今日は京セラの開幕戦ではなく、選抜を見に行きました。久しぶりです。
春は良いです。
夏は暑すぎてなかなか行くのが億劫なんですが・・・春は良いです・・・
気持ちよかったな~
実はずっと仕事が忙しくてストレスで胃が気持ち悪かったんです。。
いよいよ胃カメラ初体験か?
とビビりまくりだったんですが・・・・
思いっきり胃腸に悪そうな揚げ物とビールを頂いて小春日和のこの日に野球をぼーっと見ていたらスッキリ治りましたま、私のストレスなんてこの程度です。
で、プロ野球開幕戦です。
京セラドームで行われたヤクルト三連戦の初戦
勝ちました!
矢野監督初勝利おめでとうございます(#^.^#)
ワイルドピッチによるサヨナラ勝ちとかスッキリしないと言われてますが・・・
私は割と今日は良い感じで攻撃も守備も破綻しなかったんじゃないかと思ってます。
過去三年間、「え?なんで?」
という事の連続だったので、普通の流れの采配がスッと違和感なく頭に入って来るのが心地よくて。
何て言うかな~~自分の中でハードルが低すぎるのかな~
前年までどんだけギクシャクした流れにストレス溜めてたんだ・・・?と(苦笑)
もうね、予想通り点が取れなくて打てなくて好投しているメッセが気の毒だったんですが・・・・・(ヤクルトの小川も気の毒。お互い様だけど
初回の守備が大きかったですね。
ルーキー近本の好返球(あわや暴投だったけど梅野がナイスでした)
木浪はちょっと堅かったかなあ(^^;)
打順でルーキー二人と糸井をくっつけたのは良かったですね。
三番までに点を入れないといけないんですが、この一二番の前にトリーの代打を置いたのが良かった。
そんなの9番に代打を送るのが当たり前じゃんって
あなたは言うかもしれない(誰やそれ?
しかーーし
その打順を11回までにいじくったり
出塁率を求められる場面で出塁の悪い江越を先に使っちゃったり(で、代走がいないとか)
こんな風に当たり前の事が出来ない時代が長かったので・・・・・・・・・・
当たり前の事がこんなにストレスが無いなんて\(^o^)/ブラボー
というわけで
打てない事は織り込み済みなので、競り勝てたことは良かったなと思っています。
明日以降の事は知らないけど・・・・
あ~~不安が一杯のままオープン戦が終了しました・・・。
最後の試合は夫が観にいってたんですが、珍しく大量点が入って勝ってましたね(^^;)
大山君が呪縛から解かれそうな・・・・感じがしますね。
矢野さんには外野の声は無視して、最初に決めた目標や設定をぶらさずにやって行って欲しいですね。
ブレる
過去のどんでん以降の監督の問題点ってここだったと思います。
足を使ってとか守備を中心にとか細かい事を最初に言いすぎな気もします。
足を使うとか守備を中心にとか、足の速い選手や守備が上手い選手が怪我や不調で使えないとか、
編成で目標に沿った選手を揃えられてないとか(阪神の場合はその問題がすべてと思うけど)
用兵が上手く行ってないと前提条件が覆ってしまい、結果ブレブレなシーズンを過ごして指揮官の信用がなくなるパターン
見飽きましたから
今シーズンの開幕の目玉はルーキーの一二番ですね。
注目を浴びたいがための抜擢ではなく、実力でもぎ取った(もぎ取れちゃった)のが良かったり悲しかったり
悲しいか、やっぱり(^^;)
オープン戦最終戦のスタメンが開幕メンバーなんでしょう
1ショート木浪
2センター近本
3ライト糸井
4サード大山
5レフト福留
6ファーストナバーロ
7セカンド糸原
8キャッチャー梅野
9ピッチャーメッセンジャー
今年も福留に頼らないといけないとは・・・
結局私、マルテが打席で打ってるのほとんど見てないんですけど・・・
