魔法が解けたそのあとで

結婚、出産、育児、介護、お仕事。来た球を打ち返す、毎日のつれづれをつづりました。

4年間。

2007-07-29 09:35:13 | 結婚できるかな編
毎日、メールしています。
朝、昼、晩。
以前好きだったひとと。

今日も朝、メールしたら「メールで起きたよ、ありがとう」

おい!これじゃ遠距離恋愛じゃないか

じゃ な く て~~~~~~

どうすんだ、わたし…

この人は、今きっと寂しいから寄ってきてるんだろう。

来月末、お互いの仕事が忙しくなくなる時期に、彼も休みを取ったらしい。
このままだとうちに来る、きっと。

会って、どうなるのか?

本当に怖い。

わたしはわたしなりに、彼とはもう二度と会うことも、話すこともない、遠い土地にやってきて、頑張ってきた。

仕事も、住まいも、自分の将来を考えて、自分の足で立って、やっていこうと思って、四年間、必死だったのだ。

将来を考えていこうと思って、デートしている人もいる。

でも。
ふっとんでしまったのだ。申し訳ないが。

でも、会ってどうするのだ?

彼は今、寂しくて、結婚したがっている。

もし、そんなことになってしまったら、また逆戻りなのだ。

そしたら、わたしの四年間は、なんだったんだろう?

やっと、たまに思いだすくらいに、心の底の方に沈んでいった想い。

3回も別れたのだ。4度目になったら・・・?
そう思うと、悲しくて死んでしまうような気がする。

こんなことを考えているなんて、彼はまったく分からないだろうな。

ものすごく怖い。

目の前が暗くなる。

彼と話していて、初めて会ったのは実に9年くらい前になることに気づいた。

9年前と言えば25.6歳だ。

そりゃあ一目ぼれして、おかしくもなるだろう。

彼もカッコ良かった。会った時に世界がカラーになったのだ。
「この人と結婚できるなら、何でもするだろう」と思ったのだ。

…馬鹿じゃないの…

あまりに「老けた」というので、「わたしも老けたよ」と写メールしてみたら、返事が返ってきた。

禿げても太ってもなかったです。

ただ、温和な笑顔になっていました。昔とは変わった。

だから、どうするんだ?どうする、私
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

だめだ・・・

2007-07-24 18:33:34 | 結婚できるかな編
今までで一番好きだった人から電話が来てから、毎日メールをしている。
朝起きておはようメール。

仕事終わってお疲れ様メール。

たまにお昼にメール。

毎日メールがくる。

電話もまた夜中に3時間。

そしてまずいのが、わたしがもういつもその人のことを考えていることだ。

頭から離れない。

「落ちているから、ちょっと励ましてもいいかな」というのは言い訳だった。

以前ほどではないが、仕事の時以外に頭にあるのはその人のことだ。

やばい

今、忙しいのに。

ああこういう時はこんなことを言っていた、とか段々思い出してきた。

そしてつらかった気持も。

これが切ない。

またこういう気持ちをさせられるのかなあ、と思ったりする。

どうしたらいいか、分からない。

会ったら最後かもしれない。

来月、会いたいから東京に来る、という彼。

どうか太って禿げてますように…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4時間。

2007-07-21 18:52:07 | 結婚できるかな編
体質改善のために早寝早起きを実践し、今体重は7キロ、体脂肪も8%減り、とても健康的な生活を送っている。
夜12時までに寝ないといけないので、その日も早速ベッドにすべりこんだ

しかし。
携帯が鳴った。
緊急の連絡が入るかもしれないので、電話だけ鳴るようにしている。
12時ですよ…。
誰だい…早く寝ないと先生に怒られちゃうよ…

ありえない名前を見た

わたしが、今までに一番好きだったひと。

もう2度と会うことも、話すこともないだろうと思った人。

…いや、誰かが彼の携帯を拾ってイタ電をしているのかもしれない…

出てみた。

「…もしもし」

無言。

「もしもし?」

無言。

「どちらさまですか?」

無言。
本人か?いや多分本人だ。
わたしが、携帯の登録を消したと思って、しゃべろうか迷っている。きっと。

それからしばらくわたしの「もしもし?」が続く。
考えたら「もしもし」って間抜けだ

「○○です。お久しぶりです。」

やっとしゃべったよ
っていうか、変質者かと思うじゃん!

