「韓流☆ダイアリー」ブログ!

韓国ドラマ・韓国映画の
   感想を綴っています・・・

韓国映画「正直な候補」あらすじと感想、正直政治家チュ・サンスク

2024-06-01 | 韓国映画、さ行



韓国映画「正直な候補」あらすじと感想、2020年作品。
(あらすじ)
チュ・サンスク(ラ・ミラン)は、現在三期目を務めている国会議員。
口も八丁手も八丁な彼女は世渡り上手なやり手の女性議員で4回目の当選を目指し選挙活動に励んでいます。
ところがある日、祖母の家を訪ねたサンスク(ラ・ミラン)は、帰宅途中に落雷に遭遇しますが、家に着くと嘘がつけなくなっている自分に気付き、分かっているのに本音が出てしまうのです(笑)
「誰もが幸せな世の中」「誰もが金持ちになる世の中」と国民に言っておきながら、これも全て当選するための嘘で、4回目の当選のためなら、国民に向かって平気で嘘をつく人物です。
選挙戦のさなか、ひた隠しにしていた本当の自分の姿が大衆に暴露されてしまった彼女は、人生最大の危機に直面します。さぁ~ 果たして再選することができるのでしょうか?
一夜で嘘がつけなくなってから繰り広げられる国会議員のドタバタコメディ映画です。
すでに続編も韓国で公開されている大ヒット映画です。

     

(感想)
「一点の恥もありません」と大声で叫びながら選挙活動するサンスク(ラ・ミラン)に、公約は?と問いかけられた街のおばさんたちに「何なりと、旦那さんの交換とか?」と冗談を逆手に取って笑いに変えるラ・ミランさんに爆笑でした。
また、国会議員サンスク(ラ・ミラン)の秘書である情熱的なパク・ヒチョル(キム・ムヨル)や協力的な夫のポン・マンシク(ユン・ギョンホ)など、結局一番被害を受けるのですが、二人とも個性的でコミカルですが人の良さが出てしまう温かな味のある役柄が大ウケでした(笑)
汚職、不正という嘘だらけの政治家が突然嘘がつけなくなり今までのボロがどんどん出てくるサンスク(ラ・ミラン)なんですが、一番に「正直なことが罪ですか?」と訴える言葉通りにラ・ミランさんが演じると「正直な候補」になってしまうところが、彼女の持ち前のキャラで笑いをとっていました。 さすがに強烈な存在感を残すラ・ミランさんでした!
更に嘘が付けなくなって、逆にそのことが視聴者をスッキリ爽快な気分にしてくれます(笑)
ラストは初めて議員になった時のように純粋な気持ちと謙虚な気持ちを忘れてはいけない「初心忘るべからず」・・・これからも真剣な気持ちを持ち続けますというニュアンスで終わりました・・・
また、更にパワーアップした続編も見たいと思います!!


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韓国映画「スペース・スウィーパーズ」あらすじと感想、ソン・ジュンギ

2024-03-02 | 韓国映画、さ行



韓国映画「スペース・スウィーパーズ」あらすじと感想。
2092年の地球は砂漠化と土壌の酸性化により植物すら育ちません。
皆が酸素マスクをしている地球で住むことは困難になり宇宙に向かうしかなかったのです。
その宇宙にはすでに廃棄された人工衛星や宇宙船などの破片がそのままの状態でゴミだらけなっています。
お金になることなら何でもする宇宙のゴミ清掃船「勝利号」の船員が、大量殺傷武器と知らされた人間型ロボット“ドロシー”を発見した後、思いがけない危険な取り引きに飛び込む話を描いた作品です。
お金になることならば何でもする操縦士テホ(ソン・ジュンギ)、過去、宇宙海賊団を導いたリーダーチャン船長(キム・テリ)、荒っぽく見えるが実際は限りなくあたたかい機関士タイガー・パク(チン・ソンギュ)、小言が多いが格別な魅力の刺し銛ロボット オプトンイ(ユ・ヘジン)まで、個性の強い船員で構成された「勝利号」は、宇宙を飛び交うゴミを掻き集めてお金を儲ける宇宙のゴミ清掃船です。
宇宙のゴミを集める「勝利号」が、果たしてどんなゴミを拾って、どんなスペクタクルに巻き込まれることになるのか韓国で初めて宇宙を背景にしたスペクタクルなSFブロックバスターに注目です。(2021年の作品)



