国土交通省は4日、「国土のグランドデザイン2050~対流促進型国土の形成~」をとりまとめ、公表しました。「国土のグランドデザイン2050」は、急速に進む人口減少や巨大災害の切迫等、08年に閣議決定した国土形成計画策定後の国土をめぐる大きな状況の変化や危機感を共有しつつ、50年を見据えた国土づくりの理念や考え方を示すものです。2013年秋から9回にわたり、有識者懇談会を開催するなどしてとりまとめています。実物空間と知識・情報空間が融合した「対流促進型国土」の形成に向け、12の基本戦略を策定。国土の細胞としての「小さな拠点」と高次地方都市連合等の構築や、コミュニティ再生拠点としての公的住宅団地の活用、スマートウェルネス住宅・シティの実現による多世代間のコミュニティ再構築、田舎暮らしの促進による地方への人の流れの創出、などを掲げています。これらの戦略により、大都市圏域は国際経済戦略都市へ、地方圏域はコンパクトシティ・高次地方都市連合などから形成される活力ある集落へ変化させていきます。
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