「今どちらにおられるんですか?」

どう考えても不自然な流れなのだが。
だってわたしがその土地を離れて上京して4年、あなたと会わなくておそらく5年たってるよ。

でもなんと言ってもいままでで一番好きなひとだ。
今は転職して東京にいて、自分なりに頑張って働いていることを話した。

彼は以前、職場が一緒だった。
彼は今でもそこで働いている。
「辞める」と言ってまだ辞めないでいる。
だけど、さすがに煮詰まってきたようだ。
私生活も同じで、最初は死にそうな声を出していて、ほんとに彼だと分からなかったくらいだった。

彼はプライドの高い人だ。
その彼がわたしに愚痴を言っている。

わたしは「考えたってしょうがないじゃん!動けば分かってくることもあるよ?」と言ってみる。
なんかやけに前向きな人だわたしってこんなキャラだった?

実は彼とは3回お別れしている。
一度、わたしが好きでデートしていたが、振られた。
もう一度、考えてほしいと言った。少しの間、付き合った。でも振られた本当に、本当に悲しかった。でも思い切った。精一杯やったから。
今思い出しても、自分の頑張りに泣けてくる。
どうにかして彼が欲しかった。
でもあきらめた。縁がなかったのだ。
そしたら、今度は彼の方が寄って来た。
でもわたしは断った。
あまりにもいろいろありすぎた。もうあなたのことが信用できない、と。
きっぱりと別れた。
でも切られたのはわたしのほうだと思った。

それから、彼とは会社で顔を合わせても、目も合わせないようにしてきた。
そしてわたしは仕事に打ち込んだ。
それである程度の実績を作ることができ、転職して上京したのだ。

彼がほんとうに、手ひどくわたしを切ってくれたから、ここまで来れたのだ。
だから、いろいろとひどいことをされたけど、彼のことは恨んだりはしていない。

今はいいことしか憶えてない。

彼に会いに行った時に橋の上から見た、春の川辺の菜の花畑とか。
夏にドライブに行った時に見た、輝いている川面とか。
車を降りるときに頭を撫でてくれたこと。

今も幸せな気持ちで思い出す。
本当に好きだった。
彼と会った時に、世界がカラーに変わった。

あんなに人を理解したい、分かりたいと思ったことはない。
あんなになんでもしてあげたいと思ったこともなかった。

どこにいても、彼がみつけられた。
どのくらい好きか、彼に伝えたかった。
伝わったか、今も分からない。
あんなに好きな人はいなかった。

でも結局、わたしは自分を選んだ。
そして今に至るのだ。

結局、近況を語って、電話は4時間に及んだ。
次の日6時起きだという彼は、3時を過ぎても電話を切る気配がなかった。

死にそうだった声が、段々元気になってきた。
4時になって「あと2時間しか寝れないや」となんだかそれでも嬉しそうだった
わたしは明日、休みだけど、さすがに眠くなった。
でも、彼が元気になってきてよかった

しきりに「歳とったからもうだめだ」という。
「そんなこと言わないで。わたしがすごく好きだった人なんだから、しゃんとしてカッコ良くしててよ。歳なんか関係ない、気持ちだよ」と、思わず言ってしまった。

…まあいいや。
気心が知れた友達として、たまに電話で話すくらいだろう。

やっと電話を切った。
アドレスを送るから、また、と。

外を見たら、もう空は白んでいた。
2度目の別れの朝、彼はわたしの部屋から外を見ていた。
このくらいの明るさのなか、わたしは横顔をぼんやり見ていた。

涙が出てきた。

なんで今頃になって。

あんなに好きで、それで走って走って、頑張って、それでもだめで。
つらかった。どのくらい泣いたか分からない。

好きで好きで、彼しか見えなかった。

「このくらいの気持ちで結婚するなら、今までもっと好きな人がいたんだから、その人と結婚すればよかったって思うんです」
と社長に言った時に、思い浮かべたのは彼のことだった。

どうしたらいいんだろう?

