モルガン家
モルガン家は、元々イギリス・ウェールズ出身の敬虔なプロテスタントです。 すなわち、アメリカを支配していると言われるエスタブリッシュッメント(権力者)のWASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタントであります。
そして、彼らもアメリカへ移民してきた一族で、農業からのスタートです。
最近、移民問題が良く取り上げられていますが、アップルの創業者であるスティーブ・ジョブスも、シリアからアメリカに移民してきた一族ですし、
ロックフェラー一族もドイツからアメリカに移民してきた一族。 そしてアメリカの影の支配者(DS)と呼ばれる、モルガン家もイギリスから移民してきた一族。
トランプやエルビスプレスリーだって、ドイツから移民してきた一族で、当時はイギリスからの移民が幅を欠かしていたので、ドイツ系のトランプやエルビスも貧困白人層と言われた人たちでした。
・アメリカを正しく認識する 建国までの歴史概略-18 Poor White(貧困白人)そしてトランプとプレスリーhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d2d8881a3e942c534309bb700371f78d
ロスチャイルド財閥の創始者も、みんな貧しいどころか貧困層の人々です。 偉そうにアホのくせに口だけ達者で物知らずのYoutuberに釣られて、移民を馬鹿にする日本人が多くいますが、アメリカは言われるまでもなく、移民で形成された国家です。
彼らの共通するのは、貧しくても人を差別するどころか真面目に働き、財産と権力を手にしたのです。
ガバメントサックスと揶揄される、ゴールドマンサックスの創始者である、ユダヤ人、マーカス・ゴールドマンも、ドイツからアメリカに移住してきた移民であり、貧しい牛飼いの息子でした。
1848年彼もにユダヤ人が大挙してアメリカに移住してきたとき。彼もドイツからアメリカに渡ってきました。 ちなみに、フランス革命は1789年5月5日ー1799年11月9日で、ヨーロッパ大陸はまだ革命の混乱が冷めやらぬ時です。
アメリカでは、馬に荷台をひかせて行商をしながら彼は生計をたて、後にフィラデルフィアで店を構えるまでになりました。 ここからスタートです。
アメリカを動かすデュポン家も、フランス革命の混乱から、フランスからアメリカに移民してきた一族で、数々の発明でアメリカや世界をを豊かにしました。
アメリカ自体、繁栄に満ちたヨーロッパからは新大陸と呼ばれ、コロンブス以来、元々はスペインの植民地で、その後ヨーロッパの列強であるイギリス、フランス、ドイツ、オランダなどヨーロッパ諸国から移民してきて、アメリカと言う国家を作ったのです。
ニューヨークも昔はニューアムステルダムと言って、オランダ人がつくった金融都市です。
フロリダ、カリフォルニア、ロサンゼルス、テキサスも元々はスペインの領土で、アメリカ中央の巨大なルイジアナ州も、フランスの植民地で、ルイ十四世の名にちなんで、ルイジアナと名づけられました。
モルガン財閥の基礎を築いたのは、アメリカに渡ってきて、コネチカット州ハートフォードの織物業で成功した、ジュニアス・スペンサー・モルガンです。
1871年にイギリスの銀行家ジョージ・ピーボディと組んで『J・S・モルガン商会』を設立。
その後、南北戦争では北軍に、普仏戦争ではフランスについて巨利を得て、やがてはウォール街を支配するようになり、銀行、自動車、空運、鉄道、化学、情報通信の主力産業を傘下に取り込み、財閥となっていきました。
モルガン一族が、これほどの力を持つようになったキッカケは、ロスチャイルドがアメリカ・ビジネスに参入しようとした時、強烈なユダヤ人差別に会い、
それでイギリス・ウェールズ出身のWASPであるモルガン一族を、アメリカの代理店として使ったことにあります。
