その1からの続きです。
● 三沢のアメリカ人
コワーキングスペースでのガイダンス後、小川原湖のコテージにみんなで移動しました。
広々としてまっすぐな三沢の道路を、車で通り抜けていきます。
車ですぐかと思いましたが、どうやらそうでもないみたい。
フェンスに囲まれた米軍基地、ミサワベースの横を通っていきます。
ヘリコプターが近くを飛んでいましたが、それは米軍ではなく航空自衛隊のものだそう。
三沢には米軍基地と自衛隊があるんですね。迷彩服の人が多いのかな。
赤信号で止まった時、ふと横を見たら、隣の車を運転していたのは米軍の軍人でした。
三沢市の人口の、4人に1人がアメリカ人だそう。思ったよりも高い割合で驚きます。
でも、三沢の治安は悪くないそうです。
「ここは空軍が多いから、アメリカン・バーに行っても大丈夫」と何人かに言われたので「どういう意味?」と聞き返しました。
エアフォース(空軍)は選ばれし軍人たちなので、行いがいいそうです。
ネービー(海軍)も200人ほどいるものの、シールズ(SEALs、アメリカ海軍特殊部隊)のようなエリート集団なので、ギラギラしていないそう。
ということはアーミー(陸軍)は…?
沖縄の米軍が騒ぎを起こすたびに、国内米軍基地の軍人は夜12時には基地に戻るべしというような規則が設けられます。
深刻な事件が起こっていない三沢にとっては、歓迎せざる状態だそうで、地元の飲食店は「商売あがったりだ」と喜んでいないそう。
ここは住民と米軍がうまく共存できている場所なんですね。
道端にはコスモスが満開です。
後部座席でカオリンと「わあ、もう秋だねー」としゃべっている、その前の席では、ジェ二ーがスタッフの方から、南部と津軽の歴史話を聞いていました。
今度は旅客機が頭上を飛んでいきました。すぐそこが三沢空港です。
● ビッグな小川原湖
やがて車は広大な緑地にさしかかりました。
三沢市民の森公園ですが、だだっ広くて公園というより森林に分け入っていくよう。
すると突然、視界が開け、海に出ました。
いいえ、ここは海じゃなくて湖。
海のように波立っている、大きな小川原湖です。
青森の湖といったら、みんなが思い浮かべるのは十和田湖ですよね。
でも、青森で一番大きな湖は、実は小川原湖なんです。
それなのに、ほとんど知られていないというのは、なんだか残念。
ここは海から流れ込む海水と淡水が混じり合う汽水湖。
シジミ、シラウオ、ワカサギなどがたくさん採れて「宝の湖」とも呼ばれるそうです。
そうして、湖のほとりのコテージに着きました。
森の中の湖畔のログハウス。絵の中に入りこんだ気分です。
● 湖畔のBBQ
続々とほかの車も到着し、食材を運び込んで、さっそくBBQが始まりました。
こちらの皆さんはとても手慣れていて、てきぱきと火を起こします。
ちょうど夕暮れ時に差し掛かった頃。湖面が西日を受けて、キラキラとまぶしく輝いています。
外国でバカンスを過ごすような、ゆったりとした時間。
三沢では、BBQ文化が発達しているんだそう。
アメリカ文化から?それとも大きな湖があるから?
そろそろ風が涼しくなってきたからか、平日だからか、ほかにコテージを借りている人はいませんでした。
つまり貸し切り状態です!
やってきたばかりの私たちIT組は、運びこまれた食材の豪快さにビックリ。
いろいろな部位のお肉に、生のカキに生のエビ。
生ものは、なんだかゴソゴソ動いていますよ~。
● 青森に乾杯
BBQだから、明るいうちから飲んでもオッケー!
キリンの「青森に乾杯」で乾杯!
ほかに、シャイニーの100%アップルジュースもあります。
あとは、みんな大好き、スタミナ源たれ!
焼きたてのお肉にスタミナ源たれ、おいし~い!
話の流れから、BBQメンバー8人のうち、7名がO型だとわかりました。
JBさんも参加メンバー4人も、O型です。
一人の方だけB型でしたが、BとOは割と近いから、大丈夫!
みんな、仲間意識でどんどんダイナミックさを出し始めました。
A型の人がいなくてよかった~。
● 生のホヤ
「あれ、これなんだろう?」
カオリンが覗き込んだものがあります。
「自信ないけど、ホヤじゃないかな?」
聞いてみると、果たしてホヤでした。
「生きてるよ。ほら!」と目の前に差し出してくれるJBさん。
「わあ・・・」
言葉も手も出ず、黙って眺めます。
色鮮やかできれいではありますが、グロテスクでもあります。
ホヤ、子供のころはかわいいんですけれどね。ってそれはどの動物も一緒かな。
ホヤを前に、どうしたらいいのかわからなかったので、とりあえず指でつついてみました。
特にびくとも反応しません。い、生きてるの?
