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韓国ドラマ「キング・ザ・ランド」ジュノ&ユナ 究極のラブコメ、あらすじと感想

2024-02-02 | 韓ドラ か行、き


韓国ドラマ「キング・ザ・ランド」あらすじと感想、最終回。
2023年の大ヒットドラマ、全16話。
完璧な御曹司ジュノ君とキュートな笑顔のユナちゃんがピッタリ息の合ったリアルカップルを見せてくれる舞台となる「キング・ザ・ランド」とは、セレブだけが利用できるラウンジのことです。
一見、よくあるシンデレラストーリーなのかなぁ?と思いましたが、サラン(ユナ)は自分の夢を叶えるために前向きに努力する強さを持った女性として描かれていたのが現代的でとても良かったです。
そんな明るい笑顔のサラン(ユナ)に孤独なツンデレ御曹司ウォン(ジュノ)がメロメロになっていく姿が可愛くて胸キュンキュンになります(笑)是非、ジュノ君が恋に落ちる瞬間をお見逃しなく・・・要チェックしてくださいネェ~(笑)
そして、作り笑顔が大嫌いな孤独な御曹司ウォン(ジュノ)が母の面影を追いながら笑顔を取り戻していく姿とある一連の物事が進んでいく過程にも注目です。
また中盤からは二人の熱愛報道が記事になったほど熱々ぶりがリアル過ぎて、演技とは思えないほど本当の恋人同士のように映っていました。でもこのお二人、超お似合いのカップルだと思いますけど・・・本当に!
また、御曹司ウォン(ジュノ)の秘書を務めるお調子者のサンシクとの男の友情やサランの親友たちの友情や絆も微笑ましく描かれていて心が和みます。毎晩、飲んで踊って騒ぎまくる女子会が羨ましくなるほどの楽しい最高の仲間たちでした(笑)
劇中、皆でタイ旅行に出かけますが、エキサイティングで素敵な観光スポットやホテルなど旅行している気分が味わえるほど現実感があり、この回は見どころ満載の旅行番組を見ているようでした(笑)
ストーリーはよくある普通のお決まりの物語で、ウォン(ジュノ)の後継者争いが描かれていきますが、最強の悪役もいなくて、とても見やすいラブコメディードラマです。
本作の高視聴率は二人のラブパワー全開が一番の見どころでしょう(笑)
ただ、はじめの最悪の出会いをする二人のシーンがユナちゃんのリアルなトイレシーンなんですが、ユナちゃんには似合わなかったし、ジュノ君が民宿で派手な田舎のおばちゃんファッションを披露しますが、今までいろいろなドラマでも出てきているので新鮮さがなく、今更という感じがして、こういうシーンはもう必要ないと思いました。
本作のいつも輝いている二人のキュートな掛け合いが楽しいラブコメディードラマ、超~お勧めです!  ジュノファン、ユナファンは必見のドラマですよぉ!





あらすじ(ネタバレあり)
1話
子供のころからの夢だったキングホテルの面接に短大卒で合格したチョン・サラン(ユナ )。
初めは実習生として地下にあるジムの重労働な仕事を任せられますが、笑顔で真剣に仕事に取り組むチョン・サラン(ユナ )を見て、キンググループの常務でク・ウォン(ジュノ )の姉ク・ファラン (キム・ソニョン)がサランを正式にホテルのフロントの仕事に異動させます。
一方、キンググループの御曹司ク・ウォン(ジュノ )は帰国後に会社にインターンとして出社しますが、一人職場で浮いていて、ウォンが御曹司だと知らない同期のノ・サンシク(アン・セハ)だけが何かと世話を焼いていますが初日にクビになります。
姉のク・ファラン (キム・ソニョン)に嫌われているク・ウォン(ジュノ )は家に帰ることが出きずキングホテルに宿泊することになり、またイギリスに戻ります。
数年後、チョン・サラン(ユナ )は努力し最優秀社員で表敬されるまでになり、ク・ウォン(ジュノ )もイギリスの学校を優秀な成績で卒業し、ある目的で帰国したウォンはキングホテルで本部長として働くことになりました。

2話
ク・ウォン(ジュノ )の姉で常務のク・ファラン (キム・ソニョン)は新人のチョン・サラン(ユナ )を見て、彼女の笑顔が気に入り、優秀な人材は目立つところに置くべきだと言い、サランを高く評価していたのです。
数年後、ホテルで最悪の再会をし、最悪の印象を抱いたク・ウォン(ジュノ )とチョン・サラン(ユナ )の二人。
ク・ウォン(ジュノ )から「今後は絶対に僕の前に現れるな、警告だ」と言われ、「ハイ、お客様、望むところです」と伝えたチョン・サラン(ユナ )でしたが、なんと新本部長就任式にク・ウォン(ジュノ )が新本部長として登場したのです。
その後も二人は、最優秀社員のサランと一緒に新本部長に就任したク・ウォン(ジュノ )のPR映像を撮ることになり、済州島にあるキングホテルに行くことになります。
撮影当日は父親から、全世界で放送され、いろいろな面で影響がでるからカッコよく決めろと電話がありますが、姉の常務ク・ファラン が質問用紙を放送直前に替えてしまいます。

3話
ライブで放送がはじまりますが、チョン・サラン(ユナ )の一番目の質問が「このホテルのオープンにお母様が関わられたとか?」と質問され、ク・ウォン(ジュノ )はサランをにらみつけたまま席を立ってしまいます。ク・ウォン(ジュノ )は母親の顔も生死も知らないのです・・・
そして、司会者のサランに助けられ、一時的にその場をしのぎます。
撮影は次の日も続き、ク・ウォン(ジュノ )とチョン・サラン(ユナ )二人の笑顔の写真を撮りますが、しかめっ面で一度も笑わないク・ウォン(ジュノ )にスタッフたちは困り果てています。
次にク・ウォン(ジュノ )とチョン・サラン(ユナ )は二人だけで船に乗り、鯛を持って撮影することになりますが、撮影が終わりウォンたちが乗っていた船の調子が悪くなり、急きょ加波島へ行くことになりましたが、民宿で二人は強いお酒を飲み過ぎて大騒動になります(笑)
翌日自宅に戻ったク・ウォン(ジュノ )は父親から事業をしていれば想定外のことも起こる、恥を知れと怒鳴られます。「母親を捜すな」と言う父に「真実が知りたいだけだ」と本音をぶつけるク・ウォン(ジュノ )。
その父の会長は明日から「キング・ザ・ランドに」とサランに部署を変わることを伝え、子供頃からキングホテルに憧れていた君にふさわしい場所だと笑顔で拍手をおくります。

4話
サランにマカロンのプレゼンを買ったのですが、彼氏がいたことを知り、嫉妬するウォンは自分自身がどうしていいのか分からなくなります。
ところが、その日に恋人のユナムと別れたサランは、自分を大切に育てくれた祖母のチャ・スニ(キム・ヨンオク)に会いにいきます。祖母は好きなだけ駄々をこねて私にたくさん甘えるように言います。
また一方で、ホテル経営の売り上げは客室よりラウンジの売り上げで競い合いますが、今回はファーストロイヤルに負けてしまい、会長であるウォンの父は「二人を信じて任せたのにこのザマは何だ」と子供たちに強い態度を示します。
そして、新しい職場の「キング・ザ・ランドに」で働き始めたサランはウォンに挨拶に行きますが、素っ気ない態度のウォンを見て、「サランさんを好きな情けない小学生みたいだ」と、秘書のノ・サンシク(アン・セハ)から、チクリと傷つくような言葉を言われるウォンです(笑)
サランの移動により、新しい職場「キング・ザ・ランド」で更にこれからウォンとサランは今まで以上に顔を合わせることになります。

5話
幼いころ、ウォンを置いて急に家を出て行った母。
そんな寂しいウォンに使用人たちは「ごきげんよう」と笑顔で挨拶します。
ウォンにとってはその作られた笑顔がたまらなく嫌な行為だったのです。
一方、恋人と別れたばかりのサランの誕生日に、ウォンはサランを食事に誘い、今までになく優しく接しますが、その思いがけない気遣いや行動に戸惑うサランです。
サランは誕生日のお礼に今度はウォンに食事をご馳走しますが、その帰り道「今度は何を食べよう」という会話の途中で、はじめて笑顔を見せるウォンでした・・・
サランは済州島では一度も笑顔を見せなかったのに・・・と少しホッとした気分になっているのでは・・・
更にウォンは職場にいるサランも気になり、サランが先輩から指示された仕事に口を出すようになり、「いくら指示でも品位を保つべきだ」と言います。
ウォンは客に媚び売る姿は僕への侮辱だとサランに伝えます・・・
その後、仕事で一人智異山(チリサン)に行き、仕事関係の山参採りの社長さんにお土産を直接手渡すために山に登ったサランは急に悪天候になり崖下に落ちてしまいます。

6話
携帯電話が繋がらなくなったことを心配したウォンは姉の常務ファランの反対を押し切ってヘリコプターでサランがいる智異山(チリサン)に急いで駆けつけます。
ウォンはサランに「二度とこんな目に遭わせない、約束するよ」とすまなそうに伝えるのです。
この時サランは3世代が徳を積まないと見られないという山参の中の天種参という貴重なものを採り、それを社長さんに見せると「俺と働かないか?」と言います(笑)
ウォンはサランの手を取り、彼女はわが社に必要な人材ですとハッキリ伝えます(笑)
社長さんは「君が良い運気をくれたから最高の物が採れたらキングホテルに送るよ」と嬉しそうに話します。
智異山(チリサン)からの帰りに山参を届けるためにサランの祖母のところに寄ったウォンとサランでしたが、何も知らない祖母はウォンに玉ねぎをむかせるのでした・・・
そのあと、サランはウォンを市場に連れて行き、二人は楽しいひと時を過ごすのです。
数日間一緒にいた二人ですが、ウォンはサランを家に送り届けた後、今度デートしようと告げるのです。

7話
ウォンは急にサランの家に薬を届けるために行きますが、二人は何だかんだ言い合って喧嘩しながらも、お互いの心が1つになったことを感じています。
ウォンは積極的に「デートしよう」と言って、次の約束がしたいのです(笑)二人は初めて手をつないでサランの家の周りを散歩するのです(笑)
一方、アラブの王子がファーストロイヤルホテルに滞在することになっていますが、契約を交わしていないなら、うちのキングホテルに来させろと父である会長が指示をだします。
VIPの誘致はキング・ザ・ランドの業務なのでウォンにうちのホテルに誘致すようにと、会長と姉の常務が主張し、ウォンは「僕がやる」と答えます。
大富豪のアラブのサミール王子が来韓しキングホテルにやってきましたが、到着した早々にサランが気に入ったようで、ウォンと一戦を交える戦いを繰り広げそうです(笑)
サランのサービスの仕方に「やりすぎだ」というウォンに「キングホテルの大切なお客様です、心からもてなさないと」と言い、更に最高のサービスを提供することを我がホテルは誇りにしているとウォンに伝えます・・・

8話
たとえホテルのためだとはいえ、サランがアラブのサミール王子と一緒にいるのを見たくないウォンなんです。彼女を守るためにも自分自身に力をつけないとダメなことを悟ったウォンは、はじめて自分に守る人ができたことを感じるのです。
一方、サランを気に入ったアラブのサミール王子はホテルを1つあげると言いますが、「私がやりたいのはホテル経営ではなく、お客様に幸せな時間を贈る仕事です」と言うサランに心から感動し彼女のためにパーティーを開くことにします。
当日はサランに素敵なドレスを用意しますが、料理等の配膳担当には本部長であるウォンがボーイになってお給仕をすることになりました(笑)
更にサミール王子はその場で高価な指輪を渡し、サランにプロポーズするのです・・・
もちろん、サランは断りますが、王子は「こんな傷つかない断り方は初めてだ、君は思っていた以上に特別で立派な女性だ」と心を動かされます。
最後は、3人で食事をしますが、ウォンもサミール王子も、とどのつまり似た者同士の親友なのでしょう・・・  これからはサミール王子のゲストたちもキングホテルに宿泊することになり、父親の会長もウォンの成長と仕事ぶりを喜んでいます。



9話
父の会長はウォンには100周年記念行事を任せることにしますが、更にウォンは今後は僕がホテルを引き受けようと言います。
父は航空と流通は姉のファランにホテルはウォンに任せるがその前にお前の手腕を見せてみろ、今回の100周年記念行事の結果を考慮してから判断すると言います。
ウォンは姉に宣戦布告したのです。
一方で、やっとラブラブになったウォンとサランですが、さっそく喧嘩してしまいます。
ウォンはサランが一番大切にしている祖母に、また可愛い花束を持って会いにいくのです。
その時、祖母は電球を取り替えるために椅子から落ちてしまい、ウォンが病院に入院させました。祖母は病室で「サランと何かあったのかい?全部顔に書いてある」と・・・
そして、「いくら気持ちが通じていても、真心を言葉で伝えないと届かないことがある」とおばあちゃんはウォンにアドバイスをします。いいことを言うおばあちゃんです(笑)
そのおばあちゃんは住宅財形預金を作りにウォンと一緒に銀行に行き、「家がなくてもいい、サランと二人でコツコツ貯めればいい、落ち込むことはない」と、また1つアドバイスをするのです(笑)

10話
サランとサランの親友たち優秀な社員に、会社から報奨旅行を贈ったウォンは自分も同行しますが、飛行機はエコノミークラスでサランの隣に座ることになり、ビジネスクラスは秘書のノ・サンシクに譲るのです。5人はお揃いのTシャツを着て、タイ旅行を満喫します。
途中から、オ・ピョンファ(コ・ウォニ)の後輩でピョンファを慕っているCAのイ・ロウン(キム・ジェウォン)がやってきて一晩だけ皆と合流し盛り上げります。
この日の夜は男3人で寝ることになりました(笑)
翌日やっと、二人だけになった時、ウォンはサランに姉のファランとは母親が違う、父が再婚して僕がうまれたから、その母は僕が幼少期に失踪した、僕は泣きながら母を捜したけど、周りの者は皆笑っていて、その笑顔は獣のようにみえて、本当の顔を見せる人はいないのかと思っていたら、サランが僕の前に現れたんだと過去を打ち明けます。そして、サランは母親を一緒に捜そうと気にかけます。
一方、会社では姉のファランが報奨旅行のことを知らずに「私が知らないことがあるのね」と納得できずに不満な様子です。

11話
旅行先のタイで「サラン、愛してる」と告白したウォンに「私も愛している」と嬉しそうに答えるサラン。お互いの愛を確認できた思い出のタイ旅行になりました。
韓国に戻り、ホテルでは「100周年記念行事は最重要なイベントです」と上司から説明があり、サランたちは超VIPの席を担当することになります。
姉のファランはウォンのやり方に反対しますが、父の会長はファラン同様にウォンにも機会を公平に与えると言い、もし失敗したらその時に責任を取らせればいいと姉に指示します。
そして、ウォンはそのすべてを取り仕切る責任を任されたのです。
また、ウォンはこのホテルで一番長く勤めているドアパーソンの従業員に声をかけ、「一度お会いして話を伺いたかったのです」と告げ、昔のホテルのことを教えてもらいながら、意見も聞きたいと思ったのです。
また、サランはウォンの母親ハン・ミソに繋がる過去の情報を求めてドアパーソンから客室担当のキム・オクチャという女性を教えてもらい、会いに行きます。
そして、キングホテル100周年記念式典の当日は、ウォンが簡単に挨拶したあとに父である会長の祝辞から式が始まりました。
その後、思いがけない人物が挨拶することになりました。その人物は初代会長の息子で、今は小さなピザ店を営むチェ・ヨンスという男性でした。父である現会長はとても喜ぶのです。
その他にも裏方の従業員の挨拶が続き、祝辞を述べなかったパク議員を怒らせてしまったのです。

12話
ウォンとサランの仲を知ってしまった親友たちは驚きのあまり大声を出し、秘書のノ・サンシクはその場で倒れてしまいます。
もう隠し事はない?たとえば会長の隠し子だとか?と、カン・ダウル(キム・ガウン)が冗談を言うとウォンは「僕は会長の隠し子ではないです、息子です」と・・・
皆は「ヤダ~ 冗談がきついわよ」と爆笑しますが、「僕は本部長のク・ウォンです」とハッキリ伝えます・・・
そして、親友たちは真実を知り、急にその場がしらけてしまいます・・・(笑)
また一方、キングホテル100周年記念式典は大成功を収め、広告効果は高く雑誌の取材もあり、役員たちも皆満足していますが、一人気に入らないのが姉のファランです。
父の会長はウォンとファランにキンググループを今後どのようにしたいのか企画書を出すように指示します。
姉のファランは出世を条件にウォンの秘書のノ・サンシクを呼び出し、ウォンの業務から私生活まで全てを報告するように指示します。ノ・サンシクは僕をどこまで引き上げてくれますか?と真剣に聞き返します。
一方、父の会長は仕事を成功させたウォンにユリと今年中に結婚するように言いますが、それをそばで聞いていたサランは動揺し、はじめて大きな失敗をしてしまいます。

13話
父はユリとの縁談はハン会長と私で進めると言いますが、ウォンは「僕には愛する人がいます、
ユリを異性として意識したことはありません、これからもです」とハッキリ伝えます。
ところが、ユリは「思う存分恋愛してから、きっぱり別れてね、結婚は決まっているから」と平然とした態度を見せるのです。
ウォンは大丈夫ではないというサランに「気になると思うが、僕を信じてほしい、僕が全部解決するから」と言いますが「自分の先のことは自分が決める」と、ウォンに対してたどたどしい態度を取ってしまいます。
更にサランは皆が夢見るチームだという「ドリームチーム」?
知らなかったけど参加してみて、分かったことは人一倍努力して頂点を極めたところで結局は富裕層のメイドに過ぎなかったことで自分が夢見た世界ではないし、ただ疑問に思ったとウォンにぶつけます。
ところが、会長から姉ファランの幼い子供ジフがサランを気に入り、韓国にいる間の世話を頼まれるのです。
一方で、父の会長は「長年の夢をウォンがかなえてくれた」とウォンが準備したプレゼンの発表を喜びウォンにキングホテルの社長になるように皆の前で伝えます。

14話
ウォンの熱愛報道写真を記者がニュースにすることを知った父の会長はきっとハン会長が先に手を打ったと思い、どうせ結婚するからと笑っていましたが、なんと相手がサランだと分かり、すぐに記事を止めるように部下に伝えます。
ところが、この記事は姉のファランの仕業だったのです。
すぐにネットに「財閥3世、一般女性と親密な関係」と題した記事が広がります。
サランの顔はモザイクがかかっていますが、職場の仲間たちはこれってサランさんに似てない?と噂しています。
ところが、そのあとすぐに、父の会長も絡んだ興味深い恋愛記事が出ます・・・
世間はお家騒動をもっとも喜び、すぐに飛びつきそうなネタで、父の会長はこの記事を出したのが姉のファランだと知っているのです。
その後、父の会長はサランを食事に誘い、「子供じゃないから別れろとは言わない、騒ぎが落ち着くまで、静かな地方の「キング観光ホテル」に行くように伝え、これはホテルの会長としての命令だと真剣な顔で話します。
そして、サランが向かったホテルは左遷された従業員たちが集まった職場で、サランの先輩もいたのです。
何も知らないウォンは外国に出張に行くことになり、3週間ぶりに韓国に戻りましたが、サランが人事異動になったことをはじめて聞きます。

15話
ホテルで実の母と再会したウォン。母はウォンの父である会長と先に再会していました。
「私たち久しぶりね」、「元気だったか?」と声をかける会長に「息子を取り上げられて消息を絶った女が元気だったと思う?」そして、すまないという会長に「いいえ、今でもあなたはグループを選ぶでしょう、あなたはそういう人だから」と・・・
過去に母は祖父に脅されて、ウォンのために黙って去っていったのです。
母は最期にウォンの人生を取り上げないで、自分の道を歩ませてあげてほしい、私に、もう脅しは通用しないからと伝えます。
そのあと、母はウォンと会い、はじめはぎこちない会話でしたがお互いに再会できたことを喜び合います。
また一方で、サランが異動になった閉館に追い込まれそうな厳しい「キング観光ホテル」を従業員たちは必死で守ろうと頑張っています。
そして、母と再会したウォンはサランがいるホテルを訪ねるのです。
「迎えに来た、待たせてごめん、キング・ザ・ランドに戻ろう」と言うのですが・・・
サランはウォンを今いる「キング観光ホテル」の中に連れて行くのです・・・
そして、サランは売却されそうなホテルを放り出して逃げたくないと言うのです。
サランの意見と自分で十分に検討し、自然とリフレッシュできそうな「キング観光ホテル」を買い取ることに決めたウォン。

16話(最終回)
ウォンはサランに合う指輪を探しプロポーズするはずでしたが、サランから少し離れたいと言われます。その理由はホテルのお客様全員に幸せな1日を贈りたかったのに今のキング・ザ・ランドの仕事やドリームチームは少し違うと思うし私は望んでない・・・
私らしくいられるように私だけのストーリーを作りたいのでホテルを辞めたいと・・・
サランは皆に惜しまれながらキングホテルを退職します。

