獏の食わず嫌い

プロ野球を好きになってほんの45年です。阪神のせいでネガティブ根性が骨まで染み付いております。

謹賀新年

2011-12-31 23:54:30 | 日記

富士山を見に行ってからあと一週間ほどで一年過ぎるんですねえ。

本当に色々あった一年でしたが、夫の尿管結石と言う締めくくりで終えました(笑)

本年もよろしくお願いします。
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『それから』

2011-12-24 15:05:25 | 日記
映画『それから』メイン・テーマ


梅田のデザイン学校に通っていた時

友達が言った

「明日松田優作が梅田に来るで!」

森田芳光監督の映画「それから」の公開日、舞台あいさつに明日の午後やって来ると言う

満場一致(二人しかいないが)で次の日の午後の授業をさぼって映画館に走った。

映像が凝っていて綺麗で、
さぼってでも観る価値がある作品だったと思った(デザイン学生的には)

森田監督、小林薫氏、松田優作氏

舞台あいさつにやって来たのはこの3人だったと思う。

優作さんの足の長さとカッコよさに目が釘付けで小林薫さんと森田監督の事は覚えてないのですが(苦笑)

優作さんが無くなったのはその二年後だったか・・・三年後だったか・・・

授業さぼってでも観ておいて良かったと思った。

森田監督が亡くなった。
肝炎だったとか・・。
若い人の急逝が多いなあ・・と気になってます。
真央ちゃんのお母さんとか・・・
お酒控えようかなあ。。

これであの時舞台あいさつで観た中で生きているのは小林薫さんだけになってしまった。
小林薫さんは何だか長生きしそうですが(^_^;)


余りにも大物が立て続けに亡くなったので、何だか扱いが小さい気がしますが、まぎれもなく日本映画界を代表する監督。
まだ若いのに残念です。

「家族ゲーム」が代表作として有名ですが、
私は「39・刑法第三九条」が良かったです。

駄作の呼び声が高かった織田裕二版「椿三十郎」も、旧作がイメージ強過ぎて不幸な評価だったんだけど、娯楽映画として単体で観ると、あれはあれで面白かったと思っています。
武士の家計簿はまだ観てないので夫が借りて来てくれないかなあ・・・と


森田監督は優作さんを一番上手く撮った監督さんだと思ってます。

学生時代の思い出をありがとうございました。






毎年の事ですが、今夜も閉店してから年末商戦に向けての売り場作りをします。
毎年毎年ワッセワッセと年が過ぎて行きますが、体が動く事を有難く思いながらヒ~ヒ~言おうと思っています(苦笑)
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赤い月

2011-12-11 23:57:31 | 日記
昨夜は皆既月食でした。

もっと上手く撮りたかったんですが、うちのデジカメではこれが限界かも(^_^;)

夜何時ごろだったか、8時過ぎまで雨が降ってたのでスッパリ諦めてましたら、ネットって便利ですね~
11時ごろ、我が家の近くの人が見えたと実況していたのを見てベランダに飛びだしたら見えました。





セーラームーンみたいだねー・・と娘は言いました。

月が陰ったおかげで冬の大三角形が更に際立って光って見えました。
それにしても寒かったなあ(^_^;)
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ゾノ君頑張れ

2011-12-08 23:29:05 | 野球
上園君頑張れ!ようこそ松崎投手(⌒▽⌒)ノ

ハマスタにてゾノ君絶好調の07年7月 。・゜・(ノ∀‘)・゜・。

完全にフルタイムになりましたので、家事や子どもの事や親の事等が一気に降りかかって来る御年頃でもありますので、この年末は特にアップアップです。涙

モバゲー問題やらキヨッタケ問題やら
FA、メジャー移籍、トレードや中畑監督問題(問題なのか?)などなど、色とりどりのプロ野球ニュースが駆け巡っております。
中畑監督に高木豊が参謀とか何気に明るい暗黒臭が香しい横浜。色んな意味で楽しみですね。(ま、こっちも有田ヘッドコーチとか愉快な暗黒の話題には事欠かないのですが)

そのハマスタで撮った一枚がコレ(^_^;)↑
上園君楽天にトレードです。

好きだったなあ・・・上園君の強気のインハイ攻め。
狙われたらただのホームランボールなんですけどね(^_^;)

球速アップにばかり気を取られ過ぎたんじゃないかなあ・・と思うのですが、どうでしょう。
新天地での飛躍を期待しています。


あと、トライアウトも凄く気になってたんですが、情報が交錯していて現在どうなっているのか、大変気になっています。
でもまあ、今年の年末を元気に乗り切るのが先ですね。はい。