「これは生で食べるのがうまいんだ」
私も味なら知っていますが、外見を見たのは初めてでした。
この赤い物体にJBさんが包丁を入れる様子を、かたずをのんで見守ります。
「あー、ここの包丁、切れないなー」
キャンプ場のですからね。
グイグイ刃を動かしているのを見て(いっそ、ひと思いにやっちゃってー!)と、ホヤの気持ちになりました。
ホヤから出てきた液体を、紙皿に受けて
「ここが美味しいんだよ」と回してくれるJBさん。
ワイルド~!
ためらいつつ、誰も断らないメンバーたち。頼もしいわ。
みんなでお皿を回して、おそるおそる飲んでみました。
「うん、磯の味がする」
とっても塩味でした。
切り身になったら、見慣れた姿。スイスイ食べられます。
ああおいしい。みなさん、ホヤ食べてみてね~♪
● 生のカキ
生ガキは好きなんですが、まだ動いている状態のを食べるのは初めて。
(気持ち的に食べにくい~)と躊躇している私の横で、みんな「わー、新鮮」と言いながらぺろりと食べています。
なかなか食べられずにいる私に、
「大丈夫、採れたてのカキは当たらないから!」と励ましてくれます。
そうじゃなくて、動いているのに、みんな気にならないのー?
葛藤しながらも、最後にはおいしくいただきました。カキさんごちそうさま。
● シジミ採り体験
ここで、私のリクエストのシジミの採り方を教えてもらえることに。
「希望者どうぞ」とJBさんが言うと、カオリンが「ハーイ!」と手を挙げました。
日は傾いているため、少しでも早い方がいいと、すぐに始めることに。
こちらの人たちも「この季節に入るの?しかも今から?」とビックリ。
湖水浴という言葉を初めて知りました。
私が着替えをしているうちに、JBさんは上着を脱いでジャブジャブと湖の中に入っていき、カオリンがその後に続いていきました。
私もそのあとを追いましたが、短パンを持ってきておらず、スカートをたくし上げて入ったので、あまり深い場所までは行けません。
スカートが湖面に触れる、腿ギリギリのところで立ち止まります。
二人とも、洋服が濡れることはもうどうでもよくなったようで、ついには肩までつかり、顔だけ出してシジミを採っていました。
私はひとつだけ脚で探って採り、岸まで引っ張っていって見てみましたが、貝の片側だけしかなく、中身はとれませんでした。
スタッフの人に話すと「シジミ採りあるあるだよ」とのこと。
次は、中身入りのものを採るんだい!(次っていつだい)
● 収穫あり
青森は、島根に次いでシジミ漁獲量日本第2位。
県内では十三湖がシジミで有名ですが、ここ小川原湖もよく取れる場所。
十三湖のシジミは黒くてつやつやとしており、小川原湖のものは茶色いと聞いていましたが、やっぱりこちらも黒くて、茶色くはありませんでした。
脚だけでしたが、水の中で身体が冷えたので、コテージのシャワーに直行。
暖まってから再びBBQの輪に混ざると、ジェニーが「寒いのに入ったのね~」と、ネコのように火のそばで丸まっていました。
肩まで湖につかっていた二人も、じきにずぶぬれ状態で陸にあがってきました。
「さむ~、シャワー、シャワー!」
バケツには、収穫したシジミがこんなに入っていましたよ!
何も道具を使わず、手だけでもこんなに採れるんですね~。
「ここは、深い場所になればなるほど、掘れば採れるよ」とJBさん。
あんまり採ったら、漁業組合の人に「コラ!」と怒られちゃうでしょうから、このくらいがちょうどいいですね。
中でも大きなシジミは、やっぱり十三湖のシジミによく似ていました。
つまり、シロウト目には、違いはよくわかりません!
● 突然の豪雨
そのうちに、日が沈んで暗くなりました。
明かりのあるコテージのデッキに移動します。
じきに、ぽつぽつ雨が降ってきたかと思うと、あっという間に豪雨になりました。
大慌てで、BBQコンロや食材をコテージの中に運び込みました。
シャワーを浴びたのに、また浴びなくちゃ。
● 110円温泉へ
その後、コテージの中で飲みなおし、おひらきと共にスタッフたちは帰って行きました。
私たちはJBさんに連れられて、すぐそばの温泉へと向かいます。
のれんには「湯っこ」と書かれています。かわいい。
なんと、三沢市民は入湯料が110円!