酸素マスクなしでは生きられない新たな世界を描いた映画ですが、ふとソン・スンホンさんとキム・ウビン君の2023年のドラマ「配達人・終末の救世主」で酸素を運ぶキム・ウビン君を思い出しました。本作の映画「スペース・スウィーパーズ」は地球が激しい大気汚染で皆が酸素マスクをしているのですが、地球で住むことが困難になり宇宙に住むことになる物語です。
そこで宇宙開発企業UTSは衛星軌道上に居住地を建設するのですが、そこに住めるのは選ばれた少数の者だけだったのです。
宇宙のゴミを集める「勝利号」は修理代や罰金で借金が増える一方です。
そんな時、UTSは盗まれたドロシーを捜しています。行方不明のドロシーは子供そっくりのアンドロイドで本物の人間みたいですが子供の姿をしている実は大量破壊兵器です。
そのドロシーを見つけた「勝利号」では、大金と引き換えにドロシーを売ろうと計画しますが、その後、地球や宇宙を変えてしまうような大きな事件に発展します・・・
そのカギを握るドロシー役の子役の女の子がとても可愛くて演技が上手で、彼女を絡んでの人間ドラマに心が熱くなります。
出演者も個性が強いキャストで女性チャン船長役のキム・テリさんのアクションもなかなか決まっていたし、ソン・ジュンギ君も独特の雰囲気を出していて、「勝利号」の船員たちのケミはとても相性が良かったです。また迫力感あふれる宇宙の映像は素晴らしいと思いました。
ただ、船員仲間のロボットの声がユ・ヘジンさんで本人の登場はなかったのが残念でした・・・
また、物語はごく普通で並外れた特別なものは感じられませんでしたが、人類もいつかは宇宙や火星に住むようになるのかなぁ~?と印象付けられる物語でした。



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韓国映画「その日の雰囲気」あらすじと感想、ユ・ヨンソク&ムン・チェウォン

2023-11-18 | 韓国映画、さ行


韓国映画「その日の雰囲気」あらすじと感想。
ユ・ヨンソク&ムン・チェウォンの爽やかカップルが贈る、危険な恋の駆け引きを描いた、2016年の韓国映画「その日の雰囲気」。
主演は映画・ドラマに引っ張りだこの若手実力派ユ・ヨンソク。彼はこれまで演じてきた硬派な役柄とは一転、一夜限りの恋愛も愛だと信じるクールで自由奔放なチャラ男を演じる。
本作では彼の新たな魅力を堪能できること必至!
一方、10年付き合っている彼氏への純愛を貫き、他の男には目もくれない鉄壁女には、今もなお可憐な魅力溢れるムン・チェウォンが。
本作では正反対の価値観を持つ二人の男女の出会いやトキメキなど、偶然の出会いから、徐々に互いに好意を抱き親密になっていく過程を、男女の恋愛心理を随所に織り交ぜ描かれている。
果たして一夜限りの関係が真実の恋に発展するのか・・・?
【STORY】
釜山行きKTX列車で偶然隣の席に座ることになったスジョン(ムン・チェウォン) とジェヒョン(ユ・ヨンソク)。
容姿端麗なスジョンにジェヒョンが放ったひと言、それは一晩を共にするワンナイト・ラブの誘惑だった!?
ナンパ成功率100%を誇る完璧なプレイボーイ、ジェヒョンの積極的な攻撃に振り回されながらも、保守的な鉄壁女スジョンは必死に抵抗を続けるが…。
全くタイプの異なる2人が繰り広げる、ハラハラドキドキのロマンス、果たして勝者は?
 (kstyle)


     


