・ユラ判事が一番守りたかったジュンフィを傷つけたかったのでしょうか。カン・シウォルが寝ている病室でジュンフィは「僕がひかれていたら少しは気が楽だったかな、彼が受けた傷と人生は元には戻らない」と話している言葉を聞いていたカン・シウォルは今は誰にも会いたくないと言います。
ところが病室には、家族の一員だからと言って、父親のムン隊長、テラン、パランがやってきて賑やかな会話が弾みます。
その後、ホン・ユラ判事がやってきて、「息子を傷つけないで、ありがとう、またあんたを傷つけてしまった、私がやったことを世に知らせるから、約束する」と言って、ひざまずきます。

また、チョンアはジュンフィに「一緒にロンドンには行けない、10年前の自分に似ている子がいるから警察を辞めることはできない」と言います。ジュンフィはチョンアの心の中を一番理解しているので、いつまでも待っていると言います。

そして、チョンアの父はバイト先の麻辣鍋の店のオーナーになると企画書を家族にみせます。
問題を起こさずに頑張るという父に家族たちは賛成し、皆がお金を出し合って父親を助けていきます。

またジヌは会社を経営の専門家に任せて、自分は外国で新事業をやってみるとソラに伝えます。
ここにいると君を苦しめてしまう自分が嫌だからと・・・
ところがソラは「どうしても行くの?行くしかないの? 行かないで」とジヌを止めます。
ジヌは「本当に君のそばにいてもいいのか?」と言ってジヌはソラを抱きしめます。
いやはや~~ ソラは元夫のジヌを選ぶのですね・・・ これは、ちょっと驚きでした。

また一方で、チョンアの交番でいじめの中学生を救ったことで、その現場に一緒にいたヘランの心の中にも変化が起こり、自身の過ちに気付いたヘランは「悪いことをしたわ、ごめん」とはじめてヘランがチョンアに謝ります。

また、ジュンフィが一人でロンドンに発ち、母のホン・ユラは会見を開きます。
記者からは「結局、母親が息子を殺したんですね」と厳しい質問が飛びますが、母は「はい」と正直に答えますが、会見場にはジュンフィが来ていました。
涙する母にかけより、記者から「どなたですか?」の問いに、「息子です、ジュンギョムの兄です」と言って、母の体を支えます。

100(最終回)
チョンアの父は無事にお店を開店し家族たちも皆応援しています。
またテランもインターマーケット地下のお店を閉店し、別のお店を開店しました。
テランはソラに「考えてみたら君は僕に彼の悪口ばかり言っていた、彼のことが頭を離れないのは愛しているからだ、君は僕でなくト・ジヌを愛してた、君だけ気づいてなかった」と伝えます。
そして、ジヌとソラは手をつないで母ファヨンの許しを得るため帰っていき、ジヌは愛する二人の女性のために、はじめてご飯を炊きます(笑)ジヌは「あ~ 幸せだ、ようやく人の住む家らしくなった」と喜び、母ファヨンも憎らしいと思いながらもそれなりに満足しています(笑)

また、ヘランが家に帰りますが、兄のカン・シウォルもムン隊長の養子になり兄弟たちは部屋の取り合いでもめていますが、それも楽しんでいるようです。

チョンアは空気がきれいでとても静かな地方の全羅南道(チョンラナムド)求礼(クレ)に移動になりました。
ジュンフィはそんなチョンアと結婚して、週末チョンアのところで、畑仕事やいのしし退治に通っています(笑)
チョンアは亡くなったジュンギョムがいる夜空を見上げながら「見てる?ジュンギョム、私は、あんたのおかげで幸せよ」、「生きろと言ってくれてありがとう」とつぶやき、幸せをかみしめています。

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韓国ドラマ「悪の花」あらすじと感想、イ・ジュンギが危険な男を