朝、メールが入った。
「あんなに話したのに、まだ話し足りないくらいです。今日も頑張ってきます」

まだ足りないのかい

いっそ禿げていてくれたらいいのに…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一人暮らし。

2007-07-15 13:58:10 | 結婚できるかな編
わたしは、一人で住んでいる期間が長い。

大学の時は姉と住んでいた。

それから就職して、一人になった。2年一人で住んでいたら、姉が来て、またふたりになった。

それから姉が結婚し、一人になった。それが4年。

引っ越ししてまた4年。

気ままなひとり暮らしも、長くなると他人の存在がうっとおしくなることもある。

それが一人暮らしの危険性である

今、デートしているなかの一人の人が、うちに来たがる。

彼は実家暮らし。

以前話していたらデートでどこに行くか?という話題のなかで「リツコさんちに行けばいいじゃん」と言われた。

はあ?

なんでうちに来る?

家に来る=ご飯作る

家に来る=泊まる

ということじゃないですか?

わたしは家に来られるのって嫌い。昔から。

付き合っていた人が家に来て、ドアを閉めて出て行った時、

「あ~やっと帰った

とほっとしたことが多々ある。

それはどんなに好きな人でもだ。

それと一人暮らしになると、男性が来やすくなる。

つまりうちがホテル代りになってしまうことが多くなる。

それってすごく嫌だった。

ご飯を作って、ベッドも提供するのかい?

美味しいばっかじゃん。

彼は暗にそれを言っている。

「時間もゆっくりできるし」

い、や~~~~~

早く帰って~~~

人を家に呼ぶのは大変だ。

まずお掃除しないといけない。

余計なものはしまって、磨き上げる。

水周りの掃除も手間がかかる。

普段わたしの身長では目の届かない、男性の目線を考えてさんの埃を拭ったりもする。

香りにも気を使う。玄関を入った時の匂いとか。

食事を作るならちゃんと材料と下ごしらえが必要だ。

買い物に行って、可能なら前もって一回作ったりして。

そんな手間がかかるのを、あんたは知らんだろう~~~~

簡単に言うな~~~~

仕事をしながらそんな芸当をするのは、ひと月も前から準備が必要だろう。

考えただけでも気が遠くなる。

冗談じゃない。

なんで想像できないんだろう。

お気楽過ぎる。

これだから実家暮らしの男は…

いや、この人はすべてにおいて、見通しが甘い。

なんか一気にいやになってしまった。

そうなったらここから盛り返すのは難しい。

無理かも
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変化。

2007-07-14 18:25:47 | 結婚できるかな編
ここ最近、いろいろなことに変化があった。
父のことなど外的な要因からくるもの、そして自分自身からくるもの。
外的なものはそのつどベストな方法を考えてみ付けていくしかない。
しかし自分自身のことは自分で変えるしかない。

