魔法が解けたそのあとで

結婚、出産、育児、介護、お仕事。来た球を打ち返す、毎日のつれづれをつづりました。

銀のロマンティック

2012-03-31 23:42:48 | 本・映画・テレビのこと

いや~、ふとテレビでフィギュア男子を観たら・・・素晴らしいですね

昨日、ショートを観て、「今は4回転がフツーに飛べないといけないのか・・・」と思った

以前、川原泉さんの漫画「銀のロマンティック・・・わはは」では4回転は当時不可能、という感じだったのに。時代は変わった。

そして日本人男子の体型も変わった

高橋選手、そして17歳の羽生選手、手足なが~い

フィギュアスケートって、ルックスがものを言うスポーツですね・・・

羽生選手の演技、感動しました

17歳でよく頑張ったありがとうと言いたい。

途中ころっと転んでしまったのだけど、そこから「絶対諦めない」という意志を感じました。

彼を支える想いが伝わってきました。

そして高橋選手。彼の「道」は本当に感動したのだけど、これだけのものをスケートで表現できるって、日本人でもここまできたのか・・・と思います。

フィギュアで心に残っているのは、「花はどこへいった」を滑ったカタリナ・ビット選手。

子供心にも忘れられない演技でした。

荒川静香選手の、喜び、悲しみ、すべてが現れていた演技。

フィギュア、やっぱり好きです

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また、めまい

2012-03-27 19:19:15 | 日々のこと

夫の妹が歩いて5分という近場に、一人暮らしのために部屋を契約した

夫は最初、一人暮らしをメールで相談してきた妹に

「近い方がいいから、こっちに住め」

と軽く電話で言っていた。わたしには何も相談せず

そして休みの日には物件を見に行って(頼まれてもいないけど)、着々と準備をすすめ、契約したのは一週間もなかったかも。

義妹は、「一人暮らしをするのは自由な時間がほしいから。両親とも生活時間帯が違うし、一緒に生活するのは厳しい」とのこと。

彼女が具合が悪かったり、何かあったりしたら、すぐ行ってやるのは兄であり、実際はわたしだろう。

それは兄妹だから、協力し合っていくのはいいことだと思う

でも、これから風邪で寝込んだりしたらおかゆを作って持っていくのは私であろう。

そういうことを考えずに安請け合いする夫に抗議した

その後、妹に対して

「何かあったら面倒見るけど、俺達が困っている時にお前が助けてくれたっていいんだぞ」

と夫が言ったら、彼女は黙っていたそうだ。

「自由な時間が欲しくて一人暮らしするのに、あてにされても困る」

と。

どこまでも人の世話になろうという人は、ずっとそうなんだなあ、と思う。

夫は休みの日に身体も休めずに妹のために時間を割いて動いたり、これから引越しも手伝うつもりである。

住むにあたって土地勘のない妹に、地図を見ながらアドバイスしたり、お世話になる不動産屋さんがママ友の実家だったりして、わたしもいろいろと動いた。

いいけど、う~んという感じで。

契約前日になって妹が

「近くに住むことで、リツコさんが嫌がらないか、夫婦仲がおかしくならないか」

と心配しているから、電話で話してやってくれ、と夫に頼まれた。

契約する間際になってそんなこと考えるつーか、近くに住むって考えた時点でそう心配しないか

「子供が小さいから、そんなにやってあげられないし、出来る範囲で困った時は手助けします。

うちは8時といえばもうお風呂入って寝るし、そんなに会うこともないと思うし」

と話した。

それで次の日契約。

そして昨日、夫が早く帰ってきて、娘が甘えたのかご飯を食べなかった。遊びをやめない。

いつもならこんなことはないのだけど、パパがいるから怒られないと思ったのか

テレビ観るならご飯食べる、というのでテレビを見せたのだけど、ご飯をなかなか飲み込まず、40分たっても食事は進まず。

それで怒ったら娘は案の定「パパ~」と夫のほうに行き、私は「は~」っとため息をついて後ろに頭をそらしたら、めまいがぐるんぐるんした

あ、やばい、まためまいだ、と思ったら、もう立ち上がるときもぐるぐる、横になってもぐるぐる、寝返りぐるぐる、頭を動かすとぐるぐるだ

以前もなったなあ~。病院行ったんだっけ?目眩で一度行ったことがあるけど、妊娠してたから薬飲まずにいてしばらくしたら治ったんだ。

次の日は娘の習い事と、義理実家に行く日だったのだけど、これは行けないな、と思って夫に言ったらすんなりいいよ、行かなくて、ということになった。

血圧がちょっと高いような気がするし、多分怒ったのが悪かった

姉が目眩に悩まされているので、電話をしていたら、ベッドルームに夫と行った娘が来て「おしっこ」というのでパンツを下げてあげたら一人でトイレに行っていたので、夫に声をかけたのだが