一方、ウォンは16か国にホテルチェーンを展開するまでになり、記者会見で成功したのはホテルを守ろうとする人々の心でしたと記者たちに伝えます。
次にキングホテルの目標は誰もが心から笑える場所になることですと話します。

本当の夢を見つけて実現しようと決めたサランは小さくても私らしいホテルを自力で作りたいと考えています。
そして、やっと自分に合った物件を探したサランはすぐにウォンに連絡します。
また、おばあちゃんはサランのためにたくさんの通帳を渡し、お金の心配をせずに何でもやりなさいと言ってくれました。
そして、サランの「ホテルアモール」という、1室だけの小さなホテルが完成します。
すぐに予約も入り順調にスタートしましたが、ウォンは心配で毎日サランのホテルに訪ねてきます(笑)
そんなある日、ウォンは「一生一緒にいたい、結婚しよう」と、指輪をプレゼントします。
「愛してる」「僕の方が愛してる」・・・ おばあちゃんにも結婚を報告します・・・
ラストは二人の幸せそうな結婚式でhappyendを迎えました。






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韓国ドラマ「気象庁の人々」あらすじと感想、オフィス恋愛ドラマ

2022-11-13 | 韓ドラ か行、き

韓国ドラマ「気象庁の人々」社内恋愛は予測不能、あらすじと感想、最終回。
人気女優パク・ミニョンさんと今最も旬な俳優ソン・ガン君の気象庁を舞台にしたオフィスラブドラマで、天気予報と同じようにオフィス恋愛もお互いを予測するのが難しい相手だったのです。年下の気象予報官のソン・ガン君ですが、するどい勘で気象を読み解き自分の意見を絶対に曲げない彼なんですが、いざ恋愛になると、ある理由から結婚をためらう独身主義者を選ぶ彼なんです・・・ そんなギャップのあるシウ役のソン・ガン君の魅力的な年下男子に思わず釘づけになります(笑)  前作のドラマ「わかっていても」同様、彼の一途な眼差しにメロメロになること間違いありません(笑)
また、パク・ミニョンさんは最年少で課長となるほど仕事が第一で恋愛下手な女性です。
挙式1か月前に同僚のギジュン(ユン・パク)と破談しますが男性のギジュンはすぐに違う女性と結婚します。真面目で出来すぎる女性の何が悪いのか?社内恋愛はもうこりごりと思っていたパク・ミニョンさんの前に仕事にも恋にも情熱的なソン・ガン君が現れるのです。
ところが、ハギョン(パク・ミニョン)は恋愛=結婚という真面目で融通が利かない年上女性だったために、ハギョンとシウの予測不能な社内恋愛はギクシャク・・・
劇中、課長になったパク・ミニョンさんの気象予報に対する発言が社会に大きな影響を与えるのですが、力強い凛とした態度で奮闘する姿はカッコよく、とても素敵に映っていました。
最近、私生活では疑惑の資産家との交際が話題になり、すぐに破局を明かし、金銭的提供は受けていないと事務所が発表しましたが、彼女に対する世間の反応は大きかったようです。
ラブコメの女神と呼ばれるパク・ミニョンさんには次はドラマのような素敵な恋をしてほしいですね! 
また、本作もサブキャラたちの人間模様が面白くまた切実に描かれていて、ハギョン(パク・ミニョン)の元カレのギジュン(ユン・パク)夫婦の自己中心的な元恋人たちの嫉妬やハギョン(パク・ミニョン)の童話作家の姉たちの爆笑カップルなど、コミカルなキャラクターが大ウケで、ドラマに弾みをつけていきます。個人的に童話作家の姉たち爆笑カップルの出番がもっと多くても楽しかったかなぁ~と思いますし、二人のこの先が見たかったです(笑) 
ただ、ストーリーは単純で意外性もなく、なんとなく筋書きも見えてしまうような物語で、題材である気象予報の大切さや重要性を興味深く丁寧に描かれている比重が大きかったように思いました。 気象庁のオフィス劇としては見応え十分のドラマでしょう・・・

あらすじ(ネタバレあり)
1話
ハギョン(パク・ミニョン)は同僚のギジュン(ユン・パク)との挙式を控えていましたが、急に上司のチェ課長が心筋梗塞で倒れ救急搬送されます。
その代わりにハギョン(パク・ミニョン)が課長代理に抜擢されます。
そして、予報のことでイ・シウ(ソン・ガン)と激しく対立しますが、イ・シウの予報通り大雨が降ってきました。
そんな時、10年交際し婚約中だったギジュン(ユン・パク)に女ができたのです。
そして、同じとき、イ・シウ(ソン・ガン)の彼女ユジン(ユラ)もシウに別れを告げます。
なんと、ギジュン(ユン・パク)の女は気象専門記者のユジン(ユラ)だったのですが、その二人が結婚することに・・・
ギジュン(ユン・パク)は今の職場に残ることになり同じ職場で顔を合わせることになった二人ですが、周りの同僚の方が気を使いますよね。
2か月後、優秀なハギョン(パク・ミニョン)に正式に総括2課長の辞令が出ます。

2話
挙式ひと月前に女が出来て破断にするような男にハギョン(パク・ミニョン)の母は結婚しなくてよかったと喜んでいますが、それにしてもギジュン(ユン・パク)は最低な男で、悪びれもしない平気な顔で言い訳してくるような男でした。そんなギジュンにブチギレしているハギョン。
そんなハギョン(パク・ミニョン)にスイスのWMO世界気象機関への出向の話が来ましたが、同じ時、イ・シウ(ソン・ガン)が総括2課に2週間という期限つきで出向が決まります。
お互いに振られた相手が結婚したことを知りますが、シウはハギョンにスイスに行かないでほしいと話します。
その後、ハギョン(パク・ミニョン)とギジュン(ユン・パク)が職場で大喧嘩になり、ギジュンが「金に汚い男」だと言うことが皆にバレてしまい、気持ちがスカッとしたハギョンはスイス行きを断り、総括2課の課長として頑張る覚悟を決めます。
イ・シウ(ソン・ガン)から飲みに行きませんか?と誘われたハギョン(パク・ミニョン)は、なぜか?酔った勢いで意気投合し一夜を共にするのです・・・

3話
事件というかハプニングというか?絶対に今度は社内恋愛はあり得ないハギョン(パク・ミニョン)です。更にシウ(ソン・ガン)は総括2課に異動する辞令がでて、同じ課で働くことになりました。
シウのことで冷静さを失ったハギョンは遅刻をし、ミスを犯してしまいます。
更に元カレのギジュン(ユン・パク)とも仕事の予報のことで言い合いになりますが、シウ(ソン・ガン)がその場をなんとか収めます。
ハギョン(パク・ミニョン)はシウが気になって仕方ないのですが、そんな時「僕の事好きですか?」と問いかけられるハギョンです・・・
「好きなら付き合うし、嫌いなら付き合わない、どっちですか?」と・・・
お互いに気持ちがバレてしまいました・・・

4話
急にシウ(ソン・ガン)に対して厳しい態度をとるハギョン(パク・ミニョン)です。
職場の人たちはハギョンに目を付けられたシウに何をしでかした?と問い詰め、課長はお堅い完璧主義だから気を付けろと教えるのです。
二人はわざと社内恋愛がバレないように冷たくしています(笑)シウはスリリングだと言い、ハギョンは同じ経験をしたくないからと本音を伝えます。
また一方で、高速道路で濃霧による玉突き事故が発生しますがハギョン(パク・ミニョン)たちは適切な情報を出しました。
その後、気象専門記者のユジン(ユラ)がハギョン(パク・ミニョン)に取材に協力してほしいと言い、なぜ韓国には濃霧特報がないのか意見を求めます。
そして、ユジン(ユラ)が書いた「濃霧特報ができない無能な気象庁」という気象庁を批判する記事が新聞に掲載されて騒動が起きます。
ユジンが起こした問題で、その報道担当は夫のギジュン(ユン・パク)です・・・
ギジュンは真実もモラルもない見せかけの記者だと言い、またイ・シウを知らないと嘘をついたことについても妻のユジンを責めます。
今回の記事が出て、ハギョン(パク・ミニョン)は上司から反論記事を準備するように、指示を受けます。

     

5話
ギジュン(ユン・パク)は妻のユジン(ユラ)の嘘が許せなくて、朝から喧嘩になりますが、シウに嫉妬しているようです。
おまけにハギョンもユジンの元カレがシウだということを知っていて、自分に対する復讐で総括2課に入れたのか?と誤解までしています。
4人の関係にハギョンもシウも心穏やかではありません(笑)
また一方で課長としてのハギョンは総括2課の仲間たちと仕事のことで衝突し、最悪が空気が流れますが、特に仕事に集中できないオム先任予報官が大きなミスをします。
ハギョンはベテランのオ・ミョンジュから「私たちは課長の指示を信じてないのではなく、自分の指示に自信を持てない課長が不安なんです」と打ち明けられます。

6話
「また会いましょう、気をつけて」と、年上の女性から声をかけられているシウ(ソン・ガン)を見てしまったハギョン(パク・ミニョン)は再び傷つくことを恐れていて、心がざわついています。交際のことを考えようと伝えるとシウは父のことですと答えます。
シウの父はギャンブルでお金がなくて、息子のシウを当てにするような最低な父親です。
その父が、今度はハギョンに会いに来て、お金を用意してほしいと頼み込んできますが、その時母が病院に搬送されたと姉から電話が入ります。
また一方で、元カレのギジュン(ユン・パク)は月刊誌のコラムの原稿をいつもハギョン(パク・ミニョン)が手伝っていたために、まったく原稿が進まずに参っています(笑)そして、ハギョンに電話しようか迷っている見苦しいみっともない男ですが結局今度だけと言って助けてもらうのです。

7話
シウ(ソン・ガン)は父のことを正直に謝りますが、ハギョン(パク・ミニョン)は、気にすることはないといいます。
ただ、これからは何でも私に話してほしい、私と別れたいときも一番に私に知らせてほしい言い、ハギョンの家で一緒に住もうと話します。
ところが、シウは同棲はイヤだと・・・同棲したことがあるからと言います・・・
本当は近づきたいのに傷つくのが怖い二人なんです・・・
また一方で結婚届を出そうと言うギジュン(ユン・パク)に対しユジン(ユラ)は迷っています。それはギジュンと苦労して結婚したメリットがなかったからだと言います。
そんな時、ギジュンに毎月の月刊誌のコラムの他に妻の会社の気象関連の特集記事まで書くような話が進んでいますが、ギジュンは妻のためにその話を受けることにします。
また、寮にいるシウ(ソン・ガン)は新しい研修生がくるため、部屋を空けなければなりませんが、お金がなくていい部屋を借りることができません。
そんな時に会社の当直室を見つけますが、そこにはすでに家族とうまくいってないオム先任予報官がいたのです。

8話
総括2課の二人が当直室を占領しているとクレームがハギョン(パク・ミニョン)のところにきて彼女は部下の二人を自分のマンションに連れてきますが偶然上の階に住んでいた総括2課のシン主任(ムン・テユ)と元カレのギジュンの男4人がバッタリ顔を合わせてしまいます(笑)
そして、ギジュンはハギョンにイ・シウと妻のユジンは同棲してたらしい、それなのに俺は君を傷つけてしまって俺は世界一のクソ男になった、ユジンにはすっかり騙されてしまったと酔いつぶれながら泣き出します。彼女を好きなら過去もクールに受け止めないと、分かった?というハギョンですが、その酔ったギジュンを送り届けるシウです・・・
ところが翌朝、ハギョン(パク・ミニョン)は接触事故を起こしてしまいますが保険会社を勝手に変えたことで元カレのギジュン(ユン・パク)が事故現場にやってきます・・・
その後、シウはハギョンにまだ整理がついてない?と問い詰め、ギジュンに嫉妬するのです。
シウはいつの間にか、こんなにも好きになっていた自分に気が付きます。
その後、ギジュン(ユン・パク)とシウが記者たちの目の前で殴り合いの大喧嘩がはじまり、二人は始末書を書くことになりますが、社内ではユジンの元カレがシウだと言うことがバレてしまいます。

9話
ギジュン(ユン・パク)はハギョン(パク・ミニョン)とシウ(ソン・ガン)が二人だけで食事してお酒を飲んでキスしている光景を目撃して二人の関係が気になって仕方ありません。
あいつは俺に復讐しようとしているんだ・・・(笑)
それを聞いた妻のユジンはシウはそんな大胆で悪い人ではないとシウの肩をもつのです(笑)
そして、二人の休みの日に尾行するギジュン(ユン・パク)ですが、その日はギジュンの実家の母の誕生日で会う約束をしていたのです。
二人の証拠をつかむために実家に来なかったことが妻のユジンを怒らせることになります。
翌日もギジュン(ユン・パク)とシウ(ソン・ガン)は気象関連のことで意見が対立し、二人は真剣に討論します。
その後、ギジュン(ユン・パク)はシウに対して、勝手な思い込みがあったようで早まった認識を捨てます。妻のユジンに男の俺から見てもあいつはいい奴に見えると言い、なぜ俺と結婚した?と問いかけます・・・

10話
急に娘のハギョン(パク・ミニョン)のマンションにやって来た母は、娘が同僚と同居していることを知り驚くのですが、上の階に住んでいるシン主任(ムン・テユ)のことは清潔感があっていい人そうだと思いすごく気に入った母です。
また、ハギョンはシウに「あなたは独身主義者だとか・・・?」と問いかけますが、「そうだ」と答えるシウは愛する人に重荷を背負わせたくない、あんな父だからと言い、それで絶対に結婚しないと決心したといいますが、ハギョンにとっては結婚に結びつかない恋愛は考えられないのです・・・恋愛の果てに何があるのでしょうか・・・
そして、母がハギョンとシン主任(ムン・テユ)を無理やりくっつけようとしますが、「今日から私は独身主義者になる」と母に伝えるのです。
そのシン主任(ムン・テユ)はひょんなことからハギョンの姉で童話作家のテギョンと意気投合します(笑)
また一方で、最近、大きい事故や事件がなくて、社会部のホ記者が気象庁に特ダネを求めてやってきます。ヒルみたいな奴だから特ダネを横取りされないように徹底的に監視しろと上司に指示されるユジン(ユラ)です。
ところがホ記者が書いた記事のことで夫のギジュンから誤解を受けるユジンは家を出ていきます。



11話
上司であるハギョンの指示で済州島の台風センターに出張に行ったシウが爆発事故にあい、病院に搬送され緊急処置室にいると電話がありますが、なんとユジン(ユラ)からでした。
今一緒にいるというユジンは偶然出会ったと・・・
シウはハギョンの指示で済州島行きになり、二人の付き合い方の不満をハギョンにぶつけて喧嘩しながら済州島に行ったのでした・・・二人の関係はギクシャクしたままです・・・
どこで、すれ違い始めたのか・・・??
また一方で、娘のボミが気象庁に職場見学に来たことがうれしくてたまらないオム先任予報官。
食堂では同じ課の同僚たちに娘を紹介し、「パパは国で一番の気象学者なのよ」と信頼されている姿を見た娘のボミは父の違った姿を知ることになりますが、食堂でハムを食べたボミは加工肉アレルギーで倒れてしまい病院に搬送されます・・・
結局、ずっと離れて暮らしていたために娘のことを何も知らずにいい父親になれないオム先任予報官は妻に怒鳴られますが、その妻は離婚届を用意しているのです。
父親のマネ事をして娘を苦しめたと思っている父です・・・
そばにいたシウは悩んでいるだけで十分にいい父親ですよ、僕はそういう自分の父を見た事ありませんと寂しそうに話します・・・

12話
総括2課では、息子のシウが済州で怪我をしたことを聞き、シウの父親が部外者立ち入り禁止の総括2課に乗り込んできます。
警備員もやってきますが、ガラが悪く、挑発的に大声を出し喧嘩腰の態度に職場の人たちは皆驚くのです。
何度も補償問題の決着をしろと騒ぎ立てる父にハギョン(パク・ミニョン)は先に息子さんの容態を確認しに明日済州に行きましょうと空港で待ち合わせすることにします。
そして、ギジュン(ユン・パク)も妻のユジンを心配し、一緒に行くことになりました。

また一方で、ユジンは済州の実家に帰省中ですが、ユジンの母は夫婦喧嘩は長引かせてはダメよ、先に電話して今日中に仲直りして、明日帰る様にと注意しますが、そんな時、偶然済州に仕事で来ていたシウと再会し、爆発事故に遭遇します。

13話
総括2課ではシン主任(ムン・テユ)もベテランのミョンジュもスジンもハギョンとシウの関係をすでに知っていて、今後も黙っているしかないと言って、今まで同様に知らんぷりをすることになりました(笑)
そして、オム先任予報官が妻から離婚されそうなことも分かってしまい、総括2課の今後が心配される雰囲気です。
また、ハギョンも済州で、息子よりお金の方が大事なシウの父を見て、シウから別れを告げられ、頭を抱えています。そして、彼の望み通り別れる決心をします・・・
ところが、食堂でオム先任予報官がシウに「チン課長と付き合っているんだって」と、皆に聞こえるくらいの大きな声で発言します(笑)
また、シン主任(ムン・テユ)もハギョンの童話作家の姉テギョンと出会って、優先順位がめちゃくちゃになり、仕事で大きなミスをしてしまいます。
今まで気象庁が一番だったシン主任でしたが、今は童話作家テギョンの方が優先順位が上になってしまい困惑気味です(笑)それをそばで聞いていた姉のテギョンは「私も好きです」と言って、彼女の方からキスをします。

14話
二人の社内恋愛の噂がオム先任予報官のせいで広まり、別れたのにバツ悪い思いをするハギョンとシウですが、更にハギョンの母にも知られてしまい、いきなり相手の父親は何をしている人なのと聞いてきます。
ギジュン(ユン・パク)はシウに彼女が傷つく姿や笑いものになるのは見たくない、だから簡単に別れないでほしい、別れるなら、うまく分かれてほしいと打ち明けます。
シウは噂が落ち着くまで付き合っているふりをしようとハギョンに伝えます。
また一方で、ユジンに社会面の一面に載るコラムの連載を書く大きな仕事がきます。
上司はこれをチャンスだと思って頑張って書くんだと言いますが、その時ユジンは妊娠をしていたのです・・・そして、夫のギジュンに子供は産まないと伝えるユジン・・・

15話
ハギョン(パク・ミニョン)はシウの父親から電話がかかってきて病院に行きますが、医師からCT検査の結果右の肺に腫瘍と疑われる影があり組織検査をしたほうがいいと説明を受けます。
ところが父はシウには何も言わないでくれとハギョンに頼みます。
その後、何度も電話をかけてくる父親に「実は私たち別れたんです」と言いますが、別れた理由が自分だと気が付かない父なんです・・・
そして、ハギョンはシウを父がいる病院に連れて行きます。
そこで父が末期ガンだと知るのです。
ところが、そんな時、警察が来て、恐喝の容疑と詐欺罪で連行される父です・・・
また一方でギジュン(ユン・パク)はネットの子育てサイトを見ながら楽しそうに育児関係の情報を集めています。ギジュンは自分たちの子供を頑張って育てたいと思っていますが、産む判断は妻のユジンに任せてあるのです。
また一方で、娘のボミの誕生日に芸能人も来るソウルで一番人気のお店を予約したオム先任予報官でしたが、気象庁で大きな問題が起こり、また家族との約束を守れなかった父です。
でも娘のボミは母に二人だけでディナーをしよう、私が二人分食べると優しい対応を見せるのです。

16話(最終回)
病院で泣いているシウを気遣うハギョンですが、「もういい慰めないで、恋人のふりは職場だけでいい、気遣いは結構です」と言い切るシウ・・・
ところが、社内では二人のおめでた婚の噂が広がります・・・
ハギョンは仕方なく、「私たちは最近別れました、お騒がせしました」と正直に皆に話します。
そのことでギジュン(ユン・パク)はハギョンに友達としてアドバイスする、シウを逃すな、ヤツのためじゃなく、君のために言うよと優しく伝えます。
また一方で急にお腹が痛くなったユジンは夫のギジュン(ユン・パク)と病院で赤ちゃんの心臓の音を聴き、自分たちの子供の存在を実感します。
そして二人はお腹の赤ちゃんを大事に育てることにしました。
また一方で、黙って病院からいなくなった父を捜すために午後に半休を取ったシウは町中を駆け回ります。そして、やっと電話がつながった父は「俺のことはほっといてチン課長とよりを戻せ、これが俺の遺言だ」と言って電話を切ります・・・
また、ハギョンとシウの二人はまだお互いを愛しているのに別れたことに対して心を痛めています。それを知ったハギョンの母スジャ(キム・ミギョン)は二人に会って母からの助言を与え、二人の恋を応援します。
そして、シウの予報通りこの日は初雪が降り、再会した二人はお互いの愛を確認し、そっと抱き合いキスをし、幸せな結末を迎えました。





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韓国ドラマ「危険な約束」あらすじと感想、王道韓流の愛憎劇

2021-08-30 | 韓ドラ か行、き


韓国ドラマ「危険な約束」あらすじと感想、最終回。
コ・セウォン、パク・ハナなど、ドロドロ愛憎劇お馴染みの俳優が終結した絶対にありえないマクチャンドラマ。複雑に絡み合う宿命や歪んだ愛憎、裏切り、出生の秘密、復讐、権力争い、切ない愛など、韓国ドラマに欠かせないポイントが満載のストーリーです。

不義に立ち向かって崖っぷちに立たされた一人の少女と、彼女との約束を破って自身の家族を救った男が7年後に再会して繰り広げる激しい感性メロ復讐劇。
パク・ハナは正義感が強い人情味ある女性チャ・ウンドンを演じ、今までとは違うイメージチェンジで変化をもたらす真っすぐな人物を演じています。
また、彼女との約束を破り自分の家族を守ったテイン役を正統派イケメンのコ・セウォンが演じていますが、劇中、彼女になかなか真実を告げないところはジリジリとイラつきますが、そこがマクチャンドラマなので仕方ありません(笑)大人の男を感じるコ・セウォンの深みのある声が素敵ですね! 久しぶりの彼にウットリです(笑)

そして、本作の悪役ジュニョク役にはカン・ソンミンが野心溢れる男を嫌味たっぷりに演じています。
そのジュニョクが悪事を働くのは、すべて家族のためで自分の父親を理事長にするために何でもしてきたのです。また援助を受けるのは常に叔父であるハン会長で、それが長男として惨めなのです。常にハン会長に寄生している両親の下で必死に上り詰めたジュニョクの家庭環境も過酷な運命ですが、次から次と呆れるほどの悪行には頭が下がります(笑)
また同じくカン・テイン(コ・セウォン)を裏切り、悪役ジュニョクと結婚する危険な女性ヘウォン役をパク・ヨンリンが演じ、会長の息子でウンドン(パク・ハナ)に恋するジフン役をイ・チャンウクが演じています。

そして、本作の面白いところは、財閥夫人を演じるお馴染みのベテラン女優さんが一人も出演されず、今まで普通の家庭のオバサンを演じていた中堅どころの女優さんが財閥夫人として登場するところです。でも声を張り上げて、やかましく上流階級としての品位はありませんが(笑)
でもこれはこれで、なかなか目新しく新鮮でした(笑)
登場人物が少ない分、ストーリー的には分かりやすいドラマで、一度観始めたらハマること間違いありません!

