魔法が解けたそのあとで

結婚、出産、育児、介護、お仕事。来た球を打ち返す、毎日のつれづれをつづりました。

菊田と覚馬

2013-02-24 00:29:29 | 本・映画・テレビのこと

大河ドラマ「八重の桜」観ていますか?

八重がヒロインというより、彼女の兄の覚馬が主人公みたいな感じの今ですが…(^^;;

彼がその素晴らしいボディを披露した回は、Twitterすごかった…!

前回は温泉シーンもあり、由美かおるかっ!と言いつつガンみしてしまいました。

西島秀俊さん、ブレイクの年か…!

彼が演じる菊田や覚馬は、男らしく優しく、筋が通った真っ直ぐな男で、とてもステキです。

韓流スターのボディガードも朴訥として良かったですね。何となく観ていたドラマだったんですが印象深かったです。

ドラマの方は、もう毎回毎回、会津がどんどんつらくなってきて…観ているのがつらいですね。

会津に焦点を当てた大河ドラマは初でしょうし、こんな立場であった事を細かく描写したのって初めてで、会津の人々が余りに真っ直ぐで…これから起きる戦争の事など調べれば調べるほどつらい…。

雪と修理様夫婦なんて、なんで?と言う位の結末で…。

八重と尚の介も、これからどうなるのかな…と。明日もまたつらいタイトルとなってます。

 

 

 

 

 

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四十路ライフ

2013-02-17 00:19:08 | 日々のこと

わたくし、40になっていろいろと変化がありました

額にシワが見受けられる、体力が落ちる、深く眠れない、記憶力の低下、いろいろありますが

なんか先日、髪の毛がべたつく・・・というか、地肌がベタつく気がして、いつもの石鹸シャンプーから美容院でもらったままになっていたシャンプーに替えたり、小麦粉シャンプーしてみたりとかしたんですが、なんかイマイチで・・・

「やだ、真矢みきちゃんが言ってたのってコレ

とか思ってセ〇レタしようかと思い悩んでのですが・・・その上、なんか前髪が決まらない・・・ナナメ前髪にならない・・・

困ったなあ、四十路でぱっつん前髪ってアリなのかなあ、などと悩んでVERYなどめくりつつ、悩んでいました

ぱっつんは美容師さんが「ありですよ」なんつってくれたので、それでやり過ごしていたのですが、なんか・・・

前髪が薄くなってない?

わたし、白髪がこの近年急激に増え・・・心労が重なって髪も真っ白ですわ・・・前髪をめくると根元が真っ白・・・。

それで月イチで泡で染める白髪染めをやっていたのですが、それも2年以上になるのか・・・そのせいなのかなあ・・・。

なんか地肌にしみるし、最近・・・やぱいかも

と思い、いろいろ調べてみたところ。

やっぱりヘナしかないな、ドーン

という結論に達しまして

で、いろいろ調べて買ってきました、ダイソーヘナ、105円。

ヘナは100パーセントでなくてはいけない。

ヘナはトリートメント効果もあり、やればやるほど髪質が変わり、ツヤも出る・・・などその効能も良いらしく。

しかし合う合わないもあるし、牧草のような匂いが気になるという声もあり。

まずコストかけずにやってみようかと、買ってきましたよ、ダイソーで。

ヘアカラーやシャンプーの経皮毒も心配だし、白髪を放置、という選択肢はないので苦肉の策。

さて、結果は・・・良かったです

わたしはブラウンをやってみたのですが、ちゃんと染まって全体的に少し明るめになりました。

そしてなんだかツヤも出たみたいです

紅茶で溶いて、ラベンダーオイルを垂らしてみたのですが、まあ匂いは畳みの匂いみたいなのがしますが、わたしはそんなにこの匂い、気になりません

娘は夫と義理実家に行った日に、そう、ストロベリー・ナイトを観たあとすぐに家に帰って始めました。

たっぷり3時間頭に乗せて、ラップ巻いてカイロ貼って、タオル巻いて、シャワーキャップ着けて。

その間ご飯食べたり家事や用事を片付けて、お風呂に入る時に流しました

ヘナは皮膚や衣類についても落ちるので、これも良いです

パッチテストも大丈夫だし、今のところ異常はありませんし、わたしはヘナ、大丈夫みたいです

しばらくこれで様子見て、次はオレンジやってみたいと思いますこれでどのくらい持つかな~?

