獏の食わず嫌い

プロ野球を好きになってほんの45年です。阪神のせいでネガティブ根性が骨まで染み付いております。

鳥谷の行方

2019-10-30 11:34:57 | 野球
いつの間にか日本シリーズもドラフトも終わってました。
一番くじは案の定外し、西君の遠い親戚の子がやってくることになりました。
やってくるのよね?ちゃんと入団のお知らせとか聞いてないんだけど(^^;)

登録名はどうするのかな?と思ってたら
「純也」とか
「J西」
とか「どうでもええわ(ノ`Д´)ノ彡┻━┻」
と言いたくなる記事が並んでいます。
ホンマどうでもええわ

J西ってマンモス西っぽい・・ものすごくどうでもいいことを言いました。



日本シリーズも「やっぱりな・・・」とは思ったんですが・・・
これ、ほんまにソフトバンク対11球団みたいな感じになって来ました。
そもそものチーム作りから何から何まで違い過ぎるんです。
とりあえず福田君がほしいです。
ものすご~く欲しいです。
来てくれなさそうでもアタックしてください。来季は私の中では糸井もドメも勘定に入れてません。
入れちゃいけないんです。
江越中谷に夢を見るのももう諦めました。

多分メジャーとの交渉が難航するであろう秋山にもちゃんとアタックしてくださいね。





で、鳥谷です。

まずは岡田元監督のコラムをお読みください
岡田彰布から鳥谷敬へエール


一部抜粋
打撃面での鳥谷の大きな武器は、選球眼のよさ。現在までの通算四球数は、チーム歴代1位。四球はヒットと一緒やねんから、チームにとってはものすごくありがたい。出塁率が高いから、長打力のある4、5番の前に置きたくなる選手。2014年にマウロ・ゴメスが打点王を獲った時は、鳥谷が3番にいたから獲れたんよ。

 追い込まれるのが怖くないから、初球からポンポン打つこともしないし、じっくり球を見極めながら勝負できる。調子がいいと、つい積極的に打ちにいきたくなるんやけど、鳥谷はそれをしない。相手投手にしてみれば、じっくり見られるのは嫌だと思うよ。配球にも気をつかうし、リズムも生まれにくいから。スラッガーとは違った迫力があったと思うよ。



そうなんですけど・・・
やっぱり何か古い感じがしますよね・・

ソフトバンクの選手は出塁の役割の人でもチャンスでは還すバッティングができるのが強みです。
出来る出来ないは置いといて・・・
そういうチームが強くなるんですよね。

出塁に特化した選手にはそうした配球をするだけなので・・球種も増えましたし野球は進化しているのです。
どん様は鳥谷は代打では生きてこない、スタメンで使い続けるべき、鳥谷を脅かす選手が出て来てから譲るべき。とずっと語っていましたが・・・

チャンスはあったんですよね、
鳥谷が明らかに守備範囲が狭くなって劣化が素人目にも見えてきたときに大和と併用できていれば・・その少し前に鳥谷に外野を練習させていれば・・・
センターに行くのが大和ではなく鳥谷だったなら、もう少し鳥谷も元気にやれていたかも知れません。
大和も今はレギュラーでショートだったでしょう(DeNAの方が彼に合ってると思いますが)
少なくとも鳥谷は外野もできたら引き取る球団があったかもしれない。


どうも阪神と言う球団は・・・内野手で一番うまい選手を外野にコンバートする癖がありますね。。。

今の植田海君のセンターとか気に入らないです。

打てなくて出場機会のない選手の方が考えて練習する時間もあるからなのかも知れないけども、松井稼頭夫だって晩年楽天で外野やってますからね。名選手なら尚やるべきだと思います。

変に選手のプライドを忖度し過ぎなんですよ。大嫌いなんですけどね、忖度って言葉・・。

このオフに外野を練習しないといけないのは糸原や(怪我してますが)北條だと思っています。(遅いけど上本も)
もう江越の夢が破れた今、外野の層を厚くする努力をすべきでしょう。
どうせ福田も秋山も獲ってくれないんでしょうから。



話がそれましたが、鳥谷ですね。

まだ移籍の話は出ません。ロッテと言う話がささやかれましたが、ロッテの現状を考えると獲るとは思いません。鈴木大地のFAがどうなるかもありますがここ何年かドラフトで内野手の大物を獲ってますし、そろそろ活かさないといけないでしょうし。
勝手にマスコミが妄想していただけかと思っています。

トライアウトは受けない方向らしいですが、それでいいのかな・・・・?そう言う事でいいのかな?