あらすじ(ネタバレあり)
1~5
カトリック教会の元神父だった警備員の娘ウンドン(パク・ハナ)は父親と同じく正義感が強く誠実な人間に育ちました。
ある日、韓国病院理事長の娘がいじめをしている現場をみつけ、もみ合いの喧嘩になりますが、反対に権力がある相手から訴えられてしまうのです。
その時、父親同士が友人だったカン・テイン(コ・セウォン)と、偶然出会うウンドン(パク・ハナ)。
そのカン・テイン(コ・セウォン)はFスポーツの本部長で婚約者ヘウォンが務める韓国病院への投資を阻止します。それは韓国病院の不正を知ったからです。
それが気に入らないFスポーツチーム長のジュニョクはカン・テイン(コ・セウォン)の婚約者で韓国病院胸部外科医のヘウォンが裏金をもらったと濡れ衣を着せます。
そして、利用されたヘウォンが生き残れる道はFスポーツグループのハン会長の手術の順番を先に変えることだとジュニョクは言います。
ジュニョクは韓国病院理事長の息子で投資を受けるためだと言い、これが助かる唯一の方法だと念を押します。
そして、その変える患者はカン・テイン(コ・セウォン)の父親でした。
Fスポーツグループのハン会長が心臓移植を待っていますが、同じくカン・テイン(コ・セウォン)の父親も先に移植のためのドナーを待っていたのです。
そんな時、ジュニョクの車が車上荒らしにあい、警備員をしているウンドンの父が見つけます。ジュニョクに会いに行った父はそこで「カン・テイン(コ・セウォン)の父親とハン会長の順番を変えれば病院も胸部外科医のヘウォンも助かる」という二人の会話を聞いて録音します。
ウンドンの父は胸部外科医のヘウォンに「話は聞きました、手遅れになる前にやめてください」と言って、録音した会話を聞かせるのです。そこにジュニョクがやってきて、その後、ウンドンの父が屋上から転落します。
そして、ウンドンの父は借金苦による自殺未遂と警察で判断され、意識不明のまま入院しています。ウンドンの父は昔ハン会長の息子ジフン(イ・チャンウク)が山道で倒れているところを助けたことがありハン会長はとても心配しています。その時、ウンドンとジフンは出会っているのです。

カン・テイン(コ・セウォン)の恋人で胸部外科医のヘウォンは自分の出世のためにテインに別れを告げます。
ところが、手術に成功したFスポーツグループのハン会長は何も知らずに理事長と息子のジュニョクと手術をしたヘウォンとカン・テイン(コ・セウォン)まで食事に誘います。ハン会長はその場でテインにもう一度、投資の件を考えるように言います。

そして、テインはジュニョクとヘウォンの仲を知ってしまいます。
その後、ヘウォンは胸部外科長に就任します。

また、ウンドンはジュニョクの妹からの嫌がらせによって警察に拘束され、刑務所に入ります。テイン(コ・セウォン)から、父親が何か残そうとした証拠を見つけるように言います。
またいつもながら警察が買収され権力者の言いなりになるお粗末な警察なんですが、韓国に正義なんて通用するはずはありません(笑)

そして、カン・テイン(コ・セウォン)は拘置所に収監されたウンドンと面会します。
ウンドンが父の聖書の中から取り出したのは臓器提供手術の同意書と胸部外科医オ・ヘウォンのサインがある臓器移植手術緊急度の書類でした。これを見て、テインの父がもらうはずだった心臓をハン会長が先に手術したことが分かります。ウンドンは「もう誰も信じない、これがほしければ約束して、誰がなぜこんなことをしたか暴き、父と同じ目に遭わせてやる、誰であろうと、約束するならこれをあげます」と真剣に伝えます。ウンドンは父親の事故の真相をどうしても暴きたいのです。





6~10
テイン(コ・セウォン)は理事長とジュニョクにウンドンから預かった書類と録音された携帯を持って乗り込んでいき、必ず悪事を暴くと言います。
そんな時、ウンドンの父が脳死判定を受けますが、ヘウォンはテインの父を救うにはウンドンの同意書が必要だと言いサインをもらうためにウンドンに会いに行きます。
何も知らなかったテインは順番を変えた件を伏せたら父を助けると言った病院側がウンドンの父の心臓で父を助けたことを初めて知ります。
ヘウォンは臓器提供を希望していたから娘に同意書を書かせただけで正当な手続きをしたまでだと言い、脳死判定は天の助けだったと言います。
テインはウンドンに合わせる顔がないと怒りを抑えられません・・・
ウンドンの父親の心臓をもらった父さんの顔をどうやって見れるのかとヘウォンに当たりますが、ヘウォンは「すべて頭から消しなさい、そうすればあなたもお父さんも助かる」と身勝手なことを言います。
そして、「知っているのは、あなたと私と理事長とジュニョクだけよ、家族を守りたければ死ぬまでウンドンを忘れることね」と冷酷なヘウォンです。

父の葬儀でウンドンはテインに会いたかったのですが、テインはウンドンの顔が見られず避けています。信頼していたテイン(コ・セウォン)にも、裏切られてしまったウンドン・・・
テインはジュニョクに「父の顔もウンドンの顔も見られなくなった、ウンドンの恨みは僕が晴らす、僕はお前たちにゴミにされた、カン・テインはお前たちに殺された、だから行くところまで行ってみよう」と復讐を誓うのです。

また、ウンドンは刑務所の中から、泣きながら手紙を何通も書きます・・・ 
でも、テインからは何の返事もありません・・・
テインはウンドンに対して、心から申し訳ない気持ちで、残されたウンドンの家族たちの援助を内緒でしています。

そして、何も知らないウンドンは裏切りの代価で手に入れたものを全て奪ってみせるとテインに復讐を誓うのです。
そして、ウンドンは刑務所の中で真剣に学び、洋裁の技術者国家資格を取ります。
またジュニョクはウンドンの出所を遅らせるように計画を立てますが、ウンドンはジュニョクとヘウォンとテインの3人がグルになってやったことだと思っています。
そのテインは数年間、アメリカの支社に行くことになりますがウンドンの出所が遅れたことを知りません。

5年後、ウンドンは出所し、テインは韓国に戻ってきます。
ところが、帰ってきて、いきなりテインはハン会長の娘「ソジュ(キム・ヘジ)と結婚します」と皆の前で宣言します。ソジュもまた、「彼と結婚して会社を成長させるわ」と言います。
その後、結婚式用の衣装選びのドレスショップでスタイリスト助手のウンドンと再会するテインです。
また、テインは婚約者ソジュの母でジフンの継母ミョンヒに「ハン会長には内緒で、5年以内にこの会社をソジュの物にします。弟のジフンが手を出せないようにします」と真剣に伝えます。 この一族の家に入ることがテインの復讐の第一歩なのでしょうか・・・?

また、テインの婚約者だったヘウォンを奪い妻にしたジュニョクはハン会長に「ソジュとテインを別れさせてください」と頼みますが、ハン会長は「お前と義兄の理事長の不正を伏せたせいで溝ができたと思っているのか?知ってるんだぞ、お前と義兄夫婦が警備員だったマンジョンさんにしたことが許せないんだ、それにテインの婚約者を奪ったのはお前だ、関係をこじらせたのはお前たちでテインは被害者だ、お前の家族のために反対するつもりはない」と強い言葉で返します。
また一方でウンドンがテインの会社に面接に来て、ウンドンが刑務所で加重処罰を受けたことを知ったテインはジュニョクが傷害事件を捏造し5年も刑期を延ばしたことを知ります。
スタイリストで面接に来たウンドンをテインは自分の担当の秘書として採用します。彼女を守るための手段として、自分のそばに置くのです。
また、ハン会長はテインと娘のソジュの結婚を認めます。
二人の結婚に反対しているジュニョクはアメリカでの二人を調べ、自分とジフンを追い出す計画を立てていたことを知ります。
また、ウンドンは自分を裏切った刑務所仲間のヒャンミをやっと見つけて誰が指図したのか聞き出しますが、ヒャンミはテインだと嘘をつきます。すでにジュニョクから連絡が入っていてウンドンが来たらテインだと嘘をつくように仕組まれていたのです。
ウンドンはまたテインに裏切られていたことに大きなショックを受けます。

11~15
テインの秘書になったウンドンはジュニョクから攻撃されますが、テインが助けていきます。
そして、ウンドンはハン会長の妻ミョンヒに「テインのすべてを報告するので、私を奥様の配下においてください」と頼みます。
テインの目的はハン会長夫婦とソジュを味方につけジュニョク一家を潰すことですが、ウンドンはテインが不利になるようなことを自ら率先してテインを困らせていきますが、テインは意外と冷静にウンドンを見ています。
そして、テインを標的にウンドンを利用している人がいると察しています。
それが、誰なのか?このままではウンドンが傷つきそうだと思っています。

また、ウンドンはテインとジュニョクをお互いに傷を負うように相打ちにさせるように願っています。またジュニョクはウンドンがテインを道連れにするように仕向けるつもりです。
 
テインとソジュの結婚の準備が進み、両親の顔合わせの日にハン会長が倒れてしまいます。
ハン会長は息子ジフンの実の母を捜しに東大門の繁華街をさまよい、家に帰って心臓麻痺をおこしたのです。 応急措置でなんとか峠は越えましたが、心筋梗塞や狭心症の恐れがあります。
この時、ウンドンがそばにいて会長を助けたことで、妻のミョンヒから信頼を得るのです。
ところが、この時、いつもウンドンがつらい時そばで助けてくれていた男性のジフンがなんと、ハン会長の息子だったことが分かりウンドンは驚くのです。

16~20
ソジュはテインとウンドンのあいだには、自分が知らない二人だけの秘密の関係があるのではないかと憶測します。
嫉妬するソジュは自分たちを見せつけるためにウンドンを呼び出したり、結婚式の準備をウンドンとテインに任せたり、いろいろと策をめぐらすのです。

また一方、テインはやっとウンドンの刑務所仲間だったヒャンミの居場所をつかみます。
そしてテインと会ったヒャンミはウンドンに刑期を伸ばしたのはテインではなく全てジュニョクの仕業だったことを告白するのです。真実を知ったウンドンは疑っていた自分を責めるのですが、複雑な思いが蘇ってくることでしょう。だからと言って、テインに対する信頼が戻ることはまだないような気がします。
その後ウンドンはテインに何故犯人がジュニョクだと私に言わなかったのか問い詰めますがテインは君との約束を破ったことを今償わせて欲しいと心から告げます。
そして、ウンドンとの気持ちの整理をしたテインはソジュに改めてプロポーズをします。
ところが、そんな時、へウォンはウンドンが前科者でそれを知って採用したテインの立場を悪くし、その責任を問われるテインです。
へウォンから前科があったことを暴露されたウンドンは会社を追い出されそうになりますが、これがヘウォンの仕業でテインとソジュの結婚を阻止するためだと分かります。
ところが全てヘウォンのことがソジュの母ミョンヒにバレてしまうのです。
ウンドンは会社に復帰することになりますが、こんどはハン会長の指示によりジュニョクのそばで仕事をすことになったウンドンです。
そのハン会長は昔愛したジフンの母を探し当てるのですが、その女性とは・・・

21~25
ハン会長は信頼するテインに「死んだと思っていたジフンの母をみつけた、昔私の父が赤ん坊だったジフンを取り上げ、私を無理やり結婚させた、もし私に何かあったらジフンのことをよろしく頼む、君しかいない」と話します。
ところが、テインとソジュの両家顔合わせの日にハン会長はテインの母がジフンの母ドゥシムであることを知り、お互いに驚きを隠せません。
テインの母の様子とハン会長の様子に疑問を感じるテインとウンドン。
翌日、ソジュの母に呼ばれたテインの母は会社でジフンと再会し、ジフンが我が子だと確信するのです。
母はテインとジフンが敵対していることが心配で心が痛むのです。
実はテインは父の連れ子で母のドゥシムは本当の自分の子供のように愛情を注いてテインを育ててくれました。テインもそんな母を実の母以上に愛しているのです。

また一方でテインに財産分与放棄の念書を書かせるソジュの母ミョンヒは更にテインの母に「お宅の息子はうちの使用人になるのよ」と一法的な言葉を浴びせます。テインは母に「辛いだろうけど、あまり考えるな、何も心配せずに僕を信じてくれ」と電話します。

そんな時、韓国病院の不正採用がニュースになりますがこれはウンドンの仕業なのでウンドンの身が心配です。
ところが、これがきっかけに更にテインとジュニョクの間の敵対心が増していきます。

またテインの父はウンドンに「テインがあなたに何をしたか知りませんが、きっと理由があったはず、テインはそんな男だ、理由もなく人を傷つける奴ではない」と優しく伝えます。
その言葉がひしひしと身に染みて理解できるようになってきたウンドンです。

また、ある日、ウンドンは会社の倉庫で女子社員からの嫌がらせを受け生地が積まれている棚の下敷きになりますが、女子社員はそのまま逃げ、あとから来たヘウォンも助けようとしませんでした。
そこへテインがやって来て倒れているウンドンを病院に搬送します。
やっと、意識取り戻したをウンドンでしたが、そばにいたのはテインでした。
ウンドンはまたテインに助けられたのです。
またそこで、ジフンとテインの母は再会しますが、お互いに不思議な感情に戸惑う二人です。



26~30
そんな時、ハン会長とテインの母の二人の姿を目撃したジュニョクの母ジュランもその異様な二人の雰囲気に首をかしげ、二人の関係に探りをいれます。
また一方、ジフンは父が持っていた写真とウンドンの家にあった写真から、ウンドンが幼いころから想い続けてきた女の子だったことを知り驚きます。
ジフンは子供のころ迷子になりウンドンの父が助けたことがあり、ジフンの父であるハン会長は大きな恩を受けたことがありました。その時一緒に過ごした女の子がウンドンだったのです。
ジフンとウンドンはお互いに確認し合い再会を喜ぶのです。

ある日、テインとソジュとジュニョクとヘウォンとウンドン5人が会食することになります。
どのような目的でどんな狙いがあるのか、それぞれに緊張感が走りますが、ウンドンはヘウォンがテインの子供を中絶し、ジュニョクと結婚した事実を話します・・・
その話を聞いたソジュはヘウォンへの怒りを爆発させます。

ところが、ウンドンはジュニョクに呼び出され、テインの衝撃的な事実を知るのです。
そして、父が命がけで守ろうとしたジュニョクとヘウォンの秘密を敵に渡し、テインが父の脳死に関わっていた事実も知り、愕然とし頭の中が混乱します。
更にウンドンは会社でテインの父と出会い、ウンドンの父の心臓を移植したと知らないテインの父はウンドンに感謝の言葉をかけます。「いつもテインのためにありがとう」と・・・
そしてつらい心境のなか、ウンドンは父の納骨堂の前で、更にテインに向けた復讐を心に決めるのです。

ウンドンはテインに「おじさん、あの時みたいに呼んでみたかった、最後に一度だけ抱きしめていい?」と言って、テインに抱きつくのです。その場面は刑務所仲間だったヒャンミがカメラで撮りますが、ジュニョクも同じように写真を撮っていたのです。
テインを誘惑し写真を撮ることがウンドンの目的で復讐だったようですが、まんまとジュニョクの罠にハマってしまったウンドンです。

また、テインの母はジフンに自由に会いたいと思うようになり、テインとソジュの結婚を反対するとハン会長に伝えます。
そして、テインの母はジフンと仲が良いというウンドンにジフンはどんな生活を送って来たのか聞き出すのですが、何か疑問を感じるウンドンです。

また一方、ヘウォンはテインの子供を中絶をした時、内膜に癒着があったことでヘウォンは不妊症になりますが、テインの子供の超音波写真を持っていたことをジュニョクに知られ、夫婦仲は最悪の状態になります。更にヘウォンが妊娠したと勘違いしたジュニョクの両親は大喜びです。

また一方で、ソジュとソジュの母ミョンヒがウンドンを調べ、ウンドンが死んだ警備員の娘で意図的に入社したことがバレてしまいます。

31~35
テインはソジュの母ミョンヒから、ウンドンを救いたければ、何があってもソジュを会社の後継者にしてジフンを失脚させるように指示をします。
そして、ミョンヒはジュニョクとヘウォンたちの前で、ウンドンの亡くなった父マンジョンと関わっていたらすぐに今の地位から退いてもらうと強気の言葉を言います。

ところが困ったジュニョクはテインとウンドンの抱き合っている写真をネットに流すのです。
ウンドンはジュニョクの元に駆けつけますが「俺を利用したつもりだろうが、俺の描いた絵はこれだ、次はクライマックスだ、お前がテインを道連れに自爆しろ」と言いますがウンドンはジュニョクとヘウォンの臓器移植の順番に関する不正を知っていると言い返します。
実はウンドンはテインのパソコンからジュニョク一家のリベートや不正資金などの証拠やジュニョクとファヨンが自分たちの利益の為に、テインの父が受けるはずだった移植手術をハン会長に変更した会話などを見つけていたのです。

ウンドンとテインの写真が広がり社員たちの目は厳しいものになり、ソジュは怒りを抑えることができず、テインに対する信頼が薄れていくのです。
ジュニョクはセクハラの不祥事でテインを監査室に連れて行き調査するつもりです。
そして、テインの役員解任の件で席を設けた懲戒委員会にウンドンが証人としてやってきますが、ウンドンが発言する前に自分がウンドンにセクハラをしたと言い、ウンドンをかばうのです。
自らセクハラを認めたテインに驚くジュニョクやジフンやウンドン・・・
テインの母はハン会長にテインを助けてほしいと切願します。ハン会長は「分かっている、詳細を調べるから」と言います。
またそんな時、ハン会長はウンドンの履歴書を見てウンドンが恩人であるマンジョンの娘だったことを知り驚きます。すぐに懲戒委員会の席に向かうハン会長・・・
懲戒委員会の席ではウンドンが「私が意図的にこの写真を撮らせました、私が抱きしめました」と言い、更にウンドンはジュニョクがテインを引きずり落とそうとする録音テープを流し暴露します。そして、ジュニョクに指示されて撮った写真だと言い、ジュニョクの悪事がバレます。
ところが、それでも反省の色がない一歩も引かないジュニョクです。

その後、ハン会長はジュニョクに、会社に対する議決権はく奪を総会の案件にすると言いすべての発言権を奪い、社長になる資格もないと告げます。
その夜、ハン会長はジュニョクとヘウォンを自宅に呼び、そこにウンドンも現れますが、ソジュの母ミョンヒはウンドンをみると激怒します。ところがハン会長は妻のミョンヒに「ウンドンは君の家族が死なせたチャ・マンジョンさんの娘だ」と言います。
ジュニョクたちにマンジョンが死んだ理由の核心に迫ります。
もちろん、ジュニョクは必死に反抗し、あの手この手と攻撃の手を緩めることはありません。
ハン会長はジュニョクから資格を奪い、自分がいる限り昇進はさせないという処分を下します。