 

最近からだのことでつくづく思うのが、「ダイエットって、正しい食習慣を身につける事」なんだな~ってこと。

結局のところ、これに尽きるんだな、と。

一時期痩せたとしても、その生活がずっと続かなければまた元通りか、身体悪くする

ちゃんと良いものを食べて、運動して、排出して、という生活を身につける事が早道だし、そうしなければ元の木阿弥。

今更分かったのかい

そう、四十路になってやっと分かったのよ・・・

だから体重だって「自分の身体のコンディションの良い体重」ってのがあるわけで、一律には言えないって思います。

わたしの母が糖尿病で、祖母や叔母も糖尿病でしたので、気をつけて血液検査などしているのですが、今のところは大丈夫な数値。

でもいつなるか分かりませんので、気をつけてます。野菜を食べてから、ご飯食べるとかね。

正しい食習慣と、規則正しい生活。

これがやっぱり最強なんです

今は結構娘と生活しているせいで規則正しい生活になってるかも。

塩麹、醤油麹など発酵食品を摂って、季節の野菜を食べて、本当は玄米が良いのだけど、子供がいるからこれは仕方ない

炭水化物は控えめにして、果物は朝摂って。夜は軽く、昼を多めに。食べ過ぎると手がむくむし

『自分にとって良い方法』というのを、だんだん分かってきたところだと感じます。

先は長い、いや、先は長くするために、気をつけていかねば

最近、新しいママ友と話をしていたら、

「九州出身なので野菜や醤油・味噌など実家から送ってもらう、放射性物質気になるから・・・」

と言う人がいたのです。そしたら

「わたしもなるべく西や九州のもの、なかったら地元のもの食べるようにしている」

というママがちらほらと。

わたしが住んでいる地域は、まったく降らなかったわけではなく、微妙なところ。

公園の砂場を、個人で測定してくれるママ友に測ってもらったら「横浜でこの数値で除染したところもあるレベル」と言われましたこれをどうとるか、個人で分かれるところだと思いますが。

だからほんと悩むところです

子供は大人より数倍、数十倍とも言われる放射性物質による影響を受けやすいとも。それは細胞分裂が活発だから。

あと数年後、影響が出てくるかもしれません。出なかったらそれで良かった、ということ。

今は出来る限り気をつけて行きたい。

そういうことも含めて、食生活には注意を払って良い習慣を身につけたい四十路です

 

 

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もうすぐ幼稚園!

