梅雨に入ってからやっと振り出した雨。その間隙をぬって水汲みに行ってきました。20リットルと10リットルのポリタン抱えて。
大分道の甘木インターを出て、まず田主丸のフォンターニュの森へランチ。
細い道を辿り駐車場に車を着けると、ウッドチップを敷き詰めた小道が見えます。最近は平日も営業されているようですが土日には福岡方面からのお客さんで混雑する「森の中のカフェ」です。
内装はおしゃれにまとめられた横長のデッキ風の店舗、個展などのイベントも行われているそうです。
妻はパスタランチ、私は熱々チーズの焼きカレーを注文。
妻のパスタに着いてきたかぼちゃのスープや手こねパンも美味しかったです。でもカレーが全然出てきません。30分以上たってようやく「お待たせしました」。確かに美味しかったのですがもう妻のパスタを摘み食いしてたら食欲が無くなってしまいました。
あと、ランチ後のコーヒーも頼んでいたのですが結局出てこず。会計する段になって気づいたようですが伝票には書いてあるのに出し忘れってのは頂けません。
そう混んでたわけじゃないのですが、途中、お隣の方のスープを間違えて持ってきたりして、なんだか全体的にのんびり感漂うお店でした。忙しいときは廻りきらないかもしれません。
さて水汲み。梅雨空の今は、露天の湧水はちょっと避けておきたいところです。汲み上げで管理されているところから選んだのは「にじの耳納の里」JA直販所です。
以前は直販所で買った人にコインを渡していたのですが現在は営業時間中は無料で水を提供しています。
コイン式給水機はそのままなのですが上のボタンを押せばすぐに水が出てきます。
先客有り。3台のうち、両端を占拠して汲んでいます。「お一人様一台でお願いします」と書いてあるのですが、確かにこの人らは夫婦らしき2人連れ。2人だから2台・・・て事でしょうか。
数人が並んでいますが、一切気にせず延々とポリタンを数珠繋ぎしています。そして給水場と車を往復する間に給水が止まってしまうので次の人が気を利かせて(早く終わらせる為)給水ボタンを押してやります。
決してマナーが良いとは言えない人ですが、ま、年寄りなんで黙って待ってましたけど。
(右、放置されたポリタン。左に写っている女性はきちんとルールを守ってました)
そういえば東峰村の岩屋湧水も有料化されたとのこと。掛け流しの湧水で自由に汲めたのが、半業者の水場独占や清掃協力金も払わず持って帰る人、駐車マナーなど地元の方とのトラブルの結果、自販機方式の有料水汲み場にせざるを得なかったようです。
結局、マナーの悪い人たちがこのような水汲み場をつぶしてしまうのでしょう。
さて、ランチでコーヒーを飲み損ねたので、もう少し足を延ばし「やまんどんの湧水」まで行くことにしました。
梨やブドウなどを栽培される果樹園で湧水が汲めます。そしてここには「無語寄家(むごよか)」というカフェが併設されており季節の果物を使ったケーキとともに味わえます。
ここも土日は満員御礼で並ばないと入れないことも多いのですが、今日は雨模様ということもありすんなりテーブルに着くことが出来ました。
裏手から入りました。デッキにはビワの実がぎっしり。そうか今はビワの季節なんだ。
私は湧水コーヒーを、妻はコーヒーとケーキセット。ビワのケーキは無かったので「抹茶ぶらん」を一つ。
何組か先客は居ましたが午後もだいぶ遅くなってきたので一時は貸しきり状態に。
雨は雨でいいこともあるなぁ。
帰りはちゃんと?正面玄関から帰ります。せっかくだから正面からの写真も撮っておきました。毎回同じ構図ですが。
ここの駐車場の脇には自噴の湧水があります。看板によると「土日は混雑の為、水汲みだけのお客様はお断り」となっています。今日は空いているしカフェも利用したから水を汲ませてもらいました。
でも、こういう流れっぱなしの湧水は半業者の占拠が心配されます。夜間は農園入り口を閉鎖しているのでしょうか。いつまでも続いて欲しいと思います。
都合、2箇所で30リットルの水を頂きました。文中、水汲みマナーについて少し熱くなってしまいましたが、わたくし、汲んで運ぶのが役割で、水はほとんど飲んでません。だからどこが美味しいのか全くわかりません。飲んでもよく判りませんが。
でも、気軽に行けてさっと汲める場所を大切にして欲しいです。あまり遠方だと汲みにいくのが億劫ですから。