2021-01-16 | 韓ドラ あ行、あ

韓国ドラマ「悪の花」あらすじと感想、最終回。
イ・ジュンギが妻子を愛し家族の前では優しい微笑みを浮かべる一方で、過去を知られたくない危険な男を演じています。謎多き主人公の偽りの愛と隠された人生、その真実を追う極上のサスペンスドラマが描かれていますが、冒頭からイ・ジュンギの過去が映し出され、ドキドキさせるストーリー展開に目が離せなくなります。また妻のムン・チェウォンが刑事と言う設定なので、過去のイ・ジュンギが絡む殺人事件の犯人探しがはじまりますが、それ以上に「あなたは一体誰なの?」と彼の愛は本物なのか?夫婦の間の感情や迷い悩みなど際どい夫婦愛の苦悩が切なく描かれていて心揺さぶられるシーンが何度もあります。
イ・ジュンギが過去を隠し身分を変えて、自分の感情が何なのか分らぬまま夫を演じる危うい男を危機感たっぷりに魅せてくれます。同じ村出身の因縁の仲であるキム記者の前ではその秘密の顔が明らかになり、自分の工房の地下室に隠されたものなど秘密や謎が多いイ・ジュンギですが、真実は・・・?この二人の関係にも注目です! また妻役のムン・チェウォンの愛する夫の変化に不安と疑いを抱き、差し迫ってくる感情を繊細に表現した彼女の演技も素晴らしいものがありました。この先、この夫婦の愛はどこへ向かうのでしょうか?予測不可能な展開にどっぷりのめり込むドラマです!
また、妻ジウォンと出会った頃のエピソードも随所に描かれていて、妻のジウォンに心を開こうとしないどこか寂しそうなイ・ジュンギの姿も印象的で、そのころの銀色にカラーしたヘアスタイルが更にミステリアスな雰囲気を作っています。無表情で全てに無関心という人間としての心を持たない人格障害者を熱演するイ・ジュンギに注目です!また、イケメンすぎる殺人鬼にキム・ジフンが扮し、彼の長髪姿にウットリしてしまう美しすぎる悪役キム・ジフンにも注目です(笑)