2013-02-17 00:00:49 | 娘のこと

わたしが住んでいる同じマンションには、娘と同学年のお子さんを持つママが、何人かいます

寒くて、雪が降っていて、外に行けない日はマンションのなかで行き来して、遊ばせて貰ったりしてます

入園の準備って結構いろいろあるんですよ

幼稚園グッズを用意、持ち物ひとつひとつ(例えばクレヨン一本一本)に名前とクラスを書く、とか。制服の丈つめもやらないといけないし

そしてトイレや着替え、ひとりでお弁当を食べる習慣をつけるってことも、徐々にしていかなくてはならないこと。

娘はトイレはひとりで出来るのですが、紙で拭いたり、パンツを上げたりってことを自分でちゃんとできるようにしなくては

トイレトレーニングが済んでいない子もいるので、ママはちょっと焦ったりしている人もいたり

娘はパジャマのボタンは出来るのだけど、制服のボタンは生地が硬くてまだ出来ないし、お箸もまだです

まず「食べること」への興味が薄いので、そっからなんだなあ・・・

お弁当だって、自分で袋から出して蓋開けて、お箸箱から出して、食べて、蓋してしまって・・・というとこも練習しなくっちゃ・・・。

「園にお任せ」っていうことも、考えとしてはひとつだと思うのですが、4月の入園まで出来るだけやってみようと思っています。

入園したら、何しようか?とママたちと話に花が咲きます

「寝たい

「ランチ行きたい

「美容院行きたい

とか、夢は膨らむ・・・

それもこれも、あとわずか・・・

反面、娘とぺったりくっついている時間も、あとわずかです。

娘は春生まれなので、4年近く、ずっとぺったり過ごしました。

人生でこんなに長く一緒にいた人は彼女が初めてなんじゃないでしょうか・・・当然ですが

2人目、3人目がいるママは、子供と過ごして5年、6年・・・自分の時間がない毎日を過ごすことになっているわけで・・・。

すごいなあ・・・と思います

先輩ママに聞くと、

「幼稚園に入れた後は、なんかぽっかり寂しかった」

と。

「でもそのあと羽が生えて飛んでいったけどね

うーん、わたしもその口かもしれない

幼稚園に行ったら何しようかな。

部屋を片付けたいな~、いろいろ整理したい!

運動もしたいな~、ヨガまたやりたい!

自転車乗って、どっか行きたい、ママチャリじゃなくって。

お茶したい、散歩したい、映画観たい、ママたちとおしゃべりしたい

「ワンピース」一気読みしたい!

やりたいことは、いっぱいある

仕事もしなくちゃいけないけど、少しだけ休ませてほしいな

そして徐々に社会復帰頑張るぞ!

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ひとりで生きていけばいい・「最高の離婚」

2013-02-16 23:18:47 | 本・映画・テレビのこと

今一番楽しみなドラマ「最高の離婚」

今期のドラマは、スタートが資格試験前で、「八重の桜」以外はすべて第一回から観ていなくて、試験が先月末に終わったので晴れて「シェアハウスの恋人」「夜行観覧車」なんか観たのです。

(「夜行観覧車」は湊かなえさんの原作読んでいたので、興味津々だったのですが、娘さんの暴言・暴力にちょっとダメージ受けてしまって・・・原作もあんな感じだったのかな?続きが観る気持ちが萎えてしまいました~。「シェアハウス」はなかなか面白いです☆「サキ」は仲間さんが「ピンポンダッシュしていくような人」って言ってたのがわかった~!面白いです)

資格試験は6割出来ていれば合格、というゆるめな試験なんですが、自己採点でおそらく実技・学科ともに8割は取れていたのでセーフかな・・・と。マークミスがないのを祈るのみです

今年は資格を取ることに専念し、一生続けられる仕事に就けるように土台を築いて行く年にしたいと思っています。

この間、一番大事なラスト10分で娘が大泣き・隣で寝てる夫はまったく気付かずで、ちょっと飛んでしまったのですが

しかしこのドラマ、観ているとすごいリアルに思い出すんですよね、いろんなことを。

皮膚感覚で、「そう、こうだった」って思い出してきて、イタイくらい涙さえ出ないって感じ。固唾を呑んで、ダブルヒロインの演技を見つめています

オノマチさんに引き続き、真木さん、凄まじかった・・・

浮気しているであろう、男と、相手の女のことを思い浮かべる嫉妬。

それでも言えなくて、笑いを張り付かせている自分。

いい顔して、見てないとこでは死んだ目をして。

でも。

ぶちまけてしまった。吐き出してしまった。

憎くて、汚らわしくて、でも自分が一番イヤで。

「触らないで!」

って言ったとこ、ほんとに分かる・・・もう触られたくもない。憎い、こんな気持ちを持つことになってしまった、あなたが憎い。

こんな自分になってしまった、自分が憎い。

踏みにじられた、痛くて痛くて。

でも相手の男だって、今度こそ彼女だけを見て生きていきたくて、そんな彼女に応えたくて。

悲しいすれ違いでした

 

嘘をついてはいけない。浮気をしてはいけない。

なぜなら相手の心を殺すから。

 

一度殺された心を再生させるのは大変です。

でもそれをこっから出来るか。ぶちまけて、それでも愛し抜く覚悟が、りょうとあかりにあるか?