この4月から、体調が非常に悪く、頭痛、肩凝り、めまい、胃痛・・・と具合悪悪のオンパレードであった

これは繁忙期を過ぎて、それでも「自分がやんなきゃ」という意識から、歯をくいしばって仕事をしていたから。

遅刻ばっかして、いつもだるそうだった。

実はこの仕事についてから、体重の増加がすごかった。

人生の最高体重をマークした時もあった
その時からは3キロくらいは減ったけど。

そして夜3時に寝て、10時に起きる生活。
これが定着して長いが、これが悪い。

やっぱり人間、おひさまとともに起き、おひさまが沈んだら寝るのだ

自分を変えよう。

そう思って、鍼治療に行ってます。

今日で12日目。

な、なんと・・・。

6キロ痩せました・・・

体脂肪も4パーセント減りました。

わたしは「結構鍼って合うな~」と思っていたのですが、そう痛みも感じず、野菜中心の食事も苦にならず。

目標はあと4キロ痩せて、体脂肪を10パーセント台にのせたい。

久々にデートした彼は実際驚いていました。

そりゃあねえ、頑張ってますから・・・。

でもまだ二の腕とか、脚とか、むくみが取れてない。

内臓のむくみを取り、ちゃんと代謝の良い体に変わるまで、がんばります
そしたら健康的な体を手に入れられる。

朝8時に起きて、夜はとにかく12時までに寝るように頑張ってます。

さすがに体が軽くなり、疲れにくくなったことを実感しています。

早く寝ると翌朝痩せている。

今日もできるだけ早く寝よう

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超凹む

2007-07-08 14:24:03 | 結婚できるかな編
今日、大遅刻してしまった
しかもマンションの入り口の階段で転んだ…大人なのに。
はずかちー
誰も見てなかった…。助けてくれる人がいないっていうのも悲しい。

大人でも転ぶ…。
大人なのに…

大人だからって、転ばないわけではないんだ…。

超凹んで、先生に謝ったら

「人間だから、誰にでも間違いはあるから

とおっしゃってくれた。

嬉しい…

人の情けが身にしみます。

昨日から両親が来ています。
やっぱり父は咳をしている…。

なんにせよ、自分が出来ることを精一杯やるしかないな、と思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今までで一番好きな人

2007-07-03 16:04:16 | 結婚できるかな編
昨日は、デートでした。

「付き合ってほしい」と言われている30代後半、仕事一筋で彼女いない歴10何年だろうと思われる、メガネ男子。

実は、メガネ男子とスーツフェチなのです。わたくし。

そして譲れないのは身長。

男性は身長ではない・・・と分かっているのですが、どうにも、これはほんと10代からずっと、180センチ以上じゃないと心が動かないのです…

もう、これは刷り込みだから、このまま行くことに決めました、最近。

その人は180センチ以上、メガネ男子。
腕に浮いた静脈にぐっときます。色も黒くない。顔も笑っちゃうほどおかしいわけではない。そして森本レオ似の声。しぶい…。

神楽坂をそぞろ歩き、和食のお店に。

実はひと月半くらいのデートでした。

どうしても、この期間、仕事でどうにも身動きできないそうで…。

久々でしたが、この人、まめにメールをくれる。一日空くことはありませんでした。

そのなかで、お互いの考えのいろいろが分かってきたのですが。やっぱり顔見ないと、分からないことも多いですよね。

いつも御馳走してくれるので、今日は仕事が一段落ついたお祝いに、わたしが払う、とお店も予約してお支払いもしました。
でも彼は半額払うよ、と出してくれました。
わたしはすべておごってもらうのは当然だと思わないのですが、うれしかったです。

食事の際に、あらためて聞かれました。
「これからどうしようか?付き合ってくれる?」

ここで考えてしまいました。
「わたしたち、合うと思いますか?」と聞いてみた。

「合わないことはないと思うよ」

そっか…。

わたしの中に、「父のことがあるので、しっかりした人と結婚したい」ということと、最近心の中にあった「今まで死ぬほど好きだった人がいたのに、そこまで好きじゃない人と結婚するのはおかしいような気がする」ということが浮かんできました。

「今まで一番好きな人っていますか」

「うん。それはいたよ」

「その人より私のことが好きですか?」

「もう過去のことだからね、好きだよ」

そっか…過去のことか…。

じゃあわたしには過去じゃないのか?

いや、もうどうにもならないのは、分かっていることだよね。そう、過去のことなんだ。そっか…。

腹に落ちました。

では。

この人を今、好きかどうか。

どうなの好きなの?

「好意を持っています。けど今は…」

酔いもあって、頭がぼーっとする。そこで黙ってしまった。

もう、最近思ってしまう。

寝たら、変わるのかな。もっと好きになるのかな。だったらもう寝てしまってもいいのかな。答えが出るのかな。

でももう一方では、もっと事態がややこしくなってくるような気もする。

多分、一緒の布団に入ったら、人はその人を好きになるようにできているから、きっと好きになるだろう。

でもその先は?