釜山行きの列車の中で偶然隣り合わせになり、一夜限りの恋をしようと提案されて、すぐにハイと答える女性はいないと思いますが、ナンパしてくるチャラ男があの爽やかなユ・ヨンソクさんなので、絶対にプレイボーイに見えないところがユーモラスでウケます~(笑)
また相手役も清純で可愛いムン・チェウォンさんだったので、この偶然の出会いも二人の運命だったのかなぁ~と感じるようなハマリ役のお二人でした。
劇中、本当は自分を守りたくて傷つきたくなかったスジョン(ムン・チェウォン)の方から積極的になるシーンがあるのですが、本気になってしまったジェヒョン(ユ・ヨンソク)の弱気のセリフが「今は違う気がする」と言うのです(笑)今さら何よ、バカにしているの?と、もめてしまう人情味あふれるユ・ヨンソクさんに爆笑でした。
また最近見た同じような映画「ワンナイト・カップル」のハン・イエリさんも、上品な彼女が演じたことで物語全体が目立った悪趣味にならなかったところは本作も同じように似ていたと思いました。こういう軽い映画は演じるキャストが大事だと思いました。
また本作で食堂のオバサンを演じていた女優さんが映画「パラサイト」やドラマ「私たちのブルース」の名女優イ・ジョンウンさんでしたが、このころは今よりほっそりしていて若かったです~(笑)出番は少なかったけど、存在感は強かった~~(笑)
本作もラブコメが見たい方はお勧です!
ユ・ヨンソクさんとムン・チェウォンさん、めっちゃ!はまり役でした!




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韓国映画「スマホを落としただけなのに」イム・シワンがサイコパスを

2023-08-29 | 韓国映画、さ行

日本映画のリメイク版、韓国映画「スマホを落としただけなのに」あらすじと感想。
文字通り、ナミ(チョン・ウヒ)がスマートフォンを落としたことから繰り広げられる怖い物語です。平凡な会社員のナミ(チョン・ウヒ)がスマートフォンを紛失した後、個人情報の流出で日常生活が脅かされる過程を描いたスリラー映画で、ナミのスマートフォンを拾った人物はハッキングを得意とする一見好青年に見えるジュニョン(イム・シワン)。
彼はスマートフォンをハッキングする手口で次々と残酷な犯罪を起こしていきます。
スマートフォンへの依存度が高い現代社会で、今は一人一台の普及率だと思うので、十分発生し得る犯罪が描かれていて、劇中でイム・シワンは人の心理を利用して犯罪を起こすイケメンのサイコパスを演じています。
彼はスマートフォンをハッキングし、ナミのこまかな1つ1つの動作を調べたり、遠隔操作で彼女の会社関係や親しい友人関係まで、混乱させるのです。
普段は好青年らしい態度でまさか彼が犯人だとは思えませんが、裏では緻密に残酷に犯罪を犯していくイム・シワンに不気味さと恐怖を感じるくらいゾッとします。
この物語はきっと身近にあってもおかしくないテーマだと思いますし、特に若者たちは強く共感する映画だと思いました。
イム・シワンは前作の映画「非常宣言」で、最強の悪役である機内テロリストとして観客に強い印象を残しました。更に映画「非常宣言」の共演者、俳優のソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ナムギルなど人気トップスターの俳優たちの間でも目を引く演技を披露し、高い評価を受けた彼の本作「スマホを落としただけなのに」のサイコパス役にも注目です!
また、また、イム・シワン君がやってくれました~~

    

この作品は、平凡な会社員がスマートフォンを紛失した後、日常全体が脅かされ始めることで繰り広げられる現実密着スリラーだ。住民登録番号、口座番号はもちろん、すべての個人情報とプライベートが入っているスマートフォンを落とした後に起きる最悪の状況を描き、スマートフォンがない人生は想像もできなくなった今を生きている視聴者たちに、リアルな恐怖と共感を同時に届ける予定だ。
映画「非常宣言」で鳥肌の立つ悪役の演技で存在感を見せたイム・シワンは、もう一度悪役として強烈な変身を図る。彼はナミ(チョン・ウヒ)のスマートフォンを偶然拾った後、彼女に近づいて、恐ろしい犯罪を犯す男ジュニョンを演じる。
キム・テジュン監督は「スマートフォンを、もう一人の俳優として、また映画の主人公と考え、スマートフォンの様々な面を盛り込もうとした」と独特な素材と設定を説明した。続いて「スマートフォンを使っている方々なら、誰もがこの話を自分の話のように考え、すぐに没入できる映画だ」と伝えた。(kstyle)




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韓国映画「ジョゼと虎と魚たち」ハン・ジミン&ナム・ジュヒョク