「今片付けてるから」

補助便座を一人でセットしようとしていた娘は、間に合わなくておもらししてしまった

娘が頑張ってトイレに行こうとしたのに、また夫は片付けだ

わたしが具合が悪いと言っているのに、なんで娘をみていてくれないで、また片付けなのか

ひとのテリトリーにまで、自分がやりたいようにおき場所を変える夫。

それでどのくらいイラッとさせられているか

夫と暮らして、本当にストレスがたまる。

娘は「寝ない、食べない、生まれない」の三拍子揃った赤ちゃんで、今も夜は必ず起きる。

ギャン泣きするときもある。

ほんと、朝までぐっすり寝たことなんて、入院したときしかない。

姉も娘に手を焼いていて「命削って子育てしてるよ」と言っていた。

義理実家には娘と夫で行った。

わたしは一人で生姜湯とおせんべいや果物をかじって、横になっている。

こんな日って初めてではないか。

でもぐるぐるする

結婚生活がこんなにストレスフルなものだとは思わなかった。

わたしには子供は一人しか無理だ。

娘はとても可愛い。でも四十路の育児、サポートのない育児はつらい。

姉によると抗うつ剤を処方されたが、あまり良くならず、酔い止めを飲んだほうがきいたそうだ。

ああ、まためまいがする。

前回は義理実家に行ったあとになったんだよな。

わたしにとっては鬼門なのかも

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パラドックス13

2012-03-26 11:22:42 | 本・映画・テレビのこと

東野圭吾さんの著作「カッコウの卵はだれのもの」「パラドックス13」読了。

夫がブックライト、本にはさんで手元を照らすライトをプレゼントしてくれたので、ついつい本を読んで寝不足に最近夫のプレゼントは外さないな~

この前はエコタンポといって、充電20分で朝まであたたかい湯たんぽみたいなのをくれたが、これが大活躍で一冬あったかく過ごせた

なんか実用的なものばかりですが

さて「カッコウ」の方は才能と遺伝子の関係、乳児誘拐にからめた謎で、犯人が意外すぎてふうんなるほど、と面白いけど・・・「パラドックス13」がインパクトが強くて

なんか難しいことは分からないけど、とにかくブラックホールの影響で13秒時間が飛ぶ。

その失われた13秒間にある条件を満たした人のみ、パラレルワールドに存在することになってしまう・・・というストーリー。

そのパラレルワールドは、ある条件を満たした12人以外は生き物がすべて消えた世界

車も電車も飛行機さえも、マリーセレスト号事件のように、ついさっきまで人がいたのに消えてしまった。

運転者を失った車が事故を起こして道路をふさぎ、調理されたものがそのまま発火して火災があちこちで起こり、さらに台風と激しい地震が12人を襲う。

地下鉄が走っている道路は陥没し、排水されない雨水が濁流となって流れている・・・。

なんかリアルに感じられる今、読むと違う

