rakitarouのきままな日常

人間様の虐待で小猫の時に隻眼になったrakitarouの名を借りて政治・医療・歴史その他人間界のもやもやを語ります。

20年ぶりにプラモを作った。Airfix F2H Banshee 1/72

2019-01-01 23:25:42 | プラモデル

皆様良いお正月を迎えておられる事と思います。

昨年までは長い事年末年始もどこかで勤務や当直が入っていたのですが、今年から還暦になって当直免除になったので6日間休みが取れるようになり、20年ぶりにプラモデル作りをしてみました。学生時代までは今で言う「おたく」であり、根を詰めて地味なプラモデル作りをするのが趣味だったのですが、子供が小さいうちは家中シンナー臭くなるのも迷惑であり、水性ペイントで今ひとつの塗装でたまーに作っていました。今回時々買いだめてあったやつを久しぶりにセメダインやパテ、塗料から買い直して作ってみました。

 

手前がF2H Banshee 奥はF9F Panther

作ったのはプラモの老舗AirfixのF2H Bansheeで朝鮮戦争時代に米軍の主力機として活躍したジェット戦闘爆撃機で映画「トコリの橋」にも登場します。プラモとしてはマニアの中ではけっこう「レア物」と思われ、大分前に店(秋葉原のyellow submarineだったか)で見つけて購入して置いておいた物です。ロッキードF2H Bansheeは当時の主力機であったプロペラ機のグラマンF8F Bearcatの倍の上昇力があったのですが、爆撃機としてはやや非力と言われていて、後から登場したグラマンF9F Pantherに主力の座を譲ることになります。40年前に作ったF9F(タミヤ製 1/72)と並べてみると翼の付け根に2機のジェットエンジンを備えるBansheeと一回り小さく、シングルエンジンのF9Fとの違いが良く解ります。できばえとしては以前の絶頂期と比べてもまあまあだと思います。これくらいのプラモであれば数時間でできるのですが、細かい作業と組み立て、塗装の順を考えながら作ってゆくのは惚け防止にもなるのでこれからも時間を見つけて続けたいと思いました。

朝鮮戦争時の空母艦上右にF2h左にF9Fが並ぶ   映画トコリの橋


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2 コメント

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あけましておめでとうございます。 (山童)
2019-01-02 12:49:26
おめでとうございます。前年中は貴重な知見を与えて頂ける記事を有り難うございました。
本年も御健筆いただける1年でおりますように。
さて、作品を拝見しました。この機種ですが、
初代ゴジラや「サンダ対ガイラ」に出てきたような気がします。玄人好みといいますか、地味だが個性ある飛行機なようで。
飛行機と言うとF4ファントムがとうとう退役となるようですね。パイロットとナビゲーターの複座で、要は電子装備の未発達を人で補っていた戦闘機。先生が軍医として現役でらっしゃる頃は、このファントムからF15イーグルに変わる頃ではないかと思うのですが。
もう無人戦闘機の実用化の一歩前に来ており、
年々、コンピューターの塊になってゆく機体に比べて、写真のような飛行機は優河に見えます。
さて、先生の写真を拝見しまして、プラモデルの出来は日とを表すなと思いました。
塗装、シールを正確に貼る、パーツの組み具合……まさに外科医の作品。
丁寧かつ正確に時間をかけた逸品!
オペって耐久レースだと思うのです。いや簡単なオペもあるのでしょうが。昨年、カテーテル手術を受けました時に、こちらは意識がありますから、よく集中力がもつなぁと担当の先生に感心したのですね。
先生の場合はメスですから。F1よりパリ・ダカール・ラリー。何が起きるか解らない荒野を延々と油断せず走るようなものかと。
私はとても、こうした工芸的な根気は無理です。スプレーを使ってしまいます。
医師の先生にも、どの専門に進むかは適性があると思います。外科医が向くかどうかの判断に、プラモデルを作らせたら…など思いました。
内科医ならパズルかなぁ?
少なくとも粗雑に下手くそなプラモデルを作る方には、執刀する外科医は向かないと私は感じました。それでは、お正月を穏やかに過ごされますように。私は昨年、親友の子供の手術を祈願した神様に、お礼参りの初詣に行って来ます。実は半世紀をクリスチャンでしたので、
これが初めての初詣なのですよ。
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あけましておめでとうございます (rakitarou)
2019-01-03 09:55:20
山童さん、ありがたいコメント感謝します。今年もまだもう少し外科医ができるかなと思いました。
模型作りが外科医や形成の素質に通じるという面は確かにあるように思います。内視鏡手術などは2Dの画面で3Dを想像しながら適格に行う必要があるのですが、コンピューターのフライトシミュレーションの巧拙が反映するようにも思います。医者としてダメではないのにどうしても内視鏡手術が下手な人がいるんですね。空間認識ができていないと感ずる人が。
今年の山童さんのご健勝をお祈りします。ざっくばらんなブログですがよろしくお願いいたします。
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