あらすじ(ネタバレあり)
①②金属工芸家のヒソン(イジュンギ)は愛する妻ジウォン(ムン・チェウォン)と娘のウナと幸せな生活を送っています。そんなある日、刑事の妻ジウォンはキム記者に頼まれ夫のヒソンを紹介します。キム記者は18年前のヨンジュ市の連続殺人事件をずっと調べスクープを狙っていて、犯人が金属工芸家だったため興味を抱きヒソン(イジュンギ)の工房にやってきます。ところがこの予期せぬ訪問者が金属工芸家ヒソン(イジュンギ)の人生を狂わせることになるのです。
冒頭からヒソン(イジュンギ)とその両親に重大な過去があることが分かり、ヒソンの本当の名前はト・ヒョンスで、18年前7人も殺害したヨンジュ市の連続殺人の犯人は金属工芸家のト・ミンソクでト・ヒョンス(イジュンギ)の実の父でした。(6人の遺体は見つかりましたがあと一人は見つかっていません)
そしてキム記者とト・ヒョンス(イジュンギ)は同じ町で生まれ育った仲で、18年前ト・ヒョンス(イジュンギ)が村から消えた日に里長のおじさんが殺され、それに関係があるのかと訊ねるキム記者に「自分が里長のおじさんを殺した」と言います。ト・ヒョンスは18年前ヨンジュ市の里長を殺して現在も逃走中の身です。
ところが何も知らない妻のジウォン(ムン・チェウォン)は18年前のヨンジュ市の連続殺人事件に似た事件を捜査しています。
③また昔ト・ヒョンス(イジュンギ)と一緒に働いていた中華料理店のナム・スンギルがキム記者とヒョンスのことで会うはずでした。そのナム・スンギルが殺されます。犯人はト・ミンソクの息子のト・ヒョンス(イジュンギ)だと容疑がかかりますが、警察は現在のト・ヒョンスの姿が確認できず捜査は難航しています。そして妻のジウォンが事件を担当しています。またヒョンスはキム記者の部屋で驚くような映像を見つけキム記者の弱みを握ったト・ヒョンス(イジュンギ)はお互いに手を組むことになりますが、二人はここから友達以上の男の友情と信頼関係が生まれるのです。
④ヒョンス(イジュンギ)とキム記者の犯人探しがはじまります。チョン・ミスクという人物がカギを握っていてそれが誰なのか?ところが18年前の連続殺人事件で死体が見つかっていない被害者の夫パク・ギョンチュン(タクシー運転手)の妻がチョン・ミスクでした。
⑤中華料理店のナム・スンギル殺害はパク・ギョンチュン(タクシー運転手)だと警察が確認します。また一方で事件に巻き込まれたヒョンス(イジュンギ)に大学病院の両親は「事情がある奴を引き取った時から覚悟していたことだと父は妻に言います。そして、何も知らなかったことにすれば私たちは理解してもらえると・・・
⑥2005年の夏、ペク・ヒソン(キム・ジフン)の運転する車の前に飛び出してきたヒョンス(イジュンギ)は車にひかれ気が付くとヒソンの家にいました。ところが反対に本物のペク・ヒソンの方が意識不明の状態になっていて、彼の身代わりをしてほしいと両親から頼まれます。
また一方、妻のジウォンも夫ヒソン(イ・ジュンギ)の秘密を知り大きなショックを受けます。
⑦警察や世間はヨンジュ市連続殺人事件の共犯者が息子のト・ヒョンス(イジュンギ)だとして彼を追っています。捜査中の妻ジウォンは事件に関わっている夫のト・ヒョンスが14年間ペク・ヒソンとして生きてきたがペク・ヒソンの両親はそれに協力している。一体なぜ?
また一方、キム記者がスクープを追っている時、ト・ヒョンス(イ・ジュンギ)の姉ト・ヘスが訪ねてきて里長のおじさんを殺したのは自分だと言うのです。犯人は姉でヒョンス(イジュンギ)は大事なお姉さんをかばっていたのです。
⑧またヒョンス(イ・ジュンギ)もキム記者に会い、「姉さんは共犯者に会ったことがある。キム記者が助けてくれたら自分が知っていることを全て話す。ヨンジュ市連続殺人事件の共犯者の実体をキム記者がスクープしてみないか?」と誘います。キム記者のおかげでヒョンスと姉のト・ヘスは18年ぶりに再会できますが、ヒョンスの時計にGPS位置情報をつけた妻のジウォンはヒョンスを追跡し二人の会話からヒョンスが連続殺人事件の共犯者ではないことを知り少しホットしますが、更にヒョンスから自分が愛されていないことを知ってしまいます。ヒョンスには人として「愛する」という気持ちが分からないというのです。彼女にとって自分が愛されていないということの方が大きな衝撃だったと思います。何を信じていたのでしょうか?そして、最後までペク・ヒソンとして生かしてあげると・・・それは子供ウナのために・・・そして何も知らなかったふりをして別れるつもりです・・・
その後、姉のト・ヘスから「弟は何もしていません。誰も殺していません。」とジウォンに電話があります。



