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韓国ドラマ「本物が現れた」あらすじと感想、偽装結婚ラブロマンス

2024-11-27 | 韓ドラ は行、ほ


韓国ドラマ「本物が現れた」あらすじと感想、最終回。まさか結婚するなんて!
2023年作品の視聴率20%超えの大ヒットドラマ!
本作はシングルマザーになったヨンドゥ(ペク・ジニ)と政略結婚を避けるために偽装結婚したテギョン(アン・ジェヒョン)二人の契約ロマンスドラマ。
妊娠、出産と育児を通じて本当の家族に生まれ変わるまでの過程が描かれていく二人の成長期が盛り込まれています。
主演のアン・ジェヒョンさんといえば、自分中心の上から目線の元妻ク・ヘソンさんとのお騒がせ泥沼離婚が有名ですが、それにしても長い間離婚問題でモメていましたねぇ・・・
更にアン・ジェヒョンさんは演技力問題でもたびたび話題になり、その印象が強いせいかアン・ジェヒョンさんについては苦手意識が先に走り、初めのころは素直な気持ちで視聴することができませんでした・・・(笑)おまけに、また「偽装結婚」? どうして韓国はあきるほど偽装結婚ドラマが多いのでしょうか? 結局ストーリーが読めてしまうので、よほど脚本が良くないと視聴者は離れていくと思いました。
本作は前半まではテギョン(アン・ジェヒョン)の祖母のいじめが高視聴率の要因だと思いますし、後半からは二人に理解を示す祖母に変身し、このおばあちゃんが最後までこのドラマを引っ張っていったと思います。長いセリフもスラスラとさすがにベテラン女優さんです。
また、サイドストーリーもイマイチ盛り上がりはありませんでしたが同じ養子がテーマになり、あっちもこっちも皆が知り合いと言うような狭い世間の中で人間関係が出来上がっていました(笑)更に久しぶりに見る、ヨンドゥ(ペク・ジニ)の叔父役のリュ・ジンさんに期待しましたが、最後まで冴えないおじさん役でとても残念(笑)
本作は「オーケーグァン姉妹」「紳士とお嬢さん」「ヒョンジェは美しい」「三妹弟が勇敢に」と同じKBSTV週末ドラマでしたが、今回の偽装結婚は批判が耐えないほどありふれた展開と絶対にありえない展開で全然面白くなかったです。 ハラハラするようなミステリー要素の1つでもあれば良かったかなぁ~?と思いますが・・・・
そのせいか、私は悪役だった2番手役のジュナ(チョン・ウィジェ)とセジン(チャ・ジュヨン)の二人に逆に好感が持てました(笑)演技力があるし・・・
本作を見終わった後に、この二人が逆に主演でも良かったのでは?と思えたほどです(笑)
韓国で大ヒットした理由が今でも分かりません・・・?
私の辛口コメントになりましたが、韓国では大ヒットしたドラマなのでどうぞ、楽しんで視聴してくださいねぇ。

★また本作は、度々議論になってきたアン・ジェヒョンの演技力が、高視聴率を取れるかどうかの鍵を握っていると話題になったドラマです。 記事は一番下に追記しました。 ↓

あらすじ(ネタバレあり)
1話
塾の国語講師のヨンドゥ(ペク・ジニ)は仕事も恋愛も順調な日々を送っていました。
ところが、ある日、ヨンドゥは恋人のジュナ(チョン・ウィジェ)の浮気現場を目撃し、大きなショックを受けるのです。
怒りを抑えられないヨンドゥ(ペク・ジニ)は恋人のジュナ(チョン・ウィジェ)の車に落書きをしますが、その車は産婦人科医師テギョン(アン・ジェヒョン)の車だったのです。
テギョンはその後も何かと再会する面倒くさい女だとヨンドゥ(ペク・ジニ)ことを言っていますが・・・
一方、その産婦人科医師テギョン(アン・ジェヒョン)は母の再婚をきっかけに自分は結婚も子供もいらないと強く心に決めています。

2話
恋人ジュナ(チョン・ウィジェ)の浮気現場を目撃し、更にその後、自分が妊娠していたことが分かりますが、浮気をしていた恋人ジュナとこのまま付き合いを続けることは絶対に出来ないと別れを告げます。
また、テギョン(アン・ジェヒョン)の継父が会長を務めるNXグループの秘書室長・セジン(チャ・ジュヨン)はテギョンの祖母グムシルに呼ばれ、「あいつ(テギョン)をものにして我が家から遠ざけてちょうだい」と指示を受けます。
秘書室長・セジン(チャ・ジュヨン)は祖母に「努力します」と答えます。
ところが、祖母の傘寿祝いパーティの席でテギョンとセジンの結婚を発表した祖母に反発して、この家を出ると言うテギョン。

3話
祖母グムシルはまた秘書室長・セジンを呼び出しテギョンがこの家とは縁を切ると言っているからこの結婚は白紙に戻すといいます。
セジンは急いでテギョン(アン・ジェヒョン)の病院に会いに行き、「実は私は結婚しても子供は持てない不妊症なの、あなたが望むなら形式的な関係でいられる」と話します・・・
テギョンは「たとえ形だけでもお前と結婚する気はない」とハッキリ断りますが、母の立場を考えると不安でたまらない気持ちになる息子のテギョンです・・・
そんな時テギョンに、「母が家を出た」と祖母グムシルから電話がかかってきます・・・
一方で、ヨンドゥ(ペク・ジニ)の塾の掲示板に赤ちゃんの超音波画像の写真が貼られてありました。「持ち主を探しています」とメモがついています。
犯人は同じ講師でライバルの先生だったのです・・・

4話
「オ・ヨンドゥが婚前妊娠したって?」と生徒たちの掲示板に書き込みがあり騒動になってしまい塾を辞めることになります。
更に弟のドンウクの耳にも入り、姉のヨンドゥ(ペク・ジニ)にすぐに子供を中絶すように冷たい態度をとります。
優秀な姉のヨンドゥを生きがいにしている母には絶対に知ってほしくない出来事なのです。
一方、相変わらずテギョン(アン・ジェヒョン)親子に冷たい態度をとる祖母グムシルにテギョンの母イノク(チャ・ファヨン)は「夫と離婚します、書類は弁護士に送らせます、荷物は捨ててください、いままでありがとうございました。」と伝えます。
母はテギョンなしでは生きられないと涙で息子のテギョンに話します・・・
また一方、ヨンドゥ(ペク・ジニ)はシングルマザーの自立支援イベントで元カレのジュナ(チョン・ウィジェ)とテギョン(アン・ジェヒョン)の二人に偶然会ってしまいます。

5話
ヨンドゥ(ペク・ジニ)の妊娠がとうとう母のボンニム(キム・ヘオク)に分かってしまい、言葉を失うほど呆然とする母。
父親のいない子を産むという娘のヨンドゥは母から家を追い出されるのです・・・
そのころ、テギョン(アン・ジェヒョン)は、「子供も愛もない形式だけの結婚、まだ有効か?」と秘書室長・セジン(チャ・ジュヨン)に問いかけます。そして、結婚しようと言い、二人で結婚報告をするためにテギョンの祖母グムシルを訪ねます。
その夜、テギョン(アン・ジェヒョン)は、ふと、ヨンドゥ(ペク・ジニ)のことが頭をよぎるのです。彼女もある決断をしたのかなぁ~?と・・・
その後、テギョンは婚約者のセジンが不妊症は嘘だと話している電話を偶然聞いてしまい、彼女の嘘にひどく怒りを感じるのです。
ルールを破ったのはセジンの方だ・・・もう終わりだ・・・

6話
セジンの不妊症は嘘だと話している電話を聞いていたテギョン(アン・ジェヒョン)とヨンドゥ(ペク・ジニ)。テギョンはヨンドゥに「恥ずかしい」とバツ悪そうに言いますが、「あなただって私の恥ずかしい姿を見て来たでしょう」と慰めますが・・・僕は君を恥だと思ったことはないと本心を伝えます。
また一方で、テギョンの兄チョンミョンの妻スジョンは妊娠していなかったことが分かり落ち込んでいますが、逆にテギョンの姉ジミョンの妊娠が発覚し、一人で困惑する姉です。
また、ヨンドゥのお腹の父親を突き止めた母たちはジュナ(チョン・ウィジェ)に会いに行き怒りを爆発させますが最後までシラを切るジュナです。
ジュナ(チョン・ウィジェ)はヨンドゥがいるコン産婦人科に押しかけ、子供を中絶するように脅しますが、そばにいたテギョン(アン・ジェヒョン)が子供の父親は私だと明かします。
ところが、その場にヨンドゥの母ボンニム(キム・ヘオク)も乗り込んできて大騒動に・・・

7話
ヨンドゥ(ペク・ジニ)のお腹の子供の父親が産婦人科医師テギョン(アン・ジェヒョン)だと知った母ボンニム(キム・ヘオク)は今度は「お前が父親だった」と騒ぎはじめます。
一方、テギョンの姉ジミョンは信じられずに何度も妊娠検査薬を使って調べますが、やはり妊娠していることが分かります。でもこの夫婦は近いうちに正式に離婚することが二人の間で決まっていたので、ジミョンは夫に話すことができないのです。
一方、元カレのジュナ(チョン・ウィジェ)はヨンドゥ(ペク・ジニ)が浮気していたことに腹を立てるというか、結構傷ついていて、相手のテギョン(アン・ジェヒョン)を訪ねて行き殴りかかるのです。二人は警察だたになり、そこにヨンドゥも駆けつけてきました。
そんな中、テギョンは自分の結婚を避けたくて「結婚しましょう、ヨンドゥさん、夫婦のフリをするんです」と持ち掛けます。

8話
テギョン(アン・ジェヒョン)とセジン(チャ・ジュヨン)の結婚式の準備が進んでいく中、テギョン(アン・ジェヒョン)の家にヨンドゥの母ボンニム(キム・ヘオク)が乗り込んできますが、テギョンがその場をしのぎ、二人でヨンドゥの家に行くことになります。
何も知らない母は娘のヨンドゥに「今日から私の婿で家族の一員よ」と、「気にいらなければヨンドゥがこの家から出て行って」というのですが、その後テギョンはヨンドゥの家族と仲良く食事をすることになります。居心地がよく家族たちとも仲良くなれたのですが、テギョンが財閥によくある政略結婚をすると聞かされた家族たちでした・・・
更に、テギョンはお腹の子の父親ではないとヨンドゥは真実を家族に伝えます・・・
また一方で、コン家では妹のユミョンがアメリカから帰国しましたが、向こうで彼氏と同居していたことがバレて祖母のグムシルは腹を立て部屋から一歩もでるなと家政婦に監視させます。
ところが・・・

9話
テギョン(アン・ジェヒョン)とセジン(チャ・ジュヨン)の結婚式がはじまりますが、なんとそこへヨンドゥ(ペク・ジニ)が乗り込んできました。「コン・テギョン、この野郎」と会場で叫ぶのです。テギョンとヨンドゥの二人は手を取り合って会場から出ていきます。花婿を連れ去った妊婦になってしまったヨンドゥ・・・
そして、その日、死ぬと言って家を出たヨンドゥの母ボンニム(キム・ヘオク)を安心させるためにテギョンはヨンドゥと結婚すると伝えます。
コン家ではテギョンの祖母グムシルが参列者がいる前で赤っ恥をかかされた、もう外を歩けないと一人荒々しい態度で興奮しています。そして、テギョン親子を絶対に許さないと・・・
その後、二人はお互いの母親を説得して、それぞれの目的のために協力し、偽装結婚の約束をするのです。
一方、テギョンの祖母グムシルはヨンドゥを呼び出し、「財産狙いとしか思えない」と言い、子供を使ってうちに入り込む魂胆だろうが、あいつは残念ながらうちの血縁じゃないと・・・

10話
テギョンの家族とヨンドゥの家族の顔合わせの日にテギョンの祖母グムシルはセジンを連れてきます。うちの嫁はセジンだから、無駄な夢は捨てて消えなさいとキッパリ釘を刺すのです。
ところがテギョンの母イノク(チャ・ファヨン)が、テギョンは私の息子です、干渉しないでくださいと言い返します。
そして、ヨンドゥの母ボンニム(キム・ヘオク)はこんな家に娘をやれませんと言いますが、イノクの子連れ再婚のつらい話を聞いて、二人の母は和解するのです。
テギョンとヨンドゥの二人は母親たちから結婚の承諾を得ます。
ヨンドゥはお腹の子供を守るために、テギョンは政略結婚を避けるために、偽装結婚をすることになりますが、二人はコン家のテギョンの離れで暮らすように二人の母から言われるのです。
一方、セジンの母はテギョンの祖母グムシルに娘の結婚破棄の損害賠償として大金を要求してきます。祖母は娘を金儲けに使うつもりかと怒鳴りますが、補償金をもらうまで居座ってやるとお金を奪い取るのに必死になっているセジンの母。

11話
コン家のテギョンの離れで暮らすことになった当日、ヨンドゥは祖母グムシルから「縁起でもない客」と言って塩をまかれます。ところがヨンドゥは「激しい歓迎に感謝します」と言ってからテギョンの母イノクに「お義母さん、おばあさんを責めないでくださいね、自分が悪いこと知ってるはずですから」とさらっと言い返します。覚悟はしてきたけど、やっぱり驚いたヨンドゥですが、母屋に来るなと言われてラッキーだったと笑っています。
部屋に入った二人は繊細なテギョンから「同居のルール」を決めようと言われますが、ヨンドゥはぜんぜん関心がありません(笑)二人は3ヶ月だけ我慢しようと・・・その後、離婚することに・・・
ところが、コン家に来てから、口うるさい祖母や同じ嫁同士のテギョンの兄嫁さんなどと常に衝突するばかりで、もうすでに疲れ切っているヨンドゥです。
更に、今度は法事のチジミを焼くように祖母グムシルに言われますが、またここで騒動が勃発します(笑)

12話
はじめてテギョンが法事に参加したことで父のチャンシクは胸のつかえが取れたとほっとしていますが、逆に法事が無事に終わり、祖母グムシルは夫の遺影をもって「長く生きすぎた」と泣いています。もうあいつらの顔なんか見たくもないと言っていますがコン家にとってはヨンドゥのおかげで1つ前に進んだことになります。
また、テギョンの姉ジミョンと夫のヒョヌがコン家の庭で「離婚する」という話を聞いてしまったヨンドゥは「誰にも言わないで、家族に知られたらあなたのせいにするわよ」と忠告されます。もちろん、テギョンにも内緒にと・・・ 
そんな中、テギョンの兄チョンミョンの妻スジョンが、たまたまヒョヌの電話を受けてしまい離婚のことを知ってしまいます。また大きな問題がおこりそうです。
一方、セジンは自分の母親の借金返済に毎回苦しんでいて、両親は離婚すると言っています。
そんな時、テギョンの父親の会長からアメリカ支社の異動の話を聞かされ、すぐにアメリカに行くことに決めました。

13話
テギョンの姉ジミョンと夫のヒョヌはただ親として生きる選択をし、離婚することをやめました。夫婦としては失敗したけど親としてはまだ分からないし、いい親にならなければと二人は考え直すことにしたのです。
また、家族に離婚と妊娠が分かったのはヨンドゥが告げ口したと思って、彼女を激しく非難しましたが、犯人は兄チョンミョンの妻スジョンだったことが分かりました。ヒョヌはヨンドゥに謝ろうと言いますがジミョンはプライドが高く、黙っていればいいと自分勝手な姉です。
また、ヨンドゥは最近食べつわりが激しく、すぐに空腹感を感じ大変ですが、それでも新しい命が育っていると実感することが嬉しいのです。
そして、ヨンドゥの誕生日会を両方の親たちがそれぞれの家で祝ってくれました。
テギョンの母からはペアの結婚指輪をプレゼントされ、高価すぎるダイヤの指輪に困惑する二人です。

14話
コン家でヨンドゥの誕生日会をしていると秘書室長・セジン(チャ・ジュヨン)がやってきました。皆の前で「お話があります、私はアメリカ支社に行きません」と話し、祖母グムシルだけに「お伝えすることがあります、ヨンドゥは3か月後に一人暮らしする気です、なにかあります」と伝え、私がいろいろ調べてみますと祖母とまた手を組むのです。
セジンは離れの合鍵を使って、テギョンたちのいる部屋に忍び込んだことがあり、ヨンドゥの母子手帳のメモを見ておかしく思ったのです。
セジンは自分の将来を邪魔する父に母と離婚してほしいと言い、母には「何も言わずに私の言う通りにして」と言い、時がきたら祖母グムシルからもらったお金を渡すと言います。セジンの企みはなんでしょうか?
また、テギョンとヨンドゥはお互いに他人同士が一緒に暮らしお互いの家族に対する思いやりや束縛などいろいろな問題がでてきて悩んでいましたが、やっと向き合って話せるようになったようです。それでも、3か月後にはこの関係も終わるのです・・・

15話
ヨンドゥ(ペク・ジニ)がキックスケーターをしていた子供たちとぶつかりそうになったところをセジン(チャ・ジュヨン)が助けたと嘘をつくセジン。
母親も子どももセジンが助けたと祖母グムシルは立派なことをしたとセジンを褒めます。
そして、ヨンドゥを助けたときに肩を痛めたというセジンをテギョン(アン・ジェヒョン)が車で送っていくのです。
車の中で改めて「助けてくれてありがとう」とテギョンはお礼を言います。
家に帰ったヨンドゥはコン家の家族にセジンを会社に戻すといい、母のイノク(チャ・ファヨン)もそれでヨンドゥの気持ちが楽になるなら仕方ないと言います。
また、ある日、ヨンドゥの母ボンニム(キム・ヘオク)は娘のヨンドゥに会いにコン家にやってきます。すぐに母屋のテギョンの祖母グムシルに挨拶にいきますが、無礼で偉そうにしている態度に呆れかえっていましたが、母ボンニムはその時に祖母グムシルが字が読めないことを知るのです・・・

16話
ヨンドゥの母ボンニム(キム・ヘオク)は「よく隠し通せましたね、家族も字が読めない事、知らないのですね?」と問いかけると「口止め料を払わないと、この年寄りに恥をかかせないように」と困り果てています。母ボンニムは「読めるふりをしてバレる方が恥ずかしい」と言って、部屋を出ていきます。
また、ヨンドゥは母ボンニム(キム・ヘオク)がいる学校「オールドスクール」で働きたいと許可を取るのですが、母は出産してから塾のトップを目指して働きなさいと忠告します。
その後、テギョンとヨンドゥは休みの日にヨンドゥの実家に帰りますが、心配になったテギョンの祖母グムシルが後からやってきます。
母ボンニム(キム・ヘオク)は皆に字が読めないことをバラさない代わりにテギョンとヨンドゥをいじめないでくださいと言い、更にもう1つお願いをします。
何でも簡単に応じる祖母ではないのに、弱みを握られた祖母でした・・・(笑)



17話
ヨンドゥは弟ドンウクの母親のいない娘スギョムをみて、お腹の子を一人で育てていく自信がなくなっています。テギョンに頼らない自信があったけど自分の勘違いが分かり、知らず知らずテギョンを頼っていたことを泣きながらテギョンに伝えます。
ところが、その会話をヨンドゥの叔父テサン(リュ・ジン)が聞いていたのです。
「どういうことだ?テギョンは本当の父親ではないのか?」と驚くのです。
そして、君ってやつは、男だな、ヨンドゥを愛するあまり受け入れたんだなと感動します・・・
血縁なんか関係ない、このまま、嘘をつき通せというのです(笑)
一方、天下の祖母グムシルは「なぜ私がこんな目に・・・」と言いながら、学校「オールドスクール」へいくのですが、「年寄りが学生ごっこする場所になぜ呼び出した」とヨンドゥの母ボンニム(キム・ヘオク)にきつく言います。ボンニムはグムシルに名前を書いて教えるのですが・・・

18話
テギョンの母イノク(チャ・ファヨン)はテギョンとヨンドゥの夫婦仲を心配して、マタニティスクールのヨガを予約します。テギョンは気持ちが前に進まないのですが、せっかくの機会なので、わざと喧嘩をして離婚しやすくしようと二人で話し合います。
一方、セジンは偶然ヨンドゥからテギョンに送信された「私たちの関係を早めに整理できるかも」というメールを見てしまいます。二人は一体どんな関係なのかと考えるセジンです。
また一方で、テギョンの祖母グムシルは嫁のイノク(チャ・ファヨン)に明日から昔の友達と一緒に書道の稽古をすると嘘をついて「オールドスクール」に通うことにしました。
ヨンドゥの母ボンニム(キム・ヘオク)には1つ、私が学校に通うことは秘密に2つ、学校では私たちの関係を秘密にすること、と指示しますがボンニムは心が通じてニヤニヤ嬉しそうです。
ところが、「オールドスクール」の校長先生がセジンの父親だったことが分かり、ショックで倒れてしまう祖母グムシルでした・・・(笑) 倒れたふりかなぁぁ~? (笑)

19話
酔ったテギョンはセジンに抱えられて家に帰ってきます。
泥酔したテギョンはヨンドゥに「急いで終わらせようとしているでしょう?簡単に終わらせられますか?別れたいですか?」と彼女の顔を見ながら問いかけます。
ヨンドゥはテギョンに「もしかして私が好きなんですか」と聞き返しますが・・・?!
翌朝、テギョンの祖母グムシルはヨンドゥに「テギョンは無責任な男だから長く続かないと思ったよ、父親になれる器じゃない、夫選びを間違えたよ」ときつい言葉を言いますがヨンドゥも「私も、そう思っています」と残念そうに言うと祖母は「何だって?」と思いがけない言葉にビックリします。この調子だとすぐ離婚しそうだねと・・・
祖母グムシルはセジンが会社に復帰して、また自分の秘書として助けてくれますが、二人は続けてヨンドゥの弱みを探っています。
また、ある夜、NXグループ会長で父のチャンシクがテギョンの子供に株を譲渡すると言ったことでコン家は大騒ぎになります。