夫婦なんて奇麗事で済むわけないんです

りょうの駆け落ち事件のトラウマ、あかりの両親のトラウマ、お互いぶちまけ合って、それからでしょう

一生かかって、その人を知っていく、その人を理解する努力をしていく、結婚はそのチャンスなのだ。

そして、自分を映し出す鏡でもある。

その人を通して自分が見える、不思議なことに。

 

あれだけの仕打ちをされたあかりが

「じゃあ一人で生きていけばいい、結婚なんて茶番だ」

って言うのは、至極当然

それに対して光生が

「それじゃあファンキーでモンキーなファミリーになれないじゃないですか

って叫んだのが、もう爆笑

彼は彼なりに、自分のラインじゃないものからでも学んで取り入れているんだな・・・なんて

「なに、この野武士軍団」

とか、今回かなりウケたセリフが多くてあ、スラムダンクネタも嬉しかった

・・・まあ、結婚なんて、茶番なんですよ。

でもなぜ人は結婚するか。人を求めるか。

それはあたたかさ、優しさ、安心、それを知っているから。

一度でも猫の毛玉を知った人が、それを忘れられないように

人は、誰かと過ごしたしあわせな記憶をなくさないから。

なんだと思います。結婚しなくても、だれかと生きて行きたい、誰かに優しくしたい、優しくされたい。愛したい、愛されたい。

そういうものなんだと、思います。

さて、俳優さんの凄まじい演技を披露してくれている「最高の離婚」、次は綾野さんのりょうに期待したいですね

光生と同じく、こちらもめきめき変貌中。

そして重盛くんが好青年でこちらもどう絡んでくるか?重盛君が幸せそうで・・・涙ですわ

 

あ、愛し愛されで思い出しましたが、小沢健二さん、ベイビーが誕生するみたいですね、春

なんか、感慨深いですね。「結婚してってだめだよ~♪」って唄っていた彼が、エリザベスさんという女性と結婚し、赤ちゃんも誕生するなんて・・・本当におめでとうございます!

人間って変わるものなんだなあ・・・ってつくづく。なんか嬉しいです

そして「ラブリー」カバーの件・・・PV観てなんとも言えない気持ちですわー・・・。

 

 

 

 

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闇を飼う―映画「ストロベリー・ナイト」

2013-02-16 22:39:51 | 本・映画・テレビのこと

「ストロベリー・ナイト」、観に行ってきました

玲子の過去から今に引き摺る闇が、菊田との間を分けてしまった・・・そんな感じがした物語でした。

原作を読まないと分からない、細かい部分があったかと思いますが、まるで爬虫類ですね、の大沢たかおさんの存在感、安定の菊田の対決

「あんたには無理だ」

って、それ正解

たしかに、玲子の抱える内なる闇は、菊田には分からない。

だからこそ、その上で、わたしは最後、菊田が去ったのは、また戻るためだと思いたい。

闇を抱えた玲子を、闇を知らない菊田が、それでもなお包んで欲しい、と思いましたが・・・

菊田も、車から出て来る玲子に声をかけちゃうとこが、まあ菊田らしいというか・・・

いや~わたしだったらマキタみたいな男が出て来たら、蛇ににらまれたカエルのように逃げちまうと思いますがね・・・ダメ、ぜったいみたいな

玲子も、男として惹かれていたというより、マキタの闇に引き寄せられてしまった・・・というか。愛だの恋だのでなくて・・・その辺が、とても上手く演じられていたなあ、と。竹内結子さんは。

漠然とした感想ですが、続きが観たいなあ、やっぱり

姫川班、「このヤマ絶対取るわよ」が聞きたいです

 