東京の街は廃墟となり、脱出することさえも難しくなる。

食べ物は底をつき、缶詰やレトルト食品を求めて街を彷徨う。

一人、また一人と、普段の生活をしていれば助かる人たちが亡くなっていく。

それでも生きることを諦めない一人の男性がいる。

この男性は、わたしに映画「ポセイドン・アドベンチャー」の牧師を思い起こさせた。

古い映画なのだけど、タイタニックさながらのポセイドン号が転覆し、徐々に浸水していく。

たくさんの人が生存を諦めて、浸水する船尾に向かおうとするのだが、その牧師は生きることを諦めず、数人の生存者を率いて船首に向かう。

途中で一人一人仲間を失っていくのだが、やっぱり彼を責める人もいる。文句を言ったり励ましあったりして救出を待つ。

そして牧師は神に祈って「犠牲者は私を最後にしてくれ」と自分を犠牲にして階下に落ちていく。その直後、船底を叩く救出隊の声が聴こえる・・・。

牧師は亡くなったが、この本の彼はどうなるのか。

「生きることを諦めなかった人」にはある結果が訪れる。

疑問だったのがヤクザの人がどうなったのか、いまいち分からない点。彼はどうなったのだろう?

人物描写や、人が究極の状況で善悪がどう変わるか、今この時、とても考えさせられるものがあった。

出版されたのは2009年。

電車が高架のカーブで止まったまま、道路はひび割れていた神戸の地震を実際目の当たりにした私にはとてもリアルであった。

わたしは本を読むと、映像が頭に浮かぶので、この本を読んだときにはとても疲れた

東京に住んでいたので首相官邸前も実際歩いたことがあるし、リアルに感じた。

この本は、3.11あとに違う意味を持ったのではないだろうか。

 

「平清盛」観ました

おさわがせの待賢門院、最後までなお美しく

得子は「あれだけ憎かったのに今は安らかにと思う」みたいなことを言ってましたね。

どうしても勝てない相手、というのはいるものです。「勝ちたい」と思っている時点でもう負けているわけです。

でも死んでしまえばすべては恩讐の彼方に。

鳥羽法皇はもう目が離せませんね・・・たまらんです。つるっつるです最愛のたまこを亡くして彼はどうなるのか?

清盛は疫病で亡くした妻のことを忘れられずいまだになにかというと「明子が明子が」言ってます

久々に東国より帰京した源氏の若大将、もてまくり、「好いた男の役に立つのが女子の喜びであろう」なんてまるで平安のキムタクのようです

今のところ、モテも器も源氏の若大将の方が上手でしょうか。

しかし源氏物語の若紫の段を上手く使った演出、良かったですね

そう、つい少し前は雅な平安時代であったわけですよ。

台頭してきた武士の時代は、近代の少し前、江戸時代まで連綿と主役を張り続けるわけで。

そのあたり、よく観てみたいですね。

今は連ドラが終わったので、大河に集中できます

さて、次は清盛にやっと(毎回毎回言ってますが)スポットライトが当たりそうですね

 

 

 

 

