「韓流☆ダイアリー」ブログ!

韓国ドラマ・韓国映画の
   感想を綴っています・・・

韓国ドラマ「涙の女王」あらすじと感想、キム・スヒョン&キム・ジウォンの究極の愛

2024-06-19 | 韓ドラ な行


韓国ドラマ「涙の女王」あらすじと感想、最終回。
2024年作品、全16話、Netflix、自己最高視聴率は最終回24.9%。
本作は大ヒットドラマ「愛の不時着」のパク・ジウン作家とドラマ「ヴィンチェンツォ」チャン・ヨンウ監督がタッグを組んだ最新作。
夫婦の道のりは決して安泰ではなく、本作の主演二人も結婚生活3年目の危機を迎えています。
妻ヘイン(キム・ジウォン)がクイーンズグループのご令嬢とは知らずに心から彼女を愛してしまい、結婚した夫のヒョヌ(キム・スヒョン)でしたが、二人の間にはある悲しい出来事がきっかけで誤解が生じてしまいます。ところが、そんな冷めた夫婦にまた思いもよらぬ事件が発生し、奇跡のように再び愛がはじまるという究極のラブストーリーです。
友人から、このドラマはいろいろな要素がいっぱい詰まっていて面白いから早く見てよぉ~と言われ続けやっと完走しましたが、たしかに韓国ドラマによくある、財閥に相続争いに病気に愛憎復讐にコミカル系もあり、ドラマチックな人間模様が描かれている面白いストーリー展開になっていました(笑)
冒頭でヒロイン演じる美人女優キム・ジウォンさんの力強いクールな演技も彼女らしくサバサバして男性に媚びない自分の生き方が超~カッコ良かったです。
タイトルは「涙の女王」なんですが、私は男性のキム・スヒョン君の方がやたら号泣していたのでタイトルは「涙の王子」でもアリかなぁ~と思うくらいでした(笑)
キム・スヒョン君の泣きじゃくるシーンは豪快で逆に笑ってしまうような超一級的なコミカル度も高かったです(笑)さすがにすぐれた演技力を持つ俳優さんですね!
また本作も個性豊かなキャラクターがたくさん登場し物語を盛り上げていきますが、コミカルな部分では特にヘイン(キム・ジウォン)の叔母ボムジャ (キム・ジョンナン)や弟役のスチョル (クァク・ドンヨン)のどこか味のある憎めない人物像がとても良かったです。
弟役のスチョル (クァク・ドンヨン)は母親から過保護にそだてられたために自分が一番というダメ男なんですが、人間的には人情味溢れた御曹司で彼の温かい心に涙するシーンがいくつもありました。本作はクァク・ドンヨン君の活躍も大きかったと私は感じています。
そして、本作の悪役は「悪魔の親子」と呼ばれた会長の愛人モ・スリ(イ・ミスク)と初恋の相手ヘイン(キム・ジウォン)を愛しすぎる詐欺師のユン・ウンソン(パク・ソンフン)ですが、親子二人の手段を選ばない非情な策略とヒョヌとヘインとの三角関係から最後まで目が離せません。
悪役のパク・ソンフンさんはソン・ヘギョさんのドラマ「ザ・グローリー」でも悪役でしたが、本作はセリフひとつでも緊張感を与えるように差をつけて演じたそうです。
ユン・ウンソン(パク・ソンフン)の哀しい過去にも注目です・・・
最後に本作は「愛の不時着」を視聴率で超えたと韓国で話題になっていましたが、私の周りの韓ドラファンの間では、賛否両論で「良かった」「期待外れ」と半分半分の意見でした・・・

あらすじ(ネタバレあり)
1話
ヒョヌ (キム・スヒョン)はヘイン (キム・ジウォン)がクイーンズグループのご令嬢とは知らずに好きになってしまいます。
二人は結婚しますが、3年後の今の夫婦生活は愛情が冷めきっています。
ヒョヌ (キム・スヒョン)はヘイン(キム・ジウォン)に話があると言いますが、妻のヘインはそれすら無視する状態です。妻ヘインの家族からは、いいように使われ利用されているだけの暮らしに疲れ切っているヒョヌは離婚を考えているのです。ヒョヌはシンデレラ君と呼ばれています(笑)
その後、ヒョヌは実家に帰り家族に「離婚する、幸せじゃない」と話しますが、家族は世間体のことを考え大反対します。
その夜、ヒョヌは「離婚に関する合意書」の書類を持ってヘインの部屋に行きますが、彼女の方が先に「医者から余命3ヶ月だと言われた」と何事もなかったような冷静な態度で夫のヒョヌに話します。

2話
離婚を考えていたヒョヌ (キム・スヒョン)は妻のヘイン (キム・ジウォン)に「ごめん」と伝え、今まで君に申し訳ないことをしていた、もうこれからはしないと彼女を抱きしめるのです。
ヘインは治療法がまだないという希少疾患の脳の病気 クラウド細胞腫を患っていました。
その夜、ぐっすり眠れたヒョヌは「離婚しなくても3か月我慢すれば死別になる」とニヤリと笑みを浮かべています・・・
また一方で、ヘイン (キム・ジウォン)の大学時代の友人ユン・ウンソン代表 (パク・ソンフン)がヘルマン会長の右腕として韓国に戻ってきます。
友人ユン・ウンソン代表 はヒョヌ (キム・スヒョン)にヘインと昔、とても仲が良かったと伝え、実はヘインのことがすごく好きでしたとハッキリと言い切ります。ヒョヌはユン・ウンソン代表 (パク・ソンフン)の言葉にムカついて、好きだったなんて今ごろ言うなと腹を立てます。

3話
大物になったユン・ウンソン代表 (パク・ソンフン)に会いたい人は多いのですが、なかなかアポが取れない状態の中、友人だったヘイン (キム・ジウォン)が声をかけ、クイーンズグループの家族たちと狩猟をすることになります。
ところが、その時イノシシに襲われそうになったヘインを夫のヒョヌが助けますが、ヘインは本当に死ぬかと思うくらいの恐怖体験をします。夫のヒョヌに抱きかかえてもらったヘインはなぜか新婚でもないのに夫にときめくなんてあり得るの?と、不思議な気持ちになるのです(笑)
夫にときめいたり、他人に優しくなったり、脳の機能が正常ではなくなっているヘイン (キム・ジウォン)に医師は「これは死を目前にした人に見られる心境の1つかと」と話します。
命の尊さを知り多くを悟った妻のヘイン (キム・ジウォン)でした・・・

4話
ヒョヌ (キム・スヒョン)とヘイン (キム・ジウォン)は長い間忘れかけていた昔を思い出しながら改めて愛を確認し合います。ところが二人の仲を裂こうとするユン・ウンソン代表 (パク・ソンフン)がヘインに何かとちょっかいを出してきます。
そのユン・ウンソン代表 (パク・ソンフン)はヘインの母のグレイス執事(キム・ジュリョン)などと手を組んで、 クイーンズグループを手に入れようと企んでいます。
そんな時、ヘインからあなたが喜ぶものがあると言って、ある書類を渡されます。
それは、ヘインの病気を治すドイツの有名なガンセンターから届いた細胞治療の書類だったのです。ヘインはあなたも味方、天も味方と笑顔で喜ぶのですが、ヒョヌは複雑な思いになります。
また、こき使われる毎日が続くのかと困惑気味のヒョヌですが、「そうだ、予定どおり離婚すればいいんだ」とふと気が付きます(笑)
また一方で、ヒョヌの父ペク・ドゥグァン (チョン・ベス)が選挙で窮地に陥っていることを知った
ヘイン (キム・ジウォン)は義父のために龍頭里(ヨンドゥリ)の公民館まで選挙応援のために駆けつけます。



5話
ヒョヌ (キム・スヒョン)の故郷の龍頭里(ヨンドゥリ)にやって来たヘインは、その夜ヒョヌの家に泊まることになりますが、ヒョヌもヘインもお互いに遠慮するようなちぐはぐな態度を取ってしまい喧嘩ばかりしています。
二人は家に帰ってきますが、家にはユン・ウンソン代表 (パク・ソンフン)がいて、ヘインの母キム・ソナ(ナ・ヨンヒ)がここのゲストハウスを使わせてくれると言い、ヘインといつでも打ち合わせが出来て便利だとヒョヌに話します。
ユン・ウンソン代表 (パク・ソンフン)は目障りなヒョヌをできるだけ早くこの家から追い出し、今度はヘインの弟スチョル (クァク・ドンヨン)に近づき、複合リゾート事業の資金を投資すると持ち掛けます。
一方、ヘイン (キム・ジウォン)は白血球の数値が低すぎるために治療が難しく、ドイツ行きを延期したほうがいいと韓国の医師から言われます。

6話
韓国の医師の言葉も聞かずに治療を受けるために一人ドイツに向かうヘイン (キム・ジウォン)でしたが、案の定治療を断られます。そこへ夫のヒョヌ (キム・スヒョン)が突然やってきますが、二人は愛おしいほどに大切な相手だったことが分かるのです。
そして、ヘインは結婚前に「ヒョヌが譲り受ける財産はない」と書いた誓約書を書き直すと言いますが、君の病気が完治した時に作り直してほしいと伝えます・・・
その後、ヒョヌはドイツで治療が受けられるように医師を説得し、ヘインは副作用がでる注射を打つことになりますが、亡くなった兄を見たというヘインに幻想だと思うからこの治療を乗り切るんだと
アドバイスします。
一方、韓国ではクイーンズグループを乗っ取ろうと、ユン・ウンソン代表 (パク・ソンフン)とヘインの弟スチョル の妻ダヘ (イ・ジュビン)とグレイス執事(キム・ジュリョン)と会長の愛人モ・スリ (イ・ミスク)が必死になっています。

7話
盗聴疑惑で濡れ衣を着せられたヒョヌ (キム・スヒョン)の部屋から更に「離婚に関する合意書」の書類が見つかり、家族もヘインもヒョヌに裏切られたと思い大きなショックを受けます。
特に病気のヘインは今は怒る元気もないと言って身も心も憔悴しきっています。
更に薬の効き目がないと知ったヘインは退院すると言い、そんなヘインにヒョヌは今までの本音を正直にぶちまけます。そして翌日二人は喧嘩したまま韓国に戻ります。
ユン・ウンソン代表 (パク・ソンフン)と巨額のリゾート投資契約を結んでしまったスチョル (クァク・ドンヨン)に、この契約は変だから工事を直ちに中止にするように話しますが、また俺の邪魔するのかと聞く耳を持ちません。
会長ホン・マンデ (キム・ガプス)に呼ばれたヒョヌは自分ではないと真実を話し、裏に黒幕がいると伝えますが、ユン・ウンソン代表 (パク・ソンフン)が仕掛けた盗聴器によって全部会話を聞かれてしまうのです。

8話
ヘインの叔母ボムジャ (キム・ジョンナン)は会長ホン・マンデ (キム・ガプス)の愛人モ・スリ (イ・ミスク)の正体を調べていましたが、息子がいたことを知ります。
今騒ぎ立てるよりも、まず息子を先に見つけることが先決だと考え、今は感情を抑えています(笑)
息子が誰なのか?想像はつきますが・・・(笑)
一方、ヒョヌはヘインに巨額の投資話と提携話を手に突然現れたユン・ウンソン代表 (パク・ソンフン)に気を付けるように注意します。
その後、ヒョヌとヘインは協議離婚で合意が成立するのですが、なんとヘイン側の弁護士にドラマ「ヴィンチェンツォ」のソン・ジュンギ君が登場します(笑)
一方でユン・ウンソン代表 (パク・ソンフン)はヘインの体調が悪そうなのを見て、ヘインが持っていた薬を調べたところ悪性腫瘍の患者が飲む薬だと判明しました。
続いてユン・ウンソン代表 (パク・ソンフン)はスチョル (クァク・ドンヨン)にリゾート予定地だった軍施設の移転が取り消しになったと伝えるのです。
その後、会長ホン・マンデ (キム・ガプス)が倒れ、愛人のモ・スリ (イ・ミスク)とユン・ウンソン代表 親子にクイーンズグループ一家が経営権を奪われるという空前絶後の出来事が起こります。

9話
ヘイン (キム・ジウォン)とヘインの家族は無一文であの豪邸を追い出され、なんと龍頭里(ヨンドゥリ)のヒョヌ (キム・スヒョン)の実家で身を隠すことになりました(笑)
記者が追いかけて来るので、ここが一番安心な場所だとヒョヌは言います。
まぁ~あの見栄っ張りの財閥一家が離婚した婿の家にきたのが不思議なくらいですが・・・(笑)
また一方で、ユン・ウンソン代表 (パク・ソンフン)は最年少でクイーンズグループの会長になります。そして法務理事をしているヒョヌ (キム・スヒョン)が会社にいることが気まずいと本人に伝えヘインたちは今どこにいる?と訊ねますが、知らないとヒョヌは答えます。
ヒョヌは会長になったユン・ウンソン(パク・ソンフン)が法を犯す違法行為をしているはずだと考え、今度はこちらが彼のやり方で奪い返すと決めます。
また、ヘインの弟スチョル (クァク・ドンヨン)は妻に逃げられ、ずっと裏切られていたことを知り、大きなショックを受けています。妻は年齢は5つも年上で更に子供のゴヌはスチョルの子供ではないというのです。
また一方で、ユン・ウンソン(パク・ソンフン)はヘインの病気が「余命3ヶ月程度」だという真実を知ってしまいます。そして、そのウンソンは母のモ・スリ (イ・ミスク)とはお互いに向かっているゴールが違うと言い、母が看病している会長ホン・マンデ (キム・ガプス)を別の病院に移してしまいます。


10話
ユン・ウンソン(パク・ソンフン)はやっとヘインの居場所を突き止め会いに行きます。
「お前のことは俺が守る」と真剣に伝え、ヘインに自分のところに来るようにと脅します。
また、母のモ・スリ (イ・ミスク)は息子のユン・ウンソン(パク・ソンフン)に「会長を元の病院に戻してから話し合いましょう」と言いますが、「断る、俺はヘインと結婚する、応じさせる」と言い切ります。
その後、ユン・ウンソン会長就任会見が行われますが、そこにはヘインの姿もありました。
ヘインは常にこれからは自分で全て解決するからヒョヌに心配しないで欲しいと言っていました。
当日、ユン・ウンソンの挨拶が終わるとヘインは記者たちの前でウンソンに脅迫されていると発言するのです・・・そして、自分が余命宣告されたことも話します・・・
また一方で、ヒョヌは今までの悪行をバラすと脅し、敵対するグレイス執事(キム・ジュリョン)を味方につけることに成功します。

11話
ユン・ウンソン会長就任会見で衝撃的な余命宣告を発表したヘイン (キム・ジウォン)はその場で倒れてしまい病院に搬送されます。
家族たちは次々と病院に駆けつけ、母も「ごめんね」と涙を流し「こんな冷酷な母親のせいでストレスが溜まって病気になったと今まで自分がしてきたことを悔やむのです。
また、ヒョヌとヘインの二人も「絶対に死なない、死なせない」と言って、お互いの愛を確認するのです。ユン・ウンソン(パク・ソンフン)はヘインに完全に振られたことになりました。
一方、意識不明だった会長ホン・マンデ (キム・ガプス)が目を覚ましますが、なんと記憶を失っていたのです。おまけにモ・スリ (イ・ミスク)にも居場所が分かってしまい、自宅に帰ることになりました。
一方、ヒョヌは崩壊していく会社のために少しずつ情報を集めながら、ヘインが愛するクイーンズグループを救おうと頑張っています。