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心の栄養・ドラマ「最高の離婚」

2013-02-07 02:09:51 | 本・映画・テレビのこと

面白いとママ友の話題となっている「最高の離婚」

遅まきながら観てみました

途中からなので、分からない点もあるのですが、「カーネーション」に出演していたオノマチさんと綾野さんが出ているではないですかそして真木ようこさんも

いや~オノマチさんの演技、すごかった

「ご飯食べてレジでお金払うでしょ。家でご飯食べて『ご馳走さま』『美味しかった』がなかったら食い逃げだよ。」

「仕事じゃないの、喜んで欲しいからやってるの」

などなど、うんうんと全国の主婦がうなずいているであろうセリフが次々と

そしてあの喧嘩の具合も、本当によく分かる

好きになって、結婚出来て、子供が出来たら変わるのかなって思って、でもいらないって言われて、それでも好きで・・・と心情を吐露するオノマチさん。

それに対し旦那は「じゃあ子供つくろう、式もしよう」って・・・そうじゃないって声が出てしまいましたよ

女は気持ちを分かって欲しい、聞いて欲しい、それに対して男は解決法を出してくる・・・これ典型的ですよね。

そうじゃない、そもそももう遅いの、もう気持ちが冷めたの、あなたに求めるものは何もないの、冷めたら戻らないのってことですよね。

「あなたが好きなのは自分なの」

と叫んだ時、一緒に観ていた夫を見たら・・・衝撃を受けてましたよ・・・自分の事だってわかったんじゃないでしょうか~?

(セリフはうろ覚えで意訳、みたいなものなので、相違がありましたらお許しください

ぐっと引き付けられたドラマでした。継続視聴決定です

先日受講したコーチング講座で、とても印象に残ることばがありました。

「身体の栄養と同じく、心の栄養も与えなければ衰弱してしまう」

なんとなく、感じていたことですがズバリ言われた感じがしました。

「身体は栄養を与えなければ、目に見えて周りの人にもわかる。でも心の栄養は見えにくい。だからちゃんと自分で栄養を与えてあげなくてはいけないのです」

と先生は仰っていました。

オノマチさんが言っていた「美味しかった」という旦那さんのひと言も、心の栄養ですよね。

趣味を持ったり、好きなことをしたらり・・・そういうこともありますが、ありがとうの言葉も、こころを潤してくれると思います。

ひとは心の栄養を摂らなければならない。

一昔前だったら嫁が自由にするなんてもってのほか、なんて「八重の桜」でも言ってますが(わたしには会津の嫁は無理だ~しかしあんつぁまのボディは眼福だった~)、やっぱりどんなひとにも必要で、摂らないとならないものなんですね。

ということを高く掲げて、映画「ストロベリーナイト」の菊田に会いに行って来たいと思いマッスル

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人を理解する努力。

2013-02-07 01:31:25 | 夫のこと

その晩、夫が帰宅してから、話をしてみました

彼女と旦那さんのことを大まかに話し、自分でもとても考えたこと。

彼女の話を聞いて、自分が傲慢だったと思ったこと。

「わたしも完璧な人間ではないから、受け入れて理解する努力をしないとと思う」

と言いました。夫は

「じゃあ離婚届破棄して」

と言いましたが、それはうやむやにしましたあれは「保険」ですから。

まあそこに話をもっていくところが、夫の「ないわ~」と思う部分なのですが

まだまだ油断は出来ません。

夫に「リツコは自分を特別だと思ってる」とも言われました。話をしていく過程で。でもそれは違います。

「わたしは自分をそんな風に思ったことはない。でももしなにか違うのだとしたら、それは状況に不満があったら、変える努力を死に物狂いでやってきたことだと思う」

と返しました。

大学受験、姉をサポートしての学生生活、神戸の地震で被災したこと、待遇・状況への不満からの転職、その時やりたいことが実現できる会社に就職できたこと。

そして今は仕事をするにあたって、育児生活からのリハビリもかねて資格取得の勉強をしています。

仕事再開のとっかかりになれば、という気持ちと、頭を切り替えていけるか、という自分を試す意味で。

もしこれに合格したら、次に取りたい資格があるのでそれの取得にはずみをつけたいという挑戦です。

しかし思った以上に勉強する時間がとれず、子供が寝てからしかできませんね、やっぱり

その上、せっかく勉強する時間、と思っていると夫が帰宅して夕飯の支度・後片付けなどなど・・・。夫は次々話しかけてくるので、いい加減一喝する場面もしばしば焦ります

先日、ネットで40歳男性の年収・業界別順位というものを見たのですが、見事に夫の業界最下位

地方の会社なんて書いてある年収の8割にも満たないです。大体の平均の6割。

つまりわたしが4割を稼ぎ出さないと厳しい経済事情です

本当に申し訳ないけど仕事において転職してスキルアップと収入アップをはかってきた私は「あなたはその年までなんで資格を取るなり転職するなり手を打ってこなかったの?!」って思ってしまいます

