魔法が解けたそのあとで

結婚、出産、育児、介護、お仕事。来た球を打ち返す、毎日のつれづれをつづりました。

夢を見た

2011-11-26 17:15:42 | 日々のこと

「お母さん、ちょっとりお預かってくれる?」

母に娘をお願いしに実家に行った。

父は目を細めて娘を抱き取ってくれる。

「ちょっと用事したらすぐ帰ってくるから」

そう言いながら和室を出て行く。

母も笑って送り出してくれる。

ああ、助かる・・・。

 

 

そんな夢を見ました。

「自分の実家が近くにある」という夢。

起きてから、ああ、こんな感じなんだ、安心して、あったかくて、ひとりじゃないって思える感じ。

起きてから不覚にも涙が出てしまった。

 

訳あって、母はわたしとは接触しないようにしています。

わたしから電話しても、出ない。

それでも8月の家出の際は、心配して「りおちゃん連れてそのまま新幹線乗って来なさい」と言ってくれた。

先日の誕生日の日に、「返信不要」のメールがきた。

「あなたが子育てしている姿を、翼があれば飛んで見に行きたい」

と。

夫は「何言ってんだ」と鼻で笑ってましたが。大袈裟なって。

両親とは、弟の赤ちゃんが産まれた2月に会ったきりだ。

実家には子供が生まれてから帰っていない。

りおがおじいちゃんとおばあちゃんに会ったのは産まれた時とあわせて3回。

そういう環境を選んで、母の反対する結婚をしたのはわたしだから、愚痴にしかならないけど。

本当に、わたしは分かっていなかった。

たくさんのものを捨てて、その大切さも本当に分からず、ここにきた。

「親の近くがいい」というのは分かっていたけど。

姉は姪が四ヶ月からわたしがそばに転居・転職してそばにいた。

でもわたしには誰もいない。

愚痴だけど、実家が近い人が本当にうらやましい。

実家に帰れる人がうらやましい。

結婚が遅いと、両親も高齢になっているから、早い方がいいなんてだれも教えてくれなかった。

よく考えれば分かったことなのに、そう、わたしが甘かったのだ。

でも全部自分のせい。

自分のしてきたことなのだ。

それでもやっぱり時々涙が出てくることがある。

39歳。

わたしは今までなにをやってきたのかな。

「あの時に戻ってやり直したい」

と思うことはたくさんある。

でも後戻りは出来ない。タイムマシンはないのだ。

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一日家事育児

2011-11-25 22:24:54 | 夫のこと

「ちゃんと家事と育児やれよ

というのが、夫の怒った時の決め台詞。

そして続くのが

「出来ないなら保育園に預けて働けよ

・・・だから、預けるのも仕事先がないと預けられないし、保育料だってかかるし、預けたって熱出したら預けられないし、うちの近くなんて空きないし(以下略)

と続くので、以前から「じゃあ一日家事と育児やってみてから言ってくれ」と常々言ったんですが、ようやくそれが実現しました。

「朝から娘にご飯食べさせて、着替えさせて、遊ばせて、洗濯干して掃除機かけて、お昼ご飯作って食べさせて、洗濯取り込んでしまって、夕飯作って食べさせて、お風呂入れて、寝かせる」