メッセ日本人枠の利を活かせていない・・・( ;∀;)ああ、阪神の問題点(編成
そこが全てですね。
矢野さん、お気楽にどうぞ
他球団の一軍レベルの投手はやっぱり打てません。ありがとうございます。
ヒットは出ても単打単打の各駅停車
相手はランナー貯めてドカン
と言うのはいつもと同じです。まあ、打てる選手ってルーキーの二人で二人とも小粒ですからね。
これまでの諸先輩方や糸原のように
デビュー当時は思い切りよいスイングで飛び出したのにプロの壁にぶち当たってスイングを鍛える方向ではなく、
いきなり当たった限界を「僕はそういうタイプではないので」と言ってコツコツ当てて職人肌の選手として生き残る方向に逃げる様なことが起こらない様に切に願います(だいたい関本が悪いと思ってます。こういうとこ)
糸原も今なら間に合うので考え直して欲しい。
そう考えると小粒選手でありながらガンガン振り切って帰りの燃料を持たない特攻を続ける上本って素敵よね。怪我しないでね。
大山君がす~~~こ~~~~~し~~~~だけ良くなってきた・・・兆しがあったのですが、金曜まで対外試合が無いんですね。
あ、そうか、お侍さんに呼ばれてるのか。ちゃんと試合に出られたら良いんですけどね。
チームはいきなりオープン戦四連敗ですが、そんな中
藤浪がちょっと良かったようで何よりです
少し腕を下げたそうで、色々言われてますが、結構高身長の投手ってスリークォーター気味な選手いますよね?特にメジャー
思い出すのは左右違うけどランディジョンソン
ランディ・ジョンソン 2004年完全試合達成
先日ソフトバンク戦で投げた藤浪のフォーム
スロー映像)阪神 藤浪晋太郎 投球フォーム 2019.3.2
いう程・・・サイドじゃない気もしますが(^^;)
先週だったかな?「スポーツ内閣」で武井壮と藪さんが藤浪にインタビューしていたんですが・・・
戦え!スポーツ内閣 2019年2月27日【阪神!巨人!広島!プロ野球キャンプ潜入スペシャルin沖縄】
藤浪のインタビューは24分くらいから。
藤浪、変わりましたね。。。
丸くなったと言うか、大人になったと言うか。。
でも、私は実はこちらの大人になった藤浪の方が本当の藤浪ではないかと思っています。
今までトンガって見えてたのは若いのに騒がれて持ち上げられてマスコミに作り上げられた姿だったのかなと・・。
注目しているのはインタビューの内容で、彼の口から「再現性」「体幹をがっちり固定する。ブレを治す」「前で離す」と明確で具体的な言葉が出た事。
わかってるんですよね、彼は何が大事なのか。
今年はあり得ないほど投げ込んでいて心配する声も聞こえてくるんですが、全て自分で考えてやっている事なので、私は失敗しても支持します。
彼が投げる時はどんどん右打者を下げてくれているそうですが、右には当てますが左に打たれますからね。練習させてくれてありがとうと言いたいですね。
彼はわかっているのです。
才能があって頭も良いアスリートが自分で考えて自分で道を切り開いた時は・・・
ワクワクしますね。
打者でもそういう人出て来て欲しいなあ…ねえ、江越い~~~
恐らくキャンプ中は彼が主役。木浪君
どうもです。
キャンプリポートをガン見してやらなくてはいけない仕事が手につかない日々がやって参りました。
何から何までうっすいうっすいファン歴しかない夫が「練習だけ見て何がおもろいねん」とぬかします。
いやほんと、なにがおもろいんでしょうね。
面白いか面白くないかと言われたら、面白くないんですよ。ただ打ってるだけ、投げてるだけ。走ってるだけ。
ケースバッティングとか投内連携とかルール知らん人からしたら「なんなん?これ」だよね?
