トリビュートWTCビジターセンター

２００１年９月１１日。
あの日の夜の出来事はよく覚えている。
第一報が速報で報じられ、墜落事故だと思ってニュースを見ていたら、ライブ中継のはずなのにビルの谷間に飛行機が吸い込まれていった。
「これって過去の映像？」
頭の中に？？が沢山浮かんだ。
まさかこれが今、この瞬間行われているテロだとは・・・・。

前回はあまり時間がなくて訪れことができなかったビジターセンターへようやく行ってきました。



ここにはねじれた鉄骨や墜落機の窓枠やドアが展示されています。
それを見ているだけで胸がしめつけらる。
さらに行方不明者を探す張り紙や遺族への手紙も。
日本人の名前も多数ある。
地下へ降りる階段には千羽鶴が吊るされています。

人の命の儚さ、尊さ、生きる意味。
そして人種の壁。
色んなことが脳裏をよぎる。
今、私はこうして暖かい家に住み、毎日御飯を食べ、暖かい布団で寝起きしている。
これはけして当たり前のことではない。
とても恵まれた幸せなこと。
いつか人は必ず死んでしまうけれど、命ある限り、大事に生きたい、いや生きねばならない。