12話
病気のせいなのか、ヘインはユン・ウンソン(パク・ソンフン)をヒョヌと間違えてウンソンの車に乗ってしまいます。でも、ヘインはヒョヌにウンソンと間違えたと言えなかったのです。
ウンソンはヘインの病状が悪化していることに気付き、それを利用しようとします。
そして、ヘインに祖父に会わせてあげると言ってヘインを家に連れてきます。
そのころ、ヒョヌはユン・ウンソン(パク・ソンフン)の手下に捕らわれてしまい、危険な目に遭いますが、どうにか脱出に成功し、ヘインを助けにいくのです。
翌日、ヒョヌはヘインに離婚するのを取り消そうと言って、指輪をプレゼントしますが、ヘインは返品してと言います。「実は昨日・・・あなたとウンソンを間違えてしまった・・・記憶も何もかもごちゃごちゃになってしまった」と涙を流しながら「何も約束できない」と伝えます・・・
また一方で隠した裏金が会長ホン・マンデ (キム・ガプス)の自宅にあることが分かった家族たちはどこに隠してあるのか皆で話し合いをしますが、父はリンゴ箱に入れたとしても1500箱にもなり、隠す場所がないというのです・・・
一方、モ・スリ (イ・ミスク)の方は、もしこの家に裏金があるなら私がとっくに知っているはずだと息子のウンソンに言いますが・・・ ウンソンはこの家にパニックルームがあるはずだと母に問いかけます。
そんな時、スチョル (クァク・ドンヨン)の前に金の仏像を手に持って、妻のダヘ (イ・ジュビン)が龍頭里(ヨンドゥリ)に現れます・・・

13話
会長ホン・マンデ (キム・ガプス)が亡くなり、やっと家に入れた家族たちは秘密の部屋を見つけるのですが、そこに裏金はありませんでした。
この秘密の部屋を我が子にも隠していたなんて・・・と、  ヘインの父で副会長だったボムジュン (チョン・ジニョン)はガッカリします。
先にモ・スリ (イ・ミスク)がこの秘密の部屋で裏金を見つけていたのです。
一方、ヒョヌにドイツの病院から電話があり、手術が受けられるというのですが、1つ、腫瘍を切除する際に脳の損傷が避けられないために全ての記憶を失う可能性があると言われます。
ヒョヌと父親たちはこのことをヘインに秘密にするつもりです。
更にヘインが手術を受けることを知ったユン・ウンソン(パク・ソンフン)はドイツの病院を調べはじめます。
ヒョヌとヘインは一緒に暮らしはじめ、二人にとって二度目の新婚生活を送るような甘い時間です。

14話
ドイツに着いたヘインにヒョヌは「手術をすると全ての記憶を失う確率が高い」と真実を告げます。
ヒョヌは「生きてほしい」と告げますが、彼女は手術して記憶を失うか、それとも死ぬか?選択しろと言うの?と感情的になります。
そして、ヘインが手術を拒否していることを知った家族たちはドイツにいるヘインにネットを通して、真剣に説得するのです。
一方でユン・ウンソン(パク・ソンフン)は母親モ・スリ (イ・ミスク)の反対を押し切ってドイツに行こうとします。ウンソンは「なぜ俺を捨てた?俺を捨ててまで選んだ家がどれほどのものか知りたくて、ねたんでいたらその家の娘に惚れたと母親モ・スリ に言い放って出ていきます。
「ヘインを好きな気持ちは止められない」というウンソンはどんな策略を持ってドイツに向かったのでしょうか・・・
母親モ・スリ (イ・ミスク)も息子ウンソンに「私が止まらせてあげる」とつぶやきながら後姿を見送るのです・・・

15話
ヒョヌが出国した日にピョン・ソンウク社長が殺害されましたが、ヒョヌに容疑がかかっています。
そして、ヘインが手術室に入ったあとにヒョヌは殺害の容疑で逮捕されるのです。
ヘインの手術は無事に終わり、記憶は無くなっていますが、「ペク・ヒョヌ」という名前1つだけ覚えていましたが、手術から回復した彼女を見守っているのはユン・ウンソン(パク・ソンフン)です。
韓国に帰国しますが、ウンソンはすべて自分に有利な嘘をついてヘインを自分のそばに置き、家族たちからも遠ざけます。
そんなヘインはウンソンから聞かされていた不倫にストーカー行為に殺人まで犯したというヒョヌに面会するために刑務所に向かいます。
またヒョヌとヒョヌ側の人たちはヒョヌの無実を証明するための証拠集めに必死になります。
裁判がはじまり、ヒョヌ側の決定的な証拠が見つかり、真犯人が逮捕されました。
一方でモ・スリ (イ・ミスク)は自分の息子ユン・ウンソン(パク・ソンフン)を会長の席から追い出し、自分が会長になろうと仕組んでいます。

16話(最終回)
ユン・ウンソン(パク・ソンフン)はヘインに「俺たち家族に捨てられた者同士、一緒にアメリカに行こう」と誘います。
そんな時、ヘインにドイツの病院から手術前にヘインが詳しく書き込んだ手帳が送られてきました。
手帳にはこれまでヒョヌと一緒で幸せだった・・・これからの第二の人生もヒョヌと一緒にいられるように心から祈っていると綴られていました・・・
ヘインはやっと自分が誤解していることに気が付きヒョヌに連絡しますが、その時交通事故に遭うヒョヌでした・・・ そして、ヘインはウンソンに監禁されてしまいます。
病院を抜け出し、ヘインを助けにいくヒョヌ・・・
そこでヒョヌはヘインをかばいウンソンの銃に撃たれ重体のまま搬送されます。
また、ユン・ウンソン(パク・ソンフン)も警察の銃撃で亡くなるのです。
予期しない事態にヒョヌの家族のショックは大きく、皆心配しますが、家族の願いが通じて、ヒョヌはやっと目を覚まします。
その後、モ・スリ (イ・ミスク)は殺人未遂容疑で緊急逮捕され、投資詐欺を立証したヒョヌはクイーンズグループを取り戻すことに成功しました。
ある日、ヒョヌはいつもそばにいる、結婚してほしいとヘインにプロポーズします。
そして、皆に幸せが訪れました・・・

☆劇中 登場した可愛いピーナッツパンは新大久保のイケメン通りにありましたよぉ~ ↓



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国ドラマ「庭のある家」あらすじと感想、キム・テヒ&イム・ジヨンの演技対決

2024-01-16 | 韓ドラ な行

韓国ドラマ「庭のある家」あらすじと感想、最終回。
韓国の同名ベストセラー小説を原作に、女優のキム・テヒ&イム・ジヨン共演と衝撃的な展開が話題となったサスペンススリラー。2023年作品、全8話。
医者の夫と愛する息子の3人で優雅な暮らしをしていたジュラン(キム・テヒ)と、貧しさと夫に暴力を振るわれ生きてきたサンウン(イム・ジヨン)。
ジュラン(キム・テヒ)の引っ越した自宅の庭から漂ってきた悪臭をきっかけに正反対の女性2人が出会い、それぞれの家庭に隠された真実が次々と明らかになっていきます。
ヒロインにはスリラー作品が初めてというキム・テヒさんが歪んだ家庭の危うさに気付くセレブ妻を演じていますが、とにかく美しさが群を抜いて際立っていました。
本当に女性の私が見ても文句なしに美しく綺麗なキム・テヒさんでした・・・
更に今までさんざん低い演技力で叩かれてきましたが、最近は演技力が増して、本作も視聴者の要求を十分に満たしていると思います。
また、「ザ・グローリー 」で最強の悪女を演じたイム・ジヨンさんが本作では恵まれない不遇な女性を演じていますが、狂気をはらんだシーンなど強烈な描写でインパクトが強く、本作を引っ張っていく高い演技力に圧倒されます。
劇中、暴力を受けてきた夫の死を親類に電話で伝えながら、ジャージャー麵を口いっぱいにほうばる姿やリンゴをぞんざいに食べるシーンなど、女優としてのイム・ジヨンさんの演技に心が揺さぶられ、感動が押し寄せてきます。イム・ジヨンさんだから演じられる人物だと思いました。
本当に素晴らしいの一言で、本作はイム・ジヨンさんのドラマと言っても決して大げさではないと思います。
そして、妊娠をしている設定なので、歩き方まで役になりきっているイム・ジヨンさんを是非、見てほしいと思いました。
ただ、テンポがゆっくりでなかなかスイッチが入らなかったのが残念で、過去の出来事1つ1つのストーリーに疑問だけが残るような物語でした。
終盤の2転3転は面白かったのですが、ジュラン(キム・テヒ)と夫でキウムアイ病院院長のパク・ジェホ(キム・ソンオ)の今まで暮らしていた夫婦愛は何だったのか・・・? ここも疑問が残ってしまいました。
あと、妻のキム・テヒさんを支配する夫役の実力派俳優のキム・ソンオさんですが、できればもう少しイケメンの俳優さんに演じてほしかったと思いました(笑)
たとえば、チャン・ヒョクさんやチュ・サンウクさんくらいの人気トップスターだったら、視聴者の見る方向も変わったかも・・・(笑) 勝手なお願いでした・・・(笑)

あらすじ(ネタバレあり)
1話
母親のジュラン(キム・テヒ)との親子関係がこじれている息子スンジェ(チャ・ソンジェ)が学校で「死にたい」と言っていると担任の先生から聞かされるジュラン(キム・テヒ)の夫でキウムアイ病院院長のパク・ジェホ(キム・ソンオ)。
その母ジュラン(キム・テヒ)はソウルから地方の新しい豪邸に引っ越してきますが、すぐに誰もいない2階から物音が聞こえ、庭から悪臭がすることに気が付きます。
また、近所にはやたら愛想よく元気に振る舞うオ・ヘス(チョン・ウンソン)という女性が最近引っ越してきました・・・
また一方で妊娠中のサンウン(イム・ジヨン)は夫から日常的に暴力を受け、つらい毎日を送っています。離婚に合わせDVの証拠を詳細に集めていたサンウン(イム・ジヨン)は突然夫が亡くなったと連絡を受けるのです。
そのころ、ジュラン(キム・テヒ)は自宅の庭から人間の手を発見しますが、この遺体は一体誰なのか? 疑問だらけです・・・

2話
サンウン(イム・ジヨン)は夫のキム・ユンボム(チェ・ジェリム)の運転でジュラン(キム・テヒ)の家の前で待つことになります。
夫のキム・ユンボムだけがジュランに渡すものがあると言って家の中に入っていきますが、庭で「奥様、この臭いは?」とジュランに聞きます。
そして、今夜院長と夜釣りに行く約束をしたのでお伝えくださいと言って帰っていきます。
帰宅した夫パク・ジェホ(キム・ソンオ)は妻ジュラン(キム・テヒ)が見たと言う遺体の一部の手を見に行きますが、あれは家を建てる時に作業員が残したゴム手袋だと笑って伝えます。
そして、その夜、悪夢にうなされて目を覚ましたジュラン(キム・テヒ)は隣に夫のパク・ジェホ(キム・ソンオ)がいないことに気が付き、「大雨だけど大丈夫なの?気を付けて」とメールを送ります。
翌日、警察が家に来てキム・ユンボム(チェ・ジェリム)が遺体で発見されたと伝えます。
また一方、サンウン(イム・ジヨン)は亡くなった夫キム・ユンボム(チェ・ジェリム)の車の中から怪しい携帯を見つけるのです・・・

3話
ジュラン(キム・テヒ)には過去に実の姉を殺された殺人現場を目撃したトラウマがあり、精神的に弱っている彼女は薬を飲み続けています。
また一方で、いろいろな状況から、亡くなった夫キム・ユンボム(チェ・ジェリム)が院長のパク・ジェホ(キム・ソンオ)を脅迫していたのではないか?とサンウン(イム・ジヨン)は感じています。
そして、葬儀場に弔問に来た院長のパク・ジェホを呼び出し例の携帯を見せます。
その時、ジュラン(キム・テヒ)には「あなたの夫が私の夫を殺したの」と怖い顔で告げます。
その後、サンウン(イム・ジヨン)は亡くなった夫が多額の生命保険に入っていたことを親類から聞かされ、すぐに保険会社に向かいますが自殺だとすると保険金が出ないと言うのです。
また一方、ジュランは夫に「真実を話してほしい、わたしは妻だから私があなたを助けたい」と話すのですが、夫は自分を疑っている妻に「君がいつもこうだから私も息子のスンジェも疲れるんだ」と強い表情で怒鳴りはじめます・・・



4話
過去に姉がアパートで殺された時、隣に住んでいた青年がジュラン(キム・テヒ)の息子スンジェ(チャ・ソンジェ)の臨時担任になります。
ウ・チャンイル先生だよと言う息子スンジェでしたが、ジュランは身体が震えてきて息子から先生を離そうとします。何かが起こりそうで不安な母なんです・・・
その後、ジュラン(キム・テヒ)はサンウン(イム・ジヨン)のアパートを訪ね、夫のパク・ジェホ(キム・ソンオ)にメールを送ったことを理解できるように詳しく話してほしいと言いますが、サンウンは例の携帯の中の写真を見せます。
そして、「その携帯は私の夫があなたの夫から盗んだんです」と衝撃なことを言います。
その時、その携帯に夫のパク・ジェホから電話がかかってきます・・・
サンウンは夫が亡くなった後に大事に保管していた夫の手帳からパク・ジェホ、イ・スミン、売春、5億、と書かれていたページを見たことがあるのです。
サンウンはパク・ジェホ(キム・ソンオ)との待ち合わせの場所に行き、5億を要求しますが、今度はパク・ジェホがサンウンに「キム・ユンボム、なぜ?夫を殺したんだ」と問い詰めます。

5話
ジュラン(キム・テヒ)とサンウン(イム・ジヨン)は危険なカマドウマという男に会いに行きイ・スミンの居場所を聞き出しますが、分からないと言います。
でも、夫のパク・ジェホ(キム・ソンオ)とイ・スミンの関係は否定しますが、パク・ジェホは自分たちの仕事に対して邪魔だった人物だと言います。
同じころ、キム・ユンボムの遺体が見つかった貯水池の下の方の林の中で若い女性の遺体が発見されますが、身元が分かるものが全くありませんでした。
また一方で、夫のキム・ユンボムに睡眠薬を飲ませて貯水池に車ごと落としたのが妻のサンウン(イム・ジヨン)だったことが分かります。
また一方、ジュラン(キム・テヒ)は前に家の中で見つけた携帯アクセサリーの花の飾りがイ・スミンの携帯の飾りだったことに気が付き、また再度、庭を掘り起こしますが夫のパク・ジェホ(キム・ソンオ)がやってきて「いいかげんにしろ」と二人は口論になります。
そこに息子のスンジェ(チャ・ソンジェ)もやってきて「僕が殺したんだ、僕がイ・スミンを殺した」と二人の前で明かし、事態は一変します。

6話
息子のスンジェ(チャ・ソンジェ)とイ・スミンの出会いは、イ・スミンの方から一方的に声をかけてきました。数学の本を貸してほしいというイ・スミンはスンジェの家に行きたいと言い、そこでスンジェに妊娠検査薬をみせ「よく聞いて、あなたは私をお母さんと呼ぶことになるかも、弟が大きくなったらまた来るわ」と言いながら笑うのです。
とっさにスンジェはイ・スミンを階段から突き落としてしまいます。
何があった?と駆けつけた父のパク・ジェホは一旦イ・スミンを2階に運び洋服ダンスの中に入れました。その後、父のパク・ジェホはイ・スミンを庭に埋めたのです。
ジュラン(キム・テヒ)は「この家で息子に起こったことを自分だけ知らなかった」と冷静に夫に話し、「あの子は罪悪感に耐えられる子ではないから警察に行きます」と話します。
夫は「警察に行けよ、その時は終わりだ」と言い、今まで築いてきたすべてが崩れることだと話します。
ところが、息子のスンジェ(チャ・ソンジェ)は母のジュランに「僕は父さんがイ・スミンを殺すのを・・・僕は全部見たんだ」と辛そうに話します。2階で生きていたイ・スミンを見たのです。
一方、警察から夫キム・ユンボムの遺品を受け取った妻のサンウン(イム・ジヨン)は夫の携帯の中からパク・ジェホに関する情報を見つけるのです・・・