その埋め合わせをするのは他ならぬわたしであり、わたしを働かせる気は満々です、夫

わたしは働くのは好きだし、働きに出るのは全くイヤではありません。でも暴力振るう夫の埋め合わせのために働くのはイヤです

生活を切り詰めれば、働かなくてもいいかもしれません。でも夫は「新しくブルーレイレコーダーが欲しい」「りおにipad買ってあげたい」とか、物欲はキリがないですわたしに臨時収入がある、なんていえばあてにする人です。

以前、臨時収入があったとき「繰り上げ返済よろしくね」と言われたことがあります。

そしたらさ~、こっちの公務員さんとか銀行勤務の女性で産休取れるような人と結婚すればよかったじゃないの~と思います。わざわざわたしが仕事辞めて来させることなかったじゃん・・・。

あとは母親と妹に2日に1回はメールするのも、わたしからすると「ないわ~」ですね。

なんかふと気付いてしまったんです。彼女の話を聞いてから。旦那さんが縁もゆかりもない土地に、結婚のため転職して生活していく中のストレスがあった、と聞いてから。

「わたしも、ずっと一人だったんだな」

と。両親にも会えず、実家にも帰れず、年に2回ほど姉と弟に会えるけど、ずっと寂しかった。

最初から、他の人に送ったコピペメールで釣って、前の彼女が来ていたうちに嘘ついて呼んで、義母に「孫置いて出て行け」と言われたり、殴られたり暴言吐かれたり。そのなかで育児して。

頼りになる人、味方なんていなくて。

ずっとそんな中で結婚してから5年暮らしてたんだ、って。

そしたらすごく悲しくなってしまって。

寂しいとか、認められなかった。気付かないようにしていたんだって。

それで夫に

「一ヶ月に2回は実家に帰って親に愚痴って甘えて休んで、妹も近くに住んでて、自分が居ないのに『遊びに来い』なんて気軽に呼んで、わたしがいないのにわたしが勝手に自分の弟呼んであなたとご飯食べてって言ってるんだよ、わかる

と言いました。例えを出さないと、というか自分の身に置き換えて話さないと分からない人なので。

「パパにわたしの気持ちなんて分からないよ!」と。

わたしは寂しいです。

夫が味方じゃないから。わたしを一番の家族と思ってないから。夫が支えでも、頼りでもないから。

でもそれはわたしも同じではないか?

そうも思います。

だから、これから仕切りなおしなんです。

やっと現状を認められた。

わたしは夫を信頼していない。夫もきっとそう。

だからまたイチから積み直しです。

ひとって、優しくあたたかい関係になれたら、ずっとずっと幸せな毎日が続くと思いませんか?

コーチング講座を受けたのですが「何を言われたか」ではなく「誰が言ったか」が重要なんですって。

信頼している人の言葉は聞ける。信頼している人に話すのは安心する。

夫にはないわ~

だから、「理解する努力を継続する」

これは結婚式の際に誓ったことばでもありました

 

 

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「自分だって完璧な人間ではない」

2013-02-07 01:15:43 | 夫のこと

次の日、彼女と娘ちゃんと久しぶりに会いました

公共の遊び場で会ったので、子供たちが遊びまわるなか、あっちいったりこっちいったり、話も途切れ途切れだったりしましたが彼女は

「昨日話したので、なんかすっきりした

と明るかったです。

旦那さんがどういう人で、どんなことがあったか、少し話してもらえました。

ご家族は暴力的な方ではなく、旦那さんも過去に暴力を振るったことはなく、ただ怒ると家族と2年ほど口をきかなかったことがあり、根に持つというか、忘れないタイプだとか。

そしてこう言っていたそうです。

「俺も完璧な人間ではないから、そんなに言えないかもしれないが、お前のそのだらしない生き方に嫌気がさした。もう無理だ」と。

それで彼女は実家に帰れ、と言われ、でも実家には帰れずしばらくホテルに泊まったとか。切ない・・・

多分殴るきっかけとなったのが「自分が考えて対策をして買ってやったのに、なんでお前は忘れるんだ」という怒りが噴き出したのだろうな・・・と思います。

でもそれも「自分がやってやったのに」ということに焦点が当てられているような気がするんですよね。

「自分がやってやったことが無にされた、頭にきた」と。

彼の怒る理由は分かるのだけど・・・わたしはやはり「殴られるような悪いことをしたわけではない」って思います。

彼女は旦那さんを悪く言いません。わたしに話してすっきりしたようです

2人で「こういう子供連れで遊びに来ているママたちを見ていると、『なんで自分はこんなに揉めているんだろう、こんな想いをしているママなんていないんだろうな』って気持ちになるよね」と話しました。

