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クリプト・カレンシー発明までの人類史の通貨制度

2023-09-08 20:46:13 | 世界経済と金融

通貨制度の歴史を見ればクリプト・カレンシーの未来が必然的に分かります。 通貨史を塗り変えるからです。

人類史において、通貨制度はどのようにうまれてきたのでしょうか?
通貨制度は人類の歴史とともに始まっていると言っても過言ではありません。

農耕が始まる以前の狩猟採集時代、人類は自分の住んでいる地域の産物や獲物と、他の地域に住んでいる住民の特産物を交換し、自分の住んでいる地域にないものを入手する物々交換を行っていました。

 

例えば山に住んでいる民はイノシシをとり、それを海辺に住んでいる民が取った魚介類と交換数する。 これが物々交換です。

物々交換が成り立つためには、現実に肉と魚を交換する必要があります。そのためには、どちらかが交換物を運んでいき、交換物を持って帰ってこなければなりません。

しかも日時と場所を示し合わせて、どこかで会わないと物々交換は成立しません。つまり、自分の好きな時に肉や魚を手に入れることはできません。 これはかなり不便です。時計もない時代です。

そこで、物々交換で知り合った者同士で、「いつでもお互いの家に来ていただければ交換しましょう」と約束する。 これで山の民は魚介類を海の民は肉を、好きな時に交換することになりました。

しかしこれでも不便はあります。日時と場所を示し合わせて落ち合う必要はなくなりましたが、相手の家まで出かけなければなりません。 自転車・自動車や電車もない時代です。

約束を交わした相手であるということが分からなければ、交換できない不便があります。

病気で長く寝込んだとき、代わりの人間が行って交換したいという時、どうすればよいのか?



そこで「通貨」に似たものがつられていくようになります。 その起源は分かりませんが、紀元前8世紀のメソポタミアでは「代用貨幣」が使われいたようです。

これは平べったい金属をコイン状にして、小麦の模様を打ち込んだものだったり、陶器製の牛の模様が描かれたりしたものでした。いずれも手の中に入るくらいの小さなものでした。


通貨というにはまだ原始的ですが、これを小麦農家と牛農家に持っていけば、誰でも小麦と牛に交換できることが保証されていました。信用が個人から貨幣に移行したのです。

そうすると小麦農家の主人が病気になっているときにでも、使用人に「代用貨幣」をもって行かせれば、牛と交換できます。もちろん逆も成立します。

牛農家の主人が病気になっているとき、誰かに「代用貨幣」をもって行かせれば、小麦と交換できました。


牛と小麦に代わる代用物、それも手の平サイズの代用物で交換するシステムが成立しました。これが現在の貨幣制度の」始まりになってゆきました。

 

 

 

12世紀、イギリスで生まれた原始ブロックチェーン

 

12世紀のイギリスでは、すでに「ブロックチェーンを使ったクリプト・カレンシー」の原型ともいえる通貨が生まれています。

これが原始ブロックチェーンというべき「割符(Tally)制度」、特にスプリット・タリー(割符)というものです。

国王ヘンリー1世が1100年頃に始めたと言われ、19世紀まで700年間にわたって制度が続いてきました。

割符とは簡単に言ってしまえば木の棒です。 王室が庶民から税金を徴収するに際し、将来納める税金の金額と納める日を棒の一つの面に刻み込み、それをきれいに真ん中から二つに割ります。

これをスプリット・タリー(割符)といいます。 刻まれた文字は、棒を二つ合わせるとピッタリ符合する形になります。 一つは納税者に渡され、もう一つはイギリス王室がもっています。

現代のブロックチェーンを使ったクリプト・カレンシーは、コンピューターを使って二つどころか、何百万、何千万のこの割符を割るという違いがあるだけで、ブロックチェーンという訳の分からない難しい用語を使わずに言うと、「コンピューター製割符通貨」 の事です。



イギリスの原始ブロックチェーンともいうべき割符に話を戻します。イギリス王室も財政難で、予算のやりくりをしなければなりません。

そこで、王室が食糧や城の修理代など、支払う金がない場合は、持っている棒の一つを金(カネ)の代わりとして業者に渡しました。

片割れを伊ギルス王室から受け取った業者は、もう一つの片我を持っている納税者のところに行って、その人物からイギリス王室に成り代わって英金を徴収します。このおカネで王室から受け取るべきおカネを回収するのです。

 

