ロゴス古書

 年年歳歳 花相似たり
 歳歳年年 人同じからず 

ツエッぺリン号

2008年02月03日 | 随想・日記

 

 昨日は賢治研究会で諸先生方のご講演を拝聴してきました。

講演者のどちらの先生も「グスコーブドリの伝記」にお触れになり、その中で

飛行船のお話のときなどは、小生は、なにかボ~ツトしながらツエッぺリン号を

瞼の裏に描いているような感じだった。

 

「肥料の散布と降雨の雲の海」 「ブドリは頂上の小屋から、一面灰色の雲の海を見、その上を飛ぶ飛行船が煙をはくのを観察している。ボタンを押せば、やがて雨が降り出し、肥料がまかれる。

 

当日戴いたプリントをみたら、上記のような内容のところであったのであろうか。

何処かで飛行船の写真を見たような気がしたので探してみました。

 

同上の写真記事は、昭和五年発行の「日本地理大系」からのコピーです。

 帰りの「二次会」コーヒー会場は、とても寒かった。

 東京の今日は久々の大雪です。


月刊 えこふぁーむ・にゅーす

2008年02月01日 | 随想・日記

 

 昨年の六月二日に「農民芸術実践者」」として、

北海道の余市町で活躍している、牧野氏をこのブログで紹介した。

 このときは「月刊 えこふぁーむ・にゅーす」にふれなかったが、

「176号」「177号」に、「ユートピアとアナーキズム」 「理想社会と自給共同体ー

アナーキスト石川三四郎『土民生活』」の題のなかで、牧野氏が宮澤賢治の理想にふれ、

実践者の立場から「農民芸術概論綱要」にもふれた興味深いお考えを述べておられる。

<下記ホームペーページからご覧になれます> 

 大内秀明氏からメールを戴いた。宮澤賢治のユートピアについて、もう一度考えて見たいので

再度「えこふぁーむ 農民芸術学校」を見直してみた。