最近、耳にすることが多く、ずっと考えていたことがある。
既婚者が「彼氏がいる」「彼女がいる」ということ。
分かるかな?
つまり「夫や妻以外に付き合っている人がいる」ということ
わたしは「不倫はしない」ということを自分に定めているので、他の人がしようが自分はしない。絶対にすることはない。
でもお友達でしている人がいるのは知っている。それを責めたり反対したりは基本的にはしないし、しているからといって絶縁したりはしない。
結婚というのは契約で「お互い以外の人とは関係を持ちませんよ」というのが不文律の契約だと思っていた。
でも、最近はどうやらそうじゃないらしい・・・
夫とわたしの共通の友達が、一回り下の若い女性と職場結婚をしたのが三年前。
彼はその当時30代半ば、感極まってお式では泣いていたそうだ
盛大に結婚披露宴をしてから半年も立たない内に、彼女の浮気が発覚した
彼女は若いので、飲みに行ったりすることについてはまったく寛容にしていたらしい。連日、夜遅くの帰宅にあまり疑問も抱かずにいた彼は、自分の携帯に妻から不可解なメールが届き、やっと気がついたそうだ。
そのメールは、なんと彼氏にあてたラブ・メール・・・
これ、結構やっちゃうウカツな人が多いらしい
携帯が秘密の恋を助けるツールになってるけど、こういう間違いもやっちゃうってことで・・・。
それでショックを受けて彼女を問い詰めたら、彼女は泣き出して、それから仕事は行くけどそれ以外は家に帰ると寝こむようになってしまったそう。
まあ結局妻は実家に戻り、なんと鬱病と診断されたそうです。
その後、鬱病の妻とはまったく話は進展せず。
まあ病気なら仕方ないらしいですが、知らないのは夫ばかりなのでしょうか?
彼女はいろいろなところで、夫以外の男性と一緒にいるところを目撃されていて、どうやらその彼とのお付合いは継続しているようです。
元同僚と顔を合わせれば普通に話してくる。
お祭りで、その会社の連に堂々と近寄ってくる。
「まじこえー」「神経太い」と、同期の子達も恐れる所業
いい面の皮は夫ですね。
そして「もう離婚した」と言っていた、と聞いた人もいました
彼は「病気だから、話しても泣いているばかりでこちらもなんともしようがない」と言っていました。
彼の耳には彼女の話は入っているのだろうか・・・。
いろいろな話を聞いた夫は、彼女のことを本当に許せないと怒っていて、
「おれが言ってやる!」とか息巻いていたときもありました。
(夫婦の問題だからやめなよ、と言いました)
わたしのお友達が、実は彼の元彼女なのですが、その子も彼女を目撃。
「普通に彼氏と旅行のガイドブック見てたよ」
「あたし、○○くんに『絶対病気なんかじゃないよ、だまされてるよ』って言ってやる!」
とまで言ってました。
(まあ元カノは微妙なので、やめといた方がいいよ、と言いました)
結局月日は流れ・・・事態は変わらないようです。
彼はもう40を目の前にして、会社でも上司が「○○はどうするんだ?いつまでもなにやってるんだ?」という声もあるらしく・・・
わたしは彼女のことはちょっと観た事があるくらいなので、お話もしたことがないから分かりません。
彼から結婚生活を聞いたときに「それは若い人だったらちょっとつらかろう・・・」と感じたことも正直ありました。
自分が21、22歳くらいの時に結婚するなんて、わたしは考えられなかった。
だからその責任と重みは、彼女には重すぎたのかもしれません。
双方を知っている、わたしのお友達は
「若いから、付き合ってる延長で結婚しちゃったんじゃないの?」
と的確に判断していました。
彼と彼女が披露宴を挙げた式場のお式に、わたしは出たことがあります。
そこはプロテスタントの牧師さんが取り仕切る、結構きちんとしたものでした。
