神頼み。とんど焼。
いや~~炎上とかそんな華々しいもんじゃないですよね。
粛々と負けてます。
しずか~に負けてます。
こんなに負けるか?っていうくらい阪神が負けまくってます。
15試合消化して1つしか勝てないって暗黒時代でもなかったことです。
暗黒時代って5月までは勝ててたりしたんですよね(^^;)
しかもチーム見てて「弱い」感じがしないんですよ。
サトテル、大山、梅野も近本もいます。
西もいます。
ただ、助っ人がいない。それだけです(ロハスすまんの)
ロハスだって暗黒時代なら全然優良外国人だと思うんですよね。
これは私のふわっとした感想に過ぎないんですが・・・・
上手く負けすぎなんですよね。
何て言うか、普通に弱くてもたまには勝てるんです。
どんな貧打線でも打線がアホみたいに打って相手がミスって点がじゃんじゃん入る試合がたまにあったり。
相手チームがお通夜みたいに凪の状態だったり(今日の中日なんてそうでしょう)
「金田一少年の事件簿」で何事件だったか忘れたんですが、事件に関するテストを出して0点だった人物が犯人だって話しがあったんです。
「まぐれでもたまには当たる時がある」ってことだったと思うんです。0点取れるのは実は正解をすべて知っている人物しかいないだろうって推理でした。
良く勝ち方を知っているチームと言いますが、まさに「負け方を知っている」状態です。
これは誰かが悪いとか何かが足りないとか言う物じゃないですよね?
歯車が狂うとよく言いますが、ガッチリ全て噛み合わない状態ですね。
しかしガッチリ噛み合ってない歯車ってどういう状態かと言うと、歯のピッチがピッタリ同じ状態じゃないとこうはなりませんよね。
つまり全て勝つ状態で歯車が出来上がっているのに「軸」が全くずれている。
って言うか、「軸」無いんじゃない?って感じですわ。
「軸」と言うと「監督」になるんでしょうけど・・・
私も監督のキャンプ前の「辞める」発言はいただけないと思ってました。最下位も覚悟してました。
しかし、普通に弱い感じじゃあないんですよ。
皆さん、本当に「ただ弱い」チームってどんなのか知らないでしょ?
こんなんじゃないんですよ。
たまにはアホみたいに打ったりするんですよ。(たまにだけど)
今の日ハムの監督がいたころなんてそうでした。
今年は弱点と言われていた守備が実は改善されてるんです。
ダントツではないけど3位くらい。
まあ、これからどうなるかわかりませんけど。
これ、どういうことかと言うと・・・
チャレンジできてないんじゃないかなあ・・と思うんですよね。
積極的なエラーが減っている。
(しかし目に見えないカバーが遅い等のミスはまだまだ多い)
盗塁王が二人いるのに盗塁もまだ3つ。
勝ててないと消極的になるのもわかるけど、それだけじゃない気がします。
思い切ってチャレンジする姿勢を打ち出して若い力を引き出して来た矢野阪神ですが
チャレンジする姿勢を止めてしまったら、
これは想像なんですが、去年のペナントレースで本人たちは全く負けた気がしなかったと思うんですね。
私も負けた気がしてませんもの。
でも、あんなに頑張ったのに届かなかった。
頑張った事を全て否定された結果になった。
良かったことを辞めて苦手だったことを克服して(それも中途半端なままだけど)
去年勝てていた事を全てグルンとひっくり返して
勝てていた白いオセロを全部ひっくり返して全てを自己否定してしまったら、
全部黒になりますよね。
そう、今はチーム全体が自己否定してしまっているわけで・・・・
それは本当は強い自分たちがまだ内に潜んでいるからだと
本当は強いチームの選手一人一人が自己否定してしまっているからすべて裏返って黒になっているのだと感じています。
何故こんなに負けるのか?
その答えは
「本当は強いから、強い選手が自己否定して全てを黒にしてしまっている」
と思っています。
これから普通に勝ったり負けたりしだしたら本当に弱いチームになったかもしれないんですけどね(^^;)