ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングやメールカウンセリングなどをやっています

メルツァーさん・キーツさん・シェイクスピアさん-じーじのカウンセリング日記

2024年08月26日 | 心理臨床を考える

 2019年の日記です

     *

 去年12月から読んでいたD・メルツァーさんの『精神分析と美』(2010・みすず書房)をようやく読み終える。

 何度読んでも難しい。

 付箋やアンダーラインは増えてきたが、今回も何割、理解できたかやや疑問。

 ブログにリポートを書こうと思ってパソコンの前に座るが、言葉が出てこず、しばらく頑張るが、断念。次回のお楽しみとなる。

 しかし、今回初めて気づいたが(今ごろ気づくのも、我ながらどうかと思うが…)、メルツァーさんのこの本にキーツさんやシェイクスピアさんなどが出てくる。

 ようやく精神分析の本の中に2人を見つけてうれしくなる。

 キーツさんは昨年秋、岩波文庫の『キーツ書簡集』(1952)を古本屋から購入して読んでみたが、こちらもリポートができるのはまだ先になりそう。

 キーツさんのいうあいまいさに耐える能力を、この本では、「消極能力」と訳しているし、キーツさんの本でも「消極的能力」と訳していて、「負の能力」よりいいような気もするが、あくまで素人の感想である。

 また、メルツァーさんが詩や戯曲を分析しているのを読んで、やはり精神分析家のオグデンさんが同じように詩や小説を分析しているのを思い出した。

 文学はやはりかなり精神分析に近い存在なのだろうな、と改めて思う。

 もっともっと勉強が必要だ。       (2019.1 記)

 


コメント (4)    この記事についてブログを書く
« 北海道東川町は東川神社の夏... | トップ | じーじ、図書館で外国美人ち... »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (h_tutiya)
2021-08-14 05:47:22
よく自らジイジと名乗っていらっしゃり、お孫さんもいるとのことですが、しっかり学びを続け、前を向いて進む姿勢、ご立派だと思います。文章を読んでいると、ふと若い女性の文章を読んでいる気持ちになることが多く、もしかして2人で書かれているのかと思ったこともあるくらい。応援しております。
返信する
コメント、ありがとうございます (どさんこじーじ)
2021-08-14 07:59:00
お褒めいただいて、ありがとうございます。昔から、褒められて伸びるタイプですので、うれしいです。
女性うんぬんのご指摘、初めてでびっくり。確かになよなよとめめしいほうですが…、ひょっとすると、気がつかないだけで、多重人格なのかもしれません(?)。半分冗談ですが、それも面白そうですね。
返信する
今年もよろしくおねがい申しあげます (クリン)
2024-01-04 07:27:22
↑前の方の「若い女性の文章・・」というのは、じーじさまが「じーじ、エライ!」ってご自分で書いたりするアレを指しているのではないか?と、今さらしてきする・クリンより🐻💛
(でもじーじさま、本当にエライです⤴✨)
返信する
クリンちゃん、明けましておめでとう (どさんこじーじ)
2024-01-04 07:35:09
なーるほど、そうかもしれませんねぇ。
じーじの第二人格は、美人ちゃん女子なのかもしれませんね(?)。それもなかなか素敵ですね(?)。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

心理臨床を考える」カテゴリの最新記事