ハン会長は亡くなったウンドンの父の事件とウンドンがなぜ逮捕されたのか徹底的に調べ、調査の結果ジュニョクの嘘が明らかになったら、韓国病院の主が変わると思えと迫ります。
ジュニョクは家に帰り父である理事長に「ハン会長とテインの父親の移植の順番を変えたことは絶対に言うな」と念を押します。

また一方、ウンドンはジフンがテインの母ドゥシムの実の子供であることをハン会長とテインの母ドゥシムの会話で知ってしまい大きな衝撃を受けます。

36~40
ウンドンはテインに「ソジュと結婚しないで、結婚しちゃダメなの、あなたのお母さんがジフンの実母なのよ」と知らせますが、衝撃過ぎて言葉を失うテインです・・・
テインはハン会長と二人で会うことになり「ソジュとの結婚はできません、僕を憎んでいるジフンを見て母が苦しみます」と言いますがハン会長は「辛いだろうが君を家族として受け入れたい」と言います。
いまでもテインの母を憎んでいるソジュの母は過去を知ったら、なおさら許さないでしょうね。
そんな時ソジュから「別荘にきてほしい」とテインに電話が入ります。
ところがテインはソジュの別荘には行かず、昔父と釣りをしてて、母ドゥシムが入水自殺しようとした湖にいたのです。
そこへ、ウンドンとジフンが別々にやってきます。ジフンはテインに「俺に何か隠しているだろう、何か言え」と怖い顔で言います。

また一方で、理事長はジュヒョクとミョンヒに「ウンドンの父は以前ジフンが失踪した時、瀕死だったジフンを助けたくれた人なんだ、だから会長はウンドンに肩入れをするんだ」といいます。そしてミョンヒは「そんな人をうちの病院で死なせたの、そして娘まで刑務所に?」と愕然とします。でも、その時、何も言わなかった会長・・・ きっと何か考えがあるようだと理事長は言います。

また、テインから母ドゥシムとの出会いの過程を聞いたウンドン。
自ら命を絶とうと湖で入水自殺する母の深い傷を思うとジフンにはどうしても告白することは出来ないウンドンですが、それ以上に複雑な心情のテインでしょう・・・
テインとジフン二人の溝は一層深いものになっていきますが、更にウンドンへの嫉妬心はなおさら大きくなっていくジフンです。
そんなウンドンはジフンのことでテインたちの結婚を反対しますが、何も知らないソジュはウンドンがテインを奪おうとしていると勘違いしています。
そして、ジュニョクもテインたちの結婚を反対し、テインの父を呼び出し7年前の秘密を暴露しようとしますが、汚い手を使うジュニョクに激しい怒りの気持ちをぶつけるテインです。

またソジュの母ミョンヒは二人の結婚の日取りを勝手に決めていたのです。
テインも母ドゥシムも大反対しますが、ソジュの母ミョンヒの方も相当な怒りをぶつけてきます。こんな笑顔の無い喧嘩のような結婚で幸せなんて来るはずがないでしょう・・・
テインはジフンのことを思い「ソジュと結婚しません」とハッキリ伝え、結婚は破綻を迎えますが、そばで薄ら笑いを浮かべる嫌味なジュニョクがいます。

テインはジフンが母の実の子だと知りソジュとの婚約を破棄しますが、何も知らないソジュと母のミョンヒはウンドンが絡んでいるのではと疑い怒りが収まりません。
ヘウォンも邪魔な存在なウンドンに消えてほしくて、ソジュと母ミョンヒを使って追い出そうとしますが、ウンドンは逆にヘウォンたちの不正な心臓移植の件を持ち出し暴露するのです。

41~45
妻ドゥシムの様子がおかしいと感じるテインの父はハン会長と会います。そして、ジフンの実の母がドゥシムだと衝撃的な真実を告げられます。ハン会長は当時自分に力がなく父親のせいで親子の仲を裂いてしまった悪い男だと伝えるのです。テインの父もまた驚きを隠せませんが優しい父は妻をそっと理解するのです。

また一方、ミョンヒは心臓移植の真相を確かめようと、理事長とヘウォンとジュニョクを追及
しますが、ジュニョクは逆にミョンヒを脅し始めます。
理事長はすべては家族のためだと言い、この不正が世間に公になれば、ハン会長の立場も危険になると脅すのです。

また一方、ジフンはウンドンに愛を告白しますが、ウンドンにとってジフンは幼いころ一緒に過ごした仲間のような意識しかないようです。そんなジフンを傷つけたくないウンドンです。
そんなジフンはテインの母ドゥシムのことも訳もなく気になって仕方ありません。ドゥシムがソジュの母ミョンヒに責められる姿をみて心が痛み、放っておけないのです。
人からではなく早くジフンに実の母が私だとドゥシムの口から伝えてほしいですね。
それは、ジュニョクがハン会長とテインの母の関係を怪しく思っているからです。

そして、不正を暴いたテインは理事長を退任させます。その理事長を裏で操っていた人物がジュニョクです。すべてがうまくいかないジュニョクはハン会長を尾行し、教会でテインの母と会っているところを暴こうとしますがウンドンのおかげで運よく見つかりませんでした。 でも二人の関係にジュニョクは気付いているようです。
そして、どうしてもテインを潰したいジュニョクはソジュの母ミョンヒからソジュと結婚する条件に提案した内容が入ったUSBを渡され、「これを会長と理事たちに聞かせればテインは致命傷を負う、これで潰しなさい」と言われます。

「会長を討とうとした男をかばう人間はいない、お前は復讐に夢中で致命的なミスをした、しかもその証拠までつかまれた、急に知りたくなってきた、ジフンの実母は誰だ、捜してみようか?」とジュニョクはテインに言います。
そして、「会長には何か秘密があるようです、その秘密を暴き出せば後継者を変えられます」とソジュの母ミョンヒに話したテインの言葉が録音されていました・・・
大ピンチに立ったテインです。このことが会長の耳に入ったらおしまいです、それがジュニョクの狙いだからです。

ジュニョクはとうとうハン会長にテインの録音を聞かせます。
そしてテインの悪事を社内に公表すれば、ハン会長の信頼も薄れ、このことを黙っている見返りに、父の理事長としての役職を元に戻すように迫ります。
またジフンはジュニョクがテインを執拗に脅す理由を知りたいと、テインに迫ります。
テインはジフンのことを思い悩んだ末、真実を明らかにします。
そして、テインの父が受けるはずだった心臓移植をジュニョクたちによって、順番がハン会長に先に回されたことを苦しみながら告げるのです。

心労が重なり入院することになったハン会長の病院を訪れるテインは改めて会長を裏切ったことを深く謝罪します。

一方、ジュニョクの父は病院の理事長職に返り咲きますが、それもつかの間、またテインの調査で検察とメディアに取り囲まれてしまうのです。
次はジュニョクの逮捕に向かって動いているテインはヒャンミからジュニョクの不正を聞き出すことになります。

46~50
病院にやって来た妻のミョンヒとソジュはハン会長からテインと一緒に裏切ったことへの怒りと感情をあらわにします。

また、ジュニョクの悪事に対する証言をヒャンミから協力してもらうはずでしたが、ジュニョクの仕返しが怖いヒャンミは姿を消そうとします。
その時、ウンドンにダンプカーが向かってきます。その場を自身の目で見ていたテインは震えあがるのです。そして、無傷だったウンドンの姿を確認したテインは思わず彼女を抱きしめるのです。この事故のことをジフンが知り、犯人であるジュヒョクを殴り、家族の縁を切ると声を張り上げます。
また、テインの父は亡くなったマンジョンとウンドンが写っている写真から二人が親子であることを知り自分の心臓移植のドナーのことも知ることになります。

その後、テインとウンドンはジュニョクの不正証拠を見つけ出し彼は逮捕されます。
ところが、大人しく逮捕されるジュニョクではありません(笑)
今度はハン会長と女性が教会で密会している写真を逆手に取ることで、妻のミョンヒと取引をしていました。
そのミョンヒはテインの母ドゥシムがジフンやハン会長とこっそり会っていることに腹を立て、彼女に対する怒りは強くなるばかりです。

そんな時、ジフンはテインの母ドゥシムがミョンヒから激しい攻撃を受け気になって仕方ありません。
そんな困惑するジフンを見たウンドンはとうとうドゥシムがジフンの実の母だと告げます・・・
動揺する気持ちを抑えられないジフンですが、父であるハン会長からもお前の本当のお母さんだよと伝えます。
ジフンと母のドゥシムは二人だけで会うのですが、大きなスキャンダル事件が欲しいジュニョクは二人の関係を探し当てるのです。
そして、二人が本当の親子であることを確信します。

また、母ドゥシムはあれこれと心労が重なり休養が必要になりますが、ジフンが優しく母を気遣います。またそんなジフンをテインの父も心から応援するのです。
その後、いろいろ協力してくれるウンドンに感謝を伝えるジフンはウンドンを誘いますが、偶然その場をテインが目撃し二人の楽しそうな雰囲気をみて、複雑な心境になります。

また、ジュニョクはジフンとドゥシムが実の親子であるとミョンヒに真実を教えに行きます。
激しい怒りがこみ上げるミョンヒですが、彼女にとってはソジュとテインとの結婚が破談になり、夫の最愛の女性が突然現れたことに強い不安を感じてるはずです。
次々と騒動や事件が勃発しますが、今後もテインやウンドンたちは真実を追求できるのでしょうか? 





51~55
役員たちがいる会議の席でミョンヒとジュニョクはテインが会長の弱みを握っていい気になっていた、テインの母親がジフンの実母だったとバラすのです。
そしてハン会長とテインを会社の名誉を汚した罪で追放しようとします。
ウンドンはハン会長とテインを助けるために、昔ジフンが失踪した件について調べるのです。

そして、ジフンが失踪した時、ミョンヒがわざとジフンの居場所をハン会長に教えなかったことをウンドンとジフンとテインが問い詰めますが、とぼけるミョンヒです。
ジフンは「あの時、僕を捨てたのは韓国病院の人間だ、そんな僕を救ってくれたのがウンドンのお父さんだ」と言い、ウンドンも誘拐した人物は韓国病院の関係者だと言います。

ジュニョクはハン会長とテインの母が不倫関係でテインが不正に昇進したことを理由に二人を失脚させようと仕組みますが、ジフン失踪の件に自分の父親が関与していることを知り動揺しますが、もちろん必死に隠そうとします。

また、一方で、ジフンは実の母に呼ばれてテインの家で食事をすることになります。
テインの父はジフンを見て喜びますが、母とテインとジフンはお互いに気を使い、ぎこちない再会になります。テインの家にはジュニョクから身を守るためにウンドンと弟ウンチャンも一緒に暮らしています。
その日の帰りに、ウンドンに見送られるジフンはウンドンの肩に手を置いてキスをしようとしますが、「私、テインのことが好きみたいなの」とジフンに告げます。
ところが、二人の様子をテインが見ていて彼も驚くのです。

ジフンは「あいつのせいで、つらい思いをしたのになぜなんだ」と言いますが、ウンドンは「分からない・・・」とジフンに申し訳ない思いでいっぱいになります・・・
また、堂々と明かせない愛なのも分かっているウンドンです・・・
これからのラブラインはどう続くのでしょうか・・・??
その後、テインはウンドンに「ジフンはいい奴だ、会長も君の力になってくれる」と伝えます。
テインの心の中にはウンドンに対する罪悪感がありますが、それだけではない愛があることをウンドンは分っています。お互いに愛し合っていることは感じている二人ですが、今の状況を考えると素直になれない二人です。特にテインは父親の心臓移植のことでウンドンを受け入れる資格がないと分かっていますから・・・

その後、株主総会でハン会長とテインの職務停止がなくなりますが、ミョンヒが登記理事に戻りジュニョクは横領罪で解雇になります。ミョンヒはチェ一家とは縁を切ることになりますが、ハン会長からミョンヒとソジュが家から追い出されますが絶対に出て行かない二人です。

また一方でテインはチェ理事長の運転手だったユン・テスの口座に20年間入金が続いていることを知ります。そして、ジフンが失踪したころにユンも姿を消し、その後、お金の取引がはじまったのです。ユン・テスを捜すテインです。


56~60
そんな中、テインの父親のドナーがウンドンの父親だとウンドンに知らせようとするジュニョクにジフンは「ウンドンにそのことを知らせたら必ずお前を殺す」と言いますが、ジュニョクは「お前もウンドンが苦しむ姿をよく見るがいい」と反発します。

その後、ウンドンの父マンジョンが亡くなった時の脳死判定に時間のずれがあり、時間を早めたことが分かります。
ジフンはウンドンに「俺と結婚してヘウォンとジュニョクに復讐しろ」と言い、ケリをつけるように伝えます。
ウンドンは「あなたは耐えられるの、脅すだけでは済まないのよ、脳死判定の問題ぐらい、どうにでもできる人たちよ、絶対に証拠を見つける」と言うウンドンです。
また、テインはジュニョクとヘウォンの所に行き、「脳死判定を保護者の同意もなく早めた理由を言え、ウンドンが同意する前に脳死判定を下し、死亡時間を偽ったのか?」と聞き出しますがジュニョクは「そうやって、お前の父親を救った、一刻を争う事態だった、手術のために脳死判定が必要だろ」と告げます。
テインは「これがバレたらヘウォンは医師免許をはく奪され、病院は潰されるだろう、父のためだと?お前たちは自分たちが助かるために父を利用した、この病院とお前たち家族を踏みつぶしてやる、父の心臓のことは自分の口でウンドンに話してお前たちを葬ってやる」と強く言います。
テインはウンドンに父親のマンジョンさんがなぜ亡くなったか、何があっても必ず君と一緒に突き止める」と約束します。

また一方で、チェ理事長の家ではヘウォンが妊娠していないことが分かり大騒ぎになります。
そして、義母のジュランはテインの子供を中絶して結婚したことを知り、それで不妊症になったことも知ります。またこの話をウンドンから聞かされたことに腹が立つ義母のジュランです。
その義母のジュランは息子のジュニョクに離婚するように言います。
また、ジュニョクもヘウォンに対してテインの女だから奪いたかっただけで結局ヘウォンはジュニョクに利用されていただけなのです。意地でも絶対に離婚しないというヘウォンです。
そんな時、ヘウォンに女性と写っているジュニョクの写真が送られてきます。
また義母のジュランには可愛い赤ちゃんの写真が送られてくるのです。
このころから、ジュニョクの怪しい新しい秘書の行動が気になってきます。

また一方で、ハン会長はウンドンの父の死について検察に再調査を要請します。
そしてハン会長は、ウンドンの父の死の真相を突き止めるために、ウンドンのために臓器移植財団を1つ新しく設立しますが、その責任者にテインをまた名誉監査にウンドンを指名します。

61~65
臓器移植財団の責任者になったテインはウンドンに「この先何かあったら迷わずに胸を痛めることなく僕を捨てろ」と言いますが、「いいえ、何が起こっても、あなたを信じる、だから胸を張っていいわ、今まで父と私にしてくれたことだけで、もう十分」とテインに対する信頼の言葉を告げます。

また、テインはユン・テスを捕まえることに成功し、ジフンを捨てたのはチェ理事長だと自白します。ハン会長は妻のミョンヒに「お前は知っていたのか?」と大きな声を出します。
そして、一番ショックを受けているジフンはジュニョク親子を叩き潰そうと強く決心します。

そんな中、ウンドンに「ジュニョクに遊ばれた女がいる、子供は捨てられ女は死んだ、親子鑑定書だ」という写真が送られてきます。
ウンドンたち以外にもジュニョクを恨んでいる人がいるのかしら・・・??と考えてしまうウンドンです。
そんな時、ジュニョクも彼女が子供を一人産んで亡くなったことを秘書から聞かされます。

また、ハン会長はテインに社長職を任せ、病院と会社、投資に関する全権をテインに委ね、ハン会長は第一線から退くというのです。
社長になったテインはジフンに「会長は僕たち二人で会社を導くことを願っている」と言い、ジフンも「分かっている、やってみよう」と言い、二人の間の溝が少しづつ溶けていくようです。

また一方で、ウンドンは親子鑑定報告書をヘウォンに見せて、ジュニョクに子供がいて、その子が捨てられたことを知らせます。そして、ヘウォンに「あなたが復讐しなさい」と言います。
また、同じとき、ジュニョクも自分に子供がいて、亡くなった彼女ナム・ジョンヒが病院の役員フロアに子供を捨て、誰かが拾ったことを知ります。

また一方で、テインの社長就任式の日、ジフンは役員の前で実の母ドゥシムを紹介します。
チェ理事長は病院を解雇され、息子のジュニョクを次期理事長に推薦しますが、ハン会長は「たとえジュニョクが理事長になったとしても、テインとウンドンの下で耐えられるのか?」と皮肉たっぷりに言います。
そんな時、ジュニョクの過去が社内掲示板で暴かれ隠し子騒動が流れるのです。投稿したのはヘウォンの母でした。ウンドンが望んだとおりになったのです。これで、理事長候補の資格を失ったジュニョクです。

そんな中、ハン会長の妻ミョンヒがテインの家を訪れ、母のドゥシムに亡くなったウンドンの父の心臓が夫のスンイルに移植されたことを話し、大きなショックを受ける夫婦です。
同じころ、テインもウンドンに移植の件を告白するつもりでしたが、ウンドンから「私たちすべて忘れてやり直せないかな、愛してます」と告白します。
ところが、テインは「7年前に戻れるなら、あの時、違う状況で出会えていたら、愛していると言ったはずだ、君のことを一生忘れない、決して忘れることが出来ない人だ」とやさしく伝えます。そして、とうとうウンドンに「マンジョンさんの心臓を移植したのは僕の父です」と伝えるのです。ウンドンは「なぜ、そんなことを今言うのよ」と泣き叫びます。結局最後まで、テインとウンドンの人生を踏みにじる、ジュニョクとヘウォンなのです・・・
テインはウンドンに改めてジフンのところに行くように言います。

また一方で、テインもジュニョクもウンドンの弟ウンチャンがジュニョクの子供だったことが分かり、予想外の展開になっていきます。
そんな時、テインはジュニョクのナム秘書からジュニョクを潰してくださいと言われます。やっぱり怪しいと思っていましたが、亡くなった女性ナム・ジョンヒの弟だったことが分かります。
ここから、ナム秘書もテイン側についてジュニョクを追い詰めていきます。




66~70
そして、ウンドンも弟のウンチャンがジュニョクの子供だと知り衝撃を受けます。
ジュニョクの子供を育てたのがウンドンの父で、その父を殺したのがジュニョク、その娘のウンドンに罪を着せ殺そうとしたのもジュニョクです。
そのウンドンはジフンと結婚して、弟のウンチャンも一緒に連れて育てると家族の前で宣言します。ウンドンは何があっても弟のウンチャンをジュニョクに絶対に渡さない覚悟です。
ウンドンは「本当にこんな私でいいの?」と聞きますが、ジフンは「どんな気持でも受け入れると、それにウンドンをここまで来させたのは俺だ」と答えます。

また一方で、ジュニョクの子供がウンチャンだと知ったジュニョクの家族も大きな衝撃を受けます。まして、子供のウンチャンをウンドンが育てていることに最悪だと泣き叫ぶ母のジュランです。家族たちは必死でウンドンからウンチャンを奪い取ろうとします。

ジフンとウンドンの結婚式ではウンドンの父親代わりにテインの父スンイルがバージンロードを歩くことになり、緊張しながらも嬉しそうな二人です。
これで、ウンドンは会長の嫁になり、同居することになります。

71~75
新婚旅行から帰ったウンドンたちの元へ、ジュニョクの母ジュランが見苦しい態度でやってきて、ウンチャンはジュニョクの子供なのと騒ぎ立てます。
ハン会長の妻ミョンヒは一体何がどうなっているのか分からず、そのことをハン会長も知っていたことにジュランたちも驚くのです。

ジュニョクたちはウンチャンを奪い取ろうと必死ですが、ウンチャンの実の母ナム・ジュンヒの弟であるナム秘書が自分の正体を明かし、多数の証拠を持っていたことで、ジュニョクは親権を主張できなくなります。
チェ理事長のジフン誘拐事件など立場が悪くなったジュニョクは仕方なく、ウンチャンの親権放棄にサインすることになります。

その次にヘウォンを呼び、ハン会長とテインの父の移植の順番を変えたことと、ジュニョクとチェ理事長とヘウォンの3人でした不正を自供書に書き記すように言いますが、ジュニョクはヘウォンに罪をかぶせるつもりです。

それを知ったヘウォンはハン会長宅を訪れ会長に、7年前の移植手術はテインの父に移植するはずの心臓で会長を救ったことを伝え、それはジュニョクとチェ理事長に指示されたと話します。

