節分の日が近づいてきました。
あか鬼さんやあお鬼さんたちの晴れ舞台の日ですね。
もっとも、じーじの孫娘たちにとっては、おそろしい一日になりそうですが…(?)。
でも、世の中には怖い存在がいるほうがいいのではないか、とじーじは思っています。
節分の鬼さんをめぐる思いを2016年の節分の日にブログに書いていますので、再録します。
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今日は節分、しかし、節分のニュースを見ていて、ちょっと疑問を感じました。
なぜなら、最初から逃げ腰の弱っちい鬼さんがいたり、最初はまあまあ怖くても最後には豆まきに負けて逃げてしまう鬼さんが大半です。
それではだめでしょう(?)。
できれば、弱っちい鬼さんには、秋田のなまはげさんを見習ってほしいです。
なまはげさんはとても怖くて、最後まで怖いです。
大人でも泣きそうになるくらい怖いです。
ましてや子どもはたいへん。トラウマになる子どももいるかもしれません。
しかし、世の中には無条件に怖いものがいるのです。
そんなに都合よく怖い鬼さんが退散してくれないのが人生です。
世の中は子どもが思うようにはいきません。
ですから、鬼さんが子どもになめられてはいけません。
鬼さんは毅然として存在しましょう。そのほうが子どものためになります。
そして子どもが怖がっている時にこそ、子どもを守ってくれる親や大人が大切な存在となります。
子どもの成長のためにも、いつまでもどこかに、怖い鬼さんが目玉を光らせていてほしいと思います。 (2016.2 記)
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2018年2月の追記
いつも楽しく拝見させていただいているある保育園のブログを見ていましたら、怖い鬼さんが登場、子どもたちはたいへんなことになっていました。
やはり怖い鬼さんは大切なようです。
そのあとには優しそうな天女さん(?)も登場して、めでたし、めでたし、でした。 (2018.2 記)
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2023年2月の追記です
世の中に怖いものなどいない、と誤解をすると、プーチンくんのような人間ができあがります。
じつはなまはげさんのお仲間たちが世界中あちこちにいるんですけどね。怖いですよー。 (2023.2 記)