って一連の家事育児をやってもらう。

これは、わたしが以前夫と同じ職場で働いていて、夫の仕事がほとんどどんなものか分かっているから。

夫にも私が今やっていることを実感して欲しい。

でも、昼ごはんはお弁当作っておいといたし、こっそり帰ってきて炊飯器セットしたし、夕飯の下ごしらえもしておいた。

一日うちを空けるってのは結構大変なことだ。

夫は午前中は電車とバスに乗って出かけたようだ。

夫が乗ると言ったバスが、外出先でちょうど見えた

夫は携帯をいじっていて、娘は楽しそうにバスに乗っているのが見えた。

昼に電話をしたら、娘が出て「ママ~」とか言っていて夫が出ないまま電話が切れた。

もう一度かけなおしたら「今忙しいんだよ!見てやってるんだからいちいち電話してくるなよ」と言われた

「だって心配だもん、お昼食べた?」と聞いたら「食べたよ~、じゃあねえ~」と切れた

2時頃家に帰ったら、夫と娘が笑いながら出てくる姿が見えた。

ホームで電車を待っている娘の姿がいとおしい

夫はそれから少し離れた観光地に行ったらしい。そこに行きつけのジャズ喫茶があって、娘をマスターに見せに行ったとメール。

帰ってくるのは6時とのこと。

おいおい、夕飯はどうなるんだ

一家の主婦が午前中も出歩いて、午後も6時まで帰って来ないなんてナシだ

洗濯物はどうするのか?と思ったら、浴室乾燥に入っていた。

夕飯の支度をして待っていたら、娘が電車で寝てしまった、とかついで帰ってきた。

5時に寝てしまったのか、娘よ今日は何時に寝るんだろう・・・。

ベッドに寝かせて、洗濯物を片付け始めた夫。

もうほとんど夕飯は出来ている。

コロッケを揚げるのだけやってもらった。初めて揚げ物をする夫。

初めてにしては上手く揚がった

一時間たったので、娘を起こしに行った。

あれ?なんかクサイウンチしてる

「あ、ウンチしてるかも」

早く言ってよ

ウンチはすぐ換えないと、汚物が肌に長い間ついているわけで、赤くなったり肌が荒れてしまう

先日、いつものアカチャンホンポのお尻拭きじゃないのを使ったら赤くなってしまったので、ちょっと気をつけていたのだ。

「自分だって、ウンチがずっとくっついてたら嫌だし不衛生でしょ」

と言ってしまう。夫には「自分に置き換えて考えてみる」ことを言うのが一番分かりやすい。

素直に「ごめん」と謝る夫

そう、最近夫は素直だ。

案の定、娘のお尻はちょと荒れ気味になってしまっていた。

そのあと、娘が「ママ」というのでお風呂に入れる。

夫がそのあとご飯を食べさせてくれる。

でも夕方にお昼寝してしまった娘はいつ寝るのだろうか・・・

夫は10時に寝てしまった。後片付けは最後まで出来ずにパタンキュウであった

次の日の夫からのメール。

「りおのことよろしく。しかし子育ては大変だね。なかなか目も話せないしね。」(原文ママ)

目が離せないだろう・・・

洗濯物片付け、三度の食事、お風呂、寝かしつけはやってないけど、一日娘といて、わたしに自由時間をくれたこと、感謝しています

次はご飯もやってみて

夫から「料理教室行こうかな」なんて言葉がでてきたのが驚きでした

夫がこれだけやってくれたので、近いうちに義理実家に行くことを了承しました。

さて、どうなることやら・・・

 

 

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11月つづき

2011-11-20 10:43:03 | 日々のこと

その後、聞いてみた。

「なんでそんなに片づけが大事なの?」

と聞いたら

「なくなるものが多い」

というので今まで何がなくなったか、と聞いたら「テレビカード」と言う。

でもテレビカードは出てきたではないか。

そう言うとなんと夫は「出てこなかった」というではないか。

「でも他の部屋から出てきたよ、って見せたよね?」

と聞くと

「あれは安いところから譲ってもらった」

と言うではないか

「じゃあ出てきたってのは嘘だったの?」

と聞くと、今度は「あった」と言う。もう訳が分からなくなって別な部屋にいってちょっと離れた。

「もう一度だけ聞くけど、あったの?なかったの?」

と聞いたら「あった」と言う。

「じゃあなんでなかったなんて言うの?」

と聞いたら「なにかと間違えた」と言うのです。

もう分からない。なんなんだろう?