危ういバランスゲームのクライマックス1stステージをギリギリ突破

2019-10-08 15:22:00 | 野球
野球好きにはたまらない素晴らしい三連戦でした。
1日明けた今も余りにも気合いを入れて見過ぎて魂抜けて腑抜けになってます。
これから仕事大丈夫なのか不安です´д` ;

三連戦中両チームのファンが不満と不安だらけだったと思います。
私などは矢野監督の

@先頭が出ると相手投手の立ち上がりの状態を見極める前に北條に自動送りバントで不安定な先発を落ち着かせる。

@何なのかわからないけど外野手のリザーブが1人きり(陽川、植田を内外野で勘定してるにしてもだな

@その割に早々と陽川、植田を代打代走で使ってしまう。

@しかも木浪や北條と言った代走が要らない選手に早々と使ってしまって打てる内野を下げて外野手に植田を使えなくする。(ってか高山がデッドボール当たった時肝冷えたわ´д` ;)


と、不満をずーーーっと並べとったのですよ。
シーズン終わりに6連勝して選手のムードは上向きだったのが、ベンチの空気は慎重に次ぐ慎重。
阪神の最大のストロングポイント、中継ぎ抑えの戦いに持って行きたいのはわかるけど、それだと意図もみえみえで敵も攻めやすかったと思うのです。


矢野監督は情に厚い采配をする人です。
これは長所でもあり、短所でもある。

情の厚さが功を奏し、
3戦目では各選手が過去2戦のリベンジを果たします。

植田海が前日の盗塁失敗を
島本が1試合目打ち込まれた失敗を
それぞれの失敗をリベンジする日でもありました。


しかし、前日サヨナラホームランを打たれて1番悔しい思いをした岩崎を登板させ、見事1イニングピシャリと抑えるも三連投の上にイニング跨ぎさせたのは納得出来なかった。

いやいや、リベンジなら今日は1イニングで良くない?(ヾノ・∀・`)
雨でぬかるむしスパイクに土が挟まってやり辛そう…
その前に…リベンジのつもりが深い傷を負いかねない。
解説の大魔神佐々木も「これは解せない。阪神のブルペンにはまだ投手はいるはず」
と疑問を呈していました。

空気が重くなる中、雨で守り難くプレッシャーもかかる。
私は選手をリラックスさせてグラウンドに送り出すのがベンチの務めと思っているので、どんどん岩崎や野手にプレッシャーをかける采配には怒り心頭でした。
案の定北條がホームゲッツーを焦りエラーしてしまいますが…
まあ、北條があかんのですが…


途中マウンドに上がったドリスが救ってくれました。
走者がいる場面のドリスはまた格別のスリルとサスペンスなのですが…

必死にワンバウンドをセーブした梅野も大したものです。お疲れ様。
ベンチの奥で岩崎が目を真っ赤にしていました。
本当に辛すぎる。

矢野監督の情の厚さ。。
けれど、その情の厚さが裏目に出ると選手は辛いのです。
重いんですよ、あなたの情が…
男女の恋愛関係とか親子関係みたいに重いんですよ。

これね、矢野監督に今年1つの成功例があったからと思うのです。

今回のシリーズで正に勝敗を分ける大きな存在となった藤川球児。
球児が大リーグから四国を経て阪神に戻ってきた時、またクローザーとしてこんなに活躍出来るなんて思いませんでした。
いや、今シーズンのあの時までは…球児自身もあのホップするストレートにここまで自信を持っていなかったと思うのです。

あれは今シーズンのいつだったろう…確か4月か5月か…
まだクローザーはドリスで球児はセットアッパーでした。
全盛期の球威は無いものの、昨シーズンの半ばからストレートのキレは戻りつつありましたが、どちらかと言うと変化球を交えた投手晩年にありがちな軟投型スタイルに変えようと試行錯誤していたと思うのです。
が、
いつの試合だったか
球児はそこまで軟投型に適した投手では無いので…ヒットとフォアボールを選ばれてピンチを迎えます。
ですが、矢野監督はベンチ最前列で腕組みをして微動だにしない。
満塁になっても動かない