⑨本当のペク・ヒソン(キム・ジブン)が目を覚まし、自分が車で引いたヒョンスのことを両親に聞くのです。そして自分がト・ヒョンスと入れ替わったことを知ります。元に戻りたいというヒソンに父は「ヒョンスはそう簡単な奴じゃない、何をするか分からない、どうするかって?ただ運が味方することを願うだけだ」と言います。でも、なぜ、ヒソンが意識不明の重体になってしまったのかずっと疑問でしたが、原因は母親にありました・・・
⑩そんな時警察側は連続殺人事件に人身売買が関わっていることをみつけます。同じようにヒョンス(イ・ジュンギ)も敵のアジトに乗り込んでヨンジュ市連続殺人事件の共犯について知っている相手ヨム・サンチョルと取引を開始します。ヒョンスは院長の父に「ヨンジュ市連続殺人事件の共犯者が見つけられそうなので、現金で1億お願いします。」と電話します。ヒョンスは警察にも情報を教え、悪のヨム・サンチョル一味は逮捕されます。ところが自分の取引の時にヨム・サンチョルにある人物から電話がかかり邪魔されます。殺されそうになったヒョンスはその電話の相手が父の院長ペク・マヌだと確信します。
⑪悪のヨム・サンチョルとも父の院長ペク・マヌが絡んでいたのです。連続殺人事件の共犯者は本物のペク・ヒソン(キム・ジフン)だったのです。院長夫妻は自分の子供がサイコパスだと知りながらそれを秘密にして隠してきました。 
⑫逮捕されたヨム・サンチョルは連行中に病院から逃げて逃走中です。警察はまたヨム・サンチョルの逮捕と共犯の逮捕に乗り出します。
またペク・ヒソン(キム・ジフン)は歩けるまでに回復し、家の秘密をばらすと言う家政婦さんを殺してしまいます。
⑬その後、家政婦殺しの濡れ衣を着せられたヒョンス(イ・ジュンギ)を妻のジウォンが逮捕しようとしますが、ヒョンスは「この手で真犯人を捕まえて、自分で戻って来る」と言い逃走します。その後、警察はト・ヒョンスがペク・ヒソンに入れ替わっていたことを知り大騒ぎになります。
⑭⑮ヒョンスを恨んでいるペク・ヒソン。姉のト・ヘスはジウォンの代わりにペク・ヒソンに刺されてしまいます。逃走中のヒョンス(イ・ジュンギ)は妻のジウォンが殺されたと思っています。警察は連続殺人事件の共犯者と姉ヘスを襲った犯人がペク・マヌ院長の本当の息子ペク・ヒソン(キム・ジフン)だと確信し、両親も共犯だと分かります。結局、ヒソン(キム・ジフン)がこうなったのも子どもの愛し方を間違えてしまった両親のせいです。
また、一人で共犯者を捕まえようとするヒョンスは逃亡中のヨム・サンチョルと手を組み、ペク・ヒソン(キム・ジフン)を騙しておびき出し、決着をつけるつもりです。
ペク・ヒソン(キム・ジフン)は「ト・ミンソクは俺を殺人鬼にした、だから俺もお前を殺人鬼にする、それが公平だ」と言う・・・「無条件俺の勝ちだ、お前が俺を警察に渡しても俺の勝ち、お前が俺を殺しても俺の勝ち、お前は絶対に勝てないゲームだ」と二人はもみ合いになり逃げるペク・ヒソンをヒョンスが激しく追いかけ一気に爆発させます・・・そこへジウォンはじめ警察がやってきますが、お粗末でマヌケな警察のせいでヒョンス(イ・ジュンギ)がペク・ヒソンに警察の銃で撃たれてしまいます。このシーン絶対におかしいし絶対にありえないシーンでした。
またこの回のラストシーンのイ・ジュンギとキム・ジフンの激しい命を懸けた絶叫の演技は震えます。妻を殺されたヒョンスが悲しみ憎しみという自分の感情を表した圧倒的な見せ場にもなっていると思います。
最終回、
パク・ヒソン(キム・ジフン)の銃に撃たれ、倒れたヒョンスが1か月ぶりに意識を取り戻します。ところが、ヒョンスはジウォンに関する記憶を失っていました。
世間ではヒョンスを連続殺人事件を終結させた英雄だと言い、また姉の罪をかぶって生きてきた可哀そうな人だと言い、また正体を隠して一人の女性を騙し利用したサイコパスだと言います。ヒョンスはそんな自分のことを見つめるだけで精いっぱいでジウォンの望んでいることを叶えてあげることは出来ないと言います。
その後も何度もヒョンスの思いを聞いてあげ、ヒョンスも隠していた本音をジウォンに打ち明けますが、なかなか前に進まない二人です。
そんな中、姉のト・ヘスが「ヒョンスのせいで、とても大変ですよね?」と質問するとジウォンは「彼を自由にしてあげます。私にも、あの人にとっても、それが正しいということが、やっと分かりました」と悲しい顔で答えます。その姉ヘスの裁判も正当防衛とみなし、当時未成年であった点などもふくめヘスは無罪となります。でも、キム記者のヘスへの愛は届かないようです(笑)
その後、ヒョンスは徐々に記憶と人間らしい感情を取り戻していきます。そして、釜山に転勤希望を出したというジウォンにヒョンスは「この場所を去って行くと言うことですか?」と驚きを隠せません。
ジウォンは「私も新しい場所で再出発したいです。偶然でも、ヒョンスさんに出会うことのないようにします」と答えます。ヒョンスは「やっとあなたに一歩近づいたと思ったのに、遠くに行ったら僕はどうすればいいのか、それは困ります」と心から悲しむのです。
ジウォンはいつもいつも「期待して失望して、また同じことの繰り返し、これ以上無理です」と・・・ そしてヒョンスは「決心を変えることはできないですか? 僕が変わりますから」と自分の気持ちに正直になり彼女を説得します。ジウォンもヒョンスの言葉がすべて嬉しく、ヒョンスの指に返された指輪をつけてあげることで自分の気持ちを伝えました。ジウォンの前では緊張すると言うヒョンスですが「悪の花」は「真実と愛の花」が咲き、ハッピーエンドを迎えました。