そう、みんな子供を可愛がって、幸せそうで、なんの心配もなくて・・・そうわたしたちの目には映るのです。

でも、わたしも彼女も、実は同じ問題を抱えていた。人間って分からないものですよね

わたしは、彼女と別れたあとに、いろいろな考えが頭に去来しました。

「自分だって完璧な人間ではない」

旦那さんが言った言葉。そして思いました。旦那さんはわたしだ、と。そして彼女は夫だ、と。

いろいろな違いはありますが、旦那さんの言っていることなど、とても理解出来たのです、不思議なことに。

わたしは夫のことをとても責めた。「なんでそうなの?なんで出来ないの?なんで普通じゃないの?」と。

でも、わたしは言えるような完璧な人間か?

そう思った時に、何かが変わったのです。

そして彼女と旦那さんのこと、わたしと夫のことをずっと考えていました。

夫と話さなければ、と思いました、つよく。

続きます。

 

 

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ひとと真剣につきあったことはある?

2013-02-07 00:33:28 | 夫のこと

津波警報、解除されたみたいですねよかった

雪や地震など、ちょっと心配な事が続きますので、備えをしっかりして生活しようと思います。

寒い時期の地震は本当に切ないです。

関西の1月は、東日本よりは寒くなかったですがあたたかいものを食べられない&あたたかいお風呂に入れないつらさはひとしおでした

どうか大きな地震が来ませんように。

阪神の地震に遭ってから、なぜか地震があった時刻には目が覚めてしまうということがずっと続いていたのですが、ここのところの妊娠・出産・育児での細切れ睡眠で、気が付いたらなくなっていました。

しかし未だに当時の写真を観る事は出来ないです。

震災当時、わたしは大学生だったのですが、わたしの仲の良い友達が、卒業を前にして大学入学当時から付き合っていた彼から振られてしまいました

彼からの熱烈なアプローチで始まった交際は、大学を卒業して家業を継ぐ彼とのその後の生活まで考えたお付き合いをしていて、彼らの結婚をうたがってもみませんでした。

だって交際期間中、彼らが会わなかったのは彼が県外の合宿に行っていた時以外、一日もなかったのですから。

でも、彼が卒業間際、後輩の女性と浮気をして、そのまま破局に至りました。

彼女は彼としか付き合った事がなく、「彼がいない生活なんて考えられない」と憔悴しており、わたしも「なぜ?」という想いがあり・・・彼とは友達としても付き合っていましたので、貸していた本を返してもらうことを口実に、一度会いました。

「なんで?あんなに仲良かったじゃない」というわたしに対して彼が言ったのが

「りっちゃんは、ひとと真剣につきあったことはあるか?」

という言葉でした。

当時、わたしは彼はいたのですがまったく淡白な関係で、彼氏がいた方がいい、という考えでちょうど良い男子を見つけ、院試のために一ヶ月に一度会うくらいの彼氏がいました。

とても真剣につきあっているとは言えませんが

「真剣かは分からないが、真剣に取り組みたいと思っているひとはいるよ」

と答えました。彼は

「りっちゃんも、ひとと真剣につきあったら、分かると思う」

とだけ言い、深くは話しませんでした。彼女のことを悪く言うこともなく。

その言葉が、わたしのなかでずっと残っていました。

そして最近、その言葉がわたしのなかで甦った出来事がありました。

それは、育児サークルのメンバーで、年末から連絡が取れないママがいて、わたしが様子伺いのメールをしてみた事から始まりました。

最近、周りのママたちのおめでた続きだったので、もしかして・・・?なんて思っていたのです。

「連絡ないけど、お元気ですか?」

というメールをしてから、しばらくたって、そのママから着信がありました

その日はちょうど夫と娘が義理実家に行っている日でした。

「元気?心配したのだけど、大丈夫?」

「ちょっと取り込んでて、サークルに行くこととか考えられなかったの、ごめんなさい」

「もしかして、二人目とか?