7話
ジュラン(キム・テヒ)は自分が旅行に行っていた時に実の姉が殺されことにずっと負い目を感じ心苦しい日々を送っていたのです。それは実の母から姉が死んだのはあなたのせいよと言われたことにも関係があり、二人の間には根深い確執があったのです・・・
また一方、ジュランはサンウン(イム・ジヨン)が家に訪ねてきたときに「あなたのご主人を殺したように私の夫を殺してください」と冷静に話しますが、感情が高ぶるサンウンに「私はただあなたの母親からキム・ユンボムを殺したのはサンウンだと聞いただけなのに・・・」と・・・
そして、今度はジュラン(キム・テヒ)の方からサンウンを訪ね、夫のパク・ジェホ(キム・ソンオ)を殺す計画を詳しくサンウンから聞きだします。
はじめに夫の怪しい情報を流し、夫が練炭を買うように電話し、睡眠薬入りのジュースを作り、夫の携帯からサンウン宛にメールを送るなどサンウンからの指示を実行します。
サンウンの夫キム・ユンボムと同じように睡眠薬で眠らせて貯水池で自殺したようにするためでした。
ところが、殺害計画当日、サンウンはジュランの家に行きますが、突然パク・ジェホが後ろからサンウンを抱え込み注射をします。サンウンはそのまま倒れ込むのです。

8話(最終回)
ジュラン(キム・テヒ)は夫のパク・ジェホに「どうして私と結婚を?」と問いかけますが、君は裏切らないと思ったからと伝えます。家族だから僕たち3人で最後まで一緒に行こうと告げます。
また、ジュランは怪しい隣人オ・ヘス(チョン・ウンソン)の家でお茶を飲みながら、彼女から「私は夫を殺していません、心筋梗塞で倒れたんですが、夫の死を受けられずに、この家で1か月一緒にいたんです・・・」と衝撃的な話をはじめます・・・
一方、サンウンが息子スンジェのことに気が付いたと感じたジュランとジェホ夫婦は「あの女が5億で済むはずがない、一生あの女に悩まされるかもしれない」と同じ思いなのです。
すべて、息子スンジェのために、その方法は1つです・・・
ところが、リビングで目を覚ましたサンウンにジュランはジェホの医療用のメスを手に握らせ、「まだです、目を開けないで」とそっと話します。
庭に穴を掘っていたジェホがリビングに戻って来ると「イ・スミンはあなたが殺したんでしょう、彼女は生きていたんでしょう、なぜ殺す必要が?」と問いかけます。
そして、あなたの嘘は私もスンジェもあなた自身も守れなかったと言い切るのです。
その時、サンウンが目を覚ましたことに気付いたジェホは彼女のそばにいきますが、いきなりメスで顔を切りつけられ逆上したジェホはサンウンを殴り続けます。
それを見ていたジュランは「やめて」と叫び「自首してほしい」と泣きながら訴えかけ、ジュランは自分の手首を傷つけ2階へ上がっていきますが、その後をジェホが追いかけ首を絞めようとします。その時、隣人のオ・ヘスが玄関のチャイムを鳴らし、下に降りようとするジェホをジュランが階段から突き落とします。
ジュランは警察の事情聴取で全てを話し、夫のジェホがイ・スミンとキム・ユンボムを殺害して、自分が夫を殺害しようとしたと証言します。
そして、ジュランの証言でサンウンは夫の保険金を受け取ることが出来たのです。
サンウンは刑務所にいるジュランに面会にいきます・・・   







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国ドラマ「流れ星」あらすじと感想、面倒なトップスターの恋

2022-12-27 | 韓ドラ な行

韓国ドラマ「流れ星」あらすじと感想、最終回。
ドラマ「流れ星」は、芸能界の内部がリアルに描かれている、てんやわんやなラブコメディードラマで、トップスターのテソン(キム・ヨンデ)とそれを影で支えるスタッフのハンビョル(イ・ソンギョン)の愛の物語です。
事務所の看板スターを演じるのはドラマ「ペントハウス」のキム・ヨンデ君で、キラキラ輝くイケメンスターはルックス抜群の彼にピッタリの役柄で、久しぶりのツンデレ男子に笑えました。
劇中、トップスターのキム・ヨンデ君はドラマ撮影で「キス職人」と呼ばれていましたが、その呼び名どおり、彼女ハンビョル(イ・ソンギョン)との思わせぶりなときめくラブシーンは上手でした。
「キス職人」といえば胸キュン必至のラブストーリーに欠かせないキスシーンの名手パク・ソジュン君をチラッと思い浮かべますが、彼を追い越すのはいつになるのでしょうか?(笑)
キム・ヨンデ君の魅力的な危険な眼差しがたまりませんよネェ~(笑)
また、そんなトップスターのテソン(キム・ヨンデ)の尻拭いをするマネジメントスタッフをイ・ソンギョンさんが演じていますが、彼女は173㎝の高身長で可愛くてスタイル抜群、彼女の方が女優さんのように見えます。キム・ヨンデ君より6歳年上ですが、ぜんぜん違和感ない素敵なカップルでした。
また、本作はドラマ「ペントハウス」で共演されたユン・ジョンフンさんも敏腕マネージャーとして出演されていますが、こちらもスマートなイケメンなので俳優さんでも通用しそうな感じなんです(笑)尊敬される先輩マネージャー役がとてもカッコよく素敵でした。
また本作で事務所の顧問弁護士を演じている、イ・ジョンシン君(CNBLUE)のこれまでとは一変した穏やかな大人っぽさがとてもカッコ良かったです。兵役も終わり急に男らしくなったイ・ジョンシン君の弁護士役にも注目です。
本作はチェ・ジウさんの特別出演が大きな話題になっていましたが、チェ・ジウさんは登場時間も多くて、主演のキム・ヨンデ君と関わる重要な役割を果たしていたのも注目です。
同じく特別出演でイ・サンウさんやオム・ギジュンさんも不快で嫌味なスター役で出演されていましたが、ドラマ「ペントハウス」繋がりの影響が大きいですね(笑)本作は特別出演の俳優さんが次から次へサプライズ登場して、視聴者に隙を与えないストーリー展開を見せてくれます。
本作は悪役もいなくて、激しい三角関係もなく、よくある悪質な芸能事務所社長もいない地味なドラマでしたが、面倒なトップスターと日常の自分を演じるキム・ヨンデ君の二面性やイ・ソンギョンさんたち女子会のリアルな姿や、所属事務所のマネージャーという仕事が実に興味深く描かれていてとても楽しいドラマでした。

あらすじ(ネタバレあり)
1話・2話
スターフォースエンターテインメントの広報チーム長ハンビョル(イ・ソンギョン)は、仕事一筋の人間で婚活中にも事務所俳優の恋愛報道の後始末でデートどころではありません。
更に大スターのテソン(キム・ヨンデ)がボランティア活動が終わり、アフリカから帰国することになっています。
テソン(キム・ヨンデ)はアフリカのボランティア活動に行く前ハンビョル(イ・ソンギョン)に「帰ってきたらただじゃおかない」と意味深な言葉を残して、ついに帰国しますが、突然ハンビョルの前に現れます・・・
そして、帰ってくるとハンビョル(イ・ソンギョン)につきまとい、口を開けば小言ばかりいいます。ところが、同僚たち広報チームのスタッフ女子3人はテソン(キム・ヨンデ)とハンビョル(イ・ソンギョン)の関係を見て、何かあると思っています(笑)
そんな時、DSアクターズのハン社長から6年前にハンビョルがテソンの記事で大失敗したことを聞かされ、以来テソンは心的外傷によるストレス障害を抱えていると言い、あれからハンビョルいじめがはじまったようです。
ハンビョル(イ・ソンギョン)はアイツのせいで毎日へとへとなんです(笑)
その後テソンは一度断ったドラマ「星たちの世界」をハンビョルのすすめで出演することにします。

3話・4話
テソン(キム・ヨンデ)はある人気女優ウン・シウ(チェ・ジウ)の離婚記事を見て、激しく動揺します。その女優さんは特別出演の美しいチェ・ジウさんですが、テソンとどのような関係なのか?とても気になります。更に同じく特別出演でイ・サンウさんも俳優役で出演されていましたが、今までにない役柄が新鮮でした。
また一方で2チーム長パク・ホヨン(キム・ユンヘ)が発掘したクッパ店のイケメン男子カン・シドクが大家の都合で急にクッパ店を閉店することになり、俳優の道に進むことになりました。
ハンビョル(イ・ソンギョン)の友人であるパク・ホヨン(キム・ユンヘ)も更に忙しくなりそうです。
ハンビョル(イ・ソンギョン)はテソン(キム・ヨンデ)の病院でのストレス測定結果が非常に悪いことを知ります。テソンの身体を心配するハンビョルですが、そんな時、なんとサイン会でテソンが倒れそうになりますが、それを受け止めようとするハンビョルでしたが、ネットではコン・テソンのサイン会に乱入したスライディング女とネットで拡散され、テソンはそれを見て爆笑しています。
そんなハンビョル(イ・ソンギョン)の息抜きはオンスター日報の記者チョ・キプム(ソジン)と2チーム長パク・ホヨン(キム・ユンヘ)の3人組の女子会です。
お互いに悩み事を相談できる仲間がいることは救われますネェ。

5話・6話
ある日、顧問弁護士のスヒョク(イ・ジョンシン)はハンビョルに「テソンさんと付き合っていますか?」と気にかけます。それを見ていたテソンは二人の間に入って邪魔するのですが、ハンビョルの付き合うはずがないという冷たい言葉に傷ついたようです(笑)
テソンは常に撮影現場にハンビョルがいてほしいのですが、それが彼女には伝わりません。
ハンビョルはテソンが自分のことを嫌いだと思っていますから・・・(笑)
また、顧問弁護士のスヒョク(イ・ジョンシン)はイケメンで仕事も出来ますが定時後の電話は決して受けないタイプでしたが、最近ハンビョルに時間外でも電話はオッケーという変わりように周りの同僚たちもビックリしています。
そんなハンビョルは所属事務所のスターたちの不祥事の尻拭いに大忙しなんです。
また一方で、テソン(キム・ヨンデ)は寝言で「すべての瞬間にお前がいた、ずっとそばにいろ、どこにも行くな」とつぶやいた言葉をハンビョルが聞いてしまいます。
その後、恋愛したいスター1位に選ばれたテソンはインタビューで理想のタイプは「友達みたいに気楽な人で気が合って一緒にいるとからかいたくなるような感じの人」と答えると広報チームのスタッフ女子3人とテソンの新米マネージャーのジョンヨルはやっぱりこの二人は確実に付き合っていると確信します(笑)

7話・8話
2チーム長パク・ホヨン(キム・ユンヘ)は自分が発掘したクッパ店のイケメン男子カン・シドクの芸名を尊敬するマネジメント1チーム長のカン・ユソン(ユン・ジョンフン)の名前にします。
マネージャーの名前を芸名にするとよく売れるといいますが、カン・ユソンはマネージャーなのにイケメンでカッコ良くて紳士的でパク・ホヨンのあこがれの先輩です。
また一方で、テソンは自分の新米マネージャーのジョンヨルにハンビョルのことを相談しています(笑)
もちろん、皆には秘密ですが、愛の告白の仕方など聞いていますが、大丈夫でしょうか?
とにかく、何をしても心が伝わらないテソンです・・・
久しぶりのツンデレ男子テソン(キム・ヨンデ)に笑えます。
ところが、そんな時、突然ハンビョルは顧問弁護士ド・スヒョク(イ・ジョンシン)から愛の告白を受けます。
そして、テソンはハンビョルが好きだとカン・ユソン(ユン・ジョンフン)に相談しますが、「彼女は鈍いからストレートに言わないとだめだ、告白は早い方がいい、すでに顧問弁護士ド・スヒョクがハンビョルに告白した」と助言します。
「俺はお前が好きだ」と告白しますが、それに対してその場をふざけるようにちゃかすハンビョルは勢いよく逃げて行きます。
ハンビョルは寂しかった私の人生に突然男が二人も現れるなんて・・・ちっとも嬉しくないと複雑な思いなんです(笑)
そんな時、いきなり人気女優ウン・シウ(チェ・ジウ)がテソンの家を訪ねてきます。
彼女はテソンの母だったのです。二人の間には確執があるようです・・・
また一方で、撮影でキスシーンがあったテソンはハンビョルに「キスシーンは仕事だ、お前が報道資料を書くのと似たようなもんだ」と説明しますが、報道資料に「キスの達人」と書いとくわとハンビョルは心ない言葉を言います。

    

9話・10話
ハンビョルは芸能人を好きになってしまった世界一つらい初恋をした女性でしたが、そのスターのテソンから君が好きだと告白されたのです・・・でも、彼は全ての乙女にとって理想の彼氏で、あの夜空の星のような存在だと分かっているハンビョルにはつらすぎる相手なんです。
ところが、いつも喧嘩ばかりしていた二人はやっとお互いの心が1つになってラブラブになり、すべてがバラ色でいっぱいです(笑)
そして、ハンビョルはスヒョク(イ・ジョンシン)の返事に「ごめんなさい」と答えます。
そんな中、テソンに熱愛報道が発覚しますが、なんと相手が女性ではなく、顧問弁護士のド・スヒョク(イ・ジョンシン)だったのです(爆笑)
知らずにテソンの隣に引っ越してきたのがスヒョクには一番の悲劇でした・・・
また一方で、怪しかったテソンの家政婦は本当はお金持ちで芸能人にブランド品を貢ぐことで有名な人でしたが、テソンはそれを受け取らなかったのです。それが気に入らなかった家政婦はテソンのアンチファンになったのです。それを知ったテソンは心に大きな傷を負います。
また一方で、尊敬するマネジメント1チーム長のカン・ユソン(ユン・ジョンフン)から、いつも仕事が成功すると頭を撫でられるホヨン(キム・ユンヘ)はトキメクからやめてほしい、先輩が好きですと告白します。その光景にお互いにビックリする二人ですが、勇気をだしたホヨンが可愛かったです。先輩カン・ユソン(ユン・ジョンフン)の面食らって驚く様子も笑えます。

11話・12話
女優ウン・シウ(チェ・ジウ)とテソンが抱き合っている写真が投稿されますが、撮影者はテソンの家政婦だったのです。
この事件でハンビョルはシウとテソンが親子だったことを知ります。
また一方で、ホヨン(キム・ユンヘ)は長い間我慢してたのに急に勇気を出して、カン・ユソン(ユン・ジョンフン)に告白したことで悩んでいます。恥ずかしくて彼の顔を見ることも出来ず、会社を辞めるべきか?本当に可哀そうなホヨンです。
また、テソンとハンビョルは二人だけで海に行きます。
テソンは「隣にいることが当たり前すぎて、気づくのが遅くなったけど、最初から最後までお前だ、絶対に変わらない、今もこれからも、だからこんな俺をずっと好きでいてほしい」と優しく打ち明けます。
ところが、その後、「コン・テソン、ウン・シウ世代を超えた恋愛」ウン・シウの離婚の原因はコン・テソンか?不倫なのか?記者たちに囲まれたテソンは過労により倒れてしまいます。
そのデマを流したのが内部のミンギュだったのです。
そして、そのウン・シウが帰国したのは記憶障害の病気があったのです。母親らしくいられなかったこと、寂しい思いをさせた事、私がその記憶を忘れる前に謝りたかったと言います。
ところが、この不倫騒動でテソンの撮影は中止になり、キャスト交代も噂されています。
ウン・シウ(チェ・ジウ)は緊急記者会見を開き、コン・テソンは私の子供ですと・・・