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韓国ドラマ「愛の不時着」あらすじと感想、大ヒットラブコメディー

2020-07-24 | 韓ドラ あ行、あ

韓国ドラマ「愛の不時着」あらすじと感想、最終回。2020年作品、全16話。
ヒョンビン演じる北朝鮮の将校とソン・イェジン演じる韓国の財閥令嬢の恋愛を描き、日本で新たな韓流ブームを巻き起こしている今最も熱い恋愛ドラマ「愛の不時着」。
二大トップスターが演じた「愛の不時着」は韓国でも高視聴率を記録し2020年絶対に外せない超話題作です。何と言っても目を引くのは秘密の部分が多い不思議な北朝鮮の村や庶民の生活が事細かに描かれていてヒロインのユン・セリ(ソン・イェジン)が不思議な空間に迷い込んでしまった北朝鮮を舞台にロマンチックな恋が展開されていくところです。
また北朝鮮は貧しい独裁体制国家というイメージが強いですが、本作のこの村は市場にお肉や果物など何でも揃っていて、道端の柿の木には赤くなった柿がたわわに実っているところが印象的で、こういうところはドラマなのかなぁぁ~?!と感じる部分です!
また、劇中いろいろな感動的な名シーンが次から次と矢継ぎ早に展開されていき、ベテラン俳優二人の切ないラブコメディーの面白さと切なさは絶対に間違いないお墨付き(笑)。また出演俳優も超豪華で特に注目は野心家のオ・マンソクさんや主人公ジョンヒョク(ヒョンビン)の婚約者ソ・ジヘさんなど主演級の俳優さんが個性の強いキャクターを演じています。
また北朝鮮のおしゃべり主婦集団や主人公ジョンヒョク(ヒョンビン)の部下の隊員たちの素朴で陽気な姿もほのぼのとしていて、どことなく愛着を感じてしまうのが不思議です(笑)隊員たちが韓国のお姉さまセリ(ソン・イェジン)に振り回されている姿は爆笑ですが、その分親しみも覚え情が湧いてくる様子に深い感銘を受けます。
また、今年第一子を出産されたチェ・ジウさんやキム・スヒョン君、チョン・ギョンホ君などもカメオ出演されているのも見逃せない1つです。
そして北のジョンヒョク(ヒョンビン)と南のセリ(ソン・イェジン)の困難が予想される2人愛のラストがどのように描かれていくのか毎回一番気になるところです。
ヒョンビンの北朝鮮男子ならではの純朴さと男らしさと包容力も持ち合わせたジョンヒョク役はやはりヒョンビンだからこそ見る者の心を引き付けたと思います。
またソン・イェジンも北朝鮮に不時着しても決してメゲない女性セリをコミカルに演じ、また切ない涙のシーンや韓国での仕事のできる素敵なキャリアウーマンなど、本作でいろいろな顔を見せてくれます。改めて二人のトップ俳優としての実力と貫禄を感じるドラマです!