20話
キム・ジュナ(チョン・ウィジェ)から「彼女と別れて君しかいない、会いたい、愛している」と告白されたセジンでしたが、なんとヨンドゥの元カレがキム・ジュナだったことを知るセジンです。二人は1年も交際していたなんて・・・面白くなってきたと心が騒ぎ始めます。
そのころ、テギョンから「僕たち契約を解除しましょう、契約を終わらせるんです」と思いがけない言葉を告げられたヨンドゥは急になぜ?とつぶやき、なかなか眠れません。
一方、テギョンとヨンドゥが気に入らないテギョンの祖母グムシルとテギョンの兄チョンミョンと妻のスジョンの3人は早くこの家から二人を追い出した方がいいと相談をしています。
子供を産んでも出て行かなかったら困ると祖母はヨンドゥに直接「出て行きなさい、あんたが来てから夜も眠れない」と言うと、テギョンさんと相談しますと答えるヨンドゥ。
そんな時、祖母グムシルに「文字を教えてくれる先生が見つかりました」と校長先生から電話があります。

21話
テギョンから好きな人がいると告げられたヨンドゥはちょうど祖母グムシルから出て行けと言われたので私がコン家を出ていくと話しますが、テギョンがコン家で一人いじめられている姿を見て自分一人で出ていけないのです。
それをテギョンに告げると僕の好きな人はヨンドゥだと言い、そっと彼女を抱きしめますがヨンドゥは少し恥ずかしがっています。そして、あくまで契約結婚だと言い張ります・・・
一方、ヨンドゥが嫁いで空いている部屋を月40万ウォンで間借りすることになった離婚した「オールドスクール」の校長先生はその家が生徒のボンニム(キム・ヘオク)の家だったと知らずに、二人はビックリしますが、住む家が見つかるまで居るようです。
校長先生は生徒のボンニム(キム・ヘオク)と先生のヨンドゥが母娘だとは知りません(笑)
その校長先生の「オールドスクール」で文字の勉強をすることになった祖母グムシルの先生が、なんとヨンドゥだったのです。ヨンドゥも祖母の弱みを握ったことになります(笑)

22話
ヨンドゥの元カレのキム・ジュナ(チョン・ウィジェ)が一時帰国しました。
それにはNXグループが関わっていて、買収合併のためにキム・ジュナが必要な人材だと父である会長が言います。また、キム・ジュナ本人もNXグループに興味があると言うのです。
セジンはジュナに何度も連絡を取りますがジュナは無視しています。大事な用があるから連絡してとコメントを残すセジン・・・
そして、やっと連絡が取れたセジンはヨンドゥのことで話があると伝え、二人は再会します。
セジンはいきなり「ヨンドゥの子供の父親はあなた?」と問いかけますが、ジュナは自分ではないとハッキリ答えますが、ヨンドゥがテギョンと結婚したことを聞くと少し驚きます・・・
また一方で、ヨンドゥは早くコン家を出るために住む家を探していますが、テギョンが一緒についてきて、あれもダメ、これもダメといって不動産屋さんを困らせています。
邪魔ばかりするテギョンですが、これも愛情の1つなんです・・・

23話
その後、二人は残りの2か月を本当の夫婦として生活することにします。
ヨンドゥもテギョンが好きで一緒にいたいと告白したので、テギョンはそれまでにどこにも行けないようにするからとヨンドゥに嬉しそうに話します。
一方、父で会長のコン・チャンシクにバイク便が届き、中に「チャン・セジンを信じないでください」という大きなメモの投書が入っていました。その夜、眠れない父は誰から送られてきたのか気になって仕方ないのです。
翌朝会社で、送られてきた投書をセジンに見せて、二度と疑われるような行動をするなと会長が釘を刺します。そこへ、キム・ジュナ(チョン・ウィジェ)がやってきます。
会長は買収合併を手伝ってくれるキム・ジュナさんだと秘書室の女性たちに紹介しますが、何も知らなかったセジンは動揺します。

24話
テギョンの病院にキム・ジュナ(チョン・ウィジェ)が突然現れ、「本当にお前が父親なのか?実は俺の子だと言う人がいてね」と、揺さぶりをかけてきます。
そして、すぐにヨンドゥのことを心配するテギョンはギュッと抱きしめるのです。
一方で、文字の勉強をしている「オールドスクール」では生徒会長の選出が行われます。
一度だけ生徒会長をやってみたかった祖母グムシルはヨンドゥの母ボンニムと争うことになります。祖母グムシルはあんたの母親に勝って生徒会長になりたいから選挙運動に協力してくれとヨンドゥに頼みます(笑)更に祖母グムシルは選挙を有利に進めようとお金を使い金持ち自慢をして、ヨンドゥに叱られるのです(笑)
校長先生はここは貧富の差なく勉強のために集まる場所です、学ぶ気がないなら退学してくださいと厳しく教えます(笑)

25話
キム・ジュナ(チョン・ウィジェ)は会長に本格的な仕事に入る前にチャン・セジンを秘書として自分に付けてくださいとお願いするのです。
テギョンが好きなことを知っているジュナに弱みを握られ仕方なく秘書になるセジンです。
そんな時、会社のエレベーターで、テギョンとヨンドゥとジュナがバッタリ再会します。
テギョンはセジンから、ジュナは会長が買収の件を任せて雇った人だと聞かされて表情を変えます。翌日、会長と兄とジュナとテギョンの4人はゴルフをすることになりますが、ジュナとテギョンは会長の前で大喧嘩をはじめるのです。
また一方で、セジンは会長宛の投書を郵送した犯人が父親だったことが分かり、ショックから会社を無断欠勤し、また母親を心配させて困らせています。
そして、セジンは自分に頼れる人がいなくて結局電話をかけたのがジュナだったのです・・・

26話
キム・ジュナ(チョン・ウィジェ)は元カノのヨンドゥ(ペク・ジニ)に「あいつと一緒にいると嫉妬する、これからも関わってやる」と言うのですが、そのジュナの前でいちゃつくヨンドゥとテギョンに「俺の子なら面白かったのに」とがっかりして賭けに負けた気分になります。
ジュナはセジンに電話して、ヨンドゥもセジンもテギョンに奪われて我慢できない、あの二人を別れさせてやると言い、お腹の子が俺の子のような気がすると・・・俺の勘がそう言っていると話します。その後、ジュナとセジンは手を組んで会長が会社からセジンを解雇しようとしていることを止めようと策を練り、テギョンを利用するのです。
会長にはセジンが辞めるなら自分も手を引くしかないとジュナは話します。会長は会社のために無断欠勤していたセジンの解雇の話を撤回するのです。
一方、テギョンとヨンドゥは敵対するキム・ジュナ(チョン・ウィジェ)が韓国に現れてから、ますます二人の固い結束が強くなっていきます(笑)

27話
テギョンの姉ジミョンが家の前で会社の後輩ヨン・サンフンから告白されているのを見てしまったテギョン夫婦と母のイノク(チャ・ファヨン)・・・ 母のイノクはとっさにジミョンは妊娠中だから助けてあげてねと相手の後輩ヨン・サンフンに挨拶をしますが、本当は驚きのあまり倒れそうだったのです。
また、姉ジミョンの夫ヒョヌもコン産婦人科の近くにある薬局の綺麗な薬剤師さんから「私とつきあってみますか?」と告白されるのです。
一方、「オールドスクール」では生徒会長の投票がはじまります。正々堂々と戦いましょうと言うヨンドゥの母ボンニム(キム・ヘオク)にテギョンの祖母グムシルも「望むところだ年の功というものを見せてやる」と元気なおばあちゃんです・・・
そして、5代目の生徒会長にヨンドゥの母ボンニム(キム・ヘオク)が当選しますが、祖母グムシルはさっさと学校から帰っていきました(笑)
でも、祖母グムシルもたった数日で字を全部覚える勉強家のおばあちゃんで、ヨンドゥはそんな祖母を褒めてあげます。

28話
ジュナ(チョン・ウィジェ)がテギョンに急に今までのことを謝ってきますが、腹の内が読めないし、秘書のセジンと一緒にいるし、油断は禁物だとテギョンとヨンドゥは感じています。
更に、今度はジュナとセジンが付き合いはじめたと伝えてきます。
そして、テギョンの兄チョンミョンと妻のスジョン二人もジュナたちの関係を知るのです。
ヨンドゥはジュナたちの交際を知り、今までジュナに子供を奪われたらどうしようと思っていたので、はじめて安心した気持ちになれたのです。
また一方で、テギョンの姉ジミョンと夫のヒョヌの共同育児パートナーの関係を母イノク(チャ・ファヨン)が知って、ヒョヌに「いったいあなたたち夫婦はどうなっているの」と問い詰めると、夫婦としてではなく親として一緒にいるだけだと答えるのです。
母イノクは二人して家族を騙していたのねと感情が高ぶるのですが・・・
本当は自分の実の息子テギョンも同じように家族を騙していることが分かった時のことを考えると恐ろしくなってきますね!

29話
ジュナ(チョン・ウィジェ)がまだヨンドゥに未練があると知ったセジンは今度自分からジュナに「私だってあなたを裏切れる」と脅し、今後は私の言う通りにしてと言って、立場が逆転します。
一方、テギョンの姉ジミョンと夫のヒョヌはお互いの誤解が解けて、初めて外で母イノクと食事をすることになります。母にはお互いに不倫はしていない、夫婦関係はないけど一緒に子育てすることを理解してほしいと伝えるはずでしたが、食事の席に父の姿もあったのです・・・
そんな時、「会長一家の私生活、末息子の嫁が身ごもったのは夫の子供ではない」と掲示版に書き込みが載ります。会長はすぐに「君がやったのか?」とセジンを問いつめますが、ジュナがそばで「彼女ではない、今僕と交際しています、過去は知りませんがそういう誤解は不愉快です」と答えると会長は申し訳ないとセジンに謝ります。
その夜、酔って帰った会長をジュナが家に連れて帰り、テギョンは会社の掲示板の件を知ります。

30話
翌朝、テギョンは父である会長に会うために早くに会社に行きます。
父に掲示板に書き込みがあったと聞きましたが、それは事実ですと正直に伝え、子供は僕の子ではありません、会長と家族を騙してきました申し訳ございませんと頭を下げます。
会長はこれ以上聞く気はない、静かに別れなさいと指示します。
ところが、テギョンは始まりはどうあれ、今は本気で彼女を愛していると言い、真実を伝えにきただけですと言います。
家に帰りテギョンはヨンドゥに一人で育児しようと思わず僕とヨンドゥと赤ちゃんの3人で暮らそう、一緒に悩んで努力しながら暮らしたいと正直に話し、ヨンドゥもそうしたいと答えます。
一方、会社にセジンの母がやってきて、娘のセジンがジュナ(チョン・ウィジェ)と付き合っていることを聞きます。母はジュナにしつこくこまごまと質問し、結局は男の性格よりも経済力を重要視すると本年を明かします・・・ジュナはすごいお母さんだなぁ~とドン引きします(笑)

31話
ヨンドゥも義父である会長から会社に来るように呼び出しがあります。
テギョンが別れないと言っているから、ヨンドゥから去っていくように言われます。
その帰りに倒れてしまったヨンドゥは出血し病院に運ばれ超音波検査を受けますが、母子ともに無事だったことが分かりテギョンはホッとします。
その夜テギョンは、はじめて父親をお父さんと呼び、「ヨンドゥと子供を認めてください」と泣きながら跪きます。父は「お前ってやつはどうしようもない息子だ」といって仕方なく認めるのです。翌日、会長はジュナとセジンを呼んで、テギョンたちに問題はなかったと言い、反対に掲示板に書き込んだ者を徹底的に調べるように指示します。
会長の意外な言葉にジュナとセジンは面食らい、次の作戦を考えることになります。
一方でジュナはヨンドゥのことが心配で病室にそっと忍び込んで、「俺は最低の男だ」と今になって少し悔やんでいます。ヨンドゥの母ボンニム(キム・ヘオク)も入院したことを聞き、一人部屋で泣き崩れますが、一緒に住んでいる校長先生が飲み物を持って慰めに来るのです。

32話
また、ヨンドゥが入院している病院に現れたジュナは「ヨンドゥは俺が連れて帰る」とテギョンに主張しますが、「誰の血が流れていようと子供は僕が守り育てていく」と言い返します。
ヨンドゥもあの掲示板に書き込んだのはあんたね、そのせいで私は流産しそうになった、あの時この子をおろせと言った瞬間にあんたは父親の資格を失った、彼の元を離れたとしてもあんたの元には行かないと泣きながら訴えかけます・・・
一方、コン家ではヨンドゥの退院祝いに皆がそれぞれプレゼントを用意してくれて、嬉しさのあまり泣き出してしまうヨンドゥです。あの祖母グムシルまで自分で選んだ漢方薬をプレゼントしてくれたのです(笑)そして、その場で一番皆が驚いたのはテギョンが皆のまえで会長を「おとうさん」と呼んだことでした。   
母イノク(チャ・ファヨン)が今までで一番の幸せを感じた時でした。
ところが、翌日、セジンから大事な話があると言われカフェに行くと、後からジュナがやってきました・・・

33話
ヨンドゥはテギョンの母イノク(チャ・ファヨン)に「申し訳ございません、お腹の子はテギョンさんの子ではありません」と正直に話します。もっと早く言うべきだったのに私が卑怯でしたと涙を流します。母イノクはただ・・・信じられないと言い、更にテギョンも知っていると知り、私をからかっているの?と声を上げます。そして、すぐにテギョンがいる病院に向かうのです。息子のテギョンからも真実を聞いた母イノクはもう家に帰って来るなと強い口調で怒りますが家族たちも真実を知ることになります。そして、騙された母イノクの怒りは収まらず、ヨンドゥを連れて、ヨンドゥの実家に乗り込んでいきます。
母イノクは「両家の縁はここまでです、二度と会いたくありません」とキッパリ別れを告げます。ヨンドゥはテギョンに電話で、このままあなたも家を出たら許してもらうのが難しくなるから、あなたはそこで耐えてほしいと話します。
一方、テギョンの祖母グムシルは「ヨンドゥは私に字を教えてくれた、一度は助けてやらないとね」と思っているのです。



34話
ヨンドゥは母のボンニム(キム・ヘオク)にテギョンさんと別れるために会ってくると言い、母はお互いの心が傷つかないように整理してきなさいと優しく伝えます。
その後、ヨンドゥは皆に感謝の言葉と「捜さないでお願い」と書いた手紙を残して、家を出ていきます。一体どこに消えたんだと皆はヨンドゥを捜しますが、どこにもいないのです。
テギョンの父はヨンドゥの失踪でテギョンが母のイノク(チャ・ファヨン)を憎まないか心配しています。
そして、5か月が経ちました。ヨンドゥは予定日の三日前に破水して病院に行き、女の子を産みました。ヨンドゥはテギョンにも母にも会いたくてたまらないのです。ヨンドゥはそっと叔父テサン(リュ・ジン)だけに電話をかけます。
そして、7か月が経ち、ヨンドゥの子供の名前はハヌルとつけました。
そして、ヨンドゥは仕事のために久しぶりにソウルに行くことになり、偶然テギョンに会うことになります。

35話
テギョンは子育て向きの環境のいい部屋を探し自分だけ住んでいましたが、家の内見の件で偶然ヨンドゥがやってきたのです。そして、そこには可愛い子供部屋がありました。
やっと会えた二人でしたが、よそよそしくそのまま別れた二人です。
その後、ひょんなことからテギョンはヨンドゥの子供のハヌルを預かることになりますが、子供の名前ハヌルはテギョンが前から考えていた名前だったのです・・・
テギョンはヨンドゥがいなくなった時の地獄のような辛さをぶつけ、もう絶対に離さないとヨンドゥにきつく、念を押しますがヨンドゥはただ、子供の父親のキム・ジュナが怖かったと・・・
翌日、テギョンの部屋から帰ろうとしたヨンドゥと子供ハヌルは、急に訪ねてきたテギョンの祖母グムシルに見つかってしまいます・・・
一方、ジュナはヨンドゥと子供のことを有利に解決するために弁護士を立てました。
弁護士は別の男がもし養子縁組しようとする場合は実父の同意が必要だと言い、手元に置きたいなら母親とヨリを戻すのも1つの手だと教えるのです。

36話
テギョンとヨンドゥと祖母グムシルは話し合いをしますが偶然会ったことを信じられると思うか?とすごい剣幕で怒ります。そう言いながらも祖母はヨンドゥを自分の車に乗せて送っていくのです。そして、祖母はヨンドゥの携帯の番号を聞きます。
その後、祖母グムシルはテギョンに電話して「私は今日何も見てない、誰にも言わないから二人で解決しなさい」と味方になってくれるのです。
一方、テギョンにヨンドゥと今一緒に住んでいるソヌ・ヒという女性から電話があり、お節介ですがお伝えしたいことがあってと言いますが、テギョンは彼女の話は聞きたくないと言って一方的に電話を切ってしまいますが、テギョンはソヌ・ヒに会いに行き、ヨンドゥがあなたに会えて嬉しかったと号泣していたことを聞き、お互いに正直になってほしいと言います。
そんな時、ジュナがヨンドゥが住んでいる家を見つけてやってきます・・・

37話
ジュナの姿を見つけたテギョンはヨンドゥを家に連れてきます。
もう絶対に離さないというテギョンに私ももう逃げない、あなたが行くなと言うなら行かないと二人はお互いの想いに素直になります。
そして、まずはじめにジュナの件を一緒に解決していこうと進めていきます。
一方、ヨンドゥの母ボンニム(キム・ヘオク)もテギョンと子供のハヌルに会うことになりますが、絶対に認めないと強い態度で示し、ヨンドゥには「もう娘じゃない」と一言だけ言って、立ち去ります。
その時、そばにジュナがいて、母ボンニム(キム・ヘオク)を脅してくるのです。
テギョンの父親がハヌルはジュナの子供だと知ったら・・・と・・・
また一方で、祖母グムシルがヨンドゥと会っていることをセジンから聞いた母イノク(チャ・ファヨン) はもう祖母グムシルとは一緒に暮らせない、私をとるか祖母グムシルをとるか夫に決めてほしいと言います。

38話
ヨンドゥの母ボンニム(キム・ヘオク)はテギョンの母イノク(チャ・ファヨン)に会いに行き「どんな手を使ってでも二人を引き離さないと、息子さんを娘に近づけないでください」と言うと「近づいてほしくないのはこちらのほうです」と二人の母はイライラと神経が高ぶっています。テギョンの母イノク(チャ・ファヨン)は「もう息子じゃない、他人の子を育ててきた父さんの苦痛を味わうといいわ」と言って帰っていきます。
翌朝、ジュナ(チョン・ウィジェ)がコン家にやってきて、ヨンドゥの子供の実の父親は私ですと皆の前で明かし、大騒動になります。
テギョンの祖母グムシルも「実父を知ってしまった以上、テギョンに育てろとは言えないよ」とヨンドゥに静かに伝えます。
一方、校長先生もヨンドゥの母ボンニム(キム・ヘオク)に娘さんと不仲にならないでください、それは私だけで十分です」と心配するのですが、その二人の姿を遠くから見ていたセジン・・・

39話
テギョンの母イノク(チャ・ファヨン)は子供のハヌルを実父のジュナに渡すならテギョンとの交際を認めると言い、ヨンドゥをジュナの家に連れて行きます。
母は息子のテギョンを巻き込まずに二人で解決してちょうだいとジュナに嫌味を言います。
更に母イノクはテギョンに「引き離すためならもっと残忍になれる」とまで言います。
コン家の家の中は最悪の雰囲気で「もう我慢の限界だ、こんな家にいられるか」と言って、祖母グムシルはコン家を出ていくのですが、向かった先はテギョンたちの家でした(笑)
テギョンの母イノクは祖母グムシルの携帯にメッセージを送り、つらく当たったことを謝罪します。母イノクは自分の方がコン家を出ていくべきだったと感じています。
一方、ヨンドゥの母ボンニム(キム・ヘオク)はテギョンに「あなたのお母さんが許さない限り私も二人を認めてあげられない、だからまずはお母さんに許してもらって」と伝えに来ます

40話
家を出た祖母グムシルがテギョンのところにいることを知った母イノクはテギョンの家に向かいますが、コン家の者たちが全員テギョンの家に集まったことになりました。
母イノクは私に隠れて家族を味方につけて満足?とヨンドゥを問い詰め、またヨンドゥに冷たく当たります。そして、今度は母イノクがコン家を出ていきます。
父で会長のチャンシクは皆を呼んで、私とイノクはこの家を出て、二人だけで住むことになったと話します。祖母グムシルは老いた母親を捨てる気か、まったく呆れた息子だ、勝手にすればいいと言って腹を立てています。
父のチャンシクはテギョンの病院に会いに行き、父さんはイノクを守るからテギョンはヨンドゥを守るように言い、二人は素敵な親子関係を築くことが出来たようです。
一方で、ヨンドゥの母ボンニム(キム・ヘオク)は自分のことを慰めたり支えたりしてくれる校長先生がセジンの父だと聞かされます。セジンは父と交際しようなんて夢は捨ててください、人生を壊した女の母親と関わるのはイヤですと思い上がった態度を見せます。