13話・14話
女優ウン・シウ(チェ・ジウ)は会見で、自分が施設で育った生い立ちや成長して女優になることが夢だったこと、そして愛する人と結婚して子供が授かり、その子が俳優のコン・テソンだと真実を話します。
そして、テソンが生まれて1年も経たずに夫が事故で亡くなり、夫の両親は新しい人生を生きなさいと励ましてくれたこと・・・そして、私は子供を捨て女優になりました・・・
結局、謝罪するために帰国して、結果彼を苦しめてしまった・・・
どうか、彼のことを温かく見守って下さいと頭を下げます・・・
そして、テソンはすぐに母ウン・シウがいるホテルを訪ねます・・・
また一方で、カン・ユソン(ユン・ジョンフン)先輩が自分をチーム長に推薦してくれたことを知ったパク・ホヨン(キム・ユンヘ)はこれからも先輩後輩として仕事をしていこうと思っていましたが、ユソンからいきなり「ごめんよ、僕から先に伝えるべきだったのに・・・僕も君が好きだ」と言って彼女を抱きしめます。また、カップルが誕生します。
また一方で、CMやドラマなどで大ブレイク中だった、テソンとハンビョルの親友だったイ・ユヌの命日が近づき、テウンとハンビョルはお墓参りにいきます。
テウンは母で女優ウン・シウ(チェ・ジウ)と仲直りしたことを伝え、二人は相変わらずユヌが恋しいのです。
ところが、テソンに「ユヌを殺したのはお前だ」という脅迫状が、また届きます・・・
テソンは顧問弁護士のド・スヒョク(イ・ジョンシン)に相談します。
その後、ユヌの元マネージャーのグィノンが警察に自首し、アンチカフェの活動と脅迫文も認めます。

15話・16話(最終回)
オンスター日報の記者チョ・キプム(ソジン)は「今日は仕事の辛い時以外でお酒が飲みたかった」と言って、顧問弁護士ド・スヒョク(イ・ジョンシン)を誘います。
お互いに気が合ったようで、大人の恋愛に続くのでしょうか?
また一方で、テソンとハンビョルは誰かに見つかってしまうので、いつも家で会うのですが、芸能人は隠家レストランも記者と繋がっているし、映画館もだめ、漢江も記者が多くいるし、とにかく安全な場所がないのです。結局、家か会社だけだとハンビョルは言います。
それを聞いてテソンは次回作の社内恋愛の役作りだと言ってハンビョルの広報チームに席をつくってもらいます。これでずっと一緒にいられるわけですが、二人の関係を知らんぷりして合わせてあげる広報チームの3人も大変なんです(笑)

16話(最終回)
テソンは朝マンションのエレベーターでド・スヒョク(イ・ジョンシン)とチョ・キプム(ソジン)の二人にバッタリ会います、取材ですか?と尋ねるテソンにスヒョクはうちに来ていましたと堂々と答えるスヒョクに我が目を疑うほど驚きます。
そんなテソンは毎日広報チームに通っていたことが記事になり、しばらくの間ハンビョルに会えなくなり寂しくて仕方ありません。
またハンビョルもトップスターの恋人をもつと自分の好きなように出歩けなくて大変です。
また一方で、デビューしたばかりのジェヒョンとユナは結婚するといいます。ユナが妊娠したと聞いた社長のデスはこれから未来も明るい新人のユナにガッカリしますが、更に結婚式も決まっているというのです(笑)
また一方で、スターフォースエンターの理事は3年後にカン・ユソン(ユン・ジョンフン)に理事を譲ると約束していたのです。本当に退任するという理事は今まで本当に頑張ってくれたとユソンに感謝します。
また、テソンはハンビョルが済州島に行きたがっているという情報を得て、二人で済州島旅行に行きます。バレないかなぁというハンビョルに変装道具を持っていくと言いますが空港に着くとユソンとホヨンもいて、済州島で撮影があり撮影陣と重なってしまったのです。
さらに、レストランや観光スポットなどでも知り合いばかりでしたが、ディナーはユソンやスヒョク(イ・ジョンシン)たちを呼んでそれぞれのカップル6人でたのしい時間を過ごします。
その夜は済州島の夜空は流れ星や満天の星でキラキラ輝いていました。
翌朝、ハンビョルに「テソンさんが一般人とお忍び旅行をしたらしい」と電話がかかってきます。ハンビョルはテソンに私と付き合っている?と、問いかけると「付き合っている」とテソンは答え、お互いに愛し合っている二人は公式発表することになり、すべてがhappyendでラストを迎えました。

    

「流れ星」の主役であるイ・ソンギョン、キム・ヨンデ、ユン・ジョンフン、キム・ユネ、ソジン、イ・ジョンシンは、弾むキャラクターをそれぞれぴったりと消化し、光を放った。
まず、イ・ソンギョンは能力のあるキャリアウーマンの姿の中にラブリーな魅力を重ねながら視聴者を魅了し、キム・ヨンデはトップスターの華麗さと人間味あふれるバックステージの姿、さらに深いトラウマと傷まで行き来しながら演技に深みを加えて好評を得た。
ユン・ジョンフンは、スイートで優しい“有罪人間(人の心を盗むほど魅力的な人のこと)”に完璧に変身し、前作のイメージを完璧に脱して視聴者を驚かせ、キム・ユネは可愛く情熱的な富豪として活躍。さらに、ソジンはシックでドライな芸能部記者の役に120%没頭し、まるで実際に存在するかのようなキャラクターを具現化し、イ・ジョンシンは仕事と私生活の徹底した温度差を完璧に表現しながらも男女を問わないケミストリー(相手との相性)の妖精として活躍した。

星の戦争を彷彿とさせる特別出演のパレードもやはり格別だった。「流れ星」は、第1話にパク・ジョンミン、ソ・イスク、ユン・ビョンヒを皮切りにキム・スルギ、イ・ギウ、カン・ギジュン、イ・サンウ、チェ・ジョンヒョプ、オ・ウィシク、ムン・ガヨン、キム・ドンウク、ソン・ジヒョ、チン・ギジュ、イ・サンヨプ、オム・ギジュン、ポン・テギュにいたるまで、豪華な俳優たちをサプライズ登場させ、視聴者に隙のない面白さを与えた。
何よりも、伝説の女優でありテソンの実母として出演したチェ・ジウは、存在だけでもオーラを誇り、物語の展開を一層興味深いものにした。

そうかと思えば「流れ星」は、誹謗中傷、ストーキング、アンチ、悪性デマ、極端な選択など、芸能界で繰り返される悲劇に対する問題意識を表す一方、温かい共感と慰労を届けて視聴者に考えさせるよう投げかけた。
特にハンビョルとテソンの親友だったイ・ユヌ(イム・ソンギュン)の極端な選択について描いた第14話では、残された人々がそれぞれ抱いている自責と苦しみ、そして痛みを克服する心構えに照明を当てたが、この過程で登場した「ユヌがあのように逝ったからといって彼の人生すべてが悲しいわけではない。だから悲しく記憶するのではなく、
温かく記憶してあげたい」というハンビョルのセリフは、故人を追慕する新しくて温かな方法を提示し、視聴者の共感を呼んだ。 (kstyle)





◉韓国ドラマ「智異山(チリサン)」あらすじと感想、最終回。チュ・ジフン、君へのシグナル

◉韓国ドラマ「ペントハウス」あらすじと感想、最終回。辛口コメントあり!

◉韓国ドラマ「紳士とお嬢さん」あらすじと感想、最終回。歳の差カップルの恋

◉韓国ドラマ「気象庁の人々」あらすじと感想、最終回。ソン・ガンの社内恋愛物語

◉韓国ドラマ「わかっていても」あらすじと感想、最終回。好きが止まらない!

◉韓国ドラマ「オーケー、グァン姉妹」あらすじと感想、最終回。波乱万丈な3姉妹!

◉韓国ドラマ「私たちのブルース」あらすじと感想、最終回。豪華すぎるキャスティング



◉韓国ドラマ「赤い袖先」あらすじと感想、最終回。王朝ラブロマンス!



◉韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」あらすじと感想、最終回。ソンジュンギの倍返しに愉快爽快!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国ドラマ「熱血司祭」あらすじと感想、ナムギルが司祭役を

2020-04-24 | 韓ドラ な行


韓国ドラマ「熱血司祭」あらすじと感想、最終回。
2019年作品、全20話。
キム・ナムギルがカトリックのすぐにキレる司祭役を熱演。
小心者の刑事との相棒ぶりも笑いを誘い腐敗した権力者たちを
ギャフンとやり込める姿は胸がスカッとして痛快です!
過去のトラウマから怒りを調節できない一度キレると止められない
司祭ヘイルをシリアスもコメディもこなすキム・ナムギルが熱演!
一見厳しそうな黒い司祭服に身を包んだ彼は相変わらず素敵ですが、
今回は普通の司祭らしくない怒りをぶちまける強烈なキャラで
ファンをワクワクさせ登場です(笑)
元国家情報院のテロ特殊チーム要員だったため、彼はヤクザより
喧嘩が強くアクションシーンも完璧(笑)
相棒役で気の弱いク刑事とはまったく性格が違い、二人揃っても
「向かうところ敵なし」とはいきませんが、終盤は最強のコンビに
変わっていく二人の気迫あふれる勇ましい姿に感動です。
またさらに女優イ・ハニ扮する闘争心あふれるパク検事も加わり、
ヘイル(キム・ナムギル)と犬猿の仲に!
個性あふれる3人の登場人物のバランスの良い絡みぐあいと
コミカルでテンポのいい絶妙な演技は爆笑必至です!
特に女優イ・ハニの体当たりのコメディキャラがとてもキュートで
彼女のイケメン好きには爆笑ですが、さらにスッピンをさらけ出す
女優魂は高評価、お見事です!
また物語は、社交場であるクラブ内で起こる悪行や、怪しい
宗教などもあり、すべてはカネ・カネ・カネという汚い金儲けが
映し出された現代社会のテーマが興味深く盛り込まれています。
また脇を固める俳優陣も素晴らしく、特にメガネをかけたシスターが
爆笑でそのシスターの過去は度肝を抜かれる想定外の職業で
笑いのツボです。このシスターには何度も笑わせていただきました。
コミカルでありながら、胸がスカッとする爽快感もあり、また涙あり
笑いありの心温まるシーンも満載された期待を裏切らないドラマです。
久しぶりに声を出して笑えるドラマに出会いました。



あらすじ(ネタバレあり)
問題を起こした司祭ヘイル(キム・ナムギル)は父のように慕う
イ神父のいるソウルのクダム聖堂へいき、そこで静かに聖堂の仕事を
するようにイ神父から教えを導きます。
ところがイ神父はクダム聖堂の敷地を狙う貿易企業代表のファン社長に
脅されていたのです。そして、その後イ神父は遺体で発見されます。
ところが悪の勢力に支配されている警察も検事ギョンソン(イ・ハニ)も
捜査を拒否します。さらに警察は「イ神父は強制わいせつと聖堂の
献金横領の罪で自殺した」と嘘の発表をします。
汚名を着せられて殺されたことに怒り狂ったヘイル(キム・ナムギル)は
警察に行きク刑事を殴ってしまいます。
ヘイルは拘束されますが、「これからはおとなしく何もしないで」と
何度も注意を受け、検事ギョンソン(イ・ハニ)はヘイルを釈放します。
強烈な怒りがこみあげてくるヘイルですが、ある日イ神父が「怒りで
世の中を変える人間は他にいる。私たちは私たちのやり方がある」と
ヘイルを怒ったことを思い出し、同じ教会に通う検事ギョンソン
(イ・ハニ)に過ちを正すチャンスを与えるので、どうか再捜査を
するように訴えます。「神は全てをご存じです」と言って。
ところがギョンソン(イ・ハニ)は私にはそんなの通用しませんと
すんなり言われてしまうヘイルです。
その事件後ヘイル(キム・ナムギル)は、女性クダム区長ドンジャの
後押しで街の発展のために尽くしたとクダム区から表彰された
元ヤクザのファン社長のところに行き、「お前が神父を殺して崖から
落としたんだろ」と言いますが、ファン社長は「勝負したければ、すべて
準備してから来い」と言われ、もっと強くならないと何も暴くことが
できないし確実な証拠を捜さなければと痛いほど痛感します。
そして聖堂を守りながら神父の名誉も回復して、すべての過ちを
正そうと強く心に決めるヘイルでした・・・
クダム区の悪の支配者である、パク議員、女性クダム区長ドンジャ、
カン部長検事、ナム警察署長、そして皆から失敗したらこのクダム区で
稼げないと脅され続け、汚い仕事をすべて引き受けているファン社長。
こんな人物たちがグルになって悪いことをしているので誰も捕まる
ことなどありません。ほんと、最低なやつらです!
その悪の勢力のために人生に希望を見いだせない腐りきったこの世の中。
ここから腐敗した権力者たちとの熾烈な戦いがはじまります。



亡くなったイ神父の部屋を片付けていたヘイルは、ある箱を
見つけます。
その中には「クダム区役所寄付流用疑惑」「女性政治家賞」
「不正給食業者」「9級公務員神話のチョン・ドンジャ区長」
「給食該当業者の社長と従業員は無罪」「クダム区国会議員3選」
「クダム警察署ナム署長」「クダムホテル贈収賄疑惑」などの
ファイルと陳情書や写真、イ・神父が書いた手帳などが
見つかります。そしてその手帳を読んだヘイルはイ神父が一人で
市役所やパク議員や女性クダム区長やナム警察署長のところに行き、
「大人の欲が子供の命を奪うかもしれない」と談判に行き、一人
戦っていたことを知ります。それでも彼らは過ちを認めようと
しません。イ・神父は彼らを許さず、その罪を暴こうと
していたことをヘイルは知ります。
そして、一人で闘ってきた神父の意志をヘイルが継いでいこうと
決心しますが、相手は強敵で八方塞がり・・・
どこからはじめればいいのか迷うヘイルですが、検事ギョンソン
(イ・ハニ)の言葉をヒントにバチカンの教皇様に直接お手紙を
送ってしまいます。
そして教皇様から手紙が届き、カトリック全体の名誉に関わる
問題なので、この事件に対し丁寧に再捜査するように指示がでます。
ヘイルも捜査に加わるということで悪のナム警察署長は捜査を担当する
最適な人物として最も無能で最もまぬけで最も欠点の多いク刑事と
組ませ合同捜査をはじめることになります。そして警察署長はク刑事に
「気づかれないように妨害をするように」と脅します(笑)
ところがヘイルからもク刑事は「改めて言っておくけど、私の邪魔を
した時は地獄を見ることになるから、とにかく引っかき回すな」と
こちらでも脅されるク刑事です(笑)
二人は、はじめに偽証した人物を捜しに行きますが二人は外国へ。
次は聖堂近くの監視カメラの映像も肝心のところが抜けている有様。
そんな時、ファン社長が怪しいカルト宗教のメガク教教主の
キ・ヨンムンを連れてきてクダム聖堂の子供たちの福祉施設の管理を
引き継ぐように手を組みます。そして財団をつくり、そこへ汚いお金が
流れる仕組みを作るのです。 仲間の悪人たちもトラブルが
起きないようにうまくやるようにファン社長に念を押します。
そんな時、検事ギョンソン(イ・ハニ)がカン部長検事の仕事をミスし
彼女の故郷のヨンウォル支部に左遷になります。
また一方、ヘイルがいろいろなところに顔を出し事件を解決しようと
その先で乱闘になりますが、ヘイルの喧嘩強さにファン社長はじめ
ヤクザたちが普通の男ではないと疑問を持ち始め、ヘイルの過去を
念入りに調べ始めます。
同じことを感じていた検事ギョンソン(イ・ハニ)も先輩に連絡して
ヘイルの身元を調べてもらいますが、一般人ではなく保護中の北朝鮮人か
元国家情報院か身元が知られたら困る人だと言われます!?(笑)