そんな中、手術後悪化したチャン会長から呼ばれたウンドンは「手術の日、オ教授(ヘウォン)は手を負傷していて、手術中に別の医師が急きょ投入されたとか?もしかしたら手術にミスがあったのでは?」と話し、ウンドンはすぐに調べることになりますが、やはり経験の浅い代理医師が手術を行ったことが分かります。そしてこの代理手術が公になります。
ウンドンはヘウォンを助けるかわりに亡くなった父の事故の手がかりを持ってくるように迫ります。
また一方で、ハン会長は妻ミョンヒと離婚訴訟をはじめることになりますが、ソジュは自分が引き取りたいと妻に言います。
ところが、ウンドンはミョンヒに何としてでも離婚しないように自分がハン会長を説得すると言います。私たちは家族です、私は努力中です、だから、心を開いてください、私も頑張りますからと優しい言葉をかけます。




76~80
ハン会長が記者会見を行い、今までの韓国病院の不正などを検察に捜査を依頼すると謝罪します。また、病院の組織の大々的な改編を約束し、再改編まで本社とマンジョン財団が病院を経営することになります。
それに反発するジュニョクに対してジフンは「この調査の標的はジュニョクだ、調査すれば、ウンドンの父を死なせたのが誰か明かされる」とハッキリ伝えます。
そして、チェ理事長の家は損害賠償請求の訴訟をはじめる前に自宅と車を裁判所から差し押さえられます。

そんな時、ソジュは母親のミョンヒが離縁されそうで、テインによりを戻そうとすがりに来ますが、ヘウォンが放った刺激する言葉に自ら車の前に飛び出しはねられてしまいます。
意識不明のまま寝たきりになったソジュを見て母ミョンヒの態度が少しづつ変わってきて深く反省しているようです。
テインはいろいろ考えた末に今はソジュの回復のために看病を手伝うことを承諾します。
また、そのヘウォンは、ジュニョクの車の中からロッカーの鍵をみつけ、そこを開けウンドンの父が使っていた喘息の呼吸器を見つけます。ヘウォンはウンドンの父を殺したのがジュニョクだと確信します。

ところが、すぐに警察から医療法の違反で逮捕されるヘウォンは証拠の呼吸器を隠したまま、ウンドンか?ジュニョクか?どちらに付くべきが悩んでいる様子です。
ウンドンから追加の告訴状を提出すると言われたヘウォンは証拠の品がウンドンの父の喘息の呼吸器だったと話しウンドンによって解放されます。
そして、その後、父の呼吸器を手にしたウンドンは声を上げて泣き叫ぶのです。
その後、その呼吸器は警察に鑑定依頼されました。
あとはジュニョクの逃走中のコ秘書が捕まれば、亡くなった父の無念を晴らせるのですが・・・
その後、ジュニョクが事件当日、防犯映像の管理室に入ったという録音に成功し、呼吸器に付いていた血液がウンドンの父とジュニョクの二人だったことが分かり再捜査の承認が出ます。

また一方で、意識不明だったソジュが目を覚ましました。
母のミョンヒはウンドンに「今まで悪かったわ、私もウンドンの父の事故に協力するし、ウンチャンの養育も手伝う」と心を入れ替え優しくウンドンに伝えるのです。

81~85
また一方、ヘウォンはジュニョクとウンドンの間でまだ有利な方を選びながら逃げ道を探している状態です。
そんな時、ジュニョクのコ秘書の血液のDNAがウンドンの父の靴の血痕と一致し、父を殺したのはコ秘書かもしれないと分かります。
あとは防犯映像の原本があれば確実になるのですが、ウンドンはヘウォンに会いに行きます。
ウンドンはヘウォンと一緒にチョンダム洞のビルの空き部屋を秘密の隠れ場所にしていたジュニョクの部屋を訪れます。
そこには事件当日の防犯映像がありましたが、ジュニョクは最後まで事件に関わっていないとしらを切ります。

また、ソジュの母ミョンヒはハン会長に「実家とは縁を切る」と言い、自分の間違いに今気づいたと言います。更に、ソジュが回復したら海外支社にテインと行かせてほしいとお願いします。
そのソジュはテインの家に勝手に来ては料理を作りますが、まずくて食べられません・・・
テインもテインの家族も困惑しています。

また一方で、ジュニョクの母ジュランはウンドンの弟ウンチャンを家に連れてきて、本当のお父さんはジュニョクだと教えます。
子供を傷つけたことでハン会長は接近禁止を申請するようにウンドンに言います。

そのジュニョクは警察から釈放され、自分の身を守るために記者会見を開きます。
すべて、ハン会長とテインに罪を着せるジュニョクですが、そこにジュニョクのコ秘書が捕まり
記者会見場に姿を見せ、詳細は警察が発表するとウンドンが伝えます。そして、ジュニョクの会見がウソだと証明する資料を記者の皆さんに送るので、誰の話が事実か判断して記事を書いてほしいとお願いします。

その後、ウンドンと一緒に、ジフンを捨てたユン・テスが自首すると警察に出頭し、チェ理事長の指示でジフンを捨てたと自白します。
また、一方でジュニョクの父のチェ理事長は拘束されているコ秘書から全てを聞いて、ジュニョクがコ秘書に指示してマンジョンを殺させたことを知ります。
チェ理事長はコ秘書と取引をして、チェ理事長の株すべてをコ秘書の家族にあげて、指示したのは父のチェ理事長だということにしました。
息子を刑務所に送ることが出来ない父親のチェ理事長です。
その後、テインの父とウンドンに説得されたヘウォンは「ハン会長は何も知らなかった、心臓移植に際してハン会長から圧力を受けた事実はありません、ハン会長は不正とは無関係です。移植の順番を変えろと命じたのはチェ理事長です」と会見をします。
そのチェ理事長は警察に出頭し、警察署の中でヘウォンの会見を聞き、逃走するのです。

86~90
その後、ウンドンたちの捜査が続く中、マンジョンの事件現場に落ちていた時計の部品はコ秘書の物ではなくジュニョクの時計だったことが分かり、ジュニョク自らウンドンの父を殺した可能性がでてきました。
ところが、コ秘書はいづれ自分が捨てられることが分かっていて、自分の時計とジュニョクの時計を取り替えていたのです。
時計が見つかったらジュニョクはおしまいです。そのジュニョクの時計は息子の罪をかぶるためにチェ理事長が持っているのです。

また一方でハン会長は一族の罪の責任を一身に背負い退任を表明し、テインが代表理事に就きます。
そして、就任式の当日、ジュニョクとヘウォンは離婚届に判を押しますが、ジュニョクの父チェ理事長は息子ジュニョクの罪をかぶるために口から喀血しながら逃げ迷っています。その時、チェ理事長がしていた時計がホームレスに奪われてしまいますが、テインが回収します。

警察に逮捕されたチェ理事長はテインから「ジュニョクの時計が事件の重要証拠だと知って、わざとこの時計をはめて逃げたらしいが、もしあんたが黒幕なら時計を破棄したはずだ、コ秘書と口裏を合わせて罪をかぶるつもりだろうが、コ秘書が時計に細工をしていた、ジュニョクが手を下したと思わせるために」と言いますが、ジュニョクは「俺も父もコ秘書に殺せと命じた証拠はない、コ秘書が勝手にやったんだ」とまだしらを切る嫌な奴です。

そんな時、コ秘書の時計から携帯電話のSDカードが出てきて、ジュニョクたちの会話が残されている決定的な証拠がみつかります。SDカードが科捜研に送られ復元されることを阻止しようと科捜研の担当者を買収しようとするジュニョク。
それを察したウンドンたちが先手を打ちます。
そんな中、チェ理事長が警察署で倒れてしまい病院に搬送されますが、かなり容態が悪いようです。
また一方で、コ秘書に面会したハン会長とウンドン。ハン会長の説得でコ秘書はとうとうジュニョクの指示だったことを明らかにします。またSDカードも科捜研で復元され、ジュニョクの悪事がすべて映っていました。
ジュニョクは殺人教唆、移植法違反、背任と横領の罪で逮捕されます。





91~95
父の納骨堂を訪れたウンドンは「すべて終わったわ、父さんが善行を重ねてくれたから、父さんに感謝して協力してくれる人が多いの、父さん正しかった、おかげでテインのお父さんも助かった、彼の家族も幸せを取り戻したわ、テインのお父さんが今では私の父親代わりよ、今日はすごく父さんに会いたい」と涙で報告します。
そのそばでテインは「泣くのは今日までだ」と言って肩にそっと手を置きます。
その二人の姿を見つめるジフン・・・

また一方で、チェ理事長は体調が悪化し、次に心停止したら蘇生は難しいでしょうと医者から宣告されます。
薬物治療も効き目がなく、肺移植しか方法がありません。
ジュニョクはウンドンに「父の顔を一度だけ見させてくれ」と頼みますが「この状況、前にもあったわね、あの時の私の気持ちを味わいなさい、父が死にそうなのに会うことすらできない無力な絶望を」と突っぱねます。
そして、ジュニョクは自分の悪行の動画をみても、まだ俺じゃないと容疑を認めようとしません。なぜ、ここまでダメな人間になってしまったのでしょうか?

またテインの父はウンドンに「子供が親のために苦しむのを望む親はいない、どんな理由でも、だからもう自分の人生を歩みなさい、ジュニョクも捕まったし処罰されるんだ」と言い、「はい、そうします」と答えるウンドンです。

その後、マンジョン殺害の現場検証が韓国病院の屋上ではじまります。
たくさんの人々が集まってきて、ジュニョクをののしっている姿を妹のジュンギョンが見つけますが、母のジュランはそれでも「息子は何もしていない、無実だ」と叫んでいます。
そして、手錠をして連行されるジュニョクの姿を息子のウンチャンも見てしまったのです。

またハン会長はチェ理事長を生かして罪を償わせようと思うとテインに言いますが、移植しか助かる道がないチェ理事長は脳死者が現れない限り難しいのです。
移植の待機者も多く、現状ではドナーが現れるまで耐えられない状態です。
あとは家族たちの生体移植になりますが、それには危険が伴い適合者が2人必要になります。

また、ジフンはジュニョクが逮捕され錯乱状態の叔母(ジュラン)に「よく聞いてくれ、ジュニョクは罪を認めない限り、体調が悪化している叔父(チェ理事長)には会えない、罪を認めるようにジュニョクを説得するんだ」と言います。
そのジュニョクの母ジュランは精神状態が異常なほど正気を失っています。

また、チェ理事長の生体移植検査で母ジュランと妹のジュンギョンは不適合でした。
そんな時、チェ理事長は自分で呼吸器を外して、ウンドンを殺人犯にしようとします。
そうすれば、ジュニョクが世間の同情を買うと思ったのです。
どこまで、ウンドンに残酷なことをするのでしょうか。

ところが、ハン会長の妻ミョンヒが適合検査で適合したのです。
ミョンヒはウンドンを連れてジュニョクの所に向かい、「自分がしたことを認めなさい、ウンドンに謝りなさい」と言って、ジュニョクに検査を受けさせようとします。
ジュニョクは「僕がやった、お前の父親を殺せと命じた、お前の父親を殺した」と言って検査を受けさせてほしいと、自分の父親を助けるためにやっと罪を認めたのです・・・
ウンドンは「分かったわ、私の父を返してくれたら、あなたの父親を助けてあげる、できる」と・・・

96~100
ジュニョクがウンドンの前で自白し、大きな衝撃を受けたウンドンと連絡が取れなくなりますがウンドンは父の納骨堂へ向かっていたのです。

また、ジフンはウンドンと結婚したのは間違いだったのでは?と感じています。
ジフンの身内がウンドンの父を殺したことが明かされ、更に家族がチェ理事長を助けてくれとウンドンに頼むことに申し訳ない気持ちでいっぱいなのです。この先、自分と一緒にいて幸せになれるのかジフンは心配しています。

また一方でウンドンはジュニョクの検査を条件付きで検査結果に関わらず控訴しない約束で受け入れますが、ジュニョクの態度は全く反省の色がありません。
ウンドンはジュニョクに一審が終わったら控訴しないという念書を書かせます。自分があの時、父の臓器提供の同意書にサインしたようにジュニョクにも同じような思いをさせます。

そんな中、ハン会長の妻ミョンヒはジュニョクに会いに行き、私は離婚届に判を押して家を出てきたと話します。実家の罪が明かされてこれ以上は無理だというミョンヒにジュニョクは離婚したら俺たちは命綱を失うから絶対にダメだといいます。
ミョンヒはジュニョクが最後にできることは父親を救うことと犯した罪を償うことだと叱ります。

ところが、ジュニョクの検査結果は不適合で移植が出来ませんでした。
そのジュニョクはテインが捏造している、あの時の俺のようにと言って、ヘウォンと組んでまだ悪事を続けるつもりです。
そのヘウォンはジフンの失踪と借名株にミョンヒが関わっていることを知り、暴露すると言ってミョンヒを脅しています。
そして、ジュニョクは検査結果が不適合で父に移植が出来なかったことで、今度はウンドンの父を殺していないと言い始め陳述を撤回します。

101~104(最終回)
ジュニョクの母ジュランがウンチャンをこっそり連れ出したためにウンチャンは迷子になります。ウンチャンを捜しに行ったウンドンとテインは、ウンチャンが車に引かれそうになり、それを止めようとしたウンチャンとウンドンの身代わりにテインが事故に遭います。
テインはかなりの重傷で危険な状態です。皆はジュランのせいでこうなったことに激しい怒りを感じています。
それでも、まだ反発するジュランは接近禁止命令を無視した児童虐待に関する法律違反で逮捕されます。

また、今回のことがあり、ソジュはテインとウンドンがまだ愛し合っていることに気付くのです。テインはウンドンのために死ぬ覚悟で助けた。二人とも自分の気持ちを押し殺して生きている。テインの心にソジュが入る場所はないと改めて感じているソジュです・・・

そんな中、危篤状態を乗り越え、テインが目を覚まします。
1週間意識不明だったテインに家族たちはホット胸をなでおろすのです。

ところが、マスコミがウンドンの弟のウンチャンを追いかけ始めます。
そして、その記者は昔のジュニョクの手下のようで間違いなく記事にされてしまいます。
ジュニョクはテインにウンチャンが俺の息子であることは死ねまで秘密にしてくれと頼み、世間の目を自分に向けるために、今までのすべての罪を記者の前で自白します。そしてテインに自分の父(チェ理事長)をただの可哀そうな人間だと思って助けてやってくれと頼むのです。
でも決して頭を下げることはなく謝罪の言葉もないジュニョクです。
またジュニョクの全ての自白を聞いたジフンはウンドンの人生をぶち壊したのは自分だったと責め苦しむのです。

ところが、昔のジュニョクの手下の記者が検査証の職員から、ジュニョクとウンチャンの親子鑑定の報告書を入手します。
記者は我が子を育ててくれた人を殺したということかと特ダネを暴露するつもりでしたが、テインがそれを阻止します。

104(最終回)
ジフンは俺の家族のせいで苦しむお前を見たくないと言って、一人で中国に行くと告げます。
ウンドンは一人で別れを決めるなんてあんまりじゃないと涙しながら怒りますがジフンはお前じゃなくて俺の方がつらいんだと言います・・・

ソジュはテインに「ジフンが正しい、ずっとウンドンを見てたけど幸せそうじゃなかった、ウンドンはテインさんへの気持ちを消そうとジフンと私たちに尽くしてたの、テインさんも自分の気持ちを偽らずにウンドンと一緒になって、今はジフンが理解できる」と自分の気持ちを伝えます。
ところが、ウンドンはテインにジフンの代りに私が中国に行けるように辞令を出してとお願いします。「ジフンを解放してあげたいの、それとウンチャンが父親のことが知られる前に海外に連れて行きたい」と言います。
そして、出発の日にチェ理事長は脳死者から移植を受けることになりました。
また、息子のジュニョクは無期懲役の判決を受けます。
空港に駆けつけたテインは「元気でいてね」と手を差し出すウンドンに「元気でな」と言って手を握り返します。

3年後、生命分かち合いのイベントに急きょ駆けつけたウンドン。
久しぶりに再会したテインとウンドンの嬉しそうな笑顔が眩しく映っているラストでした。






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韓国ドラマ「胸部外科」あらすじと感想、コ・スが熱血医師を!

2020-08-08 | 韓ドラ か行、き

韓国ドラマ「胸部外科」あらすじと感想、最終回。2018年作品、全16話。
大学病院を舞台に使命感に燃える医師の苦悩や成長を描く本作は、実力だけでは生き残れない大病院の中で、それぞれの信念を持って懸命に患者と向き合う医師たちの姿に胸が熱くなる秀逸な医療ドラマです。コ・スがはじめての医師役とは思えないリアルな演技で熱血医師のテスを熱演し、オム・ギジュンが手術の腕前は超一流ですが病院内で孤立していたソッカン役の複雑な心情を繊細に演じ、まさにオム・ギジュンのクールなカリスマがあふれ出ています。いつも彼のひときわ目を引く演技は魅力的で、そんな彼のファンが多いですね。そして「胸部外科」の最大の見どころの1つが、このお2人の演技対決です。無謀で熱い研究医パク・テスを初の医師役とは思えないリアリティさで視聴者を引き込むコ・スの情熱的な演技と、最後の最後まで悪人なのか善人なのか分からない男チェ・ソッカンという難しい役どころの心情を繊細な演技で表現したオム・ギジュンの演技力には脱帽です。さらに「胸部外科」は、心臓というまさに生命の根幹ともいえる臓器を扱い、患者の生死を左右する究極の選択を迫られます。医師たちは、神の手を持つわけではなく患者を生かしたいという医師としての使命感と自らが病院で生き残るための選択のはざまで苦悩する姿が丁寧に描かれ、野望と利権がうずまく環境下でも信念を貫くためにもがきながら人間として成長していく医師たちの人間ドラマであり、ソッカン(オム・ギジュン)とテス(コ・ス)の口数の少ない男たちの師弟関係に胸が熱くなります。本作のコ・スも超~カッコいいですね!
また本作は劇中のリアルな手術シーンが多く、麻酔医師や臨床工学技士、手術専門看護師らがソッカン、テス、スヨンをあうんの呼吸でサポートし極度の緊張感の中でも患者を救いたいという同じ目的で団結し、信頼と絆を深めていくスタッフたちの姿に胸部外科はチーム医療であることを認識させられる物語で、すべての人物に好感が持てます。またそんな彼らの前に立ちはだかる悪を演じるベテラン俳優たちのリアリティあふれる演技にも注目です! またヒロインを演じるソ・ジヘさんもドラマ「黒騎士」や今話題のドラマ「愛の不時着」などの出演で大活躍されていて最近特に華やかさが増してきましたね!