41話
ヨンドゥのおかげで、祖母グムシルや家族たちとやっと和解ができた母イノク。
祖母のほうから私が悪かったと謝罪したのです。ヨンドゥは母イノクが穏やかに暮らせるように二度と現れないといい、それを聞いた母イノクは自分の方からヨンドゥの実家に行き今までのことを謝罪します。
また、祖母グムシルはテギョンにも謝罪し、嬉しかったテギョンは祖母グムシルが生き別れたという娘のタルギを捜しに「行方不明者家族支援センター」に連れて行きます。
また、テギョンはハヌルを養子縁組するためにも明日婚姻届けを出そう、そうすれば本物の家族になれるとヨンドゥに話します。
ただ、家族はヨンドゥを追いかけ回しているキム・ジュナ(チョン・ウィジェ)だけが心配なんですが、ジュナは「家族関係証明書」を見せてハヌルを認知してきたというのです。
予期しない事態に焦る家族たちです。

42話
「行方不明者家族支援センター」から電話があり祖母グムシルのDNAと一致する人が見つかったとテギョンに連絡がありました。娘タルギは20年前に亡くなり、その娘さんと連絡がついたと言います。
一方、ヨンドゥにジュナから電話がかかってきますが、テギョンは「ハヌルを認知したからこれからも会うことになる」と言い、僕に遠慮しないで電話に出てと言います。
ジュナは「チャンスをくれ」とお酒を飲んで電話してきましたが、育児は酔ってできるものじゃないときつく注意します。そんな時、裁判所から「親権者指定の請求」が届きます。
そして、キム・ジュナ(チョン・ウィジェ)が最初からテギョンを狙って会社に来たことをはじめてコン家の人たちが知るのです。
会長の父はよくも私の目の前で家族を騙したうえに息子と嫁を苦しめたな、絶対に許さないと妻のイノク(チャ・ファヨン)に話します。
また、ジュナとセジンが前から知り合いだったこともわかります・・・

43話
テギョンの祖母グムシルは亡くなった娘タルギの娘エカと会います。
平凡ではない修道女の姿に驚きますが、祖母とエカのDNA鑑定をすることになりましたが、エカの弟がなんとキム・ジュナ(チョン・ウィジェ)だったのです。
姉のエカはジュナに「母さんの家族を見つけた、私たちのおばあさんよ、あなたも会ってみない」と言いますが会うつもりはないとジュナは答えます。
DNA鑑定の結果はどうであれ、母イノク(チャ・ファヨン)はエカをコン家に招待して食事をご馳走します。その後、DNA鑑定の結果が一致してエカはコン家の家族になります。
そんな時、エカの弟のキム・ジュナ(チョン・ウィジェ)がコン家に現れて、「僕が孫のキム・ジュナです」と挨拶します。祖母グムシルは「こいつが孫だなんて、どうしてこんなことが」と叫び、おばあさんは声を荒げます・・・
テギョンとヨンドゥもあまりに衝撃的な事実に言葉を失います・・・
ヨンドゥが産んだハヌルはおばあさんのひ孫ということになります・・・

44話
祖母グムシルは亡くなった娘タルギの納骨堂に向かいますが、そこにはキム・ジュナ(チョン・ウィジェ)がいました。ジュナは姉のエカから祖母グムシルが納骨堂にいくことを聞いていたのです。ジュナの方から祖母グムシルに近づいて行きます・・・
一方、母イノク(チャ・ファヨン)はヨンドゥにあなたが弱気になったらダメよ、そうしたらテギョンが耐えられない、よく食べてよく寝てと元気づけるのです。
父で会長のチャンシクも「明日、キム・ジュナに会って、きっちり話をつける」と言って、テギョンを安心させて、ハヌルの育児に集中するように伝え、父はジュナにハヌルの父親としての権利を放棄するなら家族として受け入れると伝えます。
そして、ジュナは直接コン家を訪ね、祖母グムシルの大好きなお茶を届け、自分に目を向かせ、今度はヨンドゥの母と叔父テサンに会いに行き、事実を伝えるのです。

45話
コン家の家族とジュナの前で「今日でこの家族とは離れます、離縁してください」とテギョンは言い、戸籍から抜けると伝えます。家族たちからは大反対されますが、すべてハヌルを守るためだとテギョンは言います。 ヨンドゥはジュナに会いに行き、「あなたが身を引いて、家族を巻き込むのはやめよう」と説得しますが、そこにテギョンがヨンドゥを連れ戻しにきます。
その日、祖母グムシルもテギョンに「本当に離縁するつもりか?」と聞くと、テギョンはおばあさんが僕に遠慮しているのが分かるので、その分ジュナを可愛がってください」と伝えます。
ジュナとセジンが何か企んでいると知った、セジンの父の校長先生は、久しぶりに家に帰りますが、セジンが父とは暮らせないと言って出ていきます。
一方、コン家では祖母グムシルの亡くなった娘タルギの法事を行うことになり、ジュナが祖母と仲良く料理を作っています。
祖母から電話をもらった母イノク(チャ・ファヨン)はテギョンが行けない法事には行きません、キム・ジュナに会うのも嫌ですとハッキリ断ります。

46話
正式な孫になろうとDNA鑑定をしたジュナでしたが、なんと結果は不一致だったのです。
そばにいたセジンはお姉さんがあなたの出生について何か知っているかもしれないと言います。
祖母グムシルからDNA鑑定の結果は出たかい?と聞かれますが、まだ出ていないと答えるジュナです。
また、ジュナの姉エカは祖母グムシルからヨンドゥの子供ハヌルの実父がジュナだと知らされ衝撃を受けます。ジュナも姉から自分が養子だったことを聞かされますが、本当の弟だと思うなら子供のハヌルのことは放っておいてほしいと頼みます。
また、テギョンの母イノク(チャ・ファヨン)は祖母グムシルにテギョンもジュナも同じ孫なのに不公平だと言い、ジュナを受け入れるならテギョンは離縁してこの家を出て行ってしまいます、考え直してもらえませんか?と問いかけます。
同じくヨンドゥの母ボンニム(キム・ヘオク)もヨンドゥのためにテギョンを犠牲に出来ない、家族と別れるのを見てろと言うのと泣き叫びます。

47話
コン家の家族が皆集まっていたところにジュナの姉のエカがやってきて弟のジュナは本当の弟ではないと話します。その時、祖母グムシルはジュナの家にいて電話で聞かされるのですが、その場で倒れてしまい、皆が迎えに行きますが帰ってから一人部屋に閉じこもってしまいます。
祖母グムシルはカフェにテギョンとヨンドゥとジュナを呼んで話をします。
ジュナに「ハヌルの養子縁組に同意してやりなさい」と言い、自分の欲を満たすだけのジュナをみて、血縁はなくてもあの性格をたたきなおしてやると言います。
家の最年長者とあろう者が波風を立ててしまったことを申し訳ないと思っているのです。
一方、セジンの父親の校長先生が急に倒れてしまい救急搬送されました。不整脈の病気があるのですが、目を覚ました父に冷たく「留学する」とセジンは言います。
また、ジュナも韓国を離れるから、その前に1度だけ会ってほしいとヨンドゥに頼みます。

48話
ジュナは韓国を離れる前に1日だけハヌルと一緒にいたいと言いますが祖母グムシルは今日は帰りなさいと追い出されますが、親権の訴訟を取り下げるとジュナは言います。
祖母はハヌルをジュナに会わせるかは二人で決めなさいと言います。
テギョンとヨンドゥとジュナとハヌルの4人で会うことになりますが、レストランで食事をするとき、ジュナは上手に離乳食を食べさせています。それが終わるとハヌルを僕の車に乗せていいかな?と言い、ヨンドゥと一緒にジュナの車に乗り、写真館に向かいます。
今日はジュナとハヌルの二人だけの写真を撮りに来ました。
そして、最後の頼みだと言って、ハヌルと二人きりにしてくれ、これが最後だから3時間だけ二人きりで過ごしたいと言います。
ジュナはハヌルを連れて自分の部屋に帰り、約束の時間にハヌルを送っていきますが、時間に間に合わなくてコン家ではジュナがハヌルを連れて逃げたと思っています。

49話
ジュナから姉のエカに、「最後にハヌルと行きたい場所がある9時には戻る」とメールがあり、姉のエカはきっと連れて帰ってくるので警察には通報しないでほしいと頼むのです。
コン家の皆はハヌルを捜しまわるのですが、どこにもいません、9時を過ぎたので通報しようとしたところ、ジュナがハヌルを連れてコン家にやってきました。
テジュンはお前を信じたのによくも裏切ったな、ハヌルの実父だがら預けたのにどうしてだよと殴りかかりに行きますが、兄たちが止めに入ります。
ジュナは「僕に父親の資格はありません、二度とハヌルの前に現れないと誓います」と言って皆に謝罪します。
一方、セジンは祖母グムシルから「テギョンとの結婚をあおり邪魔になればはねのけた、大人として最低だったと反省しているよ」と言うと、これに対して「らしくありません」と一言発言します。会長のチャンシクはお父さんが退院したら留学するようにと話すのです。
また、ジュナは「養子縁組みに同意するよ、コン・ハヌルになることを認めるよ」とテジュンの病院にやってきて、自分の未熟さを実感したと話します。



50話(最終回)
おばあちゃん中心のコン家で、全員で家族写真を撮ることになりましたが、その時、ヨンドゥは私たち3人でコン家の離れに戻りますと伝えます。父はまたにぎやかになると言い、祖母グムシルもハヌルと遊びたいから早くきてほしいと皆嬉しそうです。
引っ越しの日、テギョンとヨンドゥは「ささやかな結婚式を挙げたい」と皆に話すとヨンドゥの母ボンニム(キム・ヘオク)はうれし涙を流すのです。
そして、二人の結婚式の式辞を祖母グムシルにお願いするヨンドゥはおばあさんに式辞を読んでもらうのは意味のあることなんですと伝えます。
ところが、ここで大問題が・・・ テギョンはヨンドゥの母ボンニム(キム・ヘオク)にお願いするのです・・・
また、テギョンとヨンドゥの引っ越しの日に離れで荷物を整理しているヨンドゥの弟のドンウクとテギョンの妹ユミョンは二人の交際を宣言しようと思ったのですが、ユミョンの方がこれからのドンウクの行動をみて決めることにすると言います。
一方、セジンは外国に留学する日、「行くな、外国でなくても勉強できるだろ」と父から言われた言葉を思い出し感傷的になります。ところが手術をするはずの父が空港に現れるのです・・・
一方、叔父テサン(リュ・ジン)が病院に行くとソヌ・ヒの子供ホンジュンの入院費が完済されたと聞かされます。テギョンの兄チョンミョンの妻のスジョンが用意してくれたのですが、ソヌ・ヒはこの御恩は一生忘れません、必ず恩返ししますと頭を下げるのです。
その後、テギョンとヨンドゥの世界で1つだけの和やかな結婚式が行われます。
1年後にキム・ジュナ(チョン・ウィジェ)が帰国し、テギョンとヨンドゥに養子縁組の同意書の件で再会します。  すべて、幸せな結末を迎えました。

◉ 韓国ドラマ「本物が現れた」鍵はアン・ジェヒョンの演技力。
視聴者は、久々にドラマ復帰する主演のアン・ジェヒョンの存在に注目。
度々議論になってきた彼の演技力が、高視聴率を取れるかの“鍵”を握っているようだ。
このドラマは、土日の夜8時からの放送だが、この時間帯は、視聴率20%を超えても「大コケ」と言われてしまう。
そんな曰くつき(?)の枠にもかかわらず、出演俳優は「視聴率50%目標!」と強気な発言。
しかし高視聴率を取れるかどうかの“鍵”は、久々にドラマ復帰する、アン・ジェヒョンの演技力にかかっているようだ。
放送を終えた同枠ドラマ『三兄弟が勇敢に』の視聴率は27.5%、全51話の平均視聴率22%と、他局であれば「大ヒット!」と大喜びするところだが、KBSでは“不振”と厳しい評価‥。
本作のペク・ジニは、インターネット講義界のスーパールーキーとしてキャリアを積みながらも、婚前妊娠し、ジレンマに陥ったオ・ヨンドゥ役を演じる。
アン・ジェヒョンは、不妊クリニックの産婦人科医で、優雅な孤独死を夢見る未婚主義者、コン・テギョン役に扮する。彼は「最善を尽くして準備した。週末8時を気楽にしてあげたいという気持ちで取り組んでいる」と意気込む。
しかし、久々のドラマ復帰を果たした2人に期待が高まる一方で、「視聴率50%が目標」には「うーん‥」と首をかしげる人も多かったよう。
そしてその大半は、アン・ジェヒョンに向けられたという。
2016年5月、公開恋愛中だった女優ク・ヘソンと結婚したアン・ジェヒョンは、多くのイシューの末、2020年7月に離婚。
自身の初主演作『ディア・ブラッド~私の守護天使』では、演技力の面でかなりの酷評を受けたのだとか。
彼の演技はネットで度々議論となり、酷評の対象は大きく2つ、台詞が聞き取りにくいという活舌問題と、運動音痴レベルのアクションシーンだったという。
そのため、久し振りの演技となるアン・ジェヒョンを心配する声が強まり、新作ドラマの成功は、彼の演技力が「鍵になるのではないか」とも囁かれている。
韓国のオンラインコミュニティー(theqoo )に投稿されたドラマの感想を見てみると、やはりアン・ジェヒョンの演技力に対する反応が多い。
コメントの中には「演技が本当に上手になったよ!」「1話を少し見たけど、発声が良くなった」との感想がある一方で、「上達はしたけど、上手いということではない‥」など、賛否両論が巻き起こっている。
ネットユーザーの反応を見る限り、ドラマが高視聴率を狙えるかは、やはり彼の活躍が大きく影響しそうだ。アン・ジェヒョンに注目が集まっている。(Danmee)


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韓国ドラマ「ボイス4」あらすじと感想、スンホンがロス市警の刑事に

2022-10-25 | 韓ドラ は行、ほ


韓国ドラマ「ボイス4」112の奇跡~あらすじと感想、最終回。
最新シリーズ「ボイス4」は警察の112通報センター(日本の110番に当たる)を舞台に、絶対聴覚を持つボイスプロファイラーと、出動班の刑事たちが連続殺人犯に立ち向かう物語でシーズン1、2は日本でもリメイクされたほどの人気作品です。
「ボイス4」は、アメリカで育ちロサンゼルス市警の敏腕刑事として活躍するデリック・チョ役をソン・スンホンさんが熱演し、私はスンホンさん目当てで視聴したドラマです(笑)
スンホンさんは韓国で妹を「サーカスマン」と名乗る連続殺人鬼に殺害され、犯人逮捕のため絶対聴覚を持つカン・グォンジュ(イ・ハナ)の警察チームと手を組むことになります。
スンホンさんはロサンゼルス市警刑事役なので前半は英語のセリフが多かったですが、英語も中国語も得意ですから、なんら問題なく視聴し多くのエネルギーを使ったというアクションもカッコ良かったです。スンホンさん、最高!!
ただ、スンホンさんもですが、警察内部には心に傷を負っている人物が多くて、すぐにトラウマから妄想や頭を抱える人物が多くて、こんなことで犯人を捕まえられるのでしょうか?(笑)
なんて感じることもありましたが、たぶんこれがドラマ「ボイス」が描く人間的な世界観なんだと思いました。
また、犯人の「サーカスマン」が警察より逃げ足が速く腕っぷしの強い最強の男で、一対一では絶対に負けてしまうお粗末な警察なんです(笑)
でも、この犯人「サーカスマン」を多重人格にしたことはストーリーが広がり、とても良かったと思いました。残酷なシーンも多くありましたが、ストーリー的にはこの多重人格で面白さがプラスされたと思います。
更に「サーカスマン」も絡んでくる「ソナン村」という閉鎖的な村が興味深く描かれていて、行き場を失った人々たちを集め支配する独裁者がいます。その最後まで鍵をにぎる悪の人物に注目です。
また、超人的な聴覚を持つ112通報センター長カン・グォンジュ(イ・ハナ)の聴力の謎が次の続編で解明されそうで、シーズン5に続く予感がします。 ラストの流れから、次もスンホンさん出演の可能性が大きいです・・・?? 私はスンホンさんの活躍がもう一度観たいです(笑)

1話(ネタバレあり)
事件現場でパートナーだったチーム長を失ったグォンジュ(イ・ハナ)はサーカスマンと名乗る人物から脅迫メールが届き、その日から自分と同じ顔をしている犯人の夢を見ます。
そのメールには「あなたと私は双子です!」と書かれてあり、私は私の耳で殺し、あなたはその耳で助け、どちらが勝つのか審判の時間がはじまりましたと一部の人しか知らないグォンジュ(イ・ハナ)の聴力の秘密をサーカスマンは知っていたのです。 
更に、メールを通して殺人を予告してきますが、3つ目のメールは音声ファイルできます。
サーカスマンはグォンジュ(イ・ハナ)にだけ聞こえるメッセージを送ってきたのです。
そして、親子が殺害されますが、偶然その現場を目撃し警察に通報したロサンゼルス市警刑事デリック・チョ(ソン・スンホン)の妹リサが拉致されます。
デリック・チョ(ソン・スンホン)は、LA麻薬カルテルのナンバー2を捕まえるため韓国に来ていたのですが、妹を拉致した犯人が過去に2件の親子家族を殺害した連続殺人犯だと知ります。
その後、クリスマス用の電球で縛られ殺害された妹リサの遺体が発見されます・・・

2話
デリック・チョ(ソン・スンホン)の妹が殺害され、犯人のサーカスマンはグォンジュ(イ・ハナ)にしか聞こえてこない音で罠を仕掛けてきました。
そして、脅迫メールが送られてくる発信地域がピモ島だと判明し、犯人がピモ島に逃走したことが分かります。グォンジュ(イ・ハナ)は庁長にお願いしてピモ庁に出張に行きます
また一方で妹を殺されたデリック・チョ(ソン・スンホン)の怒りは頂点に達しますが、部下のチャッド・リは韓国の協力なしに犯人は捕まらないとなだめ説得するのです。
デリック・チョ(ソン・スンホン)も同じようにピモ庁にやってきて、犯人を捕まえるためゴールデンタイムチームに合流するのです。
そんな時、112通報センターにモシム森でキャンプをしていた女性イ・ハウンから、一緒にキャンプに来た女性チャン・イェスクが獣に襲われたと通報が入ります。
すぐにデリック・チョ(ソン・スンホン)と出動チームがモシム森のキャンプ場に向かい、そこで獣の足跡を見つけるのですが、事件は意外な方向に向かいます・・・

3話
自分を動物だと信じる精神疾患の患者がいることをセミナーで聞いたことがある指令チーム長のウンス(ソン・ウンソ)は、ピモ庁の仲間からカムテンというピモ島の怪談を紹介するユーチューバーがいて、冥土の道の獣の話を配信していたことを聞かされます。
冥土の道では死んだ人に合わせてくれると言い、チャン・イェスクがそれを見て死んだ息子に会いに来たのではないかと考えます。
ところが、カムテンの話はすべて嘘でカムテンにはいくつかの詐欺の前科があったのです。
デリック・チョ(ソン・スンホン)たちはカムテンのところに急ぎますが、チャン・イェスクの姿はありませんでした。
カムテンはトンシム谷の近くで、野良犬たちと一緒にいる怪しい男を見たといいます。
デリック・チョはその男が容疑者の可能性が高く犯人は長い間森と野生の獣と暮らしていたのかも知れないと言い、応援要請を出します。
そんな時、チャン・イェスクから通報センターに電話がかかってきて、犬にも男にも噛まれて、今は鉄格子のオリの中にいると状況を説明します。
その後、チャン・イェスクは鉄格子のオリの鍵を見つけ、そっと森の中に逃げるのですが、男に見つかってしまいます・・・
デリック・チョ(ソン・スンホン)たちはチャン・イェスクを救うために後を追い、デリック・チョの活躍で獣のような男ク・オプジンが逮捕されます。

4話
敏腕ハッカーのハン・ウジュ(カン・スンユン)がゴールデンタイムチームに自ら志願してやってきます。 また同じころ、ある事件で負傷し休職中のシム・デシク(ペク・ソンヒョン)も、
グォンジュ(イ・ハナ)にゴールデンタイムチームに復帰するように説得されます。
ウンス(ソン・ウンソ)に海女のカムスンからベテラン海女のスンレが漁村係長のスドンに凶器を振り回し殺そうとしていると通報が入ります。
海女のスンレの孫ガウンを漁村係長のスドンが殺して鉄釜に入れたと言うのです。
ところが海から鉄釜を引き上げて確認すると遺体はガウンではなく、ダイバー講師のソユンだったことが判明します。
ガウンとソユンの二人は仲が良くソユンは麻薬組織とトラブルになり殺されたのです。
もし、ガウンも関連があるなら非常に危険な状態です。
そして、ガウンが麻薬組織に拉致されたのです・・・
またリサ・チョ殺人事件の容疑者で飛行機の搭乗者コン・スジにも危険が迫っていました・・・