市外の人は160円ですが、それでも銭湯よりはるかに安い温泉!
ここで男性のJBさん、ヂンさんと別れて、私たち女性3人はゆっくり入浴タイム。
つるつるになるお湯でした。
ドライヤーは1分10円、明朗会計!
入口には、長靴の専用置き場がありました。
雪用かなあと思いましたが、あとで聞いたら「この辺の人は、よく長靴を履いてるからね」とのことでした。
農作業ででしょう。
● 夜道のアドベンチャー
男性陣と分かれ、コテージに泊まるのは、女性3人のみ。帰りは自力でコテージに戻らなくてはなりません。
ぐるりと建物の裏側に周りこみ、今しがた上がったばかりの大浴場の前を通っていきました。
ここを過ぎると、あとはもう外灯の明かりのみ。
温泉からコテージまですぐそばだといっても、うす暗い山の中の土の階段を下って行かなくてはなりません。
(ここで転んだら、また温泉に入らなくちゃ)と緊張が走る、ちょっとしたアドベンチャー。
そろそろと歩を進めて、うす暗い道を外灯の明かりを頼りに進んで、コテージに戻ります。
どのコテージなのか迷いそうになりながら(玄関の電気をつけておくんだったー)、ようやく到着。
寝るまでの時間、お茶をしながらのんびり過ごしました。
夜ふけに明かりを消してから、ひとりバルコニーに出てみると、暗闇からさざ波の音が聞こえてきます。
舟に乗って湖面にいるような気がしました。
夜半には、激しく雨が降る音で目覚めましたが、またそのまま眠りに吸い込まれていきました。
2日目に続きます。
● 三沢のアメリカ人
コワーキングスペースでのガイダンス後、小川原湖のコテージにみんなで移動しました。
広々としてまっすぐな三沢の道路を、車で通り抜けていきます。
車ですぐかと思いましたが、どうやらそうでもないみたい。
フェンスに囲まれた米軍基地、ミサワベースの横を通っていきます。
ヘリコプターが近くを飛んでいましたが、それは米軍ではなく航空自衛隊のものだそう。
三沢には米軍基地と自衛隊があるんですね。迷彩服の人が多いのかな。
赤信号で止まった時、ふと横を見たら、隣の車を運転していたのは米軍の軍人でした。
三沢市の人口の、4人に1人がアメリカ人だそう。思ったよりも高い割合で驚きます。
でも、三沢の治安は悪くないそうです。
「ここは空軍が多いから、アメリカン・バーに行っても大丈夫」と何人かに言われたので「どういう意味?」と聞き返しました。
エアフォース(空軍)は選ばれし軍人たちなので、行いがいいそうです。
ネービー(海軍)も200人ほどいるものの、シールズ(SEALs、アメリカ海軍特殊部隊)のようなエリート集団なので、ギラギラしていないそう。
ということはアーミー(陸軍)は…?
沖縄の米軍が騒ぎを起こすたびに、国内米軍基地の軍人は夜12時には基地に戻るべしというような規則が設けられます。
深刻な事件が起こっていない三沢にとっては、歓迎せざる状態だそうで、地元の飲食店は「商売あがったりだ」と喜んでいないそう。
ここは住民と米軍がうまく共存できている場所なんですね。
道端にはコスモスが満開です。
後部座席でカオリンと「わあ、もう秋だねー」としゃべっている、その前の席では、ジェ二ーがスタッフの方から、南部と津軽の歴史話を聞いていました。
今度は旅客機が頭上を飛んでいきました。すぐそこが三沢空港です。
● ビッグな小川原湖
やがて車は広大な緑地にさしかかりました。
三沢市民の森公園ですが、だだっ広くて公園というより森林に分け入っていくよう。
すると突然、視界が開け、海に出ました。
いいえ、ここは海じゃなくて湖。
海のように波立っている、大きな小川原湖です。
青森の湖といったら、みんなが思い浮かべるのは十和田湖ですよね。
でも、青森で一番大きな湖は、実は小川原湖なんです。
それなのに、ほとんど知られていないというのは、なんだか残念。
ここは海から流れ込む海水と淡水が混じり合う汽水湖。
シジミ、シラウオ、ワカサギなどがたくさん採れて「宝の湖」とも呼ばれるそうです。
そうして、湖のほとりのコテージに着きました。
森の中の湖畔のログハウス。絵の中に入りこんだ気分です。
● 湖畔のBBQ
続々とほかの車も到着し、食材を運び込んで、さっそくBBQが始まりました。
こちらの皆さんはとても手慣れていて、てきぱきと火を起こします。
ちょうど夕暮れ時に差し掛かった頃。湖面が西日を受けて、キラキラとまぶしく輝いています。
外国でバカンスを過ごすような、ゆったりとした時間。
三沢では、BBQ文化が発達しているんだそう。
アメリカ文化から?それとも大きな湖があるから?
