韓国ドラマ「おバカちゃん注意報~ありったけの愛」、あらすじと感想!
除隊後の復帰作となったイム・ジュファンさんの主演ドラマです。
激しいドロドロ系のドラマに疲れた方は本作の笑って泣ける
家族愛に癒されます。
父親の再婚で血のつながらない弟妹と家族になり、やがて妹も生まれますが
それも束の間、両親が相次いで他界し、13歳のジュンス(イム・ジュファン)は
弟たちを食べさせるために1日中働き家族を守ってきました。
20歳になったジュンス(イム・ジュファン)は昼間は工事現場、夜はカラオケ店
で働いていますが、そこで25歳の恋人ジョンヨン(ユンソナ)から告白され
ジュンス(イム・ジュファン)もまた「僕と10年後に結婚してください」と
愛を告白します。
そのユンソナさんは昔日本で活躍されていたころとぜんぜん変わらないですね!
ホント~韓国女優さんって肌がきれいで若々しいですね。
ところが、そんな時、弟ヒョンソクがはずみで同級生を殺してしまい、ジュンスは
その罪をかぶって服役することに。もちろん弟のヒョンソクも妹のジンジュも
事実を知りません。
8年後、ようやく仮出所が認められたジュンスですが、事実を知らない家族たちは
「2度と会いに来ないで。」とジュンスに冷たく当たります。
ところが一番下の妹ナリだけはジュンスと携帯のアドレスを交換するのです。
些細な事ですがそれを喜ぶジュンスの嬉しさがじんわり伝わってくる1シーン
でしたが、ジュンス(イム・ジュファン)の「バカ」がつくほどお人好しで
やさしい性格は毎回ウルウル泣けてきます。
そんな中、ジュンスは東大門で寂しそうな瞳をしているドヒ(カン・ソラ)と
出会い、ドヒのお店で働くことになります。
ここから二人の距離が急速に縮まりお互いに必要な人に変わっていくのです。
またある日、ジュンスの誠意が伝わり妹のジンジュから連絡があり末の妹ナリの
誕生日会に呼ばれます。
久しぶりに兄妹4人が集まった食事会。姉のジンジュは弟のヒョンソクに
「今日、兄のジュンスを呼んだことを許してほしい。ナリが一番喜ぶプレゼント
だから・・・」と、ヒョンソクも「一緒にご飯を食べようと思っている。」と
姉のジンジュが「ありがとう」とやっぱり皆兄のジュンスのことが気になって
いたんですね。 一歩づつ和解に近づいていくといいですね!
ところが、そんな時、弟のヒョンソクもドヒ(カン・ソラ)のことを好きに
なり、兄弟でドヒを好きになってしまいます。
でもドヒ(カン・ソラ)はジュンスの方を愛していて、彼女から積極的な
アタックがあるのです。もちろんジュンスも同じ気持ちですが、やはり前科者
ということがいつも頭の中にあるのです・・・
ところがいつも消極的だったジュンスは自分の気持ちが抑えられずドヒに、
「僕はドヒさんに対して悪い男になるつもりです。」
「本当に悪い男です。」「僕は愛のゲームをします。」
「僕の人生で最後の機会かもしれないので、
とことん愛して、思い切り愛されたいです。」と
そして、「別れの原因になるカードを僕が持っているからです。」と
「きっと、いつか僕を恨む日がくるでしょう。でもその日まで
このゲームを楽しむつもりです。」
ドヒは「結末が不幸なゲームなんてしたくないわ」と言いますが、
「その不幸の見返りに幸せな時間を作ります。僕のためにも」と・・・
優しいジュンスがドヒと愛のゲームを始めることになりましたが、
真実を明らかにしない限り、いつかこのゲームを後悔することに
なるのでしょう。
そして彼女に心からの許しを求めながら自分自身を責める日がくることも
分かっているジュンスなんです。
そしてこの二人は最後の愛までたどり着くことができるのでしょうか?
今この時だけを考えて愛に生きることを選択したジュンスの大きな勇気
を応援したいと思うのはもちろんですが1日でも長くドヒのそばに
いられるように応援したいですね!
ところが、ジュンスが兄弟でドヒを好きになったことを知り、また弟の
ためにドヒから離れていきます。そしてドヒがBYグループの孫娘だった
ことを知ります。
そして怒った弟のヒョンソクはジュンスを迎えに行きます。
戻ったジュンスはドヒに「同じ境遇だと思ったから好きになった。」
これからはあなたの右腕として働くために戻ったことを告げます。
そして、ドヒの家の屋上に住むことになります。
そう! ドヒの継母が昔の恋人だったジョンヨン(ユンソナ)とは知らずに
同じ場所で住むことになります。
そしてとうとう前科があることをドヒに告げます。
ドヒは訳が分からず動揺し、ジュンスが人殺しをする人ではないと確信
しながらもジュンスを愛したという大きな心の傷を隠せないでいるのです。
出ていこうとするジュンスに「今度は私に対するつぐないをして!」と
止めるドヒに今度は「愛に傷ついたドヒのために一生つぐなって行こう」と
心に決めるジュンスです!