5話
デリック・チョ(ソン・スンホン)たちはソユンが殺され遺体となった現場で麻薬組織員と思われる怪しい人物を発見し、容疑者として追っています。
激しい乱闘の末に逮捕しますが、ボスしか知らないことだと言います。
そのころ、ガウンは麻薬組織に拉致され、麻薬の入ったバッグはどこだと脅され、知らないと言うガウンは危険な状態になっています。
そして、ヘシム村の洞窟が海につながっていることを思い出し、そこに麻薬の入ったバッグを隠したと嘘をつき、そこから逃げようとします。
その後、皆の協力でガウンは救助されましたが、麻薬の入ったバッグはソン・スギル社長が持っていたことが分かり、逮捕します。
また、スジから犯人が映っている動画があると電話をもらったグォンジュ(イ・ハナ)は約束場所のスロク公園に向かいますがスジの姿はありません。ところがスロク灯台にスジのバックや靴や遺書みたいな手紙が落ちていると若い女性から112通報センターに通報が入ります。
グォンジュ(イ・ハナ)がスジは自殺ではなく拉致されたと主張しますが、刑事たちには信じてもらえず、いいからセンターに戻って仕事しろと指示されます。

6話
サーカスマンが送ってきた音声ファイルの女性の声とスジから送られてきた犯人が映っている動画の男性の声紋が同じことに気付いたグォンジュ(イ・ハナ)はデリック・チョ(ソン・スンホン)にそのことを伝えると犯人のサーカスマンは多重人格者の可能性が強いと言います。
その後、容疑者を洗い直すと犯人のサーカスマンに体格が似ている男が二人いたのです。
その中の一人チャン・スチョルにク・グァンス刑事と復帰したシム・デシク(ペク・ソンヒョン)が会いに行きますが、話しかけたとたんに逃げ出し、捕まえて連行しますが弁護士が来るまで何も話さないと言いますが結局、アリバイがあったのです。
またデリック・チョ(ソン・スンホン)は特殊メイクは骨の構造や解剖学についても知ってないと繊細な作業が出来ず、犯人は医学を勉強した可能性もありますが、ただいくら扮装しても目つきまではコピーできないという情報をもう一人のアリバイがあるドンバン・ミンから得ます。
ところがデリック・チョ(ソン・スンホン)はなぜかドンバン・ミンの言葉に何か引っかかるものがあります・・・



7話
痴呆症のカン・ソクチュンがカン・マノの亡くなったことになっている父親であることが判明します。
父親の保険金を手に入れているカン・マノは父親を連れ出しますが、そんな二人を拉致する何者かが現れます。
デリック・チョ(ソン・スンホン)は連れ去られた場所にアッケシソウが落ちていたことを偶然見つけ、二人が塩田に連れていかれたことを察知し、ドゥワン塩田へ出動します。
塩田では倉庫の中で老人たちが強制的に働かされているのを発見します。
そして、父のカン・ソクチュンと息子のカン・マノの悲しすぎる過去が明らかになります・・・
また、デリック・チョ(ソン・スンホン)は妹を殺した犯人を捜すだけでも時間が足りないのにそれ以外の事件も多くて疲れているようです・・・
そんな時、カンセンターのヤン課長に呼ばれたデリック・チョ(ソン・スンホン)は母の死の謝罪を受けます。母の死が他殺だったこととレインコートを着た誰かが母の手首に無理やり渦巻きの入れ墨を入れたということ、そして母と妹の事件は間違いなく関連していると確信している、デリック・チョ(ソン・スンホン)です。
そして、はじめの母の事件は警察の上層部が自殺と判断し、すぐに終わらせたことを知ります・・・

8話
サーカスマンだったトンバン・ミン(イ・ギュヒョン)はソナン村では誠実で人の良い若旦那様として暮らしています。祖父はソナン村の村長で大きな力を持っていますが、このソナン村は行き場のない人たちが集まって、皆が家族として暮らしている村だったのです。
そして自分の家には検事の娘スジを拉致して死という苦痛と恐怖を与えています。
また一方でサーカスピエロのネットコミュニティーで、敏腕ハッカーのハン・ウジュ(カン・スンユン)はサーカスマンらしき人物を捜します。IPアドレスからその人物が今スタイルネットカフェにいることが分かりデリック・チョ(ソン・スンホン)たちが向かいますが、そこにいたのは女子高生のクォン・セッピョルで、サーカスマンではありませんでした。
ところが、その後女子高生のクォン・セッピョルは何者かに拉致されますが、彼女の学校の男性担任教師が心配し異常な行動を見せてきます。

9話
ネットで話題になっているピッグディスは女子高生のクォン・セッピョルと男性担任教師チャン・ヒョジュンをモーテルの一室に閉じ込めてライブ配信をはじめ、男性担任教師にバッドでクォン・セッピョルを殴るように指示を出します。
ところがデリック・チョ(ソン・スンホン)たち警察が現場のモーテルを突きとめたことを知ると配信が終わり、警察が部屋に入ると女子高生のクォン・セッピョルだけで、担任教師チャン・ヒョジュンの姿はありませんでした。
逮捕されたピッグディスはある女性からお金をもらい、あのモーテルでライブ配信することを頼まれたと言い、女性の顔は分らないが特徴として医者の匂いがしたと言います。
今回は担任教師チャン・ヒョジュンに対するある女性の歪んだ愛が起こした事件のようです。

10話
サーカスマンの捜査中にグォンジュ(イ・ハナ)は階段でトンバン・ミン(イ・ギュヒョン)と出くわし、「もしかしてカン・グォンジュセンター長ではありませんか?」と声をかけられます。 声を聞いてすぐにサーカスマンだと確認しますが、サーカスマンはグォンジュ(イ・ハナ)の前で多因性妄想障害という、いくつもの人格に変化し襲いかかってきます。
そこへトンバン・ミンがサーカスマンだと知ったデリック・チョたちが助けにやってきます。
なんで俺の妹を殺したと問い詰めますが、生意気な女が俺に偉そうな口を叩いたんだよと言って急に気絶してしまいます。
トンバン・ミンは病院に搬送されますが、そこにソナン村長がやってきて「私はソナン村のトンバンだ」と言って権力をかざし、トンバン・ミンは解放されます。
公務執行中の警察を攻撃した現行犯なのに何も覚えていない様子のトンバン・ミンですが、警察は確かな殺人の証拠を見つける捜査をはじめます。
そして、トンバン・ミンには、3人の人格がいることが分かり、子供の頃に誘拐されたことがありました。
その後、デリック・チョとグォンジュが捜査のためにトンバン・ミンの家に行くと腹部にナイフが刺さった状態のトンバン・ミンを見つけますが、同じとき、トンバン・ミンの家の使用人クァク・マンテクが自分がサーカスマンだと自首してきます・・・

11話
トンバン・ミンが自分の家で殺したコン・スジの髪の毛を持って警察に現れた使用人のクァク・マンテクは今までの殺人事件はみんな自分が殺したと言い、トンバン・ミンも自分が刺したと狂ったように笑いながら供述しますが、その後、薬物を飲んで舌を切って自ら自殺します。
また、病院に搬送されたトンバン・ミンは祖父の村長から、すべての事件の犯人は使用人クァク・マンテクだったと聞かされますが、その時トンバン・ミンがまたいくつかの人格に変わり、「クァク・マンテクの野郎も死んだし、あとはこの老いぼれさえ死ねばすべて終わる」と祖父の村長の首を絞めます。ところがすぐに人格が元に変わりトンバン・ミンに戻ります。
恐ろしくなった祖父の村長は「今度話そう」と言って病室を出ていきますが、トンバン・ミンの中に他の人が住み憑いていることを確信します。
祖父の村長はソナン村の村人たちを集め、血を分けた家族のクァク・マンテクが殺人鬼だったと説明し、孫のトンバン・ミンをかばう嘘をつきます。
また一方で、デリック・チョはトンバン・ミンのアリバイを崩す重要な動画を1つ入手します。

12話
デリック・チョ(ソン・スンホン)とグォンジュ(イ・ハナ)の二人は同じような幻を見るような中毒症状が出ます。
デリック・チョはどうやらピモ庁の内部に村長の命令を受けた人物がいるようだと疑うのですが、そんな時クァク・マンテクの解剖結果からピモ草を飲み込んだことが判明し、二人もピモ草を飲まされたことに気が付きます。
また一方で、トンバン・ミンは明日のフィジー行きの飛行機に乗り韓国から脱出しようとしています。デリック・チョ(ソン・スンホン)たちは、トンバン・ミンが出国する前にもう一人、殺人を犯す可能性があるとみて、何としても今日中に逮捕しようと作戦を立てるのです。
ところが、その作戦中にクォン・セッピョルがトンバン・ミンに拉致されてしまいます。
デリック・チョたち警察がトンバン・ミンの車を見つけ追跡しますが、トンバン・ミンは一人で車を降りて市場のビルの建物の中に逃げていきます。
車の中には気を失ったクォン・セッピョルと怪我している村人が二人いました。

13話
市場のビルの建物の中に逃げて行くトンバン・ミンを追跡するデリック・チョ(ソン・スンホン)はトンバン・ミンを取り逃がしてしまいます。
この時、トンバン・ミンは鼓膜まで入れる超小型デジタル補聴器を落とします。
なんで、こんなことまでしてグォンジュ(イ・ハナ)の真似をするのでしょうか?
そのトンバン・ミンは市場の別の建物で人質を取り抵抗しますが、やっとあきらめて「殺して下さい、僕が人を殺したなんて怖すぎるから」と静かに話します・・・
グォンジュ(イ・ハナ)はこのトンバン・ミンが逮捕された時の人格に違和感を覚えます・・・
逮捕されたトンバン・ミンに「私たち前に会ったことあるでしょう?なぜ私を真似する人格を作って私の姿で人を殺したのか、言いなさい」とグォンジュ(イ・ハナ)はいいますが「思い出せません、ただ幼いころ虐待されたからだと思います」と答えます。
その後、祖父の村長がトンバン・ミンに面会に来ますが、二人の会話から意外な事実が分かり、
村長の独裁者としての顔が明らかになります。
トンバン・ミンは祖父の村長に「俺が全部バラす前にすぐに俺を病院に移せ、お父さん」と脅します。また、デリック・チョ(ソン・スンホン)たちも二人の親子関係を知ります・・・

14話(最終回)
精神病院を抜け出したトンバン・ミンはチャッド・リとシム・デシク(ペク・ソンヒョン)を襲撃してソナン村に向かいます。
トンバン・ミンは村長のドンバン・ホンヨプに「もう全てを終わらせる時間になりました、父さん」と言って不気味な顔をします。
デリック・チョ(ソン・スンホン)とグォンジュ(イ・ハナ)と警察もソナン村に向かい、祈禱室がある石工博物館に行きますが、すでにトンバン・ミンが村長のドンバン・ホンヨプを連れ去った後でした。
またこの時、森の中を通りかかったグォンジュ(イ・ハナ)は子供のころにこの森でトンバン・ミンと一緒にある女から逃げていたことを思い出します。
そして、ソナン村では村人たちが警察の熱心な説得で、村長ドンバン・ホンヨプの悪行と自分たちが騙されていたことを知り事態は一変します。
その後、警察は手分けをしてトンバン・ミンを捜しますが、グォンジュ(イ・ハナ)はさっきの森が気になっています。
その時、あの森の奥に長い間放置されている病院があることを知り、デリック・チョ(ソン・スンホン)とグォンジュ(イ・ハナ)の二人は向かいますが、グォンジュは病院を見て、「私とトンバン・ミンはこの病院にいました」とすべて思い出します。
そして、トンバン・ミンの声を聞いたグォンジュ(イ・ハナ)は建物の2階で村長ドンバン・ホンヨプを殺そうとしているトンバン・ミンを見つけますが、トンバン・ミンが逃走します。
後を追ったデリック・チョと二人は緊迫した銃撃戦になりますが、またデリック・チョが危険な状態になりグォンジュが助けに入ります。
トンバン・ミンはまた急にいくつかの人格が現れますが、その隙にデリック・チョが銃を向けて発砲します。
これで全てが終わり、トンバン・ミンは逮捕されますが、「その耳、しっかり守っていろ、奴らが取りに来るから・・・」とグォンジュ(イ・ハナ)に意味深な言葉を残します・・・
そして、続編を予感するようなラストで終わりました。





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韓国ドラマ「僕のヤバイ妻」あらすじと感想、夫婦の危険な駆け引き

2022-02-07 | 韓ドラ は行、ほ


韓国ドラマ「僕のヤバイ妻」あらすじと感想、最終回。
本作は日本で2016年に木村佳乃さんと伊藤英明さんが主演を務めた同名ドラマの韓国版で、2018年にはトルコ版も制作されたほど人気の高い心理サスペンスドラマです。
本作も不倫、誘拐、身代金、復讐、保険金、そして夫婦愛とキーワードがいっぱいあり、見どころ満載です。
幸せそうに見える結婚6年目の夫婦ですが、夫の浮気が判明し二人の間にはどす黒い雰囲気が漂っています。
夫が不倫相手と一緒に妻を殺そうとした時、妻の誘拐事件が発生し、50憶ウォンの身代金を要求される夫です。
そして、最後まで、この50憶ウォンを狙ってくる人物が次々と現れてきて、誰が犯人で味方か敵か分からなくなり、どの人物からも目が離せなくなります。
また、緊張感あふれるドキドキハラハラはありますが、ドロドロ感はなく、滑稽ですが深刻な問題でもある夫のブラックコメディには爆笑です。
その妻に翻弄される夫には幅広い演技で活躍されているベテラン俳優のチェ・ウォニョンが扮し、いつも一枚上手の妻に振り回されている姿はユーモアに溢れ笑いの渦です(笑)
また、主演の妻役には名作「パリの恋人」のキム・ジョンウンが、根っからのセレブをミステリアスに演じていますが、実は彼女には大きなある計画があり、その本心は最後の最後まで分からないエレガントな「ヤバイ妻」です・・・

また、主演二人のお互いの様子を見合う駆け引きが続く中、夫の不倫相手や隣に住む年上妻のウネや年下夫のミンギュなど、次々と本性を現していく登場人物たちにも注目です。
私は後半から大きなカギを握る隣に住む、親子ほど年の離れた年上妻夫婦がとても印象に残りました。
どう見ても母親に見えてしまう年上妻は、いずれは自分から離れていくと思っている年下夫を全て理解して、夫のために50憶ウォンを奪おうと仕組むのですが、年下夫は最後まで年上妻をかばい夫としての役目を努めるのですが・・・そこには愛があったのでしょうか・・・??
最終回の余韻を残す年下夫を演じた、ユン・ジョンソクの横顔が深く心に残るラストでした。

あらすじ(ネタバレあり)
1話
レストランを経営する夫のユンチョル(チェ・ウォニョン)と妻のジェギョン(キム・ジョンウン)は結婚6年目の夫婦ですが、夫は完璧すぎる妻に嫌気がさし、妻に触れるだけで蕁麻疹が出るほど窮屈な生活を送っています。
夫のユンチョルはローン返済に苦しんでいて、親の遺産を相続した妻のジェギョンに頼りますが妻から断られてしまいます。
そんな時、夫のユンチョルは不倫相手のソンミから妻の殺害をもちかけられます。
ワインに毒を入れるためワインを買って帰る夫のユンチョル。
ところが家に帰るとリビングに血痕の跡があり、テーブルの上に「50億ウォン用意しろ、通報したら女は死ぬ。N31」とメッセージがありました。
夫のユンチョルはすぐに警察に電話し、ソ刑事がやってきます。
いろいろ質問を受けますが、妻は僕にはもったいないくらい完璧な妻でしたと答える夫。
長い戦いになりますのでゆっくり休んでくださいと刑事は言いますが、刑事は夫のユンチョルに疑いの目を向けています。
刑事が帰った後、「自由だ、妻が戻ってこなければ金は僕のものだ」とビールを何本も飲んで妻から解放された喜びに笑みを浮かべます。

ところが、翌日、「楽な道を諦めたとは、警察に連絡したな、殺してやろう」とN31から再び手紙が届きます。
そして、妻のジェギョンの誘拐がニュースで報道され、メディアも注目し始めました。

警察は公開捜査に切り替えて捜査をはじめますが、妻のジェギョンは亡くなった両親から多額の遺産を相続していたことを知ります。彼女はウンダム食品の一人娘でした。

また、隣に住むジェギョンと仲がいいウネが「実を言うと最近ご主人が浮気しているかもと悩んでいました」と記者たちに話している姿がニュースで流れます。

2話
夫のユンチョルは自分を尾行していた妻の大学時代の後輩ユミンから、妻が不倫相手まで知っていて苦しんでいたと知り驚きます。
そして、後輩のユミンは尾行していたのは自分だけではないと教えます。
ユンチョルはなぜ僕を尾行したんだと不倫相手のソンミに聞きますが、あなたが心配だっただけと言いますが、ユンチョルは彼女に不信感を持ちはじめます。

また、妻のジェギョンはユンチョルの実家の家族たちを大切に面倒見てくれたことも、今回の事件があって初めて知りました。そして、実家の姪っ子がジェギョンから預かっていたという鍵をユンチョルに渡します。
家に帰って、そのカギで彼女の引き出しを開けると、そこには夫ユンチョル名義の通帳と愛情あふれる手紙が入っていたのです。それを見た夫は号泣します。
そんな時、またN31から、妻ジェギョンの動画が送られてきます。
更に、発行番号の違う紙幣で50憶ウォンを用意しろ、通報したら女を殺す、とメッセージもありました。
そして、50憶ウォンを用意したユンチョルは妻ジェギョンの救出に向かいますが、その場所で指定場所が変わり、次の場所に移動しますが、また新しい指示があり漢江のマリーナに向かいますが、身代金はドローンで運ばれてしまいます。
ところが、そのドローンはトゥムル船着き場の広場に降りますが、中身は紙切れで、夫のユンチョルは警察に知らせないで途中で身代金を犯人に渡していたのです。
従わなければ女は殺すと指示があり、仕方なかったのです。

その後、車中でボトルワインに注射器で何かを入れるのを目撃したと匿名で通報があり、家宅捜査が行われワインを押収します。また、夫に容疑がかけられます。
事件は夫婦と不倫相手の痴情のもつれが原因なのか、また身代金を狙った第三者の仕業なのか?
世間は注目しています。
そして、不倫相手のソンミが事件の重要参考人として連行されます。

3話
2年前にウンダムグループのジェギョンの両親が亡くなり、結婚に反対していた両親は財産を社会に寄付したのです。それを知らなかった夫のユンチョルはなぜ他人に財産をとガッカリします。そして、1年前から夫の事業がうまくいかず喧嘩が増えますが妻のジェギョンは耐えていました。毎週金曜日に浮気していることも知っていましたが、1か月前に夫と不倫相手のメール「夫婦間の最も美しい別れは死別だって」「手伝おうか?お葬式の準備でもしてて」これを見て泣き崩れるのです。
ジェギョンは復讐の準備をするために不倫相手の部屋に忍び込んで盗聴器を仕掛けます。
そして、悲劇の妻を演じるために自分を手伝ってくれる人が必要だったジェギョンは大学時代の後輩ユミンに偶然を装い再会し、自分の復讐に協力してくれるように話をします。

自作自演したジェギョンは橋の下で見つかり、搬送された病院に夫がやってきました。
「無事でいてくれて本当にありがとう、怖かっただろう、ありがとう」と胸をなでおろす夫です。
しかし、警察はジェギョンが犯人の顔を見てないというので、まだ夫のユンチョルの容疑が晴れたわけではないと思っています。
毒殺未遂の容疑もまだあるのですが、押収されたワインから毒は検出されなかったのです。
警察は不倫相手のソンミとユンチョルが共謀して誘拐事件を起こしたと疑いソンミを調べはじめます。
そんな時、ユンチョルの姉の元夫で元刑事の元義兄のノ・チャンボム(アン・ネサン)がユンチョルに近づいてきて、「俺たちが追うのは犯人ではなく50憶ウォンだ」と笑って話します。

4話
ジェギョンとユンチョルは同じ家で何事もなかったように再出発と言うかたちで暮らし始めますが、夫は妻を疑いながらも「私はあなたを信じている」と言う妻を信じたい夫です。
そして家にあった盗聴器も妻ではないと信じたいユンチョルは元義兄のノ・チャンボム(アン・ネサン)に相談しますが、夫は妻を、妻は夫を、見張っているはずだから、気づかれないように気をつけろと注意を受けます。
また、ユンチョルと不倫相手ソンミが妻のジェギョンが怪しいと感じ始めていた時、ジェギョンが夫のお店に来て仕事を手伝いたいと言います。

また、夫のユンチョルは毒入りのワインが見つからなかったのが、おかしいとずっと考えていましたが、そんな時、妻のジェギョンが「証拠の毒入りワイン」を隠して持っていたことを夫に話します。
やはり自作自演を疑っていた妻が犯人だったと分かった夫のユンチョルは妻の裏の顔をみて恐ろしくなります。
そして、毒入りワインを持っていたあなたは殺人者よと言って、あなたも私も同じ犯罪者なのよと意味ありげな怪しい笑みを浮かべます。
ワイングラスを持ったジェギョンは「復讐は相手の死を願いながら飲む毒よ、私たちはすでに飲んだわ、死が私たちを分かつまでやってみるの、私たちの再出発を・・・」と乾杯する妻・・・

5話
ジェギョンの後輩ユミンがこの事件に関わっていると考え、警察は引き続き捜査を行っていましたが、そんな時、ユミンのアトリエで火災が発生します。
人は誰もいませんでしたが、建物の地下にはジェギョンの大きな肖像画が飾られていました。
ユミンは心から愛するジェギョンの絵画だけは燃やせなかったのです。

夫のユンチョルは妻がユミンを始末したのでは?と思い、今朝もあの事件の時、ジェギョンの爪が送られてきた夢をみて、「今度はあなたの番よ」とささやきかける夢の中の妻にビクビクするユンチョルです。
ところが、朝早くに警察が来て、アトリエの火災について話しますが、ユンチョルとジェギョンは仲の良い夫婦を演じ、刑事は無事に戻られて良かったですと言って犯人は必ず捕まりますと言って帰っていきます。