2023-07-24 | 韓国映画、さ行



韓国映画「ジョゼと虎と魚たち」あらすじと感想。
田辺聖子の同名短編小説を犬童一心監督が妻夫木聡と池脇千鶴を迎えて実写映画化した『ジョゼと虎と魚たち』。その年の数々の映画賞を受賞し、20年近く経った今も全く色褪ることなく、青春恋愛映画の金字塔として愛され続けている。そして日本映画史に足跡を残した珠玉作が、昨今勢いのある韓国映画界の手によってリメイクされ、新たな究極の純愛ラブストーリーとして生まれ変わる。
主人公のジョゼを演じたのは「知ってるワイフ」や「私たちのブルース」などのハン・ジミン。
そして、青年ヨンソク役には、映画「安市城 」、Netflixの人気ドラマ「スタートアップ:夢の扉」に主演するなど、いま最もホットな若手俳優であるナム・ジュヒョク。
このお二人は韓国ドラマ「まぶしくて」カップルですが、この作品は超~お勧めドラマです!
監督を務めたキム・ジョングァンは、日本実写版のエッセンスを巧みに取り入れながら、四季が織りなす映像美を背景に、官能的でみずみずしい美しさにあふれた二人の物語を撮り上げた。
STORY
卒業を控えた大学生のヨンソクは、ある日、道端に倒れている車椅子の女性に遭遇する。
彼女を家まで送り届けたヨンソクは、お礼に夕飯を振る舞われる。
足が不自由な彼女は祖母と二人で暮らしていた。ジョゼと名乗る彼女は本で知識を得ることが好きで、独特な感性をもつ。そんな自分だけの世界観をもつ魅力的なジョゼに、ヨンソクは段々と興味をもっていく。
時々ジョゼの家を訪れるようになったヨンソクは、ジョゼには親がいなく、養護施設から逃げ出し、おばあさんに拾われてから自分の世界に閉じこもっている事を知る。
その事実を知り、ジョゼへの想いを強くしたヨンソクは、大学の女友達のツテを頼って、市の補助金でジョゼの家の改装にこぎつける。だが、ヨンソクと女友達の親密そうな雰囲気を察したジョゼは彼を拒絶するのだった・・・  
映画監督犬童一心さんのコメントから、
ジョゼは、永遠だ。韓国で生まれたジョゼにも溢れる魅力があって、心うたれる。
彼女の強がりや、不器用さや、諦めや、欲望や、優しさや、何もかもが忘れられない。
日本の「ジョゼと虎と魚たち」の「恋」はぶつかるように描いたけど、韓国の「恋」は慈雨のように沁みてきた。 ジュヒョクさんとジミンさんの演技に目を見張りました。素晴らしいです。
  2020年の韓国作品。韓国映画ジョゼ公式より



韓国ドラマ「まぶしくて」共演のお二人に期待しながら視聴しましたが、物語はあっさり、ゆっくり、淡々と時間が流れていきます。
日本版の方が訴えかけるものが分かりやすく描かれているように思いました。
再度、日本版と比べてみるのもいいかも・・・
韓国版で唯一印象が強かったシーンが、「ジョゼ」というのはサガンの本に出てくる人物の名前で、本が大好きな彼女はその名前が気に入りジョゼと名乗っていたのです。
そして、アイツは変わっているんだ、嘘ばかりついて、おかしな空想を現実だと思いこんでいると同じ養護施設で育った男性のジョムボンが教えてくれます。
その時、ジョゼの養護施設時代の過去も話してくれるのですが、この部分だけはビックリするようなインパクトのある事件を彼女が起こしていたことに驚きました。

障害者の「ジョゼ」と大学生ヨンソク(ナム・ジュヒョク)の一歩前に進めない切ない恋・・・
ところが先に勇気を出したのはジョゼでした・・・
私は彼女にとって好きな人を見つけられたことが一番の幸せだと感じました。
ところが、ラスト・・・
こんなつらい恋なら、出会わなければよかったと後悔するジョゼかも知れないけど、この世に産まれてきて、この恋が一生忘れられない美しい思い出として残ることも素敵な事だと思います。
これから先、「ジョゼ」の大きな心の財産として、いつまでも心の中に残っていくことでしょう。
そして、これからの人生、自分に少し自信を持つだけでいいのです・・・






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韓国映画「ソウル・バイブス」あらすじと感想、ユ・アイン&コ・ギョンピョ