やっぱり夫はアスペなのだろう。グレーゾーンではあるかもしれないが、怒られる事を怖れて、適当な嘘をつく。

多分これもそのパターンなんだろう。

「もう無理です。離婚してください」と頭を下げた。

そしたら、夫はなにかリボンがかかったプレゼントのようなものを持ってきた

「誕生日プレゼント」と差し出した。

どうも東京に出張に行った時に、わたしの誕生日のプレゼントを買ってきたようだ。

「こういうのも用意していたのに、そんなことを言われて頭に来た」と。

誕生日はまだ先なんですけど・・・。

開けてみろと言われ、開けてみたらジュエリーボックスだった。

小さいものだったが、それに本当はサイズ直しに出している結婚指輪を入れたかったらしい。

わたしは夫への不信感もあり、指輪を外している。ティファニーではサイズ直しが出来ません、と言われたデザインのものだ。

でもしてくれる彫金師がいるそうで、今頼んでいるらしい。

どうしても、夫は指輪をして欲しいそうだ。以前、指輪のサイズを測らせられたが「いいよ~もったいないし!やせたらするよ~」なんてごまかしていた。

プラチナを足して、今直しているそうだが、そのお金はどこから・・・と考えたが、まあそれは聞かずに。

それでその夜はうやむやになってしまった。

結婚してから誕生日プレゼントなんて最初の一回だけ、ヴァンドームのネックレスをもらったきりだ。別にお金がないから、欲しいものもないしそれでもいいと思っていた。

でもそんなことを計画していたなんて・・・。

夫はまた次の日謝ってきた。(これも毎度のこと

ラジオを聴いていたら、同じことを言っていたそうだ。

「子供が小さくて家のなかが汚い」という相談に対して、回答者は「小さいうちは仕方ないこと。それも一生続くわけではない、わずかな期間。片付いていないのも生きてるしるしだ」と答えたそう。

それを聞いてそうだな、と思った、と。

夫はいつも外部からの言葉に耳を貸す。くやちい~

でもまたしばらくしたら「片付けろ」って言うんだろうな・・・その繰り返しがイヤなんだよな・・・。そのたびに怒りにまかせてひどいことを言われてさ・・・。

 

 

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11月

2011-11-20 09:32:26 | 日々のこと

アニバーサリィの月、11月。

年末も見えてきて、ちょっと忙しい

中学生の授業に子どもを連れたママが参加し、妊娠中や出産・育児の大変さや喜びを話すというボランティアに参加、育児シンポジウム、などサークル活動もあり、ばたばた。

朝から出てる日が続いたら、夫が怒った

「片付けてない」

これ、デジャヴ?なんか何回も同じことが繰り返されてきたような・・・。

この日は娘がお風呂前にゴハンを食べず、お風呂に入ってから夫が帰ってきて、夫と一緒にゴハンを食べさせていた。

いつも夫が食事をしている時間はキッチンの後片付けをしているのだが、それが気に入らなかったらしい。

「ちゃんと家事育児しろよ出来ないんだったら保育園入れて働けよ

というのがいつものセリフだ。どうにも、夫は娘のおもちゃが散らかっているのが我慢ならないらしい。

そしてわたしは毎回説明する。

保育園は仕事がなければ入れないこと。

仕事が決まってもすぐに入れる保育園など近くにないこと。

仕事が決まるまで、誰に預けるのか?

パートで仕事をしたとしても、保育料を払ったらわずかしか残らない。

保育園に預けたとしても、子供が具合が悪くなれば仕事が出来ない。保育園に入れたからといって、フルで働けるわけではない。

そういう場合、お迎えは誰がするの?頼る人がいないうちの場合はどうするわけ?

万が一、正社員で雇ってもらえたとしてもしょっちゅう子供が具合悪いからって帰るような人、雇えないよね?

小学校の先生は具合が悪いって連絡来たら、他の先生に頼んで帰ってこれるみたいだけど、民間でそんなところないよね?

根拠がなくて適当に言っているわけではない。

仕事をしたほうがいいのは分かっているから、母親のためのハローワークに行って調べてみた。

結果、パートだと保育料ひいたら殆ど残らない。正社員の採用自体が少ない。しかも給料はほんとに安い。地方だから。

でもいつかはこのお給料を得るために働きに行かないといけないのだけど。

子供が熱を出したからと早退・欠勤出来るところなんてあるのだろうか?

子供を預けて働くメリットとデメリットを考えた時、もうしばらく節約して我慢して、幼稚園に入る年齢まで一緒にいよう、という結論に達した。

本当に、夫の収入がもう少しあったら。

年齢からいったら、あと10万くらい多くてもいいのに。大学を出てから同じ会社に15年以上勤めているのだから。

5万、いやあと2.3万あったら、毎月お金を数えて、口座の残高を心配しなくてもいいのに。

たまに将来のことを考えて眠れなくなる。

この貯蓄のペースでいったとして、定年までに貯まるお金で老後は到底暮らせない。

夫が、もっと若いうちに良い条件の転職をしてくれていたら・・・考えても仕方ない。

結婚する時点で、どう考えても妻が働かないと立ち行かない年収だと言うことを、ちゃんと言ってもらいたかったなあ・・・

ちゃんと聞かなかったわたしも、愛でカバーできると思ったわたしも、馬鹿だったけど

夫の会社の男性社員は、奥さんが同じ会社で産休とって共働きか、実家に同居・住宅ローンなし、っていう人がまあ殆ど。あとは子供がいないか独身。とにかく実家に頼っている人が100%だろう。