夫のユンチョルは妻が持っている50憶ウォンが気になり、妻を尾行するとユミンと密会する場面を目撃し、50憶ウォンもユミンが持っていました。今度はユミンを尾行しますが、途中で妻とバッタリ会ってしまい、妻はこんな所で会うなんて嬉しいと言います。
妻の平然としている姿を見ると、これも仕組まれたことなのでしょうか?
その後、警察は事件の有力な容疑者としてユミンを緊急指名手配します。

また一方で、不倫相手のソンミもジェギョンの自作自演を知り、ユンチョルとまた手を組み、一緒に50億ウォンを奪うために作戦を立てます。
ところが、その日の夜に帰宅したユンチョルはガレージでユミンに襲われ殺されそうになりますが、ジェギョンが助けに入り、ユミンはジェギョンに殴られます。
これも二人が仕組んだことだと思っている夫のユンチョルは怖くてこの家を出ると言いますが、それでも夫婦生活を続けるという妻です・・・
ところが、3人で揉めているところを隣に住む年下夫のミンギュに見られていました。

6話
愛するジェギョンがユンチョルと一緒に住んでいることを心配するユミンはジェギョンの言うことを聞かずに勝手な行動ばかり起こします。
ジェギョンはユミンのことをバー「SUD」の社長イ・ジンスに相談しますが、その後を隣に住む年下夫のミンギュが尾行します。
その後でユミンを呼び出すジェギョンは「私より自分の心配をしなさい」と注意をします。

ユミンの潜伏先のホテルを突き止めたソンミはユンチョルに連絡します。
その後、ユミンがホテルの部屋を出ていくところを見たソンミは部屋のキーを手に入れ、部屋に50憶ウォンがあることを確認して、キーをユンチョルに渡します。
翌日、ユンチョルはユミンの潜伏するホテルの部屋に忍び込み、50憶ウォンが入っているアイスボックスを開けますが、そこにお金はありませんでした。
部屋の中を隈なく探しますが、どこにも50憶ウォンはありません。



7話
ホテルの窓から転落し血を流して倒れているユミンを目撃したユンチョル。
自分が疑われると思い、聞き込み中の警察官を振り切って車で逃げてしまいますが、これも妻の計画の1つなのかと疑ってしまうのです。

その50憶ウォンは夫のお店に宅急便で届き、妻のジェギョンがコーヒーの袋にいれて、お店の倉庫で保管しています。
ところが、そこへ元義兄のノ・チャンボム(アン・ネサン)が現れ、ジェギョンに探りを入れてきます。
すると今度はソ刑事がやってきて、「ソン・ユミンが死にました、ホテルの窓から落ちたようです」と話し、「事件現場の近くでご主人が目撃されました、連絡があればすぐに知らせてください」と言って帰っていき、すぐに夫のユンチョルは警察に連行されます。
夫に容疑がかかっていると知ったジェギョンは完璧な計画を立てて夫のユンチョルを救います。
でもユミンが死んだのは本当なのでしょうか?
すべて、死んだユミンがジェギョンを誘拐して自殺したことになりました。

8話
夫のユンチョルはお店の倉庫で50憶ウォンを見つけますが、それを見ていた元義兄のノ・チャンボム(アン・ネサン)と取っ組み合いの争いになり、結局はお互いに半分づつ分け合うことになりました。
すぐにソンミに電話して夫のユンチョルはソンミに半分のお金が入ったバックをを渡しますが、そんな時、妻が倉庫にやってきます。散らかっている倉庫を見て驚く妻に知らない誰かに襲われたとその場を逃げ切ります。

また、元義兄のノ・チャンボム(アン・ネサン)が半分のお金を持っていることをすべて気付いている妻のジェギョンは娘である姪っ子を誘拐します。
また、ユンチョルとソンミは海外に逃亡することにしますが、チャンボムから電話があり、「今すぐ金を持ってこい、お前の妻が娘のチェリムを誘拐した」とあせっています。
不倫相手のソンミは「私たちには関係ないじゃない」といいますが、夫は「僕が妻を止めないとみんなが危険にさらされる」と言い、安全のために埋めたお金を掘り返すのです。
50憶ウォンをまた手に入れた妻のジェギョンです。
ところが、50憶ウォンが気になって夫は家に帰ってきたと思っていた妻でしたが・・・
夫は離婚届を持ってきたのです・・・
そして、妻をスタンガンで気絶させ、50憶ウォンを持って家を出ていきます。

9話
また一方で、ユンチョルの隣に住む年下夫のミンギュはソンミを呼び出します。
「俺は見たんだぞ、ソン・ユミンが50憶ウォンを持っていると考えて尾行し、金を奪おうとして
ソン・ユミンを殺した」と言うと、「私は誰も殺してないし、財布には5万ウォンもない」と言います。「俺たちいい仲間になれると思うけど」と誘いかけてきます。
そして、酔ったソンミを家に送りますが、そこにユンチョルがやってきて、二人が親密そうにしている姿を目撃します。
ユンチョルは自宅に戻りますが、強盗事件が起きて妻のジェギョンが倒れていて病院に搬送されます。
ユンチョルは一度自宅に帰り、バックを確認しますが、中身の50憶ウォンはただの紙切れで、また妻にまんまと騙されてしまった夫です。
病院に戻ったユンチョルは医師から「スタンガンの衝撃で階段から落ち、後は精神的ショックによる記憶喪失です」と告げられます。
家に戻った記憶喪失の妻ジェギョンを優しく見守る夫のユンチョルは新婚当時の二人を思い出していきます。
でも、これも妻ジェギョンの演技なのでしょうか?

10話
ラブラブな甘い生活を送っているユンチョルとジェギョンですが、生活の雑音の中で少しづつ記憶を取り戻しているジェギョンは夫を不倫相手から取り戻すためにある計画を立てていたことを少しだけ思い出します。そして、あのお金はどこに?? 一番大事なことを思い出せないのです。
夫のユンチョルも妻ジェギョンの変化に直感的に気がつきはじめ、お互いに相手を騙しながらの日々を続けています。

また一方で、まだジェギョンを襲った強盗犯が捕まっていませんが、ソ刑事はソン・ユミンの遺書が偽装だと知っている奴が容疑者だと考えていますが、証拠になる50憶ウォンは今どこにあるのか?警察も捜査しています。

そんな中、ジェギョンがお店にやってきて、倉庫で夫と二人きりになります。
50憶ウォンの行方についてお互いにまた揉めますが、妻は「記憶喪失は計画になかった、おかげで何日か幸せだった」と涙を流します。
とりあえず、お金を捜すことになった二人は結婚6周年を祝うパーティーを自宅で行いお店の従業員を呼びます。この中にお金を狙っている人がいるというジェギョンです。

記憶をなくしていた妻のジェギョンはお店の従業員のイム・ドヒョンに強盗犯になってもらったことを知ります。ドヒョンのおかげで記憶も戻ったのです。
そして、50憶ウォンはキムチが入っている大きなタッパーの中に入っていたのです。

11話
離婚したい理由は本当に君を殺すかもしれないからだという夫。
ジェギョンは家を出ていくという夫に50憶ウォンを渡します。
夫は「慰謝料としてありがたく受け取るよ」と言って出ていきます。
ついに50憶ウォンを手に入れて自由になったユンチョルのところに離婚協議の代理人がやってきます。妻は離婚に合意するとのことです。
慰謝料はいらない、自宅や土地や車や店の経営権など、財産分与に関しては今後協議していきますと言って、協議離婚申請書を渡します。

また一方で、夫のユンチョルは元義兄のノ・チャンボム(アン・ネサン)から、絶対にもう一人の共犯者がいる可能性があると聞かされ、調査をするとジェギョンの元家庭教師でバー「SUD」の社長のイ・ジンスにたどり着きます。
そんな時、ソンミから「会いたい」と電話があります。
ソンミは年下夫のミンギュから、ユンチョルがカバンを2つ持って家を出たことを聞かされます。
ユンチョルはとりあえずソンミを信じようとします。
そして、妻ジェギョンにイ・ジンスという男がいたことも話してしまいます。

12話
ジェギョンは夫の50憶ウォンの保険金をかけて殺すためにソンミと手を組むことにします。
夫が死ねばお金が入り、夫の遺書も作ったのでソンミのユミン殺害の件もきれいに片付きます。
お互いの弱みを知る対等な関係だとジェギョンは言い、それに承諾するソンミでしたが、すぐにユンチョルに「ジェギョンが明日の夕食であなたを毒殺するつもりよ」と妻の計画をバラします。
ソンミは「あの女は私と手を組んでいると思っているので、逆にあの女に復讐する絶好のチャンスよ」と反撃する覚悟を決めます。
ソンミはユンチョルを守りたいのではなく、本当はただあの女を潰したいだけなのです。
今主導権を握っているのは私、このゲームは最後までやり通すと自信をのぞかせるソンミでした。
そして、毒薬のアドキシンを作ったソンミはそれをジェギョンに渡します。
当日の夜、二人で料理を作り、久しぶりに夫婦でテーブルにつきますが、ワインから乾杯する二人の駆け引きがはじまります。
ところが、ジェギョンが泣きながら「実はスペアリブにアドキシンを入れたの、腹が立ったからソンミさんと手を組んで、あなたを殺そうとしたの。もうすぐ彼女も来るわ。手土産のワインも毒入りだから絶対に飲まないで」と必死に伝えます・・・

また一方で、ユンチョルの隣に住む年上妻ウネが嫉妬からソンミをゴルフクラブで殴ったことから、偽装結婚していたことまで分かってしまい惨めになったウネは年下夫のミンギュに「秘密の約束を破ったから、この契約は終わりよ」と怒りをあらわにします。
そして、なぜか、年下夫のミンギュはユンチョルの家に忍び込み、盗聴器を仕掛けます。



13話、
夕食の席にソンミが加わり、3人が揃いますが、ソンミはユンチョルが持ってきたアドキシンの入ったアヒージョの料理を口にし、吐血して倒れてしまいます。
すべてを、隣に住む年下夫のミンギュは盗聴していました。
そこに突然、ジェギョンに用事があると言って元義兄のノ・チャンボム(アン・ネサン)が訪ねてきます。
ユンチョルが対応し、ジェギョンは怪しまれないようにソンミの死体を車庫に運び車で家を出ます。

また一方で年上妻ウネのいつもと違う行動を見て、年下夫ミンギュは怪しく感じていましたが、妻はソン・ユミンの持っていた50憶ウォンを狙っていて、ソン・ユミンのホテルの部屋でもみ合いになり転落したことが分かりました。犯人は年上妻ウネだったのです。
夫婦は50憶ウォンを奪うために今度は力を合わせようと手を組むことにします。

ところが、翌朝になって、ユンチョルの家に「50憶ウォン用意しろ、女を殺したことは知っている」と脅迫状が届きますが、隣の年下夫ミンギュは自分ではないと妻に話します。

また、脅迫状を突き止めようと動くジェギョンは家の中で盗聴器を発見しますが、夫のユンチョルはソンミを殺してしまった罪悪感から幻想を見るようになります。

14話
ソ刑事たちは、ジェギョン誘拐事件後から始まった同じような内容のウェブ小説をネットで見つけます。
誘拐事件がテーマでタイトルは「The wife」といって、ワインや毒、浮気など、キーワードが全く同じです。
そして、2時間前に新しく投稿された最新話には夫婦が浮気相手を殺したと書かれていました。
ソ刑事は怪しい匂いがすると言い、すぐにユンチョルのお店に向かうのです。
ソ刑事がソンミの話をするとユンチョルは「チン・ソンミは僕のせいで死にました。僕が殺しました」と罪の意識を感じている言葉で自白し、連行されますが、途中でバー「SUD」のイ・ジンスと接触し、ユンチョルは妻のジェギョンがわざとアヒージョを食べるように仕向けたことを知り、衝撃を受けます。ソンミを殺したのは妻・・・
イ・ジンスは「彼女を止められるのは夫のあなたしかいない」と言って証拠の品を渡します。
ところが警察にやって来たユンチョルはそこでソンミを見つけます。
死んだはずのソンミが生きていたのです。
すべて、お芝居だったのですが、これもユンチョルを困らせる復讐の1つだったのでしょうか?
「どうして生きて戻ったか気にならない?」というソンミに頬を平手打ちするユンチョル。
すべて、妻ジェギョンと不倫相手ソンミが手を組んだ仕業だったのです。

そのジェギョンは隣のウネたちの盗聴に気が付き、ケーキを作ってウネを訪ねて行きます。
「ユミンを殺したのはウネさんでしょう?」と問い詰めます。
ウネは「すべて、全部、あなたたちのせいよ」と言ってジェギョンを刃物で刺してしまいます。

15話
ウネがジェギョンを刺したところに年下夫ミンギュが帰ってきます。
ウネは「ソンミは死んでなかった、50憶ウォンを奪うわ、そのお金が手に入ったら、今度は終身契約を結びましょう」と年下夫ミンギュに言います。
夫婦はジェギョンを誘拐して、50憶ウォンを手に入れようとします。

また、怒りをむき出しにしながら自宅に戻ったユンチョルは脅迫状を見つけますが、「二度も同じ手に乗るものか」とブチギレます。そして、結婚指輪を取って投げつけるのです。
ところが、バー「SUD」のイ・ジンスから「N31」の意味を聞かされ、妻ジェギョンの真実の愛を知ります。
そんな中、50憶ウォンを持っていたソンミが年下夫ミンギュに襲われ、50憶ウォンを奪われてしまいます。
年下夫ミンギュは妻のウネに50憶ウォンを手に入れたと電話しますが、「それはあなたへの違約金と退職金の50憶ウォンよ、ご苦労様、私はこの結婚が思ったより幸せだったわ」と言って、電話を切ります。

16話(最終回)
夫のユンチョルがN31の意味を覚えていることを祈ったジェギョン。
そして、幸せも不幸も分け合うのが夫婦だと分かってほしかったのです。

ウネは傷を負っているジェギョンと一緒に死のうとジェギョンの家に火を付けようとしますが、夫のユンチョルが駆けつけます。
そこへ、50憶ウォンを持って年下夫のミンギュも現れ、ライターを持っているウネに「何してるんだ」と驚きます。
その後、ヤケになったウネがユンチョルまでも刺してしまうのですが「僕のせいでこんなことになってすまない」と言葉を残します。
また、年下夫のミンギュも妻のウネを捨てないで、一緒に逃走します。

3か月後、
ソンミはお店の社長になり、皆と仲良くお店を運営しています。
ジェギョンはリハビリを受けながら、もう少しで杖なしで歩けるようになるようです。
ユンチョルとジェギョンは夫の実家のお店を手伝いながら、笑顔のたえない毎日を送っています。
お店も譲り、50憶ウォンも失いましたが、全然悲しくない妻のジェギョンです。
それは、夫を取り戻せたからです・・・

そして、ソ刑事はリハビリ中のジェギョンを訪ねます。
「ずっと頭から離れないことがあります、隣人夫婦の逃亡を手助けしましたね。どう考えても、
理解できない、なぜあの日、あんなミスをしたのか」と話します。

また、事件で身代金50憶ウォンが奪われ、負傷し、自宅も焼失したことで、1,200万ユーロ、役160憶ウォンの保険金がジェギョンにおりることになりました。
そして、受取人は配偶者のキム・ユンチョルです。
そうなんです!ジェギョンは保険金を受け取るのに夫が必要だったのです・・・
隣で笑っている妻の真実はなんだろうか?恐ろしくて聞けない、いや想像もできない・・・
僕が一生懸けても理解できない人だ、僕のヤバイ妻、シム・ジェギョン・・・

そして、結婚10周年を迎えたユンチョルとジェギョンは思い出のお店でお祝いします。
「ありがとう、もう10年も経ったのね」というジェギョンは思い出のワインで乾杯します。
これからも二人は永遠に・・・




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韓国ドラマ「ホテルデルーナ」あらすじと感想、幽霊専用ホテルが舞台

2021-07-17 | 韓ドラ は行、ほ


韓国ドラマ「ホテルデルーナ」あらすじと感想、最終回。月明かりの恋人~
明洞の繁華街で特別なお客様「幽霊」を宿泊させる「ホテル・デルーナ」。ここには気難しいデルーナの女性社長マンウォル(IU)が運営しています。マンウォルはエリートホテリアのチャンソン(ヨ・ジング)を新しい支配人にし、チャンソンに特別な誕生日プレゼントを贈ります。それはチャンソン(ヨ・ジング)に幽霊が見えるようにしてあげることでした。
ある因縁からホテルデルーナで働くことを決意したチャンソンは、マンウォルと共に幽霊のおもてなしをしていくのです。
エリートホテリアが運命的な出会いによりホテルデルーナの支配人を務めることになり、ミステリアスで風変りな女性社長チャン・マンウォル(IU)と共にホテルデルーナを運営する中で起こる騒動や事件など高句麗時代の千年を超えたストーリーも並行して描かれているファンタジーロマンスです。
夜になるとあの明洞の繁華街に幽霊があの世に行く途中に泊まる幽霊だけのホテルがあるというのも面白い設定ですが、そんなホテルではミステリアスでちょっと風変わりな女性ホテル社長マンウォル役を歌手で女優としても活躍するIU(アイユー)が演じ、幽霊が大嫌いで気の弱いエリートホテリアのチャンソン役を人気俳優のヨ・ジングが演じていますが、ヨ・ジング君、ちょっとカッコつけてるところが背伸びしてるかなぁと思いましたが、次第に男らしい力強さが増していくところがとてもカッコ良かったです(笑)
幽霊のマンウォル(IU)と人間のチャンソン(ヨ・ジング)、はじめはお互いにいがみ合って生意気なところがありますが、お二人ともそこが何とも魅力的で最後は一番の理解者に変わっていく過程が楽しかったです。
また、オ・ジホ、イ・ジュンギ、キム・スヒョンら超豪華な人気俳優によるカメオ出演も注目のドラマでが、その中でも思いがけない人物で登場をするキム・スヒョンくんのカリスマ性はハッとさせられます。超~カッコ良すぎでした(笑)シーズン2があるなら是非スヒョン君でお願いしたいくらいです(笑)

はじめは、よくある千年以上も生きている幽霊の物語で高句麗時代の時空を超えてという、よくあるドラマで「またかぁ~」とがっかりしましたが、韓国で大ヒットしたドラマだったので、そこは「韓国ドラマあるある」として我慢して見ていきましたが、3話過ぎからだんだん盛り上がりを見せていきました。後半からお互いに惹かれていく切ないラブロマンスの行方から目が離せなくなり、やがて明らかになる二人の過去の悪縁やホテルデルーナの従業員たちの「あの世に行けない理由」などの過去が感動的に描かれ胸が熱くなります。
でも幽霊と高句麗時代の時空を超えてという物語は、まさにコン・ユの「トッケビ」そのものででしょう・・・?(笑)という感じに見れましたが、でも、心にじわじわと響くものがある不思議な幽霊ドラマでした。韓国でもトッケビの女性版と話題になったようです。

本作はCGを使った映像美と劇中ながれる挿入歌と毎回ゴージャスなIU(アイユー)のファッションは素晴らしかったです!ワンマンで絶対服従的なIU(アイユー)も今までになく魅力的に幽霊を演じていました。
また、ヨ・ジング君は子役時代からドラマに映画にと活躍し、その人気と演技力のすごさは、もうすでに立派な実力派俳優のひとりです。
今は、天才子役から23歳になった彼の兵役がいつになるかとても心配で、今後の兵役情報に注意が必要ですね!