そろそろ風が涼しくなってきたからか、平日だからか、ほかにコテージを借りている人はいませんでした。
つまり貸し切り状態です!
やってきたばかりの私たちIT組は、運びこまれた食材の豪快さにビックリ。
いろいろな部位のお肉に、生のカキに生のエビ。
生ものは、なんだかゴソゴソ動いていますよ~。
● 青森に乾杯
BBQだから、明るいうちから飲んでもオッケー!
キリンの「青森に乾杯」で乾杯!
ほかに、シャイニーの100%アップルジュースもあります。
あとは、みんな大好き、スタミナ源たれ!
焼きたてのお肉にスタミナ源たれ、おいし~い!
話の流れから、BBQメンバー8人のうち、7名がO型だとわかりました。
JBさんも参加メンバー4人も、O型です。
一人の方だけB型でしたが、BとOは割と近いから、大丈夫!
みんな、仲間意識でどんどんダイナミックさを出し始めました。
A型の人がいなくてよかった~。
● 生のホヤ
「あれ、これなんだろう?」
カオリンが覗き込んだものがあります。
「自信ないけど、ホヤじゃないかな?」
聞いてみると、果たしてホヤでした。
「生きてるよ。ほら!」と目の前に差し出してくれるJBさん。
「わあ・・・」
言葉も手も出ず、黙って眺めます。
色鮮やかできれいではありますが、グロテスクでもあります。
ホヤ、子供のころはかわいいんですけれどね。ってそれはどの動物も一緒かな。
ホヤを前に、どうしたらいいのかわからなかったので、とりあえず指でつついてみました。
特にびくとも反応しません。い、生きてるの?
「これは生で食べるのがうまいんだ」
私も味なら知っていますが、外見を見たのは初めてでした。
この赤い物体にJBさんが包丁を入れる様子を、かたずをのんで見守ります。
「あー、ここの包丁、切れないなー」
キャンプ場のですからね。
グイグイ刃を動かしているのを見て(いっそ、ひと思いにやっちゃってー!)と、ホヤの気持ちになりました。
ホヤから出てきた液体を、紙皿に受けて
「ここが美味しいんだよ」と回してくれるJBさん。
ワイルド~!
ためらいつつ、誰も断らないメンバーたち。頼もしいわ。
みんなでお皿を回して、おそるおそる飲んでみました。
「うん、磯の味がする」
とっても塩味でした。
切り身になったら、見慣れた姿。スイスイ食べられます。
ああおいしい。みなさん、ホヤ食べてみてね~♪
● 生のカキ
生ガキは好きなんですが、まだ動いている状態のを食べるのは初めて。
(気持ち的に食べにくい~)と躊躇している私の横で、みんな「わー、新鮮」と言いながらぺろりと食べています。
なかなか食べられずにいる私に、
「大丈夫、採れたてのカキは当たらないから!」と励ましてくれます。
そうじゃなくて、動いているのに、みんな気にならないのー?
葛藤しながらも、最後にはおいしくいただきました。カキさんごちそうさま。
● シジミ採り体験
ここで、私のリクエストのシジミの採り方を教えてもらえることに。
「希望者どうぞ」とJBさんが言うと、カオリンが「ハーイ!」と手を挙げました。
日は傾いているため、少しでも早い方がいいと、すぐに始めることに。
こちらの人たちも「この季節に入るの?しかも今から?」とビックリ。
湖水浴という言葉を初めて知りました。
私が着替えをしているうちに、JBさんは上着を脱いでジャブジャブと湖の中に入っていき、カオリンがその後に続いていきました。
私もそのあとを追いましたが、短パンを持ってきておらず、スカートをたくし上げて入ったので、あまり深い場所までは行けません。
スカートが湖面に触れる、腿ギリギリのところで立ち止まります。
二人とも、洋服が濡れることはもうどうでもよくなったようで、ついには肩までつかり、顔だけ出してシジミを採っていました。
私はひとつだけ脚で探って採り、岸まで引っ張っていって見てみましたが、貝の片側だけしかなく、中身はとれませんでした。
スタッフの人に話すと「シジミ採りあるあるだよ」とのこと。
次は、中身入りのものを採るんだい!(次っていつだい)
● 収穫あり
青森は、島根に次いでシジミ漁獲量日本第2位。
県内では十三湖がシジミで有名ですが、ここ小川原湖もよく取れる場所。
十三湖のシジミは黒くてつやつやとしており、小川原湖のものは茶色いと聞いていましたが、やっぱりこちらも黒くて、茶色くはありませんでした。
脚だけでしたが、水の中で身体が冷えたので、コテージのシャワーに直行。
暖まってから再びBBQの輪に混ざると、ジェニーが「寒いのに入ったのね~」と、ネコのように火のそばで丸まっていました。
肩まで湖につかっていた二人も、じきにずぶぬれ状態で陸にあがってきました。
「さむ~、シャワー、シャワー!」
バケツには、収穫したシジミがこんなに入っていましたよ!