最近、ク刑事の部下のソ・スンア刑事は警察寄りだったク刑事が
ヘイルと行動を共にするようになってだんだん変わってきたことに
頼もしさを感じています。正義感の強いソ・スンア刑事は、初めから
ヘイルのファンなので一番の頼もしい協力者です。
またコンビニアルバイトのヨハンや友人のソンサクもヘイルに
協力してくれる仲間たちで皆亡くなったイ神父が大好きだったのです。
そして、ヘイルとク刑事と部下のソ・スンア刑事がクダム区役所
衛生課の贈収賄現場の撮影に成功します。その映像にはヤクザを
雇って警察と司祭に暴行する映像で、ニュースとしても流れ、企業と
役所の結託とそれを黙認する行政の素顔が映し出された
衝撃的な映像でした。
「一体どうしてくれるの?」と怒りをファン社長にぶつける
女性クダム区長ドンジャ。「司祭にハメられた」と言い訳しますが、
その後、クダム区役所前には報道陣が押し寄せています。
仕方なく緊急記者会見を開くことになった女性クダム区長ドンジャは
ここでもヘイルにハメられて「この事件が組織的な常習犯罪だったら
私、チョン・ドンジャはクダム区長を辞任します」とマスコミの前で
公式な発言をすることになりました。
ヘイルは「では辞任の準備をお願いします」と言って、マスコミに
衛生課の犯罪の証拠の書類をバラまきます! (笑)
司祭ヘイルは相手の鼻を明かしギャフンと言わせる天才!
ところが、検事ギョンソン(イ・ハニ)がクダム区に戻って
きたことでまたすべてが水の泡になってしまいます。
検事ギョンソンはヘイルが気になりながら、会えばお互いに
喧嘩になってしまう二人ですが・・・
彼女は何度かヘイルの危機を救ってくれます。
そして、悪を捕まえるのは一筋縄ではいかないということを、
身に染みて感じるヘイルでした・・・
再度、気を取り直してあきらめずに計画を立て直すヘイルたち
ですが、そんな時、悪の仲間たちの間で亀裂が起こりはじめます。
女性クダム区長ドンジャとカン部長検事とファン社長の3人が仲間、
パク議員とナム署長の2人が仲間ですが、はじめにパク議員が
殺されそうになります。
そんな時、テボム貿易の地下にある悪人4人が同時に指紋認証して開く
大きな金庫の中に眠っている札束をメガク教の教主とロシア情報通の
コザエフが狙っています。ところが同じことをファン社長も考え
「これさえ手に入れば何でもできる」と、これこそが本当の自分の
後ろ盾だとやっと気がつきました。
また、一方で元国家情報院のテロ特殊チーム要員だったころの過去を
知っている人物がヘイルの前に現れます。その人物は敵対する
カン部長検事側にいる国情院のイ・ジュングォン部長でした。
そしてそのヘイルの過去を検事ギョンソンも知り納得するのです。
ところがその後、上司のカン部長検事から事もなくサッサと裏切られ
殺されそうになった検事ギョンソンをヘイルが助けます。
ギョンソンは「もうこの際、出世のために後ろ盾も何もかもいらない」
自分の殺人未遂に少しでも関与する人間は一人残らずぶっ潰してやると
怒りが爆発します。
そしてすぐに悪のアジト「クラブ・ライジングムーン」を徹底的に
はたいてやるとヘイルに協力を求め、ヘイルはク刑事とスンア刑事と
ともに歪んだ世界を変えるために検事ギョンソンと手を組むことにします。
そこへヨハンや友人のソンサク、そしてハン司祭とメガネのシスターも
加わり仲間たちが増えていくのですが、肝心の警察が悪に支配されて
いるので、悪人らはやりたい放題で正義など通用しません。
さらに、カトリック教大教区にヘイルが元国家情報院だったことが
知られてしまい司祭職を続けることが難しくなってきました。
それでもヘイルたちは確実な証拠である「クラブ・ライジングムーン」の
秘密の会計ファイルを捜し始めます。
また一方、メガネのシスターが昔、賭博師だったことが分かり、ヘイルは
「ハン司祭が昔子役だったこともビックリしたが、シスターの賭博師は
その50倍驚いた」と言ったセリフに爆笑!!
悪を懲らしめるためシスターはライジングムーンの会計ファイル
「USBメモリ」のために伝説の賭博師たちと賭けをすることに
なりますが、もちろんシスターが勝って賭博組織テガル派は逮捕され
取り調べの最中にナム署長が脱税と会計操作などの疑いで逮捕されます。
これでやっとクガム警察署も本来あるべき姿に戻ったのです。
もう誰も寝たふりする警察署員はいないでしょう!
そして、カン部長検事の仕業で今度はチョン・ドンジャ区長が
逮捕されます。
ここまで、パク議員、ナム署長、チョン・ドンジャ区長が消えたので
ファン社長はカン部長検事との戦争になります。
またヘイルの活躍がおもしろくないカン部長検事側にいる国情院の
イ・ジュングォン部長は自分の部下を集めヘイルの仲間たちを次々と
攻撃していき、ヘイルを悩ますのです。彼らはベテランの殺し屋です。
そしてカン部長検事はそのイ・ジュングォンたちに裏切られ、例の
テボム貿易の地下にある悪人たちが集めた札束1,500億ウォンを
持ち逃げされてしまいますが、その後、ヘイルはイ・ジュングォンから
お金を取り返すことに成功しますが、それに腹を立てた
イ・ジュングォンはヘイルの仲間のハン神父を死の危機に陥れ、
指名手配になります。
そしてヘイルは危篤状態のハン司祭の申し訳ない罪悪感から、自ら
修道院に脱会届を提出し司祭を辞め、悪のイ・ジュングォンを
追い求めます。
そこで同じくイ・ジュングォンを捜していた指名手配中の
ファン社長と出会ったヘイルは「イ・神父を殺したのはカン部長だ」
と言い、その場にいた唯一の目撃者イ・ジュングォンに証言させ
明らかにすべき真実があるから、自分を捕まえるのは少し待ってくれ
と頼みます。
このシーンはイ神父の死の関わりに最後まで一緒に戦うと言う
同じ気持ちが見え、深く心にしみる素敵な二人でした。
案外、ファン社長って、いい奴なんだぁ~とこの時感じました(笑)



最終回、
ハン神父を危険な目に合せたイ・ジュングォンは今度はシスターを
人質にして再び暴走をはじめます。ヘイルはイ・ジュングォンの居場所を
突き止め一人でシスターを助けに行きますが相手は血も涙もない極悪非道な
集団です。ところが捕らわれているシスターはヘイルに向かって
「この人たちに殺されても私は司祭を恨みません、だから気合を入れて
堂々と戦ってください」と大きな声で叫びます。
ヘイルはイ・ジュングォンの取り押さえに成功しますが、銃で自分を殺して
ほしいとヘイルを挑発します。そこへ仲間たちが駆けつけ「そんな価値も
ない人間だ」と言ってヘイルを止めます。結局、ヘイルは
イ・ジュングォンを許し逮捕されます。そして連行される時
イ・ジュングォンが警察官から銃を奪い取り最後まで抵抗する
イ・ジュングォンをみて、なんとク刑事が銃を撃ち、その場の危機を
救ったのです。
これでヘイルたちは、クダム区の悪の群れを全員罰することができました。
イ神父の無念な死の真実も明かすことができ、死の危機に直面した
ハン神父も幸いにも意識を取り戻します。
そしてク刑事たちは、自身たちの過ちの対価を償うために警察に
辞表を出し、ギョンソン検事も自分の罪を償うつもりです。
ところが、勇気と大胆さを高く評価されたギョンソン検事は腐敗した
勢力と戦う検事として再びスカウトされます。
彼女はそのオファーを受けますが、条件として「とても有能なチームが
いるので一緒に仕事がしたい」と言い、ク刑事チームを指名し、
彼らと共に不正勢力に迫っていきます。
またヘイルは海外に旅立つことになりますが、その日、聖堂に列をなした
車が到着し中からなんと教皇様が現れ、ヘイルをはじめ仲間たちは目を
パチクリさせ驚きを隠せません!
教皇様はイ神父の名誉を守ってくれたことに感謝し、ヘイルを抱きしめて
「ミカエル(ヘイル)こそ、真の司祭であり、聖堂に残るべきです」と
告げるのです。
「聖人にも過去はあるし、罪人にも未来はある」本作が
一番伝えたかったメッセージですね!
さらに、ヘイルの熱血司祭は「シーズン2」を予感するような
ラストで幕を閉じました。
キム・ナムギルさんはこのメンバーが皆出演すれば、自分も
「シーズン2」に出演する意思があるそうです。
期待したいですね!



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国ドラマ「ナインルーム」あらすじと感想、衝撃の復讐劇

2020-03-08 | 韓ドラ な行


キム・ヒソン&キム・ヘスクの弁護士と死刑囚の魂が入れ替わる
二大女優の復讐劇!
出世と名声のためなら手段を選ばない、傲慢弁護士ウルチ・ヘイ(キム・ヒソン)。
嫌味な女性弁護士ですが、けれど誰もが振り向く美女であるのも事実。
また劇中のキム・ヒソンさんの華麗なファッションがゴージャスで
見事な着こなし術です!
年齢を重ねても、キム・ヒソンさんの美貌とファッションリーダーとしての
影響力はいまだ健在。韓国でも大きな話題になったようです!
また劇中、刑事オ・ボンサムが思わず惚れてしまうような美貌と後半性格が
変わり人間らしさがでてくるところに彼が夢中になりますが、ヘイには医師である
年下の恋人のユジン(キム・ヨングァン)がいます。
これでは到底かなわぬ恋なんですが、刑事オ・ボンサムの大人の片想いも
応援したいのですが、相手が美人過ぎる才女なので、あこがれだけの
高嶺の花(笑)その微妙な心の心理をユーモアたっぷりに表現する
弱気な愛が笑えます。ボンサム刑事がいい味出しています。
また一方で自由な若い体となったベテラン女優のキム・ヘスクさんですが、
複雑な心境をそれぞれ巧みに表現しまさに適役!
キム・ヘスクさんとヘイの恋人キム・ヨングァンさんはドラマ「ピノキオ」で
母子役を演じていましたが、キム・ヨングァンさんは本作では二人の女優の
運命の鍵を握る医師役で登場し、彼の高い演技力と優しい眼差しは
癒し効果抜群で心に深く残る演技は強烈な存在感を残します。
本作のキム・ヨングァンさん、とても良かったです!
また一方、本作の悪役に扮するキ・サン会長になったチュ・ヨンベ役の、
イ・ギョンヨンさんですが、超~イケメンの「イケおじ」なんです!
この「イケおじ」なんですが、いつもコメントをくださる寿榮さんから
教わりました。イケてるおじさんの略です(笑)ちょっと~注目です!
また、このキ・サン会長になったチュ・ヨンベの一人息子のチャンソン役に
ワン(ONE)が扮し、わがままな御曹司を演じています。父親から
甘やかされて育ったために得てして子供のためにならないワガママ放題な
性格になり、突然乱暴で残忍な顔を表し周りをビックリさせることがあります。
一人息子チャンソンの起こした事件をもみ消そうとする父のキ・サン会長や
信頼する従兄弟で医師のユジンに対する愛情など複雑な思いを吐き出すシーン
など新人とは思えない迫力の演技です。この子も注目ですが・・・
後半過ぎにドラマは次第に思わぬ方向へ向かっていきます。



あらすじ(ネタバレあり)
濡れ衣を着せられ死刑囚として服役するチャン・ファサ(キム・ヘスク)。
そんな彼女も収監されて今年で34年目。
彼女は昔、サンヘ商社の社長の息子チュ・ヨンベと恋に落ちます。
ところが彼は婚外子として生まれ、認知されていなかったのです。
当時そのサンヘ商社で経理を担当していたチャン・ファサを誘惑し、会社の
お金を盗もうと金庫の暗証番号を教えるチャン・ファサ。
ところがその時、部屋で海外から帰国した兄キ・サンに出くわし、
もみ合いの末兄のキ・サンは命を落とします。
チュ・ヨンベは何も知らないチャン・ファサ(キム・ヘスク)に心中を提案し、
若い彼女は愛のために「一緒に行く」と言って二人は車の中で毒薬を飲むのです。
その後、車に兄キ・サンを座らせて罪から逃れたチュ・ヨンベは兄の
キ・サンになりすまします。
世間では男性は死亡、女性は意識不明の心中事件に!
チュ・ヨンベが殺した毒殺の罪を着せられたチャン・ファサ(キム・ヘスク)。
そして、長い月日が流れ、減免を望む死刑囚ファサの前に弁護士の
ウルチ・ヘイ(キム・ヒソン)が現れます。
ヘイは減免を反対し再審請求をしないようにしますが、その後9号室の
ナインルームで再会した二人はヘイ(キム・ヒソン)のパソコンから
キ・サンとして生きるチュ・ヨンベを見つけたファサ(キム・ヘスク)は
衝撃を受けるのです。自分が裏切られたことを知り興奮したファサはその場で
心臓麻痺をおこしてしまいます。
その時、ヘイの恋人で医師であるユジン(キム・ヨングァン)が使用した
ファサ(キム・ヘスク)を助けるための除細動器(心臓マッサージ装置)から
急に光がでて、すべてが謎めくような空気に包まれます。
そして、その時、ヘイ(キム・ヒソン)の足がコードに絡まってファサ
(キム・ヘスク)が心臓マッサージをしている身体の上に重なるように倒れて
しまい二人は一緒に感電してしまいます。
なんと・・・不思議なことに、二人は魂が入れ替わってしまうのです。
弁護士のヘイになったファサは神の計らいだと思っていますが、完璧な
美人弁護士から突然に60代の末期がん死刑囚になってしまったヘイは元の
体と人生を取り戻そうと必死になりますが、いくら叫んでも誰も信じてくれません。
恋人のユジン(キム・ヨングァン)も彼女の様子がおかしくなって戸惑います。
そして弁護士のヘイになった死刑囚ファサはSHCグループのキ・サン会長に
成りきり、自分を罠にはめたチュ・ヨンベにひどく腹を立て復讐を誓うのです。
ヘイ(キム・ヒソン)の若々しく美しい容姿とその地位を最大限に利用しようと
しているファサ(キム・ヘスク)。またヘイの恋人で医師のキ・ユジンは突然
おかしな行動を取るようになったヘイに戸惑いますが、やがて2人が入れ替わった
ことに気づくのです。ユジンは僕が元に戻してあげると約束し、その約束を
果たすユジンでした。二人はやがて元にもどります・・・
さらに、2人の入れ代わりとファサの復讐に、自分と異母兄のキ・サン会長が
大きく関わっていることを知るユジン。
ここから、ファサ(キム・ヘスク)、ヘイ(キム・ヒソン)、ユジン
(キム・ヨングァン)の3人のシリアスな復讐劇がはじまります。



また、ヘイ(キム・ヒソン)の恋人で医師のユジン(キム・ヨングァン)は
自分の出生の秘密を探ろうとしています。ユジン(キム・ヨングァン)は、
キ・サン会長の年の離れた異母兄弟で、将来有望な医者。
裕福で心優しい医者で誰もが羨む好青年ですが、ユジンは自分の本当の母が、実は
死刑囚ファサかもしれないと思い悩んでいます。そしてファサを密かに調べ始めた
その時、ユジンの目の前でファサとヘイの魂が入れ替わってしまうのです。
ところがヘイ(キム・ヒソン)の法律事務所のマ代表が、ユジンが知らない
何かを隠しているようです。そしてマ代表はユジンに
「SHCグループの後継者としての座を手に入れろ」と真剣に伝えます。
それは亡くなったキ・サンの息子がユジンだったのです・・・
またファサになったヘイはヘイの法律事務所のマ代表に英語で手紙を送り、
マ代表はヘイがファサかと疑いはじめ、キ・サン会長になったチュ・ヨンベも
ヘイがファサかと?怪しむのです。
また、このキ・サン会長になったチュ・ヨンベですが、一人息子のチャンソン
(ONE)を溺愛し、チャンソンが起こした事件をもみ消そうとお金と権力を
使うありさま。
その後、キ・サン会長になったチュ・ヨンベは、一人息子のチャンソンが
逃走中にオートバイ事故で重傷になり寝たきりになったチャンソンと健康な
ユジンの体を除細動器(心臓マッサージ装置)を使って替えようとします。
恐ろしいことを考えるチュ・ヨンベですが、それをヘイやファサたちが助けます。
そしてヘイ(キム・ヒソン)は、愛するユジンを助けてくれたお礼にファサの
再審を進めることを約束します。
このころヘイはファサの姿を見ながら、心に変化が生まれ、ファサとして
過ごした日々はヘイに必要だったようで、神は傲慢だったヘイに謙遜と言う
言葉を教えてくれたようです!

