今月の初めに「重力波の観測に成功」というビックニュースがあった。重力波のパルサー結合のシュミレーションの画像をGoogleでみていたら、私にはなにかアルコールが入っていたせいか上記の絵とダブってみえた。
上の本のカバー絵は 「中世記にドイツのライン河畔のビンゲンに居住したヒルデガルトというベネディクト会の修道女・・・自らの霊的体験を曼荼羅の如き円形の絵で表した」溢れんばかりの光りをあらわしている波動場景の絵だという。
二日ほど前に『「涙ヲ流サナカッタ」賢治の悔い』というほんを著者の鈴木守氏から頂戴した。ここでは書評やこの本の感想ではないのをお許し願いたい。書き出しが大変ユニークな、神の存在証明などというL・ボグベンの「百万人の数学」を思い出させてもらったことである。そしてこの本の第四章に「涙なしに学べるユーグリット」があるが、この本にはこれ以外にもずいぶんとしばらく惚れ込んでいたことを思い出したので取り出してみた。つづく