わたしの母は専業主婦だったし、父もお金にはしぶい人ではなかったので、今の生活がとても厳しい

親戚はみんな一部上場企業に勤めているので、そうでない生活というのがどういうものなのか知らなかった。

自分が働いていた時は、より良い収入を得るために転職して努力したし、頑張れば結果がついてきた。満足いく生活が送れていた。

わたしは働くようになってから、親と暮らしたのは無職・アルバイトだった時1年くらいだった。それ以外は自分で家賃を払い、生活を成り立たせてきた。

独身時代の貯金は、結婚式と毎月の生活費の赤字補填に消えた。それでも足りなくて、妊娠前にアルバイトに出た。

夫は結婚してからPC2台あるのに最新のマックを買った。食器棚やキッチンの収納やPCデスク、本当はそんなものを買う余裕なんてなかったのに、当時家計を渡さなかった夫に任せていた。(わたしは7万だけ貰っていたが、外食も多く、当時はお茶も買っていたので足りなかったのです)

夫は結婚前の2年にも満たない期間以外はずっと親と住んでいた。でも貯金は新居のベッドを買い、マンションの頭金を払ったら(これは実は結納金。そのまま頭金にスライドされました)殆どなくなった。

ちなみに結婚式は義両親のたっての願いで、わたしの負担分以外は夫の両親が出した。

夫は新車を現金で買ったり、自分の趣味に使ったり、デートでは気前良く驕って、その貯金は10年以上親と同居してきたにしては微々たるものであった。

もともと、年収が少ないというのもあるだろう。実は義妹より、夫は年収が低い。

結婚前の夫の年収は「結婚をためらう年収」よりちょっと多いくらいの収入であった。今は家族手当がついて少し増えているが、42歳勤続20年ではこれは少ないだろう。

再婚した夫の同期が、妻になる人に収入を話したら「●●(会社名)ってそんなに少ないの」って驚かれたそうだ。

夫の勤める会社は、その地域のリーディングカンパニーのひとつなのだが、去年は新規採用もなく、夫が入社した当時は同期が60名もいたそうだがもう見る影もない。

それにこれから良くなるとは思えない。先細りの業種だ。しかも夫は12年いた部署から昨年飛ばされた。多分もう路線から外れ、戻ることはないだろう。

そう思うと、自分にかかっていると思わざるをえない。というか、わたしが働かないと、家計は立ち行かない。

わたしは働くのは好きだ。だから働くことがイヤではない。

でも夫に「わたしが働くのは、働かないと家計が立ち行かないからだ」ということをよく分かってもらいたい。

こんな家計なので、こどもは娘ひとりだ。わたしが歳で、もう子供は無理というのもあるけど。

このあたりでは2人、3人きょうだいは当然で、わたしも「もうそろそろ2人目だね」とよく言われる。

でもうちはそんな余裕はない。娘に習い事もさせてやれない。自分が小さい時はピアノや習字、バレエ、剣道、水泳を習わせてもらっていた。やりたいと言ったことはすべてやらせてもらっていた。

それをさせてやれない、というのは本当に申し訳なく、悲しいことだ。

時代も良かったのだろう。

でも今は、あるべきもののなかで、努力してやっていくしかないのだ。

夫は「うちは家計が苦しい」というと「親にもらえばいいじゃないか」と当たり前のように言う。

義両親はなにかあると(わたしに嫌なことをしてわたしが怒ると特に)お金をくれる。

「孫を預けるくらいなら、援助するから働かないでくれ」

と言われる。でも毎月2.3万足りなくて、50万もらったとしても2年でなくなってしまう。

そんなものを当てにしていてもいいことなんてない。出しているから、言われるのだ。

夫には自立して欲しい。

あるもののなかでやっていくしかないのだ。そのなかで我慢して、削るところは削って我慢していくしかないのだ。

美容院に行くのも3ヶ月に1回だったが、これも半年に1回にしなくては。そう思って近くの安いところでショートにしてきた。

夫は毎月行くのも仕方ない、人前に出る仕事なのだから。

世の中もっと我慢してやっている人もいる。

自分の生活レベルを落とすことから目を反らせない。わたしには子供がいるのだから。

夫の「働きに行け」という言葉から、壮大なグチになってしまったすみません・・・。

 