2023-05-21 | 韓国映画、さ行


韓国映画「ソウル・バイブス」あらすじと感想。
アメリカンドリームを夢見るドリフト名手のドライバーであるドンウク(ユ・アイン)を中心に、それぞれ得意分野がある5人組ソウル上渓洞(サンゲドン)の「シュプリームチーム」は、DJのウサム(コ・ギョンピョ)、人間ナビゲーターのボンナム(イ・キュヒョン)、バイク王のユンヒ(パク・ジュヒョン)、そして末っ子で整備士のジュンギ(オン・ソンウ)の5人組の仲間たちでバイク王のユンヒ(パク・ジュヒョン)はドンウク(ユ・アイン)の妹です。
ところが、ある日、アン検事(オ・ジョンセ)から拒否できない提案を受け、韓国のVIP秘密資金捜査作戦に投入されたことで繰り広げられるカーチェイスアクションがはじまります。
その提案というのが、韓国のナンバー2で高利貸業界の大統領と呼ばれるカン会長(ムン・ソリ)の運び屋になり、カン会長(ムン・ソリ)の情報を探ってほしいという、検察側のスパイになることでした。そのカン会長(ムン・ソリ)らは、前政権の裏金を管理する悪い奴らだと言います。
そして、成功すればアメリカにも行けるし、過去の犯罪歴を綺麗に帳消しにしてくれると言う絶対に拒否できない提案だったのです・・・ 
そして、1回目の現金配達は成功しますが、その後、仲間たちのあいだに亀裂が入ります・・・ 
Netflix 2022年作品



「1988年、超特急ミッションが始まる」というキャッチコピーにもあるように、1988年のソウル五輪の熱気に包まれたソウルを背景に繰り広げられる雄大な景観とその中で独裁者の裏金資金を追いかける奇想天外な作戦、そして若い彼らの迫力あるカーチェイスアクションに圧倒される映画です。
また、そのカーチェイスアクションは1980年代に流行したオールドカーがたくさん登場しますが、冒頭からユ・アイン君の運転さばきのカーチェイスはお見事で、腕によりをかけたカーチェイスに合わせて劇中流れるノリノリの音楽もとても良かったです。
また、悪役のカン会長(ムン・ソリ)から大金500億ウォンを見せられ、このお金で言われた物を買ってくればいいと指示されたドンウク(ユ・アイン)たちが配達作戦を立て、3台の車を改造してアップグレードした1台の車をすばやく作り替えるところは注目のシーンです。
そして、その悪役を演じる女優ムン・ソリさんの凄みをきかせた威圧的な演技が一番光っている映画だと思いました(笑)ムン・ソリさんとユ・アイン君の張り詰めた緊張感にも注目です!
とは言っても・・・  物語は独裁者の裏金運びを検察側と手を組んで悪を退治していくという、よくある韓国映画で、独自のオリジナルティがなく目新しさは感じられませんでしたが、1980年代というレトロっぽい映像美はとても良かったです。
またユ・アイン君とコ・ギョンピョさんの共演はドラマ「シカゴ・タイプライター」を思い出させるような再会で、ナチュラルな魅力をまとった二人の演技対決に期待が大きかったです。
それなのに・・・ユ・アイン君の薬物疑惑事件はとても残念なことでした・・・
私はドラマ「トキメキ成均館スキャンダル」のジェシン役からのファンだったので、ショックが大きく、ガッカリでした・・・





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韓国映画「スタートアップ!」あらすじと感想、マ・ドンソクの正体不明のシェフ

2023-03-26 | 韓国映画、さ行

韓国映画「スタートアップ!」あらすじと感想。
主演マ・ドンソクによる、笑いと感動の痛快コメディ。
マ・ドンソク史上、最もマブリーで強烈なキャラクター誕生! アイドル顔負けのダンス、破壊力抜群の寝顔。マブリー全開のマ・ドンソクから目が離せない!
映画「それだけが、僕の世界」でイ・ビョンホンと共演し、天才的なピアノの腕を持つサバン症候群の弟役を見事演じ切り「演技の天才」と呼ばれる若手実力派のパク・ジョンミン、
ドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」で年下男子ブームを巻き起こしたチョン・ヘイン、ドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」で強烈なインパクトを残したヨム・ジョンアほか、シンクロ率100%の個性と演技力を兼ね備えた俳優たちが豪華共演!
時間が経つにつれ本当の世の中を学び成長する主人公たちの物語は、日常から抜け出しどこかへ旅立ちたかった時期を過ごしてきた大人にも温かな共感を呼ぶこと間違いなしだ。
そして、アイドル顔負けの衝撃的なダンスに挑戦しているほか、破壊力バツグンの寝顔も本作で披露するマブリーの一挙手一投足を、是非確かめてほしい。
(あらすじ)
学校も嫌いで家も嫌い、ましてや勉強なんか大っ嫌いだと反抗し、母親に1日1発強烈ビンタを食らう少年テギル(パク・ジョンミン)。親友サンピル(チョン・ヘイン)が早くお金を稼ぎたい一心で社会に飛び込んだ時、あてもなく家を飛び出したテギル(パク・ジョンミン)は偶然入ったチャンプン飯店でただならぬオーラを放つ厨房長コソク(マ・ドンソク)に出会う。
激しすぎる挨拶を交わし、その直後から人生最大の敵となったコソク(マ・ドンソク)とテギル(パク・ジョンミン)。
怖いもの知らずだったテギル(パク・ジョンミン)はチャンプン飯店で奇想天外な人間たちと出会い、世の中を学んでいくのだが……。 2019年作品 (kstyle)