そしてジュンスがBYのデザイン室に契約社員として働くことになりますが、
ドヒとの結婚を狙っているイ弁護士の悪巧みや策略が激しくなってきます。
イ弁護士とキム秘書がジュンスの過去を調べはじめたことで、継母ジョンヨン
(ユンソナ)の昔の男が屋上に住み、ドヒの東大門の店員になってドヒの
閉ざされた心を開き、BYの社員になっていたことがおかしいと追いつめます。
ジョンヨン(ユンソナ)が昔の恋人だったことを知り、またドヒを傷つけて
しまったジュンスですが、二人の愛は変わることなくゆっくりと深まって
いきます。 ジュンスもドヒのためにBYで活躍の場を広げ周りからも信頼
されていきますが、イ弁護士だけはそれを妬み邪魔をしていきます。
二人はこの困難な事態を切り抜けることができるのでしょうか・・・?
そして弟のヒョンソクは事件の真実を知ることになるのでしょうか・・・?
ここのところが本作の大きな観覧ポイントですよね!!
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二人のロマンスと並行して弟妹たちのラブラインも気になります!
長女ジンジュの恋人チョルス(ヒョヌ)の母親に頭が上がらない
マザコン男子にはイライラしますが、母親とのユーモアたっぷりの
会話には笑いが絶えません~(笑)
結婚後、長女ジンジュの家でお母さんも一緒に住むところは、騒動が
笑いに変わって楽しかったです!
何といってもベテラン女優さんの母親演じる韓国の偉大な母の存在感は
大きかったです。
また妊娠したジンジュを皆が心配し、美容師だったジンジュが女優志望の
末妹ナリのマネージャーになり有名になっていくところも楽しかったです!
一方、心の傷が大きく女性を愛することに臆病になっている弟ヒョンソク
(チェ・テジュン)の愛にも注目です。
彼女のジュヨンはドヒの従姉妹でわがままな女性でしたが、堅物検事との
釣り合わない愛に一途に走る姿に感動します。
そしてお互いに理解して変わっていく二人に胸が熱くなります。
この真面目そうな検事ヒョンソク役のチェ・テジュンさんですが、実際は
とても明るく本作の検事役とはぜんぜん違うそうです~(笑)
あくまで、このキャラクターは完璧なお芝居だそうです!
ジュンス役のイム・ジュファンさんもそうみたいですよ。(笑)
そのイム・ジュファンさんですが、
何年か前にイム・ジュファンさんのドラマ「タムナ」にハマったことが
ありました。
時代劇でしたが美しい両班役のパク・キュ様を切なく演じたツンデレ役が
驚くほどのカリスマ性を放ち、胸キュンキュンになったことがあります。
こちらも超~お勧めのドラマです~! ↓
韓国ドラマ「タムナ」イム・ジュファンのツンデレドラマ、あらすじと感想!
終盤、ネタバレ、
やっとドヒが継母(ユンソナ)に心を開き母親らしい会話ができると思って
いましたが、イ弁護士によって継母(ユンソナ)とジュンスの過去が祖父の
耳に入り継母(ユンソナ)は家を出る決心をします。
また一番心配していた事件の真相も女優のナリが撮影中に事件当時と同じ
撮影シーンを撮っていた時にすべてを思いだしたことでヒョンソクも自分が
犯人だったことを知るのです。
同じころドヒが事件の再審を依頼しますが、ヒョンソクはドヒに「犯人は僕
です」と告げ、自ら警察に自首するヒョンソクでしたが、法はヒョンソクを
裁けないとして家に帰されるのです・・・
事件の真相を知り胸を押さえながら泣き崩れるヒョンソクと弟のことを思い
身代わりになった兄のジュンスでしたが、本当にヒョンソクのことを思って
いたら「そうすべきではなかった」と後悔するジュンス兄弟が見ていてとても
つらかったです。 でも窮地を救おうとするのが兄の大きな愛なんですよね!
最終回、
最後まで悪役だったイ・弁護士は逮捕され、女優のナリは新人女優賞を受賞し
それをテレビで見ていた姉のジンジュに陣痛がはじまり皆が病院に走ります!
3年後、兄ジュンスとドヒにも子供が誕生し、弟ヒョンスの妻ジュヨンも
大きなお腹をしています。
そして皆が子供のころ住んでいた思い出の詰まった家でhappyendで終わりました!