私だってたま~~~に暗く辛い高校時代の練習を思い出すと軽い頭痛すら覚えますもんね。いやマジで
しかし
何気ない下積み情報を持ってシーズンを見るのは面白みが随分違うんですよ。
例えば関西マスコミお抱えの阪神OB解説者の言う事がてんで当てにならないので
自分の目で練習中の選手のフォームや状態を見て「この選手はこのままだと調子上がらないだろうな・・・」と思っていてシーズンに入るとやっぱりアカンかったと、その経験値の積み重ねで「見る目」が養われるんですよね。
さて、そんな私も昨日の藤浪の練習試合の登板は見逃したんですよ、ごめんなさい。(誰に向かって
ハイライトで見直したんですが、左をズラリと並べられたという事で(栗山ああ)、清宮などに甘く入ったストレートをキッチリ打たれたのですね。
練習試合で打たれてもまあ構わんですよ。今無双してる方がちょっと怖いし。
ボールの質を見たら、まあ縦に落ちるボールは切れは良いけど、それを振らせる組み立てとか、見抜かれないフォームとかが課題なのかな。
紅白戦でも右打者に二人ほど当ててましたね(一人は岡崎だからまあええか
コントロールの精度を上げようとしたら、もっともっと肘が頭の真横を通らないといけないんだけど、まだブレてますね。
下半身はしっかりしてきたのでもっとフォームを固めないといけないですよね。
ソフトバンクを見たら基礎的な練習に凄く時間を割いていたので、そういうとこが一年かけて差がつくのかなあ・・・と考えています。
さて、打者ですが・・・・
サンデーモーニングで掛布が「大山がとても良い」と言ってたんですが、この人が監督にならなくて本気で良かったと思いました。
良くないです。正直秋季キャンプから何やってたんだと思います。
フォームに変な癖がついてしまって構え遅れ振り遅れで強い打球を飛ばすために大事な距離が取れてません。
多分、バットのヘッドをインパクトの時遅れて出すと打球が飛ぶので、それをやろうとして変な癖がついてしまったか、手首か何かに疲れがたまってバットのヘッドが出てこないかどっちかですね。
指導者はそこを見極めてさらに変な癖がついたまま開幕を迎えない様にしてあげないといけません。
見ていてヒットが出ていてもまずいんじゃないかと思われるのが、この大山と糸原と高山。。特に高山はなんじゃこりゃと思える変なフォームになってます。
何で真ん中のボールでもあんなに肘をたたむのかな。。。しかも腰引いて肘たたんで
ど真ん中がファールにしかならんとか何だろう・・・
糸原もまずいですね・・・練習の疲れがたまっているとかそんな感じではなさそう。
阪神特有の病に羅関しております。そう、それは
小柄な中距離以下の打者はコツコツ逆方向にゴロを打つのが良しとされる思想にとらわれる病
糸原は力強いバッティングが魅力でした。
速いボールでもガツンと引っ張り込める強さ、スイングの速さが魅力だったのに去年の後半からバットを更に短く持って前に飛ばさないバッティングに変わっていました。
糸原お前もか・・・・・○| ̄|_
幸い、ルーキーの木浪、近本が元気なので、もう無難にやっていこうとする先輩を押しのけて開幕スタメンを目指して欲しいですね。
北條と上本は好調ですね~良きかな~怪我すんな~~
中谷は変化球は逃さずガツンが戻って来ました。もう色々吹っ切れたのかな?
後、バッティングはまだよくわからないんだけど、江越が元気ですね。
江越も怪我しそうなので怖いなあ・・・でもあの帰りの燃料持たない走塁と守備は魅力です。
キャンプ中継をずっと見ていると鳥谷が若手と同じメニューをずっと練習してるんですね。
カッコいいなあ‥‥そういうとこ・・・・
開幕ショートはこのまま行くと北條なんだろうけど・・・大山の状態が上がって来なければサード鳥もアリですよね。
鳥は「競わせてくれ」とは言ってるけど、争いに負けたらサードでもセカンドでも行くと思うんです。
まずは一旦競わせてと
こんな鳥谷の心の機微は監督もわかってると思うので・・・
お、なんか今年は野手の層がルーキーと鳥谷のおかげで分厚く感じるぞ!
とにかく上ポン怪我すんな!!
スローガンは
「ぶち破れ!オレがヤル」
だそうです。
このちょっと垢抜けない言葉のチョイスは逆にええんじゃないですかね?
2003年2005年の優勝の時が「ネバーネバーネバーサレンダー」
所謂ネバサレですよね。
最初は「なんやこれ」って思いましたよ。
スローガンって既に持っている事ある事はわざわざ言わないですよね。
星野監督就任当時はすぐ諦めちゃうチームカラーだったから「決して諦めるな」がスローガンになった訳で
金本さんの超変革は旧弊な体質を変革しようと試みた(あかんかったけど
じゃあ「俺がやる」は俺が俺がと自らチャレンジする勇気を持てていないと感じられるという事でしょうね。
自分の殻を破れと
何となくですが、他球団でもスローガンがちょいダサな時ってチームが強いなと思うのは私だけですかね?(笑)
で、キャンプインです。
球界のお正月前の野球ファンの大晦日に当たる日に原口が大腸ガンであった事が明らかになり、心の底からしょんぼりしてしまって
なーんとなく気分は盛り上がらなかったのですが…(´・ω・‘)
やっぱりキャンプリポートが始まり動く選手を見ると
細胞レベル…遺伝子レベル…デオキシリボ核酸レベルでワクワクが込み上げてきます。
頭ではわかっていても体が勝手に」みたいな感じです。(そうか?