母親と喧嘩ばかりしている息子のテギル(パク・ジョンミン)は高校を中退し、その後の人生を考えることなく家出します・・・
その時、お腹がすいて入った中華料理店でシェフのコソク(マ・ドンソク)と出会い、住み込みでお店の出前の仕事をすることになります。
テギル(パク・ジョンミン)がやめそうになると「根性なしは、どこに行ってもダメだ、何もできないくせに、気に入らないとすぐに逃げ出す、出来ることは口答えだけだ」と心にグッとくる言葉をコソク(マ・ドンソク)は伝え、テギルの弱い心を叩き直そうとするのです・・・
ところが、この兄貴コソク(マ・ドンソク)には秘密の裏の顔があるというワケありの人物だったというオチがありました(爆笑) 
ただ、本作はあの強面の強いカリスマ的な魅力はなく、あくまでも中華料理店でシェフを演じているという、ジャージャー麵が食べたくなるような映画で(笑)女性アイドルグループ「TWICE」のダンスが上手でサマになっていたマ・ドンソクさんに爆笑でした。
そのため、マ・ドンソクさんに対するアクションドラマ的な期待感は全くなく、ストーリーも単純で、ラストもテギル(パク・ジョンミン)親子が簡単にゴリ押しhappyendになる物足りなさを与えるような物語でした。
本作は、とにかくマブリー全開のマ・ドンソクさんから目が離せないドラマチックな映画で、マ・ドンソクファンは必見の作品です!






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韓国映画「死なない夫」あらすじと感想、ミステリー&コメディー

2022-12-19 | 韓国映画、さ行

韓国映画「死なない夫」(原題:死なない人間たちの夜)あらすじと感想。
韓国映画「死なない夫」は、夫が自分を殺そうとしていることを知って、全力で反撃する女性を描いた作品。
(あらすじ)
新婚の甘い夢に陥っていたソヒ(イ・ジョンヒョン)は、一日21時間休まずに活動する人間らしくない夫マンギル(キム・ソンオ)が自分を殺そうとしていることを知る。
高校の先輩のセラ(ソ・ヨンヒ)と、偶然合流したヤンソン(イ・ミド)そしてミステリー研究所の所長ドクター・チャン(ヤン・ドングン)と力を合わせて反撃に出る。
マンギル(キム・ソンオ)の正体が地球を奪いに来た宇宙人アンブレイカブルだということが明らかになり、政府の要員まで加勢して対決はどんどん大きくなる…。 (ワウコリア)