何も道具を使わず、手だけでもこんなに採れるんですね~。
「ここは、深い場所になればなるほど、掘れば採れるよ」とJBさん。
あんまり採ったら、漁業組合の人に「コラ!」と怒られちゃうでしょうから、このくらいがちょうどいいですね。
中でも大きなシジミは、やっぱり十三湖のシジミによく似ていました。
つまり、シロウト目には、違いはよくわかりません!
● 突然の豪雨
そのうちに、日が沈んで暗くなりました。
明かりのあるコテージのデッキに移動します。
じきに、ぽつぽつ雨が降ってきたかと思うと、あっという間に豪雨になりました。
大慌てで、BBQコンロや食材をコテージの中に運び込みました。
シャワーを浴びたのに、また浴びなくちゃ。
● 110円温泉へ
その後、コテージの中で飲みなおし、おひらきと共にスタッフたちは帰って行きました。
私たちはJBさんに連れられて、すぐそばの温泉へと向かいます。
のれんには「湯っこ」と書かれています。かわいい。
なんと、三沢市民は入湯料が110円!
市外の人は160円ですが、それでも銭湯よりはるかに安い温泉!
ここで男性のJBさん、ヂンさんと別れて、私たち女性3人はゆっくり入浴タイム。
つるつるになるお湯でした。
ドライヤーは1分10円、明朗会計!
入口には、長靴の専用置き場がありました。
雪用かなあと思いましたが、あとで聞いたら「この辺の人は、よく長靴を履いてるからね」とのことでした。
農作業ででしょう。
● 夜道のアドベンチャー
男性陣と分かれ、コテージに泊まるのは、女性3人のみ。帰りは自力でコテージに戻らなくてはなりません。
ぐるりと建物の裏側に周りこみ、今しがた上がったばかりの大浴場の前を通っていきました。
ここを過ぎると、あとはもう外灯の明かりのみ。
温泉からコテージまですぐそばだといっても、うす暗い山の中の土の階段を下って行かなくてはなりません。
(ここで転んだら、また温泉に入らなくちゃ)と緊張が走る、ちょっとしたアドベンチャー。
そろそろと歩を進めて、うす暗い道を外灯の明かりを頼りに進んで、コテージに戻ります。
どのコテージなのか迷いそうになりながら(玄関の電気をつけておくんだったー)、ようやく到着。
寝るまでの時間、お茶をしながらのんびり過ごしました。
夜ふけに明かりを消してから、ひとりバルコニーに出てみると、暗闇からさざ波の音が聞こえてきます。
舟に乗って湖面にいるような気がしました。
夜半には、激しく雨が降る音で目覚めましたが、またそのまま眠りに吸い込まれていきました。
2日目に続きます。
そんなところのバーに行ってみたいです。
BBQ楽しそうですね。
私は全くと言っていいくらい嫌いな食べ物がないと思っていました。
ところが20年前初めてホヤを食べた時の衝撃は
忘れられません。
今でも食べれないのかな?
味覚が変わってれば大丈夫かも・・・?
横須賀界隈を知っている身にはびっくりするくらい、平和でしたよ。
アネッティさん、ホヤは苦手ですか…。
でも大丈夫、ホヤはなかなかの珍味ですから、好き嫌いの中にカウントしなくていいと思いますよ。私もオリーブの実が苦手ですが、普段はなかったことにしています(笑)!
ありがとうございます。
では苦手な食べ物ゼロとしますね。
でももう一度くらいはホヤに挑戦してみたいような、怖いような。
気仙沼市の観光PRキャラクター、ホヤぼーやもかわいいですしね。
とはいえ私の場合、先週欧州旅行をした折に、機内食にオリーブの実が出ましたが、いつものように見ないふりをして残しちゃいました!