お久しぶりです・・・本当に・・・
もうすっかり秋になってしまいましたね
その後、夫とどうなったかと申しますと・・・離婚届を書いてもらいました。
夫は拒否しましたが、
「これを書かなければ、弁護士のところに行って書いてもらうようにする!」
と強く出ました。そしたらしぶしぶ書きました。
「今度暴力があったら、即提出してくる!」
と宣言しました。
そして今まで夫とは、ほとんど会話がない生活をしています。
会話がない、接触がない、つまり衝突することもない、という生活です。
たまに話すのは娘の事、事務的な事だけ。
家事などはやっています、ちゃんと。
夫は自分のやりたい家事をやっています。
夫の仕事も忙しいらしく、残業(だか何なんだか知りませんが)も多くなり、遅い帰宅が増えました。
(サービス残業なので、家計が潤うわけでもなく。)
遅い時は食事を作り置いて先に娘と寝ている部屋に入ります。
作り置きが出来ない献立の時や、体力に余裕がある時は起きていって食事の支度をします。
夫は食事を食べて、そのまま自分の部屋に行ってしまいます。
後片付けはあとで私が起きて行ってします。
朝は朝食も食べずに出勤します。これはいつものことなので、コーヒーと水だけ飲んで、たまに自分でインスタントラーメンを作って食べています。
私がやるよ、と言っても自分でやる、と言って。
休みの日は、大抵私が午前中サークルやお友達と遊びに行き、午後から夫と娘、2人で出かけます。
8月、大喧嘩した際にあとから聞いたのですが「実家に行って娘のしつけが悪いと言われ、口論になったので当分行かない」と言っていたのですが(考えると、そのために夫が娘の事を怒り出した、という遠因のようです)、最近また実家に行くようになりました。
そんな感じで、家族三人では過ごしていません。
さっぱりしたものです。
これがわたしが望んだ家族か、と思うと虚しいものです
あんなに好きだった人と結婚したのに、この体たらくです。
思えば、最初が肝心だったのでしょう。よく結婚に際して言われることですが。
私は、夫を好きだったゆえに夫のことをすべて受入れすぎた。
夫家族の要求を、夫と結婚したいためにすべて飲んできた。
だから、「こいつには何をしてもいい」と思わせてしまったのかもしれない。
今はそう思います。
「何をしても許してくれる、だってこいつはオレのことを何を捨てても好きだと言ったのだから」
多分、そう思ったのでしょう、夫は。
人って、愛されていると思うと、こう変わってしまうものなのでしょうか。
たしかに、私は家族よりも夫を優先して、自分の家族からは疎遠になりました。
出産の際に駆けつけてくれた母を邪険に扱ったことも憶えています。
出産して、私の家族を自宅に泊めることを拒否された時から、私は目が覚めました。
それまで、本当に夫に尽くしていたと思います。
仕事も辞めました。辞めた日にその足で夫の待つ地方に、暮れだから来ている両親ともゆっくり過ごすこともなく、新幹線に乗りました。
渡された生活費が足りなければ自分の貯金から補填して、アルバイトもしました。
爪を切り、魚の目を切除し、寝る前には毎日耳の掃除をし、目薬をさし、布団をかけてあげました。
会社の愚痴もずっと聞いていました。
夫が欲しいと言うものは、私の貯金も足して買いました。
私の結納金はマンションの頭金になりました。
こんなこともありました。
入籍した日に、私は東京に日帰りすべく、夫の車に乗っていましたが、その時急坂を登っている途中に、左手前方から車が出てきました。
夫はかえってスピードを上げて登って行き、出てきた車は止まらず、夫はハンドルを切ったけど私の乗っている助手席側面に車が接触しました。
怖かった。
新幹線の時間があり、急いでいたとはいえ、なんで私が乗っているのにそんな無茶するんだろう、と思いました。
思えばおかしいな?ということはいくつかあったのです。
それでも私は目をつぶってしまった。
結婚を焦っていた、ということもあったと思います。
「結婚までは両目をあけてしっかり相手を見て、(見きわめて)結婚したら片目をつぶって(欠点は見ないように寛大に)」
と言う言葉を聴いた事があるでしょうか?
わたしは全くの逆をしてしまったのですね
馬鹿だった、と今は思います。
ドラマ「結婚しない」が始まり、続けて観ています
今回は35歳の千春(菅野美穂)がお見合いをして、40歳のお見合い相手が婚活ブログをやっていたりドイツに赴任することになっていて結婚相手を探していたりということなどなどあって、
「自分は恋愛して結婚したい」
とはっきり分かるところでした。
私は、自分は恋愛して結婚した、と思っていました。
今まで生きてきて、一番好きな人と結婚出来た、それはそうだったのでしょう。
でも、本当に私は恋愛して結婚したのだろうか?と今は思います。
恋愛していると思っていたのは私だけだったのではないか?
そしてこんな風に壊れてしまった結婚は、最初から形だけのものだったのではないのか?
私の好きだった気持ちは「夫の真実を知って愛せなかった」本当の愛ではなかった?
私は、夫の本当を知って、夫を愛するべきなのだろうか。
こうなったのは自分のせいでもあるのだから、夫を受入れるべきなのだろうか。
正直、本当に分からない・・・。
今は娘も産まれて、娘の父親でもあるのだから。
今は娘も幼稚園入園を控えているし、七五三もあるし、元気いっぱいの三歳児の相手をするだけで一日があっという間に過ぎて行く。考える時間もない毎日。
でも自立するために動き始めたところ。
やっぱり自立する術を身に付ける事が急務だ。
ドラマの千春に言いたい。
「好きという気持ちなんて、簡単に消え失せるよ」
と。
それでも結婚したいですか?好きな人と、結婚したいですか?
結婚をしたいな・・・と思っている独身女性の方々、私のブログを見て、どう感じるかな?
婚活から結婚、出産、今にいたる私の阿呆な記録を見て、好きな人と結婚したいと思うかな?
しかし天海祐希はおっとこまえだ~むしろいいよ、春子さんと結婚しなよ、千春
天海さんより男らしい人っているのだろうか・・・
面白いドラマです