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携帯水没。

2011-11-07 17:53:41 | 日々のこと

やっちまいました・・・わたし・・・

ぼーっとしていたのか、携帯トイレに落としました・・・

うしろポケットに入れていて、トイレに座ろうとして「ボチャン」「ああ~~~~

いつもはそんなとこに入れないのに、入院したママ友からの連絡があり、ずっと入れて動いてた。

あわてて拾ったら画面が徐々に砂嵐になり・・・こういうときはたしか電池を外す、と言っていたハズ・・・と急いで電池パックを取り。

子どもを遊ばせに支援センターに来ていたので、外したままバッグに入れ、しばらくたってから帰宅。

それからちょっとドライヤーで乾かしたけど、ネットでいろいろ調べたらドライヤーはやめた方がいいということがあったのでやめた。

いろいろ調べたらとにかく

電源を3日入れない

ひたすら乾かす(エアコンの前に置く、テレビやPCの放熱で乾かす、冷蔵庫に入れる、乾燥剤の中に入れるなどなど)

それが肝心。

トイレの水だったので、海水とか味噌汁とかよりは復活の希望が。

ここで新しい携帯を買うなんて痛い出費。それにこれは気に入っているので換えたくない

それになにより、夫がなんて言うか・・・

それが一番いやなこと・・・。

だから絶対に夫には気付かれてはならない

まず乾かすところ・・・いいところを見つけましたよ!

空気清浄機の上は、常に涼しい風が出ている

ここに携帯を放置。とにかく夫が帰ってくるまで放置。

夫が帰宅する前に、冷蔵庫に放置。

それで約丸一日。

一回、馬鹿でメールチェックで電源を入れてしまったのだが、待ち受けにラインが入ってた

祈る気持ちで電源を入れたら、ちゃんと動いた

それから特に支障はなく使っている。良かった・・・

でも一回、夫に「データ移せる?」と言ったら疑っていた

白を切っていたのだけど、なんと緊急で連絡しないといけない友達に家電で連絡して、その後心配した友達が、わたしが入浴中に家に電話をくれて、取った夫がお風呂場に顔を出した。