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しわすデイズ。「さらば闘将西本幸雄」(加筆修正)

2011-12-02 23:40:15 | 野球


先月展覧会が終了しました~ヽ(^。^)ノ

去年までは講師として会場設営や運営もやっていたのですが、今年は完全に大人の絵画教室の生徒なので、作品を提供するだけでした。

富士山は今年の1月に撮って来た写真を元に描いた油彩画です。
油彩画をしっかり描くのは実は高校以来です。
ずっとキャンバスにはアクリル使ってたのですが、アクリルは凄く乾くのが速くて、感覚的には水彩で不透明を描く感じです。

段取りを決めて手早く描く水彩画の方が性に合ってると思っていたのですが、この歳になると油彩画で久しぶりに油の匂い嗅ぎながらペッタペッタゆくーりペースで絵の具を乗せて行く方が楽ですし楽しいですねヽ(^。^)ノ




さて、昨日録画した西本監督の追悼特番を観たのですが、ゲストが田尾さん、梨田さん、加藤英司さん(ヒデ爺)
司会は関西テレビの毛利アナ

関西テレビは昔から(たとえ30分とか45分とかとは言え)阪急の試合を中継していた程の局ですので、西本さんとも縁が深いです。

梨田さんもヒデ爺も「叱られた」「怖かった」「殴られた(^_^;)」などの思いでを語っていたのですが、特に驚いたのが、ヒデ爺が本当に西本さんを畏怖していた事です。
多分、今でも怖いんでしょうね。
その気持ちはよ~~~~~~くわかります(苦笑)

暴力は絶対に否定しているのですが、ただ、私も梨田さんもヒデ爺も人生の中でそう言う体験が出来たと言う事は深い意味で「良い体験が出来た」と思うんです。
暴力は否定しておりますが。

西本さんと言えば、やはり「江夏の21球」

梨田さんたら「(スクイズのサインを出すのは)勇気がいる決断だったが、たまたま打者がバントが下手な石渡だった。」事を暴露。
「アレは当てなアカン」と更に追い打ちをかけるヒデ爺wwww
昔の特集番組で「緊迫してので自分のサインが江夏にばれたのでは」と自戒する仰木さん。



ノムさん
「西本さんがバッティング練習ばかり見ているので『どうして投手を見ないんですか?』と尋ねたら『投手のことわかれへんねん。どこかに良いピッチングコーチおれへんか?』と聞かれた」
と、証言(^_^;)


梨田さんに斉藤佑樹の腕のしなりを能見のようにしならせろ、とアドバイスの電話をしたと言う話。



何よりも印象深かったのは、日本シリーズ第6戦を見ながらベッド脇で日本シリーズについて嬉々として元気に語る西本さん。

「最近の審判はハーフスイング取り過ぎやろw昔は文句ばかり言うとった」
「落合はいつも通りの野球しとるな」
「秋山はやっと投手の良し悪しわかって来たな」

(↓加筆修正しました)
「日本シリーズは非常に緊迫した場面があまりにも多すぎる。
こんなしんどいの『もうええねん』って言う風になるわ(笑)
ペナントレースでええ加減疲れてきとる。
その後にクライマックス・・・・日本シリーズ・・・
大事な試合が後で重なると言うのが昔とは全然違う。
本当に強い闘争心と精神力が必要やね。
今、グラウンドの外で見ておってね、俺は何回か日本シリーズに出て負けはしたけれど・・・・・
近頃のこう言う制度になって
選手は良くやってるなあ・・と思って感心するよ・・・・」


このシーンを見て、この言葉を聞いて、
ブワっと笑ってしまって、そしてその直後ブワっと涙が決壊しました。
何故か判らないんですが、自然と・・・
この
「感心するよ・・・・」
の言葉にね

物凄い深い愛を感じ取れたからだと思います。
ちょっと言葉では語れないんですが・・・


見たら本当に痩せてしまってて起きてるのもやっとらしかったんです。
梨田さんやヒデ爺が訪ねた時は喋るのも辛そうだったのに、日本シリーズを見たら命の炎が燃えたぎったんでしょうか・・・・
シリーズ見てる時の西本さん、とても楽しそうでした(笑)

この時だけは無茶苦茶元気でヒデ爺がビックリしてました。

亡くなる6日前だったそうです。



さようなら。西本監督。
最期に良いシリーズが見られて本当に良かったです。
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