この「割符制度」は国民同士の間にも津会い方が広まりました。 たとえばパン屋がギリスのある町にいるとします。

パン屋はパンを焼くための小麦粉を、粉屋から買わなければなりません。 そこで粉屋に粉代お毎回支払う代わりに「1年分の仕入れる粉代金1年後に支払います」という割符を渡すのです。

木の板にといっても非常に薄く小指ほどの木の板に、支払い年月日と支払い金額をナイフで刻み入れ、そしてその木を上から薄く真っ二つに切り割きます。この板を自分で持ち、もう一枚を粉屋に渡すのです。

一方で粉屋は、小麦粉の原料となる小麦を、農家から購入しなければなりません。そこで農家に対し、このパン屋から受け取った割符を渡します。 農家は粉屋ではなく、パン屋に割符を持って行って、支払いを受け取ることができます。



パン屋は友人におカネを貸し付けていたとしましょう。 友人はおカネを返さなければなりませんが、その代わりにパン屋が割り符を渡し、「今、おカネを返さなくてもいいから、この割符を持っていう人間が来たら、そいつに支払ってくれ」という形にします。

つまり、パン屋は粉屋に、友人の住所を伝えるだけでいいのです。 粉屋はその住所を、割符を渡した農家に伝える。 すると最終的な決済は、農家とパン屋の友人との間で割符を突き合わせて行うことになります。

 

少し詳しく書いたので、余計にややこしく感じたも知れませんが、簡単に言えば債権(手形)をたらい回しにできるというこです。

 


イギリス中央銀行設立の背景

 

イギリスの割符制度は、1834年まで約700年の長きにわたって使われました。 そしてよいよイギリスで、これが廃止される日が来ました。

イギリス国会で決議され、イギリス国会議事堂(エストミンスター宮殿)のストーブで、全国から集められた割符を焼却処分することが決まり、実際にストーブで燃やしました。

イギリス王室が発行する割符は「ロイヤル・タリー」と呼ばれてましたが、財政に窮したイギリス王室があまりに大量に発行したため、「王冠の負債」と蔑まれるくらいい価値がなくなったのです。

この状況を改善しなければならないという事で、17世紀末に、世界に先駆けてイギリス中央銀行が設立されたのです。

この頃になると、ロイヤル・タリーは、切り込まれた額面の半分以下の価値しかない状況にまで価値の希釈が起こっていました。

 

 

 

(関連情報)


・フィアット・カレンシー(通貨)とクリプト・カレンシー(通貨)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/769f1796bc4580021e0f7631c1cc5af4

・ローマ帝国は、チープな「フィアット通貨」によって滅亡したhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e1945c6195da07dbca1a0e682162abc7

・「和同開珎」のチープ化で奈良期は崩壊したhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/0f1d63ad3aa35fe6fcf8ea8ec73e8931

・1942年、お札が突然、紙屑になったhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/162203542673b07f20b7362d7b56ce8f

 

 

Bloomberg ブラックロックCEO、現代金融理論を支持せず-「くず」と一蹴https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f8723862229429fc9507648b3cfd56e2

アホの一つ覚えのMMT信者
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/edfec0faeef39871e87a42779cd369b4

今こそ冷静に考えたい「アベノミクス」失敗の理由(東洋経済)
~安倍政権によって日本経済はどうなったか~
https://toyokeizai.net/articles/-/620385

 


(おまけ)

・リンカーン、ケネディ、安倍元首相暗殺の共通点https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/62b46eec87d1a18e8da9195e4d353d64

・ジャパン・ハンドラーズ ジョンズ・ホプキンス大学ー2 ケント・カルダーhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/53e1c4bddaab8814da918705716a9729

↑ 郵政民営化、安倍首相暗殺のフィクサーは、ジャパン・ハンドラーズのケント・カルダー

・ジャパン・ハンドラーズ  プリンストン大学

https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/16aa55a9c1265c131ed272e952f2f950
↑司馬遼太郎(実名:福田定一:ふくだていいち、産経新聞記者)の『龍馬がゆく』1965年は、ジャパンハンドラーズのマリウス・ジャンセンの『龍馬がゆく』1961年のパクリ。

 




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1942年、お札が突然、紙屑になった

2023-09-08 17:00:30 | 世界経済と金融

一国の政府が発行した通貨(フィアット・カレンシー)を信用したばっかりに、一般国民が大変な損害を被ったという歴史は、過去に何度も繰り返されています。

1942年、日本銀行が誕生した年の話です。当時の大日本帝国政府は、それまで発行されていた日銀の兌換券を、一切兌換できない日銀券に替えました。

 