その矢野監督の姿を見たかどうか…球児は「あのストレート」で空振りを取りピンチを切り抜けます。

あの時の矢野監督の腕組み仁王立ち。
「お前ならできる」
元々素晴らしいセットアッパーだった球児が更に今のスーパー球児になるきっかけだったと私は思っています。

肘の移植手術の後、時間をかけて筋力を戻すと前より球の威力が増すと言われています。
球児は術後緩やかに調子を上げ、今が最高の状態を迎えているのでは無いかと思ってます。


ただね、
それは百戦錬磨の藤川球児と、
苦楽を共にした矢野監督の仲だからできる事なのですよ(−_−;)


岩崎君には荷が重過ぎるよ…矢野さん´д` ;
重くて潰れちゃうよ…
(ヾノ・∀・`)ナイナイ

だから…
もう少し子離れして下さい…
特に投手には特別な愛を注ぎ過ぎなんですよ(−_−;)




ただね、

こうはいいましたが、なかなか危ういバランスの上に今の勢いってあるんですよ。

この矢野監督の重すぎる愛が無ければ、この若い選手達は自主的にこんなに戦えるのか?

初回バントしなければ北條は果たして打てただろうか?
初回バントがあるから1試合目で5打点の活躍があったんじゃ無いか?

外野手が少ないのは、じゃあ他に誰がいる?

DeNAにしても阪神にしてもシーズン戦って戦力はボロボロなんですよ。
阪神は糸井いないしジョンソンいないしガルシア頼みだし

DeNAはパットン急遽戻したけど全く球威ないし´д` ;
シリーズ戦いきる戦力残ってないから1試合先発の石田がブルペン入りするし

謎采配といわれる影には「戦力不足」があるんですよ。もうしょうがない。

阪神がDeNAを僅かに上回ったのは百戦錬磨の大ベテランの存在だったと思います。
藤川球児対筒香
超一流の対決堪能しました。

ジョンソンの赤ちゃんも無事産まれた様で、後は一刻も早いお帰りをお待ちするだけです。。






ってか、ジョンソン帰る気ある?

2019コマンドだらけの最終戦観戦。

2019-10-01 10:33:51 | 野球

何となく後ろに映ってる子も大丈夫かなあ・・・と心配してるんですが・・・・

と言う訳でひょんなことから消化試合の気分満載で手に入りましたチケット(いわほーシャチョー!サンクス)
まさかこんなにもコマンドが多い試合になるとは思いもしませんでした(^^;)

中日さんは順位は確定しているものの、大野の防御率のタイトル(投手出身の与田さんは何としても取らせてあげたかったと思うのです)奪取まであと3イニングと3分の1。

阪神は・・・高橋聡文の引退登板。
鳥谷敬の(ひょっとしたら)最後の縦縞最後の甲子園。
そして、勝って逆転三位。

広島に色々と申し訳ない試合になりはしたんですが。。。まあなんて言いますか、負けたあなたが悪いのよ・・・としかねえ・・




入り口で配られたポスター
何て言うか・・・本人まだ引退しないって言ってるわけで・・・・
球場ぐるみで凄い泣かせにかかってるんですが、セリーグの他球団に行って敵として舞い戻ってくる可能性もあるわけで・・・

最後に映し出されたビジョン

いいんですけどね、まだ本人引退しないって言ってるわけですよ。
新井さんみたいに完全な敵として復活する可能性あるわけですよ。

ここまで引退の準備したんだから儲けさせてよ~みたいな?

私はひねくれものなのでこんな球団の思惑には乗りたくないんですよ。







この弁当の鶏肉堅いんやけど・・・・





いやね、
今日は弁当をかっ込んで試合中は何も飲み食いせずに集中しようと決めてたんですよ。
色々見たんですけどね、弁当
なんかこれ、一杯あったんですよ。目の前に。
揚げ物とかコロッケとか暑くて食べる気がしなくてね・・・