あらすじ(ネタバレあり)
財閥の令嬢ユン・セリ(ソン・イェジン)は有名人と浮名を流す一方、自身が立ち上げたブランド「セリズ・チョイス」が成功し勢いに乗っています。そんなある日、セリは家族の集まりに呼ばれ、そこで父から「セリを後継者にする」と告げられ自分の努力が報われたことを喜びますが、二人の兄は父の決定に不満を感じていてセリが目障りなんです。
その株式総会でのお披露目を数日後に控えながら翌日自分の新商品テストのためにパラグライダーで空を飛ぶことになります。ところが空に上がったとたんに暴風と竜巻が起きてセリのパラグライダーは北朝鮮との非武装地帯に堕ちてしまいます。その時北朝鮮軍の五中隊の隊長ジョンヒョク(ヒョンビン)は周辺をパトロール中にユン・セリ(ソン・イェジン)を発見します。
セリはジョンヒョクに助けを求めますが、彼が北朝鮮の軍人だと知りその場を逃げだします。
そして長い時間さまよったセリは北朝鮮のある村にたどり着き、目の前の北朝鮮の牛やおばさんたち、小学生の子供たちを見て衝撃を受けるのです。
そこへジョンヒョク(ヒョンビン)が現れ軍事境界線を越えてきたセリを助けてしまうのです。セリが捕まると自分たちのミスがバレてしまうことから仕方なくジョンヒョクの家でかくまうことになります。ジョンヒョク(ヒョンビン)の家で部下の隊員たち4人とも再会したセリはジョンヒョクからここにいる間は外出禁止で我々の指示に従うことを約束。
すぐに停電するような全く興味のなかった北朝鮮に来てしまいセリは悲しくて情けなくて自分自身がイヤになって涙が出てきます。
夢なら早く覚めてほしいと思っているセリです(笑)ところがセリの韓国の家族は父と母は心配していますが、二人の兄はセリが失踪したことを喜んでいて捜そうとはしません。
その後、ジョンヒョクが平壌に行っているときに突然の宿泊検閲があり、セリが見つかってしまいます。
その時平壌から駆け付けたジョンヒョクはセリを私の婚約者だと皆に伝えます。
おしゃべり主婦集団の村人たちはセリに興味津々ですが、彼女たちの仲間意識や厚い女の友情は涙あり笑いあり、本作の重要な笑いのツボでセリにも優しく接してくれます(笑)またジョンヒョク(ヒョンビン)は高官の息子で元は才能あふれるピアニストでした。
兄は父と同じ軍人でしたが、ある車の事故で亡くなっていますがいまだに事故の真相を追っているジョンヒョクです。
ところが出世のために犯罪に手を染め兄の死亡事故に関わっている悪役の保衛部少佐チョ・チョルガン(オ・マンソク)はジョンヒョクの家族を滅亡させようと執拗にジョンヒョクを監視しています。また一方、ジョンヒョク(ヒョンビン)の部下の隊員たち4人もセリを婚約者と紹介したジョンヒョクに「こんなに嘘が上手だったとは」と皆感心します。
そして韓国ドラマ好きの隊員ジュモクは「韓国ドラマによくあります。危機を逃れるための韓国式の方法です。そこから100%恋に落ちます。例外のドラマは1本もありません。」と自信をもって話します(笑)韓国ドラマを観てるって自慢しているのが爆笑ですね! 
セリはジョンヒョクの家で婚約者として暮らし始め、韓国へ帰る方法を模索する毎日です。
一緒に住んでいる二人の距離がだんだん近づいてきたかなぁぁ~と思いはじめたころ、なんとジョンヒョクの本物の婚約者ダン(ソ・ジヘ)が数年ぶりにロシアから帰ってきて3人はジョンヒョクの家で鉢合わせします・・・あせるダン(ソ・ジヘ)はジョンヒョクとの結婚を急ぐのです。
その後、ジョンヒョクはセリを国家代表団に加えヨーロッパに行かせる計画を立てます。
今度こそ北から脱出できると喜んでいるセリ。そんな時、セリの前に元お見合い相手のスンジュン(キム・ジョンヒョン)が目の前に現れます。
まさか北朝鮮で再会すると思わない二人ですが、スンジュンはセリの兄セヒョンに詐欺を働き北朝鮮に逃げてきたのです。そのためスンジュンはセリの兄セヒョンからセリを北朝鮮から出さないように指示を受けます。
セリは兄の陰謀によって北朝鮮から韓国へ帰れなくなります・・・そうとも知らずセリはジョンヒョクに別れの挨拶をし「私はあなたをとても恋しくなると思う・・・でも私たちは連絡も取り合えない、それがとても残念」と告白しますがジョンヒョクは「僕のことは忘れて韓国で元気に過ごしてくれ」と言います・・・本心ではないのに・・・
ところが、保衛部の少佐チョ・チョルガン(オ・マンソク)がセリが北の人間ではないことを知りセリは危険にさらされるのです。やっと北朝鮮から脱出できるという時、途中の道路でトラック部隊に包囲されてしまいます。
セリを救うために駆け付けたジョンヒョクは、激しい銃撃戦で肩を負傷して意識を失います。セリは飛行機の時間が迫っているにもかかわらず荒っぽい運転で病院に向かいます。
ジョンヒョクはセリの輸血によって命が助かりセリはうれし涙を流すのです。
ジョンヒョクを助けたかったという言葉を聞いたジョンヒョクはセリにキスをし、2人の想いがすでに抑えきれなくなったことを感じ取れる熱いシーンでした・・・でも2人は様々な現実の壁にぶつかることになります・・・



