おはようございます!
台風一過、と言ってよいのか。
今は雨が上がっている今朝の@湘南地方です。
さて、ちょっと気になったこの記事。
(JIJI.COMより引用)
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損保ジャパン、4000人削減=ITで効率化、介護分野などに配転
損害保険ジャパン日本興亜が2020年度末までに、従業員数を17年度比で4000人程度減らす方針であることが24日、分かった。全体の約15%に相当する。ITを活用し、業務の効率化を進める。余った従業員は介護などを手掛けるグループ企業に配置転換し、新卒採用も抑える。希望退職者の募集は予定していない。
20年度末の従業員数は2万2000~2万3000人程度に減り、人件費などを年約100億円圧縮できる見通し。
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(引用終わり)
このニュースの背景になっているのが、4年前のこのニュース。
(ZUU onlineより引用)
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ワタミ、介護事業を損保ジャパンに210億円で譲渡
ワタミ <7522> は2日、介護事業を展開する同社傘下の「ワタミの介護」の株式を、損保ジャパン日本興亜ホールディングス <8630> に売却すると発表した。譲渡価格は210億円。譲渡日は12月1日を予定している。
10月2日付で株式譲渡契約を損保ジャパン日本興亜ホールディングスと締結した。
…
損保ジャパンによると、今回の買収は国内で高齢化に伴う介護サービス市場の急速な拡大が予測されることなどから、介護事業の運営に本格参入することを決めたと説明している。
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(引用終わり)
210億円で買収し、適正人員配置として大規模な職種転換を行い、人件費を年100億円圧縮。
ちなみに損保ジャパングループの介護事業を行っている会社はこちら。
こうした「リストラ」について、ネット界隈(主に株方面)でちょっとしたざわつきが起きている(例えばこちら)。
そうしたざわつきとはちょっと違う観点から。
社会全体の構造、というとあまりにもおおざっぱすぎる言い方にはなるが、でもやはりそれぐらいの規模感で、
“何の職種に人が必要とされているか”が急速に変化してきている。
金融分野の人余り現象はあまりにも顕著だ。
職業人一人の「ライフサイクル」の分だけ、その職種があるのかがとても不透明な時代。
かつては(就職という名の)「就社」だったのが、“もはやそんな時代ではない”と言われるようになって久しいが、
もしかしたら時代のスピードはもっと上がっていて、生きている間に数回はjob changeするのが当たり前、になっていくのかも。
上記の異動事案だって、保険屋をやりたくて就職した人が介護職に就くわけだから、グループ内の人事異動(どこかで聞いた言葉だな)だとしてもjob changeだ。
子供との会話で「将来何になりたいの?」という問いを投げかけることがあるが、
この問い自体がもはや「古典」なのかもしれない。
むしろ「どんな自分になりたいの?」「どういう人生をデザインしていくの?」という意識を持つように仕向けていくことが大事なのかも。
それはそのままブーメランとなって、加齢により柔軟性を失いつつある自分にも突き刺さってくる問いなわけだが。
台風一過、と言ってよいのか。
今は雨が上がっている今朝の@湘南地方です。
さて、ちょっと気になったこの記事。
(JIJI.COMより引用)
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損保ジャパン、4000人削減=ITで効率化、介護分野などに配転
損害保険ジャパン日本興亜が2020年度末までに、従業員数を17年度比で4000人程度減らす方針であることが24日、分かった。全体の約15%に相当する。ITを活用し、業務の効率化を進める。余った従業員は介護などを手掛けるグループ企業に配置転換し、新卒採用も抑える。希望退職者の募集は予定していない。
20年度末の従業員数は2万2000~2万3000人程度に減り、人件費などを年約100億円圧縮できる見通し。
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(引用終わり)
このニュースの背景になっているのが、4年前のこのニュース。
(ZUU onlineより引用)
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ワタミ、介護事業を損保ジャパンに210億円で譲渡
ワタミ <7522> は2日、介護事業を展開する同社傘下の「ワタミの介護」の株式を、損保ジャパン日本興亜ホールディングス <8630> に売却すると発表した。譲渡価格は210億円。譲渡日は12月1日を予定している。
10月2日付で株式譲渡契約を損保ジャパン日本興亜ホールディングスと締結した。
…
損保ジャパンによると、今回の買収は国内で高齢化に伴う介護サービス市場の急速な拡大が予測されることなどから、介護事業の運営に本格参入することを決めたと説明している。
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(引用終わり)
210億円で買収し、適正人員配置として大規模な職種転換を行い、人件費を年100億円圧縮。
ちなみに損保ジャパングループの介護事業を行っている会社はこちら。
こうした「リストラ」について、ネット界隈(主に株方面)でちょっとしたざわつきが起きている(例えばこちら)。
そうしたざわつきとはちょっと違う観点から。
社会全体の構造、というとあまりにもおおざっぱすぎる言い方にはなるが、でもやはりそれぐらいの規模感で、
“何の職種に人が必要とされているか”が急速に変化してきている。
金融分野の人余り現象はあまりにも顕著だ。
職業人一人の「ライフサイクル」の分だけ、その職種があるのかがとても不透明な時代。
かつては(就職という名の)「就社」だったのが、“もはやそんな時代ではない”と言われるようになって久しいが、
もしかしたら時代のスピードはもっと上がっていて、生きている間に数回はjob changeするのが当たり前、になっていくのかも。
上記の異動事案だって、保険屋をやりたくて就職した人が介護職に就くわけだから、グループ内の人事異動(どこかで聞いた言葉だな)だとしてもjob changeだ。
子供との会話で「将来何になりたいの?」という問いを投げかけることがあるが、
この問い自体がもはや「古典」なのかもしれない。
むしろ「どんな自分になりたいの?」「どういう人生をデザインしていくの?」という意識を持つように仕向けていくことが大事なのかも。
それはそのままブーメランとなって、加齢により柔軟性を失いつつある自分にも突き刺さってくる問いなわけだが。