しかし、掻っ込むにはこの弁当の肉もごはんも冷え固まって堅いんですわ(;´Д`)
お・・お前は頑固者の鳥谷そのまんまやんけ・・・・

つくづくオリックスの淡路屋の弁当は旨いと思いますわ。




実は二軍戦以外では今季初甲子園だったりします。

秋っぽい空だけど全然涼しくない。
暑かった・・・



コマンドが多すぎてフリーズしそうな試合のマウンドは青柳君と大野

大野は最初から3回三分の一と決めてたんでしょうね。飛ばず飛ばす!
こちらもちゃんと「対大野」打線を組んでます。

ええ、勝たねばなりません

うちの自慢の右打者を並べました!
マルテがいませんがいてもどうせ大野を打てる気がしません!
そう、誰が出てもどうせ打てない打線です。
表向きは本気です。

しかし、少なくとも中谷は大野が下がったらお役御免でしょう。
何気に阪神外野は量産型江越と化しています。

                      (最近の打率) 
1 (中) 近本 光司 左 .273 .250
2 (遊) 北條 史也 右 .241 .133
3 (左) 福留 孝介 左 .258 .438
4 (三) 大山 悠輔 右 .258 .231
5 (二) 糸原 健斗 左 .266 .222
6 (一) 陽川 尚将 右 .115 .250
7 (右) 中谷 将大 右 .183 .167
8 (捕) 梅野 隆太郎 右 .267 .533
9 (投) 青柳 晃洋 右 .000 .000


スタメン



因みに前回ノーノ―食らった時の打線がこちら


1 (二) 木浪 聖也 左 .276 .280
2 (中) 近本 光司 左 .272 .304
3 (三) 大山 悠輔 右 .261 .286
4 (一) マルテ 右 .287 .375
5 (遊) 北條 史也 右 .260 .250
6 (左) 陽川 尚将 右 .111 .---
7 (右) 髙山 俊 左 .276 .545
8 (捕) 梅野 隆太郎 右 .259 .364
9 (投) 望月 惇志 右 .000 .---

マルテと高山が福留と中谷に変わっただけですが・・
福留がいる分何か心強い気がします!


コマンドが多すぎる試合の第一コマンド
大野の防御率タイトル奪取作戦は大成功です。
点数もヒットも0が並びます。


ヒットは打っていいんだよ!



わかっていたんです。これがわが軍の精一杯です。
しかしながら、大野のミッションが完璧に終了して次に上がった三ツ間君は災難でした。
防御率は他球団には1点台なのにDeNAと阪神にはめっちゃ打たれてる珍しい稀有な存在です。

投手が変わった途端に打ち出す阪神打線。
大山君のタイムリーで一点先制です。

勝たねばならないコマンドがあります。すまんの、三ツ間君、すまんの加藤。
加藤捕手はランナーサードで二度逸らす失態で代えられてしまったのですが、再放送で見直したらとんでもない暴投です(^^;)ありゃあ、気の毒だ・・・。






三つ目のコマンド
高橋聡文引退登板


これも3点差がついて絶妙のタイミングでした。
青柳君が相変わらず味方に足を引っ張られながらも梅野バズーカと3度の(三振ゲッチュ含む)併殺を取り見事なピッチング。
ビシエドも下がり(なんでか知らんが助かった)
島本君が相手の戦意をボッキリ折る投球をして(見事だったなあ)からの高橋登板です。
しかしですね、前日のメッセの登板に比べたら、一人の投球とは言えお世辞抜きに「あれ?まだいけるやん?」と思えるボールでした。

たいがいのセレモニーで心動かない私ですが、福留と大野が花束を持って行った時はウルっとしました。泣かなかったけど。

因みに燃えろドラゴンズが流れた時、ライトスタンドからも歌声が聞こえました。
最終戦ならではですよね。
まあ、ご協力感謝って感じです(お互いに)


ところで、風船っていつから黄色一色になったんでしょう?

さて、風船飛ばしの後はお待ちかねの代打です(前の回でネクスト出て来てたけど)




なんと守備にも付きました。


引退興行みたいですが、私が思うに矢野監督の中ではまだまだ戦力なんでしょう。
阪神の野手の層はペラッペラですからね。
CS?そら戦力よ。


中日さんのコマンド
根尾くん顔見世興行。
ああ、根尾くんの写真撮れなかった・・・・



ザキくんPJが完ぺきに抑えてからの球児。
前の試合で3失点してるので気になってましたが・・平田もビシエドもいませんからね。ランナー出しつつもおさえました。
阪神っぽくないと言われようが、最後花相撲で本物の三位じゃないと言われようが三位は三位です。




流石矢野さん、マイクパフォーマンスお上手です。







トリー、最後ちょっと出て来て挨拶してくれました。
ついでにガルシアも挨拶してくれました(笑)



でもまだ終わってないんですよね。


日本シリーズで甲子園に戻ってくるチャンス・・・・ありますしね。







それに、私は鳥谷は他球団で大復活して大いなる敵として戻ってくると信じてるんでね。
今夜泣いた皆さん、覚悟して震えて眠れ。