怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

偽装ブレンド米

2016年08月30日 | カテゴリー分けするのに飽き
いつものご飯を食べていて、気付いた。
なんだか、やたら長い米があるぞ?
ん?長粒種米を混ぜたかな?
驚いて、米びつと米の袋を観察した。
ううっ、上手いことブレンドされていた、長粒米。

丸い粒の中に、ながーいのが混ざっているのを簡単に発見できるだろう!
袋の印刷を確認した。そういうブレンドをしているとは書かれていない。「上質な丸い米」と印刷されている。
まったく、いい加減だなー。
って許せてしまうドイツ生活。
以前はこのスーパーのこの米、もち米だったこともあるんだ。
米飯食に慣れていないドイツの消費者を馬鹿にしている、とは思うけれど、実害はないだろうな。
私がこのメーカーに苦情を言っても、取り合ってくれるかどうかわからない。っていうか、苦情にならないのではないかという恐怖感もある。
日本だったら、大問題になるだろうな。
神聖な米に外国の(その多くは「タイ米」などと、国名がくっついているからタイの人にはかなり失礼なような)いけない米が混ざっているとは何事だ、と。
いや、今思いついたけれど、カルフォルニアなどでたくさん作っている、丸くてねばねばした米だったら混ぜてもわからないのではないのだろうか。
日本産の煎餅も米国、中国産原料を使っているのを帰省時に散々見たものね。

下の写真は左がブレンド米からより分けた長粒米、真ん中が、その製品、右がバスマティ米だ。
私はジャスミン米とバスマティ米、その他の長粒米の見分けがつかない。酷似しているように思える。
味の区別はできる。バスマティ米はジャスミン米よりおいしいんだ。

そういえば、スーパーで売られているバスマティ米一キロパックの値段が最近20セントほど安くなっている。
ジャスミン米はそのままなのに。
もしかして、バスマティ米が余っちゃって、短粒米に混ぜて売った?
うーん、一体、どんな事情で混ぜちゃったのだろう。

先週買った同じメーカーの米は、すでにこのようなブレンドをされていなかった。
一時期の事故だったのかもしれない?
誰も気付かず、私だけ気づいたこのブレンド米事件、私も忘れていくことだろう。