魔法が解けたそのあとで

結婚、出産、育児、介護、お仕事。来た球を打ち返す、毎日のつれづれをつづりました。

クリスマスの家族。

2016-11-11 10:38:23 | 離婚

こんにちは。

今日は朝から暗くて、雨ですね。

昨日からずっと、冗談みたいなアメリカ大統領選のニュースばかりで、テレビは消しています。

ちょっと今週時間があいたので、娘のおもちゃや小さいときに使っていたものを片付けて、必要な方に譲ったりしていました。

近くで必要な方に取りに来ていただけるアプリを活用して、お譲りしていくと大分部屋がすっきりしてきます。

娘も就学し、おもちゃも遊ぶものが違ってきて、低学年の頃はいいか、と思っていた学習机と収納を購入しようと思って吟味しているところです。

勉強はリビングでするのですが、やはり「自分の場所」や「自分のものの置き場所」をきちんと作ってあげないと、整理整頓できないようになってしまうかな・・・と思い。

今までは母のライティング・ビューローを使っていたのですが、娘の「欲しいもの」を買ってあげたいな・・・と思いました。

七五三もあるし、お財布が心配どころか大ピンチなのですが、私も脳梗塞をやってますし、いつまた再発するか分かりません。

娘にできるだけのことをしたいと思いますし、私になにかあった時、娘を支えてくれる思い出やものを作ってあげたいと思います。

母もいなくなって、夏に処分したカリモクのソファのように。

すごいいろんなものも処分して片付けていて「わたし、死ぬのか?」っていうくらいですが、退院の時にお医者様から言われた

「再発するかしないかはわからない。今、できることはやってる。

だから月並みだけど、一日一日を精一杯生きるしかないのじゃないかな」

という言葉どおり、今、私は一日一日を生きています。

 

さて、クリスマスの季節になってきました。

うちにある小さめのクリスマス・ツリーも譲り先も決まり、整理していたところ、買った時のレシートが出てきました。

元夫が買ったものだったんですが、元夫はなんでも買った時のレシートやチラシを取ってつけておいたりするんですね。

特に本とか、間にレシートが挟まっていて、いつどこで買ったか分かるんです。

ツリーを買った時のレシートは、2013年のわたしの誕生日でした。

クリスマスが近い日が誕生日だったので、ちょうどその日になったのでしょうか。

買ってきた日が自分の誕生日だったことは憶えていません。

3年前、わたしが鬱になる前、娘は年少さんでしょうか。仕事に復帰した年です。

パートでしたが毎日娘を送ってから出勤して、帰宅して家事をして、大忙しだった頃です。

娘を喜ばせようと、買ってきたのでしょう。

2014年の春には母の病気が分かり、大きく変わっていく前の家族。

元夫は、ハロウィンやクリスマスが大好きでした。

ツリーについていた電飾では足りずにさらにオーナメントや電飾を買ってきていました。

(わたしにはプレゼントはあったのかな?憶えてないや)

わたしがケーキを焼いて、デコレーションを娘が手伝ってくれて・・・娘はロウソクを吹き消すのが大好きで、何回もやりたがるのですが、誕生日じゃないのにそれに応えてやらせていた元夫。

このツリーを飾っていた時は、家族でした。

でももう、このツリーを飾っていた家族はない。

娘には、父親と過ごすクリスマスはない。

そう思うと、突然、涙が溢れて止まらなくなりました。

ごめん、りお、ごめん。

でも、もう家族になれなかった。

家族だった。けどもうだめだった。

ママが、精一杯やるから、できる限りやるから。

久々に、号泣しました。

ちょうど、あの人から逃げて、一年。

今でも「どうにかできなかっただろうか」と思うことはあります。

でも、わたしはもうあそこには住めなかった。

ここにいる幸せ以上のものは、あそこにはなかった。

今、娘とふたり。

今朝も、目覚ましが鳴って起きた娘が甘えた声で

「マァマ」

と言って抱きついてきます。

いつもの、甘えた、欲しいものやお願いがあるときの言い方。

まだ7歳の娘。

この子とふたり。

家族が減ってしまったことは悲しいけれど、あそこに戻れと言われても「NO」と答えます。

 

 

 

 

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長い夢から醒めて

2016-05-26 23:01:08 | 離婚

こんばんは、お久しぶりです。

長らくご無沙汰しております。

昨年夏に母を亡くしてから、本当にいろいろなことがありました。

結論から言いますと、転居し、離婚しました。

夏に母が亡くなった時に、決定的なことが起こりました。

結果、警察を呼び、その次の日に私は娘と一緒に元住んでいたところに帰りました。

端的に言うと、逃げました。

警察にはよく注意するように言われ、保護命令を家庭裁判所に出してもらうようにすすめられましたが、弁護士が「それをすると逆上して交渉しづらくなる」と言われて断念しましたが、警察には「じゃあ弁護士が何かあったら責任とってくれるんですか?」とも言われ、かなり迷いました。

