弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

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【雑記】「通帳発行手数料」

2020年08月21日 08時18分57秒 | 趣味・その他諸々の雑記
おはようございます!
今日も全力全開夏模様! な@湘南地方です。

昨日の疲労蓄積からの体調不良は、夕方からの運動でだいぶ良い感じに解消したかな。
とは言いつつ寝不足感はまだある。まあ今日一日なんとか乗り切ります。

さてさて、今朝はこんなニュース

(読売新聞onlineより引用)
==================
みずほ、通帳発行に手数料1100円…来年から新規の70歳未満にデジタル移行促す

みずほ銀行は2021年1月から、70歳未満の顧客が新しく口座を開く際に通帳の発行を希望した場合、1冊あたり1100円(税込み)の手数料をとる。大手行で通帳発行手数料を導入するのは初めて。同時にスマートフォンなどで見られる「デジタル通帳」の提供を始め、紙からデジタルへの移行を促し、業務の効率化を図る。

新規の口座開設時だけでなく、その後も通帳を繰り越して追加の発行を受ける場合は同額の手数料がかかる。

すでに口座を持っている顧客は有料化の対象外で、今後も繰り越し時には無料で通帳を受け取れる。
(以下略)
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(引用終わり)

まあ例えばこちらの記事にもかかれているように、
預金通帳って印紙税かかっているからねえ(1冊あたり200円)。
メガバンクになると年間数十億~百億円超/年の印紙税支払いがあるんじゃないかと。
ちなみに信金信組などでは印紙代がかからない、らしい。

いつも思うのだけど、コスト削減のための施策変更は、
「手数料の徴収」じゃなくて「利益誘導」で顧客を動かした方が
色々と軋轢生じなくてよいんじゃないかなぁと。
あと、かかっているコストがサービスの対価に跳ね返ってくることを多くの消費者は理解はしているのだから、
その情報をちゃんと顧客に説明して、施策変更の合理性に共感してもらう姿勢が前提なんじゃないかなぁ、と。

“今まで善意で印紙代負担してやってたんだから。むしろ手数料取るのなんて当たり前でしょ?”
などと言われても、逆ギレやん、と思ってしまう。

うちの事務所は、お昼食べがてら駅前に行って銀行の用事を済ませることも多いので
旧態依然な感じでATM使っているし、セキュリティであれこれ面倒くさいネットバンキングに魅力を感じないのだけど、
例えばネットバンキングに皆がシフトしてコストが下がる結果サービスの品質が向上したり費用が下がるのならば
それには乗っかる。

なんかねぇ。もうちょっと上手な顧客とのコミュニケーション方法ってあると思うんだよねぇ。
わざとやってないのか、金融庁から広告宣伝に関する縛りでもあるのか(たまに視るTVCMからはそんなのは感じないけど)
分からないけど。


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