あらすじ(ネタバレあり)
①ある日、幽霊だけしか入れないはずのホテルデルーナに、生死をさまよう男(オ・ジホ)がやってきます。
ホテルデルーナの社長であるマンウォル(IU)はその男を助ける代わりに、男の息子が大人になったらホテルデルーナに引き渡すという条件を交わしその男を助けてあげます。
2019年、20歳の誕生日にホテルデルーナへの招待状を受け取ったチャンソン(ヨ・ジング)は、20年前マンウォルに命を救われた父親(オ・ジホ)の息子です。
マンウォル(IU)は優秀なチャンソン(ヨ・ジング)に特別な誕生日プレゼントを贈り、デルーナで働かせようとします。そして、マンウォル(IU)がチャンソン(ヨ・ジング)に息を吹きかけるとチャンソンは幽霊が見れるようになります。
ところがチャンソン(ヨ・ジング)は幽霊が苦手で怖がり、逆にチャンソンも恨みが強い幽霊から狙われることもあります。マンウォル(IU)は、だから私のそばにいなさいと強気に出ますが、チャンソン(ヨ・ジング)はあなたのホテルで働く気はないとハッキリ言います。

②どのような仕事をするのか?というチャンソン(ヨ・ジング)に「この世での時間が終わったのに、未練があってこの世をうろつき、あの世に行く道を失った死者をあの世に送る仕事です」と言います。ところがマンウォル(IU)は幽霊にとりつかれた人を助けてその代価をもらっていたのです。チャンソン(ヨ・ジング)は僕はそんな詐欺は出来ませんと言います。
ところが彼女にはそれなりの考えがあり、一番いい方法で幽霊を導いていたのです。
また、ホテルデルーナで唯一の人間であるノ支配人はチャンソンが現れたことで自分は支配人をチャンソンに任せるつもりです。そして、「ホテルデルーナは人間世界のモラルが通用するところではなく、お金や力の価値も違うので人間の目でマンウォル(IU)を評価することはできない、勇気を出して向かい合えば私のようにホテルの価値を見つけられるかもしれません」とチャンソン(ヨ・ジング)は教えられます。その後、ノ支配人はお客様としてホテルデルーナにやって来ます。それは彼が亡くなるということでした・・・
その後、霊が見えてしまうチャンソン(ヨ・ジング)は怨霊が強い幽霊に襲われ、マンウォル(IU)が助けに来ます。気絶したチャンソンはホテルデルーナで目が覚め、ノ支配人が話していた、他の人々が決して知らない秘密の「ホテルデルーナ」の世界を知っていくのです。


   


③千年前マンウォルは高句麗時代の遊民族でカオリ村の客主でした。そこではヨンジ城のお姫様に仕えている護衛隊長のチョンミョン(イ・ドヒョン)とマンウォルの仲間で右腕だったヨヌ(イ・テソン)の3人が縁あって出会い友達になります。夜3人で酒を飲んでいた時、マンウォルは護衛隊長チョンミョン(イ・ドヒョン)から自分の名前「満月」の書き方を教えてもらい、嬉しく幸せだった思い出があります。
そして、マンウォルは過去の大きな罪により怨霊樹に縛られていて、千年もの間生きている、その枯れた樹はホテルの庭園にあります。いつまで私を捕まえているつもりなのか?と問うマンウォルに、この世とあの世を行き来する神様のマゴ神(ソ・イスク)は「ここで止まっているのはあんた自身よ」と言います。
また一方、チャンソンはマンウォルと出会ってから夢の中に高句麗時代のマンウォルが、なぜか現れチャンソンを混乱させます。
そしてマンウォルのことやホテルのことをもっと知りたくなったチャンソンはホテルデルーナで正式に働くことになります。
そして、ホテルの従業員たちからマンウォルはマゴ神(ソ・イスク)に罰を受けて捕まっている幽霊だということを聞き、ホテルの庭園にある枯れた樹がマンウォルと関係があることを知り、その樹を見に行きますが、そこには気になるマンウォルがいました。
チャンソンは高句麗時代の友人3人の話をマンウォルにしながら、「あなたはマンウォルという名前の書き方を教えてくれた人に会いたいのですか? ここで、あなたは長い間その人を待っているのですね」と話します。マンウォルは「なぜ、あんたがその夢を見るの?」と不思議に思います・・・ 
チャンソンも「なぜあなたの夢を見るのでしょうか?何か代価を払わないといけないようで怖いです」と疑問を感じ、「あなたの気持ちを晴らしてあげるためにあなたのそばに来たのでしょうか?」と言って、その枯れている古い樹をさわります。

④庭園の枯れていた樹をチャンソンがさわると、不思議なことにすぐに枝から新しい芽が出て緑の葉が咲きはじめました。枯れた樹木に変化をもたらしたチャンソンは特別な人間かもしれないとマンウォルは驚きます。
ところがこれは強情なマンウォルの心を少し開いてあげるためにマゴ神(ソ・イスク)がチャンソンを送ったのでした・・・そして、その樹を大切に育てほしいとチャンソンに伝えます。
ところが古い樹木の変化にこれは大きな災難が起きる兆候だと従業員たちは戸惑い気味で、なんとチャンソンをホテルから追放しようとします。それはマンウォルがこの古い樹に捕まって罰を受けているのに樹が生まれ変わったということはマンウォルの罪が終わったということになるからです・・・
そんな時、チャンソンは初めて担当する目が悪い女性の幽霊が最後に会いたい人捜しを手伝い始め、その恋する男性がいるパン屋さんを見つけてあげます。これでやっとあの世に行けるお手伝いができたとチャンソンは思っていましたが、なんとその男性が目が悪い女性をバイクでひき逃げしていたのです。チャンソンはそのひき逃げ犯人を警察に連れて行き罪を償うように諭します。
その後、「ホテルデルーナ」に来て初めて担当した目が悪い女性は「あの世にいくトンネル」の前にいます。チャンソルはその女性に優しく声をかけ、深く礼をし、あの世に送るのでした。

⑤ウエディングドレスを着た若い独身女性スミンが亡くなり幽霊となってホテルデルーナを訪ねてきます。寂しくないようにと、両親は強い願いの込められた赤い袋をランタンにつけて夜空に飛ばします。それを拾った者は幽霊のスミンと赤い糸で結ばれてしまうのですが、それをチャンソンの唯一の友人のサンチェス(チョ・ヒョンチョル)が拾ってしまい霊に取り付かれて寝込んでしまいます。そこでチャンソンはホテルの幽霊とスミンを結婚させる方法を見つけます。
ところが幽霊のスミンは一人であの世に行きたいので、人間であるチャンソンに結婚式を挙げてほしいと頼みます。しかし結婚に反対するマンウォルは幽霊スミンの本当の気持ちをチャンソンに伝えるのでした・・・
マンウォルは幽霊スミンが本当に結婚したい新郎を連れてきます。
実は結婚式を依頼したのは新郎の両親で、スミンが自分の余命少ない息子を一緒にあの世に連れていくと思い、別の男と結婚させたがっていたのです。
式場で再会した二人は「僕たちずっと一緒にいよう」と言う新郎に対してスミンは「愛しています」と言って無理やり愛する彼を追い返します。スミンはチャンソンに「ありがとうございます」といって一人であの世に旅立つのです。
その後もチャンソンはマンウォルの昔の夢を次から次と見ていきます。夢の中でマンウォルと護衛隊長チョンミョンの二人に淡い恋心が生まれはじめます。
マンウォルは「夢の中で私のことがよくわかってきたようね、私があんたの最後のお客様になってあげる、私はあんたが気に入ったから、でも私をあの世に見送るときは寂しがらないでね」と言って、真剣な眼差しをチャンソンに見せます。

⑥そんな時、ホテルに朝鮮王朝時代の王様がやってきます。王様が来て興奮するマンウォルたちは最高のサービスを提供しようと張り切るのです。ところがこの王様は王の役を演じている俳優で出演する前に突然心肺停止になって亡くなっていたのです。そして、誰もが騙されるくらい王に成りきっている俳優に最後の魂をこめた演技のシーンを作ってあげるマンウォルです。
王様役の俳優に乗り移った幽霊俳優は素晴らしい演技力でドラマの最後まで出演することになります・・・(笑)
また一方、アメリカ留学時代の友人で初恋の相手だったミラ(パク・ユナ)がチャンソンを訪ねてきて二人が会っていることを知ったマンウォルはなぜか寂しい気持ちになります。

⑦「ホテルデルーナ」の13号室から逃亡した女性の霊が、男たちが見ている違法な動画の画面から飛び出して次々とその男たちを襲っていきます。13号室の霊は、5年前に男子学生に自分の恥ずかしい姿を盗撮され、チャットに映像が載ったことに苦悩し自殺した女性だったのです。
チャットグループのメンバーの中に映像を撮って売っていた悪い奴がいますが、その人物は今一流企業の代表となり裕福に暮らしています。その人物の元へチャンソンと共に訪れたマンウォルは、ホテルデルーナへの招待状を手渡します。
その後、4番目のマゴ神(ソ・イスク)は人間を殺し悪鬼となった13号室の幽霊を消滅させます。
幽霊は生きている人間を殺そうとすると悪鬼になり、消滅する決まりがあるようです。
そして、導かれるように「ホテルデルーナ」にやってきた悪い奴は、13号室に連れていかれ、その後、列車事故で亡くなります。

⑧マンウォルはミラ(パク・ユナ)に出会い、ヨンジ城のお姫様ソンファ姫の生まれ変わりだと気付きます。前世でマンウォルは敵だったソンファ姫を殺しますが、その彼女がまた自分の前でチャンソンに声をかけながら微笑んでいる姿が許せないマンウォルです。
その夜、チャンソンはホテルに戻りますが、従業員から新たな秘密を聞かされます。
怨霊樹がマンウォル自身であり怨霊樹の力がこのホテルを作っているので彼女はホテルから逃れられない運命にあることを知ります。
でも、どうして彼女をどこへも行けないようにこのホテルに閉じ込めたのでしょうか?それは人間を殺そうとする悪鬼にならないようにマゴ神(ソ・イスク)が安全な場所を用意したのです。チャンソンはここがどんな場所であろうと、これからもずっとマンウォルと一緒にいると彼女に伝えます。
マンウォルはミラに招待状を送り、ホテルデルーナに招き入れます。そして、前世の恨みを晴らそうとミラを世界一不幸な女に作り上げるのですが、そこにチャンソンが現れて阻止します。

高句麗時代、マンウォルは護衛隊長のチョンミョン(イ・ドヒョン)から、「城に来い、俺がお前を守るから」と告白されますが、「仲間を捨てて、あなたのところに行けない」と苦しい気持ちを伝えます。「恋しくなるな・・・」と言って去っていくチョンミョン・・・
二人は切ない別れをしなければならなかったのです。
ところが、はじめからソンファ姫と護衛隊長のチョンミョンに騙されていたマンウォルは、仲間を殺害されてしまいます。殺したいほどチョンミョン(イ・ドヒョン)を憎むマンウォル・・・
ところが、マンウォルを生かすためにチョンミョンは仕方なく裏切者になった悲しい過去がありました・・・






⑨前世からの悪縁でチャンソルと一緒に地獄を見たくないマンウォルは「ホテルデルーナ」の移転を決め、従業員やお客様たちと姿を消します。
バーテンダーのソンビから「チャンソンを通してあの世に行くチャンスを逃してもいいのか?」と問われるマンウォルは「私は静かにあの世にいけない運命だから・・・」と話します。
ところが、クビになったチャンソンは悩んだ末に、新しいホテルデルーナの移転先へと向かうのですがマンウォルは一緒に働くことは出来ないと言います。
一方、ベルボーイのヒョンジュンとインターンのユナはホテルへの移動中、女性の霊が乗った車を見かけて後を追ったところ、山の中に埋められていた多くの霊を発見し、ホテルデルーナに連れてきます。そして、ヒョンジュンが警察に通報して死体が発見され連続殺人事件としてニュースになります。

⑩ホテルデルーナを訪れた幽霊の会長はチャンソンの人柄を気に入り、孫娘ジウンの結婚相手にしようと考えています。ところがチャンソンはジウンとのデートで「僕には好きな人がいます」と正直に伝えるのです。
また、ある日チャンソンは幽霊が出ると話題になっている図書館で実の母の幽霊に会いますが、父子で育ったチャンソンはこの時、自分は産まれてきてはいけない子供だったことを知り、はじめてお母さんに会っても喜ぶことができないこの状況を悲しむのです。
そしてその夜、ミラはパク・ヨンスという刑事をサンチェスのピザ店に連れてきますが、パク・ヨンスは高句麗時代にお姫様だったミラに殺されたヨヌだったのです。
すぐにマンウォルに会いに行ったチャンソンは「あなたが一番胸を痛める人に会いました」と話し、二人で警察までパク・ヨンスを見に行きます。マンウォルとヨヌは高句麗時代に兄弟のように育った大切な人でした。元気に過ごしている姿をみて「良かった」と涙を流します。チャンソンはまた過去の人物であるミラやヨヌの縁をマンウォルに引き合わせたのです。

その後、マンウォルは図書館に行きチャンソルの母の霊をホテルデルーナに連れていき、チャンソルにあの世に送るチャンスを与えるのです。愛するチャンソンが思い残すことのないように助けたいのですね。
マンウォルはチャンソンに「あんたが送るべきお客様が待っているわ、復職して」と電話します。ホテルデルーナはまた明洞に戻り、復職の許可をもらったチャンソンはホテルデルーナでマンウォルを守ることを誓うのです。
また、マンウォルも「実は私があんたに来てほしいと思っていたのよ」と言い、「私は利用するわ、ミラもヨヌも私の前に連れてきた、次はあの人も連れてくるはずだから、そして私は絶対に彼が無事に通り過ぎるようにさせないから・・・だから何があっても、そばにいてほしい」と真剣に伝えます。チャンソンも僕を信じてと言って、そっと抱きしめるのです。

⑪古い怨霊樹に綺麗な青い花がたくさん咲きました。それはマゴ神がマンウォルをあの世に連れて行こうとしているのです。花が咲いたのは散るためなのです。従業員たちはマンウォルがあの世に行く前に自分たちも行くことになるので心の準備が必要だと思いはじめています。

また一方、サンチェスの恋人ベロニカが外国で事故死したことを知ったチャンソンは二人をホテルデルーナで引き合わせてあげます。月食の奇跡で二人は幽霊と人間で再会しますが、ベロニカは「素敵な私の愛する人、さようなら」と告げて消えていきます。泣き崩れるサンチェスですが、チャンソンは彼の恋人ベロニカをあの世に送ってあげるのです。このような突然の死は残った人に大きな悲しみを残します。

そんな中、連続殺人事件を探るインターンのユナは殺された幽霊たちから犯人の特徴を聞いてモンタージュ写真を作ります。真犯人らしき人物を見つけたとの連絡を受け、チャンソンはとあるカフェへ向かうのですが、そこにいたのは留学時代の友人ソル・ジウォンだったのです。
すでに警察を呼んでいたので、ジウォンは殺人事件の容疑者として緊急逮捕されます。
チャンソンと親友サンチェスとソル・ジウォンの3人はボストンの留学時代の友人でした。
その時サンチェスの悪い噂を流したのがソル・ジウォンでそれを助けたのがチャンソンでした。

⑫チャンソンと犯人のジウォンが乱闘になり怪我したチャンソンを心から心配するマンウォル。
そして、二人はしみじみと痛切に思いやる感情が湧き出てきます。それは、怨霊樹の花が咲いたからでしょうか?と言うチャンソン・・・ところがマンウォルは「花が散ろうとしているからかしら」と告げるのです。 チャンソンが送ってあげる最後のお客様のマンウォルの死が近づいているのでしょうか・・・
マンウォルが残された者の悲しみに恐れを抱きはじめたとき、花が散り始めました・・・
チャンソルは「僕を置いていくときは怖がらないでください。これが弱い人間の僕が思いっきり今できる恋です」と語りかけます・・・

また一方、犯人のジウォンは病院の屋上から飛び降りて、チャンソンを強い怨霊となって呪います。そして恨みがあるチャンソンが同じように死ぬことを望んでいます。
マゴ神からチャンソンを失うことになると言われ、マンウォルは激しく動揺します。
チャンソンに悪縁だった怨霊が付いたのは自分のせいだと思うマンウォルは危険が迫るチャンソンのためにマンウォルは死神と取引を行います。それは手相の生命線をつなぎ合わせ延命治療で生き延びている医者の息子を迎えに行く仕事だったのです。

⑬名家のユン一族の最後の息子ユン・スンボムが霊となってホテルデルーナにやってきます。ホテルのチェ・ソヒ客室長はかつてユン家によって娘を殺され、悔しさからユン家の断絶を望んできました。ユン・スンボムは独身なので宗家では孫の顔も見られず悲しんでいるはずです。そしてチェ・ソヒ客室長は ユン家の涙をこの目でみるため、お葬式に行き200年の恨みを晴らそうとします。ところがユン・スンボムの恋人スジンが子供を妊娠していて、ユン家の子孫がまだ残っていたのです。ところがチェ・ソヒ客室長の心が揺らぎはじめ、流産しそうになったスジンを放置できなくて、彼女を助けるのです。

また一方、ホテルの庭園の怨霊樹の花が散り始めますが、マンウォルはチャンソンを思う気持ちを抑えられずにいたのです。 マンウォルはチャンソンに昔の話をします「恋人も憎い人も愛する護衛隊長チョンミョンだった、あの日彼を殺す約束を守るために満月と書かれた剣で彼と戦った、彼はまたマンウォルに会えて嬉しかったと言って、自分からマンウォルの剣を自分の胸に突き刺したのです。俺はマンウォルを包み込んで消えない月になって見守るだろう」と最後の言葉を残して息を引き取りました。その後マンウォルは城に火をつけ多くの人を殺し血で染まった自分をみて涙を流します。
そして、「今も私の罪は重く怨恨もとても深く、これが私の本当の姿なの、千年と言う長い間あの人を待ちながら、あの人が来たら、地獄へ落とし消滅させるつもりだった」とチャンソンに話します。そして「代わりに僕が来ました」と言ってそっとマンウォルを抱きしめます。

その後、ある夜に人間の男の子がお母さんに会いに来たと言ってホテルデルーナにやってきます、ところがお母さんは昨日あの世に行ったのです。ホテル内で迷子になった男の子を追いかけたチャンソンはあの世へ通じる長いトンネルに閉じ込められてしまいます。子供はあの世行きのトンネル前で見つかりますが、人間のチャンソンはあの世のトンネルで道を失うと二度と戻れなくなってしまうのです。

⑭チャンソンがトンネルから戻りホットするマンウォルですがチャンソンの変化に気付くマンウォルは「あんたは誰?」と驚くように訴えかけます。まさか、チャンソンが一番憎いあいつのはずがない・・・?と心中が揺れ動いています。
そしてチャンソンから夢で見たあの人・チョンミョンの話を聞かされ、「あの人は一人で湖の前であなたを待っていました。手にはあなたの月の形をした髪飾りを持っていました。」と聞かされます。
また護衛隊長チョンミョンは処刑された高句麗人の遺品を集めお葬式ができるように生き残った村人に渡していたのです。

ホテルの庭園の怨霊樹の前でマンウォルはマゴ神から血で染まった月の形をした髪飾りを受け取ります。そして「ク・チャンソンがあの者か?」と強く問い詰めます。
マゴ神は「千年以上も待っていた人が現れたのに嬉しくないようだね、あいつが現れたら殺して自ら消滅すると偉そうに言っていたのに、迷っているようね。チョンミョンによって消滅するか?チャンソンによって救いを得るのか?それはマンウォルの選択だよ」と言って去っていきます。

自分からチャンソンを殺せないマンウォルは、連続殺人犯の怨霊ジウォンを悪鬼にするために血で染まった月の形をした髪飾りを渡します。怨霊が悪鬼になれば力を与えたマンウォルも一緒に消滅するからです。結局マンウォルはチャンソンを利用しますが、こんな愛があるなんてとても悲しいことです。
チャンソンはマゴ神がいる薬局を訪れ、「僕がマンウォルが憎んでいる過去のチョンミョンですか?」と尋ねますがそれは違うと言います。そして、まだあの世に行っていないホテルデルーナに来た最初のお客様の「小さな光」に出会います。マゴ神はこの最初のお客様が大事だといいましたが、それが憎んでいた過去のチョンミョンだったのです。
マゴ神はマンウォルが悪鬼に渡した髪飾りを持ってくるようにチャンソンに言います。
髪飾りを取り戻したチャンソンはマンウォルと一緒にヨヌの生まれ変わりの刑事ヨンスをホテルデルーナに招待します。そして昔マンウォルが助かったのはヨヌとチョンミョンの約束だったことを知ります。そして、最初のお客様だった護衛隊長チョンミョンもこのホテルデルーナでマンウォルと同じく「小さな光」となって罪を償っていたのです。
そして、マンウォルの前にチョンミョンが現れます。「これが本当に俺たちの最後なんだな」と涙を流しながら髪飾りと一緒にマンウォルの力であの世に旅立ちました。
そして、ホテルの庭園の怨霊樹の花も葉もすべて散り死んでいきました。


  


⑮護衛隊長チョンミョンをあの世に送りにトンネルに入り、マンウォルがホテルを留守にして1か月が経とうとしています。
その間にホテルでは新しい主人を迎えるために飲ませるお酒をマゴ神が作ることになりますが、重要な材料の怨霊草がありません。
そして、その怨霊草を200年前の庭園に咲いているのを見たというマゴ神はチャンソンに薬草を取りに行くように頼みます。
チャンソンはマゴ神の頼みで怨霊草を取りに200年前の時代にタイムスリップして当時のホテルである満月堂でマンウォルたちに出会います。
その後、現代のホテルデルーナに戻ったチャンソンはマンウォルも戻ってきたことを知り彼女を抱きしめるのです。
また一方、ベルボーイのヒョンジュンは自分を銃で殺した友人と70年ぶりに対面し、友人はずっとヒョンジュンの病気の妹の面倒を見ながら罪を償う気持ちで生きてきたと言い、過去を清算するのです。
マンウォルも新しい主人が来る前に3人の従業員たちを自分がいる間に送ってあげたいと思っています。でも時間が足りるでしょうか? 次のホテルの主人はマゴ神が決めるのです。
そしてインターンのユナは、お酒を盗んでマンウォルに飲ませようとします。マンウォルがそのまま主人でいれば、ユナもヒョンジュンと一緒にいられます。またチャンソンもマンウォルと一緒にいられるわけです。
マンウォルはチャンソンに「このお酒飲もうかしら・・・」と聞きます。
チャンソンは「飲まないでください」と答えます。
二人はお互いに「愛しています」と微笑みながらうなずくのです。

最終回、
バーテンダーのキム士人(シン・ジョングン)は、自身の過去の朝鮮時代の名前キム・シイクの話を歪曲した小説「淫乱書生 キム・シイク」が出版されると聞きます。朝鮮時代に首席合格を取り消されたキム士人は自分は淫乱書生 キム・シイクではないと500年もの間恨みを持ち続けていたのです。そして、その名誉を回復するためにマンウォルとチャンソンは出版会社を訪れます。
また、「春香伝」「沈清伝」などの現在まで伝わる作者不明の有名なハングル小説がキム・シイク、キム士人の作品だと知ったマンウォルたちは「淫乱書生 キム・シイク」の小説を「鶴の歌」という題名で書き直し出版させます。この本は大ヒットし、恨みを晴らし名誉挽回したキム士人は「みんな、ありがとう」とお礼を言ってあの世に旅立ちました。