まず「生み育ててくれた両親に感謝しましょう」ということばから始まり、お互いの存在はかけがえのない大切なものである、ということを認識させ、それから2人の誓いをし、祝福してくれた人たちにも感謝をし、祈りをもって終了します。
わたしは「こんな誓いをしたのに、人はだめになってしまうのか」ととても切ない気持ちになったのです
日本人はほとんど特定の信仰を持っていません。
だから信じてもいない神に誓ったとしても、それが守られるわけはないだろう、と思っている人も多いのではないかと思います。
(わたしたち夫婦は、やはり信仰を持っていませんでしたので、式に列席してくれた家族・友人という大切な人たちに人前式というかたちで誓いを立てました)
それでも。
わたしは「誓い」というものはあったと思います。
それは軽々しく破られていいものではないと思います。
昨今、どこの職場でも不倫している人は一人や二人、いる時代でしょう。
配偶者がいるにも関わらず「恋愛したい」と思い、彼氏・彼女を作る人も絶えることがないでしょう。
たしかに、婚外恋愛の末、離婚して別な人と結婚した、という人はたくさんいます。わたしも知っています。
彼と彼女はきっと夫婦としてまた一緒になる、ということは難しいと思われます。
誓いを破り、配偶者を裏切り、そこまでした恋愛の末、結ばれた人たちの将来に、どんなしあわせがあるのでしょうか。
自分が裏切り、別れた配偶者がそれからどういう人生を歩むのか、気になることはないのでしょうか。
そして「この人はまた同じことを自分にするのではないだろうか」という不信感は、ふたりの間にはないものなのでしょうか。
そんなことを気にするようだったらはじめからやらないのよ~そんな想像力があったらね~と、言われたことがありましたが。
そういう人が悪い、痛い目にあえばいい、などとは思いません。
しかし、どういう心境でその道を選び、歩んでいくのかなあ、と思うのです。
最後に彼に会った時、彼ももう決着をつけたい、という感じでした。
わたしは
「ちゃんとしないと、○○くんだって恋愛もできないじゃない?」
と言いましたら、彼は
「そうなんだよ!」
と、力強く言っていました
存外、人は強いものなのかもしれません。
だって、何があったって、生きていかなきゃならないんですから。
既婚者が「彼氏がいる」「彼女がいる」ということ。
分かるかな?
つまり「夫や妻以外に付き合っている人がいる」ということ
わたしは「不倫はしない」ということを自分に定めているので、他の人がしようが自分はしない。絶対にすることはない。
でもお友達でしている人がいるのは知っている。それを責めたり反対したりは基本的にはしないし、しているからといって絶縁したりはしない。
結婚というのは契約で「お互い以外の人とは関係を持ちませんよ」というのが不文律の契約だと思っていた。
でも、最近はどうやらそうじゃないらしい・・・
夫とわたしの共通の友達が、一回り下の若い女性と職場結婚をしたのが三年前。
彼はその当時30代半ば、感極まってお式では泣いていたそうだ
盛大に結婚披露宴をしてから半年も立たない内に、彼女の浮気が発覚した
彼女は若いので、飲みに行ったりすることについてはまったく寛容にしていたらしい。連日、夜遅くの帰宅にあまり疑問も抱かずにいた彼は、自分の携帯に妻から不可解なメールが届き、やっと気がついたそうだ。
そのメールは、なんと彼氏にあてたラブ・メール・・・
これ、結構やっちゃうウカツな人が多いらしい
携帯が秘密の恋を助けるツールになってるけど、こういう間違いもやっちゃうってことで・・・。
それでショックを受けて彼女を問い詰めたら、彼女は泣き出して、それから仕事は行くけどそれ以外は家に帰ると寝こむようになってしまったそう。
まあ結局妻は実家に戻り、なんと鬱病と診断されたそうです。
その後、鬱病の妻とはまったく話は進展せず。
まあ病気なら仕方ないらしいですが、知らないのは夫ばかりなのでしょうか?