これによって国民および占領地域の住民を完全に裏切りました。 どういう事かといえば、兌換券を持っていけば日銀はその額面金額に相当する金(Gold)を国民に渡すという約束をしていました。

 


つまり、世界恐慌の影響で1931年以来は金本位制から離脱していたとはいえ、1942年以前は日銀券のお札があれば、金(Gold)を持っているのと同じことでした。

ところが1943年からは、日本銀行が発行する日銀券を持って行っても、もはや金(Gold)とは換えてくれなくなってしまいました。

 

 

おカネと等しい価値のあったものが、単なる紙切れになってしまったのです。 1942年以前の日本は建前上は金本位制をとっており、1円札を日銀に持っていけば、1.5グラムの金(Gold)と変えてくれることを原則としていました。

1931年12月に発行されたお札の上には、「金(Gold)と交換します」と書かれています。 ところが日銀は、突如としてその交換停止を発表したのです。

 

 

そして「交換しません」とお札に明記されるようになったのが1942年です。 

さらに1946年、満州国は俺が創ったと豪語する岸信介ら、長州率いる日本政府(さんざん鬼畜英米と戦争を煽った満州国)は、敗戦でそれまでの円札をすべて無効にして、新しい新円を発行しました。

つまり、それまでの円札を持っていた一般国民は、新円に交換してもらわない限りは紙くず同然になったのです。

 

 

しかも極めて不利な交換比率であったので、実質的には真面目に働き倹約して稼いでつくった財産を失ったのと同じことになったのです。

戦時中の日本政府は、支配地域であったアジア諸国の国民にも「大東亜戦争軍票」という紙幣を強制的に発行し、支配していた諸国の通貨をすべて無効にしていました。

 

 

これも日本が戦争に負けるや否や,紙クズとなりました。 例えばフィリピンでは、日本軍が占領したとき、すべてのフィリピン現地通貨を日本軍が強制徴収しています。

そして「軍票」と交換させました。フィリピン人はこれを「ミッキーマウス・マネー」と呼んで馬鹿にしていましたが、日本が敗戦すると同時に、紙クズとなり、燃やすのも手間になるほどの軍票の山があふれ出しました。

 

 

ほかにも、ミャンマー、マレーシア、インドネシア、シンガポール、ブルネイ、パプアニューギニア、ソロモン諸島などの住民、国民がこの被害にあっています。


日本軍が召し上げたのは、現地通貨だけではありません。ドルやポンドなどの外国通貨も、すべて現地住民からとりあげました。 そして交換に日本の軍票を渡したのです。

 

 

 

 

戦争が起こり、敗戦すれば、お札はいくらでも無価値になる

 

日本軍が発行した軍票は、もともと日本兵のサラリーとして使われたものです。 日本兵はこの軍票を、日本国内で発行されている正式の日本円の代わりに受け取りました。

そして日本軍が支配地域拡大するにつれて、この軍票を現地通貨として使うことにしたのです。

 

たとえば香港では、それまで使われていた香港通貨を禁止し、日本の軍票のみを唯一の通貨として流通させることにしました。

この軍票は金(Gold)と交換できず、日本円とも交換できません。 これで占領した地域の経済は、完全に日本軍が支配できることになります。

 

 


台湾は1895年の日本軍による占領時から軍票が使われていたし、朝鮮半島については1910年から日本の軍票を強制医的に使わせるようにしました。

中国については、満州国の建設以降、支配地域に日本の軍票を強制しました。占領した地域の住民から巻き上げた通貨にはドルやポンドも含まれましたが、これらはすべて日本軍によって戦費の補填に使われました。



イギリスのBBCによると、ある香港の老人は日本軍が香港を占領した時は13歳の子供でした。 1941年のことです。

日本軍の香港占領は3年間つづきましたが、日本軍が敗戦を迎えるや否や、軍票は紙クズと化しました。

 

 

そして日本国政府はこの軍票を日本円に換えることは事は一切できないと宣言。 その後、香港はイギリスの統治領となりましたが、イギリス政府もこの日本の軍票の使用は一切認めませんでした。

そこで88歳となったこの老人は、手元に残っていた日本の軍票を。すべて日本円に換えてもらうよう、現在の日本政府を相手どって訴訟を起こしました。 しかしなから1999年に東京の裁判所で、敗訴判決がくだされています(国家無答責の原則)。