後半、韓国のセリの家族は株主総会でセリが不慮の事故に遭い失踪し死亡届を出したことを発表します。そして出席株主三分の二の賛成で経営権は次男のセヒョンが任命されました。
また一方、結婚を急いでいるダン(ソ・ジヘ)はブライダルサロンで韓国のブライダル雑誌の中から「姿を消したユン・セリ、パラグライダー事故」というページを見つけます。
セリが韓国人だと知ったダンは命さえも危うくなるジョンヒョクを自分が全てを懸けて守ろうと必死になります。またスンジュン(キム・ジョンヒョン)はセリを韓国へ帰さないように自分の住居に連れてきて見張ってます。
何も知らないセリはスンジュンが協力者だと思っているのです。
そんなセリをまだ傷も治っていないジョンヒョクは捜しに行きますがセリは何者かにさらわれます。ところがその犯人がジョンヒョクの父親だったのです。
ジョンヒョクも保衛部の少佐チョ・チョルガン(オ・マンソク)から逮捕され拘束されますが、総政治局長の息子だと分かり釈放されたジョンヒョクはセリが自分の実家にいると推測しセリを助けに行きます。
そこでジョンヒョクは父にセリへの愛情を伝えます。あきれ返った父は「やれやれ、まったく、顔も見たくない、行け」と言いますが、ジョンヒョクはセリの手をつないで去ろうとします(笑)そして今度は本当に韓国へ帰してあげるジョンヒョクは「そばにいなくても君が寂しくないように、いつも思っている、いつも幸せでいてくれ、それが僕の願いだ」と優しくセリに伝えます・・・そして軍事境界線ぎりぎりのところまでセリを送っていきます。
二人はスイスで偶然出会い、北朝鮮でもこうして会えた運命的なものを感じています。きっとまた再会できるでしょう・・・また一方、セリの元お見合い相手スンジュンはダン(ソ・ジヘ)が気になって仕方ありません。ダンも婚約者のジョンヒョクの心がセリにあることは十分に分かっています。
この二人も恋人関係に発展しそうですが、こちらも困難な問題が山積みですね!