とにかく夫とは接触しないようにしていましたが、携帯を急に止められたり、メールが来たり、いやがらせは続きました。

夫に会ったのは離婚が成立し、自分と娘の荷物を取りに行ったときだけでした。

その時も部屋に入れてもらえず、私と娘の荷物と家具が、霙降るマンションの廊下に出されていました。

離婚に至る交渉は、弁護士を挟んでのものでしたが、とにかく私が憎くて仕方ないんだな、という気持ちが伝わってきました。こちらが誠実に対応しても無視やごまかしでとにかく話が進まず、娘のことも一切話がありませんでした。

すっかり「ああ、この人と離れてよかった!あんな地獄から逃げてよかった!」と心から思わずにいられませんでした。

逃げてきた日は「ありのままに」を非常階段で歌いましたよ。

離婚届けを出した時の解放感といったら、人生の中でこんなにも「自由だ!」という気持ちを味わったことがないくらいでした。

本当に、いろいろないやがらせは度々今も続いており、私の親にまでされています。小さな、本当にいやらしいものです。

そして娘の誕生日に、娘がパパと話したい、というので電話しましたが出ず、メッセージを残してもコールバックがありませんでした。

娘は「冷たい・・・」とつぶやいていました。

私はこれで、もうこのまま夫とは関わらないようにしようと思いました。

本当に、夫の憎しみはすさまじいもので、「この人、仕事してるんだろうか・・・」と心配になるレベルでした。

よくこんな人と8年も暮らしてこれたものだと思いました。

もともと、こういう人だったのか、変わったのか・・・どちらでもいいです、もう他人ですから。

今も娘のことで「あのまま我慢していたら良かったのだろうか」とふっと思うことはありますが、やはり何度考えても「暴力はだめ」ということに返ります。

今、娘はお友達に手を出してしまうようになってしまっています。就学した直後は授業中の立ち歩きや、お友達と揉めることが激しくて、今はかなり落ち着きましたが、支援学級にうつることも視野に入れて、専門各所や学校と話し合っているところです。

本当に、早く離れれば良かったと痛恨の思いです。

娘に対しては、これからずっと、可能な限り償っていくつもりです。

私の8年にわたる結婚生活は終わりました。

長かった私の想いも、通じることなく終わりました。

あんなに好きだった人が大嫌いになることってあるんだな、と思います。

そして愛情が通じない人もいるんだな、と思いました。

夫と暮らしていた時の、自分が記号のように扱われる感じ、自分の言っていることを聞いてもらえない、あの感じ。

本当にぞっとします。

「NO」を「NO」と聞いてもらえない、人間扱いされない感じ。

今は家族といて、そんなことはなく、本当に人間に戻った気がします。

離婚は本当に大変です。

でもあのままいたら、私は死んでたな、と思います。それか刺すか刺されるかしていたでしょう。

元夫は、私の友達の家まで押しかけて「ここにいるでしょう、妻を出してくれ」と詰め寄り、いないと分かると「DVはなかった、誤解させた、ここに自分が来たことは妻には言わないでくれ」と口止めし、恐怖を感じた友達は私に連絡してくれ、警察にも動いてもらいました。

娘が行くはずだった小学校にも「DVではない」と電話したり、私の学校にも来ていたことが分かっていますし、多分幼稚園にも行ってるんだろうと思います。

本当に恐ろしく感じます。

夫がそんなことをしてどうしたいのか、はっきりとしたことは分かりません。

私には彼の気持ちは理解できません。思考回路も理解できません。

本当に、全く違う星の人と話しているかのようです。

夫はこのブログも突き止めて見ていました。それでかなりの記事を見えないようにしました。

今も見ているのでしょうか。

私は元夫がどう生きようと、もう関心がありません。

娘のことも含め、本当に、離れて良かったと思います。

私は私の人生を取り戻しました。

元夫は、私の人生から完全には消えませんが、私の人生は私のものになりました。

完全に、夢から醒めました。

全部ではありませんが、少しずつ、記事をアップしていけたらと思います。

継続してご覧いただいている方は、本当に感謝しています。

私が独身時代から結婚、離婚に至るまで、実に10年をこえたこのブログ。

覚醒ののち、わたしの人生の後半、どうなっていくか記録していきたいと思います。

これからもよろしくお願いいたします。

 

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