 

 

 

実はもう一つ、日本国民を裏切ったお金があります。 それは西郷隆盛が西南の役のときに発行した、「西郷隆盛軍務所札」というものです。 

これも西郷軍に参加した鹿児島兵にサラリーとして支払われましたが、西郷が切腹したことにより。これも紙クズ以下のゴミとなってしまいました。

 

 

 

鹿児島兵が命の代償にもらった西郷札ですが硬すぎてトイレットペーパーにも使えず、かまどの薪(たきぎ)代わりに燃やしたといいます。

このように通貨というものは、軍事政権によって国民の財産を巻き上げるために使われることが多くあります。

 

 

戦前の日本のような軍国主義によって印刷される通貨は、その性格が濃厚です。つまり、多かれ少なかれ、一国の政府は国民を支配するために通貨を発行することを繰り返してきました。

そのくらい通貨というものは国家の意思に左右されてしまうのです。 そして国家vs国家の紛争や戦争にも左右されます。

 

 

北朝鮮が暴発し朝鮮半島が戦火にまみれるようなことになれば、すぐ隣の日本のフィアット・カレンシー円は暴落します。 戦争に負けなくても脆弱な国家の通貨は大きく下落します。

何故なら、しょせんフィアット・カレンシーはある国お強制通貨だから。 歴史会証明する通り。

 

ましてや露骨に日本を侵略してくる中国・集金平政権は、何をしでかしてくるか分かりません。

習近平を国賓で招待したアホボン安倍の愚かさが分かるでしょう、また愛人と称される保守右翼のコスプレ中の、元々は反日左翼の高市早苗には注意が必要です。

 

 

 

(高市早苗は松下政経塾卒業後、反日・親中の小沢誠一郎率いる新進党に入党し、反小沢と反日活動をやっていたバリバリの左翼。 高市の再婚で話題となった山本拓も新進党で小沢と次反日活動をしていた反日左翼主義者。 そして高市の実の弟は山本拓の秘書という一族挙げての反日左翼。

どちらも国民からそっぽを向かれ、自民党に鞍替え。 山本拓は親中で有名な二階派に所属。 高市は保守右翼のコスプレ中。 

高市は、改心したのかと思いきや、2016年安倍政権下で総務大臣に任命され就任。 演説とは真逆にソフトバンクと癒着し、Huawei基地局を大量導入。同盟国アメリカから危険視されています)

 

 

リンカーン、ケネディ、安倍元首相暗殺の共通点https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/62b46eec87d1a18e8da9195e4d353d64

 

 

最近、岸田政権が中露を敵視した政策をとっているので、国内の左翼や彼らに影響されやすいネット民が軍事費の増大に大きな反対の声を上げています。

阿呆は、どうしようもないですが、戦争に負けると何が起こるのかまだ理解できていないようです。 現在日本の置かれている状況を見れば、絶対に敗戦しないように、最低でもGDPの2%以上の軍事費は必要です。

 

 

さもないと、同盟国のアメリカ、またNATOは一緒に戦ってくれませんよ。

 

 

今まで、政府が発行するフィアット・カレンシーはいかに脆弱なものであるかは理解していただけたと思います。 

この点、クリプト・カレンシーはある国の通貨ではないので影響は受けません。まずはこのことを理解して下さい。 決して仮想通貨が良いと言っているのではありませんよ。

詳しくは別途説明します。

 

 

 

これだけ、岸信介ら長州勢のお馬鹿たちが反日をやらかしても、政権に尻尾を振ったのが、
司馬遼太郎(実名:福田定一:ふくだていいち、産経新聞記者)です。 

『龍馬がゆく』1965年は、ジャパンハンドラーズのマリウス・ジャンセンの『龍馬がゆく』1961年のパクリというおまけ付き。

 

・ジャパン・ハンドラーズ  プリンストン大学https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/16aa55a9c1265c131ed272e952f2f950

 

 

言っとくけど、私はバリバリの保守で,、左翼でありませんよ。過去からの記事を読んでいただければ分かります。

 






 

(関連情報)

・フィアット・カレンシー(通貨)とクリプト・カレンシー(通貨)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/769f1796bc4580021e0f7631c1cc5af4

・ローマ帝国は、チープな「フィアット通貨」によって滅亡したhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e1945c6195da07dbca1a0e682162abc7

