印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る

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八王子 印鑑 楽善堂

創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。

名入れ提灯 3

2009年05月28日 | お名前入り商品(印鑑以外)
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

今日は、九州から関東地方まで雨という予報でした。八王子は午後になって雨は上がってきました。

前回の提灯についてのブログは弓張り提灯で、手に持つ提灯のご紹介でした。今回は固定式の提灯です。居酒屋さんや、焼き鳥屋さんの店先にぶら下げられる、店名入りの提灯です。一般に“赤提灯”と言われますが、赤以外でもピンク、青、黄色、緑、白もご用意できます。また、下の写真の実用例にあるようにピンクと白、緑と白というように2色の混合も可能です。これは小さめの提灯に向いています。
写真右端の「居酒屋ひょうたん」の寸法の提灯で高さ、63センチ、直径43センチ程です。金額はビニール製で15000円、和紙製(並み)で20000円、和紙製(上製)で25000円です。並製と上製の違いは、並製は提灯の骨になる竹を「グル」といってスプリングのように1本の長い竹でらせん状に巻いていくのに対し、上製は別々の竹の輪が骨組みになっています。もし、一箇所竹が折れても上製ならその箇所がほころびるだけですが、「グル」式だと1本の竹でつながっているので、上下の竹にも影響が出てしまいます。

店頭の提灯は電気看板が生まれる前からの、広告手段だったといえるでしょう。


▲店頭用の提灯は、ビニール製の方が雨に濡れても長持ちする。和紙提灯には、雨に備え油引き加工をする。


名前入り提灯のページ
http://rakuzendo.com/shohin/shohin015.html


八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂、gooのトップページ
http://blog.goo.ne.jp/rakuzendo


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