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「最後から二番目の恋」

2012-03-23 22:53:14 | 本・映画・テレビのこと

今期、すごく楽しみに観ていたドラマ「最後から二番目の恋」が最終回を迎えた

なんか、夫がハマって毎回とっても楽しみにして観ていた

やっぱりキョンキョン、「なんてったってアイドル」は46歳になっても錆びない人であった

千明は真平に別れを告げる。

「若くて素敵な恋人がいる状態をキープしたかった、すごくずるい、最低です」と話す千明。

ああ、それで真平から「付き合って欲しい」と言われて、なんかテンション下がってたんだ

彼のことが好き、というのでもあったけど、そこに気付いてしまった。

ちょっと分からないようで分かる

わたしも「もう私の人生で恋なんてないんだろうな」って思うと物寂しいもん

まあ夫とのすったもんだでもう「愛してるとか好きだとか」もうおなかいっぱいって気もするけど

独身だったら思うだろう。

「これが最後の恋人になっちゃうの

そして手放したくないと思うだろう。

でも千明も和平も、きちんと若い人たちにお別れした。

そしてじじいがおっちゃんに変わって、一転ラブラブになった夫婦おかしかった

高校生の時の先生と生徒だから、多分お互いが好みのタイプなんだろうな

知美と真平も、なんとなく喧嘩しながらも良い雰囲気

万里子は生き生きと仕事に燃えている(内田有紀さん好きなので、毎週観られて嬉しかった

最後に千明と和平の掛け合い、そして告白

「人生に恋してる」。

回を重ねるごとに、千明が魅力的になっていって、それは若い真平に会ったからでもあり、やっぱり「恋愛は人生の華」なんだなあって思います

千明が、ドラマの脚本を練るにあたって「登場人物が死ぬ」という筋書きに反対したのが心に残っています。

「人が死ぬ」っていうとそればっかりになっちゃう。もちろん素晴らしいドラマもたくさんあるけど、わたしはそうじゃない日常の人の気持ちを描きたい。だから恋愛ドラマを作ってるの。

という千明。

わたしはよしもとばななさんが好きなんですが、彼女の著作は人が亡くなるものも多くて、そもそも人が死や病気や喪失からどう癒されて立っていくか、というのが大きなテーマのひとつなのですが、一時それが好ましく思えなくて読まない時期がありました。

今は欠かさず読んでますよ

千明があえて何気ない日常を描く、という彼女の心意気に喝采

最終回もアラフォーの心に響くことばがたくさんありましたよ

40近く、50歳なんて何を考えているのかなんてさっぱり分からなかったし、恋愛なんてもう考えもしないもんだろうと思っていたし、40代から上のヒロインのドラマなんて今までほとんどなかった。

でも、これからこういうドラマを観る人が増えてくると思います。

人は誰でも年を取るわけです。

若さや美しさ、体力や勢いなんかはどんどん衰えていくなんて、若い頃は考えもしなかったでしょう。

でも、今40歳のとば口に立って思います。

人生折り返しを過ぎた。これからどう生きるか。

わたしも千明のように強い男前になりたいです

たとえ結婚していても。

 

このドラマは夫婦で並んで座って観ていました。

千明と和平の掛け合いに笑ったり、真剣に観たり。

夫とは歳が近いので「飯島直ちゃんはやっぱり脚が綺麗ね~」とか「内田有紀ちゃんは変わらずに可愛いね~」とか「キョンキョンは老眼鏡を買ったそうだよ」なんて言いながら観ていました。

夫婦揃って観たドラマなんてどのくらい振りだろう。

楽しい、多分あとから振り返ったらかけがえのないであろう時間を作ってくれたこのドラマに、感謝します

 

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「人質の朗読会」

2012-03-22 13:47:35 | 本・映画・テレビのこと

小川洋子さん著「人質の朗読会」。

本屋大賞にノミネートされているそうですが、私は子ヤギのユキちゃんのような表紙に目が止まりました

子ヤギのように、無垢でか弱い、しかし生命力を感じさせる、朗読会に出てくる人質の方たち。

とある国で人質となった日本人観光客とガイド8人が、人質となっていた期間に自分の思い出をひとつずつ語り合っていたテープが見つかり、それに盗聴器をしかけた軍の兵士(盗聴器を聴く任務を負っていた)の話が9話おさめられています。

一気に読んでしまったのですが、心に残る本でした。

何年かたって、あとからふっと思い出しそうな・・・。

わたしの心に残ったのは、B談話室、冬眠中のヤマネ、槍投げの青年、死んだおばあさん。

人生にいくつかあるだろう説明のつかない不思議な経験、忘れられない思い出、そういう話。

こんな状況下でなかったら、人に話す機会もなかった、それぞれの心の奥底にしまってあった話。

一話ずつ、最後に語った人の職業、年齢、旅の目的が付記されている。

文学だなあ・・・なんて思います。小川洋子さんの本を読むと。

あまりたくさん読んだことはないのですが、「センセイの鞄」「博士の愛した数式」はやっぱり心に残っていますね

しん、とするなかでの朗読会。そこで心の奥底の大事なものを共有した8人であったのだ。

そして、盗聴器に耳をすませていた兵士。

「ぴいたり身体を寄せていた八人の遺体は、吹き飛ばされても尚ばらばらになることなく、ひとつに寄り添いあっていたらしい。」

亡くなってしまった人が語った話。

機会があったら一度読んでみてください

 