「いや、もうその反対の事。離婚騒動だったの」

とのこと。びっくりしちゃって・・・でも分かるー、うちも夏、そうだったよ。そんな時はサークルどこじゃないよね。

わたしもちょっと夫との事を話しました。

そしたら彼女も「同じ!」という感じで話を始めました。

話を聞いてみると、彼女のだらしなさに旦那さんが激怒し、もう一緒にやっていけない、と言われてしまったと。

でも彼女のだらしなさって聞けば「電機のスイッチを切り忘れた」とか「調味料のふたを閉め忘れた」とか「携帯忘れた」とか、そんなことでした。

まあひとによって許せないことはいろいろと違うので・・・

で、さらに「うちは夫が神経質でね」などと話していくうちに、「これ、内緒にしておいて欲しいんだけど」と前置きがあり、

「殴られた」

と。

ああ、やっぱり・・・そう思いました。

二度目で、平手で叩かれ、倒され、蹴られそうになった、と。

「うちもだよ」

とわたしは、うちも二度あって、8月にあった、今度やったら離婚だと離婚届書いてもらったよ、と言いました。

「何が理由だったの?」と聞いたら「友達の家に携帯電話を忘れちゃったの。わたしがしょっちゅう携帯忘れるから、旦那がボディバッグに入れて忘れないようにって買ってくれたんだけど、それを外して私がかばんのとこに置いとけば良かったんだけどね」と。

「でもさ、携帯忘れたからって、殴られることはないと思うんだよね、わたしは」

と思わず言ってしまいました。でも、仕方ない、自分が悪いんだ、と彼女は言います。そして

「私、発達障害みたいなんだ。だから、旦那はそれを治そうとしてくれて10年以上付き合って、私のこういうところを分かった上で結婚したんだ。

だから旦那に会うまで本当に生きづらかったのが、こうやって普通に友達が出来て話せるようになったんだ。

旦那はずっと我慢してきたけど、もう付き合いきれないって言われて」

意外な話が出てきました

彼女の娘ちゃんも、うちの娘と同じくらいやんちゃ。それで彼女の娘ちゃんも発達障害かもって思っていて、心配になったと。

わたしは自分の娘が発達障害かもって思っていろいろ調べていて、夫のおかしなところが思い当たり、遺伝の可能性を知って腑に落ちたこと。

彼女は自分のことを考えてくれているのはとても分かるから、離婚は全く考えてない。

ただ2人目も欲しかったけど、こんな状態なので最近お下がりにと取っておいた赤ちゃんのものを全部処分したと。

旦那さんが自分のことを考えてくれているのはよく分かるので、「洗脳されてるのかもしれないけど」自分が悪いと思っている。(もちろん旦那さんもそう言う)

旦那さんは仕事も住む所も変えて、結婚してくれた。そのストレスがあるとも思う。

ただどこで怒りのスイッチが入るのか分からない。だから怯えてしまう。怒らないときは優しい・・・

彼女の話を聞いていて、わたしには、彼女の気持ちも、不思議と旦那さんの気持ちも分かってしまったような・・・。

ただ「暴力はいけない」ですよ

いかなる場合も、暴力はいけない。それをきちんと教育しないといけない。基本がそこ。それをハッキリしないと、今問題の体罰も暴力事件も、いつまでたってもなくなる訳はない。

わたしも、「暴力」という一線を超える気持ちは分かりました、夫との生活の中で。

だからこそ、日常に「暴力」を入れてはいけない、と思います。

彼女も「これが娘に向けられたらこわいな、と思う」とは言っていました。

娘ちゃんの目の前で、だったので「どうしてパパはそんなに怒るの?」と言っていたそうです。

少し長い電話になりましたが、わたしも自分のことを話したら、

「会いたい、会って話したい」

と彼女からの申し出。急遽、次の日に会うことになりました。

続きます。

 

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