(ネタバレありの感想)
夫の怪しいメールを見てしまったソヒ(イ・ジョンヒョン)は夫が浮気していると思いミステリー研究所に調べてもらいますが、夫のマンギル(キム・ソンオ)は早朝から深夜まで1日21時間一瞬たりとも休まずソウル中を駆け回り複数の女性と関係を持っていたのです。
そして、ソヒは4人目の妻だったという衝撃的な事実を知ります・・・
また浮気相手の中には同級生のギョンヒもいたのです。クズ野郎、殺してやりたいと腹を立てるソヒに更に夫がアンブレイカブル、宇宙人だと言うのです(笑)
それは他の惑星で暮らせなくなった生命体が地球に来たと仮定し、身長185センチ以上のイケメンは彼らである可能性が高いと言い、俳優のチョン・ウソンもきっと宇宙人でしょう(笑)とジョークを言います。
韓国政府もそれをつかんでいてソウルにも相当数の宇宙人が潜んでいると確信していてリーダーのチェ・マンギルは最も危険だといいますが、まさしく夫のマンギルです。
そして、信じられないソヒは夫がガソリンスタンドで軽油を飲み込んでいる姿を確認します。
そんな中、妻のソヒは夫マンギルが自分を殺そうとしていることを知ります・・・
それならと逆に反撃に出るソヒです・・・
そのソヒ(イ・ジョンヒョン)の仲間のヤンソン(イ・ミド)が「いとうあさこさん」に似ていて、とにかく超~面白かったです。ヤンソン(イ・ミド)とチャン(ヤン・ドングン)カップルは最高に笑わせてくれました。
また、宇宙人の夫マンギルを演じるキム・ソンオさんはずっと悪役が多かったですが、最近はいろいろな役柄で幅広い演技を見せてくれます。独自の色を持つキム・ソンオさんの本作の宇宙人もアリかもです(笑)
また、超人的な不死身の登場人物が多くて、もしかして?あの人もアンブレイカブル 宇宙人では?と思ってしまうシーンが多かったです(笑)
本作は、コメディタッチに描かれているので、クスッと笑えるシーンも多く、自分たちが生き残るためにお互いの仲間たちとの殺人ゲームが面白おかしくユーモアたっぷりに描かれています。現実的には絶対にあり得ないし、全体的にまとまりのない物語なんですが、題名通りに何しても「死なない夫」は爆笑でした・・・(笑)






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「新感染半島 ファイナル・ステージ」あらすじと感想、電光石火のKゾンビ

2022-07-01 | 韓国映画、さ行
韓国映画「新感染半島 ファイナル・ステージ」
舞台は「新感染ファイナル・エクスプレス」の4年後の韓国が描かれていき、人間を凶暴化させる謎のウィルスの感染爆発で荒廃した祖国に、ある任務を果たすため戻ってきた元軍人のジョンソクを、カン・ドンウォンが演じ、前作「新感染」で監督を務め、韓国だけでなく世界で高い評価を受けたヨン・サンホ監督が引き続きメガホンをとる映画。
前作よりもさらに壮大なスケールで描かれ、250人を超えるVFXスタッフにより作り上げられたビジュアルと20分に及ぶ刺激的なカーチェイスは圧巻。
<STORY>
パンデミックが半島を襲ってから4年後。香港に逃げ延びていた元軍人のジョンソク(カン・ドンウォン)は、ある任務を遂行するために半島に戻ってくる。任務とは、チームを組み3日以内に大金が積まれたトラックを回収して半島を脱出すること。チームはウィルスにより凶暴化した人間たちから逃れ、順調にトラックを手に入れるも、突如とし631部隊と呼ばれる民兵集団に襲われてしまう。トラックも奪われ、危機一髪となったジュンソクを救ったのはミンジョン(イ・ジョンヒョン)母娘。そして、彼らはともに半島を脱出するために協力することになり……。
 (kstyle)




本作は前作のコン・ユ出演「新感染ファイル・エクスプレス」の続編ですが、それとは全然違う独立した映画という感じでした。
香港で、ある人物からある仕事を言い渡されるジョンソク(カン・ドンウォン)。
それは、廃墟化した韓国に戻ってお金が積まれたままになっているトラックを捜し、大金を盗み出してくることでした。
トラックのナンバーは6431、同じ仲間たち4人で韓国に上陸します。
そして、すぐに6431のトラックを探し、中から大量の米ドル札を見つけますが、すぐに凶暴なゾンビたちが襲ってきて、強烈なシーンが連発です。
やっとの思いで逃げ切った仲間たちは、これで億万長者になれると大喜びでしたが、その先にも多くのゾンビがやってきて、思うように前に進まないのがKゾンビ。
韓国のKゾンビは非常に強くて動きが速く、電光石火のような高速なゾンビが特徴のようです(笑)
危機一髪だったジョンソク(カン・ドンウォン)は、ゾンビと闘っている姉妹に助けられ、そこの家族たちと一緒に韓国を脱出するために協力することになります。
そんな中、無気力に生きてきた彼の心の中に少しずつ変化が表れてきます。そんなカン・ドンウォンのクールな表情に注目です。
アクションも多く、心の感情も繊細に演じながら、更にゾンビと闘うのは大変だったと思いますが、カン・ドンウォンの銃を使ったアクションシーンはさすがに見事でカッコよく、本当にいつまでも若くイケメンだなぁとウットリします。

また本作はあちこちからゾンビが迫るなか、たくましい母親や子供たちの活躍が目立つ物語で、子供たちがカーチェイスでゾンビを操りながら退治していく姿は手に汗握るシーンで感動します。
ゾンビがいるなかで暮らしていく日常はいつ自分がという極限状態に陥ると思いますが、それでも生き残ろうとする家族愛と人間性がにじみ出る思いやりのある物語が良かったです。





◉韓国ドラマ「一度行ってきました」あらすじと感想、最終回。大ヒットホームドラマ!