あらすじ(ネタバレあり)
テサン大学病院のユン病院長(チョン・ボソク)は、大勢の記者を前に誇らしげに記者会見をし、この日行われる大統領候補であるハン・ミンシクの心臓移植手術を公表し執刀医であるチェ・ソッカン教授(オム・ギジュン)は、世界ではじめて心臓移植を受けた大統領が誕生すると明言します。一方、韓国病院からドナーの心臓を運ぶのはテサン病院フェローのパク・テス(コ・ス)。心臓を積み込んだヘリの中で、テスは「一緒にやろう」というソッカン(オム・ギジュン)の言葉を思い返すのです・・・
テスとソッカンの関係は数年前の母の緊急手術からはじまっています。正義感の強いテスは前の病院で医療ミスをした教授を告発し、母の緊急手術が受けられませんでした。その時テサン病院の教授だったソッカンが母を助けてくれたのです。母親の手術から5か月後、テスはテサン大学病院の採用試験を受けます。面接官のク・ヒドン胸部外科長は、テスの学歴と経歴を頭ごなしに否定し、さらには前の病院でテスの告発によって起こった過去の出来事を持ち出して不採用にしようとします。落ち込んでいるテスでしたが、ソッカンとの縁によりテサン病院で働くことになりました。そして胸部外科のフェローとして4年目が経ったある日、テスはク外科長(アン・ネサン)から重病で手術ができない患者を強制的に退院させるように指示されますが、テスはク外科長の患者を見捨てられなくて手術することになりますが、途中でソッカン(オム・ギジュン)が執刀することになり「今後は独断で動くな」と真剣に注意します。テスはわずかでも可能性があれば救うのが医師だと言いますが、ソッカンは救う自信は?救えない患者は切り捨てるのがテサン病院のやり方だとも教えます。テスは「なぜ私をテサンに?」と聞きますが、「同類だから、いい意味じゃない」と・・・ またそのころテスの母は心筋症で心臓移植を待つ状態で入院し、待機リストに登録しています。お金がかかるテスは他の病院でもバイトをしていますが、そこへ医師だという女性ユン・スヨン(ソ・ジヘ)と患者が救急搬送されてきました。応急処置をして患者を運ぶ救急車の中でテスとスヨンはお互いにテサン病院の関係者だと知り、テスはスヨンが理事長の娘だと知ります。患者の心臓エコーを確認したソッカンたちは、破裂した心臓に見慣れない処置が施されていることを見つけます。異例の処置をしたのは誰かと問うソッカンにスヨンは「今でも私を許せませんか」と問いかけるのです。それは以前、先天性心疾患だったスヨン(ソ・ジヘ)の手術を優先したために、自分の子供ユビンがその手術中に病気が悪化し亡くなったつらい経験を味わっていて、ずっと自分自身が許せないでいるのです。一方、テスはその患者の緊急手術に入りますが手術中、DCMPで移植待機中の母の心停止を知らせるコードブルーがアナウンスされますが、スヨン(ソ・ジヘ)のおかげで助かります。テスの母は継母ですが、自分のために水商売をやめた母に僕は医者になると告げ、それを喜んだ母を見てホットしていることでしょう。そして一日も早く心臓を見つけて移植させてあげたいテスです。
また、ソッカンの亡くなった娘ユビンの墓参りに来たスヨン(ソ・ジヘ)に、ソッカンは冷たく接します。スヨンはそんなソッカンに、テサン病院内にユビンのような子供を救う小児心臓センターを作る手助けをすると伝えます。その後、病院に戻ったソッカンは苦しみ、ユビンの幻覚を見て涙するのです。そんな中、テスが異例の緊急処置を施した患者の意識が戻ります。しかし、その患者の弟は、テスの告発で懲戒処分を受けたチュンサン病院時代のファン・ジンチョルだったのです。テスが行った異例の処置方法を知ったジンチョルは復讐へと動き出し、テスをテサン病院から追い出すのです。また一方、スヨンの父である理事長はアフリカの病院建設は慈善事業だと信じていましたが、ユン病院長が着服していたことが発覚します。



娘のユビンが死亡した時、病院に勤務していたハン教授から、ユビンの死の真相を話すかわりに自分の執刀をするように迫られたソッカン。ハン教授は末期がんを患っていて、メスを入れれば死亡する確率が高くソッカンは投薬が最善ですと話します。しかし、あの日ユビンはなぜ死亡したのか、その真相を知るために、ソッカンは無謀な手術を決行します。手術後ハン教授はあの日スヨンの父の理事長からユビンの検査結果を改ざんし娘のスヨンの手術を優先すれば病院長にしてやると言われたことを話します。
またユン病院長は兄である理事長に、裏金を使って事業を起こした理由を話し、今回だけは見逃してほしいと懇願しますが、その直後理事長と娘スヨンが交通事故に遭いテサン病院に運ばれます。理事長とスヨンは重傷で、スヨンの胸には鉄の棒が突き刺さっています。理事長は意識を失う寸前ソッカンに「スヨンを助けてほしい」と頼むのです。自分の子供を理事長に殺された葛藤と怒りにまみれたソッカンは、スヨンの執刀を始めますが、スヨンは重体のまま集中治療室に・・・
そんな時、テスの母の心臓移植のドナーが見つかります。ソッカンはテスの母の心臓移植手術のために、手術室で準備を始めますが、そんな中、意識が戻らないスヨンが出血し危険な状態に陥るのです。ソッカンはテスの母を手術室に待たせたままスヨンの緊急手術を行いますが、スヨンを救うには心臓移植しかなく、行き場のない思いを抱くソッカンでしたが、その時、救急車で母の心臓を移送中のテスが事故に遭い意識を失います。思いがけない知らせに突き動かされたソッカンは、心臓をスヨンに移植しようと決断しテスの母に許しを受けます。ソッカンはテスの母に深く頭を下げるのです・・・ ところが目を覚ましたテスは母の移植手術が後回しでスヨンが先に行われたことに対しソッカンに不満を募らせ二人の間のわだかまりが大きくなります。ソッカンは万が一の時は自分の心臓を母に提供すると約束を・・・
その後、晴れて理事長となったヒョニルとソッカンたちはスヨンの心臓移植成功の記者会見を開きますが、その途中でテスが母の病状が悪化し息を引き取ります。テスは母さんの子供で幸せだったよ、来世でもまた会おうと泣きながら故郷の海に散骨します。
その後、意識を取り戻したスヨンは、父の死、テスの母のために運ばれた心臓が自分に移植されたこと、テスがテサン病院を去ったことを知り深く傷つくのです。そして、新しく理事長になったヒョニルが自分たちの事故に関与した疑いを胸に秘めるスヨン。こうして、1年が経とうとしていた時、スヨンはテサン病院に受入要請のあった急患を受け入れたヘミン病院に向かうのです。そこで緊急手術を受けているのは、血液型がRhマイナスで状態も良くない患者でした。そんな患者を手術できる医者はソッカン以外にもう一人・・・。スヨンの勘は的中・・・。手術後、捜していたテスに会えたスヨンは彼に謝罪し、テサンへ戻らないかと聞きますがテスはこの病院がいいと言います。一方、テサン病院では国内初の難関手術を控えていて、執刀医のソッカンがライブ手術を行うという情報がテスの耳にも入ります。そして成功したソッカンは新しい理事長にテスをテサン病院に戻すように頼みます。1年ぶりに再会したテスとソッカン。テスはソッカンに、テサン病院に復職させてほしいと頼みます。テスにはテサン病院に戻らなければならない理由があったのです。それは母の死に関する医師としての倫理に反することをしたソッカンの医師としての本当の心の中を知りたかったのです。病院内では歓迎する者、そうでない者たちがいる中、テスは再びテサン病院に足を踏み入れます。



ユン理事長はソッカンを呼び出し、テサン病院が信頼を得るための方法を考えたと告げます。そして、ハン・ミンシク大統領候補の心臓移植と大統領選挙の両立を実現するためにソッカンに執刀を要請します。そして、ソッカンはハン・ミンシクが大統領になった時は小児心臓センターの設立を望むと理事長に告げます。一方、テスやスヨンたち胸部外科チームは、総力戦で多くの患者の手術に挑んでいます。そんな中、手術中に心を奪われたようにテスを見つめるスヨンの視線を同僚のク・ドンジュン医師が気付きます。 また一方、理事長とソッカンはハン・ミンシク大統領候補からキッパリと手術を断られます。ところがソッカンはすぐにハン・ミンシクから呼び出され、ステージ3の悪性心臓腫瘍患者であるハン・ミンシク候補の補佐官であった人物の手術を頼まれます。ハン・ミンシクは「これは二人だけの秘密だが政治家にとって最大の敵は身内なのだよ」と話します。他の目的があるこの言葉の意味を察したソッカンですが、ほかの医師たちは皆が手術中に死ぬような患者の無謀な手術はやめた方がいいといいます。ソッカンが無理に敢行するこの手術の執刀をなぜ決めたのかこの目で確かめたいとテスは助手として入ります。ところが手術中に患者が亡くなり、病院関係者の誰もが「これでソッカンも終わりだな」と感じています。そしてその手術結果を見届けた理事長は微笑みを浮かべるのです。そして、その表情を見逃さなかったスヨン・・・そして手術の動画を見直したテスとスヨンは、この手術が術中死を狙ったものだと確信します。ソッカンは小児心臓センターを設立することで理事長と取り引きをしたことを知ります。
その後、ハン・ミンシク大統領候補がテサン病院に入院しますが、彼はソッカンに「邪魔者は選挙前に消さねばならない」と冷酷な言葉を平然と浴びせます。今後、ハン・ミンシク大統領候補に補助人工心臓を入れますが、そのあと2か月が勝負です。移植する心臓が2か月以内に手に入らない場合はソッカンの心臓を差し出せと理事長はきつく言い聞かせます。
その後ソッカンが執刀するはずだったハン・ミンシクの手術を中止させ、急患を最優先させ緊急手術を執刀するテス。スタッフたちの協力もあり手術は順調に進んでいましたが、自分の手術を邪魔されたハン・ミンシクが怒り、テスだけ一人がクビになります。ソッカンはテサンに残りたければハン・ミンシクの手術に助手として入れとテスに言います。その後、ソッカンとテスは共にハン・ミンシクの一回目の補助人工心臓手術を開始します。また経営を優先しお金にならない患者をあっさり切り捨てようとする理事長に、医師たちは戸惑い怒りを募らせます。同時に理事長のやり方を肯定するかのようなソッカンの態度に、テスたちの不信感が高まっていきます。そんな時、10歳の女の子ユンソが、急性心筋炎で入院します。この病はソッカンの娘ユビンを死に至らせた病と同じです。理事長は心臓移植待機者となったユンソに目をつけ、ソッカンにユンソが第一候補となるのを阻止するよう命じます。その後、ドナーが現れテスがその心臓を取りに行きます。ところがテスはユンソに移植するはずだった心臓をハン・ミンシクに移植しようとする理事長に反発しその心臓を盗んでしまいます。テサン病院では大統領候補であるハン・ミンシクの心臓移植手術を記者たちに公表し、執刀医であるソッカンは、世界ではじめて心臓移植を受けた大統領が誕生すると明言します。
最終回、スヨンと仲間の医療チームたちはテスが盗んだ心臓を受け取って、内緒でユンソの心臓移植手術を行い手術は成功します。逆に手術を受けることができなかったハン・ミンシクはこの事実を知り、理事長に激怒します。理事長は全ての責任をソッカンに負わせるために記者たちのもとに走りますが、その時病院内の放送を通じて理事長とハン・ミンシクの対話が流れ、いままでの悪行が暴露されます。録音はソッカンが秘密でハン・ミンシクのベットに仕掛けて置いたものでした。
理事長とソッカンは検察に送検され、ハン・ミンシクは政界から離れます。そして、テサン病院は正常に戻りますが、ソッカンはスヨンとテスに申し訳ない気持ちを込めた録音ファイルを渡し、テサンから去っていきます。ソッカンは小さな病院で働きながら保育園の子供たちの診察をしています。そんな彼の元をテスが訪れ、またテサンに戻ってきてほしいというメッセージを残していきます。テサン病院ではスヨンとテスが緊急手術を要することになりましたが、そんな時ソッカンが現れ二人と共に手術に参加することになり、ソッカンもテサンに復帰するのです。









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「キム秘書がなぜそうか」あらすじと感想、パク・ソジュン

2019-11-08 | 韓ドラ か行、き
韓国ドラマ「キム秘書がなぜそうか」あらすじと感想、最終回
2018年作品、全16話
韓国の大人気ウェブ漫画を原作にしたドラマで「退職したい」部下と
それを「引き留めたい」上司の駆け引きを描いたラブロマンス。
主人公のナルシストな副会長イ・ヨンジュンを演じるのは、数々の
ヒットドラマに出演中の俳優パク・ソジュン。
本作では女心を揺さぶる素敵なイケメンスーツ姿を披露しますが
それ以上にラブシーンがお得意の彼に期待大です(笑)
そしてロマンスとコメディを絶妙に調和させたパク・ソジュン
特有のラブコメ演技も注目ポイントの1つです。

またパク・ソジュンと恋の駆け引きを演じるヒロインの
キム秘書役には同じく数々のヒットドラマに出演中の女優
パク・ミニョンが扮し本作で新たな魅力を披露しますが
どこから見てもお人形のようなスタイルと顔が妙に
違和感あって相当ダイエットした感じが見られました。
彼女の細いウエスト!これって、おばさんの嫉妬かしら(笑)
彼女はすでに二重まぶたと鼻の整形手術を告白していますが
ドラマ「成均館スキャンダル」から、だんだんと綺麗になって
いきますね。

また副会長(パク・ソジュン)の兄イ・ソンヨン役には、
モデル出身で5urpriseのメンバーとしても活動する
俳優イ・テファンが、優しさの裏に弟へのコンプレックスを持つ
二面性のある役どころを見事に演じています。
ベストセラー作家の兄ソンヨンは、ヨンジュン(パク・ソジュン)と
対立する一方で、ミソ(パク・ミニョン)に関心を示し、3人の
妙な関係が緊張感を作り出していきます。
さらに2PMチャンソンが超イケメンで優秀な企画チーム代理
コ・グィナム役として出演していますが、役どころは出世と家を
建てるために超~どケチな男を演じていてちょっと笑えます。
また同じ会社の社員たちのキャラクターも面白く、会社の
社長であるユシク(カン・ギヨン)は、ヨンジュンの親友で
ヨンジュンの恋愛カウンセラーとして活躍しますが実は離婚した
元妻のことが忘れられないバツイチ男なんです(笑)
いい人過ぎてちょっと頼りないところが大ウケでヨンジュンとの
コミカルでテンポの良いコンビは笑いのツボです!

また副会長の部下たちがヨンジュンとミソの二人をしっかりと
見守って助けていく姿は本当に職場にいそうなキャラクターたちで
家族のような温かい社員たちに共感が持てます!
またヨンジュンの家族である父イ会長と母親(キム・ヘオク)の
財閥夫婦が普通すぎて、特に母親役のキム・ヘオクさんが本作は
優しい姑を演じていてビックリでした。
いつもヒステリックな役柄が多いのでいつ本性を出すのか(笑)
じっと待っていましたが今回は穏やかな財閥婦人で、ちょっと
物足りなさを感じるキム・ヘオクさんでした・・・(笑)
また本作は大きな事件も騒動もなく、悪役が一人も登場しない
静かなドラマで(笑)ヨンジュンとミソ二人の恋愛を中心に
物語が進み、次第に主演二人の昔の過去が明らかになって
いきます。



イケメンで優れた経営能力を持つ大企業の副会長ヨンジュン
(パク・ソジュン)。
周りの人々の不始末には我慢できない彼が唯一そばに置く
女性がいます。
お互いに息が合うというか彼女が彼に合わせているのか?、
秘書として9年間彼をサポートするキム秘書のミソ(パク・ミニョン)。
ところがある日、ミソ(パク・ミニョン)が突然退職すると
言い出しました。
苦労しながら父親の借金を返したミソは「一家の大黒柱でもなく、
誰かの秘書でもなく、キム・ミソの人生を歩みたいと
思い始めたのです。
考えてもいなかった衝撃の展開に驚きを隠せないヨンジュン。
そしてミソ(パク・ミニョン)の「結婚したいから辞める」という
言葉を聞き、「俺が結婚するから仕事を辞めるな」という
ヨンジュン。もちろんミソは本気にしませんがヨンジュンは
かなりの本気モードです(笑)
ここから二人の恋の駆け引きが始まります。

後半、
幼いころヨンジュン(パク・ソジュン)とミソ(パク・ミニョン)は
拉致現場に一緒にいたことがあります。
二人はヨンジュンの父の愛人に誘拐されて怖い思いをしましたが
ミソはその時の記憶が少しありませんがヨンジュンはしっかり
覚えていて、いまだに怖い夢を見ます。
そして、その事件には兄のソンヨンも絡んでいて、その現場に
ヨンジュン一人を置き去りにしたのが兄のソンヨンだったのです。
ところが記憶があいまいな兄のソンヨンは置き去りにされたのが
自分だと勘違いしています。心の弱い兄なんですね。
そして兄をかばうためにヨンジュンもヨンジュンの母もその時
ミソと一緒にいたのが兄のソンヨンだと言います。

事件後、ヨンジュン(パク・ソジュン)はミソ(パク・ミニョン)を
捜しましたがミソの昔の家がなかったのです。
そしてミソが秘書としてヨンジュンの会社にやってきて、自分の
そばに置きたいと思ったのです。これは運命の再会ですね!
その二人は次第に心が通い合い、ミソ(パク・ミニョン)は、
ヨンジュンが昔拉致されたとき一緒にいたお兄ちゃんだと
分かります。
ヨンジュンはミソに「片時も忘れられなかった、あの時のこと。
目を閉じるとあの恐ろしい場面が鮮明に浮かび上がる。だから
君には思い出してほしくなかった。つらい思いは俺だけで十分だ」
と言いますが、ミソは「これからは隠し事はしないでください。」と
訴えかけます。
ヨンジュンは兄のため家族のために悪者になり自分一人が犠牲に
なればみんなが助かると思っていたのです。
ヨンジュンの両親もヨンジュンが記憶を失ってないことを知り
衝撃を受け母親は「悪いのは私なの」と涙を流し謝罪します。
やっと兄のソンヨンと和解し心が通じ合う仲になったヨンジュン。
でも今回、兄のソンヨンの事実を明らかにしたら気まずいと
思ったかもしれませんが正直に話してスッキリした気分になり
兄のためにもこれでよかったと思いました。



その後、ヨンジュン(パク・ソジュン)とミソ(パク・ミニョン)は
羨ましいくらいラブラブになりますが、ミソは会社を辞める日が
近づいているのをすっかり忘れていました。
ヨンジュンは秘書を辞めた後ミソのやりたいことを応援すると
言いますが、ミソはやっと自分がやりたいことがヨンジュンの
秘書でいることだと分かります(笑)
ミソは今まで自分に一番合っていた仕事をしてきたことに
気が付かなかったようですね。でも一番は愛するヨンジュンの
そばにいることでしょう。羨ましい限りです・・・
ヨンジュンは「俺はミソの夫になる、ミソと結婚したい」と
告白します。

最終回、
家族の顔合わせも無事にすみ、ヨンジュンはミソを抱きしめ
「一生離さないぞ、たとえミソが心変わりしても、絶対に
離さない、覚悟しろ」と言い、ミソも「はい、覚悟しています」
とこたえます。
そして、皆に祝福され誰もが羨む素敵な結婚式を挙げました。
昔二人が誘拐された後にミソはヨンジュンに
「オッパ、ミソと結婚するって約束して」と言った言葉通り、
大人になってミソと再会しミソとの約束を全部守って
くれたヨンジュンでした。




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韓国ドラマ「キム課長」あらすじと感想、オフィスコメディ

2018-04-08 | 韓ドラ か行、き
韓国ドラマ「キム課長」あらすじと感想、最終回
ナムグン・ミンが正義のヒーローに変身し、それに敵対する悪役初挑戦の
ジュノ(2PM)君との対立が大きな見どころになっています。
悪役と言ってもドロドロ感がなくいつも爆笑の渦で物語は展開されていて
個性豊かな脇役俳優さんも大活躍なオフィスコメディです。
はじめキム課長のナムグン・ミンと名コンビぶりを繰り広げるナム・サンミ
演じる経理部代理のハギョンとのラブロマンスが大きな位置で展開
されるのかと思っていましたが、もう一方のハギョン(ナム・サンミ)に
次第に恋心を抱いていくソ理事(ジュノ2PM)の淡いロマンスの行方が
気になるドラマでした。
また本作はときめくような深い愛のラブストーリーが描かれていない
珍しいドラマで企業内の上下関係や人間関係がリアルで現実的で
共感を呼びます!