「お前、携帯水没したのか

まあばれたけど、使用に問題はないから詳しくも話さなかったのだけど。

しかし昨日、体調が悪いわたしに向かって

「お前、携帯の調子は大丈夫か」

だってさ

「パパはわたしの体調より携帯を心配するんだよね」

と言ったら、黙っていた。

最近、都合が悪いことには黙る、聞かない振りをするという技を駆使するようになってきた

しかし携帯、直って(直ってないけど)良かった。

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脱力感。

2011-11-05 15:10:10 | 日々のこと

なんだか、3日前くらいから身体の芯というか、背骨に力が入らないというか、しゃん!としない状態が続いています。

そしてなんかやる気が起きない。

この脱力感、初めてなのでちょと心配していました。

そしたら昨日はなんか足元がふわふわして、身体が軽い。

なんか熱がこもっている、それも微熱。そんな感じ。

風邪の引き始めかな?と思って横になったりしていたのだけど、なんか変

なんかおかしい

胃も、ずっと具合悪くて、夜横になっていると喉に何か詰まっているような感じだし、空腹時はずっとこみ上げてくるものを飲み下している感じ。

病院行くのをいやがっていたのだけど、夫が「いつまでそんなことをしてても仕方ないだろう、さっさと行け」と言い。

自分は絶対行かないし、薬もなかなか飲まないくせに~。

以前わたしが39度の熱を出していて、その日夫の同期が奥さんと来る予定になっていて、その食事の用意をふらふらしながらしていたら怒鳴られたことがある。

「さっさと病院行け」ってね。

結局病院に歩いて行き、解熱剤をもらって、なんとか接待したなあ。

ほんと、こういうときに人間性が出るよね。悪阻で具合悪かったときも怒鳴られたし。ほんと、直らないよね、そういうところ。

おっとついついグチが・・・

病院に行って、いろいろと症状を聞かれ、出された薬が主に胃薬

頓服で炎症・熱の薬。

風邪の引きはじめでは、いつも葛根湯でやり過ごすのだけど、今回はそれも効かず。

かといって、鼻水はあまり出ない、咳は夜少し出る、頭痛はない、下痢もしていない、微熱、では薬の出しようもないのかもなあ。

ほんと、症状に対して一つ一つ対処の薬を出すってのが病院なんだよなあ、と実感。

ともかく夜薬を飲んで寝たら、胃が痛くない

あれだけ不快だった胃がまったく気にならないし

薬ってすごいなあ~

しかしやる気は起きない。外に行く気になれない。しないといけないことがあるのに、上手く頭が回らない。

夫は食事を摂ると、そのあとしばらくぼーっとして使い物にならない。

というのは、話しかけても反応がなく、できたら本人は横になりたいくらいらしい。

その気持ちが今回分かった。

エネルギーが行かないのだ、消化にエネルギーがいっちゃって。

わたしはそんなことはいつもはないのだが、今回エネルギー不足で、食事をしたらそっちにエネルギーが回ってしまって何もしたくなくなった。

夫はいつもこんな感じなんだなあ~よっぽど体力がないのか、食べ過ぎなのか。

ともかく、今、なんか力がわかない。

微熱は取れたかと思うけど、行った病院が内科と心療内科もやっていて、結構混んでいた。

ネットで症状を調べたら自律神経失調症・鬱病などと出てきた。

夏の疲れが出てきたのかなあ・・・。

今、義理実家とは接触していないのだけど、夫がしきりに「一度1時間くらいでいいから実家に行こう」と言い出している。今度の祝日・・・。

これかな?

夫は先日「お前にプレゼント」というので何かと思ったら腹巻だった。

それも男物。

「Mにしてやったよ」

と言ってるけど、男物のMだよね・・・しかも腹巻

腹巻は持ってるし。3枚もあるし。「お前の腹巻ぼろぼろだろ」って。

その腹巻は夫が使っていて、天才バカボンのパパみたいになってる。

「これあったかいな!」

と夫はご満悦だ。

これが誕生日プレゼントかな・・・

まあプレゼントなんていらないけど。家計は同じだし。

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勝負どころ

2011-11-03 09:59:25 | 日々のこと

最近フォックステレビで「セックス・アンド・ザ・シティ」がシーズン1から放送されている。

平日9時から。娘はこの頃8時半に寝るようにサイクルを整えられたので、ゆっくり観られる

しかし、9時半過ぎの一番のオチの時間に、夫が邪魔をする

SATCは一話完結、最初のキャリーのコラムの書き出しがテーマとなっていて、それに対する答えというか結論が最後にくるのに、ここをいつも邪魔されるのであったま来るのである

ボリュームを上げようものなら「うるさい、一度観た事のあるテレビなんだから、観なくていいだろう」と言われる。

それにもめげずに観ているのは、キャリーの恋人・ミスター・ビッグがあらためてすごい男だな、と思ったから。

ビッグは超リッチでハンサム、運転手付のリムジンに乗っている、上流階級に属するスマートな×イチな男性

1話目でキャリーに「遊びでセックスできるのは、本当に惚れたことがないからだ」と言い、「じゃああなたはあるの?」というキャリーに「なかったら、男じゃないね」と答えてリムジンで去っていった。

それからキャリーはビッグに首ったけになっていくのだ。

キャリーがビッグの部屋に自分の私物を置こうとしても、全部返してくる男。

「愛してる」と言わない男。

でも、キャリーが求めているものを的確に悟り、必要な言葉や行動を与えられる男。

キャリーが「ここでダメだったらこの人を完全に諦めよう」と思って向き合うとき、必ずビッグは応えてくれるのだ。

たとえば「自分の友達に紹介したい」と言うキャリーに「やっぱり気が進まないから行きたくない」と断って、キャリーが友達に「ビッグは来ない」と言えずにぐずぐずしているところに、颯爽と階段を駆け降りて来るビッグ。

「雨が降っているから行きたくない」と言っていたのに、雨に濡れて。

こういうことをされたら、本当に女性は離れられないのではないだろうか。

虚のなかにあるひとつの真。

それを見たくて、深入りしてしまう。

このパターンだと「キャリーは恋人にはいいけど結婚はないな、と思われる女性」だな、と冷静に見ると分かってくる。

だから、映画で2人がついに結ばれるのは奇跡だそこまでつなげる脚本の妙があったということだ。

キャリーは実に何回もビッグにひどい目に遭わされる。(NYを離れてビジネスをするからさようなら、と言われて久々に会ったら20代の女性と婚約していた。結婚後もキャリーを誘い不倫関係を続けるなど・・・)