この人はとても良い人で、聞く耳も持ってる。だけど仕事をずっとやってきたので、ちょっと世間が分かってない?と思うこともある。ちょっと頼りないかも。

仕事のことも不安がある。
自分の技術だけでこれからもやっていけるのかな。
今は良いけど、これからはどうなのかな?

わたしの父は大きな企業に勤めていました。
それにより、とても大きなメリットもあった。父が入院した時も、手厚い保障があり、仕事にも復帰できた。
それに慣れているサラリーマンの娘である。
不安だ。

でも一方で、大企業に勤めてたってリストラされるかもしれないし、死んじゃうかもしれない。不安は同じじゃない?っていう気持ちもある。

もう、気持ちだけなんだろうと思う。

一番好きな人と結婚したい。

ただそれだけなんですが、なんでこんなに難しいんだろう。

神楽坂の裏路地を歩く彼は、手を握っても、チューもしてこなかった。
ただ駅で別れる時に「別れがたいなあ」と言って握手のように手を握った。

すれてないんだなあ…。

どうしたら、いいんだろう…。
彼はまた月中から忙しくなる…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公園デート

2007-07-01 16:20:35 | 結婚できるかな編
なんか忙しい…
休みの日には出てばっかだ。
ありがたいことにデートである。

昨日のデートのお相手は30代後半、ベンチャー企業取締役。バツいち、子なし。
二回目のデートは映画に誘われたのですがせっかく昼間のデートなので、公園に。
井の頭公園ってちゃんと来たのって初めて…。
公園のベンチに座って話す。
し、しかーし蚊に刺された…かゆかゆだ~
そうそうに切り上げて、公園の緑が見える和食のお店に。

「和食美味しいよね~」
と、食べ物の好みは同じ。

この人と二度目のデートをしたのは、「会ってると楽」という感じがするから。
一度目のデートは、ちゃんと新宿の夜景の綺麗なお店で創作和食のお店を予約しておいてくれた。
「好きになっちゃいそうだな」とか「こんな綺麗な人と美味しい御飯が食べられるなんて、仕事がんばった甲斐があるなあ」とかおっしゃってくださる。口うまいっすね、さすが社長…

いつもにこにこして、前向き。さらっと流す。否定はしない。ニュートラル。

お料理がくると、さっと取り分けてくれる。話に夢中になっているわたし、恐縮。

お兄ちゃんだ…。(いないけど)

いい人である。

褒め言葉がちりばめられた会話をするのは、気分がいいが…。

「自分がどんな性格だと思う?」
と聞かれた。

ん?

それ、この間も聞かれたよ?忘れた…?

「自分の興味ないことは覚えてないんだよね」とさっき言ってた。

興味ないのか~

まあ飲んでるしね…。

帰り際に「キスしていい?」 

・・・はあ?ここ駅ですよ?

欧米か

「また会いたいな、今度はいつ会えるの?」

う~~~ん。

う~~~ん。

全部お膳立てしてくれる。優しく気遣ってくれる。

でも。
イマイチ、なんか、見えてこない。
習慣でしてるのか、本当にそう思ってしてくれるのか。

要、観察である。バツいちの理由も聞いてないしね…。


今、幸せなことに、数人の方とお食事している。
みなさんそれぞれ、仕事もしっかりやっていて、魅力がある。
わたしの知らない世界の人だ。
このなかから決めることになるのだろうか。
その時に会っていると、その人がとても素晴らしく思える。
比べたりすることはない。
でも…決め手がない。

どうしたら、いいんだろう?
あの「ビビビッ」ってやつ、わたしには来ないのか?
おせーて、聖子ちゃん。

そして、たまに思うのだ。
「このくらいの『好き』という気持ちで結婚するなら、あんなに死ぬほど好きだった人と結婚したらよかったんじゃないか。いや、そこまでじゃなくても、今のこの気持くらいの過去にいた人たちのなかから結婚しても、よかったんじゃないか?」と。
おかしなことだと思う。
あんなに好きだった人と、じゃあ、結婚したらよかったじゃないか…あんなに好きだったら、いろんなことも、我慢できたじゃないか…。

その人はまだ独身である。

どーする、自分。
明日はまたデートだぞ…。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする