大企業の財閥令嬢であり、企業の後継者でありながらも、子供のころの病気が
原因で目が見えなくなったヨン(ソン・ヘギョ)。
また父親が重病になったことで、更に彼女の身辺に数多くの陰謀が襲い
掛かってきます。
ヨン(ソン・ヘギョ)の婚約者として実権を握ろうとする本部長のミョンホ
(キム・ヨンフン)や理事たち。
母親代わりとしてヨンの面倒を見てきたワン秘書(ペ・ジョンオク)。
そしてオ・ス(チョ・インソン)も最初はお金目当てでヨン(ソン・ヘギョ)に
近づく危険な人物の一人にすぎなかったのです。
ところがヨン(ソン・ヘギョ)の危機的な状況を見ているうちに一人で戦う彼女
を助けたいと思いはじめます!
そして最後はヨン(ソン・ヘギョ)の目を治してあげたいと思う純粋な気持ちで、
彼女を取り巻く数多くの陰謀から守る役目を果たすのです。
兄と偽る男オ・ス(チョ・インソン)と兄と信じて心を開くヨン(ソン・ヘギョ)。
複雑な環境の中で出会い、許されない愛に悩み苦しむ兄妹・・・
きっと、お互いの孤独な状況が共鳴し合い、惹かれていったのでしょう。
特にオ・ス(チョ・インソン)がお金目当てで接近したことを見失い、自分の命も
顧みずにヨン(ソン・ヘギョ)を助けようとする姿には愛する気持ちを止められない
男の切ない姿が感じられました。
またオ・ス(チョ・インソン)の弟分で兄のように慕っているジンソン役に
キム・ボム君が扮し、オ・スの借金返済のためヨンに近づく計画に協力します。
すぐにカッとなり喧嘩っ早いボム君ですが、その反面義理堅く家族思いのやさしい
一面もあり、美しいイケメンボム君の登場は風のように心を揺らしてくれますよ!
ただ、このドラマはオ・ス(チョ・インソン)と敵対する相手がヤクザなので
劇中ヤクザとの喧嘩シーンが多く、「このドラマはヤクザの物語??」と感じる
部分が多かったのが残念です(笑)
放送前から2大スター共演のドラマとして大きな話題になりましたが、私的には
今一歩足りないストーリーだったかなぁ~~??
(でも二人の息の合った演技は最高でしたよ!)
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ふいにキスするオ・ス(チョ・インソン)。
ヨン(ソン・ヘギョ)は「なぜ、キスしたの?」と・・・?
オ・スは「愛しているから・・・」
愛する気持ちを止められなくなった兄でしたが・・・
そんな二人の心の葛藤は甘く切ない胸の痛みを呼び起こすのです・・・
そんな時、オ・ス(チョ・インソン)の元カノからヨンに電話があり
オ・スが本当の兄でないことを知るのです。
このドラマは二人の偽りの関係から本物の愛が生まれる切ない大人の
ラブストーリーが描かれたドラマです。
ヨンはただ死ぬために生きているという人生に疲れた女性で、そのヨンを
ソン・ヘギョさんが感情豊かに演じています。
特に涙の演技と全編を通して盲目の役は見事な演技力だと思います。
また一方、ギャンブラーというヤクザの世界で生きているオ・スもまた
理由もなくもがきながら生きている悪い男で、そんなオ・スを軍除隊後の
チョ・インソンssiが熱演!
そしてこのドラマのチョ・インソンssiは「春の日」以来、8年ぶりの
ドラマ復帰ということで私も楽しみにしていましたが、本作での切なく
揺れる瞳と自然な演技は絶賛です!
チョ・インソンssiは今まで韓国では毎回手厳しく演技力を批評されて
いましたが、きっと韓国でも今回は惜しみない拍手を送ったことでしょう!
オ・ス(チョ・インソン)のセリフに
「詐欺師だけど、お前を愛したのは本物だから・・・ 」
グッと心に響く愛の告白です・・・
インソンssiのにじみ出るような愛の苦悩や憂いを帯びた瞳、また泣き叫びたい
表情など今までになく視聴者を引き付ける存在感がありました。
私は彼のこの作品に対する意気込みを強く強く、感じましたぁ~~!
オ・ス=インソンssi、最高! (拍手)
そしてこのドラマは映像美がとても綺麗で情緒的な冬の風景も深い余韻を残し
ラストの満開の桜並木は制作側の強いこだわりを感じる見事な映像でした。
ヨン(ソン・ヘギョ)は目の手術を受けます・・・
そして長い間心を閉ざしていたヨンは今自分がやるべき新たな目標をみつけ、
これから1日1日歩みを止めずに進んでいくことでしょう。
その桜並木が続く一軒のカフェにヨン(ソン・ヘギョ)が立ち寄ります・・・
「今日はいいお天気だわぁ」とヨンがつぶやくと、
カフェの店員が「そうですね。 ・・・ 目が見えないようですが・・・??」
ヨンが「視覚障害者を見るのは初めてですか?」と
カフェの店員は「いいえ、以前、とても愛していた女性がいました。」・・・
やっと二人の心が1つになり、穏やかな時間が流れていきます・・・
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★ 「その冬、風が吹く」のチョ・インソンssi!
“成長する俳優”チョ・インソン、成長は依然として現在進行形!
大先輩ユン・ヨジョンがチョ・インソンのふるった“毒舌”
MBC「ニュー・ノンストップ 」でスターになったチョ・インソンは、ソン・スンホン、
ソ・ジソブに継ぐもう一人の“シットコム(シチュエーションコメディ:一話完結)
スター”として早くから放送関係者の注目を浴びた。
その後、彼はチョ・ジェヒョンの熱演で注目された「ピアノ」を経て、
チョン・ドヨンと共演した「星を射る」、ソ・ジソブ、ハ・ジウォン、等、同年代
のスターたちと共演した「バリでの出来事」、コ・ヒョンジョンの復帰作として
話題を集めた「春の日」等に相次いで出演し、自他共に認める放送業界最高の
ヒットメーカーとして定着した。
しかし、依然としてチョ・インソンは、“イケメンスター”に過ぎなかった。
作為的な演技のトーンやシットコムでのオーバーアクションを捨てられなかった
チョ・インソンの演技は、冷静に評すると最初から最後まで“生半可”だった。
演技というのは、少し興奮しただけでも大げさに表現されがちだが、ほとんどの
作品において彼の演技はオーバーアクションのものが多かった。
今だにバラエティ番組でパロディにされる「バリでの出来事」の演技がいい例だが、
大先輩であるユン・ヨジョンは、チョ・インソンのこのような姿に率直な“毒舌”を
ふるい話題を集めたりもした。前回、話のついでにこう言ったの。チョ・インソンは、
どうしてそんなに演技が下手なの?(笑) どうして唾がそんなに飛ぶんでしょうね(笑)
(2005年タンジ日報「タンジインタビュー-女優ユン・ヨジョンに出会う」での
インタビュー)
当時、チョ・インソンに対するユン・ヨジョンの評価は冷酷だったが正確な
ものだった。後輩の演技を見抜く先輩の洞察力を侮ってはならない。
ユン・ヨジョンが言ったように、彼の演技は、台本を暗記し役柄を真似するだけの
レベルを脱することができていなかった。そのため、ドラマを見ながら役柄ではなく、
“スターチョ・インソン”の容姿にだけ感嘆するという不思議な現象が起きていた。
そのような意味で、チョ・インソンが映画「卑劣な街」に出会えたのは、一生に
一度の幸運だった。「卑劣な街」で、彼は節制の美徳を学んだ。感情の表現が
ほとんどなく、心の奥にある寂しさや孤独のため荒れていくビョンドゥ役を表現
するために、彼は真っ先に“スターチョ・インソン”のイメージと決別した。
ファッショニスタで素敵なプロポーションを持つ彫刻のようなイケメンは忘れ、
野獣のように生きてきたヤクザに変身したのだ。
イケメンスターというイメージから抜け出すために、彼は本当に激しく戦った
ように見える。その激しい戦いは、チョ・インソンがスターではなく、俳優として
成長することのできる最大の原動力となった。「卑劣な街」を経て、若いイケメン
俳優の“可愛い目”は、ようやく世界と人生を映し出す“大きく深い目”へと成長
することができた。ユ・ハ監督に会って基本から叩き上げられたおかげで、俳優
として第二の人生を迎えることができたのだ。
成長するチョ・インソン、そして「その冬、風が吹く」。
最近、チョ・インソンは8年ぶりのドラマ復帰作である「その冬、風が吹く」で、
演技力と興行力を同時に証明し、変わらない人気をアピールしている。
ノ・ヒギョン脚本家特有の台詞を自然にこなせるほど、彼は余裕のある自然な演技を
駆使している。繊細な感情の表現と劇のバランスを取る感覚も抜群の成長を見せた。
あたかもオ・スというキャラクターが彼のために生まれたようだった。
豊かな感性で絶えず視聴者と共感し、自身の役柄に正当性を与えることを怠らない。
キャラクターではなく人間を描き、台詞ではなく人生を語ろうとする彼の演技は、
それだけの真面目さと真心を持ってドラマの中で生き生きと動いている。
彼から成長する俳優の悩みや、深くなる眼差しの円熟さが感じられる理由だ。
人々が変わらずチョ・インソンを支持する理由は、おそらく彼の成長する姿が
好きだからだろう。かつて、演技が下手だという酷評を受け、自意識過剰が
ぎこちなくも感じられたが、結局彼はスターではなく俳優を目指す真面目な俳優
だった。自身の限界を誰よりもよく知っており、その限界を乗り越えるために努力
してきた彼は、今も変わらず自身の足りない部分を埋めていく勤勉さを誇る。
青二才のスターから全国区のスターに、そして韓国を代表する俳優としてゆっくりと
変身したこの素敵な青年は、自分はまだ“青二才”に過ぎないと節制と謙遜の
美徳を忘れないまま淡々と話し、率直に人々と向き合っている。
俳優チョ・インソンの成長は、依然として“現在進行形”である。
(OhmyStar 記者 : イム・ソンギュ)
❤「その冬、風が吹く」に登場したカフェ、ロケ地の「DE CHOCOLATE COFFEE」。
1.「その冬、風が吹く」の撮影を主に行った清潭(チョンダム)店の前景
2.ここに訪れた数多くのスターのサインが書かれたコップ
3.甘いアイスクリームに、ほろ苦いエスプレッソを混ぜて食べるアフォガート
4.手作りチョコレートは、食べるのがもったいないくらい、一つ一つ
丹精込めて作られている
5.「その冬、風が吹く」でソン・ヘギョがよく飲んでいて話題となった
リアルディープチョコレート
ドラマ「その冬、風が吹く」で頻繁に登場し話題となった「DE CHOCOLATE COFFEE」
では、100%のアラビカ豆で作るコーヒーと、丹精込めて作った手作りの
チョコレート、そして甘いデザートを味わえる。
特に清潭店は、ドラマの主人公たちの出会いの場所として登場し人気を
集めている。
主人公ソン・ヘギョが閉ざしていた心を開いた場所も、高校の同窓会が
開かれた場所もここだ。
そのお陰でドラマの人気とともに最近ここを訪れる人の多くは、ドラマで
ソン・ヘギョがよく飲んでいたドリンクであり、ここを代表するメニューの
チョコレートドリンク、リアルディープチョコレートを注文するという。
DE CHOCOLATE COFFEEは単純にコーヒーを飲む空間ではなく、本やジャズ公演、
展示、作家との出合いなど、様々な文化コンテンツを披露する空間を目指して
いるため、更に魅力的だ。
特に、チョ・インソンとソン・ヘギョがお互いを懐かしむ媒介として登場した
手作りのチョコレートは、味はもちろん、愛する恋人たちへのプレゼントと
してもぴったりだ。 @STYLE 写真=SBS、MBC
【shop info】
add:江南区清潭洞63-18
tel:02-511-3866