初日からいいお天気で良かったです。、
他球団は藤原だ根尾だ(根尾は二軍スタートらしいですが)吉田だ華やかですが
ウチだって西だ近本だ小幡…木浪…マルテ…
言えば言うほど地味です。
ガルシアくらいかな…
なんて言うか、伝統的に投手の補強は良い感じなんですよ。
若い人も出てきてるし藤浪も今は感じ良さげだし。
野手がねえ
もう福留とか糸井とか計算に入れなくても回せる様にしないといけないなと思うんですね。
外野で福留がずーっとベンチにいる(去年も結構いたけど)様な事になったら良いなと思いますね。
練習の量が少ない問題が金本政権の3年目に囁かれてたんですよね。
広島原理主義者で練習の量を増やすと明言していた金本さんが3年目に何故練習量を減らしてしまったのか疑問。
私はちゃんとカウントしてる訳ではないからわからないんですけどね。
始まったばかりなので今は心穏やかに暖かい沖縄の映像を見てワクワクするだけです。
原口の手術は無事終わってリハビリに移るそうです。
まだ若いので野球選手としてまた復活して貰いたいと思っていますが…
人生はもっともっと長いので、今は野球以外の勉強をして見聞を広め教養を深めるチャンスだと捉えたらどうでしょう。
野球人生は長くてもあと10年程でしょうが、人生はもっともっと長いのです。
原口はとても聡明な人だと思います。
貴重な人材を野球だけに埋もれさせたく無いので、今は野球のピンチだけど人生のチャンスと受け止めて欲しいです。
それにしても若い人のガン、最近よく聞くので辛いです。
当ブログも立ち上げから数えて15年目となりました。
いつもご愛読ありがとうございます。
元旦に毎年お舅さんの家に挨拶に行くのですが、東京六大学の一角の野球部出身のお舅さんとは毎年毎年「今年の阪神はどうやろう?」と野球談義になります。
お舅さんは阪神ファンでは無くて、野球全般好きなアスリート型のファン。
アンチ巨人を標榜していてテレビを見ながらボロクソに批判するのが観戦スタイルなんですが…亡くなったお姑さんが「爺ちゃんは本当は巨人が好きなのよ」と暴露した事はお舅さんには内緒です🤫
お舅さんは去年「金本の野球は好かん!!」と2位になったにもかかわらず酷評していて、今年の最下位を予言していました。
そして今年…
「リサちゃん、今年の矢野はどう思う?矢野は監督にはまだ早い思うねん。他におらんかったかなあ。」
私「さあ、矢野の他だと岡田とか掛布になるんですよねえ」
「あんな奴ら(これこれ)になるくらいやったら矢野かなあ…せやけどワシはどうせ若いもんにやらせるんやったら鳥谷が引退して監督になったらええと思うんや」(爺ちゃんは苦労人型や小粒な選手より大型スター選手、特に六大学のスターが好きなのです)
私「鳥谷は…面白いですけど、まだ現役やる気ですからねえ」
「そうかあ…鳥谷が引退するまでは矢野でつなぐしか無いかあ」(そんなに鳥谷監督見たいんだ)
私「無理矢理辞めさせたら高橋由伸の二の舞ですからねえ」
「高橋由伸は悪く無かったんやけどなあ」
私「私は高橋由伸監督良いと思いますよ。アレは球団のサポートがなってなかっただけで、また他の球団で監督をやったら良い監督になると思いますよ」
「(嬉しそうに)そうやろう?高橋由伸監督良かったやろう?(^_^)」
…と、こんな会話を元旦年一回繰り広げるお舅さんと嫁でした。
結局爺ちゃんは六大学のスターが大好きなんですな。
どんでんは早稲田の大型スター選手なんだけど…数に入ってないのか(苦笑)
鳥谷が引退して監督になり、またどこかの監督になった高橋由伸と相見えるのを爺ちゃんは見られるのでしょうか…
トリーは今年どうなるのかな…
まあ、その前に矢野監督で良い試合を見せて欲しいですね。
という訳で今年もよろしくお願いします。
ようこそおいで下さいました。
首を長ああああああああくして待った甲斐がありました。(あー長かった)
恐らく来ていただけることと思っておりましたが・・・
「今日来る」
「明日来る」
「今靴を履いている」
「靴ひもを結んでいる」
「5分前に阪神電車に乗った」
「もうそこの角を曲がった」
などと西様の周辺で吹聴して回った九官鳥のせいで
西様の計画の邪魔をしましたことを心よりお詫び申し上げます。
ただ、当方の地域性と申しますか
おかしな事を吹聴して回る九官鳥は他にもうじゃうじゃおります
西様の周辺にまとわりついたり嘘を吹聴して回ったり、大変なご迷惑をおかけするかと思いますが、
