風の生まれる場所

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言葉へ置き換えていけたら・・・

まーちゃん作家になる⑧「弁護士の焦り」

2007年10月19日 14時08分13秒 | まーちゃん作家になるシリーズ







働いていないのであればいつでも時間はあるだろう?

○○まで出て来い、と言ったところで、現状をご存知ないようで・・・と言葉を挟んだ。






なぜ、あなたはそこまで焦るのですか?

早口であり、強制的な物言いは職業病ですか?と質問すると、

あんただってさっさと解決したいだろう?というので、

私はまず治療に専念させていただきたく、と返答すると、

より口調は穏やかさからは遠のき、さっさと、さっさとだけ、受話器の向こうから聞こえて

こんな弁護士じゃ、もともと相手に不利な材料が多いのに勝てないよ、と思った。






私は円満解決など到底できないと思っているので、

法廷に立ち、なぜ、交通事故被害者がこうした現状に追い込まれてしまうのか、

ドクターショッピングの実情、加害者や保険会社の未払いなどに触れ、

交通事故処理や医療改革を多少でも考えるきっかけに名って欲しいと希求してしまう。

 

 

日本も訴訟大国になったなぁ~としみじみ思った。

たかが数年前であれば「裁判や訴訟」などとは無縁であった国だったのに。

43歳にして弁護士を目指し大学院に入学し直した友人は言った。

狭くて、バカらしいので、それを改革する会社を起業してやった、と笑いながら

てんぷらをぱくぱく口に運んでいたのだった。







焦ってもいいことなど何もありませんよ。

法律家でもない、被害者の私に、冷静になりなさいと諭される弁護士のレベル。

負けを認めたようなものよ。








さぁ~て、いっちょやるかな。

いろいろなことが次々起こるけど、一晩寝れば冷静に戻れる。

ぐっすり眠れる。

将来の恋人だろうか、誰かといちゃいちゃする夢までみて幸せな気分で朝目覚める。

構造が強くなってしまったのだよ。

あんたたち加害者が考える以上に、被害者は強く、逞しく、育てられてしまうのだから・・・・・

 

 


 


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