彼女はいろいろなところで、夫以外の男性と一緒にいるところを目撃されていて、どうやらその彼とのお付合いは継続しているようです。
元同僚と顔を合わせれば普通に話してくる。
お祭りで、その会社の連に堂々と近寄ってくる。
「まじこえー」「神経太い」と、同期の子達も恐れる所業
いい面の皮は夫ですね。
そして「もう離婚した」と言っていた、と聞いた人もいました
彼は「病気だから、話しても泣いているばかりでこちらもなんともしようがない」と言っていました。
彼の耳には彼女の話は入っているのだろうか・・・。
いろいろな話を聞いた夫は、彼女のことを本当に許せないと怒っていて、
「おれが言ってやる!」とか息巻いていたときもありました。
(夫婦の問題だからやめなよ、と言いました)
わたしのお友達が、実は彼の元彼女なのですが、その子も彼女を目撃。
「普通に彼氏と旅行のガイドブック見てたよ」
「あたし、○○くんに『絶対病気なんかじゃないよ、だまされてるよ』って言ってやる!」
とまで言ってました。
(まあ元カノは微妙なので、やめといた方がいいよ、と言いました)
結局月日は流れ・・・事態は変わらないようです。
彼はもう40を目の前にして、会社でも上司が「○○はどうするんだ?いつまでもなにやってるんだ?」という声もあるらしく・・・
わたしは彼女のことはちょっと観た事があるくらいなので、お話もしたことがないから分かりません。
彼から結婚生活を聞いたときに「それは若い人だったらちょっとつらかろう・・・」と感じたことも正直ありました。
自分が21、22歳くらいの時に結婚するなんて、わたしは考えられなかった。
だからその責任と重みは、彼女には重すぎたのかもしれません。
双方を知っている、わたしのお友達は
「若いから、付き合ってる延長で結婚しちゃったんじゃないの?」
と的確に判断していました。
彼と彼女が披露宴を挙げた式場のお式に、わたしは出たことがあります。
そこはプロテスタントの牧師さんが取り仕切る、結構きちんとしたものでした。
まず「生み育ててくれた両親に感謝しましょう」ということばから始まり、お互いの存在はかけがえのない大切なものである、ということを認識させ、それから2人の誓いをし、祝福してくれた人たちにも感謝をし、祈りをもって終了します。
わたしは「こんな誓いをしたのに、人はだめになってしまうのか」ととても切ない気持ちになったのです
日本人はほとんど特定の信仰を持っていません。
だから信じてもいない神に誓ったとしても、それが守られるわけはないだろう、と思っている人も多いのではないかと思います。
(わたしたち夫婦は、やはり信仰を持っていませんでしたので、式に列席してくれた家族・友人という大切な人たちに人前式というかたちで誓いを立てました)
それでも。
わたしは「誓い」というものはあったと思います。
それは軽々しく破られていいものではないと思います。
昨今、どこの職場でも不倫している人は一人や二人、いる時代でしょう。
配偶者がいるにも関わらず「恋愛したい」と思い、彼氏・彼女を作る人も絶えることがないでしょう。
たしかに、婚外恋愛の末、離婚して別な人と結婚した、という人はたくさんいます。わたしも知っています。
彼と彼女はきっと夫婦としてまた一緒になる、ということは難しいと思われます。
誓いを破り、配偶者を裏切り、そこまでした恋愛の末、結ばれた人たちの将来に、どんなしあわせがあるのでしょうか。
自分が裏切り、別れた配偶者がそれからどういう人生を歩むのか、気になることはないのでしょうか。
そして「この人はまた同じことを自分にするのではないだろうか」という不信感は、ふたりの間にはないものなのでしょうか。
そんなことを気にするようだったらはじめからやらないのよ~そんな想像力があったらね~と、言われたことがありましたが。
そういう人が悪い、痛い目にあえばいい、などとは思いません。
しかし、どういう心境でその道を選び、歩んでいくのかなあ、と思うのです。
最後に彼に会った時、彼ももう決着をつけたい、という感じでした。
わたしは
「ちゃんとしないと、○○くんだって恋愛もできないじゃない?」
と言いましたら、彼は
「そうなんだよ!」
と、力強く言っていました
存外、人は強いものなのかもしれません。
だって、何があったって、生きていかなきゃならないんですから。