キム課長(ナムグン・ミン)はデンマーク移住を夢見て、会社のお金を
ピンハネしているところを気付かれクビ寸前になってしまいます。
一方、大手TQグループでは、自殺未遂で意識不明になった経理部のイ課長が
会社の金を横領したという事件が発生。
ところが同じ経理部代理のハギョン(ナム・サンミ)は普段のイ課長から
想像もできないと疑問を抱くのです。
そんな時、TQグループの会長は検事出身のソ理事(ジュノ2PM)にイ課長の
後釜をどうするべきか相談しますが、また同じように使い捨て出来る人物を
採用するべきだと伝えます。(本作の悪役はTQグループの会長です!)
それを知らないキム課長(ナムグン・ミン)はなんとその中途採用に見事
合格し、ソ理事(ジュノ2PM)から極秘の任務を任されます(笑)
そして、ここから現実主義で冷徹なソ理事(ジュノ2PM)と腐敗した会社を
立て直すために不正と戦うキム課長(ナムグン・ミン)との頭脳戦が
はじまります。



はじめは会計士として働きながら悪い詐欺師のような男だったキム課長が
更に大手TQグループに入社し大きなお金を狙おうとしますが、配属された
経理部には不正と戦う社員たちがいて、次第に自分も会社を立て直す
ために立ち上がっていく正義感あふれる人間に生まれ変わります(笑)
そして、そんなキム課長に「頑張れ!」と声をかけたくなるような
オフィスドラマがこの「キム課長」です(笑)
また同じ経理部にイ課長の横領事件を疑い会社への不信感をいだく
正義感あふれるハギョン(ナム・サンミ)はキム課長の人柄に気づき
お互いに協力しあう仲になります。
お二人の名コンビ振りはフィーリングがピッタリ合ってお似合い
でしたが、思いのほかラブラブ関係にならなかったのが残念・・・
いつ見ても清々しく爽やかな経理部のまとめ役のナム・サンミさん。
どこから見ても結婚して一児のママには見えません~~



また一方、元検事で頭の切れるソ理事(ジュノ2PM)。
はじめはキム課長に厳しく当たり犬猿の仲であった二人でしたが
終盤、会社を立て直していくという目的に向かって協力していくように
なります。二人の同じ方向に向かって進んでいく男の友情は最高に
カッコいいですよぉ!
また本作でソ理事を演じる2PMのジュノ君ですが、悪役キャラから
ストーリーが進むにつれて、キム課長や経理部の仲間たちとのどこか
コミカルなセリフや態度に好感度が徐々に上がってきます(笑)
また同じ経理部に出来の悪い会長の息子が配属されますが、キム課長や
経理部の仲間たちと一緒にいるうちにキム課長に感化され真面目な
人間へと変わっていく姿にも注目です。
私はキム課長、ソ理事、会長の息子、この3人の熱い男の友情・・・
ちょっと美化されているかもしれませんがそれぞれとてもいい味が
出ていて印象的でした。

特に後半過ぎに会社内の不正を暴き会長に恥をかかせたキム課長は
会長から殺されそうになりますが、それをなんとソ理事(ジュノ2PM)が
助けます。キム課長は「不正を暴くことが人を殺すほどのことなのか」
と憤慨しますが、ソ理事は「それは殺される方じゃなく、殺す方が
判断することだ」と伝えます。人の命の軽さを知ったキム課長ですが
ソ理事は「これが世の中だ」と言い、身の程をわきまえて生きるように
念を押すのです・・・
でもキム課長が目障りだったソ理事はどうしてキム課長を
助けたのでしょうか? 案外、良いヤツなのかもと思わせる
シーンでした~(笑)
その後、会長は同じ仲間だったソ理事(ジュノ2PM)を裏切り
今度はソ理事を犠牲者にして濡れ衣を着せるのです。
拉致されたソ理事を今度はキム課長が助けに行き、その後二人は
手を組んで悪者の会長相手に宣戦布告を主張!!
ソ理事は心機一転元の検事に戻り、経理部の仲間たちと作戦を
立てていきます。
そんな姿が楽しそうに映っています(笑)



最終回、会長に逮捕状が出ましたが、なんと会長は逃走するために
空港に向かっていました。
それを知ったキム課長とソ理事は慌てて空港に向かいますが、
そこへちょうど到着した検察のおかげで会長は逮捕され、
TQグループの経営は危機を乗り越えます。
困難だったすべての仕事を終えたキム課長とソ理事はお互いに
「キム・ソンニョンは最高のキム課長だ」「ソ・ユルは最高の検事で
最高の理事だ」と称賛しあい、TQグループに辞職届を提出します。
そして「ありがとうございます。私を一人前の男にしてくれて」と
最後の挨拶をします。
そして1年後、ソ理事は公益のための弁護士の仕事に携わり
キム課長はなんと昔のナイトクラブに戻り、弱い者のお金には
手を付けないと叫びながら自分の立場を感じ取っているような
ラストでした・・・(笑)










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「キャリアを引く女」あらすじと感想、大人のラブロマンス

2017-10-20 | 韓ドラ か行、き
韓国ドラマ「キャリアを引く女」あらすじと感想、最終回
チュ・ジンモ&チェ・ジウの大人のカップルが法廷を舞台に繰り広げる
極上のラブコメディ「キャリアを引く女」。
韓流の女王として人気を誇るチェ・ジウが本作では法律事務所のやり手
事務長役に挑戦しキャリーバッグに書類を詰め込み裁判所に乗り込む
キャリアウーマンを演じています。
実はチェ・ジウ演じるグムジュは試験恐怖症で司法試験に5回も
落ち事務長として弁護士の義妹ヘジュ(チョン・ヘビン)を支え
二人三脚で仕事をしてきましたが、グムジュはある少年の無実を
証明しようとしたとたん、何者かの差し金により突然逮捕
されてしまいます。
事件後、妹のヘジュはライバル会社のオソン法律事務所にスカウト
され二人はお互いにライバル同士になってしまいます。
妹役の演技派女優のチョン・ヘビンさん、イ・ジュンギ君と別れて
しまったのが気になりますが、女性から見ても綺麗で魅力的ですよね。
私はお似合いのカップルだと思いましたが・・・残念です!

また、本作の鍵となる「家出少女事件」をきっかけに巨大な陰謀に
巻き込まれ一度は全てを失ってしまうグムジュ(チェ・ジウ)が
前向きに戦い続け、再起に成功する姿は視聴者の願望であって、
女性ファンの心を引き付けること間違いありません

そんな彼女と最悪な出会いをし、後に恋愛関係に発展する元検事で
ゴシップニュース会社代表役にチュ・ジンモさんが登場します。
どんな圧力にも屈しない自信家で、彼女に対し、ここぞというときに
発するロマンチックなセリフには思わず胸キュンキュンになりますが
大人のツンデレと俺様キャラが色濃い本作のジンモさんには爆笑
でした。劇中こんなにウィンクの多いジンモさん初めて見ました(笑)

さらにチェ・ジウを慕う正義感あふれる新人弁護士役にイ・ジュン君
が扮し、彼女をサポートしながらも彼女にハグしたり、いきなりキス
したりストレートな告白をしたりと、年下男子ぶりを遺憾無く発揮
しています。
この三角関係の男二人の可愛い火花散る嫉妬心は爆笑で最後まで
本作に笑いと面白さを運んでくれますが、特に年下のイ・ジュン君に
ヤキモチを焼く大人のジンモさんが子供に見えるほど、めっちゃ!
かわいいのです(笑)落ち着いた大人の魅力も素敵ですが本作の
ツンデレも愛嬌があってイケてます(笑)


証拠を確保するためにド派手なファッションで登場したグムジュ。
これにはボッコ(チュ・ジンモ)もビックリ仰天!!

出所後、夫に離婚までされてどん底を味わったグムジュ(チェ・ジウ)。
再起をかけて、ボッコ(チュ・ジンモ)の法律事務所ゴールデンツリー
と正式に契約をするグムジュは弁護士であるソグ(イ・ジュン)
を一緒に誘うのですが、ボッコはそれが面白くないのです(笑)
ところがソグ(イ・ジュン)は、カン・ヒョンホ選手の医療訴訟事件
という大きな仕事を持ってやってきます。
それでもボッコはこの訴訟で負けたらこの事務所を出ていけと
言います(笑)まったく大人げない子供じみた態度だわぁ~(笑)
グムジュ(チェ・ジウ)は義妹ヘジュ(チョン・ヘビン)の事務所
オソンと戦うことになりますが、事務長としての能力を発揮し
最終日に逆転で勝利します。

後半から3人の三角関係が激しくなってきますが(笑)ボッコは
とうとう車の中で告白するのです。
ところがその後すぐにボッコが濡れ衣を着せられソ・ジア殺害の容疑で
指名手配されます。また事件現場には事件の証拠が多数残されていて
難しい弁護になりそうです。
全てはオソンのイ・ドンス代表 の策略で、ボッコは一瞬にして
追われる逃亡者へと転落してしまったのです。
そして、グムジュ(チェ・ジウ)はボッコ(チュ・ジンモ)を
救うために人生最後の司法試験を受けるのです。
「彼を守るために、彼を助けるために今回は絶対に受からないと」
と心を強くして試験に臨んだグムジュは晴れて合格します。
殺人汚名を晴らすために必ず弁護士にならなければならない
大切な理由ができた彼女は「君が僕を救わなければならない」と
言ったボッコの言葉を強くかみしめていると思います。
人間に対する信頼と情、そして真実のメッセージを伝える
真の弁護士になるでしょうね!

また、この家出少女事件を総合するとミナがトミー・キムのアカウントを
使うソ・ジアと美食会に行った帰りにオソンの別荘に寄って
そこでスターであるユ・テオとオソンの次男の嫁チョ・イェリョンが
二人でいるところの不倫動画を撮影した。
携帯をよこせと追及されたミナは争って脳死状態のまま公園に
捨てられた。グムジュ(チェ・ジウ)は無実の罪の少年ギョンファン
を救おうとして実刑まで受けたのです。
実はこの事件には大きな裏があり、敵対する組織であるオソンという
巨大な陰謀に巻き込まれていくのです。



弁護士になってからのグムジュは緊迫感あふれる法廷での弁護を
図太いまで生き生きとした姿で演じています。
きっと弁護士バッジの重さを身に染みて感じていることでしょう!
その後、ボッコ(チュ・ジンモ)の裁判がはじまり、証人として
義妹ヘジュ(チョン・ヘビン)が登場します。
ヘジュは真実と偽証の間で悩んでいましたが、結局はソ・ジアの
胃の中の飴の包み紙には「ハンバーガー」と書かれたものが入って
いたと嘘の証言をします。そう、ハンバーガーはボッコの愛称です。
ボッコもグムジュも失望した眼差しでヘジュをみます。
この日、ヘジュはオソンから大きな利益をもらうのですが、逆に
「二度と戻れない川」を渡ってしまったのです。
そして、ボッコは殺人罪で懲役12年の刑が言い渡されます。
その後、スターのユ・テオから連絡があったグムジュは彼から大事な
証拠を携帯で録音しますが犯人のアレン・バスティエンが現れグムジュは
銃で撃たれ病院に運ばれ、スターのユ・テオは犯人に拉致されます。
刑務所でこのことを知ったボッコは怒りを見せるのです。
その後、グムジュの元に家出少女事件の再審のためにとヘジュが
ユ・テオとオソンの次男の嫁チョ・イェリョンの動画を持って
きます・・・なぜ今になって??と思いますが、
これは姉を利用し犯人のアレン・バスティエンと手を組んで
オソンのイ・ドンス代表の座を狙った作戦だったのです。

最終回、グムジュは家出少女事件再審に成功し法律事務所代表
としても活躍しています。
そして犯人であるオソンのアレン・バスティエンらも逮捕され
ボッコも殺人の嫌疑が晴れて刑の執行が停止されます。
義妹ヘジュ(チョン・ヘビン)もすべての罪を認め、心機一転
新しく事務所をはじめました。
グムジュは自分のところに来た依頼人をヘジュの事務所に紹介する
やさしい姉でもあります。
またソグ(イ・ジュン)は真実を伝えるべく正義の検事になり、
「検事マ・ソグとは会えないが、男マ・ソグとしていつかあなたに
会いに行く」と気持ちを伝えます。
そして、ボッコ(チュ・ジンモ)は「僕の伴侶になってくれるか?」と
さり気なくグムジュに聞くのです。
そしてボッコはグムジュに新しい事件を依頼し、書類の入った
キャリアを代わりに引いてあげ、二人の変わらぬ愛が続きます・・・










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韓国ドラマ「君を愛した時間」恋の予感が、あらすじと感想

2016-11-29 | 韓ドラ か行、き
韓国ドラマ「君を愛した時間」あらすじと感想、最終回
友情から恋愛へと変化する男女の微妙な関係をイ・ジヌクさんと
ハ・ジウォンさんが熱演!
17年間もいつもそばにいて家族ぐるみで暮らしている二人・・・
そんな友達以上、恋人未満の男女の関係は友情という形でハナ
(ハ・ジウォン)をいつも見守っているウォン(イ・ジヌク)。
仲の良さは、はたから見るとまるでカップルのようで、微笑ましくも
あり、ちょっともどかしく感じる部分もあります~(笑)
たぶんウォンがハナを愛しているので恋人同士のように見えて
しまいますが、ハナはウォンを異性として意識してないことがあり
あくまで彼の優しさは友情ゆえと思い込んでいます。
そんな時、ハナの前に昔の恋人でピアニストのソフ(ユン・ギュンサン)
が現れます。昔留学先で出会ったハナと婚約しますが、婚約式の当日
突然パリへ理由も告げず行ってしまったソフ。
3年前にハナを捨てたソフ(ユン・ギュンサン)が今さらなぜ??
そして彼はハナに「気が付いたんだ、いつも君のことを考えていた。
君は僕の人生で何よりも必要な存在だった・・・ハナとどうしても
やり直したくてニューヨークから戻ってきた」と女性が喜ぶような
甘い言葉を告げます・・・まったくこのときは勝手な男だわとむかつき
ましたが、彼は彼でハナを守るために去っていったようです・・・

ハナとやり直したいというソフに、はじめはつれない態度で接する
ハナでしたが、ウォン(イ・ジヌク)や家族の反対にも関わらず
再びソフに惹かれていくハナです。
でも人を好きになるってこういうことだと思いますが、私はソフを
突き放す勇気を持ってほしかった・・・ウォンのためにね・・・
結局、二人はよりを戻しましたが、そんな時ソフと噂がある事務所の
ミン代表が現れます。ハナはミン代表から「ソフはあなたじゃなく
私を選ぶわ。彼の才能が惜しいから少し恋愛をして別れてくれない。」
と自信ありげに言われます。ちょっと悔しいじゃない!このシーン(笑)



そして、その後、ハナ一筋に自分のことさえ後回しにして二人の
恋愛を見守っていたウォン(イ・ジヌク)はとうとうハナに
友達でいるしかなかった理由を脚本として綴り彼女に見せます。
ウォンはハナよりもハナを理解し、どんな時もハナの心の中を
読んでいて、こんな物わかりのいい男性はいないと思います(笑)
もどかしさもありますが、本当にカッコいい男です。
ただ・・・今年性的暴行事件が多かった韓国芸能界でしたが、
その中の一人にまさかのイ・ジヌクの名前があったことが残念です。
たぶんこの事件がなかったらもっと素直な気持ちでドラマ視聴が
できたと思いました・・・

そしてハナは自分勝手にどんどん二人の結婚を決めていくソフに
ついていけず「これ以上は無理・・・」と言って別れを告げます。
同じ男と2度も別れることも珍しい光景ですよね~(笑)

その後自分の気持ちに素直になったハナは今度は自分の方から
ウォンに「私はあんたが好き」と言ってキスをします。
長い時間がかかったけどやっとお互いの気持ちを確かめ合った
キスでした。
振られたソフがちょっと気の毒だったけど、そのソフはハナと
つらい別れをし韓国を離れ欧州ツアーに出ました・・・




最終回、出張に行くハナが乗った飛行機の中で指輪を渡すウォンは
「僕と死ぬまで遊んでくれ」と皆の前でプロポーズします。
二人はウォンが選んだエンディングドレスで何度も行き来した
家の前で結婚式を挙げました・・・
そしてウォンとハナは子供を授かりさらに幸せな甘い夫婦生活を
送るのです・・・

本作は制作の方向違いで、脚本家が2度も変わる
こみいった事情があったようです。??
物語は人生の半分を友達以上恋人未満の状態で過ごしてきた
ハナ(ハ・ジウォン)とウォン(イ・ジヌク)の胸キュン
ラブコメディが昔の思い出とともに描かれています。
はじめウォン役にはRAIN(ピ)にオファーがいったようですが
完璧なラブコメディを望むならRAIN(ピ)の方が盛り上がったかも(笑)
とふと考えてしまいました・・・
ハナの母親役のスミ(ソ・ジュヒ)さんが楽しく面白い人
だったのに物語にイマイチ、コメディ要素の勢いがなく、
ラブコメならもう少し活気づいてほしかった・・・(笑)
でも主演二人の息はピッタリ!ナイスカップルです!
また本作は韓国芸能人のカメオ出演も多く、特に下の写真の
エル君が超~カッコ良かったです!!












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韓国ドラマ「キルミーヒールミー」あらすじと感想、チソンが多重人格者を!

2015-08-15 | 韓ドラ か行、き


韓国ドラマ「キルミー・ヒールミー」あらすじと感想、相関図。
本作は最終的にチソンさんのキャスティングで大成功を収めましたが
はじめはヒョンビンさんの除隊復帰作として大きな関心を集めました。
ところがヒョンビンさんの事務所側と制作会社との意見の違いで
ヒョンビンさん側が辞退。その後、イ・スンギさんとのキャスティングを
検討しましたがスケジュールが合わず、最終的にチソンさんと
ファン・ジョンウムさんの「秘密」カップルが再度出演することに
なりました。 
そして多重人格障害を題材にしたドラマ「キルミーヒールミー」が
始まったあとすぐに、ヒョンビンさんのドラマ「ジキル・ハイド、私」が
放送になり、同じ水、木ドラマの同じ時間帯で放送が始まったわけですが
結果はチソンさんの「キルミーヒールミー」が2倍の視聴率差で
圧勝しました。
ヒョンビンさんのドラマ「ジキル・ハイド、私」も多重人格障害という
同じ題材のドラマなんですが、一度断っていた同じ題材のドラマを
同じ時間帯に放送するヒョンビンさんの気持ちも理解できませんが
結局、ヒョンビンさんは除隊後、映画もドラマも失敗に終わりましたねぇ!
トップスターという期待の高いヒョンビンさんが受けたバッシングは
大きかったと思いますが、ヒョンビンさんのこれからの可能性を信じて
次回作を待ちましょう! ファイティン!




多重人格障害を題材に、7つの人格を持つ財閥3世ドヒョン(チソン)と
彼の主治医になった精神科レジデントのリジン(ファン・ジョンウム)の
ロマンスが描かれたドラマです。
アメリカに留学していたドヒョン(チソン)は自分の中に暴力的な別人格
シン・セギがいることに気が付きます。
韓国に戻ることになったドヒョン(チソン)は帰国途中に推理小説家の
リオン(パク・ソジュン)と出会い、その後リオンの双子の妹で精神科
レジデント1年生のリジン(ファン・ジョンウム)と最悪な出会いを
します。
そして韓国ソウルでIDエンターテインメントの副社長になったドヒョンは、
初恋の女性チェヨン(キム・ユリ)と従兄でIDエンターテインメントの
社長ギジュン(オ・ミンソク)の婚約を知ります。

多重人格を治すために主治医になってほしいというドヒョン(チソン)と
まだ主治医は早いから友達になろうというリジン(ファン・ジョンウム)。
二人は徐々に惹かれていきますが、そんな二人の間に割り込んでくるのが
危険な別人格のセギ(チソン)。
そのもう一人の人格セギはリジン(ファン・ジョンウム)が俺を呼んだと
言いずっと昔からそうだったと言います。なぜかセギはリジンを昔から
知っているような様子です。 
そしてセギの彼女に対する行動がセギらしくないと感じたドヒョンはセギの
初恋の相手がリジンだったことを知るのです。
奇妙でおかしな三角関係を演じることになったチソンさんとジョンウムさん
ですが、大ヒットドラマ「秘密」でも共演されて、息がピッタリ合った
お二人のピュアな愛は涙・・・涙・・・の切ない愛とラブコメと幾重にも
複雑に絡み合うミステリアスな愛がまた新鮮に映っていました。
そして人格が変わる前後にいつもリジンがいることが分かり、リジンは
人格交代のスイッチではないかと気が付き、ドヒョンの知らないところで
セギとリジンの接点があるのかもしれないと感じます。
そして・・・リジンにも過去に何か秘密がありそうです・・・??
またソク・ホピル教授はドヒョンとセギは共存意識の可能性が高く、主人格と
交代格の主導権争いが激しくなりそうだとリジンに告げます。
そして最近、危険なセギの人格が強くなったのを感じるドヒョンです・・・


「家族がいないドヒョンの力になりたい」とリジンは自分の両親と兄の
リオンに外国に行くと嘘をつき、ドヒョンの主治医になることを決め
ドヒョンの家に同居するこになり、ドヒョンの全ての人格たちの特徴を
覚え、突然人格が替わった時の対処法を考えるのです。
秘書まで引き受け、24時間ドヒョンのそばでサポートするリジンも本当は
嬉しいのかなぁ~??(笑)
なんて思っていたら、ある日ドヒョンがヨソプの双子の妹アン・ヨナ(17歳)
というアイドル追っかけの女子高生に人格が替わったときは吹きだして
しまうほど大爆笑で、チソンさんが鏡を見ながら
「やだ~!このおじさん顔、整形しちゃおうかな~!」なんてセリフを
言いながらアイドルのイケメンを追っかける姿も女子高生そのままで、
チソンさんの素晴らしい演技力に思わず拍手していました~(笑)
そしてリジンのそばで次々と人格が替わっていくドヒョンのことを
ソク・ホピル教授に相談するリジンは教授からリジンが人格交代のスイッチ
ではないかと聞かされ、昔会ったことはないか?以外にも人間は記憶を
隠したりするものだ! 二人が覚えていない過去に接点があったなら、
記憶を取り戻す起爆剤になるかもしれないと聞かされます。

また一方、兄のリオンはリジンが韓国にいることを知り、「親をだまし
男と同居するのは理解できるけど、ここの家にいることは危ない!
お兄ちゃんに従え!多重人格のことをバラすぞ!」と二人が喧嘩を
していると、セギが一言リオンに「本当に実の兄か?」・・・
「兄だからリジンを連れて帰る」というリオンに「何が兄だ?」という
セギは薄々リオンの気持ちが分かっているようです。
「資格がないのはお前だ!」と言われ悔しがるセギを残し、リオンは
リジンを家に連れて帰ります。
兄のリオンはオメガというペンネームで執筆している天才推理小説家。
正体をを明かさない覆面作家のリオン(パク・ソジュン)はドヒョンの
謎を追うシリアスな作家の顔も持っています。
リオンとリジンは双子の兄妹ですが、兄のリオンは自分たちに出生の
秘密があることに薄々気が付いている様子です・・・
はたして、兄の淡い想いは妹のリジンにとどくのでしょうか??
こちらのラブラインもとても気になります・・・