いうまでもなく投資などに必要な資金は、当時から世界最大の財閥ロスチャイルドが支援していたのです。
モルガン財閥がどれほど凄かったかと言えば、GE、GM、AT&T、USスチール、カーネギー、NY鉄道など、全てモルガン財閥が所有していました。
だから、モルガン財閥は、アメリカの影の政府(DS、ディープ・ステート)と呼ばれているのです。
ロスチャイルド、ロックフェラー、モルガンの世界三大財閥は、単なるライバル関係に留まらず、戦略的同盟者として、特に20世紀末からは手を結び、グローバル・ビジネスを展開しています。
同じ共和徒党のバックであるWASPのモルガンとロックフェラーは深い関係にあり、その象徴が持ち株会社『JPモルガン・チェース』の誕生です。
2000年、ロックフェラーの主力銀行持ち株会社である『チェース・マンハッタンが、モルガンの金融機関の中軸であった『JPモルガン』を吸収合併する形で、持ち株会社
『JPモルガンチェース』をつくり、巨大なメガバンクを形成していきました。
このような関係は、ロスチャイルドとロックフェラーの関係にも見られ、2012年には、イギリスのロスチャイルド家のジェイコブ・ロスチャイルドが率いる投資会社『RITがキャピタル・パートナーズ』が、フランスの『ソシエテ・ジェネラル』の投資銀行部門から、ロックフェラーの資産運用事業株式を取得し、「ロスチャイルドがロックフェラーを買収か!」と話題になりました。
しかし、ロックフェラーが巨大財閥になるのに当たり、ジェイコブ・シフ(日露戦争で日本の戦争国債を買ってくれた)率いる、クーン・ローブ商会(銀行、財閥)は、ロックフェラーのビジネス・アドバイザー、かつ資金援助もし、ロックフェラーは巨大財閥になれた歴史があります。
ジェイコブ・シフとロスチャイルドは、同じドイツ・フランクフルトのユダヤ人ゲットー出身で、同じ建物にも住んでいた親戚です。
結局は、ロックフェラー、モルガンといえども、ユダヤ系金融財閥ロスチャイルドに陰で操られている事が分かります。
第一次世界大戦前は、ヨーロッパのイギリス・フランスが世界の覇権を握っていましたが、1913年に始まる第一次世界大戦を優れた嗅覚で察知した、ロスチャイルドはモルガン、ロックフェラーを使って、アメリカ政府が一株たりとも持たないFRB(アメリカの中央銀行:連邦準備制度)を1年前に設立させます。
そのきっかけが、モルガンが所有するニュージャージーで開催された『ジキル島秘密会議』です。
そして、アメリカはFRBに湯水のごとくドル札を印刷させ、イギリス(大英帝国)やフランスの戦時国債を購入したり、戦争物資をヨーロッパに売りつけ、天文学的な数字の儲けをします。
この第一次世界大戦後に、世界覇権はヨーロッパからアメリカに移りました。 FRBの大株主は、ロスチャイルド、ロックフェラー、モルガン、など国際金融財閥であり、ドル札の発行権を政府に認めさせた国際金融財閥は、ただ同然の紙切れに輪転機を回し印刷するだけで巨万の富を得ました。
ここでも政治的には、表向きロックフェラーやモルガンに権力を持たせ、キモとなる金融支配は奥の院ロスチャイルドが握っているのです。
どういうことかと言えば、FRBを構成するのは12の銀行で、素の大株主は国際金融財閥。 そして金利などの決定権など圧倒的な力が与えられているのはNY銀行のみ。 このニューヨーク銀行の大株主は、大半がロスチャイルド系、そしてロックフェラーとモルガン系の銀行は1~2行程度です。
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中級・上級向けになりますが、詳しく知りたい人は下記URLの記事を読んでください。すべて事実です。
結局は金融は、ロンドン・シティ・コネクションに行きつくのです。
・DS陰謀論の本丸FRB(アメリカ中央銀行)を分かり易く説明
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