そこはご納得の上のご契約ですのでご容赦くださいませ。
ほんっとうにサンスポのせいで一旦成った契約が破棄されるのではとハラハラしました。
決めてくれて良かったです。ありがとう西君。悪いようには致しません。
甲子園はホームランは出にくいですが、どういう訳か他球団の外国人選手にはよくホームランを打たれます。
どうした事か全くわからないのですが、味方は全く打ってくれません。全くどうした事でしょう。
この球場は広くて点が入りにくいのでのびのび投げられると評判です。
ただ、ディフェンスの屋台骨であるセンターラインは選手はコロコロ変わりますし不慣れな選手ばかりです。
そうそう、去年やっと捕手が一本立ちしました。
GG賞受賞捕手です。
しかし、監督の覚え目出度くないので、来期はまたコロコロ捕手も変わるかと思います。
最下位の代償にやっとセカンドと捕手を固定できたのにまたガラガラポンです。
要するに最下位のチームなんです。
援護はしません。
キャンプはバッティング練習に時間を割きましょう。
バントの練習よりホームランを打つ練習をしてください。
バント処理も周りを信用してはいけません。ベースから逸れたらまず捕って貰えませんから、ベースの上でも捕れませんから。
それでは寒くなって参りましたのでご自愛ください。
キャンプ楽しみにしております。
大変面白い日本シリーズでした。
去年のDeNAとの日本シリーズも両チームの監督の緻密な駆け引きが面白かったのですが、今年の広島は怪我人多発で西武との戦いでボロボロになっていたソフトバンクを投打共に圧倒しているのでは無いかと思っていました。
実際表向きの戦力比較ではそうだったと思うのです。
特に打力では1勝3敗ではあったものの、
5戦目での出場選手の打率は広島が.263 ソフトバンクが .234
今シリーズ打撃好調のデスパイネと今宮が含まれた第4戦でも広島.271 ソフトバンク.223
得点も広島20点 ソフトバンク23点
僅か3点差でした。
こんなに拮抗しているのに
明らかに第5試合までは「本拠地に帰りさえすれば盛り返せる」レベルの試合を見せていたのに
何故か第6試合の広島からは集中力に欠けるシーンが散見され、諦めたような雰囲気さえ漂っていました。
特にあの田中広輔の盗塁がリクエストによって翻った瞬間に「届かない」と感じたのでは無いでしょうか。
実際、その前に盗塁では無く二番菊地に送りバントをさせて失敗しています。
この足封じはクライマックスシリーズで西武も散々走って散々刺されました。
私は自分のスタイルを崩さない姿勢は好きなのですが、実は本当に強いチームはどんなスタイルでも勝てる柔軟性があるのです。
今シーズン山賊打線で暴れまわって優勝した西武はポカポカ打つ前に足で揺さぶるスタイルで点を取りますが、とった点を守り抜く終盤のブルペンの戦力が極端に弱いのでソフトバンクに敗れました。
その西武は10年前に日本一になった時は弱い後ろに岸を回して日本シリーズを制しました。
あの時も重量打線が売りでしたが、中島が途中故障離脱しても片岡の足で稼いだ点を岸が守り抜いて勝利しました。
スタイルを幾らでも変えられる柔軟性は分厚い戦力と戦力を活用する選手の使い方が必要です。
この辺はソフトバンクのチームの土台の強固さによるもので、今回負けていたら戦犯にされてもおかしく無い打率の主力と控えを上手く回して勝ちを拾っての見事な日本一でした。
本当に知力と練習の質と量の差と、内川のバントの上手さを見てもどれほどの質と量の練習を積み重ねていたのかと考えると寒気すらします。
守備のスーパープレーも派手なものばかりで無く、内外野の連携だったり、バントを簡単にさせない投球だったり守備体系だったり、3試合目からの外野の守備シフトが完璧で急に間を抜く当たりが減ったり。
ほんの少しの差ですが、広島の方が選手の固定度が高いので選手任せになりがちだったかもと思いました。が、普通はそれもストロングポイントになるものなんですがね(^_^;)
盗塁を6度阻止した甲斐キャノンが目立ちすぎるくらい目立ちましたが、そこに至るまでのバッテリーの牽制のしつこさと集中力の持続が凄まじかったですね。
もう、一瞬一瞬が濃厚で楽しくてしょうがなかったんですが、広島の方が先にギブアップしてしまった感じが否めません。
日本シリーズは短期決戦ですが、意外と長いんですよ。
最長7試合(今回は引き分けで8試合)最短で4試合。
同一チームと4試合連戦ってあんまり無いでしょ?
