風の生まれる場所

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言葉へ置き換えていけたら・・・

まーちゃん作家になる⑦「医療への美感」

2007年10月19日 11時04分42秒 | まーちゃん作家になるシリーズ









「美しい国」を目指し総理になった人がいた。

その人は不調を訴え、総理の職を辞することになった。

そもそも「美しい国」などとは何を指しているのだろう?と思っていた私は、

路上生活者の一掃やネットカフェで寝泊りせざるを得ない若者、

私たちのような医療を必要とする人間、犯罪の温床になっている社会背景を無視して、

「美しい国」ではなく「出来る限り『美しく見せる国』」「国辱を隠す方向」を目指し、

非情に人間を切り捨てる行為を「美しい国」という美麗で

誤魔化そうとしているのだと思った。

「自己責任」を追及されるが本来それにあてはまる人はごく一部であり、

私たちは忘れてはならないのは、もちろん被害者にも落ち度はある。

がしかし、イラクへ入国した青年が「自己責任論」の下、

命を落としたこと、私たち日本人は彼を見殺し同然として、葬ってしまった事実がある。









間接的であっても、犯罪の自覚ない者でも、

どれくらいの国民が犯罪者予備軍であるのか、と私は考えたことがある。

青空の中で心地よさそうに流れる白い雲を眺めながら、芝生に寝転んで、思いを馳せた。







派遣社員賃金をピンはねする一部上場会社、

詐欺行為を仕事と呼び、慶応大学法学部以外出身者は人間と思わない社長、

自分は慶応ではないのが私の失笑を買った所以だが、

霞ヶ関ビルに立派なオフィス持つ外資系と思わせる名前のこてこて日系会社の内情。







逮捕されないだけで犯罪に手を染め生きている方々は、よくメディアに登場する。

感性の欠如か、それとも恥知らずか。

私には知ったこっちゃないが、先日も知人とその会社の話題となり、

そのうち嘘泣きでもしながら謝罪会見でもするだろうね・・・・・と言って笑った。









医療に精通している方々、某省へ電話取材を行った。

地方公務員である某氏は言った。

「書きなさい」そして、某医学会でも口演の機会を得て、

医師の前で患者として、人間として、自分の思いをぶちまけなさい、と。

それに反感を持つ方はそうした医療を行っていない医療者だろうし、

逆にあなたに興味を持つ方は、

医療の限界に対して次期ステージを共に模索するパイオニアよ、と。









まーちゃんはやっぱり作家になるのだろうか?

みんなは「書きなさい」と言う。

今のまーちゃんには検事、裁判準備、通院、主治医の変更による病院検索と、

問題が山積でなかなか執筆に集中できないことを理由に筆が進んでいない。

でも、まーちゃんのケースと黒幕の存在、仲間たちの援護を受けることで弱者を救済し、

完治しない疾患を抱えた者たちへの希望となり得るのであれば、

やっぱりご指名を与った以上、書かなければ死ねない、と思うのだった。









某省へ連絡をすると、外部担当者の氏名をきちんと教えてくれる。

がしかし、その後には必ず「私から聞いたとは言わないでください」とか

「研究段階で連絡をしても迷惑になるだけだ」とか

「某省には何も連絡はないし今後もこちらから随時連絡を要求するつもりはない」と言う。

もとは税金である膨大な研究費を注ぎながら、知らぬ存ぜぬ、

自分の名前は出すな、だとは保身のために官僚になったのか?と

思わず聞きたくなってしまった。

研究費を出した責任は、某省にはないのですか?と。

(もちろん、同級生の旦那は官僚だがこうした人種とは相違する、念のため)

医療への美感は社会へのそれへ通じる。

社会をよりよくしようとしたとき、踏まれて続けた経験を持ち、

そこから立ち上がれるか否か、

弁護士へ相談すると、検事はあなたがどれくらいの精神力を有しているのか、

怒鳴り声をあげ、法廷に立たせ、その苦痛に耐えられる人物であるかを

試していたのかもしれませんね、と言われた。








確かに・・・・・

まーちゃんは人生のお試し期間に突入したのだろう。

そのための過去であり、今がある。











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