「心を整える」。キャプテン長谷部さんの著書。

わたしのサッカーの知識が、「小学生の時にキャプテン翼を読んでいた程度」だったため、読むのにちょっと時間がかかりました

しかし、長谷部さんという方は自分のことをよく客観的に見ていて、自分がどういう人間で、強みと弱みは何で、それならどうしていけばより良い結果が得られるか、ということをよく考え研究していらっしゃる。

「俺はこういう人だから」、と開き直るではないけど、一向に改めようとしない人間は、そこどまりなのであろう。

「わかっちゃいるけど、やめられない」人は、そこで良いのだろう。

しかし自己研鑽をしている人間は、たとえそんなに才能に恵まれていないとしても、自分を伸ばしていくことが出来る。

この本を読んで「天才とは1%の才能と99%の努力である」という言葉の意味が分かった

私は遅刻をしがちな人間で、子どもを言い訳にして時間を守れないことが多々ある・・・

まずは遅刻しない人間になろう、と思う。

もうぎりぎり間に合った!というスリルを感じるのが楽しい年齢でもない

落ち着きが欲しい。

例えば夫はよく何かなくなると、遅刻ぎりぎりになっていてもそれを捜すのを優先する。

ないと思うと気持ち悪いそうだ。

でも気持ちを切り替えて、「何が一番優先すべきことなのか」ということをきちんとわかって行動し、そうするには失くし物をしないようにするにはどうしたらいいのか、考えて実行すればいいのだ。

自分の部屋はぐちゃぐちゃなのに、子供のおもちゃを自分の思うとおりに並べる(並べるだけで、片付けるのではないのである。袋に入れたりするだけで)ことは必ずやる。

夫は長谷部さんの本を読んだら、と言っても「そんな暇はない」とネットサーフィンしている。

まあ別にいいけど・・・わたしは向上心のない人、細かい男はは大嫌いなので、夫と結婚したことをとても後悔している。よく知らないで結婚したことを、とても後悔している

でも最近は諦めている。

今ある状況の中で、良いところを見ていこう、そのなかで最良になるように頑張ろう、という気持ちである。

そういう気持ちでないとやっていられないというところもあるが

わたしが夜、娘を寝かしつけたあと本を読んでいると、夫は

「お前はそうやっていつもずっと本を読んできたんだなあ」

と言う。

いつぞや、夫と喧嘩したとき、

「お前は余計なことをしないで、黙って本を読んでればいいんだよ!」

と言われたことがある。図書館から本を借りてきて、お金がかからないようにしていればいいんだ、という意味だった。ひどい言われ様だよね~

結婚して、4年になる。

夫の休みの日は、夫は娘と一緒に出かけ、わたしは別行動である。

会わないので喧嘩にならない。

このままでいいのか・・・と思いつつも、どうしようもない。

義理の妹が家を出て一人暮らしをしたい、と夫にメールで相談してきた。

うちの近くに住むことになったらよろしく、なんて夫は言っていたが、はたして。

わたしたち夫婦の、明日はどっちだ

 

 

 

 

 

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菊田・・・8

2012-03-22 12:57:34 | 本・映画・テレビのこと

「ストロベリー・ナイト」、終わりましたね

切り取った左手首。間違った父性。

娘を持ったわたしには、とても切ない犯人でした

愛する者のために、そこまでやれるのか・・・「容疑者xの献身」を思い出しました。

そして日下刑事の家族。子供・・・この愛しき者。

母を抱き締めた玲子。

すごく見ごたえあった「ソウル・ケイジ」でした。

そして「映画化決定」の文字が

「観にいかなきゃ」と思わず口走ってしまいました

さて、今週の菊田。

最後の最後にあのシーンが来ましたね

姫川の頭をくしゃくしゃっと撫でる菊田。

パンチをくれる姫川。しかしばしっと受け止めて、

「何年一緒にいると思っているんですか。動きくらい読めます」

姫川は菊田の胸倉をつかんで今度やったら殺す、とすごむ。

でも「職場でやったら」って言ってなかったじゃあじゃあプライベートではいいってこと?

