NWO
世界のトップエリートたちが目指す新世界秩序、NWO(ニュー・ワールド・オーダー)の言葉を聞いたことがあると思いますが、この言葉が最初に紹介されたのは、SF小説の始祖で社会運動家でもあったH・G・ウェルズが1940年に出版した小説『新世界秩序(New Word Order )』です。
ウェルズが、主権国家の完全な根絶と、少数のエリートによる世界規模での全体主義を通じた地球管理を主張し小説『新世界秩序(New Word Order )』にまとめたものが『新世界秩序(NWO)』構想の起源です。
人間は必ず堕落すると断じ、社会工学を信奉したウェルズは、「劣等な人種を排除せよ」という人種的優生学を唱えました。「国家が人々を教育し、完全にコントロールすべき」と考えたのです。
そして、ウェルズはイルミナティのインサイダーでした。つまり、『新世界秩序』こそがイルミナティのバイブルである可能性が極めて高いと言えます。
イルミナティ(ラテン語: Illuminati)については、別途詳しく説明しますが、イエズス会の修道士だったドイツ・インゴルシュタット大学教授のアダム・ヴァイスハウウトが、1776年に創設した秘密結社です。
関連組織に、秘密結社のフリーメーソンがあります。アダム・ヴァイスハウウトもフリーメーソンのメンバーでした。フリーメーソンについても別途詳しく説明します。
1984
ウェルズが、t級規模の全体主義体制を構想した一方で、イギリスの小説家ジョージ・オーウェルは、全体主義がもたらす恐怖を傑作SF小説『1984年』に書きました。 『1984』では、世界は全体主義国家に三分割され、各々の国で、上層=党内局員、中層=当該局員、下層=大衆という階級が敷かれています。
党外局員の主人公・スミスは、記録物の改ざんを行う仕事をしていますが、やがて体制に対して懐疑を抱くようになっていきます。 「その方法はわかる、しかしその理由が分からぬ」 ー 禁じられた日記の中で、スミスは徐々に考察を深めていきます。
「その方法」とは、コンピューターと思想警察による監視、党が強制するイデオロギーです。 また党は自分たちに都合の悪い歴史は改変し、すべてをなかったことにしてしまいます。 考えてみれば、あらゆる記録が改ざんされ,党の主張が常に真実である世界は恐ろしい。そこでは個の記憶差さへも国家に統制されてしまいます。
まさに今日のロシア・中国の独裁共産国家、そして多くのお馬鹿が愛国保守と信じている、日本を露骨に侵略してくる習近平を国賓で招待し、公文書を平気で改ざんするアホボン安倍、そして彼に尻尾を振る高市の愚かな世界観です。
「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/27bed3ffb543541c1c8f7c01ca12ad67
何事も失敗の原因の本質は根拠なき楽観! 日本政治編
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9babed52cad9d1e5f3969218268e7444
それが人間にとって幸福なのか? - オーウェルはそう問いかけているのです。 『1984』は、ウェルズへのカウンターパンチなのです。
最後に
最初に共産主義を唱えたのは、古代ギリシア時哲学者で、かつ理想主義のロマンチストのプラトン(BC427-347)です。
彼は、既に共産主義は独裁を招く危険性があると事は分かっていました。 だから、人格も含めて、すべてにおいて優れた、哲学者「哲人王」をトップとする国家が理想と考えました。
(参考情報)
アメリカ・ドイツの優生思想
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/cc9b70c65f95e66993b469525c92fd9c