◉韓国ドラマ「赤い靴」あらすじと感想、最終回。愛と憎しみの超ドロドロ復讐劇!


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韓国映画「ザ・バッド・ガイズ」チャン・ギヨン初出演映画

2021-10-25 | 韓国映画、さ行

韓国映画「ザ・バッド・ガイズ」狂犬を解き放て、あらすじと感想。
(あらすじ)
囚人たちを乗せて走る護送車が、覆面をした武装集団に突如襲撃されるという重大事件が発生。数多くの凶悪な犯罪者たちが野に放たれ、行方をくらませてしまった。
この史上最悪の事件を受けて、警察の上層部は逃亡した凶悪犯たちを再び捕まえる為、元警察官のオ・グタク(キム・サンジュン)に指令を出し、過去に重大な罪を犯して刑務所に収監されている服役囚たちを集めた極秘プロジェクト、“特殊犯罪捜査課”を始動させる。
オ・グタクは過去に一緒に行動したことがあり、“伝説の拳”と呼ばれて恐れられているパク・ウンチョル(マ・ドンソク)を仲間に引き入れ、どこか信用できないが頭は切れる天才詐欺師のクァク・ノスン(キム・アジュン)、犯人逮捕の際に過失致死に問われた無鉄砲な元警察官のコ・ユソン(チャン・ギヨン)をメンバーに加えた最凶のチームを結成。
減刑を条件として、時に協力し合い、時に衝突しながらも凶悪犯たちを追い詰める。
しかし、今回の事件の背後には国家を揺るがす巨大な陰謀が見え隠れし、謎の組織が暗躍していた。
彼らを待ち受ける最大の敵、そして、彼らに待ち受ける運命とは?
 (kstyle)より

大ヒット名作ドラマ「バッドガイズ―悪い奴ら」の第2弾を視聴しましたが
本作の映画も同じく、悪い奴らを懲らしめるという悪を悪で懲罰する
痛快アクションです。
まぁ~よくある韓国のやくざ映画のような乱闘シーンが多い荒っぽい
マ・ドンソクさんらしい映画で女性好みの作品ではないですね
物語は前代未聞の護送バス襲撃事件が発生します。
内密だった護送が襲われますが、警察内の情報がもれたということは
警察内部に内通者が・・・?
そう、韓国警察がこの世の中を腐らせているという映画です!
警察の上層部のオム次長は元警察官のオ・グタク(キム・サンジュン)に
復職を進め、特殊犯罪捜査課を作ります。
そこに血の気の多い、すぐにキレる元警察官のコ・ユソン(チャン・ギヨン)、
伝説の拳を持つパク・ウンチョル(マ・ドンソク)、天才詐欺師のクァク・ノスン
(キム・アジュン)が集まります。
敵は連続殺人犯や窃盗や脱獄者、組のボスなどただ物ではない奴らばかりで
その頂点にいる黒幕を捕まえることになるのです。

チャン・ギヨン君のキャストを見て視聴しましたが、血の気の多い、
すぐにキレる元警察官のコ・ユソン役をエネルギッシュに演じていて、
タイトルの一番の狂犬はチャン・ギヨン君だと思いました。
この選ばれた4人の人物のバランスは良かったと思いますが、人間関係は
あっさりしていて心打たれるものがありませんでした。
紅一点キム・アジュンさんは可愛い部分もあり、アクションは
カッコ良かったです。
終盤にアジトに乗り込む乱闘シーンは敵陣をバッサバッサとやっつけ
痛快ですが、人の命をもてあそんで国まで売った警察上層部のオム次長。
そして、日本のヤクザが絡むところは、ちょっと不快な気分に
なりました・・・(笑)
マ・ドンソク、チャン・ギヨンファンにはお勧めの映画です!








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