最終話、キ・サン会長はファサ(キム・ヘスク)の再審を阻止するために
担当弁護士を総動員させますが、ヘイ(キム・ヒソン)は決定的な証拠を見せ、
キ・サン会長がチュ・ヨンベだという事実を明かして彼を追い詰めます。
キ・サン会長はまたユジン(キム・ヨングァン)を拉致し、息子のチャンソンの
体と入れ替えようとしますが、ヘイはユジンが拉致されたという事実を
ボンサム刑事に知らせ、キ・サン会長の陰謀がすべて発覚します。
ヘイは最後の弁論で「本日の判決が、34年を死刑囚として生きた、一人の
女性として、人間として幸せになれるすべての機会を失って、死に直面
しているチャン・ファサさんに最後の正義を実現させてくれることを
願います」と話します。同日の再審で裁判所はチャン・ファサに無罪を
言い渡し、ファサは無念だった濡れ衣を晴らすことができました。
キ・サン会長がチュ・ヨンベとして身分を隠して生きてきた事実が
明らかになり、彼も法の審判を受けることになりました。
そして、その件に関する他の共犯者たちも罪を償うことに。
ファサは「辛い人生だったけどヘイに出会って恨みを晴らした」と告げ
ヘイに抱かれながら静かに息を引き取ります・・・
ファサは死を迎えましたが、ヘイの側には愛するユジンがいます。
その後、ヘイは無念な死刑囚たちのための弁護士に生まれ変わり
刑務所内で女優のソン・ユナがヘイに再審をお願いする死刑囚として
登場し、明るい未来を予感するラストを迎えました。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チュウォン「のだめカンタービレ」DATV各話あらすじ

2017-11-21 | 韓ドラ な行

韓国ドラマ「のだめカンタービレ」
「のだめカンタービレ」は、女性コミック誌「Kiss」(講談社)で
2001年~2010年に連載された少女マンガ。マンガの人気を受け、
2006年に上野樹里、玉木宏でドラマ化され、その後2009年に
公開された映画では、前後編合わせて興行収入78.2億円を越える
大ヒットを記録。
シリーズ累計発行部数3700万部(2014年時点)の超大ヒットマンガ。
指揮者を目指すエリート音大生・千秋に恋をしたピアノ科の落ちこぼれの
音大生のだめの恋と成長を描く、クラシック音楽ラブ・コメディだ。

韓国版では、原作や日本ドラマの世界観は踏襲しつつも、千秋に
強力な恋と音楽のライバルがオリジナルキャラクターで登場。
胸キュン要素もさらにパワーアップしている。
主人公ネイル(のだめ)を演じるのは、ドラマ「ファン・ジニ」(06)で
主人公の子ども時代を演じるなど子役からのキャリアをもち、今や
韓国を代表する実力派若手俳優となったシム・ウンギョン。
最近ではコメディ映画「怪しい彼女」(14)で主人公を演じ
国内外で高い評価を獲得している。
さらに、外見・家柄・才能まで全てを備えたオレ様音大生ユジン(千秋)を
演じるのは、「製パン王 キム・タック」「グッド・ドクター」など
出演するドラマが立て続けに大ヒットすることから視聴率男の異名を
もつ、チュウォン。本作では、これまでとは違う圧倒的な美しい
ビジュアルを武器に女性ファンが急増中だ。



第1話
ハヌム音楽院に通うユジンは、才能、容姿、家柄の三拍子そろったエリート音大生。しかし彼には飛行機恐怖症という弱点があった。世界的な指揮者を夢見るが、そのせいで留学できず自暴自棄になったユジンは、家の前で泥酔。一風変わったピアノソナタで目を覚ますと、そこにはゴミだらけの部屋でピアノを弾くネイルの姿があった。
第2話
ネイルと二重奏を演奏し、彼女の才能を確信したユジンは音楽への意欲を取り戻す。一方、ユジンに完全に恋をしたネイルは彼を追いかけまわすように。ヴァイオリン科のイルラクに試験でのピアノ伴奏を頼まれても、練習に身が入らない。そんな頃、学校に怪しいオジサンの影が……。ネイルに近づいたその男は自身をミルヒと名乗る。
第3話
風邪を引いたネイルの代わりに、ユジンがイルラクのピアノ伴奏をすることに。演奏に感激したイルラクはユジンと一方的に親友になる。時を同じくして、世界的な指揮者・シュトレーゼマンが招聘教授として来校。なぜか落ちこぼれの生徒ばかりを集めて新たにSオーケストラを結成し、さらにユジンの指揮科への転科を拒否する。
第4話
正体不明の嫌がらせを受けるネイル。おとり作戦で捕まえた犯人は、ユジンに想いを寄せるティンパニー奏者・スミンだった。一方、シュトレーゼマンはユジンをSオケの副指揮に任命。一週間でオケを変えられなければ転科を諦めるよう告げる。Sオケの実力不足に愕然としたユジンは団員を厳しく指導するが、逆効果となってしまう。
第5話
シュトレーゼマンがSオケを脱退し、ユジンが指揮を執ることに。しかしSオケを潰したい学校側は、Sオケと既存のAオケの音楽祭での演奏対決を企て、負けたオケの解散を命ずる。ユジンは団員たちに厳しく接し、学費稼ぎのバイトで忙しいミニにもシビアな言葉を掛ける。ショックを受けたミニは練習に現れなくなってしまい……。
第6話
厳しい指導の結果、楽譜通りだが魅力を失ったSオケの演奏。ネイルはユジンにピアノを弾いて聴かせ、問題解決のヒントを与える。そして迎えた音楽祭の日、委縮してしまった団員たちをユジンが鼓舞しSオケは一致団結。演奏は成功する。勝負の結果はシュトレーゼマンの手に委ねられるが、答えを出さないまま逃亡してしまう。
第7話
ユジンの元カノ・ドギョンの登場でネイルは心穏やかでない。経験したことのない感情に戸惑い、ユジンを避けてしまう。そんなある日、ユジン、ネイル、イルラク、スミンの4人はシュトレーゼマンの推薦でユン・イソン音楽祭に参加することに。しかしネイルは、スパルタなレッスンで幼少期のトラウマが甦り、逃げ出してしまう。
第8話
音楽祭の空き部屋で人知れずピアノを弾くネイル。同じく音楽祭に参加していた有名チェリストのユヌは、その音色に魅了され、導かれるように彼女のもとへ。左手に痛みを抱えていた彼だったが、ネイルのピアノで意欲を取り戻し、ハヌム音楽院に聴講生としてやって来る。ネイルにアピールするユヌにユジンは嫉妬を隠し切れない。
第9話
大学内の演奏会で、シュトレーゼマンとユジン、Aオケが共演することに。それを知ったSオケのメンバーはユジンを裏切り者と非難するが、実はユジンの行動はSオケの解散を免れようとしてのことだった。ト教授の陰謀で練習室も封鎖されてしまい、途方に暮れるSオケ。そこにユヌが現れ、Sオケに加入したいと言い出し……。
第10話
演奏会の日、Sオケの指揮を務めるはずだったスンオが極度の緊張で病院へ。不測の事態に、ネイルはユジンに助けを求める。一方、シュトレーゼマンとユジンの共演を目の当たりにしたネイルは、ユジンのピアノに大きな衝撃を受ける。部屋にこもり、とりつかれたようにピアノを弾くネイル。「先輩のように弾きたい」とユジンに訴える。



第11話
2つのオーケストラがあるのは学則違反だといい、Sオケは解散の危機に。その噂を聞いたイルラクたち団員はユジンを誤解し、仲は悪化するばかり。ユジンは自分の部屋にあったネイルの物を外に出してしまう。その頃、ネイルの才能に気付いたト教授が彼女の新担当となるが、スパルタなレッスンに耐え切れず逃げ出してしまい……。
第12話
Aオケ、Sオケがともに解散し、ユジンを指揮者にした新たなオーケストラをオーディションで結成することが発表される。しかし納得できない両団員たちは集団でボイコット。オーディション会場には誰も現れず……。一方、ユヌがネイルらの住むマンションに引っ越してくる。ユヌはネイルに二重奏を提案し、ネイルはそれを受け入れる。
第13話
新たなオーケストラ「R☆S(ライジング・スター)オーケストラ」が結成された。Sオケの落ちこぼれが多数選抜されたことに理事長は激怒し、学院の公式オケと認めない。事態を打開するため、R☆Sオケはクラシック界のアイドル、ソン・スジと共演することに。ネイルはユヌとの距離が縮まり、その姿にユジンは嫉妬を覚える。
第14話
ついに迎えた公演の日。ネイルは幼少期のトラウマのせいで、リハーサルの時間になってもステージに立つことができず、楽屋に閉じこもってしまう。ユヌも左手の痛みを無理やり堪えた状態で、ネイルとユヌの二重奏は中止の危機に陥る。またユジンも、公演直前に突然現れた父ドンウの言葉に心をかき乱されてしまい……。
第15話
叔父からの呼び出しで、ユジンはネイルとともに叔父の家へ。ネイルはそこでユジンがトラウマのせいで留学できないことを知り、その夜、催眠療法のマネをしてみせる。するとユジンはあっという間に催眠にかかり……。一方、ト教授のレッスンから逃げていたネイルだが、ト教授の歩み寄りもあり、コンクールに出場する決心を固める。
第16話
影響力のあるテレビ番組に出演することになったR☆Sオケ。ソリスト選びで元SオケとAオケの対立は深くなり、ユジンの提案によりオーディションで決めることに。しかし結果は公正とは言い難いものだった。そんな頃、ユヌは学校に戻り、指揮科で学ぶことに。ネイルはト教授とともにコンクールの練習に励み、予選に出場する。
第17話
大学オーケストラ祭への出場が決まったR☆Sオケだが、イルラクはソリストとしての覚悟が決めきれないでいた。その頃、ネイルはコンクールの予選を勝ち進み、個性的な演奏でユン・イソンまでを魅了。しかし本選の会場で、幼少期のトラウマの元凶であるマ先生に再会してしまう。動揺したネイルは、出番直前に逃げ出そうとする。
第18話
自身が催眠術を掛ければ、ユジンの飛行機恐怖症を直すことができると確信したネイル。シュトレーゼマンがユジンの留学計画を進める中、旅立たせてあげるべきか思い悩む。そんな折、ユヌがR☆Sオケの副指揮者に就任。オケ内の分裂の深刻さを知りユジンに忠告する。そしてオケの存続を左右する決定的な事件が起きてしまい……。
第19話
内部分裂が公となり解散の危機に立たされたR☆Sオケ。対立していた団員たちは一致団結し、理事会への説得を試みる。一方、ネイルはユジンの飛行機恐怖症を直すため、彼に内緒で催眠術をかける。そしてシュトレーゼマンに「ユジンを留学に連れて行ってほしい」と告げ、周囲に行き先を伝えないまま姿を消してしまう。
第20話
優勝すれば留学できる、国際コンクールの出場資格を得たネイル。しかしネイルはユジンへの思いを絶つべく、故郷の済州島に滞在したままソウルに戻ろうとしない。R☆Sオケは公演の日を迎え、ユジンの指揮で演奏は大成功。公演を終えたユジンはユヌに促され、飛行機に乗って済州島へと向かう。そして二人は再会し……。
第21話(最終話)
ネイルは国際コンクールに出場するため、ユジンとともにヨーロッパへ。ソウルではR☆Sオケがユヌの指揮で練習に励んでいた。ユジンとの留学生活を先取りとばかりに、はしゃぐネイルだったが、参加者のレベルの高さにすっかり自信をなくしてしまう。さらには申請書のスペルミスが発覚し、出場を取り消されてしまい……!?


--------------------------------------------
即納 10枚
ゴブディゴウン プラセンタパック
【24Kクリームサンプル2回分プレゼント】
フェイスマスク フェイスパック
韓国コスメ
GOBDI GOUN

使用方法 、洗顔後、化粧水等でお肌を整えた後、
マスクシートを目、口元を中心に貼り付けます。
20~30分経過後にやさしく剥がし、
残ったエキスを優しく叩きこみます。
--------------------------------------------



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国ドラマ「2度目の二十歳」チェ・ジウが大学生に!あらすじと感想

2016-06-04 | 韓ドラ な行

韓国ドラマ「2度目の二十歳」あらすじと感想、最終回
高校生の時に子供ができてしまい結婚したノラ(チェ・ジウ)ですが、
大学教授の夫ウチョル(チェ・ウォニョン)と息子のミンス
(キム・ミンジェ)は物事に無知な母に冷たい態度で接します。
はじめ子供のミンスが母のノラを無視する態度に違和感を感じますが
きっと父親から母親の悪口を聞かされて育ったのでしょうね?!
家事を一生懸命にやっているこんな美人な母親を嫌がる息子なんて
ふつうはいませんよねぇ~?!
ジウさんが38歳で大学生の青春を取り戻そうと奮闘する姿は私たち
主婦にとって大きな勇気を与えてくれます。ちょっぴり羨ましかった!
また夫に対して少しずつ自分の意思表示をするようになり夫がえぇ?
という感じで困惑する姿は見ていてスッキリします。
本作はジウさんの大学祭でのダンスシーンが話題になりましたが
涙の女王らしく、ジウさんの号泣シーンがちょっと多すぎるくらい
たくさんありました。(笑)

夫から離婚を告げられたノラ(チェ・ジウ)は自分が大学に受かったら、
夫の気持ちが変わるかもしれないと家族に内緒で一生懸命に受験勉強し、
ウチョン大学に補欠合格します!!
ところが夫のウチョルは妻が大学に通うことに反対で、それに失望した
ノラ(チェ・ジウ)は人間ドックに検査を聞きに行った病院で末期の
すい臓ガンだと告げられます・・・
この結果はすぐに病院のミスだと分かりますが(笑)自分が不治の病に
かかり余命少ないと分かったノラは大学に行くことを決めます。

家族に内緒で大学生活を送る母のノラですが、ウチョン大学には息子の
ミンスも同じ1年生で通っていて、夫のウチョルも最近ウチョン大学の
教授になったことをノラは知り、3人は同じ大学に通うことになりました。

生まれて初めてキャンパスライフを経験する母のノラ(チェ・ジウ)は
周りの学生たちの好奇な視線に緊張しながらも皆と同じように授業を
受けますが、学生たちから無視され恥をかく毎日です。
ところがノラは何も知らずに講義を受けた先生が初恋のヒョンソク
(イ・サンユン)だったことに驚きますが、授業で会ったヒョンソクは、
ノラを無視して知らないふりをします。
ところがその後、ヒョンソク(イ・サンユン)はノラの手帳を拾った
ことで、ノラが末期のガンに侵されていることを知り、今までの冷たい
態度から一変優しくなります。ヒョンソクにとってノラはずっと憧れて
いた愛しい初恋の相手です。ここから二人の距離が縮まり笑いあり
涙ありの大人のラブロマンスが展開していきます。
イ・サンユンさんといえば、最近AFTERSCHOOLのユイちゃんとの熱愛報道が
大きな話題になりましたけど、ちょっとこのカップルは驚きでした。
すらりとした長身のお二人はお似合いですが、ビジュアル的に合っている
のかなぁ~??(笑)イ・サンユンさんはとにかく美人で美しい女性が
好きだそうですよ~(笑)ここは理想が合っていますけど・・・(笑)