後半過ぎ、ドヒョンは7歳からの1年間の記憶がなく父から虐待を受けて
いたことをセギの言葉から知ることになり、またその虐待を母が見ていた
ことも知ります。会長のテイム(キム・ヨンエ)は21年前家事があり
火の中からドヒョンを救ったのは父だったと教えますが、ドヒョン(セギ)は
「オレの代わりにあの子を助けるべきだった」とそばにもう一人子供がいた
ことが分かり、その子供を捜すのですが、同じくチャ・ヨンピョ社長と
ドヒョンの母が捜していることが分かります。
会長のテイム(キム・ヨンエ)はドヒョンの行動がおかしいと感じ、
ソク・ホピル教授を訪ね多重人格のことを知りドヒョンにアメリカに
帰るように伝えます。多重人格のドヒョンには会社を任せられないという
ことでしょう。ドヒョンは副会長からは退きますがアメリカには行かない。
と伝え、「韓国に残ってやることがあります。どうして心が粉々になった
のか調べます。」と・・・ もう利用される自分が嫌なんですよね・・・
これからはセギに頼りたくないドヒョンになりたいってことでしょう。
またこの時、会長のテイム(キム・ヨンエ)の家の地下ワイン倉庫に
入ったリジンもその地下室を見て自分の記憶を少し思い出します。
ドヒョンがいつも見る地下室のもう一人の子供は「私も火と地下室が
恐いの」と言っていたリジンではないのかと?
これから二人の関係はどうなるのでしょうか?血の繋がりがあるのか
興味深いストーリー展開になっていきますね~?!
そして二人はどんなことも一緒に乗り越えて、過去の悪い記憶も
新しい思い出で消し去りたいと約束します。
その後、皆が地下室のもう一人の子供を捜しているとき、リジンが拉致
され、それを助けるために怪我を負ったドヒョンはその子供がリジン
だったことを思い出します。そしてリジンには忘れている記憶を
無理に取り戻さなくていい。やめてほしい。と伝えます。
自分のせいで地下室で虐待されていたのがリジンだと知ったら悲しむから。
そしてドヒョンはリジンに別れを告げます・・・


終盤、記憶が戻ったリジンは自分が虐待されていたことを思い出し、リジンの
本当の名前がチャ・ドヒョンだったことも分かってきました。
ドヒョンは自分がスンジングループに入る前に既に戸籍に入っていたことに
疑問を抱いていました。
それは戸籍の無かったドヒョン(チソン)にあげたもので、地下室にいた
女の子はこの世から痕跡を消されてしまったのです。

そして21年前の真実を知っているのは私だけだと言う会長のテイム
(キム・ヨンエ)はドヒョン(チソン)に「火をつけたのはあなたよ」と
衝撃的な事実を話します。もうすでに幼い少年の中にはセギの人格が
宿っていたのですね。

ドヒョン(チソン)とリジンは同じ過去と傷を共有しているので、これから
二人で記憶を少しづつ合わせていくようです。
結局、リオンは最後まで良い兄として生きていくことになりました~(笑)

最終回、また?なぜか? ドヒョンに新たな人格のⅩが登場します!
敵か味方か心配しましたが、Ⅹは救済者として現れすべての人格を消して
くれました。そのミスターⅩはリジンの父親でナナのお父さんでした。 
そしてドヒョンとリジンは二人でペアリングをつけて静かな時間を過ごす
Happyendで幕を下ろしました。。。。。

私は本作で女子高生になったチソンさんとチョッピリ三枚目役の
パク・ソジュンさんとのひょうきんでおどけた絡みが大ウケでした。
特に13話で、リオン(パク・ソジュン)と二人だけでカフェにいたドヒョンが
突然人格がアン・ヨナに変わってしまいます。ヨナはすでにリジンの
家族写真を見てリオンに一目惚れしていたのでリオンを見て「オッパ!」
「オッパ」と嬉しそうに抱きついてきます~(爆笑)
どうしてもリオンとキスしたいヨナが積極的に近づいてくるので、リオン
はリジンに助けを求め電話で呼び出しますが、それも無駄なくらいヨナの
腕力が強くてとうとうリオンとのキスに成功します。。。 
この時のパク・ソジュンさんの困惑した顔が面白すぎて笑いが
止まりませんでした!! このお二人のこっけいな姿は本作の
笑いのツボです!! 本当に楽しく、重すぎず、主演3人のバランスが
実に絶妙に描かれたドラマでした。









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韓国ドラマ「貴婦人」、愛と権力の愛憎劇!あらすじと感想!

2015-03-28 | 韓ドラ か行、き
大ヒットした復讐劇「福寿草」で人気急上昇のヒョン・ウソンさんの最新作!
「福寿草」ではヒロインへの愛に葛藤する男を演じていましたが本作の
ヒョン・ウソンさんはクールで優秀なビジネスマンを演じ、恋人の母親から
身分の違いを責められ続け男のプライドをズタズタにされ歪んだ欲望に走る
男を熱演しています。
男の欲望と愛と嫉妬に揺れながら冷たい視線で悪役を演じていくウソンさんの
変貌は新たな魅力となっていきますが、どこか悪役になりきれない切ない視線も
またウソンさんらしく映っていました。

また本作はそれぞれの子供たちの母親として次々とお馴染みの中堅女優さんが
登場し、一見きらびやかで優雅な財閥夫人の熾烈な争いは迫力があります。
ホント! 脇を固める俳優さんにも注目です!(笑)

大企業、名家グループの令嬢として何不自由なく暮らしてきたミナ
(パク・ジョンア)と、その屋敷に住み込みで働く家政婦の娘シネ(ソ・ジヘ)。
シネはミナの母親の口利きで名家デパートに就職し、上司のジョンミン
(ヒョン・ウソン)に恋心を抱いていましたがある日、シネはミナと
ジョンミンが恋人同士であることを知りショックを受けます。
さらにデパートの顧客とのトラブルによりデパートを解雇されてしまうのです。
そんななか、シネはジョンミンの従兄弟のヨンミン(チョン・ソンウン)と
最悪の出会いをします。
また一方ミナは、家柄が釣り合わないことを理由に、母にジョンミンとの交際を
反対され、大手企業の御曹司キハ(リュ・テジュン)との縁談を強引に進め
られます。
ジョンミン(ヒョン・ウソン)はミナ(パク・ジョンア)の母に交際を許して
ほしいと頼みますが、聞く耳を持たないミナの母はジョンミンを解雇します。
そしてジョンミン(ヒョン・ウソン)は従兄弟のヨンミン(チョン・ソンウン)
の両親が経営する化粧品会社に入社し、同じ会社に入社したシネ(ソ・ジヘ)の
窮地を助けていきます。
ジョンミン(ヒョン・ウソン)はミナに別れを告げますが、ミナはジョンミンと
別れる気はなく、彼がシネにやさしくするので嫉妬心に狂っています。

その従兄弟のヨンミン(チョン・ソンウン)も優秀なジョンミン(ヒョン・ウソン)
にライバル心を抱きながら、同じ会社で働くことになります。
シネはなんとか再就職できた会社で、ジョンミンとヨンミンと働くことに
なりますが、シネの仕事は出来の悪いヨンミンの秘書という見張り番のような
仕事で、ヨンミンの母からの命令のようなものでした。
このヨンミンの母役のユ・ヘリさんが自己中心的なわがままな母親で、息子の
ヨンミンを溺愛し、財産を息子に残すことにすべてをかけていてそのためには
手段を選ばない恐ろしい母親です。
でもヨンミン母のユ・ヘリさんが必死に息子を守ろうとする姿、特に顔の表情は
見ていて笑いが出るくらい楽しく、悪役なんですが次はどんなセリフを
しゃべるのか楽しみになってしまうほど面白いキャラクターです。(爆笑)

そしてペク代表キハ(リュ・テジュン)とミナの結婚を第一に考えるミナの母
はジョンミンの母に会い、ミナと別れるように手切れ金を渡しますが、
その驚くような大金を受け取ってしまうジョンミンの母でした。
まったくいつもお金と権力で屈服させようとするなんて、普通の母親として
ありえない話ですよね~~!
財閥夫人の美しく艶やかな悪意をこめた一言一言はいつも刺激が強く凄まじい
光景です! でもミナ母のきらびやかな上品さはひときわ目立つ優雅さが
ありますよねぇ~!? チャン・ミヒさんはこういう役がお似合いです。

またそのころ会社の飲み会で飲みすぎたシネ(ソ・ジヘ)とヨンミン
(チョン・ソンウン)は一夜を共にしてしまうのです。
えぇ? 酔った勢いとはいえお互いに敵対している二人がなぜ??と首を
かしげてしまうシーンですが、私はてっきりシネ(ソ・ジヘ)とジョンミン
(ヒョン・ウソン)が結ばれると思っていたのでビックリ!
そして、とうとうヨンミンの母にバレてしまい、シネは顔がはれるほど殴られ
ひと騒動起こります。

またジョンミンは常にシネに「自分を大切にプライドを持て」と言って、
気遣っているのですが、あのやさしさは女性を勘違いさせてしまう行動
ですよね~。私はジョンミンの心はシネの方にあると思っていたし、ヨンミンも
なんだかんだ言いながらもシネをかばっていたので、このあたりから三角関係に
発展するのかと思いましたが、ジョンミンは母親が受けた屈辱に復讐心が燃え、
ミナに「僕たち結婚しよう」とプロポーズします。
ミナは「なんで気が変わったの?」と問いかけますが
ジョンミンは「昔に戻っただけだ」と告げます。その後、皮肉なことにミナの
父親の事業が傾き、どうしてもキハ(リュ・テジュン)の力が必要になります。
ところが、ミナがジョンミン(ヒョン・ウソン)と結婚すると宣言したことで
ミナ母はジョンミンの会社を窮地に落とす次の計画を実行します。
そしてジョンミンとヨンミンの会社は工場がストップし経営危機に陥ります。
そしてここでもキハ(リュ・テジュン)が助けてくれたことで、ミナの立場が
弱くなってしまいますが、意外にもキハにホームショッピングのスター司会者
ファヨン(ユン・ジミン)という陰の恋人がいたのです。
でもミナはキハの強引なプロポーズを断れず、傾きかけた自分の家のために
キハとの結婚を決めるのです。お金のために仕方なく政略結婚するミナが
この時はチョッピリかわいそうになりましたが、ふつう~こんなマザコン夫の
元へ嫁がせる母親のあきれるくらい自分勝手な傲慢さはひどすぎ。
それでもジョンミンは「あの男とは結婚するな!」と止めますが、ミナは家の
ために仕方なくキハと結婚することになります。





一方、シネは体調の変化から産婦人科に行き、妊娠8週だったことが判明します。
その後、過労で倒れたシネは病院に運ばれたことで、シネの母親がシネが妊娠
していることを知り大騒ぎに・・・
シネはお腹の子供の父親であるヨンミンに話をしますが、ヨンミンは自分の
子供だと信じていないと言うのです。たしかに全く予想されない出来事に
お互い信じられないことでしょうね。特にヨンミンにとっては・・・
私もまさか、ここでシネが妊娠するとはビックリ!これからのストーリーが
複雑になって面白さが増していきますね~~?!

シネの妊娠が発覚し、ヨンミンの母は中絶をするように言いますがシネはお腹の
子供のことを考えてヨンミンと結婚したいと相手の家族に伝えます。
ヨンミンの母はシネの母を呼び出し、シネ名義の預金通帳を渡し、「これが
欲しくて騒ぎたてたんでしょう。だから結婚のことは2度と口にしないで。
通帳が欲しかったらすぐにシネを呼び出して3人で病院に行きましょう。」と
強気の態度を見せるのです。
シネの母は「通帳はいらないから早く帰って。 貧しくてもプライドはある。」
「シネをあなたの嫁にするつもりはないから。2度と現れないで。」と言って
悔し涙をみせるのです。
苦労して育った娘をあの姑にバカにされながら一生いじめられる姿は母として
絶対に見たくないでしょうね!子供を守ってあげるのが親の務めなんでしょうが、
お母さんの方も精神的に弱ってしまいそうで心配です。
そして、シネは社長であるヨンミンの父に「私を嫁として迎えてください」と
お願いするのです。
それでもヨンミンとヨンミンの母に何度も何度も嫌がらせを受け、負けそうに
なったシネでしたが、ヨンミンから「分かった。結婚してやる。でもそれには
条件がある。結婚後は俺の勝手にするから」と言われたシネはあきれはて、
自分一人で子供を育てようとします。ヨンミンの「結婚してやる。」という
言葉に、嫌気が刺したようです
その後も子供だけ引き取るというヨンミンの母から逃げるように地方に行った
シネですが、それをヨンミンが追ってきました。

シネは子供のために結婚、ミナは家のために政略結婚することになった二人の
娘たちでしたが、お互いの嫁ぎ先の姑のわざと困らせる嫌がらせには腹が
立ってきますが、結局はプレーボーイというか、浮気性で女好きの二人の
夫たちが一番悪いのです・・・(笑)辛い選択ですね。。。
でも、シネの結婚式のウエディングドレスは胸元のラインがとても素敵な
ドレスで彼女にお似合いでした。

結婚後もシネの夫ヨンミンは仕事先のファヨン(キハの愛人)と会い続けるし、
ミナの夫キハの重度なマザコンには嫌気がさすほど引いてしまいます~(笑)
きっと、前の妻の離婚原因もこの二人の親子関係が影響していたのでは?
二人の女性たちの新婚生活は厳しい苦難の道が待っていました・・・
その後、子供のために結婚したシネは夫の浮気と姑の嫌がらせに耐えきれず
今度は子供のために離婚を決意します。
またそのころ、ミナも妊娠をします。
ミナの家族は喜びますが、その子供もお互いの事業の切り札に使う
家族たちにウンザリするミナです。
またミナの子供は結婚したキハの子供ではなく元カレのジョンミン
(ヒョン・ウソン)の子供です。 ヤッパリねぇ~!?
そして、ひそかに野望が強くなったジョンミンは事業のことで誤解と失敗を
重ね会長から会社を出ていくように命じられインドに左遷になります。
そしてジョンミンはミナに会いに行き、「お腹の子供が僕の子供なら二人で
一緒に逃げよう」と告げますが、ミナはお腹の子供はキハの子供だとウソを
伝えるのです。


離婚を決意したシネが過労からまた入院をします。
そしてヨンミンは「良いパパになるから」と言って離婚は絶対にしないと
告げるのです・・・
そして5年後、シネとミナに男の子が誕生し、それなりに忙しい生活を
送っていましたが、外国にいっていたジョンミンとファヨン(キハの愛人)が
韓国に戻ってきます。
そんな時、海外旅行に行ったシネの家族の会長と姑、ヨンミンとシネの子供
4人が飛行機事故にあい亡くなります。
シネは旅行券の期限が切れていて後から追いかけるつもりだったので、家族の
中で一人助かったのです。
えぇ?! こんな大事故が起こるなんて・・・
シネがかわいそうで、これからシネはどうなるのでしょうか?
そして、韓国に戻ったジョンミンは「会社は俺が大きくする」と心に決める
のです。それは会長が生前に息子のヨンミンを社長にすると言ったことに対する
大きな反発でもあるのです! 
そして社長代行就任で賛成の票を多数とりジョンミンは社長になります。
きっと愛する女性を守れなかったことやいままで様々な挫折を味わった
ジョンミンでしたが、今回も会社を守るという責任感にとらわれ歪んだ欲望を
持ってしまうのです。自分が失くしたものを奪い取ろうとするのでしょうが
なんとも哀しい不幸を背負っている悪役に変身するジョンミンが切なかった
です。悪役ですが心を奮い起こす姿が立派に見えてしまうヒョン・ウソンさん
ですが・・・これって、イケメンだから・・・(笑)?

そして・・・
飛行機事故で全員亡くなったと思っていたシネのところに、姑だけが
生きていたという情報が入ります・・・
やっぱりねぇ~ 私もあの義母様だけは生きていると思いました・・・
今までのストーリー展開を見る限り簡単に死ぬ人ではないから・・・
きっと最後まで嫁のシネを困らせていく姑なんでしょうねぇ!!

そしてジョンミンの大胆な野心は会社に対する権力欲に変わっていき、
今までシネの窮地を救っていた彼はシネと対立するまで悪へと変わって
いき、ジョンミンが悪役に徹するほど本作の物語の根底を彩っていきます。





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笑韓でいきましょう
高 信太郎
悟空出版

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ジョンミンの伯母(シネの姑)が生きていたことに不安を感じるジョンミン
のところにキハの愛人ファヨンが近づいてきて「私はヨンミンの子供を
妊娠している」と嘘をつきます。一瞬驚くジョンミンですが、彼はファヨンを
伯母(シネの姑)に会わせます。 そして伯母(シネの姑)もシネが相続した
財産を奪うためにファヨンの子供を孫として認めると言うのです!
お互いに嘘の騙し合いが始まりますが、そんな時・・・ 死んだと思っていた
シネの夫ヨンミンが記憶を無くして帰ってきます!
ところが、記憶を無くしたヨンミンは思いやりのある優しい夫になって帰って
きました。 これにはビックリ! でもシネはヨンミンを社長にして離婚を
しようと考えています。
ところがジョンミンの野心と復讐への仕返しが強く、シネはヨンミンの記憶が
戻るまで彼のそばで献身的に支えます。
でもヨンミンはシネが優しく気遣ってくれることに嬉しい反面なぜか本当に
自分のことを心配しているのか?それとも早く別れたくて協力しているのか
気になっています。まったくファヨンの嘘も極めて卑劣ですが、早くヨンミン
の記憶が戻ってよ~~と、イラッとします~~!!
そして、ここでもヨンミンの母はファヨンを家に入れてシネに早く離婚を
するように激しい言葉でののしり、 もう~最強最悪の姑です・・・(笑)

また同じころ、ミナの子供が小児白血病を患い骨髄の提供者を探して
いましたがなかなか見つからない不安にミナはとうとうジョンミンに
「ユヌはあなたの子供なの」と告げるのです。
そしてミナの母はジョンミンに「孫はあなたの子供ではない。
でも骨髄検査だけは受けてほしい。」と自分に都合のいいことを言いますが、
ジョンミンはきっぱりとそれを断ります。
まったく、ミナ母の上から目線は半端ではありません?!
こんな身勝手な振る舞いは誰だって腹を立てますよね~~!
そしてその後はミナの家とキハの家の対立がずっと続き、お互いに腹の
探り合いからジョンミンとファヨンを加え敵味方の騙し合いが続きます。
もう~誰も信じられない状態ですよねぇ~!!

また終盤からシネを助けるキム弁護士に嫉妬するヨンミンがすっかり善人に
なってシネを愛する様子が描かれていきますが、意外と二人の夫婦愛に
深い信頼関係を見つけることができます。
でもシネは会社の問題が片付いたら離婚の準備をするつもりなのかなぁ~?
私はお似合いの夫婦に思えてきましたが・・・

そしてキハの協力を得てジョンミンが通販会社の社長になりますが、キハは
自分の子供ユヌの骨髄提供者がジョンミンだったことを知り、血液検査の
結果ユヌがジョンミンの子供だったことを知り自分が騙されたことにひどく
腹を立てるのです。自分だってファヨンのお腹に子供がいるのに全く財閥の
身勝手な振る舞いにはこちらのほうが文句を言いたくなりますよね~~!!
そしてとうとうキハの母がユヌの本当の父親がジョンミンだったことを知り
ミナに家から出ていくように言います。
そんな時、ジョンミンによってミナの母に出頭要請が出ますが、すぐに
ジョンミンも検察に告発され取り調べを受けることになります。
もうこうなると誰も信じることができません。
みんな自分の利益だけしか考えない財閥なんです。

ヨンミンは自首を勧めるのですが、ジョンミンははじめ反発しますが
ユヌのために正しく生きようと思ったのでしょう、自ら検察に出頭します。
そしてヨンミンがミルの社長になります。

また「生まれてくる自分の子供に恥ずかしくない母親になりたい」という
ファヨンでしたが、あっちフラフラこっちフラフラと優柔不断な態度に
イラッとしますが、自分のお腹の子供を守ろうとするために仕方ない行動
だったのでしょう~! いつも一人で戦う姿は強い女性だなぁ~と
感じるのと同時にキハからの言葉をすぐに信じてしまうところはやはり
弱い女なんですね~!

最終回、
ミナの母はユヌの骨髄提供者がジョンミンだったことを知り、取り調べを
受けているジョンミンに会いにいきます。
ユヌを救ってくれてありがとうと言う母に「当然のことをしただけです。」
「そうね。親が子供を心配するのは当たり前のこと・・・でも私はそうじゃ
なかった。だから私もあなたを見習ってみるわ」「長い戦いだったけど
もうそろそろ終わりにするべきでしょう・・・」
「ここはユヌのパパがいるところではないわ・・・」と告げ
ジョンミンを救うため娘のミナの社長就任式を見ることなく自ら検察に
出向くのです・・・

また、キハもファヨンに「もう離さない。父さんに会いに行こう」と
自分にはファヨンが必要だったことにやっと気付いたようです・・・

ヨンミンもシネの元を訪れ、「元の場所に戻る」というシネに指輪を
贈ります。「僕とまた暮らしてくれる?」と・・・








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