津波警報、解除されたみたいですねよかった
雪や地震など、ちょっと心配な事が続きますので、備えをしっかりして生活しようと思います。
寒い時期の地震は本当に切ないです。
関西の1月は、東日本よりは寒くなかったですがあたたかいものを食べられない&あたたかいお風呂に入れないつらさはひとしおでした
どうか大きな地震が来ませんように。
阪神の地震に遭ってから、なぜか地震があった時刻には目が覚めてしまうということがずっと続いていたのですが、ここのところの妊娠・出産・育児での細切れ睡眠で、気が付いたらなくなっていました。
しかし未だに当時の写真を観る事は出来ないです。
震災当時、わたしは大学生だったのですが、わたしの仲の良い友達が、卒業を前にして大学入学当時から付き合っていた彼から振られてしまいました
彼からの熱烈なアプローチで始まった交際は、大学を卒業して家業を継ぐ彼とのその後の生活まで考えたお付き合いをしていて、彼らの結婚をうたがってもみませんでした。
だって交際期間中、彼らが会わなかったのは彼が県外の合宿に行っていた時以外、一日もなかったのですから。
でも、彼が卒業間際、後輩の女性と浮気をして、そのまま破局に至りました。
彼女は彼としか付き合った事がなく、「彼がいない生活なんて考えられない」と憔悴しており、わたしも「なぜ?」という想いがあり・・・彼とは友達としても付き合っていましたので、貸していた本を返してもらうことを口実に、一度会いました。
「なんで?あんなに仲良かったじゃない」というわたしに対して彼が言ったのが
「りっちゃんは、ひとと真剣につきあったことはあるか?」
という言葉でした。
当時、わたしは彼はいたのですがまったく淡白な関係で、彼氏がいた方がいい、という考えでちょうど良い男子を見つけ、院試のために一ヶ月に一度会うくらいの彼氏がいました。
とても真剣につきあっているとは言えませんが
「真剣かは分からないが、真剣に取り組みたいと思っているひとはいるよ」
と答えました。彼は
「りっちゃんも、ひとと真剣につきあったら、分かると思う」
とだけ言い、深くは話しませんでした。彼女のことを悪く言うこともなく。
その言葉が、わたしのなかでずっと残っていました。
そして最近、その言葉がわたしのなかで甦った出来事がありました。
それは、育児サークルのメンバーで、年末から連絡が取れないママがいて、わたしが様子伺いのメールをしてみた事から始まりました。
最近、周りのママたちのおめでた続きだったので、もしかして・・・?なんて思っていたのです。
「連絡ないけど、お元気ですか?」
というメールをしてから、しばらくたって、そのママから着信がありました
その日はちょうど夫と娘が義理実家に行っている日でした。
「元気?心配したのだけど、大丈夫?」
「ちょっと取り込んでて、サークルに行くこととか考えられなかったの、ごめんなさい」
「もしかして、二人目とか?」
「いや、もうその反対の事。離婚騒動だったの」
とのこと。びっくりしちゃって・・・でも分かるー、うちも夏、そうだったよ。そんな時はサークルどこじゃないよね。
わたしもちょっと夫との事を話しました。
そしたら彼女も「同じ!」という感じで話を始めました。
話を聞いてみると、彼女のだらしなさに旦那さんが激怒し、もう一緒にやっていけない、と言われてしまったと。
でも彼女のだらしなさって聞けば「電機のスイッチを切り忘れた」とか「調味料のふたを閉め忘れた」とか「携帯忘れた」とか、そんなことでした。
まあひとによって許せないことはいろいろと違うので・・・
で、さらに「うちは夫が神経質でね」などと話していくうちに、「これ、内緒にしておいて欲しいんだけど」と前置きがあり、
「殴られた」
と。
ああ、やっぱり・・・そう思いました。
二度目で、平手で叩かれ、倒され、蹴られそうになった、と。
「うちもだよ」
とわたしは、うちも二度あって、8月にあった、今度やったら離婚だと離婚届書いてもらったよ、と言いました。
「何が理由だったの?」と聞いたら「友達の家に携帯電話を忘れちゃったの。わたしがしょっちゅう携帯忘れるから、旦那がボディバッグに入れて忘れないようにって買ってくれたんだけど、それを外して私がかばんのとこに置いとけば良かったんだけどね」と。
「でもさ、携帯忘れたからって、殴られることはないと思うんだよね、わたしは」
と思わず言ってしまいました。でも、仕方ない、自分が悪いんだ、と彼女は言います。そして
「私、発達障害みたいなんだ。だから、旦那はそれを治そうとしてくれて10年以上付き合って、私のこういうところを分かった上で結婚したんだ。
だから旦那に会うまで本当に生きづらかったのが、こうやって普通に友達が出来て話せるようになったんだ。
旦那はずっと我慢してきたけど、もう付き合いきれないって言われて」
意外な話が出てきました
彼女の娘ちゃんも、うちの娘と同じくらいやんちゃ。それで彼女の娘ちゃんも発達障害かもって思っていて、心配になったと。
わたしは自分の娘が発達障害かもって思っていろいろ調べていて、夫のおかしなところが思い当たり、遺伝の可能性を知って腑に落ちたこと。
彼女は自分のことを考えてくれているのはとても分かるから、離婚は全く考えてない。
ただ2人目も欲しかったけど、こんな状態なので最近お下がりにと取っておいた赤ちゃんのものを全部処分したと。
旦那さんが自分のことを考えてくれているのはよく分かるので、「洗脳されてるのかもしれないけど」自分が悪いと思っている。(もちろん旦那さんもそう言う)
旦那さんは仕事も住む所も変えて、結婚してくれた。そのストレスがあるとも思う。
ただどこで怒りのスイッチが入るのか分からない。だから怯えてしまう。怒らないときは優しい・・・
彼女の話を聞いていて、わたしには、彼女の気持ちも、不思議と旦那さんの気持ちも分かってしまったような・・・。
ただ「暴力はいけない」ですよ
いかなる場合も、暴力はいけない。それをきちんと教育しないといけない。基本がそこ。それをハッキリしないと、今問題の体罰も暴力事件も、いつまでたってもなくなる訳はない。
わたしも、「暴力」という一線を超える気持ちは分かりました、夫との生活の中で。
だからこそ、日常に「暴力」を入れてはいけない、と思います。
彼女も「これが娘に向けられたらこわいな、と思う」とは言っていました。
娘ちゃんの目の前で、だったので「どうしてパパはそんなに怒るの?」と言っていたそうです。
少し長い電話になりましたが、わたしも自分のことを話したら、
「会いたい、会って話したい」
と彼女からの申し出。急遽、次の日に会うことになりました。
続きます。