そして最大のひどい目は結婚式当日に式場に来ない

それでも2人は結ばれるのだが

ビッグを見ていると、モテる男の条件は「勝負どころを見極めて、外さない」ことだな、と思う。

ビッグもキャリーに、全くキャリーの趣味ではないカモの形をしたキラキラバッグ(動物モチーフのキラキラバッグは上流階級の女性がよく持っているものらしいが)をプレゼントしたり、「気に入らなかったら返してもいいんだよ」とか言っちゃって、ハズすことも多々あるんですが

ここ一番の大事なところ、相手の目を見れば分かると思うのだけど、これがまったく分からない男の、なんて多いことか

夫もかつて、これをやったなあ~

わたしが2度目に振られた時に、最後に本当の気持ちを言っておきたいと思い、

「わかって欲しい、本当にあなたが好きなの」

と言ったとき、彼は

「男冥利に尽きるね」

と言った。これを聞いて、わたしは完全に諦めた。伝えるのを。

この人には真心は伝わらない。わたしはこの人にとって軽い存在だ、と。

わたしは精一杯やった。悔いはない、と。

諦めさせるための彼の手だったのかも?

しかし、そんな男と結婚したのはお前だと突っ込むとこですよ、皆さん

ほんとに・・・ああ・・・

 

ビッグと正反対だな~って思うのがドラマ「家政婦のミタ」に出てくるお父さん

このドラマは一話完結、謎の家政婦がその家庭のトラブルを解決して去っていく一話完結のドラマかと思ったら、ひとつの家庭のことをずっとやっている。しかも泥沼・・・。

母親が川で溺死し、遺された4人の子供の世話のためにきた家政婦のミタ。

実は母親は父親の不倫を知り、離婚を言い出されたことにより遺書をのこして自殺したのだった。

そのことが徐々にばれていき、ミタにより会社の知るところになり、父親は左遷される。

ショックを受けた子供たちは家を出て行く、というのが先週までのながれ。

今回は子供たちが父親に「お父さんはわたしたちのこと、愛してる?」と詰め寄る。

しかし父親は、本当は結婚したくなかったのに子供が出来て、実のところ子どもを本当に愛しているかわからない。

それで言いよどむ。(そこ、大事なとこ~

そもそも結婚したくなかったのに、4人も子供つくるってどういうこと?とか、不倫相手に「もう俺には君しかいないんだ」と電話しちゃうとことか、久々にダメ人間っぷりを見せつけてくれる父親。

その姿はまるで2時間ドラマで自己の満足のために人を次々と犯罪をおかしていく犯人並みである。(ちなみに「セカンド・バージン」の長谷川博己さんです。)

みんな仲直りしてくれなきゃ自殺する、と2階から落ちた末っ子をビンタしたとこで、「やっぱり父親・・・」と安心したのもつかの間、「ほんとうに(愛しているか)分からないんだ・・・」と言ってしまうのは正直でいいのかも、ですが

嘘をつかないのは良いのかもしれませんが・・・。

(わたしの子供時代、父は父であり、母は母であった。男でも女でもなく、父と母であった。

そういうところは隠していたのかもしれないけど、それは父と母であることの責任の一端であった時代だったと感じる。

でも今は「父だって、母だって恋愛したい、ときめきたい、男でいたい、女でいたい」という気持ちを露わにするようになってきたのかも、知れない。

それが悪いとかではないが、子供としては「両親だって人間だ」ということが分かる年齢まで、自分は隠していたいと思うのである。)

勝負どころが分からない男、つまり相手が求めていることを与えられない男。

つまりそれが分からない男。

この父親は仕事では優秀のようだけど、絶対ニーズを分かって仕事出来てないよな~なんて思ったりして

さて、この父親のダメッぷりは最終回までどう変わっていくのだろう?せっかく売り出し中の長谷川さん、なんとか汚名挽回して欲しいものである。

そして母親の妹役の相武沙希さんの存在意義が今のところ全くないに等しく・・・気の毒なくらいである

ミタさんは子どもを亡くしてるな・・・と感じた。その辺の謎めいたところも、まずシリーズ1で一話完結の話をやっておいて、シリーズ2で掘り下げていく・・・という手法を取った方が良かったのでは?なんて思ったりして。

今期はNHKで「ビター・シュガー」、江国香織さん原作のドラマが放送されているので楽しみに観ている

しかし真木よう子さんがセクシー過ぎる・・・。そして39歳の女達が痛すぎる・・・あまりにひどい描かれようでは?

わたしももうすぐ39歳。世間から見ると、あんなに痛いものなのだろうか、と少々落ち込むドラマである

 

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