この間に怪我人も出るし、好調だった選手も不調の波に飲まれることもあります。
反対に不調だった選手が蘇る事もあります。
今回工藤監督が見事だったのは打撃不振だった上林を一旦外してまた使うと見事に蘇った事と、3戦目で5失点してあわや逆転負けを喫する所だった加治屋を5戦目延長10回で(使わざるを得ない状況とは言え)登板させて先頭フォアボールは出したものの後続を断ち柳田のサヨナラホームランを呼んで見事に蘇らせた事。
短くて長い日本シリーズの中で選手を使ううちにシリーズそのものをコントロールして行くのは流石と唸りました。
広島はタナキクマルに変わる選手を使うことができず、柔軟性を欠いたのが敗因の1つでしょう。
工藤監督なら丸は外していたと思います。
と、同時にセリーグの限界を感じました。
広島の野球が正しい、広島を目指せとしてきたセリーグ
広島は非力な俊足打者は置かず、菊地のような選手も強いスイングで長打力もあるわけで、その野球の思想はセリーグでは先端と思われていたのです。
しかし、足で掻き回してもソフトバンクの様な成熟したチームには通用しないのです。
足でかき回すと言うのは心理戦でバッテリーを揺さぶって心理的に追い詰めて甘いボールを叩いて大量得点を稼ぐスタイル。
一、三塁で二盗して三塁ランナーがディレードスチールをまんまと決めさせてくれるチームはそもそも日本シリーズに、ましてやパリーグを勝ち上がってくるチームには通じないのです。
そして、広島野球以下の古いスタイルのバットを短く持ってゴロを打って足で稼いで相手の隙を突く野球。
これも守備が上手いチームには通じない訳で…
足で稼ぐのもいいけど、それは選択肢の1つで内川のバントの様に色んなスタイルを持つことが出来るのが真に分厚い戦力と言えるのだと痛感しました。
そして、その道のりは遠く果てしないのですが、世界に出遅れがちな日本野球の1つの理想の形をソフトバンクが見せてくれた気がします。
ただ、西武や広島の様に何度刺されてもチャレンジする帰りの燃料を持たない姿勢は嫌いではないです。
そう考えると阪神は育てるべき選手は矢張り中谷と江越…とキャンプリポートを見て思ったり思わなかったり
ソフトバンクへの道のりは遠く果てしない…
いやーーードキドキしました…
くじが当たったらどうしようかと(⌒-⌒; )←正しいファンの反応
いやだって大阪桐蔭の四番って嫌な思い出しかないんですよ。
また球界の至宝を潰しやがって…と、全野球ファンから冷たい目で後ろ指指されるのは嫌なんです。
それなら他所様から出来上がったものを頂いた方がいいじゃないですか。
それで金満とか育成下手とか言われても
「だってクジが当たらないんだもの
当たらないんだもの
しょうがないじゃない」
と、運のせいに出来るんです。
こちらの方が余程心が安定します。あー寝つきが良いわ。
だって、スラッガーをいくら補強しても、あのホームランが出にくい球場を相手にプレーするのは厳しいんですよ。
打っては風に翻弄され、守ってはファンからメガホン投げられる。
最大の補強はラッキーゾーンって言われてるくらいですからね。
実現しませんけどね。
さて、一位指名の近本光司君
大阪ガスの外野手です。
阪神タイガースには「指名に困ったらガス屋」と言う社則があるのでしょう。聞いた事ないけど。
まあ歳も歳だしすぐ一軍レギュラーじゃないと後がない選手なんですが、外野の糸原となるか?期待ですね。
ちょっと気になるのは上の写真でもわかるように、ややバット短く持つんですね。
もう現代プロ野球ではコツコツ当てて転がして足で稼ぐとか通用しなくなりつつあるので、鍛えてしっかり強い打球を打てる打者になってくださいね。
アマチュアに疎いので2位以下は何もわかりません。
さて、FA市場に乗り出さざるを得なくなりましたな。やれやれです
とは、
本来は猿におだてられた猫が焼けた栗を拾い大火傷を負ったというフランスだかどこか外国の寓話から来ているそうですね。
猿かに合戦と似てるなあ…
この場合猿は阪神阪急ホールディングスの偉い人?