それを知ってか知らずか笑顔で

「はい」

と言う菊田

そのあと、和食が食べたいという姫川のために店に電話をかける菊田。

その菊田の横顔を見ながらの、姫川の表情。

いつの間にか菊田が信頼できる部下だけでなく、かけがえのない人の横顔になっている・・・と気付いたかの表情。

でも気を引き締めるように変わる姫川の顔。みたいな

映画はもしかして、あれが原作になっちゃうの?そしたら菊田は・・・

ガンテツが揺さぶりをかけている小出くんもどうなるんだろう?

いや~映画楽しみ

 

「ハングリー!」も最終回。

結局フランスに修行に行く話しは断って、同じ仲間とレストランをやることにし大団円

吾郎ちゃんも絶縁宣言しながらも見に来たりしてるしほんと、脇役で癖のある役をやらせたら、すごくはまる役者さんになってきましたね

ダイゴ似のボーカル、なかなか良かったです

そして美織ちゃんが可愛かった

しかしまだ恋の行方は分からない・・・という感じで、面白く観られたドラマでした

単発で続編ドラマをして欲しいかな

さて、今日の夜は「最後から二番目の恋」、最終回です

いいともにも出ていたキョンキョン、老眼鏡買いました、なんて言っていたけど、綺麗です、やっぱり

どうなるのか、鎌倉の男女7人(じじいもカウント)

結末はつけて欲しくない気もします・・・。

最終回、残念だけど楽しみにしています

 

 

 

 

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運命の人 最終回など

2012-03-19 12:21:24 | 本・映画・テレビのこと

わりと観ていた「運命の人」

最終回は二時間放送で

最後は沖縄問題にクローズアップし、「沖縄」に至るまでが運命だった・・・と綺麗にまとめました。

ドラマの最後で国家に対してのメッセージを入れたこのドラマ。そんなこと言っちゃっていいの?TBS

沖縄の基地問題、米兵による暴行事件、ヘリ墜落事故・・・映像で見せられて、胸にせまるものがあった。

本土に住む私はなんか他人事のように感じていたけれど、ヘリが落ちてくる可能性がある、米兵に暴行される危険がある、という土地になってしまっている沖縄に住む人々。

それは声を上げるだろう。出て行って欲しいと思うだろう。

観ていて、「基地」と「原発」、類似しているかも・・・と感じた。問題の種はもちろん違うけど。

このドラマを観て自分のなかで感じ方が変わったものはたしかにあった。

モデルになった「西山事件」。密約問題はたしかに今日の沖縄が在る姿に大きく影響しているのだろう。

西山事件からもう30年もたつ。「これでいいの?このままでいいのか?」という問題を提起している。

そういう意味で観た価値があったドラマだったと思う。

今、三木さんのモデルになった女性はどうしているのだろうか。ふと思う

 

「早海さんとよばれる日」最終回は録画で観ました。

もう、あんな嫁いないよってくらい、「ゲゲゲの女房」に続いて良い嫁・優梨子

相変わらず「寺内貫太郎一家」みたいな早海家で終わっていましたが

結局お母さんは帰ってこなかったのね・・・

優梨子が来たことで、兄弟たちはそれぞれ自分の道を見つけ努力し始め、サスペンス親父もやや丸くなり

研二が自分の子供を産んでいた女性に会いに行き、正社員になり、野球の指導を始めたこと・・・そういうことを話している時、完全の女性の気持ちになっていた

ひとりで頑張って産んで育てて・・・そしたら期待なんてしてないし、今まで頑張ってきたのだから、父親なんていらないけど・・・あんなに好きだった人が、自分の方に向いてくれて努力している、野球もまた始めて、わたしが好きだった頃のあの人のように・・・そう思ったら夢のようだろうな、と。

今期のドラマの多くのテーマだった「家族」。

わたしはこのドラマが良かったな

「運命の人」の裏でなかなか観られなかったけれど、ドラマチック・サンデーのドラマは結構好きです

 

「平清盛」、ついにもののけの血がついに清盛が主役

と期待しましたが、アラタ帝と得子に釘付け松雪さん、悪すぎる

清盛はまたいつもの「面白ければよいのよ、あーはっはっは」と無責任な態度を撮り続け、直情型のアホみたいなどら息子のまま・・・

しかし心優しく美しく出来た妻・明子が流行り病で亡くなってしまう・・・それも行き倒れた男を助けて伝染ってしまい・・・。

それに逆上した清盛が祈祷の僧達に詰め寄り・・・その姿が「もののけ」を感じさせた、という運びなのですが。

私には別に最愛の妻を急に亡くしてしまった清盛が、あの程度のことをやるのは予想できた範囲ではないかな、と感じました

かえって静かに神仏を恨むようなギラギラとした眼を持つようになった・・・なんて感じだったら納得いったのですが・・・あれではカメレオン俳優松ケンの本領がいつ発揮できるのか・・・もう10回よ?

親父が死んで、頭領になってからでしょうかね?

しかし源氏の御曹司が関東・東北で色男になっているのがウケる

来週は都に帰ってきて、平氏・源氏の御曹司が揃い踏みですね

待賢門院も鳥羽上皇も出家して、三角関係のドロドロはもうここまで、見所が減ってどうなるのか。

もっと面白くなってくれば嬉しいのですが・・・

今週は「ストロベリー・ナイト」も最終回

娘を早めに寝かしつけて楽しみにしています

 

 

 

 

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週末ドラマ

2012-03-17 18:56:26 | 本・映画・テレビのこと

木、金、土曜日、わたしが観たドラマ

最後から二番目の恋、恋愛ニート、平清盛。

いや~、キョンキョン、美しい可愛い

一話では「なんてキツい女子なんだろう・・・」と感じたけど、千明の良いところ、45歳の闘ってきた女子の強さ・美しさがどんどん出てきて、とても彼女が魅力的に

周りの人たちもどんどん彼女に魅せられて行く。

脚本が秀逸だと思う

「ふゆみ」のくだりとか、「踏み台」とか

あと女3人のトークも、なんか良い。最初はイタタタ・・・という感じだったけど

45本のローソクが載ったケーキを前に、

「これだけあなたは頑張ってきたんですよ」

と言ってくれる和平。ここで日本中の働く女子、打たれたであろう

そして深くうなづいたのは知美母が「こうして恋愛っぽいことをしていたら、オーラが出てきて恋人ができた」

というくだり。

そう、女子はトレーニングを欠かしてはいけないのだ。友達でもいい、恋人でなくても、そういう雰囲気の男子とデートすることにより、恋愛筋肉を衰えさせてはいけないのだ

結婚したいと思っている人はぜひ実践して欲しい。

今回も、千明と和平のように口げんかをする知美と真平。

さて、最終回はどうなるんだろうか。

だれかとだれかがカップルになってハッピーエンド、というドラマではもちろん、ない。

ただ今は毎週楽しみにしてきた千明と和平と鎌倉の人々に会えなくなるんだな、と思うと、たまらなく寂しい。

このドラマは夫も楽しみにしていて、ママ友も35歳以上は夫婦で見てる、ビール飲みながらという人が多い。

さて、じじいと妹夫婦も、どうなるであろう?

 

昨日観た「恋愛ニート」、前回前々回くらいは見逃していた

でも凛が「松本さんは妹や弟まで背負えない」と言っていた駿平から聞いて涙を流すところ、なんかわたしも泣けた

ずっと頑張ってきたのに・・・そんなふうに言われてしまうんだ。

そんなふうにしか思えない、松本それでも男か

自分のことばかりしか考えられないのか、お前は

しかもバイトの駿平が凛ちゃんを守る、と言っているのに、歯医者のお前は何なんだ!

お前なんて結婚なんて無理だ、顔洗って出直せバカヤロウ

・・・でも弟と話して、気持ちが変わった松本。でも時はすでに遅し・・・。

勇気を出せない、背負えない、そういう男が多すぎる。

その分女子が強くなっている気もする・・・

さて、これも最終回、楽しみ

田中さんがすごいいい役

 

今日、大河ドラマの再放送を観た。

義清が主役?ってくらいの展開・・・でもイケメン、ついに退場

やっと主人公が出てこられるか?!

しかし女の闘い、大河面白いですよ~鳥羽上皇がまた・・・白くてたまらんです

あの時代のドラマってあんまりないから、すごく興味深いし

視聴率、高くないみたいだけど、わたしは面白く観ています

「龍馬」・・・よかったよなあ~

 

 

 

 

 

 

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菊田7

2012-03-14 18:42:23 | 本・映画・テレビのこと

「ストロベリー・ナイト」観てますか?

今回はあまり姫川主任と菊田のからみはなく・・・心穏やかに、たまに「キャ」といいおばはんがなりながら観ていました

「主任、いいですか?」

と菊田。抱き締められたことを意識してかちょっとひるむ姫川。

「いや、事件のことです」

菊田の微妙な顔

そして今回は日下主任が結婚のことについて語った場面。

結婚はいいもんだぞ、角をぶつけあって丸くなっていってボールになる。子供ができたらそのボールに包み込んでやる。

「お前達もいいボールになると思うぞ」

みたいなことを言う日下主任。

「お前達」って・・・菊田と姫川のことを知っている

さすが日下主任日下主任やガンテツのスピンオフ、観てみたいわ~

来週は最終回?

予告で菊田が姫川の頭をくしゃくしゃっと撫でてませんでした?

への字口の菊田が、笑うと幼い顔になるのがたまりません

あ~楽しみだったドラマがもうすぐ終わっちゃうって切ないですよね~

そのあとの「ハングリー」も、展開が速くて・・・向井さんって頭小さいですね~

マジ泣きだった、レストラン最後の夜。

だれも親父さんがいなくなっていることに気がつかない・・・

しかし矢田亜希子さん、久々に観ましたが、肝が据わった顔になってましたね

もっとからみがあるかと思いましたがあっさり出番が終わってしまい・・・

このドラマに出ている拓さん役の方、なかなか良い味を出していて良いですね

役にすごく合っている。ということはとても演技が上手いんでしょうね。

ぼちぼちいろんなドラマが最終回を迎えていますが・・・今期は「ストロベリー・ナイト」と「最後から二番目の恋」が自分のなかでは早く次が観たいって思うドラマでした

それにしても菊田・・・本当に観るのが楽しみです

「ソウル・ケイジ」、被害者と思われていた男は加害者であったのではないか、という展開を見せて終わりましたが、事件の解決、そして菊田を楽しみに、来週を待ちます

 

 

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「おふくろは恥かしがり屋で」

2012-03-11 14:14:07 | 日々のこと

一年前の震災についての今日の新聞記事をを読んでいて、一番心に響いたのがこれだった。

南三陸町 介護職員 大屋和人さん(33)
「ばあさんとおふくろが家ごと流されてしまった。
 おふくろは恥かしがり屋で、まだ出てこねんだ。
 俺は一生懸命生きて、死ぬときに、俺がんばったよな、って思いたい。
 踏ん張ってやっぺし。」

まだ見つからないお母様のことをそんな風に言い表した息子さん。

この短い記事に、彼のお母様への想い、これからに対する想い、亡くなったすべての人への想い、一日一日を生きる想いがあると感じた。

わたしも、神戸の地震のあとにこんな風に思った。わたしも死ぬときそう思いたい。

行方不明者はいまだに3155人。
一人でも、一日でも早く家族のもとに帰れますように。

 

 

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