・「和同開珎」のチープ化で奈良期は崩壊したhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/0f1d63ad3aa35fe6fcf8ea8ec73e8931

 

 

Bloomberg ブラックロックCEO、現代金融理論を支持せず-「くず」と一蹴https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f8723862229429fc9507648b3cfd56e2

アホの一つ覚えのMMT信者
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/edfec0faeef39871e87a42779cd369b4

今こそ冷静に考えたい「アベノミクス」失敗の理由(東洋経済)
~安倍政権によって日本経済はどうなったか~
https://toyokeizai.net/articles/-/620385

 

 

 

(おまけ)

リンカーン、ケネディ、安倍元首相暗殺の共通点https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/62b46eec87d1a18e8da9195e4d353d64

ジャパン・ハンドラーズ ジョンズ・ホプキンス大学ー2 ケント・カルダーhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/53e1c4bddaab8814da918705716a9729

↑ 郵政民営化、安倍首相暗殺のフィクサーは、ジャパン・ハンドラーズのケント・カルダー

 



 

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生成AIだけを見ていても分からない、AIの成り立ちと本当にできること

2023-09-08 11:34:10 | AI・IT・サイバーセキュリティ・メタバース・NFT・ゲーム、

人と同じように話したりリアルな画像をつくり出したりする生成AI(人工知能)が話題だが、こんなことがなぜできるのか不思議に思う人は多いだろう。この特集では、10の疑問を通して生成AIを根本から理解することを目指す。第3回のテーマはAIの歴史と用途だ。「AIはどうやって発展してきたの?」「AIはどんなことができるの?」の2個の疑問を取り上げる。


【疑問5】AIはどうやって発展してきたの?

【答え5】世間の注目が集まる「ブーム」と、それが下火になる「冬の時代」を一定の周期で繰り返してAIは発展してきた。現在は第3次AIブームといわれている。


「人工知能」という言葉が誕生したのは、1956年に米国で開催された共同研究会「ダートマス会議」だ。研究者は、コンピューターで人間の知能を再現できるのではないかと夢を抱いた。

これを契機として、1950年代後半から1960年代に第1次AIブームが巻き起こった。当時は冷戦下だったため、自然言語処理による機械翻訳に注目が集まった。

しかし、当時の機械翻訳は精度が低く実用的ではなかった。人間が他の言語を学習して翻訳するほうが速いほどだったという。人間の知能の再現には遠く及ばず、AIは冬の時代を迎えた。


第1次から第3次のAIブームと主な出来事

第1次から第3次のAIブームと主な出来事(出所:日経クロステック)
 
 

再びAIが注目を集めたのは1980年代だ。この第2次AIブームの鍵になったのが「エキスパートシステム」である。

ある分野の専門家の知識をコンピューターに取り込み、推論する手法を指す。エキスパートシステムでは、あらかじめ人間が定めたルールを基にコンピューターが判断する。


ただし、エキスパートシステムには限界があった。取り込んだ専門家の知識が及ぶ範囲、すなわち人間が定めたルールの範囲でしか判断ができない点だ。

しかも「人手ではルールを書き尽くせない」(一橋大学の小町守教授)。実用的なAIを開発することは難しかったため、第2次AIブームは下火になった。

この問題を解決するのが「機械学習」という手法だ。人間がルールを書くのではなく、コンピューターがデータを学習することで自らルールを見つけ出す。古くから使われている手法だが、AIの主流にはなっていなかった。

 

AIの実力を知らしめた「ChatGPT」

 この状況を一変させたのが、機械学習の手法の1つである「ディープラーニング(深層学習)」の登場だ。

人間の脳内にある神経回路を模した「ニューラルネットワーク」を使って多層的に学習を行う手法を指す。

2012年に世界的な画像認識技術の精度を競うコンテスト「ILSVRC(ImageNet Large Scale Visual Recognition Challenge)」で、ディープラーニングを利用したカナダ・トロント大学の研究チームが圧倒的な精度で優勝し、この手法が画像認識のデファクトスタンダードになった。

これ以降、現在まで続く第3次AIブームでは、ディープラーニングが中心になっている。ディープラーニングは、画像認識に続いて自然言語処理にも革新をもたらした。

2017年に米Google(グーグル)が自然言語処理向けの画期的なモデル「Transformer」を発表。これをベースに、米OpenAI(オープンAI)の「GPT」やグーグルの「BERT」といった大規模言語モデル(LLM)が誕生した。


