姉と話していた時のことである。
うちの姉はわたしより2歳年上で、30歳で結婚して、32歳の時女の子を出産した。
旦那さんは会社を経営している姉より3歳年上。なんと姉が旦那さんとなる人と会ったのは、高校生の時。それからいつしか付き合うようになって、結婚した。
17歳の時に会った人と結婚してしまったのである。
姉は計画的な人だった。
「30歳までに結婚して、2.3年のちに子供を一人産み、マイホームを購入」とか、ちゃんと考えて、その通りに実行してきたわたしと違い、自分の重い通りに人生をやってきた、強運の持ち主といって良い人である。
さて、その姉の子供。
この子は姉の思い通りにはまったく、いかない子供だったのだ。
生まれてからすぐ、抱っこしてないと泣いて起きてしまう。
したがって、姉は出産してからずっと、赤ちゃんを抱っこしていて、眠れず。
次の日に病院に行ったら、非常にいらだっていた。
退院してからも同じだった。
抱っこしていて、寝たから、置くと泣いて起きる。
したがって姉は足の間に赤ちゃんをおいて寝ていた。
とにかく気難しい。抱っこしていないとだめ。
寝ても、少しの物音で起きる。
よく帰宅した旦那さんは、そのドアの音で赤ちゃんが起きたと、姉に激怒されていた
赤ちゃんすべてが、こうではない。
わたしの友達の赤ちゃんは、わたしと友達が隣でお喋りしていても寝ている。
隣でお兄ちゃんが騒ぎまわっても、2.3時間寝ている。
うちの姪はそうはいかなかった。
とにかく姉がそばにいないと起きて泣く。
も~大変だった
大きくなってきてからも、とにかくぐずる。
夜は姉がいないと起きる。
とにかく「ママ、ママ」である。
姉もキレる。
でも「24時間ずっと同じ人と一緒にいてみて?それが3年とかずっとなんだよ?そしたらやなところも見えるし、我慢ならん時もでてくるよ」と言っていました。
そ、それはつらい…。
「会社に行っている方が楽だよ。会社に行けば、切り替えられるし、それなりに頑張れば評価される。だけど家事と育児はそれはないよね。わたしは会社に行っている方が、楽」
と、わたしは思ったことを姉に言いました。
「そうだね~。たしかに旦那さんは家族を背負ってやなことも頭下げて頑張ってると思う。専業主婦はある程度時間に自由がきくところがあるけど、育児がこんなに大変だって、知らなかった。
甘かった…」
「お姉ちゃんは子供を産むってこと、あんまりちゃんと考えてなかった?」
「うーん、結婚したら子供を産むのが普通と思ってたし、お母さんも『産めばなんとかなるわよ~』みたいな感じだったから…こんなに大変だとは、思ってなかった…」
正直、わたしも姉の育児を見ていて、ひそかに震えていた。
好きな時に好きなことがまったく無理。寝れない。子供が優先。子供は理屈じゃない。
「毎日クレーム処理してるみたいだよ」と姉は言う。
しかも彼女は姉より体力がある。元気。幼稚園に行ったあと、公園に行き、二時間昼寝して、帰って来たパパと一緒に二度目の夕飯を食べ、11時頃に寝る。
まったく、おとなしくない。
寝付きも寝起きも最悪。
泣いてママが抱っこだ。
漫画家の一条ゆかりさんが、お姉さんの育児を手伝って「この時間をわたしは自分のために使おう」と思って、大作を次々と生み出しておられるが、ほんとうに、わたしもそう思う気持ちが分かる。
こんなに大変だと分かっている育児を、あえてする気力が、残っているだろうか…?
うちの姉はわたしより2歳年上で、30歳で結婚して、32歳の時女の子を出産した。
旦那さんは会社を経営している姉より3歳年上。なんと姉が旦那さんとなる人と会ったのは、高校生の時。それからいつしか付き合うようになって、結婚した。
17歳の時に会った人と結婚してしまったのである。
姉は計画的な人だった。
「30歳までに結婚して、2.3年のちに子供を一人産み、マイホームを購入」とか、ちゃんと考えて、その通りに実行してきたわたしと違い、自分の重い通りに人生をやってきた、強運の持ち主といって良い人である。
さて、その姉の子供。
この子は姉の思い通りにはまったく、いかない子供だったのだ。
生まれてからすぐ、抱っこしてないと泣いて起きてしまう。
したがって、姉は出産してからずっと、赤ちゃんを抱っこしていて、眠れず。
次の日に病院に行ったら、非常にいらだっていた。
退院してからも同じだった。
抱っこしていて、寝たから、置くと泣いて起きる。
したがって姉は足の間に赤ちゃんをおいて寝ていた。
とにかく気難しい。抱っこしていないとだめ。
寝ても、少しの物音で起きる。
よく帰宅した旦那さんは、そのドアの音で赤ちゃんが起きたと、姉に激怒されていた
赤ちゃんすべてが、こうではない。
わたしの友達の赤ちゃんは、わたしと友達が隣でお喋りしていても寝ている。
隣でお兄ちゃんが騒ぎまわっても、2.3時間寝ている。
うちの姪はそうはいかなかった。
とにかく姉がそばにいないと起きて泣く。
も~大変だった
大きくなってきてからも、とにかくぐずる。
夜は姉がいないと起きる。
とにかく「ママ、ママ」である。
姉もキレる。
でも「24時間ずっと同じ人と一緒にいてみて?それが3年とかずっとなんだよ?そしたらやなところも見えるし、我慢ならん時もでてくるよ」と言っていました。
そ、それはつらい…。
「会社に行っている方が楽だよ。会社に行けば、切り替えられるし、それなりに頑張れば評価される。だけど家事と育児はそれはないよね。わたしは会社に行っている方が、楽」
と、わたしは思ったことを姉に言いました。
「そうだね~。たしかに旦那さんは家族を背負ってやなことも頭下げて頑張ってると思う。専業主婦はある程度時間に自由がきくところがあるけど、育児がこんなに大変だって、知らなかった。
甘かった…」
「お姉ちゃんは子供を産むってこと、あんまりちゃんと考えてなかった?」
「うーん、結婚したら子供を産むのが普通と思ってたし、お母さんも『産めばなんとかなるわよ~』みたいな感じだったから…こんなに大変だとは、思ってなかった…」
正直、わたしも姉の育児を見ていて、ひそかに震えていた。
好きな時に好きなことがまったく無理。寝れない。子供が優先。子供は理屈じゃない。
「毎日クレーム処理してるみたいだよ」と姉は言う。
しかも彼女は姉より体力がある。元気。幼稚園に行ったあと、公園に行き、二時間昼寝して、帰って来たパパと一緒に二度目の夕飯を食べ、11時頃に寝る。
まったく、おとなしくない。
寝付きも寝起きも最悪。
泣いてママが抱っこだ。
漫画家の一条ゆかりさんが、お姉さんの育児を手伝って「この時間をわたしは自分のために使おう」と思って、大作を次々と生み出しておられるが、ほんとうに、わたしもそう思う気持ちが分かる。
こんなに大変だと分かっている育児を、あえてする気力が、残っているだろうか…?