おはようございます!
久々に快晴の青空がのぞいている@湘南地方です。
気が付けば3月も中旬。うかうかしてたら春が来る。
さてさて、今日のテーマは「地域団体商標」。
「「地域名」と「商品(サービス)名」からなる地域ブランドを保護することにより、地域経済の活性化を目的とした制度」である地域団体商標登録制度。
登録一覧が更新されていました。昨日現在で783件。
当職も地域ブランド確立、地域経済活性化に関する業務を行っている身としてはその動向も気になるところ。
2024年中の登録が23件。ほぼ月に2件のペース。
制度導入当初とは異なり、新たに地域ブランドをしっかりと打ち立てていこうとする地域や組織が
その具体的手段として地域団体商標を採用している、という流れとみることができる。
現在も地域団体商標案件を抱えており、今後も関与していく身として感じているのは、
「ある程度型にはめないと仕方がない」
ということ。
元銀行員の身としては、住宅ローンに似てるなぁ、と感じることがよくある。
どんだけ目先収入があっても、他の条件が備わっていなければ承認が下りない。
複数のチェック項目があって、それらを一つずつ丹念につぶしていく、というアプローチ。
単に「有名」というだけでは到底登録はムリで、“作法”に沿った使用行為の積み上げと立証がものをいう。
そして、そうした地道な取り組みを地域ぐるみ、関係者が一体となって行うことこそ、
地域ブランドの基盤である「人的つながり」の醸成に一役買う、ということ。
代理人としても、しっかりと腰を据えて取り組まなければいけない案件になることが多いけれども、その分やりがいも大きい。
今後もチャレンジする地域や生産者団体が増えることを望んでいる。