何もなかったように会社に復帰したセリ。 
「まるで棺おけのフタを開けて出てきたような気分です。そして誰が香典をいくら包み、誰が悪口を言ってたのか知ってしまった」と、いつも強気のセリに戻ってきました(笑) 
その反対に北のジョンヒョクは重度の恋わずらいで抜け殻のように気持ちが折れています(笑)その後、ジョンヒョクは盗聴室マンボクの協力で兄の死に関わっている保衛部の少佐チョ・チョルガン(オ・マンソク)の悪事を暴いたことで憤慨した少佐チョ・チョルガンはセリを殺しに韓国に行くと脅します。それを聞いたジョンヒョクもチョルガンの後を追いかけソウルへ。
そしてセリを捜しまわりやっと再会するのです。更にジョンヒョク(ヒョンビン)の部下の隊員たちと盗聴室マンボクもジョンヒョクの父で総政治局長の命令でソウルに行きジョンヒョクを北に連れ戻す指示を受けます。
ここから舞台はソウルに・・・ ジョンヒョクはセリのボディーガードをしながら彼女を守っています。韓国にやってきた隊員たちとも出会い皆セリの家でお世話になっています。
北でのお返しですね。
韓国にやってきた隊員たちは独裁国家の北に対しすべてに自由気ままで経済的にも裕福な韓国にかなりの驚きを見せ、そんな姿に爆笑します。そんな時セリは隊員たちの北で起きている問題の会話を聞いてしまい、ジョンヒョクの父が心配になり彼に北に帰るように伝えます。
セリには心の準備ができているようです。
今は別れることしかできない二人ですが、ジョンヒョクはセリにペアリングをプレゼントします。ジョンヒョクは父親が手配した韓国で開催されている軍事体育大会終了後に選手団や隊員たちと北に帰ることになりますが、終了まであと5日後です。
またセリの兄のセヒョンはセリが自分の前から消えてほしいので少佐チョ・チョルガンと手を組んでいます。
その後、ジョンヒョクと少佐チョ・チョルガンが銃撃戦になりますが、ジョンヒョクをかばったセリが銃に撃たれてしまいます。セリはなかなか意識が戻らず、結局誰一人帰りのバスに乗らず北へ帰らなかったのです。
そして、やっと目が覚めたセリ・・・二人は泣きながら抱き合うのです。もうジョンヒョクにはセリしか目に入らない献身的な看病をしています(笑)
また、怪我をしながら逃げ切った少佐チョ・チョルガンを追いかけるジョンヒョクですが、セリの兄セヒョンの密告により少佐チョ・チョルガンは韓国国家情報院に銃撃されジョンヒョクも連れていかれます。また隊員たちも。
しかし、誰も口を割ることはありません。ジョンヒョクだけセリのために自分がセリを利用したと嘘を言います。その言葉を聞いたセリは苦しみから体調が悪化し危篤状態になります。セリは今回の入院中に確執があった継母との仲がやっと母娘の関係に戻りやっと安らぎを感じるようになっていたのです。
最終回、セリの元お見合い相手スンジュンも北を脱出しようとしています。スンジュンはダンにいつかまともな男になって君を訪ねてきたら俺に一度だけチャンスをくれと言って告白しそっとダンを抱きしめるのです。ところがダンがセリの兄セヒョンが雇ったヤクザに連れ去られ、それを助けるために銃撃戦になり命をおとします。愛する彼を失ったダンがこの悲しみからはやく乗り越えられることを願います。
またセリは危篤状態から一週間後目が覚め、ジョンヒョクと隊員たちの送還が決まったことを母から聞きます。そしてセリが危篤状態の時、ジョンヒョクが食事もせず眠りもせず何日もガラス越しに見守っていたことも聞きます。
そして意識が戻るのを見届けて去っていったことも・・・
そして北に帰る日、ジョンヒョクと隊員たちは軍事境界線に向かって歩き始めます。そこへ母の運転でセリが駆け付けます。ジョンヒョクは境界線を越えていましたがセリの姿を見つけ南へ引き返したときは、お互いの国が銃を構え緊張感が走りましたが、二人はまたいつか会えるよねと涙を流しながら別れをします・・・また一方、セリの兄セヒョン夫婦は殺人と誘拐、犯罪者への利益供与などの罪で逮捕されます。
また家に帰ったセリは家の中にジョンヒョクが残したメッセージがたくさんあることに気が付きます。そして毎日のようにあらかじめ送信予約されたジョンヒョクからセリを気遣うメッセージが1年分届くのです。
そして最後のメールが届きます。「エーデルワイスが咲く国でまた会おう。お互いに努力すれば運命が僕たちを導いてくれるはずだから」と・・・ ジョンヒョクは交響楽団のピアニストになり、セリは世界中の才能ある音楽家たちの奨学事業を支援し、ジョンヒョクにサインを送ります。一年後、スイスを訪れたセリはジョンヒョクに会うことができませんでした。セリは彼に会えるまで毎年訪れることに決めます・・・そしてセリは引き続きスイスを訪れもう一度パラグライダーに乗り、今度はジョンヒョクの前に着陸し二人はやっと再会を果たします。

ラスト、happyendを迎えた「愛の不時着」ですが、現在の南北関係は韓国の脱北者団体が北朝鮮の政府を批判したビラをまいたことに反発し、金正恩の妹である金与正が開城にある南北共同連絡事務所を爆破するなど過激な行動で世界中が南北の動きから目が離せない緊迫した状況にあります。
本作はこのような政治的なことに関わる問題には触れず、あくまで北朝鮮に住む人々の人間的な感情や暮らしにスポットを当てた部分が良かったと思いました。
現実にはジョンヒョクやセリのような物語が展開することはないと思いますが、「愛の不時着」の夢のような未来を予想しながら語り継がれていくのではないでしょうか?!







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