一般へのAIの認知という意味では、2022年に会話型AI「ChatGPT」が登場したことも見逃せない。従来のAIは、研究者以外の一般人がその実力を知ることは難しかった。

これに対しChatGPTは、少し使えば誰でもすごさが分かるため、AIの実力が広く認知されるようになった。

 
第3次AIブームでは、AIは実際に社会の中で使われるようになっている。日本ディープラーニング協会(JDLA)の岡田隆太朗専務理事は「AIは研究開発や新規事業領域で使われる段階から、経営の根幹で活用していく段階に移ってきている」と話す。

AIはもはやデジタルトランスフォーメーション(DX)の成否を分ける技術になりつつある。



【疑問6】AIはどんなことができるの?

【答え6】LLMを利用した文章生成や画像生成AIなどが注目を集めているため、AIの機能として「生成」が注目されがちだが、AIではほかに「認識」「予測」「最適化」といったことなどもできる。こうしたAIは社会で広く利用されている。



企業のITシステムから、ロボット、航空宇宙開発まで、AIは社会のあらゆる場所に浸透している。例えば、宇宙航空研究開発機構(JAXA)とエクサウィザーズは、AIを搭載したロボットアームを使い、宇宙飛行士の代わりに物資輸送作業などを支援する技術を開発している。

 現在、AIの機能として注目されているのは、何といっても「生成」だろう。いわゆる「生成AI」だ。AIが文章や画像といったデータを自動で生成する。

例えば、英Stability AIが提供する画像生成サービス「Stable Diffusion Online」にプロンプト(指示文)を打ち込むと、人間が描いた絵と見まがうような画像を出力してくれる。

 

Stable Diffusion XLで生成した画像
Stable Diffusion XLで生成した画像(出所:Stability AI)

 

ただ、AIの機能は生成だけではない。「認識」も重要な機能だ。第3次AIブームは、高い精度を持つ画像認識技術の登場がきっかけになった。音声認識技術もディープラーニングによって精度が飛躍的に向上している。

 AIにはほかに「予測」という機能もある。企業では、商品の需要や売り上げといった様々な予測にAIが使われている。

予測では「予測の根拠」を示すことが重要なため、根拠を示すことが難しいディープラーニングはあまり使わない。統計学的な手法やディープラーニング登場以前の機械学習技術が有効なケースが多い。

「最適化」も企業では重要なAIの機能だ。生産計画、配車計画、シフト割り当てなど様々なところで利用されている。この機能では、機械学習よりも「最適化アルゴリズム」という技術が重要な役割を果たす。

 ほかに「適応」という機能もある。特定の環境や条件に応じて振る舞うようにするものだ。そのために使われる手法が「強化学習」である。

強化学習では、ある環境下において目的として設定した報酬が最大になるように学習を行う。ChatGPTでは、強化学習を使って人間の感覚を覚え込ませている。将棋や囲碁のAIでも、仕組みの一部に強化学習が取り入れられている。

社内の情報を可視化

生成AIは、企業で使う各種ソフトウエアでの実用化も進んでいる。

例えば、米Microsoft(マイクロソフト)は「Word」や「Excel」といったOfficeソフトなどで生成AI機能を利用できる「Microsoft 365 Copilot」を提供予定だ。

文章の生成や要約といった機能を利用できる。グーグルも、生成AIを文書作成やメールなどに利用できる「Duet AI for Google Workspace」というサービスの提供を既に始めている。

企業が社内の蓄積データを生成AIに学習させることで、ヘルプデスクやマニュアルの代替を期待する動きもある。社内の情報を知りたい場合、プロンプトを打ち込むだけで、生成AIが必要な情報を出力してくれる。

従来はヘルプデスクや関係部署に問い合わせるといったコミュニケーションコストが発生していた。

しかし、企業が生成AIを導入する際にはハードルがある。「データの整備」だ。必要なデータがそもそもデジタル化されていなかったり、フォーマットがバラバラだったりすることは多い。

「社内に蓄積したノウハウやマニュアルなどに対して、どのように接続するのかが重要な論点になっている」とACESの田村浩一郎社長は指摘する。

 加えて「データのアクセス権や信頼性の担保をどうするかも課題だ」(田村社長)。生成AIを利用する際には「機密情報を学習させない」といった細かい運用ルールを定める必要がある。

生成AIのメリットとデメリットをしっかり洗い出した上で、運用を工夫しなければならない。

 

日経記事 2023.09.08より引用

 

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(参考)

AI・ビッグデータ、ベイズ統計学、故障予知、そしてアジャイル開発https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/8f91cdd777cf816a5f42063cf4355487

弁護士に代わって、AIーAI間の交渉(ANAC)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/980a25751e68c455291361d3eda88472

基礎知識ゼロの文系でもすぐわかるAI(人工知能)の原理https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/0ff4e449c62212bf348676a7a0c48b60

 

 


「和同開珎」のチープ化で奈良期は崩壊した

2023-09-08 09:10:44 | 世界経済と金融

 

日本初期の通貨制度、すなわち教科書にも出てくる「和同開珎(わどうかいちん)」を中心とした西暦708年からの皇朝十二銭制度も、結局は50年ももたない間に銀・銅の含有比率を減らすことによって、通貨の価値を下げました。

それは奈良時代の統治者の方漫財政を補うために、通貨の大量発行を行ったせいです。 西暦760年、朝廷は「和同開珎」に換えて、「萬年通宝(まんねんつうほう)」という新しい銅銭を発行しました。

 

これは額面上、「和同開珎」の10倍の価値があるとされました。 しかし、実際の「萬年通宝」に含まれている金属の価値は、「和同開珎」に比べて大幅に少ない量に引き下げられていたのです。

こうした通貨政策の統治者による乱用が、奈良期の崩壊を招きました。 さらに平安時代になって、958年に鋳造された「乾元大宝(けんげんたいほう)」は、これに輪をかけておそろしく陳腐な通貨で、およそ価値のある金属は含まれていませんでした。

 

 

こうして、日本の通貨制度は、平安期が発行する貨幣でなく、米(コメ)が通貨の代わりと成ったのです。

 

 


明治維新の1868年、政府はその通貨である「太政官札」を発行しました。 通貨の単位は「両」でした。

ところが個人銀行である為替会社にも通貨発行権を与えたので、政府の発行する太政官札と、私有会社である為替会社が発行する銀行券が混在しました。

 

 

そこで1871年に明治政府は、これらの太政官札、為替会社の銀行券をすべて無効にし、1872年に「明治通宝札」を発行しました。 単位は「円」です。


ところが、1872年から79年にかけて、日本全国に認められた国立銀行153行が、これまた銀行券の発行を認められました。

 

 

 

全国にある153行もの国立銀行153行が抑制なく発行する銀行券が、大量に出回ることになりました。

そして、1871年になると、西南戦争を勝ち抜いた明治政府が「神功皇后札」を発行。 さらに1872年になると、中央銀行である日本銀行が設立され、「大黒札」という紙幣が流通し始めます。

 

 

 

1899年になると、153もの国立銀行が発行していた銀行券はすべて無効と宣言され、それまでの国立銀行の銀行券を貯めこんでいた庶民は大損し、貧乏のならずの底に落とされました。

 

 

そして、第二次世界大戦敗戦後の1946年、時の政府が「新円札」を発行し、それまで流通していた旧円券をすべて無効としました。

ここでもまた、真面目に働き、旧円を貯蓄していた国民が、お馬鹿の長州を中心とする下層階級の革命であった明治維新以来の阿呆な政権の勝手な都合で、大損し、貧乏の、ならずの底に落とされたのです。

 

 

このように、日本の歴史を見ただけでも、政府が発行する通貨というものが、いかに信用ならないものが分かります。

政権の発行する通貨。フィアット・カレンシー(通貨)は、政権が強制力を持っているために、「今日からこの通貨は無効だ」とやられてしまえば、我々一般庶民は手も足も出ないのです。 

 

 

 

そのことが繰り返されてきたのが、日本の通貨制度の実際の歴史です。

だからと言って、また、実社会で認められず、無職のお馬鹿たちが、youtubeで生計を立てようとし、政府や日本円は信用ならないと大騒ぎしても信用してはいけません。

 

 

 

今、世界で何が起こっているのか? 将来何が起こるのか? また、何を信用すべきか、具体的に別途紹介します。

 

 

 

 

(関連情報)

フィアット・カレンシー(通貨)とクリプト・カレンシー(通貨)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/769f1796bc4580021e0f7631c1cc5af4

ローマ帝国は、チープな「フィアット通貨」によって滅亡したhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e1945c6195da07dbca1a0e682162abc7



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↑ 郵政民営化、安倍首相暗殺のフィクサーは、ジャパン・ハンドラーズのケント・カルダー

 

 

 

 

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ローマ帝国は、チープな「フィアット通貨」によって滅亡した

2023-09-08 02:38:47 | 世界経済と金融

世界史に於いて、フィアット通貨が引き起こしt大事件としては、「ローマ帝国の崩壊」があります。 


紀元前46年に、ジュリアス・シーザーは自身の顔をかたどった金貨を作りました。



実質的にはこの頃からローマ帝国のコインは、広大な帝国内に広まっていきました。 シーザーの後を継いだ皇帝アウグストスが、紀元前23年に銅貨、亜鉛貨、銀貨、金貨の品質を統一します。

この時のローマ帝国のコイン・システムは、その後300年にわたって維持されていきます。 ローマ帝国がコインを鋳造するためには、新たに取得した領土から金銀を略奪してくる必要がありました。

 

ところがローマの軍事力をもってしても、そう簡単に領土拡大が出来ず、侵略した国からの財物、金銀の押収がままならない状況になってきます。


すると領域から徴収する税金だけでは、帝国の予算をまかないきれない状態に陥りました。問題は税収だけではありません。




紀元前176年にローマ帝国が占領したマケドニアの銀鉱山から算出される銀が、ローマ帝国の鋳造発行する銀貨の元となっていました。

しかし、このマケドニアの銀は産出量が減ってきます。 一方で、金(Gold)はもともと産出量が限られていました。




最もローマ帝国後期にしても、国家予算の約7~8割は税収で満たされていたというから、税収だけでは予算の6割にも満ちません。

そこでローマ皇帝はチープなコインをどんどん鋳造することで対処しました。チープなコインというのは、金銀の含有量がっ少ないコインのことです。

 

 

アホボン(永田町では2~3流大学卒の二世議員の事をこう呼ぶらしい)こと、安倍晋三率いる政権のアベノミクスから、今の日本とまさに同じ状況です。 

日銀のお札、日銀券(円貨)は、大量の国債という負債のせいで、その価値がとんどんチープ(円安)になりインフレが進行します。

 

 

話をローマ帝国に戻すと、ローマ歴代皇帝は、その出費をまかなうためにコインをどんどん鋳造することにしました。

たとえば、あの有名な皇帝ネロは,紀元64年になんと皇帝アウグストスが定めた金貨に含まれる金(Gold)の量を4.5%減らし、銀の量を11%減らすことにしました。

 

 

その後も、紀元117年の皇帝トラヤヌスの時には、銀を15%低下。 紀元180年の皇帝マルクス・アウレリウスの統治時代には25%低下。 皇帝セプティミウスの時には45%、皇帝カラカラの時には50%と、銀の割合はどんどん低下していったのです。

 


ついには銀貨というのは名ばかりで、ほとんど銀が含まれていない銀貨まで鋳造するようになってしまいました。 一説によれば、1~2%の銀しか含まれていないものを「銀貨」と称する事態にまで至ってしまったのです。

メッキしている量しか銀が含まれていないという詐欺的コインです。

 

 

このように税収不足を賄うため、チープマネーを鋳造したことによって何が起こったか? 物の値段が上がった。 通貨を作りすぎたために、通貨の価値が下がる。 つまり、インフレが起こったのです。 今の日本と同じです。

 

これがローマ帝国崩壊の一因となりました。 金(Gold)や銀の含有量低下と同じような比率で物価が上がったのではなく、物価の上がり方はその2倍、3倍にもなりました。ものよっては、物価が10倍になる日常生活品にまで見られるようになったのです。

 

 

明治時代100万円あれば、東京都全体の土地が買える価値がありましたが、今や円の価値はどんどん下がり、今では都心に1坪も買えない価値に、円の価値は成り下がったのです。

言っておきますが、銀行に預けた100万円という数字は、いつになっても100万円ですよ。当たり前ですが。

 

 


『フィアット通貨』というものは、その政権の都合で価値が下げられたり、紙クズ同然ににされたりと、する歴史的事実があるのです。

これが、お馬鹿(阿呆)たちが積極財政、MMTと大騒ぎした結末の現実です。

 



(関連情報)

フィアット・カレンシー(通貨)とクリプト・カレンシー(通貨)
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・ジャパン・ハンドラーズ ジョンズ・ホプキンス大学ー2 ケント・カルダーhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/53e1c4bddaab8814da918705716a9729

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