ベルボーイのヒョンジュンも妹のヒョンミと一緒にここを離れる準備をし、ユナはそんな彼の姿に涙を流しますが、ユナは自分は留学すると伝えます。

客室長のソヒは自分が救った名家ユン一族のスンボムの子供を妊娠しているスジンを訪ねますがスジンは「自分の子供は自分の籍にいれます」と勇気ある彼女の言葉に感動します。ホテルを離れるソヒに、マンウォルは「客室長のおかげで大事なことを悟ったわ、ありがとう」と感謝の挨拶を伝え、二人はずっと抱き合い、ありがとうと涙を流します。

マンウォルは皆を見届けたホテルデルーナを見ながら皆のことを思い出しています。
一人残った最後のお客様のマンウォルを見送りにチャンソンがホテルにやってきます
そして、大きな満月が見えたときホテルデルーナが消滅するのです。
そしてすべて消えたあとにマンウォルはあの世に行くことになるのですが、チャンソンは月の夢を見る花が残した最後の夢を見ることになります。
チャンソンはマゴ神に「お願いがあります、時間を遡らせて下さい、一緒に雪を見られるようにしてください」と真剣に頼みます。二人は怨霊樹の下で雪をみながら「あなたの願い通り二人が一緒に過ごす冬です」と言い、本当に二人は長い時間が過ぎて、また出会う縁でした・・・

とうとう、マンウォルを送るためにトンネルの前に来た二人ですが、なかなかお別れが出来ないまま抱き合っています。
マンウォルは「私があなたに言える言葉はこれしかないわ、私たち次の人生でも必ず必ずまた会いましょう」と告げて、泣きながら、さよならをします・・・

その後、月日が経ち、幽霊が見えなくなる薬を飲まなかったチャンソンはマンウォルと再会します。 「早かったな、もっと遅くなるかと思っていたよ」「あなたが待っているから早く来たの」と言って、二人は当然のように寄り添います。
これからの人生はお互いの隣で幸せに生きていくことでしょう・・・
「ホテルデルーナ」は無くなり、新しいホテルと新しい主人がやってきました・・・









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韓国ドラマ「ボーイフレンド」あらすじと感想、ピュアな年下男子

2020-07-23 | 韓ドラ は行、ほ


韓国ドラマ「ボーイフレンド」あらすじと感想、最終回
2019年作品、全16話
「太陽の末裔」で一大ブームを巻き起こし、その後共演したソン・ジュンギと結婚し、本作「ボーイフレンド」終了後になんと離婚したソン・ヘギョが主演のドラマです。しかもソン・ジュンギとは同じ事務所で大の仲良しと知られているパク・ボゴムが相手役とあって、放送前から大きな注目を集めたドラマでしたが、今では離婚の原因に噂されてしまったボゴムがとても可愛そうです。ソン・ジュンギがハッキリ「慰謝料はいらない」ということは、完全にソン・ヘギョが悪いわけですから。ソン・ジュンギとソン・ヘギョは反日夫婦として有名で、反日という共通点があったにもかかわらず離婚なんて、よほど気が合わなかったようですね。性格の不一致とソン・ヘギョがコメントしていますがそれにしても、離婚が早かった・・・
その反日女優ソン・ヘギョが演じるスヒョンは政治家の父を持ち、母親の希望でテギョングループの御曹司ウソク(チャン・スンジョ)と結婚しますが、その後夫のウソクの浮気で2年で離婚。慰謝料に経営難だったトンファホテルを譲り受け立派に立て直し今は有能なホテルの代表として世間の注目を浴びています。一方、果物屋の長男として育ったジニョク(パク・ボゴム)は就活しながらアルバイトで貯めたお金で念願のキューバ旅行に出かけ、仕事で同じくキューバに来ていたスヒョン(ソン・ヘギョ)と偶然出会い、二人は楽しい時間過ごすのです。二人は連絡先を交換することもなく、それぞれ帰国しますが、それから
間もなくトンファホテルの入社式で二人は代表と新入社員という運命的な再会を果たします。
スヒョン(ソン・ヘギョ)の人生は夫を大統領にしたいという野心をもつ母の道具として生きてきました。そんな彼女が平凡な家庭に育った年下のジニョク(パク・ボゴム)によって冷めた心を開いていきます。年齢も育った環境も全く違う二人は世間の常識やしがらみを克服し自分たちの愛を貫いていくのですが、愛があれば年齢も格差も地位も関係ないという二人のピュアな愛が描かれています。また本作はどこにでもある平凡で退屈きわまりないストーリーで、ただ、スーツ姿も決まっているまさに理想の年下男子パク・ボゴムの可愛い笑顔だけで救われているドラマだと思います。はっきり、パク・ボゴムだから最後まで完走したようなものでホテルの代表を務めるソン・ヘギョのファッションもダサくて華やかさも感じられず、なんといっても二人のラブシーンがリアルすぎて何か違和感というか食い違った印象を受けてしまうような・・・とにかく期待外れのドラマでした。韓国での視聴率もみごとに惨敗でしたね。



あらすじ(ネタバレあり)
トンファホテルの代表と新入社員の二人の愛を邪魔するのが、スヒョン(ソン・ヘギョ)の元嫁ぎ先のテギョングループの会長で元義母とスヒョンの実母です。二人はスヒョンと元夫のウソク(チャン・スンジョ)を復縁させようと計画しています。また元夫のウソクを演じているチャン・スンジョですが、ドラマ「カネの花」でも孤独な御曹司を演じていましたが、本作も本当は妻のスヒョン(ソン・ヘギョ)を愛していたのに、自分の母があまりにもスヒョンに冷たく接するので彼女が可哀そうになりわざと離婚して逃がしてあげる優しい心を持つ青年なのです。深く心を寄せていながら陰でスヒョン(ソン・ヘギョ)とジニョク(パク・ボゴム)を見守る姿が切なかったです。そして、テギョングループの会長で元義母はスヒョンのトンファホテルを乗っ取ろうと策略しますが、その窮地を新入社員のジニョク(パク・ボゴム)が何度も救うのです。
ところが今度はトンファホテルの規模がだんだん拡大し、共同経営者として元夫のウソクが加わろうと企んでいます。ウソクはどうしたいのでしょうか?また、スヒョンの父チャ議員は娘のスヒョンを呼び、「まともに生きようと思う。スヒョンは自分の幸せを考えなさい。私は私なりの信念を貫く」と伝えます。スヒョンの父チャ議員と手を切ったテギョン会長の元義母はトンファホテルを回収しようとしますが、その悪行がすべて明るみになります。スヒョンの父は「議員に再選された際に私は企業から違法献金を受け取りました」と国民に謝罪し、検察に出頭します。すべての過ちを正すことを望んだ行動ですが、すべて娘のスヒョンのために終わらせたかったのでしょうね。



終盤、ジニョクはスヒョンに早く一緒に暮らしたいと告白しますが彼女には過去のことが頭に残ってて、いざ結婚となると引いてしまうところがあり慎重になりすぎている部分があり一歩勇気がでません・・・そんな時、ジニョクの母から息子と別れてほしいと言われます。ジニョクの母にとってはあまりにも違いぎる環境や周りからの妬みなど息子のジニョクが傷つくのを見たくないのです。そして、スヒョンはジニョクに別れを告げます・・・ジニョクはそんなの別れの理由にならないと言いますが、彼女は彼との別れよりも分のことで彼の家族が傷つくのを見たくないのです。それは彼に会えないより苦しいことです。
最終回、ジニョクは「君は別れていい、僕は君を愛し続ける。君の別れと僕の愛のどっちが勝つか賭けよう」と伝えます。そしてスヒョンの父が逮捕され母を励ましに行くスヒョン。また、テギョンのキム会長の義母も検察に出頭します。ジニョクはキューバで出会ったとき返せなかったスヒョンのハイヒールを渡しながら「一緒に歩いた足跡を忘れないで」と自分の正直な気持ちを伝えます。これにスヒョンも「ジニョクのそばにいたい。彼のそばで幸せに生きたい。別れようと言ってごめん」と言います。ジニョクは「ありがう。勇気を出してくれて!」と言い二人は別れの危機を乗り越え新しく出発しました。












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韓国ドラマ「僕には愛しすぎる彼女」あらすじと感想、RAINvsエル

2016-05-07 | 韓ドラ は行、ほ


韓国ドラマ「僕には愛しすぎる彼女」あらすじと感想、最終回
本作は4年ぶりの復帰作となったピ(RAIN)のドラマです。
相変わらずキム・テヒさんとの結婚報道が話題になるRAINですが、本作の
ヒロインを演じたクリスタルも4月にEXOのカイ君との交際宣言が話題に
なりました。また本作には3月にチュ・サンウクさんと熱愛宣言した
チャ・イェリョンさんも出演されていてみなさん羨ましいほどの
ラブラブカップルの皆さんが集合しました~(笑)
その「相続者たち」で話題を集めたクリスタルですが、本作では貧しい
環境のなか作曲家を目指していくヒロインを自然な感じのナチュラルな
雰囲気でさりげなく演じています。クールでソフトな芸能事務所会長の
RAINとアイドルグループ「無限動力」のメンバーであるエルの二人から
愛される女性ですが、相反する男性陣からの愛のバトル戦はどちらも
応援したくなるほど切ない恋しさで胸がしめつけられます。

特にRAINのライバルを演じたエルの問題児がだんだん変化していく
様子は心の感情を上手に表現し私はとても好印象でした。
つねに敵対心を持っているかのように見える鋭い眼差しでしたが、時折
見せる笑顔がなんとも魅力的なエルでした!特に笑った時の口元が素敵で
彼女を愛しそうに見つめる優しい視線に胸がキュンキュンになります(笑)
そして若手のエルが、めきめきと演技力を伸ばしていく多彩な感情表現には
驚くほどの進化を感じ、ドラマを引き立てています。
K-POPの皆さんは演技が上手ですね!

人気作曲家として活躍していたヒョヌク(RAIN)は恋人のソウン(イ・シア)
を事故で亡くし済州島でひっそりと暮らしています。
ある日、恋人のソウンが残した携帯電話が突然鳴り留守電にメッセージが
残ります。それはソウンの妹セナ(クリスタル)が泣きながら
掛けてよこした電話でした。
妹セナの様子に不安を感じたヒョヌク(RAIN)は興信所を使って妹セナの
行方を捜しはじめます。
一方、セナ(クリスタル)は借金取りに追われ友人のチュ・ホンという
名前でホテルでアルバイトをはじめます。
そしてそのホテルに滞在中だったヒョヌク(RAIN)はセナがソウンの妹
とは知らずに愛犬タルボンの世話を頼みます。
その後愛犬タルボンがガンに侵されていることを知ったヒョヌクはセナに
専属のペットシッターをお願いしますが、その後ヒョヌク(RAIN)は
セナが恋人だったソウンの妹だったという衝撃な事実を知るのです。

また作曲家志望のセナは芸能事務所ANAに自分のデモテープを送りますが
セナのデモテープを同じ事務所の作曲家のジェヨンが盗作します。
そのことに腹を立てたヒョヌクは父親の芸能事務所ANAの新社長になり
ジェヨンと対立する関係になりますが、愛を通して音楽への情熱に再び
目覚めていきます。あんなに嫌っていた父親の会社ですが、きっとセナの
ために力になりたいのですね・・・
ヒョヌクは社長としてセナは作曲家配属としてANAで一緒に働くことに
なります。ところが周りはコネで入ったセナに対する批判が多く、セナは
作曲家のジェヨンと作曲で対決することになりますが、ヒョヌクに
敵対心が強いジェヨンはアイドルグループ「無限動力」を連れて一緒に
ANAを辞めると辞表を出します。
次々と芸能事務所を中心に起こる問題や騒動がリアルに描かれて
いきますが、劇中登場する架空のアイドルグループ「無限動力」の
内部分裂は今のK-POPアイドルにもあり得る問題かなぁ~と感じるほど
今後のストーリー展開に興味津々になります。

グループ内で孤立していた「無限動力」のセンターだったシウ(エル)
だけ仲間外れにあいANAに残りますが、対立していたメンバーのレオン
(ホヤ)から、「ちっぽけな自分を痛感しろ!メンバーを失い無限動力
でなくなった惨めな自分をな」と脅されるシウ(エル)・・・
この時、同じメンバーだった彼らの衝突する姿はドキドキ、ハラハラ
して緊張感が走ります。
ヒョヌク(RAIN)は「敵のほうが有利なのは認める。だが勝てないわけ
ではない。」とシウ(エル)に伝えます・・・
そしてシウ(エル)は「無限動力から離れ再出発します」と記者会見を
します。ヒョヌク(RAIN)は無限動力と同じ日に新曲をぶつける計画を
立て、曲もセナ(クリスタル)が作った曲にするつもりでしたが、
投資家のチャン会長の反対とシウ(エル)自身が自分に自信がない
ようで、曲を変えパフォーマンスで勝負したいと弱気に・・・
その後、セナの曲はドラマの挿入歌としてキム・テウが歌うことになり
セナがやっと作曲家デビューすることに・・・





ある日、愛犬のタルボンの病気が急激に悪化し、悲しむヒョヌクを
そっと抱きしめるセナ・・・
お互いに気になっていたのに、素直になれなかったヒョヌクとセナ
でしたが、ここから二人の距離が急速に縮まっていきます。

一方、過労からソロデビューで靭帯を切ってしまったシウ(エル)の
ステージは全て中止になりましたが、ヒョヌクは一番つらいのはシウ
だからと言って「また踊れるようになるよ」と言って励ますのです。
ところが病室でシウのお見舞いに行ったセナのスキャンダル写真が
記者によって撮られてしまい、ヘユン(チャ・イェリョン)から
解雇されるセナですが、そのセナが昔恋人だったソウンの妹だったことを
ヘユンが知ります。セナが真実を知り傷つくことを恐れたヒョヌクは
仕方なく「君とは会わない。契約は終了だ」と言ってセナに別れを告げます。
ところが復帰をするシウ(エル)はセナに「僕と手を組もう」と言って
二人でANAに戻ってきます。
セナと出会って音楽の楽しさを知ったシウは次第にセナに惹かれて
いきますが、そんなシウに思わず嫉妬するヒョヌクは自分がセナを
一人の女性として愛していることに改めて気付くのです・・・

その後、やっぱり別れることができないヒョヌクは「もう気にしない
ユン・セナでも・・・これが本心だ」と言ってセナをやさしく
抱きしめます。これでいいのかな? いずれソウンの妹だとわかる
ことなので辛いけどヒョヌクの言葉で真実を告げたほうがいいと
思いますが・・・
そしてとうとう初めてのデートの日にセナが姉の話をします。
「ソ・ジェヨンPDに会ったけど歌手だった姉のことを知っていたわ。
あなたも知っている?」と言うセナに言葉が詰まるヒョヌク・・・

ヒョヌクは「もし別の顔があっても愛せるか?俺が悪人でも?
万一 遠くで暮らすとしたら、ついてくる?」とやさしく
問いかけます。
ところが、ジェヨンは「お前がソウンの妹をたぶらかすのは我慢
ならない」と怒りをヒョヌクにぶつけます。

そして二人でアメリカのボストンに留学に向かう日にセナのもとに
ジェヨンから電話があり、姉に会えるという喫茶店に寄ったセナは
そこで姉とヒョヌクが写っている写真を見つけます・・・
何も知らず、空港でセナを待っているヒョヌク・・・

そして、セナは「ひどすぎる。姉の恋人だったと知っていたら、
あなたに恋しなかったし、交際を迫りもせず傷つかずに済んだのに、
私から離れて・・・」と怒りと悲しみをヒョヌクにぶつけます・・・

その後、会社にも行かずお酒を飲んでいるヒョヌクに「しっかりして」
と告げるセナは強い女性ですね・・・そしてセナはシウ(エル)の歌の
作曲を積極的に続けていきます。シウは俺のためのラブソング曲を
作れ!とセナが戻ってきたことが嬉しそうです。
ヒョヌクも会社で投資の問題がこじれ復帰することになり、会社の
ためにもシウとセナの作曲に期待がかかります。
ところが心の整理がつかないセナはいい曲が浮かんできません・・・
結局セナは忘れられないヒョヌクへの愛を曲に託します・・・





その後、ソンジン(アレックス)はセナに事故についての真実を話し
ヒョヌクに対する誤解が解けたセナはヒョヌクの愛犬ダルボンの死で
苦しんでいるヒョヌクを慰めるのです。
ヒョヌクは「僕たちやり直さないか?君を手放せない」と告げやさしく
セナを抱きしめます。
二人はお互いに大切な存在だったことを改めて知るのですが悲しい
ことにすぐにヒョヌクの父親の反対に合います・・・

最終回、
別れのメッセージを残しヒョヌクの元を去ったセナ・・・
1年後、ヘユンが社長になり、ヒョヌクは作曲をしながらセナが
戻ってくるのを待っています・・・

ところがセナがソウルに戻り再会した二人はまた喧嘩別れをします・・・

そして、また黙って去ろうとしているセナにヒョヌクはラジオ番組の
本番中、「2度と君を離したくない」とセナのために完成させた曲を
流します・・・
「この歌を聴き僕の気持ちが伝わったらその場で待っていろ。」
「今回は俺のほうが行く」と本番を抜け出しセナを追いかけます・・・

ヒョヌクとセナのHappyEndで終了した本作はRAINとエルの純愛対決で
胸がときめきましたが、「僕のほうが君より深く愛してる」という
ヒョヌクの言葉に胸がジーンと高鳴り、最終回、ソウルを
離れようとしているセナに「次こそ俺のところに戻ってこい」と
本音をぶつけるシウ(エル)が急に大人に見えてカッコよかったです。













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韓国ドラマ「ホテルキング」イ・ドンウクの危険な愛、あらすじと感想!

2015-03-09 | 韓ドラ は行、ほ


韓国ドラマ「ホテルキング」全32話、あらすじと感想!
「マイガール」から8年ぶりの共演を果たしたイ・ドンウクさんとイ・ダヘさん。
本作ではホテルを狙う男とそのホテルを守る娘として出会った男女の苦しく
切ないラブロマンスをたっぷり魅せてくれます。
ミステリアスな会長の自殺事件から始まり、ホテルを手にするための
権力者たちの陰謀と裏切り、そして出生の秘密などたくさんの要素が
たっぷりと詰まった復讐劇になっています。
また劇中、イ・ドンウクさんの背中にタトゥーの入れ墨が入っていますが、
そのタトゥーがJYJのジェジュン君のようにカッコよかったです~(笑)
きっと、孤児として生きた幼少時代の消えない心の傷と苦しさを忘れない
ための証なのかなぁ~??

孤児だったジェワン(イ・ドンウク)はアメリカで韓国最大手のホテルシーエル
のイ・ジュング副会長と出会います。
イ・ジュング副会長は「君の父親はホテルシーエルのア・ソンウォン会長で
母親と君は捨てられた。」と教えられ、父親に復讐するためにイ副会長と手を
組むことになります。
その後大人になったジェワン(イ・ドンウク)はホテルシーエルの総支配人の
座に上り詰めます。
ア会長の失脚に成功したジェワン(イ・ドンウク)は自分が息子だと詰め寄り
ますが、ア会長は「私の息子ではない。」と言って認めなかったのです。
そんななか謎の事故でア会長が墜落死します・・・
空いた会長の座に一人娘のモネ(イ・ダヘ)の名前が挙がりますが、モネは
何者かに襲われそうになり自分の父親の葬儀に出ることが出来ませんでした。
やっとのおもいでホテルにたどり着いたモネ(イ・ダヘ)でしたが、モネには
誰が味方で誰が敵なのか分からないまま会長になりましたが、それは期限付き
の会長で3か月以内に良い成績を達成することが条件だったのです。
そして次々とホテル内で事件や騒動が起こりますが、モネの出現によって
ジェワン(イ・ドンウク)をホテリアに育てたイ副会長とジェワンの間に信頼が
無くなりジェワンはイ副会長に不信感を抱くようになります。
ア会長の急死で相続者になったモネ(イ・ダヘ)はわがままなセレブを装い
ホテルを狙う敵にたった一人で立ち向かうのですが、同じホテルマンの
ウヒョン(イム・スロン)はモネの孤独な戦いを知って彼女をサポートして
見守ります。
毎回奇抜なファッションで登場するイ・ダヘさんですが、クールなジェワン
(イ・ドンウク)をあたふたさせる行動は「マイガール」ファンには懐かしく
たまらないシーンです~(笑) 
前半はモネを義妹と思っているジェワン(イ・ドンウク)ですが、グッと
抱きしめるシーンは妹というより、もうすでに恋人のような雰囲気で
これから危険な愛がはじまりそうでドキッとしました。

そして、ある日モネはジェワンの部屋でジェワンの体にたくさんの傷跡が
あるのを見つけてしまいますが、ジェワンは見なかったことにしてほしいと
モネに告げます。ところがその後ジェワンがイ副会長から杖で何度も
何度も叩かれているところを目撃するのです。
なんの抵抗もなくただ叩かれているだけのジェワンをみて、これが
はじめてではないと感じるのです。
子供のころからイ副会長の重圧におさえつけられながら生きてきたジェワン
の重苦しい生活はこの先もずっと続くのでしょうか、このシーンはとても
心がズキンと痛かったです。

ところが、ジェワンは自分がア会長の子供ではない血液鑑定書を見つけて
驚きます。すべてイ副会長の罠だったことを知ったジェワンは激しく
激怒しイ副会長に復讐心を燃やすのです。
同時にモネとの血液鑑定もしたジェワンは兄妹でないことがわかり、すでに
愛し始めていたモネに「綺麗だ。これから俺が誰であろうが俺を信じて
くれるか?」と告げ、モネも「あなたがどんな人か私は知っている。
あなたを100%信じるから」というモネをジェワンはこの先絶対に守って
みせると心に強く誓うのです。
これから自由に愛することができるようになったジェワンですが、2つの
顔をもつ悪役のイ副会長をどのように追い詰めていくのでしょうか?