私は阪急ファンでしたがブレーブスを捨ててからの阪急は信用なりません。
スポーツへの理解はまるっきりナッシングです。
理解が無いなら無いで放って置いてくれたら良いのに儲かるコンテンツには口を出すんですね。
返す返すもあの日あの時なんとか言う欽ちゃんに似た金の亡者に株を買われなければ…
心あるファン、タイガース内部のスタッフは金本監督で少なくともあと一年は待ちたいと思っていたと思います。
そりゃ色々腹に据えかねる部分もありますが、毎度書かせてもらっている様に、全く芽が出てない訳ではなかったのです。矢野だって二軍でやりかけた事が山ほどある筈です。
金本監督で結果が出なくても良い形で矢野に渡せた筈です。
矢野も断れるものなら断りたかったでしょう。
しかし何よりも選手を放り出すのが忍びなかったはずです。
人を指導する仕事に関わると、この沼に落ちると抜けられない。
高橋由伸も岡本がある程度独り立ち出来たから辞任したと思うのです。
矢野は多分…正捕手と大山と藤浪と中谷(多いな 笑)を託されたと思います。
金本の会見をリアルタイムで見ることはできなかったんですが、色んなメディアの記事を読んで思ったのは
監督ではなくコーチ向きな人だったなと言う事です。
視野が狭いんだ(苦笑)
あと、シニカルな言葉を挟まずにおれないのはちょっとどうでしょう(^◇^;)
ちょっと炎上しかかっていた「来季は補強して勝たれた方が…」と言う言葉自体は言いたくなる気持ちはわかるわかるよくわかるんですが…
こう言った言葉を投げかけられ続けた3年間だったのかと思うと、そりゃ下っ端の若い選手にはキツイわなと思うのです。
権限の範囲が狭いコーチから始めていたら、若い選手もシニカルな表現を重く受け止めることもなかっただろうし、金本もコミニュケーションを学べたと思うのですね。
矢野はストレートな表現しか出来ない人だと思ってますので若い選手の心に響くと思います。
なかなか厳しいスタートとなりましたが、矢野監督を見る目は金本監督を見る目よりやや優しいと予想しますので、どうせ最下位のチームなんだし、思い切ってやっていって欲しいですね。
私は向こう2年最下位でも我慢しますよ(^^)
共通しているのは自ら進んで監督になった訳じゃないって事。お疲れさまでした。
まあ面白くない野球でしたよね。
和田政権でベテラン偏重助っ人頼みのチーム運営が続いたので中堅選手は丈の低い選手しか育たず、チームの柱となる選手がボロボロのベテランしかいない状態での三年間。
最初の二年は前政権のアンチテーゼをするだけでウケたわけで、抑圧された陽の目を見られなかった選手たちに光を当てると一瞬は伸びたんだけど瞬発力だけで養分不足ですぐに萎えてしまう。
萎えた選手に信用がないからどんどん作戦が小さくなってしまう。
面白くない野球に終始しました。
それでも、このブログでも何度か言っていましたが
和田政権時代よりマシだった思っています。
こんなに二軍の若い奴らも若くない奴らもいっぱい見られるシーズンは無かった。
そういう意味ではいい三年間でした。
最下位がそれと引き換えだったと思えば納得です。
最後の最後に藤浪の明るい顔が見られた事もささやかな光です。
来季どの監督になるかわかりませんが、出来ればこの三年間を無駄にしないようにお願いします。