その後、ノラ(チェ・ジウ)は夫の浮気を知り、子供のミンスを生んでから
夫と息子のミンスだけしか見えなかった彼女は夫から離婚しようと
言われたことが浮気が原因だったと初めて知りショックを受けます。
「ノラにとって夫と息子はセットなの!」と言った友人の言葉もウケますが、
これほど家族に尽くした妻は眼中にない夫なんです。
ところが、大学生活をエンジョイしながら、高校の同級生というヒョンソク
(イ・サンユン)の存在が気になり始めた夫のウチョルは「君の僕に対する
未練に負けた。離婚はしないから、学校を辞めてほしい」と言いますが
すでに浮気を知ってしまったノラは「離婚して大学に通う」と夫に言います
(笑)またこの夫も自分はまだノラから愛されていると勘違いしている
面倒くさいタイプの男性でとんでもない「勘違い男」なんですが、演じて
いるチェ・ウォニョンさんはこういう役柄がお似合いです~(笑)

やがて年下の学生たちと心が通じ合うようになったノラはダンスクラブに
入部し大学祭で怪我をした部員の代わりにステージに立つことに
なりました。このとき迷っているノラの背中を押してくれたのが
ヒョンソク(イ・サンユン)でした。
そしてそのノラのダンスを夫のウチョルと息子のミンスが偶然見て
しまい、生き生きと踊っている母の姿に驚くのです。
息子のミンスが「僕がダンス好きなのは母に似たのかなぁ?!」と
そっとつぶやく姿はちょっと母を理解できたシーンでホットします。
その後、息子のミンスは両親の離婚に関する念書を見つけ、父が母を
無学だと責めて離婚しようとしていることを知り、ミンスは母に
「寂しい思いをさせてゴメン」と謝ります。
そしてミンスと話し合ったノラは「これからは自分らしく生きたい」と
今度はノラの方から離婚届を夫に渡しますがなんと夫は離婚しないと・・・

ところが、ノラはドイツで夫と暮らしていたとき祖母が亡くなりますが、
夫のウチョルが重要な仕事があると嘘をつき、祖母の葬儀を欠席して
アメリカに行ったことを知ります。
悔しさからウチョルの頬をたたいて怒りをぶつけるノラは、そのまま亡き
祖母のトッポキ屋を守ってくれたヒョンソク(イ・サンユン)のお店の
前で座り込んで泣き崩れるのです・・・





そして夫の愛人であるイジン先生に「ウチョルをあげる」と威勢の良い
言葉を言ったノラはウチョルと離婚することになりました。
ところがその後ヒョンソク(イ・サンユン)が「初恋ではなく今のお前が
好きなんだ」と告白しますが、ノラは嘘をついてあなたを好きではないと
言うのです。そしてノラは大学に退学届けを出します・・・
ノラにとってヒョンソク(イ・サンユン)の愛は重荷になっているのかな?
いつもありがとうと感謝している自分から解放されたいと思っているよう
ですが、今まで一人で頑張ってきた分、女性として甘えてもいいのに・・・
もっと素直な気持ちでいてほしいと感じる終盤でした・・・
また、なんで苦労して入学した大学を辞めなければいけないのかなぁと
ここも残念に思うストーリーでした・・・
学生たちからも信頼されて、息子のミンスもあれだけ避けていた母に
自分から話しかけるまでに成長したのに残念です・・・

最終回、結局二人は別れることになりましたが、お互いにそっと
相手を近くで見守っています・・・
そんなノラは祖母のトッポキの味を覚えようと祖母のトッポキの
お店でアルバイトをしています。
そして亡くなった祖母のお誕生日の日に再会したヒョンソク
(イ・サンユン)とノラ(チェ・ジウ)は20年前に二人で書いた
タイムカプセルを見て、今度はノラの方から「あなたに私の横に
いてほしい。会いたくて忘れられなかった・・・」と告げます・・・
やっと彼の愛を受け入れたノラにごく普通の幸せが訪れました・・・
本作はいろいろな世代の方から愛されるドラマだと思います。
そして韓国のケーブル放送で大ヒットした理由も納得できる
心温まる物語でした!

--------------------------------------------------------
2度目の二十歳
シンプル DVD-BOX1
5,000円シリーズ
エスピーオー

--------------------------------------------------------










コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国ドラマ「熱愛」、あらすじと感想、ソンフン主演の愛憎劇!

2015-09-07 | 韓ドラ な行

韓国ドラマ「熱愛」、あらすじと感想、最終回。
「芙蓉閣の女たち」の御曹司役で人気韓流スターの仲間入りを果たした
ソンフンさんの波乱万丈の愛憎劇が描かれたドラマです。
ドラマ初出演の「芙蓉閣の女たち」は一生懸命さがぎこちなく映って
いましたが、本作のソンフンさんはセリフも自然体で切ない感情表現が
とても良かったです。

シンソン乳業の祖父テシンは後継者ムンド(チョン・グァンリョル)に
愛人がいることを知り、遺言状を書き換えますが、その後すぐに脳腫ガンで
亡くなります。
一方、ユリム(ソヒョン)と出会ったムヨル(ソンフン)は次第に彼女に
惹かれていきますが、ユリムが不可解な事故で死亡します。
さらに祖父テシンの死後、父親のムンドが愛人のナンチョ(ファン・シネ)
を選んだことでムヨルたち家族は家を追い出されてしまいます・・・

10年後、ニュージーランドから帰国したムヨルはチョウォン牧場を買い取り
祖父のように事業を興すことを決めます。
ところがそこへ父のムンドが現れ「お前が買った牧場を私に渡して、うちの
会社に入ってもらう。」「席は用意してあるから経営の勉強をしろ。いずれ
シンソンはお前のものになる。」といまごろ馬鹿げたことを言う父のムンド。
汚い手を使って追い出しておいて、まったく呆れてものも言えない・・・
ムカッとくる父のムンドです!
ムヨルも「父さんの会社になんか絶対に入らない」「自分で牧場を作る。
そしてお父さんのように汚い手は使わない」とハッキリ断ります!
スカッとするシーンですが、これからムヨルを自分の会社に入れるために
あの手この手と妨害が続くのでしょうねぇ~~!卑劣さは全く変わらない
父親ですが、それでも家族を守るために頑張ってほしいムヨルです!
また一方、ナンチョ(ファン・シネ)もムヨルを呼び戻そうとするムンドの
気を引こうと自殺未遂をします。このナンチョ(ファン・シネ)も自分と息子
の居場所を守るために命がけの芝居を打つしたたかさはムンドにも負けて
いません。悪魔のような女性です・・・

またムヨルの牧場で一緒に働くことになったユジョンは牧場の名前で牛乳を
作ることが夢だったので嬉しくて心が弾みますが、そんな時スヒョク
(シム・ジホ)がやってきて、「こんな仕事はやめろ、君が好きだ」と
告白します。感動的な告白を聞いたとムヨルは言いますが、ここから
異母兄弟のラブバトル戦が切なくはじまりそうです・・・
ところが、スヒョクは母ナンチョの昔の知人が現れ、自分が父親ムンドの
子供ではないことを知ります・・・
自分が誰なのか泣き叫ぶスヒョクに母ナンチョは「知ってどうするの。
クズみたいな男のことなんて知らなくていい。」と怒鳴りつけます。
スヒョクは「父さんを騙せない」と言って荷物をまとめ家を出て行くの
ですが、母ナンチョから良心を捨てて生きなさいと言われ、逃げ場を失った
スヒョクは人が変わったように強く冷酷な人間になっていきます。
結局この母は息子のためというより自分の利益のために息子を操って
いるとしかみえないですよね~!
そしてスヒョク(シム・ジホ)はユジョン(チェ・ユニョン)を自分の
ものにしようとムヨル(ソンフン)の牧場の近くにゴルフ場を建設する
計画を立てムヨルの事業を妨害します。
スヒョクは高校時代からユジョンに想いを寄せて、ゆいつ心を許せる
大事な女友達なんですよね! スヒョクの家庭環境をみても彼には
ユジョンが必要だし、絶対に対立するムヨルに取られたくないはずです。
ムヨルもちょっと強引なところもあるし、この関係は複雑すぎて簡単に
解決できない三角関係です・・・



 

また、最近よく顔を合わせるようになったナンチョ(ファン・シネ)と
ウンスク(チョン・ミソン)ですが、いまだに傲慢な態度をとるナンチョ
に対してウンスクは「今度は今まであんたが守ってきたものを私が奪い
返してやる」と強気の態度にでてきます。そして覚悟を決めたウンスクは
ムンドの妹が経営するカフェで働くことに・・・
ここからじわじわと復讐がはじまるのかしら?
ところが、カフェにムンド(チョン・グァンリョル)が来て、「ムヨル
(ソンフン)が付き合っている女性はスヒョク(シム・ジホ)の女だから
別れさせるように、妻が黙ってない。」と伝えにきます。
ムヨルの母ウンスクは「ムヨルは私に任せて、自分の息子の心配をして。」
と言い返すウンスク。
ムヨルとユジョンの仲を知った母ウンスクと祖母は二人の交際に大反対し
ユジョンは自分の母と牧場を出て行こうとしますが、ムヨルはユジョンを
祖父のお墓に連れて行き「僕とスヒョクは異母兄弟だ。母はずっと前に
スヒョクの父親と離婚した。今は赤の他人として暮らしている。」と
打ち明けます。血の繋がりがあるから、お互いに傷つけ合ってばかり
いるんだと言う寂しい心の内を打ち明けるムヨル。そして「こんな僕だけど
そばにいてくれる?」と言って、ユジョンに指輪を贈ります。
「僕だけを見ろ。」と言うムヨルにユジョンの心も揺らぐことなくずっと
ついて行ってほしいと願うシーンでした。
ところが、今度はユジョンの父のお墓まりに二人で行ったとき、そこで
父親の写真と初恋の相手だったユリム(ソヒョン)の写真を見つけます。
そしてユジョンがユリムの実妹だったことを知ります。
また同じころスヒョク(シム・ジホ)が刺されるという事件が起こり
ユジョンは「私を命がけで助けてくれたスヒョクと付き合う。」と言って
ムヨルに指輪を返します。 あぁ~ ムヨルが振られてしまった~~!!
きっとユジョンもいろいろ考えた結果スヒョクの方に行ったと思いますが
ムヨルも辛い思い出は早く忘れてほしいけど・・・ 
大切な人(恋人)を2度も失った苦しみは大きいと思います。
悲しみに打ちひしがれるムヨルの姿は胸が痛いですねぇ~!

そしてユジョンが昔シンソン乳業を支えたハン理事の娘だったことを
知ったムンドはスヒョクとユジョンの結婚を認めることに・・・
もちろん母のナンチョ(ファン・シネ)は大反対ですが、スヒョクから
「彼女との結婚を反対するなら父さんの息子をやめる!真実を話したら
僕は父さんの息子ではなくなる!」と息子から脅された母は仕方なく
応じることに・・・ そして二人は小さな教会で結婚式を挙げます・・・

また、ムヨルの母はムンドの妹が新しく開店したカフェでバリスタの講師
だったペク・ヨンフン(チョン・チャン)と出会い一緒に仕事をすることに
なります。またその光景に嫉妬するムンドの勝手さにはムカムカしますが・・
一度捨てた元妻に今更なんなのよ~~と突っ込みたくなるネチネチした
イヤな男!!   しつこく絡み過ぎ!
な~んていう私はバリスタ役のチョン・チャンさんのファンなので、彼に
傷ついてほしくないのですが・・・(爆笑) 
チョン・チャンさんは昔から大人の雰囲気が漂う綺麗な俳優さんでした・・・
10年以上前、はじめてドラマ「あんぱん」で彼を知りましたが、韓国に
こんな美しい俳優さんがいるんだ~~と強く心を動かされたものです・・・ 
もう~ウットリ! そういえば、ソン・スンホンさんとチュ・ジンモさんの
時も同じ気持ちになりました。。。
(爆笑)すみません! ちょっと話がわき道にそれてしまいましたが、
ついでにもう1つ。 最近、本作の主演を務めたソンフンさんが歌うCDを
ソンフンファンの方から頂きました。コマウォ~「ソンフンさん、歌が下手
なんですけど、5回聴けば慣れますから・・・どうぞ。」と受け取ったCD
なんですが・・・私は6回聴いても慣れませんでした。。。(爆笑)))))
こちらのCD、本人も事務所側も気が付かないのかなぁぁ~~??
 
----------------------------------------------------------------
熱愛(完全版)
DVDコンプリートBOX
ポニーキャニオン

----------------------------------------------------------------

後半からムヨルがニュージーランドで仲が良かった女友達のセギョンが
韓国に戻ってきてムヨルと一緒に仕事をすることになります。
セギョンの父親は投資会社を経営していてセギョンも仕事が出来る聡明な
女性でムヨルには心強い仲間が増えたことになります。

また一方、結婚したユジョン(チェ・ユニョン)は夫のスヒョク(シム・ジホ)
が父親ムンド(チョン・グァンリョル)の子供でないことを知ります。
そしてそのことを隠そうとするユジョンです・・・
「これからは義母ナンチョの味方になります。」と心に決めユジョンも今の
生活を守ろうと必死になります。
でも義父の正体を何も知らないユジョンがかわいそう・・・
真実を知ったら・・・

またムンド(チョン・グァンリョル)と妻のナンチョ(ファン・シネ)も
相変わらずムヨルの母ウンスク(チョン・ミソン)に嫉妬し悪行を
働きますが、まったく夫婦二人のもめ事をウンスクに押しつけるなんて
ホント、わがままな大人たちです。
そしてムンドはバリスタのペク・ヨンフン(チョン・チャン)を首にしない妹に
腹を立て妹のカフェを売ってしまいますが、なんと~そのカフェを買い取った
人物がバリスタのペク・ヨンフン(チョン・チャン)でした・・・
オーナーとなったペク・ヨンフンは意外とお金持ちだったのねぇ~
これで3人はまた仕事が出来ることになりました。
一番喜んでいるのは、ウンスクのことが好きなオーナーになった
ヨンフンかも! (笑)

また一方、ユジョンの母は亡くなった夫(ハン理事)から頼まれた
遺言書を隠した場所を思い出し牧場の倉庫にいきます。
その遺言書はムヨルの祖母の元に届きますが、またスヒョクの母の仕業で
奪われてしまいます。またその時遺産はムヨル(ソンフン)へと書かれた
遺言状の内容をみたユジョンの母はショックで倒れてしまい意識不明の
状態になりますが、スヒョクの母に酸素マスクを外され、そのまま
亡くなってしまいます。
そしてそのユジョンの母の葬儀でスヒョクの母ナンチョは刑務所から
出所したスヒョク(シム・ジホ)の実の父親ソン・ドンホと再会します。
ナンチョから姿を消してほしいとお金を受け取った実の父ソン・ドンホは
スヒョクの髪の毛で血液鑑定をし、自分の子供と分かった後でまたその倍も
するお金を要求します。脅迫されていることを知ったスヒョクは実の父に
会いに行きますが、「2度と現れるな」「僕の人生から消えてくれ」と
言って喧嘩になってしまいます。
実の父親もどうしようもない悪党ですが、息子のスヒョクもムヨルの会社を
陥れ潰そうと必死になっているところはどっちもどっちかなぁ~??

