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ニデック、インドでモーター工場検討 25年にも1〜2カ所

2023-12-27 00:46:00 | エレクトロニクス・自動車・通信・半導体・電子部品・素材産業


ニデックの小部社長はインドで「エアコン向けのモーター工場を検討する」と話した

 

 

ニデックはインドにモーター工場を新設する方向で検討に入った。

小部博志社長兼最高執行責任者(COO)が日本経済新聞の取材に答えた。電動バイクやエアコン向けなどの工場を想定する。既存の4工場(建設中含む)とは別に投資計画をまとめ、2025年にも1〜2工場を建設する。インドの旺盛な内需を取り込む。

小部氏は「インドは自国生産を強化している。

(建設中の工場を含めて)2〜3カ所で建てる」と語り、ニデックのインド事業は「25年ごろから大きく伸びる」との見通しを示した。12月上旬にインドを訪問した際、「現地企業との合弁会社の設立の提案を幾つも受けた」と話した。

ニデックはインド南部のカルナタカ州に、同社としては4つ目になる発電機向けなどの工場を建設中で、25年の稼働を見込む。小部氏は、5つ目の工場は空調メーカーが相次いでインドに進出していることを受け「エアコン向けの工場を検討する」とした。

24年4月に社長交代を含む新しい経営体制への移行を予定していることに関しては「外部の指名委員が5人の副社長のヒアリングを進めている」と説明した。指名委員会は社外取締役3人と、永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)、小部氏の計5人で構成する。永守氏と小部氏は新社長を選ぶためのヒアリングに同席していないという。

新社長は5人の副社長の中から選ばれる。小部氏は「5人いるのでそれぞれ一長一短はある」と話した。

「最後は指名委員会で(社長候補を)決める。永守氏が決めてきた従来のやり方ではだめだ、と変わろうとしている」と述べ、ガバナンスの改善に取り組んでいると強調した。

 
 
日経記事 2023.12.26より引用
 
 

富士通フロンテック、手のひら静脈認証をAI処理で高速化

2023-12-27 00:34:09 | 動植物全般・恐竜・動物・昆虫・魚類・植物


       AIを使うことで認証を高速にできるようになった

 

富士通フロンテックは手のひらの静脈認証で1000万件の静脈データを登録できるソフトウエアを28日に発売すると発表した。

これまでは20万件までの登録に限られていたが、人工知能(AI)を使って高速に本人認証を行えるようにした。大規模イベントや決済、交通分野などでの使用を想定し、3年間で50億円の販売を目指す。


従来は処理のスピードを上げるために顧客側のサーバーで大容量のメモリーが必要だった。

新ソフトでは、登録されている静脈データの中からセンサーで読み取ったデータと合致するものを探す際にAIでマッピングをして絞り込むことで処理を高速化する。

オフィスなどでの入退出管理など中小規模に限られていた活用範囲を大規模イベントなどにも広げる。生体認証では複数種類を組み合わせて本人確認をする方法もあるが、新ソフトでは手のひらの静脈の登録だけで大規模な認証に対応できる。

 

 

日経記事 2023.12.26より引用