そして少しずつイ副会長に不信感を抱くようになったモネは仕事に対して
意欲的になりイ副会長に「これからはホテルの仕事もインタビューも職員の
管理もすべて会長である私がします。」と、おじさんは静かに私のことを
見守っていてほしいと伝えます。 
二人の間に大きな溝ができてしまいこの先が心配!
そして、毎回気になるのがモネ役のイ・ダヘさんの奇抜なファッション!
ホテルのトップである会長にしてはセクシーなハデな衣装で登場し、
クールなジェワン(イ・ドンウク)との違いがアンバランスのように
感じますが、逆にそこが物語のアクセントになっているのかなぁ~?(笑)
そして、本作はちょっと前まで韓国ドラマお決まりだった、家のペンキ
塗りのシーンがありました~~(笑) 最近見ないなぁ~?と感じて
いたのですが・・・  久しぶりに新鮮?! (爆笑)))

ア会長の息子ではないと分かったジェワンはその後ア会長が隠した
録音テープを見つけ、自分の本当の父親がイ副会長のイ・ジュングだった
ことを知ります。いつも「俺はお前のご主人様だ。」「人間になるな。」と
杖で叩かれ続けていた人が本当の父親だったことに驚愕するジェワン・・・
私も衝撃的な事実に驚きましたが、ジェワンが狂ったように泣き叫ぶ姿は
見ていて辛かったです。
ところがその後すぐに会長のモネが横領の疑いで逮捕され、モネを守る
ためにジェワンは父親のイ副会長側に戻り、父親のイ・ジュングワールド
を作るために協力をするふりをし、モネを敵に回すことになりますが
父親のそばにいたジェワンの策略で父親であるイ副会長が逮捕されます。
そして逮捕されたイ・副会長に呼び出されたモネは二人の親子関係を知り
衝撃を受けジェワンをホテルから解雇します。
ところが前から怪しい行動をとるペク理事(キム・ヘスク)の策略でモネは
会長を解任されてしまいます。
モネにとっては一番信頼していた人物だったので裏切られた衝撃は大きく
もう誰も自分には見方がいないと心を砕かれるような衝撃を受けます。
そして、自らホテルの会長になったペク理事(キム・ヘスク)でしたが、
彼女の最終目的はホテルを分解し潰すことだったのです。
なぜなのか?そのところの意味がよく分かりませんが?
亡くなったア会長とイ副会長の二人を恐ろしいほど恨んでいたようです。
そして会長を解任されたモネは、自らホテルに就職しベッドメイキングの
仕事に就きます。
モネの思いがけない行動には驚きましたが、ホテルを救いたいと思う強い
信念を持っていればどんなつらいことでも我慢できるモネです。
亡くなった父のために成し遂げることができるでしょう!

やがて、皆がお互いの人物を調査するうちに、イ・ジュングはペク会長の
正体を知りペク会長はジェワンがイ・ジュングの子供だと知り、衝撃を
うけます。またジェワンはペク・ミニョの息子であるローマン・リーが
子供のころ死に別れた弟分のジュハンだと分かります・・・
ところが先に気づいていたローマン・リーは「このまま知らないふりを
して生きよう」と告げるのです・・・
ところがペク会長が逮捕されるときペク会長の部屋で二人が写った写真を
見つけたジェワンはペク会長が自分の母だと分かり、涙の対面をします。
このシーンは言葉がなくてもお互いの気持ちがジーンと伝わり、思わず涙が
溢れる一番の感動の場面でした・・・
でもジェワンにとっては父も母も自分と敵対する人物だったことはショック
だったでしょうね。 愛するモネに対する罪の償いが待っているのですから。
その後、イ・ジュングとの無理心中に失敗したペク会長は精神的なショック
から子供時代の年齢になってしまいます。
最終話、イ・ジュングの自殺から1年が経ち、二人はいろいろな試練を
乗り越えゴールイン・・・
数年後ジェワンとモネは子供を二人育てながらジェワンの母と共に、
ホテル「シーエル」の下で幸せな生活を送るHappyendで幕を閉じました・・・
劇中流れる挿入歌もとても心に響く素敵な曲でした~♪









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韓国ドラマ「星から来たあなた」ロマンチックなラブコメディ、あらすじと感想!

2014-08-30 | 韓ドラ は行、ほ

韓国ドラマ「星から来たあなた」全21話
400年前から地球で暮らす異星人ミンジュン(キム・スヒョン)と超わがままな
トップ女優ソンイ(チョン・ジヒョン)の絶対にありえないラブコメディです。

現在は大学の講師として働いているミンジュン(キム・スヒョン)ですが、
超能力も使えるし、空間移動もできるという、超~都合のいい人物を演じて
います~(笑)
そのためソンイ(チョン・ジヒョン)が危機に遭遇すると間一髪で助けに入る
スーパーマンのような謎だらけの人物なんです。

スヒョン君は大学の講師役なので、スーツ姿が多かったのですが、いつもスーツ
なのに、靴はスニーカーという絶対に似合わない組み合わせがずっと気になって
いました~~~(笑)
また400年前に地球に来た?という謎の多い人物で朝鮮王朝時代を何百年も
生きてきた時の時代劇姿も見られ、2倍の鑑賞ポイントが楽しめます。
スヒョン君は時代劇姿もカッコいいですからねぇ~! 
そして歳もとらないので、姿はそのままです!

そして相手役のチョン・ジヒョンさんとは映画「10人の泥棒たち」でも共演
され、息もピッタリあっていたと思います。
お互いに感情的になるシーンや涙の演技が多かったですが、ヒロインの
チョン・ジヒョンさんの自由奔放で弾けたキャラクターはとても魅力的で、
徹底したこだわりを感じるくらい役になりきっていた姿がとても美しかったです。
ミンジュン(キム・スヒョン)が心からソンイ(チョン・ジヒョン)を愛したく
なる気持ちがよーく分かります。
このドラマの高い視聴率はソンイ役のチョン・ジヒョンさんの完璧な演技力が
大きな力になっていたと思います
女性から見ても、彼女が繰り広げる冴えたコミカルな演技はぜんぜん~イヤミが
なく好感がもてました。ホント~チャーミングな女優さんですねぇ~!


400年前に地球に住み着いたミンジュン(キム・スヒョン)は自分の正体を
隠しながら様々な人間になりすまし、ひっそりと生きてきました。
地球での生活も残り3か月となったある日、マンションの隣室にトップスター
のソンイ(チョン・ジヒョン)が引っ越してきます。
自分勝手でわがままなソンイ(チョン・ジヒョン)によって、平穏な生活を
かき乱されたミンジュン(キム・スヒョン)でしたが、彼女に関わっていくうち
だんだん心を開いていくミンジュン(キム・スヒョン)なのです。

ところがソンイ(チョン・ジヒョン)はライバルの女優ユラの変死事件に
よって、激しいバッシングを受け、瞬く間にスターの座から転落・・・
そして、ソンイ(チョン・ジヒョン)の身に次々と危険が起こりはじめます。

ミステリアスな事件が巻き起こるなか、いち早く状況を察したミンジュンは
自分が持っている超能力を使ってソンイを必死で守るのです。
ソンイを執拗に狙う犯人、そして衝撃的な事実が明らかになりますが、この
多くの事件がソンイ(チョン・ジヒョン)とミンジュン(キム・スヒョン)の
愛をより深めることになります。
危険のなか、ソンイを守りたいと想う気持ちがミンジュンをだんだん男として
強くしていったようです。 
涙あり笑いあり、コミカルでテンポのいい二人の絶妙の演技は見るものの
心を引きつけます。

また本作では、高校時代からずっとソンイを想っているフィギョン
(パク・ヘジン)とそのフィギョンにずっと片思いしているソンイの
親友セミ(ユ・インナ)の一途な愛が切なく描かれています。
どこまで耐えればこの想いは届くのでしょうか・・・
結局、女性陣二人の間には埋めがたい溝が生まれてしまいます・・・
やっぱり~ 女性は恋が絡むと友情が壊れてしまうのねぇ~? 複雑!!

そして、
本作はソンイのライバル女優ユラの謎の死が鑑賞ポイントになっていますが
始めから犯人が分かっていて、犯人役のジェギョン(シン・ソンロク)が
一人悪役を体当たりで演じていました。あの鋭い眼差しは見るものを
凍りつかせます!  ゾクゾクと・・・
シン・ソンロクさんは目が特徴なので、期待を裏切らない凄味のある悪役
でした~(笑)





最終回はハッピーエンドで幕を下ろしました!

ミンジュンは迎えのUFOが近づいたことを感じ、地球を去る前に
ソンイに最後の言葉をかけます。
「一人で淋しく歌って泣いたりせず、一人で食事をしたり、酔っ払って
知らない人の家に泊まったりするな」とソンイとの思い出を懐かしみ
心配そうに注意をします。

ソンイは静かにミンジュンの話を聞きながら大粒の涙をこぼします。

ミンジュンはここに帰って来れるように努力するから・・・
「何とかして君の側に長くいられる方法を見つけ出す」と最後に伝えます。

ソンイは涙を流しながら「私はあなたなしではいられない」と
振り向きますが、ミンジュンはもうそこにはいなかった・・・
ソンイはミンジュンが地球を去ったことに気づくのです。


また、イ・ジェギョン(シン・ソンロク)は、ハン・ユラ(ユ・イニョン)と
実の兄を殺した罪で刑務所に収監されます。
彼は最後まで父親に自身の無実を主張して嘘をつきますが、父親はジェギョンの
話は聞かずに彼の財産を全て社会に還元し、罪の代価を払わせます。


3年後、チョン・ソンイは再びトップスターとなり、昔のようにわがままな
女優さんに~(笑)
ただ一つ変わった点は、姿を消したト・ミンジュンの姿を時々
見るようになったことです。 幻なのかしら・・・・と?

そしてその後、ミンジュンが時間を止めて授賞式に参加するソンイの前に
戻ってきました。
ソンイはミンジュンの顔を触りながら信じられないという嬉しさを
見せ、ミンジュンは「ごめん、遅くなってしまって」と言って
ソンイに熱いキスをするのです。二人の熱い再会でした・・・

地球に滞在できる時間がだんだん増えてきたミンジュン。
今回は1年2ヶ月滞在できると言い、二人は一緒に本を読みながら幸せな
時間を過ごします。

そしてソンイは側にいたミンジュンが急にいなくなっても空を見上げながら
いつかまた彼が戻ってくることを信じています。

ソンイは「予告もなく急にいなくなるのが悲しくないか」って?
「いいえ!だからこそ、より今を深く愛せるわ」
今私の目の前にいる彼の姿が最後かもしれないと思ったら、その瞬間が
本当に大切に感じられるからだと・・・   

結局、ミンジュン(キム・スヒョン)はソンイがいる地球と自分の星を
行き来しながらソンイとの愛を守っていくことになりました!


 ★ 「星から来たあなた」、チョン・ジヒョンさんとキム・スヒョン君








コメント (2)
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韓国ドラマ「星も月もあなたへ」家族愛がテーマに!あらすじと感想!

2013-10-08 | 韓ドラ は行、ほ

ドラマ「星も月もあなたへ」は家族間の葛藤と愛をテーマに2組のカップルが
中心となって描かれた心温まるホームドラマです!
主人公の医師ジヌ役には「ブレイン」でクールな医師を演じたチョ・ドンヒョク
さんが過去のトラウマから手術恐怖症になった外科医を好演しています。
ヒロインのチェウォンには「鉄の王、キム・スロ」のソ・ジヘさんが人の痛みが
分かる純粋な会長令嬢を明るく演じ、二人はお互いに想いを寄せ合うように
なります。
ところが二人には昔忘れることができない大きな心の傷がありました。
チェウォン(ソ・ジヘ)は昔、屋上に一人残され死にそうになったことがあり、
その犯人がジヌの元カノのギョンジュ(ムン・ボリョン)だったのです。
またジヌには昔川でおぼれたジンスという兄がいて、いまだに安否がわからず
家族が悩み続けています・・・
ところが、その子がチェウォン(ソ・ジヘ)の兄ミニョク(コ・セウォン)のよう・・・





チェウォン(ソ・ジヘ)はジヌが老人病院にきたのは自分とぶつかって手を怪我
したことが原因だったと思って悲しみますが、ジヌは自分のことだから心配
するなと言います。
やさしいチェウォン(ソ・ジヘ)にだんだん惹かれていくジヌは、彼女が会長の
娘だということを知り驚きますが、チェウォンは強引に新聞のインタビューで
ジヌとの結婚を発表します。
その後、ジヌが昔ギョンジュと付き合っていたことが分かり「別れよう」と告げ
ますが、二人の大きな愛でいろいろな反対を乗り越え、ジヌは「僕と結婚して」
とプロポーズをします。
中盤、どちらの家で同居するか、式場はどこにするかいろいろモメますが、二人
は幸せな結婚生活をはじめ、意外に早く妊娠をします。(笑)
明るく前向きなお嬢様ですが、仕事には厳しくわがままでないソ・ジヘさんが
ジヌの家族と楽しく暮らしている姿は見ていて心がホット癒されますね!
お似合いの若夫婦だと思います!





また一方、ヒロインのチェウォン(ソ・ジヘ)の兄を演じるミニョク役を
コ・セウォンさんが魅力的に好演し、私は主演のチョ・ドンヒョクさんに負けない
くらいのオーラと存在感を感じました。
実はミニョク(コ・セウォン)は会長の一人息子(本部長)ですが、会長の実子
ではなく養子だったという出生の秘密を抱えています。
本作ではじめにコ・セウォンさんを見たとき、「イノセント・ラブ」、「チュノ」
に出演されているデニー・アンさんと間違えてしまいました。。。(笑)
私のお友達も同じことを話していましたが、似てますよねぇ~(*^_^*)/
でも、この難しい本部長役は落ち着いた大人の雰囲気があるコ・セウォンさんに
ピッタリの役だと思いました!

そしてその本部長に野心家で傲慢なギョンジュ(ムン・ボリョン)が近づいて
きます。
彼女はジヌ(チョ・ドンヒョク)の元カノでしたが、野望も夢もなく老人病院に
行ったジヌを振って本部長のミニョク(コ・セウォン)に乗り換えます。
ところがお互いにいつしか真剣に愛し合うようになりますが、ミニョクが11年前の
妹チェウォンの事件の犯人がギョンジュだったことを知り、またジヌを捨てて自分
のところに来たことも知ります。
ミニョク(コ・セウォン)にとっては、はじめて真剣に愛しはじめて結婚したいと
思った女性がギョンジュだったらしいけど・・・
まぁ~なんてひどい女性を愛してしまったのかしら・・・
彼女の悪巧みや裏切りを知っても最後まで許してしまうほど愛しているミニョクの
気持ちが理解できないけど・・・
愛は人を信じさせてしまう力があるのねぇ!これって「真実の愛」なのかしら?
この二人の愛はラストまで理解に苦しみますが、これがミニョクの大人の愛かも・・・



そして終盤に失踪児童センターから、家族の遺伝子と一致した人がいるとジヌと
ミニョクに連絡が入りますが、ミニョクが自分の方の連絡先を拒否したために
ジヌの父親が大きなショックを受けるのです。
ミニョクもまたジヌの兄だったことに大きな衝撃を受け、ただ妹の幸せだけを
願っての行動だったと思いますが父親のことを考えると複雑な心境になります。

ジヌはミニョクが兄だったことを知り、真実を隠す兄ミニョクに、
「会うべき人がいるでしょう」と怒りをぶつけるのですが、
ミニョクは「世の中には再会して幸せになる人と不幸になる人がいる。」
「そのために幸せになる選択をしないと・・・」
「父さんに会ったら不幸になるというのか? なぜだ?」
「今記憶がなくても自分が誰なのか、父親が誰なのか今は知っているだろう。」
「それは真実を隠すよりも残酷なことだ!」と大声で激怒しながら泣き叫ぶジヌ
の顔が怖かったですが、それでも「お前は妹のチェウォンと幸せになれ。
あの子は妹だ。不幸にしたら許さない。」と告げる兄の言葉も苦しい選択だったと
思います・・・
この場面は、二人のそれぞれの思いと愛が詰まった印象的なシーンでした。

そして実の父親がミニョクのことを知り、ミニョクと一緒に住むようになりますが、
自分が経営するリフォーム店の作業を手伝う息子の姿をみて、結局子供が一番
自分らしく生きていくことが幸せなんだということが分かり、元の場所に戻るよう
に伝えます。
私もちょっとお父さんが強引すぎると思いましたよ・・・

厳しかった育ての母親(会長夫人)も血の繋がらないミニョクではなく自分の娘
チェウォンを後継者にしたいと実弟(オ・室長)を信じていたのに裏切られ、
そのことでミニョクに信頼をもち、これからはチェウォンと二人で会社を支えて
ほしいとお願いするまでに変わりました。
そして育ての親の会長(義父)が、ミニョクを養子にむかえ、自分の子供以上
に可愛がり愛情を注いで育てなければという衝撃的な真実も明らかになります。
本作は2組のカップルと家族の確執、企業経営を巡っての対立と出生の秘密など
それぞれの家族が傷つきながらも家族の愛によって支えられている過程が描かれた
ホームドラマですが、韓国では最高視聴率が31.8%を記録したそうです。
私はコ・セウォンさんとチョ・ドンヒョクさんのイケメン兄弟の熱演が大きな
影響を与えたと思います。
特に兄役コ・セウォンさんの切なくやるせない演技と甘く静かに囁く声が超~~!
素敵でした。
(スーツ姿も作業着姿も両方似合う俳優さんはそう~いないわぁ~笑!)
コ・セウォンさんだけを褒めてしまいましたが、一方弟役のチョ・ドンヒョクさんの
話題として、チョ・ドンヒョクさんが出演されたドラマの中では、重厚感ある
正統派ラブストーリーの「8月に降る雪」がお勧めです! 
大人の愛が描かれた素敵なドラマですよ。













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韓国ドラマ「僕らのイケメン青果店」チ・チャンウク、ジヒョク

2012-09-21 | 韓ドラ は行、ほ

韓国ドラマ「僕らのイケメン青果店」
         
    チ・チャンウク、ジヒョク(超新星)、キム・ヨングァン、ワン・ジヘ

高視聴率を記録したドラマ「笑ってトンヘ」で優しくて芯の強い主人公トンヘを
好演して演技力を高く評価されたチ・チャンウク君。
続いて時代劇ドラマ「ペク・ドンス」でも主人公のペク・ドンスを演じ好評を得て、
今最も注目されている俳優さんです!
「ペク・ドンス」ではチ・チャンウク君とユ・スンホ君の美しい剣士対決に注目が
集まりましたが、主人公ペク・ドンスの宿敵を演じたユ・スンホ君の大人としての
魅力が開花したドラマで、この時代劇はスンホ君の見事な剣術とドキッとするよう
なクールな横顔がとても素敵でした!
このドラマで大人としての深みを感じるカリスマが漂ってきましたねぇ~~(笑)
スンホ君の次回作が超~ 楽しみです~❤

また、こちらのレンタル店では「笑ってトンヘ」、「僕らのイケメン青果店」、
「ペク・ドンス」とチ・チャンウク君の話題作コーナーがありビックリ
しました~(@_@)   本当にスゴイ人気なんですね!!

「僕らのイケメン青果店」は韓国に実在する食品流通企業の若き起業者の実話を
もとに作られたドラマでチ・チャンウク君が青果店に夢をかけた主人公を熱演
しています。
共演はドラマ「チング」、「ボスを守れ」のワン・ジヘさんがチ・チャンウク君
とのロマンスを繰り広げるヒロインをキュートに好演!
ワン・ジヘさんはドラマ「チング」以降、明るくハツラツとしたキャラクターが
多いですね。

二人は子供の頃離れ離れになりますが11年後に偶然、可楽市場という青果市場で
カオンという名前になった彼女と出会います。
二人の再会は市場内で上司の班長からの命令で上半身裸になって「踊れ!ちゃんと
踊れ」と、皆の前で裸になって踊っている時でした~(笑)
彼にとっては最悪の出会いになりましたが、この時のチャンウク君の裸のダンスと
新人としての命令を受け「任務完了しました。」の敬礼は
爽やかで可愛かったです~(笑)ニヤリ~

そしてチ・チャンウク君と一緒に青果店を盛り上げていくメンバーには、「超新星」
ジヒョク君や、チャン・グンソク君の話題作「ラブレイン」ではユナの初恋の相手で、
チャン・グンソク君のライバル役を演じたキム・ヨングァン君が出演されています。
前半は真赤なスポーツカーを乗りまわすなどこちらの方が明るく元気でカッコ
良かったです!

青果店を背景にした若者たちの成功ストーリーと恋模様が描かれたドラマですが、
チャンウク君はいつも明るく仕事には真剣に向き合うテヤンの姿と彼女に対しては
果てしない純粋な心で接するテヤンの両方を見てほしいと語っていました。
またチ・チャンウク君の一番好きな果物はみかんだそうですよぉ~(*^^)v
これからみかんの美味しい季節ですねぇ~☆






コメント (6)
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