先月展覧会が終了しました~ヽ(^。^)ノ
去年までは講師として会場設営や運営もやっていたのですが、今年は完全に大人の絵画教室の生徒なので、作品を提供するだけでした。
富士山は今年の1月に撮って来た写真を元に描いた油彩画です。
油彩画をしっかり描くのは実は高校以来です。
ずっとキャンバスにはアクリル使ってたのですが、アクリルは凄く乾くのが速くて、感覚的には水彩で不透明を描く感じです。
段取りを決めて手早く描く水彩画の方が性に合ってると思っていたのですが、この歳になると油彩画で久しぶりに油の匂い嗅ぎながらペッタペッタゆくーりペースで絵の具を乗せて行く方が楽ですし楽しいですねヽ(^。^)ノ
さて、昨日録画した西本監督の追悼特番を観たのですが、ゲストが田尾さん、梨田さん、加藤英司さん(ヒデ爺)
司会は関西テレビの毛利アナ
関西テレビは昔から(たとえ30分とか45分とかとは言え)阪急の試合を中継していた程の局ですので、西本さんとも縁が深いです。
梨田さんもヒデ爺も「叱られた」「怖かった」「殴られた(^_^;)」などの思いでを語っていたのですが、特に驚いたのが、ヒデ爺が本当に西本さんを畏怖していた事です。
多分、今でも怖いんでしょうね。
その気持ちはよ~~~~~~くわかります(苦笑)
暴力は絶対に否定しているのですが、ただ、私も梨田さんもヒデ爺も人生の中でそう言う体験が出来たと言う事は深い意味で「良い体験が出来た」と思うんです。
暴力は否定しておりますが。
西本さんと言えば、やはり「江夏の21球」
梨田さんたら「(スクイズのサインを出すのは)勇気がいる決断だったが、たまたま打者がバントが下手な石渡だった。」事を暴露。
「アレは当てなアカン」と更に追い打ちをかけるヒデ爺wwww
昔の特集番組で「緊迫してので自分のサインが江夏にばれたのでは」と自戒する仰木さん。
ノムさん
「西本さんがバッティング練習ばかり見ているので『どうして投手を見ないんですか?』と尋ねたら『投手のことわかれへんねん。どこかに良いピッチングコーチおれへんか?』と聞かれた」
と、証言(^_^;)
梨田さんに斉藤佑樹の腕のしなりを能見のようにしならせろ、とアドバイスの電話をしたと言う話。
何よりも印象深かったのは、日本シリーズ第6戦を見ながらベッド脇で日本シリーズについて嬉々として元気に語る西本さん。
「最近の審判はハーフスイング取り過ぎやろw昔は文句ばかり言うとった」
「落合はいつも通りの野球しとるな」
「秋山はやっと投手の良し悪しわかって来たな」
(↓加筆修正しました)
「日本シリーズは非常に緊迫した場面があまりにも多すぎる。
こんなしんどいの『もうええねん』って言う風になるわ(笑)
ペナントレースでええ加減疲れてきとる。
その後にクライマックス・・・・日本シリーズ・・・
大事な試合が後で重なると言うのが昔とは全然違う。
本当に強い闘争心と精神力が必要やね。
今、グラウンドの外で見ておってね、俺は何回か日本シリーズに出て負けはしたけれど・・・・・
近頃のこう言う制度になって
選手は良くやってるなあ・・と思って感心するよ・・・・」
このシーンを見て、この言葉を聞いて、
ブワっと笑ってしまって、そしてその直後ブワっと涙が決壊しました。
何故か判らないんですが、自然と・・・
この
「感心するよ・・・・」
の言葉にね
物凄い深い愛を感じ取れたからだと思います。
ちょっと言葉では語れないんですが・・・
見たら本当に痩せてしまってて起きてるのもやっとらしかったんです。
梨田さんやヒデ爺が訪ねた時は喋るのも辛そうだったのに、日本シリーズを見たら命の炎が燃えたぎったんでしょうか・・・・
シリーズ見てる時の西本さん、とても楽しそうでした(笑)
この時だけは無茶苦茶元気でヒデ爺がビックリしてました。
亡くなる6日前だったそうです。
さようなら。西本監督。
最期に良いシリーズが見られて本当に良かったです。