弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

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【知財記事(特許)】AIで特許書類作成

2022年03月05日 10時38分15秒 | 知財記事コメント
おはようございます!
啓蟄、だそうで。それにふさわしい陽気です。

朝から運動してきて、今は事務所の環境整備などを。
午後も、もう少し身体を動かそうかな、と思ってます。
とにかく体力を取り戻さなければ。

さて、今日はこんな記事。

(日経電子版より引用)
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AIで特許書類作成、サービス拡大 経産省「適法」認め

経済産業省は、弁理士の独占業務である特許書類の作成に人工知能(AI)を用いることを「適法」と判断した。AIサムライ(東京・千代田)によるグレーゾーン解消制度の照会に答えた。同社はAIによる特許書類の作成支援を手掛ける。弁理士業務にデジタル化の波が押し寄せる。

・・・(中略)…

弁理士業界には「仕事がAIに奪われるのでは」との危機感が根強い。野村総合研究所が15年に発表した英オックスフォード大との共同研究によると、(当時から)10~20年後に弁理士業務がAIに代替される可能性は92.1%に上る。ある弁理士は「単純業務はある程度置き換えられるかもしれない」と話す。

AIサムライの白坂社長は「弁理士は単純作業から解放されて、よりレベルの高い仕事に注力できるようになる」と話す。弁理士の仕事のあり方が変わろうとしている。
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(引用終わり)

記事中の最後の一言が全てなわけで。
きっちり自分の仕事に値付けができること=クライアントがリターンを得られるようなサービスを提供すること。

もちろん、ある日突然がらっとヒトからAIに置き換わるわけではなく、徐々に、スピードを増しながら変化していくものだと思う。
単純に言って、自分の世代は、その過渡期を経験することになるのだとも思う。

ヒトがヒトだからできる仕事。
それは「戦略」と「判断」。
クライアントもAIになっちゃったら、たぶんもはや人間が介在する余地はなくなってくるのだろうけど、それはどの商売でも同じ。
仮に令和の時代に諸葛亮が降り立っても、同様に有用な人物として活躍するだろう。
AIのIは「Intelligence」の「I」。I&E&W(Intelligence&Emotion&Will)でいかなければ。
頭とココロ。あとはユメミルチカラ。
どういう未来を作りたいか、専門家も、そこが大事。
コメント
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