また亡くなった母がなぜ牧場に行ったのか不審に思うユジョンに対して
夫のスヒョクはユジョンが真実を知る前に二人で海外に移住しようと
計画します。そして父親のムンドは「親に相談もなく移住することを決めた
息子を止めることはしない」と言いナンチョを刺激します。
そしてムヨルとユジョンは遺言状の真実を二人で探ろうとしている時
ユジョンは義母ナンチョの部屋から遺言状を見つけます・・・
ショックを受けて倒れてしまうユジョンは病院に運ばれますが、そこで
妊娠していることが分かります。
その後ムヨルも事故の犯人が父親のムンドだったことを知り悲しむのです。

そしてムヨルの会社を陥れようとして逆に反撃されたスヒョクは莫大な
損賠を負い会社から追い出されてしまいます。心配するユジョンに
スヒョクは「子供は俺の子か?」と言って投げやりな態度を見せます。
その後、父のムンドはスヒョクが自分の子供でないことを知ります。
もちろん激怒するムンドは妻のナンチョに「すぐ出ていけ」と言って
離婚届を渡します。
妻のナンチョはユジョンが妊娠したことを伝え孫のためにも考え直してと
自分が生き残るためにずる賢い悪知恵が働くナンチョですが、まったく
抜け目のない悪女です!
ところがとうとうユジョンが母の死と10年前の事件にスヒョクの両親の
ムンドとナンチョが絡んでいたことを知ります。
どうしようもない悔しさと悲しさで家を出るユジョンを必死で止める
スヒョクですが、「家族や私の苦しみをそのまま返してあげる」と言って
スヒョクを恨むのですが、当然の罪の報いですよね。。。

終盤、やっと父のムンドと母のナンチョが警察に連行され罪を償うことに
なりました。きっと父のムンドは覚悟が出来ていると思いますが、相変わらず
ナンチョの態度はそのままで、ここまできてスヒョクだけは見捨てないでと
ユジョンにすがるわがままな母ですが、ただ・・・スヒョクの身の上を
考えると切なくいたわってあげたくなる不幸な人生でした。
そして母のナンチョは刑務所でもすぐにヒステリックな状態になり興奮して
気を失うことがあり病院に運ばれますが、なんとアルコール性認知症と
診断されます。
えぇ??なんとも言葉が出てきませんが・・・あのナンチョが・・・??
そして病院からいなくなったナンチョを捜すスヒョクはナンチョがバイクに
ひかれそうになるのをかばい自分が頭を強く打ってしまいます。

最終回、
ナンチョはユジョンに「スヒョクが怪我して危険な状態なの。
どうしたらいい?」と泣きながら電話をします。
ユジョンはすぐに駆けつけますが「スヒョクには何の罪もない。
私が全部悪かった。」とやっと母親らしい言葉を話すナンチョ・・・

そしてムヨルは父ムンドが初めて心から謝罪してくれたことで父を
許そうと思い、シンソンの株を受け取るのです。
祖父が興したシンソンがこのまま潰れるのを見たくないムヨルはセギョンに
相談しムヨルの会社がシンソン乳業を吸収合併することでシンソンを
救うのです。

3年後、ユジョンは男の子を出産してムヨルの会社で働いています。
スヒョクには流産したと嘘をついた子供はウンスという男の子です。

またスヒョクは快方に向かっていたのに病院から姿を消しました。
ユジョンはスヒョクが回復したら子供のことを教えるつもり
だったのでしょう・・・ユジョンはウンスに毎日スヒョクの写真を
見せてパパを教えています。

そのスヒョクは母ナンチョと小さな町で静かに暮らしていました。
そして父ムンドの刑務所の面会をしたスヒョクをムヨルが見つけ
後をつけて、ユジョンと子供のウンスを会わせます。
ユジョンは「あなたが去って初めてあなたの大切さが分かった。
あなたがくれた愛を今度は私が返す。」と伝えるのですが・・・
スヒョクは「もう僕がイヤなんだ。負担をかけたくない。もし子供が
重荷なら僕が引き取るよ」と言って去って行きます。
もう~このシーンが切なくて切なくて・・・スヒョクの心の中は
想像以上に傷ついていますねぇ!! (涙)。。。
二人には時間が必要なようです・・・

そして昔の家を買い戻したムヨルは皆で一緒に住もうと言って、祖母と
母を驚かせ、セギョンにもここで一緒に住もうとプロポーズをします。
その後母ウンスクとペク・ヨンフン(チョン・チャン)も結婚式を挙げ、
皆が幸せな時間を味わっている時、トイレに立ったユジョンとウンスは
そこに現れたスヒョクと再会し3人で抱き合います・・・良かった・・・
皆が幸せになったラストでした・・・

本作は父と子の確執と家族の在り方について考えさせられるドラマで
若手の俳優さんたちはちょっと地味でしたが、脇を固めるベテラン
俳優さんの熱演が大きな位置を占め、親子の情愛の深さに心打たれる
ドラマでした。劇中流れる挿入歌が素敵でしたねぇ~♪








コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国ドラマ「匂いを見る少女」バーコード殺人事件、あらすじと感想!

2015-07-06 | 韓ドラ な行


韓国ドラマ「臭いを見る少女」あらすじと感想!
ユチョン君の兵役前最後のドラマ出演となった作品で、警察官のユチョン君が
「バーコード連続殺人事件」を悩み苦労しながら解決していく物語です。
私ははじめヒロインのシン・セギョンさんとの共演が不安でしたが・・・
なんとも、心配無用(笑)、シン・セギョンさんの明るいキュートな魅力と
弾けたコメディ演技の上手さに驚きました。今までクールで暗い感じの
イメージが強かった彼女の新しい発見でした。ユチョン君との相性もとても
良くてナイスカップルでした。韓国で若手№1女優と称される意味が本作を
見て、分かりました。(笑)

警察官のムガク(パク・ユチョン)は、たった一人の最愛の妹を殺された
ショックから、痛覚・味覚・嗅覚とあらゆる感覚を失ってしまう「無感覚男」
になってしまいます。
全ての感覚が麻痺しているため、食事も正常な量でなく熱いコーヒーを
飲んでも平気な顔をしているユチョン君は可愛かったですが、殴られる
シーンや体当たりで攻撃するアクションシーンは本当は痛かったと思います。
本人も「本当に痛かった~~」と本音をバラしていますけど~(笑)
また刑事のチェ・ムガクはカリスマ性まで備えているタフな男です。
バーコード殺人事件の犯人ジェヒ(ナムグン・ミン)との対決では緊張感を
上手に表現し、深い眼差しで刑事ムガクを奥深く演じていました。
ましてや本作はロマンスとコミカル、そしてスリラーの3つのジャンルが
絡まっている難しい作品だったので苦労は多かったでしょう・・・

また一方、コメディアンを目指すヒロイン、チョリム(シン・セギョン)は、
両親が殺される現場を見て犯人から逃げる途中に車にはねられ意識不明に
なります。そして目覚めたチョリム(シン・セギョン)は記憶を失い、匂いを
視覚で判断できる「超感覚少女」になります。(匂いが目で見られます)
たぶんこれはドラマを見ないと分からないと思いますが、匂いの部分がCGで
演出されていて色がついています。
ユチョン君のファンミでもMCさんが「不思議な少女ですよね」とユチョン君に
質問すると「絶対、ありえないでしょう!」と答えていましたが、本当に!!
うなずくほど確かにありえない物語です。(爆笑)

そしてチョリム(シン・セギョン)の能力を活かしてムガク(ユチョン)の犯人逮捕の
捜査に協力することになった彼女でしたが、彼女が出した条件は人気芸人に
なるのが夢で、劇団で下積みをしているチョリムのコメディアンの相方に
なることでした。(笑)
真面目なムガクと明るいチョリムのネタづくりの練習風景は声を出して
笑ってしまうほど爆笑です。また二人で一緒にいる時間も多くなり、すぐに
ラブラブになるのも早かったです~(笑)
ムガク(ユチョン)にとっては妹を殺した犯人の復讐心だけに生きてきた男
なので、明るいチョリム(シン・セギョン)の存在は心の救いだったと
思います。彼女といる時のムガクもまたかわいく優しさにあふれています。





劇中、お互いに意識しながら助け合ってきましたが、チョリムにとっては
ムガクからの正式な愛の告白がほしいのです。それなのにムガクからは
「ああしろ。こうしろ。」と指図をうけるのに腹が立つチョリムです~(笑)
ムガクも「君のために言ってるのに、気分が悪い?」とチョリムの言葉に
まったく話にならないというような態度をみせます。
ところが翌日チョリムのもとを訪れ「オレ、君を何て呼ぼうかな~?
お互いに恋人の関係でも名前以外にまた呼び方がある」と話します。
そしてさらにムガクは、「オレの恋人、女、彼女、その中からひとつ選んで」
とチョリムに愛の告白をします。
ムガクはどうしていいか困惑するチョリムの手を握って、「皆に俺の彼女を
自慢しに行く」と素敵な愛の告白をプレゼントします。
このシーンは二人の愛情表現の中で一番盛り上がるシーンでした~!!

ところがチョリムはムガクの妹が連続殺人事件の被害者だったことを知ります。
そして自分と同じ名前だった妹ウンソルが自分のかわりに殺されたことを知り
ショックを受けるのです。

そして本作の犯人役には、「ホジュン」や「ロマンスが必要3」
「私の心が聞こえる」、「私たち結婚しました」など、たくさんの作品で
いろいろな役柄を演じるナムグン・ミンさんが新境地演技に挑戦!
本作では人気イケメンシェフとして素敵な料理を披露しますが、裏の顔は
恐ろしい連続殺人犯として完璧なキャラクターを演じています。
早くに犯人が分かるストーリーですが、ナムグン・ミンさん演じる殺人鬼の
心理状態が丁寧に描かれている物語です。
犯人のナムグン・ミンさんは殺人を犯したあと体にバーコードの跡を綺麗に
刻むのが不思議でしたが、彼はアメリカで医生大だったことが分かります。
また自宅にも秘密の部屋と外からの通路があり、警察の捜査も困難を
極めます。
悪役がはじめてではないのにナムグン・ミンさんが犯人だと分かると、
その日に友人から「目が怖かった」とたくさん連絡をもらったそうです!
終盤自分の人生で感じられなかった部分を他人の人生を通して感じたい
という欲望が殺人鬼としての非道な姿として映り「怖い」と反応を示した
視聴者も多かったと思います。





最終回、ムガクとチョリムの結婚式の当日、花嫁のチョリムを拉致する
ジェヒ。そして爆弾を仕掛けてムガクを殺す計画を企みますが、ムガクは
騙されることなくチョリムを無事救うことに成功します。
逃げるジェヒ(ナムグン・ミン)を追いかけるムガクはジェヒに刃物で
刺されますがジェヒを押さえつけ、また二人が争う中ジェヒは屋上から
転落して死亡します。
その後ムガクとチョリムは晴れて夫婦となり甘い新婚生活を送りながら
警察の仕事にも関心を示す二人でした。
若い夫婦のラブラブのHappyendは見ていてとても微笑ましい
愛されカップルでした~!!

------------------------------------------------------------
「匂いを見る少女」
オリジナル・サウンドトラック
ポニーキャニオン

------------------------------------------------------------
韓流ラブストーリー
完全ガイド 愛の光号
(COSMIC MOOK)
コスミック出版

------------------------------------------------------------








  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国ドラマ「7級公務員」チュウォン、予告動画とインタビュー!

2013-12-09 | 韓ドラ な行





【Kstyle】チュウォン、チェ・ガンヒ、2PM チャンソン出演「7級公務員」
トレーラーを独占先行公開!











【STORY】
ひょんなことからお見合いをすることになった金持ちの息子ハン・ピルンと、
お金欲しさに身分を偽る苦学生のキム・ギョンジャ。
最悪の印象をもって別れた2人だったが、偶然にも国家情報院の採用試験に
同時に合格。
特殊部隊出身のエリート、ドハ(チャンソン)らと共に、ピルンはギルロ
として、ギョンジャはソウォンとして、特殊任務を遂行する新人エージェント
となる。
喧嘩ばかりのギルロとソウォンであったが、次第に気になる存在に。
しかし互いに身分を明かしてはいけない彼らの恋心は、同僚ドハを巻き込み
錯綜することに。
やがて国家情報局に恨みを抱くスパイたち(オム・テウン)により、
彼らに危機が迫るのだが……。
(Kstyle)







「製パン王キム・タック」チュウォン、「ボスを守れ」チェ・ガンヒ、
2PMのチャンソンという、3大スター競演の最新ラブコメ、「7級公務員」
ドラマの見どころとなる、チェ・ガンヒとのかけ合い、アクションシーン、
そして、2PM チャンソンとの共演について、チュウォンが振り返り、
語ったインタビュー。
―初めに台本を読んだときの印象は?

チュウォン:タイトルは映画「7級公務員」と同じですが、内容はだいぶ
違いました。映画が悪いというわけではなく、それが新鮮でよかったんです
。国家情報院の話というと重いイメージがありますが、軽いタッチで描かれて
いて、面白かったです。

―監督から要望されたことはありましたか?

チュウォン:細かく要望されるのではなく、“キャラクターを自由に演じて
ほしい、台本を読むな”と言われました(笑) “チュウォンが演じる、
チュウォンならではのハン・ギルロを見せてほしい”と。
なので、台本は隠れて読んで(笑) 演技は自由にやってみました。
たとえば、台本には「イライラしながら」と書かれていても、演じている
流れでイライラする感じではない時は、流れを優先してイライラする演技を
しないこともありましたし、「笑いながら」とあっても、演じながら、
感情が笑う方にいかないときは、その感情にあわせて笑う演技をしない
こともありました。

―自由奔放で愛嬌満点のギルロとご自身とのシンクロ率は?

チュウォン:普段の僕は、あまりリアクションしない方です。
状況にもよりますが、あまり笑わないし、性格は単調な方かなと(笑) でも、
今回は自然に見せるため、自分がもともと持っているものを見せなければ
ならなかったんですね。普段はあまり見せないナチュラルでちょっと天然で
ピュアな感じ、子供っぽいところをたくさん入れてみました。だから、
シンクロ率は50%くらい? そのせいか、ギルロを演じていて、自由奔放で
明るくなったと周りの人たちから言われました。

―ギルロは恋に純情で一途ですが、チュウォンさんはどうですか?

チュウォン:う~ん、好きな人に対して自分を素直にさらけ出したり、
尽くすところは似ていますね。ただ、ギルロはソウォンにきつめの言い方を
するんです。そういうところは違いますね。僕は静かに話しかけるタイプなので
愛の方式は似ていると思います。

―ラブコメディは初めてになりますが、演じてみてどうでしたか?

チュウォン:ラブコメディは、主人公カップルの比重がすごく高くて、
撮影シーンもずっと2人のシーンが多いんです。
お互い疲れた時もありましたが、うまく支えあってやれたと思います。
感情移入のシーンももちろん大事ですが、そういう良い関係ができていたので
日常のシーンも自然に、そして楽な気持ちで撮影できたと思います。
それがとても良かったです。それに、ラブコメディは完全に100%、
その役柄だけで勝負するわけではないんだなと思いました。今現在
「グッド・ドクター」というメディカルドラマを撮影していますが、
そこでは僕自身がキャラクターそのものになりきる必要があります。
でも、「7級公務員」のようなラブコメディの場合、ハン・ギルロの
キャラクター+僕のキャラクター、というようにする必要があるんだなと
感じました。それは、ガンヒさんもそうでした。ソウォンというキャラクターに
ガンヒさんの魅力が加わって、さらに魅力的になっているんだと思いました。

―ギルロとソウォンのやり取りがとても笑えましたが、特に気に入っている
シーンはありますか?

チュウォン:このドラマは、アクションシーンよりもギルロとソウォンの2人の
シーンがすごく面白いんです。特に、ソウォンの部屋に彼女の両親が突然訪ねて
来て、僕がタンスの中に隠れるシーンはオススメです。ソウォンの部屋での
シーンは、どれも楽しかったですね。テーブルの上にお菓子が置いてあって、
それを食べながらセリフを言い合っていたんですが、そのシーンがそのまま
使われて放送されたのも面白かったです。何よりも、チェ・ガンヒさんと一緒に
演技をすることが本当に楽しくて。初めて、相手役との“化学反応”
(相手役との相性)というものを感じたし、“化学反応”の良さを褒められた
作品でした。(Kstyle)








  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする