魔法が解けたそのあとで

結婚、出産、育児、介護、お仕事。来た球を打ち返す、毎日のつれづれをつづりました。

1年経って。

2022-11-21 21:47:46 | 交通事故

こんばんは。

お久しぶりです!

「鎌倉殿の13人」、あまりに地獄な脚本に日曜夜の8時45分はこんな顔になっているうちに、13人どころかもう3人くらいしか残ってなくない?という感じです・・・

そんなこんなで車に跳ねられてから一年が経ちました

めまいや痛み、疲労に悩まされながら寒い2月に復職し、引き続き整形外科に通院しながら、ようやく少しずつ日常に戻っていった春。

保険会社から慰謝料などの支払額が通知されたのは6月でした。

その額にびっくりしました。少なくて。ほんとに。

復職までの3ヶ月、痛みとめまいに悩まされ、トイレに行くにも一苦労、入浴は命がけ、車椅子での外出はいつも家族に押してもらわないといけない。動かなくなった脚で歩けるようになるためにリハビリに通った毎日。子どもの世話も出来ず、仕事は中断、たくさんの人に迷惑をかけた。

折れた脚はもう元には戻らないし、めまいもいまだにする。それはもう仕方ない。

(でもあちらは全く変わらない毎日を過ごしているんだよね?)家族にもたくさん迷惑をかけた。ちょうど昇進したばかりだった。資格取得のための期間もストップした。

マイナスは0には戻らないし、ましてやプラスにはならない。でも事故によって被ったマイナスをなるべく0に近付けてもらいたい。

いろいろなことに納得いかなくて、弁護士を捜しました。

知人が以前、交通事故にあった際に依頼した、テレビでお馴染みの法律事務所とか、自宅の近くの法律事務所とか。

でもおそらく着手金と成功報酬を考えたら、これでは依頼しても依頼しなくても同じかな・・・と思っていたところに、良い事務所に巡り会えたのです。

そして結果的に保険会社の提示してきた額の倍以上をいただくことが出来ました。

この辺のところ、また詳しく書けたら書きたいなと思っています。

さ〜、寒い冬がやってきました!

寒いの大嫌いな私が買い替えたのはコレです。

コレを自転車のハンドルに装着。中のボアもあったかくて手袋いらずですこのボアもボタンで着脱できるので、夏も大丈夫です意外と日焼けする手ですが、コレを着けていれば日焼けも抑えられました

寒さについては

知ってたらごめん!私は冷えを許さない〜冷たいひとにならないために〜 - 魔法が解けたそのあとで

でも書いていますので、良かったら読んでみてください

今、フジテレビの「エルピス」観てるんですけど、長澤まさみさん、良いですね〜

 

エルピス —希望、あるいは災い— | 関西テレビ放送 カンテレ

長澤まさみ主演『エルピス—希望、あるいは災い—』公式サイト。落ち目となったアナウンサーと仲間たちが、10代の女性が連続して殺害された事件の冤罪疑惑を追う...

エルピス —希望、あるいは災い—

 

鎌倉殿とエルピス、今期観てるドラマです

ではまた近いうちに。。。

 

 

 

 

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ときめくモノ。

2022-11-09 01:20:00 | 日々のこと
今日の月は娘と見ました。
仕事が終わって見上げた月が、下の方から欠けていた。ああ、今夜だ。マンションの下に娘を呼んで、2人で見ていました。
娘は仲良し5人のLINEグループ通話をしながら、それぞれから見える月の画像を送り合っていました。
令和〜!
武士も「おぬし、見たでござるか?」とか言いながら見てたのかな。ロマンだわー。
この月、娘は憶えていてくれるだろうか。「お母さんと、友達と電話しながら見たな〜」って。
私は小学校の頃に母と見た日蝕は憶えてます。黒くしたガラスを持ってる方がいて、そこに透かして太陽を見せてもらったこと。
なんかあまり分からなかったこと。
うちに戻ってふたりで夕飯を食べていて、娘の口から出るのはスプラ3の話ばかりで少々うんざりしながら考えた。
わたし、この子の歳の頃なにしてた?
「ねえ、お母さんはりおの歳の頃に何してたと思う?」
「え?勉強とか言うんでしょ?」
「ちがいまーす!恋してました〜‼︎」
って言ったら
「うっわ、陽キャみたいな事言う…」
って嫌な顔されました。
本が好きで好きで、しょっちゅう図書館に行ってた中学生の頃。
そしてとても好きな人がいて、その人と毎日会えた幸せな日々を過ごしていた、実にラムネみたいな青春時代よ。
あの時、わたしは本当に「胸が痛くなる」という感覚を知った。
眩しくて、よく見れないというときめきを知った。
恋だったなぁ、と思う。

ときめき。
そろそろ半世紀を生きてきて、もう「見るべきものは見つ」
という心境になってきたこの頃。
何か欲しいと思っても、美味しいものもたくさんは食べられない。洋服もぱっと見てみても、ときめくものがない。
今日、ぶらっとショップを眺めて見たけれど、ときめくものがないな…
わたしはチェックが大好き芸人なんだけど、ときめく柄のチェックがないな…
無免許更新の際の写真に写る服を選んどくか…と無難に無印のライトグレーのニットでも買っておくか…とも思ったけど、ピンと来ない…
ふらふらしていたら、レンガ色のセーターに目が行った。
こういう色、最近あんまりないよなあ…と手に取る。
レンガ色でもミックスされた糸を使ってる。
鏡に映してみたが、好きな色だ。
でも素材がウール100%ではないな〜どうしようかな、お値段は高くはない。
一度置いて周りのショップも見たけど、あの赤はやはり良い。
ときめいた、あの暖かい炎の様な赤に。また改めて来るとかも面倒。
中年は体力もないから、動ける時間が限られているのだ。ウルトラマンみたいに。
よし!と購入。
店員さんに「お似合いでしたよ、良い赤ですね😊」と言われて良い気持ち。さらに気分、アガる
お世辞かもしれないが、レジでひとこと言ってくださるだけで、嬉しくなる。単純な中年だから。

最近、元夫といた時に買った服を処分している。
この頃は娘が小さかったから、いつま時間がなくて、目についた服をパッと買ってた時代。お値段も悩むほど高いものではなく、急いで選んだからときめきも少ない。
「汚れても洗えるもの、汚れても目立たないもの、汚れてもよいもの」というのが基準だった。
そういう服を見るのに嫌気がさしたというか。
(服には申し訳ないですが…)
そんな風に雑に選んだ服を、元夫との生活で着ていた服を、見たくない気持ちが強くなってきて。
3年くらいはかかってるけど、生きた戻りつで少しずつ処分している。
それを許せる様になった、やっと。
そう思う。
ときめくもので揃えてこう。
そして要らないものは処分していこう。ときめかないものは捨てる、とこんまりも言っていたではないか。
自分の居心地の良い場所を作って行こう。
強くそう思った。



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